JP2008160923A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】余計な部品を使用せず、ワイヤーハーネスの配索が簡単にでき、組み付け作業性の向上と解体性の向上を図ることのできる電気接続箱を提供する。
【解決手段】箱本体10と、ワイヤーハーネス配索後に装着されるカバー50と、からなる。箱本体の側部の外面に、箱本体の側部から引き出されて上部から下方へ向けて導出されるワイヤーハーネスWを嵌めるための断面U字状の配索溝20A、20Bが形成され、その配索溝の左右側壁21、22の先端に、ワイヤーハーネスの抜けを規制する仮係止部23が設けられ、カバーに、配索溝の左右側壁21の外側および隣接する側壁22間に挿入されることで、側壁21、22の外側への撓みを規制する規制壁(側壁71、リブ72)が設けられ、規制壁に仮係止部23の開きを防止する開き防止部73が設けられている。
【選択図】図11

Description

本発明は、本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関する。
従来、車載レイアウトの関係等により、図13に示すように、障害物120を避けて、電気接続箱100の上部から下方へ向けてワイヤーハーネスWを引き出す必要のある場合があった。
その場合、図13に示すように、電気接続箱100の上部から水平または斜め下方にワイヤーハーネスWを引き出し、クリップ102またはプロテクタ104等を用いて、配索経路を規制しながらワイヤーハーネスWを配索し、障害物120の下側にワイヤーハーネスWを誘導している。
しかし、この方法では、クリップ102やプロテクタ104等の経路規制部品が電気接続箱100とは別に必要であり、また、クリップ102やプロテクタ104等を用いて個別にワイヤーハーネスWを車体へ取り付ける作業が必要であり、部品コストや作業コストが高くつく問題があった。
そこで、それらの欠点を回避するものとして、図14に示すように、電気接続箱100の側部にカバー110を装着し、カバー110により強制的にワイヤーハーネスWの引き出し経路を規制するものがある。これによれば、クリップやプロテクタ等の経路規制部品を新たに用意しなくてよく、また、それらを用いて個別にワイヤーハーネスWを車体に取り付ける必要がないので、部品コストや作業コストを低く抑えられる。
その具体的な従来例として、特許文献1に記載のものが提供されている。
図15に示すものは、特許文献1に記載の電気接続箱の例である。この電気接続箱200では、箱本体201の外側面に上下方向に延びるワイヤーハーネス配索溝202を形成し、その配索溝202にワイヤーハーネスWを通した上で、カバー210を箱本体201のスライド係合部203に係合させて、それにより、ワイヤーハーネスWを上から下に向けて引き出している。
また、図16、図17に示すものも、特許文献1に記載の電気接続箱の例である。この電気接続箱300では、箱本体301の側部開口302を覆うように、防水カバー310の上部板311を箱本体301の外面のスライド係合部303に装着し、防水カバー310の筒状ガイド部314の中にワイヤーハーネスWを通すことにより、ワイヤーハーネスWを上から下へ向けて誘導している。
特開平9−247823号公報
しかし、図15に示す構造の場合、多数の被覆電線を束ねて構成したワイヤーハーネスWを配索溝202に嵌め込んだ際に、ワイヤーハーネスWの撥ね戻りにより、配索溝202からワイヤーハーネスWが飛び出してしまい、カバー210の装着に手間を取りやすいという問題がある。
また、図16、図17に示す構造の場合、ワイヤーハーネスWを防水カバー310の筒状ガイド部314の中を通して配索しなくてはならず、配索に手間がかかる上、解体も面倒であるという問題がある。
本発明は、上記事情を考慮し、余計な部品を使用せずに、ワイヤーハーネスの配索が簡単にでき、組み付け作業性の向上と解体性の向上を図ることのできる電気接続箱を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、電気部品等が収容される箱本体と、該箱本体の側部の外面にワイヤーハーネス配索後に装着されるカバーと、からなり、前記箱本体の側部の外面に、該箱本体の側部から引き出されて上部から下方へ向けて導出されるワイヤーハーネスを嵌めるための前面開放の断面U字状の配索溝が形成され、その配索溝を形成するために前記箱本体の側部の外面に突設された配索溝の左右側壁の先端に、互いに内側に突出することで前記配索溝内に収容されたワイヤーハーネスの抜けを規制する仮係止部が設けられ、一方、前記カバーには、該カバーが前記箱本体に装着されたとき、前記配索溝の左右側壁の外側に挿入されることで、該左右側壁の外側への撓みを規制する規制壁が設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電気接続箱であって、前記仮係止部が、前記配索溝の左右側壁の先端縁を内側へ傾斜させた先端傾斜部として構成され、前記カバーの規制壁が、前記先端傾斜部の外側に当接することで、該先端傾斜部の外側への開きを防止する開き防止部を有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の電気接続箱であって、前記カバーが、前記箱本体の側部の外面に上方からスライドさせて装着されるスライド式のものであり、前記箱本体とカバーには、そのスライド動作を案内するためのスライドガイドが設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気接続箱であって、前記箱本体の外面に前記配索溝が平行に並べて複数設けられており、前記全配索溝の左右側壁のうち最左端の側壁と最右端の側壁の撓みを規制する前記カバーの規制壁が、当該カバーの左右側壁によって構成され、それ以外の規制壁が、隣接する配索溝の2枚の側壁間に挿入されるように前記カバーの内面に突設されたリブによって構成されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気接続箱であって、前記仮係止部が、前記配索溝の左右側壁の中段の高さ範囲にのみ設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の電気接続箱であって、前記配索溝の左右側壁の上端角部が斜めにまたは湾曲状にカットされており、前記カバーには、そのカット形状に応じた傾斜部または湾曲部が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、配索溝にワイヤーハーネスを嵌めてカバーを装着することにより、クリップやプロテクタ等の余計な部品を使用せずに、ワイヤーハーネスの配索経路を強制的に決めることができ、組付手間を減らすことができる。
また、配索溝にワイヤーハーネスを嵌めた段階で、仮係止部による仮係止が行われるので、ワイヤーハーネスの撥ね戻り等の心配をすることなく、カバーを簡単に箱本体の定位置に装着することができ、作業手間と作業時間の軽減を図ることができる。
また、装着したカバーの規制壁によって、配索溝の左右側壁の撓みを規制するので、ワイヤーハーネスに外力が加わった場合にも、ワイヤーハーネスを強固に確実に保持しておくことができる。つまり、仮係止部による係止と、規制壁の撓み規制による係止との二重係止の実現により、ワイヤーハーネス保持力のアップが可能となる。
また、カバーを装着することによって、ワイヤーハーネスを保護することができ、防水性を高めることができる。
また、解体時は、カバーを取り外して、ワイヤーハーネスを手前に引き出せば、配索溝から簡単に外すことができるので、解体性に優れており、資源再利用の面で貢献することができる。
請求項2の発明によれば、カバーの開き防止部により、配索溝の左右側壁の先端の開きを押さえるので、より強固にワイヤーハーネスを保持することができる。
請求項3の発明によれば、カバーを上方からスライドさせて装着するスライド式のものとして、カバーと箱本体にスライドガイドを設けており、スライドガイドの案内によって、配索溝へのワイヤーハーネスの嵌め込み方向と交差する方向にカバーをスライドさせるようにしているので、ワイヤーハーネスの撥ね戻り力によって、カバーが外れるおそれを無くすことができる。
また、スライドガイドの案内に従って上からカバーをスライドさせるだけで、箱本体の側部の定位置にカバーを装着できるので、カバーの取り付けが簡単且つスムーズにできる。
請求項4の発明によれば、複数のワイヤーハーネスを上記と同様に配索することができる。
請求項5の発明によれば、仮係止部を中段の高さ範囲にのみ設けたので、配索溝の上段と下段ではワイヤーハーネスへの規制を緩やかにすることができる。従って、上部からワイヤーハーネスを配索溝の中に嵌め入れるとき、入れ始めの段階は仮係止部が邪魔にならないので、スムーズに入れることができ、ある程度入った段階で初めて仮係止が効き出す。また、解体時に下部からワイヤーハーネスを抜き出すときも、抜き始めの段階は仮係止部が邪魔にならないので、スムーズに抜き出すことができ、ある程度抜いた段階で仮係止に抗して抜けばよくなる。
請求項6の発明によれば、配索溝の左右側壁の上端角部が斜めにまたは湾曲状にカットされているので、上端角部に引っ掛けることなく、ワイヤーハーネスを配索溝に容易に入れることができる。また、カバーも対応した形状に形成されているので、ワイヤーハーネスを適切に押え込むことができる。
本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は実施形態の電気接続箱の箱本体とカバーを組み合わせた状態を示す要部の斜視図、図2は箱本体の要部の斜視図、図3は箱本体の要部の正面図、図4は箱本体の要部の平面図、図5はカバーの外面の斜視図、図6はカバーの内面を斜め下側から見た斜視図、図7はカバーの底面図、図8は箱本体とカバーを組み合わせた際のカバーの上側位置での水平断面図、図9は箱本体の配索溝にワイヤーハーネスを嵌め込む際の作用説明用の水平断面図で、(a)は嵌め込む前、(b)は嵌め込む途中、(c)は嵌め込んだ後の状態を示す図、図10は箱本体の配索溝にワイヤーハーネスを嵌め込んでいる途中の状態を示す斜め下側から見た斜視図、図11は箱本体の配索溝にワイヤーハーネスを嵌め込みカバーを装着した状態の水平断面図、図12は図11と同じ状態の側面図である。
この電気接続箱は、電気部品等が収容される合成樹脂製の箱本体10と、箱本体10の一側部の外面にワイヤーハーネス配索後に装着される合成樹脂製のカバー50と、からなる。
カバー50は、箱本体10の側部の外面に上方からスライドさせて装着されるスライド式の防水カバーであり、箱本体10の側部開口11の左右縁部とカバー50の前端左右には、そのスライド動作を案内するためのスライドガイド12、52が設けられている。
このスライドガイド12、52は、上からカバー50を組み付けることにより、上下方向にはカバー50の自由なスライドを許すものの、他の方向へのカバー50の移動を規制する機能を果たす。スライドガイド12、52には、カバー50を定位置までスライドさせた際に、カバー50の下側への移動を規制するストッパ(特に符号を付さず)が付いている。
箱本体10の側部開口11の下側の外面には、箱本体10の側部開口11から引き出されて上部から下方へ向けて導出されるワイヤーハーネスWを嵌めるための前面開放の断面U字状の配索溝20A、20Bが形成されている。この場合、嵌め込むワイヤーハーネスWの太さに対応するよう断面積を異ならせた2本の配索溝20A、20Bが互いに隣接して平行に設けられている。
また、その配索溝20A、20Bを形成するために箱本体10の側部の外面に突設された配索溝20A、20Bの左右側壁21、22の先端(突出端)には、互いに内側に突出することで、配索溝20A、20B内に収容されたワイヤーハーネスWの抜けを規制する仮係止部23が設けられている。ここでは、仮係止部23は、配索溝20A、20Bの左右側壁21、22の先端縁を内側へ傾斜させた先端傾斜部として形成されており、配索溝20A、20Bの左右側壁21、22の中段の高さ範囲にのみ設けられている。
また、カバー50は、上部に箱本体10の側部開口11を塞ぐ幅の封止壁51を有し、それに続く下半部の水平断面が略コ字状に形成されたもので、水平断面が略コ字状に形成された部分は、封止壁51と略同等の幅の前壁70と、その左右両側に連続した側壁71とから構成されている。前壁70は、ワイヤーハーネスWの断面の曲率に応じた2本の半筒壁を横に並べた形状をなしている。前壁70の上部は、傾斜壁74により封止壁51の下端に連続し、傾斜壁74と封止壁51の外面には、縦方向に沿って平行な複数のリブ78が設けられている。
このカバー50には、該カバー50を箱本体10に装着したときに、配索溝20A、20Bの左右側壁21、22の外側に挿入されて、それにより左右側壁21、22の外側への撓みを規制する規制壁71、72が設けられている。この場合、2本の配索溝20A、20Bの左右側壁21、22のうち最左端と最右端の側壁21の撓みを規制するカバー50の規制壁71が、カバー50の左右側壁71によって構成され、それ以外の規制壁72が、隣接する配索溝20A、20Bの2枚の側壁22の間の撓み空間25に挿入されるようにカバー50の内面に突設されたリブ72によって構成されている。
また、カバー50の規制壁71、72の基部には、仮係止部23の外側に当接することで、仮係止部23の外側への開きを防止する開き防止部53が設けられている。
また、配索溝20A、20Bの左右側壁21、22の上端角部21a、22aは、斜めにまたは湾曲状にカットされており、カバー50の傾斜壁74が、そのカット形状に対応している。
また、配索溝20A、20Bの最外側の側壁21の外面と、カバー50の側壁71の内面との間には、前述したスライドガイド12、52を補強するための第2のスライドガイド14、54が設けられている。この第2のスライドガイド14、54は、カバー50から見た場合、前述した奥に位置するスライドガイド12、52よりも手前側に位置している。
また、配索溝20A、20Bの最外側の側壁21の外面と、カバー50の側壁71との間には、カバー50を定位置にロックするためのロック機構30、80が設けられている。
次に作用を説明する。
この電気接続箱を組み立てる場合は、まず、図9(a)、(b)に示すように、ワイヤーハーネスWをそれぞれの配索溝20A、20Bに嵌め込む。その際、仮係止部23の先端間の間隔は、ワイヤーハーネスWの径より小さく設定されているので、ワイヤーハーネスWを嵌め込むとき、配索溝20A、20Bの側壁21、22を外側へ撓ませながら挿入する。ワイヤーハーネスWを配索溝20A、20Bに挿入すると、図9(c)のように側壁21、22は元の位置に復帰する。この状態で、仮係止部23による仮係止が行われるので、ワイヤーハーネスWは撥ね戻り等で配索溝20A、20Bから外へ飛び出さなくなる。
次にカバー50を上から装着する。その際、カバー50側のスライドガイド52、54を箱本体10側のスライドガイド12、14に係合させながら、下方へスライドさせ、ロック機構30、80を互いにロックさせる。このようにスライドガイド12、52、14、54の案内作用によって、上からカバー50をスライドさせるだけで、箱本体10の側部の定位置にカバー50を装着できるので、カバー50の取り付けが簡単且つスムーズにできる。
カバー50を定位置に装着すると、カバー50の規制壁(側壁71及びリブ72)が、配索溝20A、20Bの側壁21の外側及び隣接する側壁22間の撓み空間25に挿入され、また、開き防止部73が仮係止部23の外側に当接する。これにより、規制壁(側壁71及びリブ72)によって側壁21、22の外側への撓みが規制され、開き防止部73によって仮係止部23の開きが防止される。
従って、ワイヤーハーネスWに対する保持を強固で確実なものにすることができる。つまり、仮係止部23による係止と、規制壁(側壁71及びリブ72)の撓み規制による係止との二重係止の実現により、ワイヤーハーネスWの保持力のアップが図れる。
また、スライドガイド12、52、14、54の案内によって、配索溝20A、20BへのワイヤーハーネスWの嵌め込み方向と交差する方向にカバー50をスライドさせるようにしているので、ワイヤーハーネスWの撥ね戻り力によって、カバー50が外れるおそれを無くすことができる。
また、配索溝20A、20BにワイヤーハーネスWを嵌めてカバー50を装着することにより、クリップやプロテクタ等の余計な部品を使用せずに、ワイヤーハーネスWの配索経路を強制的に決めることができるので、組付手間を減らすことができ、コストダウンが図れる。
また、配索溝20A、20BにワイヤーハーネスWを嵌めた段階で、仮係止部23による仮係止が行われるので、ワイヤーハーネスWの撥ね戻り等の心配をすることなく、カバー50を簡単に箱本体10の定位置に装着することができ、作業手間と作業時間の軽減を図ることができる。
また、カバー50を装着することによって、ワイヤーハーネスWを保護することができるので、防水性を高めることができる。
また、解体時は、カバー50を取り外して、ワイヤーハーネスWを手前に引き出せば、配索溝20A、20Bから簡単に外すことができるので、解体性に優れており、資源再利用の面で貢献することができる。
また、本実施形態では、仮係止部23を配索溝20A、20Bの左右側壁21、22の中段の高さ範囲にのみ設けているので、配索溝20A、20Bの上段と下段ではワイヤーハーネスWへの規制を緩やかにすることができる。従って、上部からワイヤーハーネスWを配索溝20A、20Bの中に嵌め入れるとき、入れ始めの段階は仮係止部23が邪魔にならずに、スムーズに入れることができ、ある程度入った段階で初めて仮係止が効き出すことになる。また、解体時に下部からワイヤーハーネスWを抜き出すときも、抜き始めの段階は仮係止部23が邪魔にならないので、スムーズに抜き出すことができ、ある程度抜いた段階で仮係止に抗して抜けばよくなる。
また、配索溝20A、20Bの左右側壁21、22の上端角部21a、22aを斜めにまたは湾曲状にカットしてあるので、それら上端角部21a、22aにワイヤーハーネスWの電線を引っ掛けるような心配もなく、ワイヤーハーネスWを配索溝20A、20Bに容易に入れることができる。また、カバー50も、対応した傾斜壁74を有する形状に形成してあるので、ワイヤーハーネスWを適切に押え込むことができる。
なお、上記実施形態では、配索溝20A、20Bを2本設けた場合を示したが、1本でもよい。また、3本以上の配索溝を設けてもよい。
本発明の実施形態の電気接続箱の箱本体とカバーを組み合わせた状態を示す要部の斜視図である。 前記箱本体の要部の斜視図でる。 前記箱本体の要部の正面図である。 前記箱本体の要部の平面図である。 前記カバーの外面の斜視図である。 前記カバーの内面を斜め下側から見た斜視図である。 前記カバーの底面図である。 前記箱本体とカバーを組み合わせた際のカバーの上側位置での水平断面図である。 前記箱本体の配索溝にワイヤーハーネスを嵌め込む際の作用説明用の水平断面図で、(a)は嵌め込む前、(b)は嵌め込む途中、(c)は嵌め込んだ後の状態を示す図である。 前記箱本体の配索溝にワイヤーハーネスを嵌め込んでいる途中の状態を示す斜め下側から見た斜視図である。 前記箱本体の配索溝にワイヤーハーネスを嵌め込みカバーを装着した状態の水平断面図である。 図11と同じ状態の側面図である。 従来のワイヤーハーネス配索例を示す側面図である。 従来の別のワイヤーハーネス配索例を示す側面図である。 具体的な従来例を示す斜視図である。 具体的な別の従来例を示す斜視図である。 図16の電気接続箱にワイヤーハーネスを配索した状態を示す側断面図である。
符号の説明
10 箱本体
12,14,52,54 スライドガイド
20A、20B 配索溝
21,22 配索溝の左右側壁
23 仮係止部
50 カバー
71 規制壁(側壁)
72 規制壁(リブ)
73 開き防止部
74 傾斜壁(傾斜部または湾曲部)
W ワイヤーハーネス

Claims (6)

  1. 電気部品等が収容される箱本体と、該箱本体の側部の外面にワイヤーハーネス配索後に装着されるカバーと、からなり、前記箱本体の側部の外面に、該箱本体の側部から引き出されて上部から下方へ向けて導出されるワイヤーハーネスを嵌めるための前面開放の断面U字状の配索溝が形成され、その配索溝を形成するために前記箱本体の側部の外面に突設された配索溝の左右側壁の先端に、互いに内側に突出することで前記配索溝内に収容されたワイヤーハーネスの抜けを規制する仮係止部が設けられ、一方、前記カバーには、該カバーが前記箱本体に装着されたとき、前記配索溝の左右側壁の外側に挿入されることで、該左右側壁の外側への撓みを規制する規制壁が設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 請求項1に記載の電気接続箱であって、
    前記仮係止部が、前記配索溝の左右側壁の先端縁を内側へ傾斜させた先端傾斜部として構成され、前記カバーの規制壁が、前記先端傾斜部の外側に当接することで、該先端傾斜部の外側への開きを防止する開き防止部を有することを特徴とする電気接続箱。
  3. 請求項1または2に記載の電気接続箱であって、
    前記カバーが、前記箱本体の側部の外面に上方からスライドさせて装着されるスライド式のものであり、前記箱本体とカバーには、そのスライド動作を案内するためのスライドガイドが設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気接続箱であって、
    前記箱本体の外面に前記配索溝が平行に並べて複数設けられており、前記全配索溝の左右側壁のうち最左端の側壁と最右端の側壁の撓みを規制する前記カバーの規制壁が、当該カバーの左右側壁によって構成され、それ以外の規制壁が、隣接する配索溝の2枚の側壁間に挿入されるように前記カバーの内面に突設されたリブによって構成されていることを特徴とする電気接続箱。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気接続箱であって、
    前記仮係止部が、前記配索溝の左右側壁の中段の高さ範囲にのみ設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  6. 請求項5に記載の電気接続箱であって、
    前記配索溝の左右側壁の上端角部が斜めにまたは湾曲状にカットされており、前記カバーには、そのカット形状に応じた傾斜部または湾曲部が設けられていることを特徴とする電気接続箱。
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