JP2008005180A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】親展受信の秘匿性を確保するとともに、親展送信の相手側の受取人の情報を容易に得ることができる通信装置を提供する。
【解決手段】親展ファクスを受信すると、サブアドレス、パスワードが一致している親展ボックスに受信した画像データを蓄積する(ステップ101〜108)。次に、指紋認証要請画面を表示し、指紋検出部が指紋を検出すると、受信した親展ボックスに対応したパスIDが付与された指紋データを読みだし、検出した指紋データと比較することにより、指紋認証を実行する(ステップ110〜113)。そして、指紋認証に成功した場合、親展ボックスに蓄積された画像データを読み出してプリント処理するとともに、指紋認証者情報、すなわち、指紋認証を行った人物の氏名及び受信原稿のデータを含むテキストデータを作成して画像データに変換し、親展ファクスの送信元に送信する(ステップ114、115)。
【選択図】図5
【解決手段】親展ファクスを受信すると、サブアドレス、パスワードが一致している親展ボックスに受信した画像データを蓄積する(ステップ101〜108)。次に、指紋認証要請画面を表示し、指紋検出部が指紋を検出すると、受信した親展ボックスに対応したパスIDが付与された指紋データを読みだし、検出した指紋データと比較することにより、指紋認証を実行する(ステップ110〜113)。そして、指紋認証に成功した場合、親展ボックスに蓄積された画像データを読み出してプリント処理するとともに、指紋認証者情報、すなわち、指紋認証を行った人物の氏名及び受信原稿のデータを含むテキストデータを作成して画像データに変換し、親展ファクスの送信元に送信する(ステップ114、115)。
【選択図】図5
Description
本発明は、通信装置に関し、特に機密性を保持することができる通信装置に関する。
従来より、ファクシミリ通信において、サブアドレス(SUB)を用いて行なうFコード通信が知られている。Fコード通信では、親展通信または中継通信を実現させるためにサブアドレスによって指定したボックスに送信データを格納させたり、ポーリング受信を実現させるためにサブアドレスによって指定したボックスに格納されているデータを受信したりすることができる。
このボックスには、ボックスの種類と、20桁以下のFコードと、必要であれば、20桁以下のパスワードを設定することができるが、同一のFコードを持つボックスは1つしか作成することができない。
このボックスには、ボックスの種類と、20桁以下のFコードと、必要であれば、20桁以下のパスワードを設定することができるが、同一のFコードを持つボックスは1つしか作成することができない。
このFコードによる親展通信において、送信先の通信装置は、送信元の通信装置から送られてきたサブアドレスが送信先の通信装置に登録されているボックス番号のいずれかと一致するか否かを判別し、一致した場合には、送信元の通信装置から送られてきたパスワード(PSW)がサブアドレスで指定されたボックスに対して登録されているパスワードと一致するか否かを判別する。
そして、送信元の通信装置から送られてきたサブアドレスが送信先の通信装置に登録されているボックス番号のいずれかと一致し、かつ、送信元の通信端末装置から送られてきたパスワードがサブアドレスで指定されたボックスに対して登録されているパスワードと一致した場合に、送信先の通信装置は、受信原稿を親展原稿保存部に保存するようになっている。
また、親展受信原稿をプリントアウトする場合には、例えば、4桁のID番号を暗証番号として登録しておき、操作部のテンキーによってその番号が入力された場合のみプリントアウトできるようになっている。
また、親展受信原稿をプリントアウトする場合には、例えば、4桁のID番号を暗証番号として登録しておき、操作部のテンキーによってその番号が入力された場合のみプリントアウトできるようになっている。
しかしながら、このように暗証番号を用いると、暗証番号を聞きだして不正者が特定のユーザになりすましたり、あるいは、特定のユーザが暗証番号を忘れてしまって所定の処理動作が行えなくなるなどの難点があった。
このため、指紋、掌紋などの身体的特徴を利用して特定のユーザを認証することにより親展受信原稿のプリントアウトを許可することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−237914号公報
このため、指紋、掌紋などの身体的特徴を利用して特定のユーザを認証することにより親展受信原稿のプリントアウトを許可することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来、セキュリティが必要な場合、例えば、警察署間でファクシミリ通信を行う場合、相手側に電話し、ファクシミリを受け取るべき人が在室しているのを確認してから送信を開始するようにしており、手間がかかるという問題があった。
また、上記のように、セキュリティを確保するため、指紋、掌紋などの身体的特徴を利用して特定のユーザを認証することにより親展受信原稿のプリントアウトを許可することも提案されているが、上記の提案では、受取人の認証を行うのみで、送信元側では指定の受取人が受け取ったか否か、あるいは、関係者の中で誰が受け取ったかわからない、という問題が生じる。特に、同報送信で多数の相手先に送信した場合には、受信したか否かを確認するのに、例えば電話をかけて確認しなければならず、手間取るという問題も生じる。
また、上記のように、セキュリティを確保するため、指紋、掌紋などの身体的特徴を利用して特定のユーザを認証することにより親展受信原稿のプリントアウトを許可することも提案されているが、上記の提案では、受取人の認証を行うのみで、送信元側では指定の受取人が受け取ったか否か、あるいは、関係者の中で誰が受け取ったかわからない、という問題が生じる。特に、同報送信で多数の相手先に送信した場合には、受信したか否かを確認するのに、例えば電話をかけて確認しなければならず、手間取るという問題も生じる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、親展受信の秘匿性を確保するとともに、親展送信の相手側の受取人の情報を容易に得ることができる通信装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に係る発明の通信装置は、親展ファクス受信を行う制御手段を備えた通信装置であって、親展ファクスの記録時に、上記制御手段が、ユーザの身体的特徴の認証を要求し、認証が成功した時、受信画像データをプリントアウトするとともに、認証者情報を送信元へ通知することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の通信装置は、請求項1に記載された通信装置において、上記身体的特徴が指紋または掌紋であることを特徴とし、
請求項3に係る発明の通信装置は、請求項1に記載された通信装置において、上記認証者情報が上記身体的特徴の保有者の氏名であることを特徴とする。
請求項3に係る発明の通信装置は、請求項1に記載された通信装置において、上記認証者情報が上記身体的特徴の保有者の氏名であることを特徴とする。
請求項1〜請求項3に係る発明の通信装置によれば、親展ファクスの記録時に、ユーザの身体的特徴、例えば指紋や掌紋の認証が要求され、認証が成功した時、受信画像データがプリントアウトされるとともに、身体的特徴の認証者情報、例えば、氏名が送信元へ通知されるので、親展受信の秘匿性を確保するとともに、親展送信の相手側の受取人の情報を容易に得ることができる。
以下、本発明の通信装置をデジタル複合機に適用した実施例について、図面を用いて説明する。図1はデジタル複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図であり、図2はデジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すネットワーク構成図において、1はデジタル複合機、2、3、4・・・はパソコン、5は公衆交換電話網(PSTN)、6はLAN(Local Area Network)、7はインターネット網である。デジタル複合機1はコピーモード、プリンタモード、ファクスモードの各機能を備えるとともに、メール送信機能も備え、PSTN5及びLAN6に接続されており、このLAN6に端末装置として複数のパソコン2、3、4・・・が接続されている。また、このLAN6はインターネット網7にも接続されており、デジタル複合機1はこのインターネット網7を介してメールの送受信を行うことが可能である。
図2はデジタル複合機1の制御系の構成を示す概略ブロック図であり、図に示すように、デジタル複合機1はCPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、表示・操作部14、読取部15、画像メモリ16、記録部17、コーデック18、モデム19、ネットワーク制御ユニットNCU20、指紋記憶部21及びLANインターフェース(I/F)22から構成され、各部がバス23を介して接続されている。
CPU11はバス23を介してデジタル複合機1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行し、ROM12はデジタル複合機1の動作に必要な種々のプログラムや操作メッセージ等を予め記憶している。また、RAM13はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶するとともに、各親展ボックスの20桁以下のサブアドレスと、20桁以下のパスワード、及びパスIDを記憶するFコード情報記憶部24を備えている。
表示・操作部14は、デジタル複合機1の動作状態を表示したり、種々の機能の操作画面の表示を行う表示部と、デジタル複合機1を操作するための複数のキーよりなり、図3に示すように、ユーザの指紋を検出する指紋検出部25、表示部を構成するLCD表示部31と多数の操作キーから構成されている。指紋検出部25としては、CCDカメラやスキャナ等を用いて指紋の凹凸パターンを読み取る光学式センサ、指紋の山谷とのギャップ差により生ずる静電容量の差を検出する静電容量式センサ、指紋による圧力を検知する感圧式センサ、指が接触することにより生じる温度上昇を検出する感熱式センサ等を使用することができる。
また、LCD表示部31には、タッチパネルスイッチが配設され、LCD表示部31に表示された項目部分を押下することで、対応する項目の選択や機能の実行を行うことができる。さらに、操作キーとして、テンキー32、スタートキー33、リセットキー34、ストップキー35、複数のワンタッチダイヤルキー36、十字キー37、リターンキー38、セットキー39、FAX切替キー40、コピー切替キー41、スキャナ切替キー42等の各種キーが設けられている。なお、LCD表示部31によりこれらの操作キーの一部又は全部を代用することも可能である。
また、読取部15はオートドキュメントフィーダー(ADF)やフラットベッドスキャナ(FBS)等の読取り用原稿載置台を備え、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、ドットイメージデータを出力する。
画像メモリ16は、DRAM等を用いて構成され、送信すべきイメージデータまたは受信したイメージデータあるいは読取部15で読み取ったイメージデータを記憶するものであり、Fコードを付して送信された画像データを蓄積する親展ボックス蓄積領域26も備えている。
この親展ボックス蓄積領域26には、図4に示すように、指紋認証が成功しないと画像データが印刷されない親展ボックス51、52、53・・・が設けられている。
画像メモリ16は、DRAM等を用いて構成され、送信すべきイメージデータまたは受信したイメージデータあるいは読取部15で読み取ったイメージデータを記憶するものであり、Fコードを付して送信された画像データを蓄積する親展ボックス蓄積領域26も備えている。
この親展ボックス蓄積領域26には、図4に示すように、指紋認証が成功しないと画像データが印刷されない親展ボックス51、52、53・・・が設けられている。
記録部17は電子写真方式等のプリンタ装置を備え、受信したデータ、コピー原稿データあるいは外部のパソコンから送信されたプリントデータをプリントアウトし、コーデック18は所定のプロトコルに対応して符号化・復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号するとともに、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF方式等にも対応して符号化、復号する。
また、モデム19はバス23に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクスモデムとしての機能を有し、このモデム19は同様にバス23に接続されたNCU20と接続されている。NCU20はアナログ回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム19をPSTN5に接続する。
指紋記憶部21は、HDD等の記憶手段により構成され、親展受信を行うユーザの指紋を保存するものである。
指紋記憶部21は、HDD等の記憶手段により構成され、親展受信を行うユーザの指紋を保存するものである。
さらに、LANインターフェース22はLAN6に接続され、外部のパソコンからのデータあるいはインターネット網7からの信号をLAN6を介して受信する一方、LAN6に対して信号やデータを送信するものであり、信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
上記のRAM13のFコード情報記憶部24にFコードの情報を登録する場合、表示・操作部14のLCD表示部31のメニュー画面で、Fコード設定を選択し、LCD表示部31に表示されたFコード入力画面で、親展ボックス毎の20桁以下のサブアドレスと、20桁以下のパスワード及びパスIDを入力することにより、Fコード情報記憶部23に登録することができる。
また、指紋記憶部21に指紋を記憶させる場合には、LCD表示部31の機能選択画面で指紋登録を選択し、その指紋登録画面で親展ボックスのパスID及び氏名を入力した後、指紋検出部25に指を載せることにより、検出された指紋を入力したパスID及び氏名に対応付けて指紋記憶部21に保存することができる。
また、指紋記憶部21に指紋を記憶させる場合には、LCD表示部31の機能選択画面で指紋登録を選択し、その指紋登録画面で親展ボックスのパスID及び氏名を入力した後、指紋検出部25に指を載せることにより、検出された指紋を入力したパスID及び氏名に対応付けて指紋記憶部21に保存することができる。
デジタル複合機1は上記のような構成を備えており、ファクシミリ送信時には、原稿の画像データが読取部15で読み取られ、コーデック18で圧縮されて画像メモリ16に蓄積される。この圧縮された画像データが画像メモリ16から読み出されてモデム19で変調され、NCU20からPSTN5を通して通信相手先に送信される。
次に、ファクス受信時のCPU11の作用を図5のフローチャートにより説明する。
デジタル複合機1のCPU11は、常時、図5のフローチャートに示すファクス受信プログラムを実行し、ファクスの着信があったか否かを判定している(ステップ101)。ファクスの着信があったと判定すると、CPU11は、サブアドレス(SUB)、パスワード(PSW)を取得したか否かを判定する(ステップ102)。
デジタル複合機1のCPU11は、常時、図5のフローチャートに示すファクス受信プログラムを実行し、ファクスの着信があったか否かを判定している(ステップ101)。ファクスの着信があったと判定すると、CPU11は、サブアドレス(SUB)、パスワード(PSW)を取得したか否かを判定する(ステップ102)。
サブアドレス、パスワードを取得していないと判定した場合、CPU11は、画像受信処理、すなわち、受信した画像データをモデム19で復調し、画像メモリ16に蓄積した(ステップ103)後、画像メモリ16に蓄積した画像データをコーデック18で復号して記録部17によりプリントし(ステップ104)、プログラムを終了する。
また、ステップ102でサブアドレス、パスワードを取得したと判定した場合、CPU11は、サブアドレスがFコード情報記憶部24に登録されている親展ボックスのサブアドレスと一致しているか否かを判定し(ステップ105)、そのサブアドレスが親展ボックスのサブアドレスと一致していると判定した場合、CPU11は、指定された親展ボックスに対応したパスワードをRAM13のFコード情報記憶部24から読み出し、読み出したパスワードと受信したパスワードとが一致するか否かを判定する(ステップ106)。
受信したサブアドレスがFコード情報記憶部24に登録されているボックス番号のいずれとも一致しなかった場合、または受信したサブアドレスがFコード情報記憶部24に登録されているボックス番号のいずれかと一致したが、受信したパスワードがサブアドレスで指定された親展ボックスに対して登録されているパスワードと一致しなかった場合には、切断命令信号(DCN)を送出することにより、回線を切断する(ステップ107)。
また、サブアドレスにより指定された親展ボックスに対応したパスワードと受信したパスワードとが一致したと判定した場合、CPU11は、受信した画像データをモデム19で復調し、画像メモリ16の親展ボックス蓄積領域26の対応する親展ボックスに蓄積した(ステップ108)後、LCD表示部31に、例えば、「ボックス番号3の親展原稿を受信しました。受信原稿をプリントアウトしたいときは、指紋認証を行ってください」との指紋認証要請画面を表示する(ステップ109)。
指紋認証要請画面を表示した後、CPU11は、指紋検出部25が指紋を検出したか否かを判定し(ステップ110)、指紋検出部25が指紋を検出していないと判定した場合、指紋認証要請画面を表示してから一定時間が経過したか否かを判定する(ステップ111)。
指紋認証要請画面を表示してから一定時間が経過していないと判定した場合、CPU11は、ステップ110に戻って再び指紋検出部25が指紋を検出したか否かを判定し、指紋認証要請画面を表示してから一定時間が経過したと判定した場合、プログラムを終了する。
指紋認証要請画面を表示してから一定時間が経過していないと判定した場合、CPU11は、ステップ110に戻って再び指紋検出部25が指紋を検出したか否かを判定し、指紋認証要請画面を表示してから一定時間が経過したと判定した場合、プログラムを終了する。
また、ステップ110で指紋検出部25が指紋を検出したと判定した場合、CPU11は、受信した親展ボックスに対応したパスIDが付与された指紋データを指紋記憶部21から読みだし、検出した指紋データと比較することにより、指紋認証が成功したか否かを判定する(ステップ112)。
指紋認証が失敗したと判定した場合、CPU11は、LCD表示部31に、例えば、「指紋認証に失敗しました。再度指紋認証を行ってください」との指紋再認証要請画面を表示した(ステップ113)後、ステップ110に戻って、再び、指紋検出部25が指紋を検出したか否かを判定する。
なお、指紋認証は、指紋の特徴点の位置と方向の情報を比較することにより認証を実行することができる。
指紋認証が失敗したと判定した場合、CPU11は、LCD表示部31に、例えば、「指紋認証に失敗しました。再度指紋認証を行ってください」との指紋再認証要請画面を表示した(ステップ113)後、ステップ110に戻って、再び、指紋検出部25が指紋を検出したか否かを判定する。
なお、指紋認証は、指紋の特徴点の位置と方向の情報を比較することにより認証を実行することができる。
一方、ステップ112で指紋認証に成功したと判定した場合、CPU11は、サブアドレスで指定された親展ボックスに蓄積した画像データを読み出し、コーデック18で復号して記録部17によりプリントする(ステップ114)。この後、CPU11は、指紋認証者情報、すなわち、指紋認証を行った人物の氏名及び受信原稿のデータ、例えば、受信日時、送信番号、送信枚数等を含むテキストデータを作成して画像データに変換し、コーデック18で圧縮した後、モデム19で変調し、NCU20からPSTN5を通して親展ファクスの送信元にファクス送信する。
以上のように、親展ファクス受信時に、指紋認証が要求され、指紋認証が成功した時、受信画像データがプリントアウトされるとともに、指紋認証者情報として指紋認証を行った人の氏名が親展ファクスの送信元へ通知されるので、親展受信の秘匿性を確保するとともに、親展送信の相手側の受取人の情報を容易に得ることができ、特に、同報送信を行った場合には、全ての相手方が受領したか否かを簡単に知ることができる。
なお、上記の実施例では、親展ファクス受信時に、LCD表示部31に指紋認証要請画面を表示したが、単にランプを点灯させることにより親展ファクス受信があったことを知らせるようにしてもよい。
このように、親展ファクス受信をランプで知らせるようにした場合、あるいは、上記の実施例で一定時間内に指紋認証が行われなかった場合に、後日親展ボックスに保存された原稿をプリントアウトする場合の作用について、以下説明する。
このように、親展ファクス受信をランプで知らせるようにした場合、あるいは、上記の実施例で一定時間内に指紋認証が行われなかった場合に、後日親展ボックスに保存された原稿をプリントアウトする場合の作用について、以下説明する。
親展ファクスの原稿をプリントアウトする場合、表示・操作部14のLCD表示部31のメニュー画面で、親展ファクスのプリント実行を選択すると、CPU11は、図6のフローチャートに示す親展ファクスのプリント実行プログラムを開始し、まず、LCD表示部31に図7に示す親展ボックスの一覧表を表示する(ステップ201)。
この親展ボックス一覧には、ファクス画像を受信している親展ボックスが表示されているので、いずれかの親展ボックスを選択した後、「実行」ボタンを押下することにより、その親展ボックスの受信文書が表示される。
この親展ボックス一覧には、ファクス画像を受信している親展ボックスが表示されているので、いずれかの親展ボックスを選択した後、「実行」ボタンを押下することにより、その親展ボックスの受信文書が表示される。
親展ボックス一覧を表示した後、CPU11は、「実行」ボタンが押下されたか否かを判定し(ステップ202)、「実行」ボタンが押下されていないと判定した場合、「取消し」ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップ203)。ステップ203で「取消し」ボタンが押下されていないと判定した場合、CPU11は、ステップ202に戻って再び「実行」ボタンが押下されたか否かを判定し、「取消し」ボタンが押下されたと判定した場合、プログラムを終了する。
一方、ステップ202で「実行」ボタンが押下されたと判定した場合、CPU11は、図8に示す選択された親展ボックスの受信文書一覧を表示する(ステップ204)。
この受信文書一覧には、図に示すように、選択された親展ボックスの受信文書が受信日時により表示されており、いずれかの受信文書を選択した後、「実行」ボタンを押下することにより、その受信文書のプリントを実行することができる。
この受信文書一覧には、図に示すように、選択された親展ボックスの受信文書が受信日時により表示されており、いずれかの受信文書を選択した後、「実行」ボタンを押下することにより、その受信文書のプリントを実行することができる。
受信文書一覧を表示した後、上記と同様に、CPU11は、「実行」ボタンが押下されたか否かを判定し(ステップ205)、「実行」ボタンが押下されていないと判定した場合、「取消し」ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップ206)。ステップ206で「取消し」ボタンが押下されていないと判定した場合、CPU11は、ステップ205に戻って再び「実行」ボタンが押下されたか否かを判定し、「取消し」ボタンが押下されたと判定した場合、プログラムを終了する。
そして、ステップ205で「実行」ボタンが押下されたと判定した場合、指紋認証を実行するが、以下のステップ207〜ステップ213までの作用は、図5のフローチャートのステップ109〜ステップ115までの作用と同じであるので、詳細な説明は省略する。
以上のように、親展ファクス受信をランプで知らせるようにした場合、あるいは、親展ファクス受信時にプリントアウトが行われなかった場合に、後日親展ファクスの原稿をプリントアウトすると、上記と同様に、指紋認証者情報が親展ファクスの送信元へ通知されるので、親展受信の秘匿性を確保するとともに、親展送信の相手側の受取人の情報を容易に得ることができる。
以上のように、親展ファクス受信をランプで知らせるようにした場合、あるいは、親展ファクス受信時にプリントアウトが行われなかった場合に、後日親展ファクスの原稿をプリントアウトすると、上記と同様に、指紋認証者情報が親展ファクスの送信元へ通知されるので、親展受信の秘匿性を確保するとともに、親展送信の相手側の受取人の情報を容易に得ることができる。
なお、上記の実施例では、指紋認証者情報及び受信原稿のデータを含むテキストデータを作成して画像データに変換し、親展ファクスの送信元にファクス送信したが、送信元のメールアドレスが判明している場合には、電子メールで親展ファクスの送信元に指紋認証者情報を送るようすることも可能である。
また、上記の実施例では、指紋認証を実行することにより受信者の認証を行ったが、掌紋や眼の虹彩等の他の身体的特徴により個人認証を行うようにしてもよく、また、上記の実施例では、表示・操作部に指紋検出部を設けたが、フラットベッドスキャナにより指紋や掌紋を検出することも可能である。
また、上記の実施例では、指紋認証を実行することにより受信者の認証を行ったが、掌紋や眼の虹彩等の他の身体的特徴により個人認証を行うようにしてもよく、また、上記の実施例では、表示・操作部に指紋検出部を設けたが、フラットベッドスキャナにより指紋や掌紋を検出することも可能である。
さらに、上記の実施例では、サブアドレス及びパスワードが一致した場合に、親展ファクスを受信するようにしたが、親展ボックスにパスワードを設定せず、サブアドレスが一致すれば、自動的に親展ボックスに受信画像を保存するようにしてもよい。
また、上記の実施例では、本発明の通信装置をコピー機能、ファクシミリ機能、プリント機能等を有するデジタル複合機に適用した例を説明したが、本発明の通信端末装置はコピー機能等を持たないファクシミリ装置にも適用することが可能である。
また、上記の実施例では、本発明の通信装置をコピー機能、ファクシミリ機能、プリント機能等を有するデジタル複合機に適用した例を説明したが、本発明の通信端末装置はコピー機能等を持たないファクシミリ装置にも適用することが可能である。
1 デジタル複合機
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示・操作部
15 読取部
16 画像メモリ
17 記録部
18 コーデック
19 モデム
20 NCU
21 指紋記憶部
22 LAN I/F
23 バス
24 Fコード情報記憶部
25 指紋検出部
26 親展ボックス蓄積領域
31 LCD表示部
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示・操作部
15 読取部
16 画像メモリ
17 記録部
18 コーデック
19 モデム
20 NCU
21 指紋記憶部
22 LAN I/F
23 バス
24 Fコード情報記憶部
25 指紋検出部
26 親展ボックス蓄積領域
31 LCD表示部
Claims (3)
- 親展ファクス受信を行う制御手段を備えた通信装置であって、
親展ファクスの記録時に、上記制御手段が、ユーザの身体的特徴の認証を要求し、認証が成功した時、受信画像データをプリントアウトするとともに、認証者情報を送信元へ通知することを特徴とする通信装置。 - 請求項1に記載された通信装置において、
上記身体的特徴が指紋または掌紋であることを特徴とする通信装置。 - 請求項1に記載された通信装置において、
上記認証者情報が上記身体的特徴の保有者の氏名であることを特徴とする通信装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2006172041A JP2008005180A (ja) | 2006-06-22 | 2006-06-22 | 通信装置 |
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