JP4474213B2 - 画像処理装置およびプログラム - Google Patents

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本発明は、各ユーザや管理者がセキュリティの関係から保護している画面を表示する前に表示されるパスワード入力画面を有する画像処理装置およびその画像処理装置を制御するためのプログラムに関する。
従来画像処理装置の、初期設定画面や部門管理画面、サービス提供画面などの全てのユーザが使用しない画面はパスワードで保護されており、第三者が保存されている課金情報や個人情報、その他のデータにアクセスできないようになっている。このようにパスワードで保護されている画面に切り替える場合や、画像を呼び出す場合にはパスワード入力画面が表示されて、ユーザがパスワードを入力して認証がされ、認証結果が一致した場合に所望の画面に切り替わり、所望のデータを呼び出すことが可能となる。しかしパスワードがこのパスワード画面に表示されていたのでは他人に見られた場合に悪用されることがある。そこでそこで特許文献1に記載されているように、入力したパスワードの枠を白黒の反転表示のみとしたり、文字や数字の代わりに●や×の表示をすることでパスワードをマスクすることにより、秘密保持を高めているものがある。
特開2001−337734号公報
しかしこの技術では入力したパスワードが表示されていないので、パスワードの認証のときに一致しなかった場合は、キー入力ミスであるのか、パスワード自体が誤っていたのか即座に知ることができない。特に、1つのキーに対して複数の文字が割り付けられ、この1つのキーを連続して操作することにより複数の文字のうち候補となる文字が切り替わり、この候補となる文字を確定することによりその文字がエントリーされるキー入力手段を用いている場合は、パスワード自体が複雑になっているので、キー操作も手間がかかり、キー入力ミスも多く、単なるキー入力ミスか、パスワード自体が誤っていたのかを知ることは重要である。さらに、パスワードの一部を間違えて入力したときに、はじめからパスワードを入力しなおすのは大変手間がかかり、時間の無駄が発生していた。本発明は、このような問題を解決することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の画像処理装置は、パスワードを入力するキー入力手段と、パスワードで保護された画面を表示するためのパスワード入力画面を有する画像処理装置において、上記パスワード入力画面に入力されたパスワードの表示を制御する入力パスワード表示手段と、パスワードが入力されると、入力されたパスワードの認証を行うパスワード認証手段と、上記認証の結果、上記入力されたパスワードに誤入力があり、その文字数が許容誤入力数以下の場合は、誤入力された文字のみを再入力できる画面を表示し、誤入力された文字数が許容誤入力数より多い場合は、全ての入力パスワードをクリアして初めからパスワードを入力できる画面を表示するパスワード再入力表示手段とを有し、上記許容誤入力数は1以上であることを特徴とする。
本発明の請求項2の画像処理装置は、請求項1の画像処理装置において、入力されたパスワードに誤入力があり、その文字数が許容誤入力数以下の場合は、上記パスワード入力画面にパスワードのキー入力ミスである旨表示し、誤入力された文字数が許容誤入力数より多い場合は、上記パスワード入力画面にパスワードが間違っている旨を表示する誤入力表示手段を有することを特徴とする。
本発明の請求項3の画像処理装置は、請求項1または2の画像処理装置において、上記パスワード再入力手段は、誤入力箇所を点滅させることを特徴とする。
本発明の請求項4の画像処理装置は、請求項1〜3のいずれかの画像処理装置において、上記入力パスワード表示手段は、上記パスワード入力画面に入力されたパスワードを不可視にすることを特徴とする。
本発明の請求項5の画像処理装置は、請求項1〜4のいずれかの画像処理装置において、上記許容誤入力数が1であることを特徴とする。
本発明の請求項6のプログラムは、パスワードを入力するキー入力手段と、パスワードで保護された画面を表示するためのパスワード入力画面を有する画像処理装置に対してコンピュータを、上記パスワード入力画面に入力されたパスワードの表示を制御する入力パスワード表示手段と、パスワードが入力されると、入力されたパスワードの認証を行うパスワード認証手段と、上記認証の結果、上記入力されたパスワードに誤入力があり、その文字数が許容誤入力数以下の場合は、誤入力された文字のみを再入力できる画面を表示し、誤入力された文字数が許容誤入力数より多い場合は、全ての入力パスワードをクリアして初めからパスワードを入力できる画面を表示するパスワード再入力表示手段として機能させ、上記許容誤入力数は1以上であることを特徴とする。
本発明の請求項7のプログラムは、請求項6のプログラムにおいて、上記コンピュータを、入力されたパスワードに誤入力があり、その文字数が許容誤入力数以下の場合は、上記パスワード入力画面にパスワードのキー入力ミスである旨表示し、誤入力された文字数が許容誤入力数より多い場合は、上記パスワード入力画面にパスワードが間違っている旨を表示するパスワード再入力表示手段として機能させることを特徴とする。
本発明の請求項8のプログラムは、請求項6または7の画像処理装置において、上記パスワード再入力手段は、誤入力箇所を点滅させることを特徴とする。
本発明の請求項9のプログラムは、請求項6〜8のいずれかのプログラムにおいて、上記入力パスワード表示手段は、上記パスワード入力画面に入力されたパスワードを不可視にすることを特徴とする。
本発明の請求項10のプログラムは、請求項6〜9のいずれかのプログラムにおいて、上記許容誤入力数が1であることを特徴とする。
請求項1および請求項6の発明によれば、パスワードの認証のときに入力されたパスワードのうち誤入力された文字数が少ない場合はキー入力ミスである可能性が高く、誤入力された文字数が多い場合はパスワードが変更されたことを知らない、または他のパスワードと記憶違いをしている可能性が高い。そこで予め定められた許容される誤入力の文字数と実際の誤入力数との比較判断の結果に基づき、単なるキー入力ミスである場合は誤入力した文字のみを再入力すれば再び認証を行えるので、最初からパスワードを入力しなおすといった煩わしい作業を行う必要がなく、ユーザの利便性を向上させることができる。
請求項2および請求項7の発明によれば、単なるキー入力ミスである旨の表示と、パスワード自体が間違っている旨の表示とを使い分けることにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、上記のキー入力ミスである旨の表示とパスワード自体が間違っている旨の表示に沿った、パスワードの再入力のための画面を表示するのでユーザにとって親切である。
請求項4および請求項9の発明によれば、パスワード入力画面に入力されたパスワードをマスクして不可視にすることでパスワードの秘密保持を高めることができる。
請求項5および請求項10の発明によれば、許容誤入力数を1としているのでセキュリティの向上になる。すなわち、ユーザが入力すべきパスワードを憶えている場合、入力ミスはないことが多く、あってもせいぜい1文字である確率が高い。従って、たとえ入力ミスで2文字以上間違ったとしても希少なケースであるので、パスワードが間違っているとして扱うことにより、必要以上にパスワードを悪用される危険性を回避することができる。
本発明を採用する画像処理装置としての複合装置を図1の概略図に基づいて説明する。この複合装置1はコピー、プリンタ、ファクシミリ、スキャナの機能を有する複合装置で、CPU(中央処理装置)2、ROM(リード・オンリー・メモリ)3、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)4、メール作成手段5、プリンタコントローラ6、プリンタ部7、後処理装置用I/F(後処理装置用インターフェイス)8、後処理装置9、操作パネル10、スキャナ用I/F(スキャナ用インターフェイス)11、スキャナ部12、自動原稿搬送装置13、画像記憶手段14、ビットマップメモリ15、CODEC(コーダ・デコーダ)16、モデム17、NCU(ネットワーク制御装置)18、公衆回線19、ネットワークI/F(ネットワーク・インターフェイス)20、バス21、原稿積載トレイ27などから構成されている。またこの複合装置1はネットワークケーブル22を介してPC(パーソナルコンピュータ)(24,25)やプリンタ23と接続されている。
メール作成手段5は、スキャナ部12で読み取られた画像データを、予め登録した相手先へ電子メールに添付して送信するときの電子メールを作成する手段である。
プリンタコントローラ6は、接続されたパソコンから送信され、バッファメモリ14の受信領域に格納されているプリントコマンド(PDL)やジョブ情報を解析し、中間言語情報を生成するものである。この中間言語情報はバッファメモリ14の中間言語情報記憶領域に格納される。
プリンタ部7は、ビットマップメモリ15に展開されている画像データを順次このプリンタ部7の作像部のLSU又はLPHなどの潜像を書き込む光学装置に送り、この作像部でトナー像を形成し、これを給紙カセットから順次給紙、搬送される用紙に転写し、定着、排紙される。
後処理装置用I/F8と後処理装置9は、この複合装置1から印刷されて排出される印刷物に、ステイプル、パンチなどの後処理、ソート、グループなどの仕分けなどを行う後処理装置9と、これを複合装置1本体と接続するためのインターフェース及びケーブルである。
操作パネル10は、図2に示すように大型のLCDデバイスであるLCD表示部101、スタートキー102、ストップ/クリアキー103、リセットキー104、キー入力手段(テンキー)106などの複数の操作キーなどから構成されている。スタートキー102はコピー開始や、スキャナ読み取り開始、ファックス送信開始のキーである。ストップ/クリアキー103は直前の設定をキャンセルしたり、ジョブを中断するキーである。リセットキー104は設定を全てクリアし、画面もLCD表示部101に表示中の画面もいかなる画面からでも基本画面に戻すキーである。初期設定キー105はこの複合装置の各初期設定を行うための画面に切り替えるキーでああり詳細はあとで説明する。その他テンキー、割り込みキー、節電キー、部門管理キーや、この画像処理装置は複合装置なので操作表示部はコピー機能画面、プリンタ機能画面、ファクシミリ機能画面、スキャナ機能画面を操作パネル10の左にある選択キーにより切り替え可能である。
LCD表示部101に表示される画面は、図3に示す基本画面と、この画面の下にある複数のタブのうち「ユーザ機能」を選択すると図4に示す「ユーザ機能画面」(機能画面の1つ)が表示される。さらに「機能リスト」のタブを選択すると図5に示す「機能リスト画面」(機能画面の1つ)が表示される。これらの画面の全てに共通して表示される画面の上部の黒帯表示部には、「コピーできます。」の表示、選択カセット1、倍率、セット枚数の表示されている。また上記図5の「機能リスト画面」では、例えば機能リストにある「集約」キーを選択すると図6に示す「集約機能画面」(機能画面の1つ)などがある。
さらにLCD表示部101には、初期設定キー105を操作すると、図7に示すように電源投入時や、オールクリアがされた後の設定を行うための初期設定画面が表示される。このうち画面左上にある「コピー初期設定」のキーを操作すると、図8に示すように管理者番号入力画面が表示される。この管理者番号入力画面は本発明のパスワード入力画面と対応している。このパスワードの入力方法の詳細は、あとで詳しく説明する。この管理者番号入力画面でテンキーを用いてパスワードを入力すると、入力されたパスワードの認証がされて、一致した場合は図9に示すコピー初期設定画面に切り替わる。
スキャナI/F11は、この複合装置1の上に置かれたスキャナ部12とケーブルを介して接続し、このスキャナ部12とDF13を制御するためのインターフェースである。
スキャナ部12は、DF13で1枚づつフィードされる、または1枚をコンタクトガラス上に置いた原稿にハロゲンランプまたは蛍光灯で光を当てその反射光をCCDセンサで読み取り、このアナログ信号をA/D変換でデジタル信号に変換し画像処理部で画像処理をして後段のビットマップメモリ15に展開していく。このビットマップメモリ15は、スキャナ部12からの画像データの他、ネットワークなどを介して接続されたパソコンから転送されてくるプリントコマンドをプリンタコントローラ7で解析し生成される中間言語情報、相手方ファクシミリ26から公衆回線19、NCU18、モデム17を介して送られてくる画像データを必要に応じてCODEC16で伸張しフルビットマップの画像データとして展開、保持する手段である。このCODEC16は、プリントデータに含まれる画像データの符号化されたものを復号化するためにも用いられる。
バッファメモリ14は、上述した受信画像領域や中間言語領域の他、通常メモリコピーやファクシミリのメモリ送信、予約送信を行う場合に、スキャナ部12で読み取った画像データをCODEC16で符号化して記憶する。またスキャナ機能を用いる場合は、スキャナ部12で読み取った画像データをCODEC16で符号化して記憶したものを外部のパソコンから読み取ることもできるし、同じようにファクシミリのポーリング機能では、相手方ファクシミリから読み出すことも可能である。近年は複合装置1に比較的大きい容量の画像データ格納用のハードディスクを用いて画像メモリとしているのも多い。
モデム17は、公衆回線19から送信されてくるアナログ信号をデジタル信号に変換し、また逆にデジタル信号をアナログ信号に変換して公衆回線で送信するためのものであり、変調、復調を行ったり、HDLCフレームのみを受信するなど行う。NCU18は、公衆回線への接続、ファクシミリと電話の切り替え、回線へのオンフック信号の送出、リング検出などを行う。
ネットワークI/F20は、当該複合装置1をネットワークに接続するインターフェースである。ここではパソコン(24、25)やプリンタ23や図示していないその他の接続機器とネットワークケーブル22を介して接続されている。
バス21は、上述した各構成のデータや信号のやり取りを行うバスである。それぞれ画像データ用のバスや制御信号用のバスがあるが、ここでは略して1つで表している。
CPU2は複合装置1の上記を含む複合機1の各構成の動作および機能を制御しており、上記条件設定に従って印刷ジョブを実行する。ここで、印刷ジョブとは、上記条件設定に従って一連の原稿に対応した印刷物を得るために、CPU2が各構成の動作および機能を制御する処理を指す。更に、CPU2は本発明の制御プログラムを含む各種プログラムを記憶したROM3、ユーザチョイスデータ、設定情報、トータルカウントデータ、各種フォントデータなどを記憶したRAM4に接続されている。
特に本発明の画像処理装置においては、CPU2は図14に示すように、入力パスワード表示手段201、パスワード認証手段202、誤入力表示手段203およびパスワード再入力表示手段204を備えている。これらの各手段201〜204は、本発明の画像処理装置の特徴となる動作および機能を制御するものである。なお、CPU2は上記の各手段201〜204による動作だけでなく、複合装置1の各構成の動作全般についても制御することは言うまでもない。
入力パスワード表示手段201は、LCD表示部101に表示されるパスワード入力画面に入力されたパスワードの表示を制御する。さらに、入力パスワード表示手段201は、パスワードを1文字入力する度にその文字を例えば塗り潰して不可視にする。
パスワード認証手段202は、上記パスワード入力画面にて操作パネル10のキー入力手段106より入力されたパスワードの認証を行う。
誤入力表示手段203は、入力されたパスワードに誤入力があり、その文字数が許容誤入力数以下の場合は、上記パスワード入力画面にパスワードのキー入力ミスである旨表示し、誤入力された文字数が許容誤入力数より多い場合は、上記パスワード入力画面にパスワードが間違っている旨表示する。
パスワード再入力表示手段204は、入力されたパスワードに誤入力があり、その文字数が許容誤入力数以下の場合は、誤入力された文字のみを再入力できる画面を表示し、誤入力された文字数が許容誤入力数より多い場合は、全ての入力パスワードをクリアして初めからパスワードを入力できる画面を表示する。
ここで、パスワードと許容誤入力数は、上記コピー初期設定画面で設定、変更することができる。また、許容誤入力数は2文字以上でも良いが、キー入力ミスの意味合いを考慮すると3文字以下が好ましい。セキュリティを高めるためには1文字が特に好ましい。
本発明のキー入力手段について説明する。図10に示すように、画像処理装置のキー入力手段(テンキー)106には各々対応する英字が設定されており、左上にある「数/英」キーを操作すると、テンキーとしての機能と、英字入力キーとしての機能を択一的に切り替えられる。このテンキーを英字入力キーに切り替えた場合は、たとえば「1」のキーを連続して操作すると、「@」→「/」→「.」→「@」…と候補となる文字が切り替わる。同様に「2」のテンキーを連続して操作すると、「A」→「B」→「C」→「A」…と候補となる文字が切り替わる。候補となる文字を選択したい場合は、候補となる文字を表示した状態で何か異なるキーを操作すればその文字が選択される。
パスワード入力画面へのパスワード入力操作の一例を図11を用いて説明する。パスワード「KMBB」と入力したい場合は、まず「数/英」キーを操作して英字モードに切り替え、テンキーの「5」→「5」と操作すると、図11の(A)、(B)に示すように一番左の枠に「J」→「K」と順次表示される。続いて「6」を操作すると、図11の(C)に示すように一番左の枠は黒く反転表示し、この枠には先ほどの「K」が選択されたが表示はされない。また同時に左から2番目の枠には候補となる文字である「M」が表示される。続いてテンキーの「2」→「2」と操作すると、図11の(D)、(E)に示すように左から2番目の枠は黒く反転表示し、この枠では「M」が選択されたが表示はされず、左から3番目の枠に「A」→「B」と順次表示される。続いてテンキーの「#」を操作すると、左から3番目の枠黒く反転しこの枠には「B」が選択されたが表示はされない。続いてテンキーの「2」→「2」と操作すると、図11の(F)、(G)に示すように左から4番目の枠に「A」→「B」と順次表示され、テンキーの「0」を操作すると画面は図11の(H)のように全ての枠が黒く反転表示するとともにパスワードの入力が完了する。パスワード表示手段201は、これら一連の操作において、キー入力手段にてキーが操作される度に、どのキーが操作されたか検知して、上記の通りに随時、文字を表示する。
本発明の特徴であるパスワードを入力したときの処理を、複合装置1のコピー初期設定画面を開くときを例として、図12のフロー図と、図13の(A)〜(B)を用いて説明する。ここで、許容誤入力数は1とする。まず保護された画面を表示するために図7の初期設定画面の左にある「コピー初期設定」キーを操作をすると図8に示すようなパスワード入力画面が表示され(S101)る。この画面にキー入力手段106によりパスワード(ここでは管理者番号)を入力すると(S102)、パスワード認証手段202は入力されたパスワードの認証を行う(S103)。認証の結果、パスワードの全ての文字が一致した場合は(S104)、図9に示す保護された画面であるコピー初期設定画面を表示し(S105)処理は終了する。S104で認証の結果、文字が一致しなかったときは、続いて1文字だけ一致しなかったのか、2文字以上一致しなかったのかを判断し(S106)、1文字だけ一致しなかった場合は単なるキー入力ミスであると判断し、図13の(A)に示すように、誤入力表示手段203は「キー入力ミスである。」と、パスワードの入力するときの単なるキー入力ミスである旨を表示し(S107)、パスワード再入力表示手段204はミスした枠のみにキー入力をさせるようにミスした枠を点滅させ(S108)、S102に戻る。S106で2文字以上一致しなかった場合は、図13の(B)に示すように、誤入力表示手段203は「管理者番号が間違っています。」と、パスワード自体が間違っているいる旨を表示し(S109)、パスワード再入力表示手段204は入力されたパスワードを全てクリアしS102に戻る。
なお、本発明の画像処理装置およびプログラムは上記の実施例に限定されるものではない。例えば、上記実施例では選択された文字の枠を反転表示して当該文字が表示されないようにしたが、選択文字を●や×等の記号に置き換えて表示することにより、選択文字を不可視としても良い。また、入力文字の選択中は、候補となる文字が表示されていたが、これを表示されないようにして機密性を向上させることもできる。また、1文字だけキー入力ミスがあった場合、図13(A)にあるように当該文字を点滅表示させたが、文字を表示せずに単に反転表示または●や×等の記号を点滅するようにしても、機密性を向上させることができる。また、上記実施例では、テンキーによりパスワードを入力する場合を説明したが、例えばフルキーボード等の他の入力デバイスを用いてもよい。
また、上記実施例では,本発明の画像処理装置が画像形成装置としての複合装置である場合を例にとって説明したが、パスワード入力画面を有する電気機器、例えば携帯電話、PDAなどのモバイル機器、現金自動預入機、パソコン等、他の画像処理装置にも同様に適用することができる。
本発明のプログラムは上記電気機器に組み込んで使用することができる。また、プログラムにより機能するコンピュータとパスワード入力画面を有する装置とを異なるものとすることも可能である。すなわち、本発明のプログラムは、例えばwebサーバより提供されたパスワード画面をネットワークに接続されたパソコンなどの端末装置に表示させるといったことも可能である。上記プログラムは、CD−ROM、DVD、フラッシュメモリなどの各種記録媒体、LAN、電話回線などの電気通信回線、光通信網などにより提供される。
本発明を採用する複合装置及び周辺機器のブロック図である。 本発明を採用する複合装置の操作パネルである。 本発明を採用する複合装置の操作パネルのLCD表示部に表示される基本画面である。 本発明を採用する複合装置の操作パネルのLCD表示部に表示されるユーザー機能画面(機能画面の1つ)である。 本発明を採用する複合装置の操作パネルのLCD表示部に表示される機能リスト画面(機能画面の1つ)である。 本発明を採用する複合装置の操作パネルのLCD表示部に表示される機能リスト画面で集約キーを操作して表示される集約画面(機能画面の1つ)である。 本発明を採用する複合装置の操作パネルのLCD表示部に表示される初期設定画面の選択画面である。 本発明を採用する複合装置の操作パネルのLCD表示部に表示されるパスワード入力画面である。 本発明を採用する複合装置の操作パネルのLCD表示部に表示されるコピー初期設定画面である。 本発明を採用する複合装置の操作パネルのパスワード入力手段に対応するテンキーである。 本発明のパスワード入力画面に文字入力を行った場合の処理フロー画面の推移である。 本発明のパスワード入力画面でパスワードの入力を行ったときの処理フローである。 本発明のパスワード入力画面で、認証結果が一致しなかったときに表示される画面である。 本発明を採用する複合装置のCPUの構成を示す図である。
1;複合装置
2;CPU
3;ROM
4;RAM
10;操作パネル
14;バッファーメモリ
15;ビットマップメモリ
16;CODEC
21;バス
101;LCD表示部
106;キー入力手段
201;入力パスワード表示手段
202;パスワード認証手段
203;誤入力表示手段
204;パスワード再入力表示手段

Claims (10)

  1. パスワードを入力するキー入力手段と、パスワードで保護された画面を表示するためのパスワード入力画面を有する画像処理装置において、
    上記パスワード入力画面に入力されたパスワードの表示を制御する入力パスワード表示手段と、
    パスワードが入力されると、入力されたパスワードの認証を行うパスワード認証手段と、
    上記認証の結果、上記入力されたパスワードに誤入力があり、その文字数が許容誤入力数以下の場合は、誤入力された文字のみを再入力できる画面を表示し、誤入力された文字数が許容誤入力数より多い場合は、全ての入力パスワードをクリアして初めからパスワードを入力できる画面を表示するパスワード再入力表示手段とを有し、
    上記許容誤入力数は1以上であることを特徴とする画像処理装置。
  2. 入力されたパスワードに誤入力があり、その文字数が許容誤入力数以下の場合は、上記パスワード入力画面にパスワードのキー入力ミスである旨表示し、誤入力された文字数が許容誤入力数より多い場合は、上記パスワード入力画面にパスワードが間違っている旨表示する誤入力表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記パスワード再入力手段は、誤入力箇所を点滅させることを特徴とする請求項1または2のいずれかの画像形成装置。
  4. 上記入力パスワード表示手段は、上記パスワード入力画面に入力されたパスワードを不可視にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの画像処理装置。
  5. 上記許容誤入力数が1であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの画像処理装置。
  6. パスワードを入力するキー入力手段と、パスワードで保護された画面を表示するためのパスワード入力画面を有する画像処理装置に対してコンピュータを、
    上記パスワード入力画面に入力されたパスワードの表示を制御する入力パスワード表示手段と、
    パスワードが入力されると、入力されたパスワードの認証を行うパスワード認証手段と、
    上記認証の結果、上記入力されたパスワードに誤入力があり、その文字数が許容誤入力数以下の場合は、誤入力された文字のみを再入力できる画面を表示し、誤入力された文字数が許容誤入力数より多い場合は、全ての入力パスワードをクリアして初めからパスワードを入力できる画面を表示するパスワード再入力表示手段として機能させ、
    上記許容誤入力数は1以上であることを特徴とするプログラム。
  7. 上記コンピュータを、入力されたパスワードに誤入力があり、その文字数が許容誤入力数以下の場合は、上記パスワード入力画面にパスワードのキー入力ミスである旨表示し、誤入力された文字数が許容誤入力数より多い場合は、上記パスワード入力画面にパスワードが間違っている旨を表示する誤入力表示手段として機能させることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 上記パスワード再入力手段は、誤入力箇所を点滅させることを特徴とする請求項6または7のいずれかのプログラム。
  9. 上記入力パスワード表示手段は、上記パスワード入力画面に入力されたパスワードを不可視にすることを特徴とする請求項6〜8のいずれかのプログラム。
  10. 上記許容誤入力数が1であることを特徴とする請求項6〜9のいずれかのプログラム。
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