JP2005312252A - 電気接続箱のカバー固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボックス本体に対するカバーの取付作業性を向上することができ、しかもカバーの係止の信頼性を高めることができる電気接続箱のカバー固定構造を提供する。
【解決手段】前側開口部18を有するボックス本体12に、フロントカバー32が固定されることで、前側開口部18に臨み、エンジン側ワイヤハーネス31aに接続されるコネクタが保護されるジャンクションボックスのカバー固定構造において、ボックス本体12の前側開口部18の上側縁部に、係止孔を有する係止用フック21を設け、フロントカバー32の上壁34に、内向きの係止突起を有する係合枠部35を設けるとともに、係止突起に対向してスロット状の受け入れ溝を設け、この受け入れ溝に係止用フック21を進入させ、係止用フック21の係止孔に係合枠部35の係止突起を係合させ、フロントカバー32を係止用フック21に回動自在に保持させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車のエンジン室等の狭いスペースで固定されるジャンクションボックスやリレーボックスやヒューズボックス等の電気接続箱に適用され、係止手段により接続箱本体とカバーとが係止される電気接続箱のカバー固定構造に関するものである。
図7に示す従来例(特許文献1)は、電気接続箱60に関し、接続箱本体61の係止部62の下面にU字形状をした弾性を有する突部62aを設け、アッパカバー65のロックアーム66の係止爪66aが係止部62に係合した際に、係止爪66aと突部62aとが押圧接触して両者間に隙間を存しないようにし、これにより、振動を生ずる環境下に置かれても接続箱本体61とアッパカバー65とががたついたり異音を発生したりすることのないようにしたものである。
アッパカバー65は、接続箱本体61に次のようにして取り付けられる。接続箱本体61のフック63にアッパカバー65の一側壁下端部に設けられた引っ掛け部67を係合させ、この係合した部分を支点としてアッパカバー65を閉じ方向に回動させて接続箱本体61に被せ、アッパカバー65の他側壁に形成されたロックアーム66の係止爪66aを係止部62に挿入させて、係止爪66aを係止部62に係合させることで、接続箱本体61にアッパカバー65が固定されるようになっている。
図8に示す従来例(特許文献2)は、電気接続箱70に関し、アッパカバー75の前側面に設けられた斜めに立ち上がる脚片76aと、この脚片76aに連なる係止板部76bとからカバー側係止部76を構成したものであり、接続箱本体71にアッパカバー75が固定された状態で、アッパカバー75が持ち上げられると、カバー側係止部76が本体側係止部72に食い込む方向に撓み、係止が外れないようにされたものである。
アッパカバー75は、接続箱本体71に次のようにして取り付けられる。アッパカバー75の後側の壁部に設けられた突片77を接続箱本体71の後側の壁部に設けられたフック73に係合させ、この係合部分を支点としてアッパカバー75を閉じ方向に回動させ、本体側係止部72の係止孔72aにカバー側係止部76の係止爪76cを係合させ、接続箱本体71にアッパカバー75を固定させる。
また、他の従来例として、カバー固定構造がハーネスプロテクタに適用されたものがある(特許文献3)。この従来例は、カバーの係止片をケースの係止孔に低挿入力で係合させるために、係止孔が形成された引っ掛け部と対向する側壁部分の上端面を引っ掛け部の上端面より低く設定し、係止片を受け入れる寸法を広げたものである。これにより、係止片とケースの側壁部分の摩擦力が小さくなり、係止片の挿入性が良くなるようになっている。
また、接続箱本体とアッパカバーのがたつきを防止した電気接続箱に関するものがある(特許文献4)。この従来例は、接続箱本体に内向きの係止突起を有する引っ掛け部を設け、アッパカバーに側壁の下端部から斜め上方に延びる係止アームを突設し、係止アームの先端部を係止突起に係合させるカバー固定構造に関するものであり、接続箱本体の引っ掛け部と対向する隔壁に、弾性片を突設し、この弾性片に係止アームの基部端を当接させ、弾性片の反発ばね力によりアッパカバーを上方に押し上げるようにしたものである。これにより、係止アームと係止突起との不完全係止を防止するために設けた隙間が吸収され、がたつきが防止されるようになっている。
その他の従来例として、電話機の固定構造に関するものがある(特許文献5)。この従来例は、電話機がアダプタを介して壁に固定されるものであり、電話機の面板に設けられた係止孔に係合するアダプタの係止爪の破損を防止するために、係止爪又は係止孔の外縁部のうち少なくとも一方に面取りを施したものである。
実開昭63−113420号公報(第3−5頁、第1図) 実開平1−105324号公報(第3−4頁、第1図) 実開平3−41296号公報(第3−6頁) 実開平4−86027号公報(第3−4頁) 実開昭63−153577号公報(第6頁)
しかしながら、上記従来例では、解決すべき以下の問題点がある。
第1の従来例(特許文献1)は、接続箱本体61のフック63にアッパカバー65の引っ掛け部67を係合させ、この係合部分を支点としてアッパカバー65を閉じ方向に回動させるものである。しかし、フック63と引っ掛け部67は、係止されるものではなく、単に引っ掛けて係合されるものであるため、アッパカバー65の他側壁に形成されたロックアーム66の係止爪66aが接続箱本体61の係止部62から外れると、横向きの力により引っ掛け部67がフック63から不用意に抜け出す心配があった。引っ掛け部67がフック63から抜け出しても、アッパカバー65は、接続箱本体61の上部開口を覆うカバーであるため、外力のない状態で自然に脱落するものではないが、車両走行中に横振動を生ずる場合や接続箱本体61が横向きや斜め向きに配置された場合には、接続箱本体61からアッパカバー65が外れる心配があった。
第2の従来例(特許文献2)は、アッパカバー75の突片77を接続箱本体71のフック73に係合させつつ、本体側係止部72の係止孔72aにカバー側係止部76の係止爪76cを係合させるものである。しかし、突片77とフック73の支点は滑り支点であるため、突片77が横向きに滑ってフック73から抜け出す心配があった。したがって、第1の従来例と同様に、アッパカバー75を閉じ方向に回動させる際に、引張力を加えながら回動させなければならず、アッパカバー75の取り付け性が良いものではないという問題があった。
第3の従来例(特許文献3)は、カバーの一端がケースに一体的に連結されたものであり、少ない部品点数でハーネスプロテクタを構成することができるものであるが、電気接続箱のような複雑な形状の成形体には適用することができないという問題があった。
第4の従来例(特許文献4)は、接続箱本体の上部を覆うアッパカバーに適用されるものであり、接続箱本体が横向きや斜め向きに配置されている場合には、アッパカバーが接続箱本体から外れる心配があった。また、接続箱本体の横向きの開口部を覆うフロントカバーにも同様の同様に理由により適用することができないという問題があった。
第5の従来例(特許文献5)は、アダプタに対する電話機の固定構造に関するものであり、振動や衝撃が生ずる環境で使用される電気接続箱のカバー固定構造に比べて、係止の信頼性が低いという問題があった。
本発明は、上記した点に鑑み、接続箱本体に対するカバーの取付作業性を向上することができ、しかもカバーの係止の信頼性を高めることができる電気接続箱のカバー固定構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、開口部を有する接続箱本体に係止用フックが設けられ、該開口部に宛がわれるカバーに該係止用フックに係合する引っ掛け部が設けられ、該カバーが該係止用フックに支持され、閉じ方向に回動されて該接続箱本体に固定される電気接続箱のカバー固定構造において、前記係止用フックに係止孔が設けられ、前記引っ掛け部に該係止孔に係合する内向きの係止突起が設けられ、該係止突起に対向する前記カバーの壁部に、該係止用フックを進入させる受け入れ溝が設けられ、該カバーが該係止用フックに保持されつつ回動されることを特徴とする。
上記構成によれば、接続箱本体の開口部にカバーが宛われることで、接続箱本体内に水等が入ることが防止され、コネクタやリレーやヒューズといった電気部品が防水保護される。係止手段は、係止孔を有する係止用フックと係止突起を有する引っ掛け部とからなり、係止孔に係止突起が係合することで、接続箱本体にカバーが固定される。係止突起に対向する壁部には、受け入れ溝が設けられているから、接続箱本体にカバーを回動させつつ固定させることができる。他方、引っ掛け部を外側に撓ませつつ係止孔と係止突起の係合を解除させ、カバーを開き方向に回動させることで、接続箱本体からカバーを取り外すことができる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の電気接続箱のカバー固定構造において、前記開口部が、前記接続箱本体の上側及び下側開口部に直交する電線導入用の前側開口部であり、前記カバーが該前側開口部を覆うフロントカバーであることを特徴とする。
上記構成によれば、前側開口部を覆うフロントカバーが、係止用フックに回動自在に保持されることで、フロントカバーの取り付けが容易となる。また、ワイヤハーネスを収容するためにロアカバーを深底に形成しなくてもよくなり、電気接続箱を上下方向にコンパクト化することができる。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の電気接続箱のカバー固定構造において、前記引っ掛け部が設けられた壁部と直交する両側壁に、前記接続箱本体の壁部を両側から挟む位置決め用の腕片がそれぞれ設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、一対の腕片の間に接続箱本体が位置することとなり、カバーが幅方向に横ずれすることが防止される。
また、請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気接続箱のカバー固定構造において、前記接続箱本体に、前記カバーに対する本係止部が設けられ、該カバーに、該本係止部に係合する本係合部が設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、閉じ方向にカバーが回動されることで、カバーの本係止が行われ、接続箱本体からのカバーの浮き上がりが防止される。
また、請求項5記載の発明は、請求項2〜4のいずれか1項に記載の電気接続箱のカバー固定構造において、前記接続箱本体の下側開口部を覆うロアカバーに、前記フロントカバーに対する第3の係止部が設けられ、該フロントカバーに、該第3の係止部に係合する第3の係合部が設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、フロントカバーが接続箱本体とロアカバーとに跨って固定されるとともに、両カバーが相互に係止される。
また、請求項6記載の発明は、請求項1〜5記載のいずれか1項に記載の電気接続箱のカバー固定構造において、前記引っ掛け部が係合枠部であり、前記係止用フックの先端側が、根元側より先細に形成されたことを特徴とする。
上記構成によれば、接続箱本体にカバーを取り付けた際に、係止用フックが引っ掛かることなくスムーズに引っ掛け部に進入する。
また、請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気接続箱のカバー固定構造において、前記係止用フックの根元側に補強リブが設けられ、前記カバーが閉じた時に、該補強リブが該カバーの前記受け入れ溝に位置することを特徴とする。
上記構成によれば、接続箱本体から突出された係止用フックの断面性能が向上し、変形や倒れ等が防止される。また、補強リブと引っ掛け部の干渉が防止される。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、引っ掛け部に設けられた内向きの係止突起に対向するカバーの壁部には、受け入れ溝が設けられているから、接続箱本体にカバーを回動させつつ固定させることができる。係止用フックと引っ掛け部とは、係止孔に係止突起が係合することで係止される。したがって、カバーを斜め方向から取り付けることができるとともに、カバーの取り付け中に、カバーが外れることが防止され、カバーの取付作業性が向上する。
また、請求項2記載の発明によれば、前側開口部を覆うフロントカバーは、接続箱本体に回動自在に保持されるから、取付作業性の悪いエンジン室等の狭い場所でのフロントカバーの取り付け性が格段に向上する。
また、請求項3記載の発明によれば、カバーの両側壁には、腕片が設けられているから、一対の腕片の間に接続箱本体が位置することとなり、カバーが幅方向に横ずれすることが防止される。したがって、接続箱本体の係止用フックに対するカバーの引っ掛け部が正確に位置合わせされ、カバーの取り付けが容易となる。
また、請求項4記載の発明によれば、カバーが本係止されることで、接続箱本体からのカバーの浮き上がりが防止され、係止の信頼性が向上する。
また、請求項5記載の発明によれば、ロアカバーに第3の係止部が設けられ、フロントカバーに第3の係合部が設けられているから、フロントカバーが接続箱本体とロアカバーとに跨って固定されることとなる。したがって、接続箱本体からロアカバーが外れることを防止できるとともに、フロントカバーをより一層確実に取り付けることができる。
また、請求項6記載の発明によれば、係止用フックが先細状に形成されているから、係止用フックが引っ掛かることなくスムーズに係合枠部に進入する。したがって、請求項1記載の効果が助長され、フロントカバーの取付性がより一層向上する。
また、請求項7記載の発明によれば、接続箱本体の壁部から突出された係止用フックの根元側が補強リブで補強されることで、係止用フックの断面性能が向上する。また、補強リブは、引っ掛け部の受け入れ溝に位置するから、補強リブと引っ掛け部との干渉を生ずることもない。したがって、カバーを保持する係止用フックの変形や倒れ等が防止され、係止の信頼性が向上する。
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図6は、本発明に係る電気接続箱のカバー固定構造の一実施形態を示すものである。カバー固定構造は、ワイヤハーネスのジョイント吸収を行うジャンクションボックスや、リレー回路を形成するリレーボックスや、ヒューズ回路を形成するヒューズボックスなどの電気接続箱に適用されるものであるが、本実施形態では、エンジン室の狭いスペースに取り付けられ、エンジン側ワイヤハーネスに接続されるジャンクションボックスを電気接続箱の一実施形態として説明する。
ジャックションボックス10は、エンジン室内においてバッテリと電装品との間に位置し、バッテリからの電源の供給を受けつつ、またECU(Electronic Control Unit)からの制御信号を受信して、アクチュエータ類や計器類などの電装品を制御するためのユニット化された制御装置であり、自動車のエンジン室の車体パネルやタイヤケースや車室内のカウルサイド等の狭いスペースに、締結ボルトやねじ等の締結部材を用いて固着される自動車用機能部品である。
ボックス本体(接続箱本体)12の内部には、ECUからの制御信号を受けて電源の供給を制御するリレー(不図示)や、エンジン側ワイヤハーネスに接続されるコネクタ(不図示)や、過大電流が流れることを阻止するヒューズ(不図示)やヒュージブルリンク(不図示)等の電気部品が集中的に搭載されるとともに、これらの電気部品に接続される電線(不図示)が収容されている。
本実施形態のジャンクションボックス10のカバー固定構造は、狭いスペースでのボックス本体12に対するフロントカバー(カバー)32の取付作業性を向上することができ、しかもフロントカバー32の係止の信頼性を高めることができるものであり、上側開口部16及び下側開口部17に直交する電線導入用の前側開口部(開口部)18を有するボックス本体12に、前側開口部18を覆うフロントカバー32が固定されることで、前側開口部18に臨み、エンジン側ワイヤハーネス31aに接続されるコネクタが保護されるジャンクションボックス10のカバー固定構造において、ボックス本体12の前壁20の上側縁部に、係止孔21aを有する係止用フック21が設けられ、フロントカバー32の上壁(壁部)34に、内向きの係止突起35dを有する係合枠部(引っ掛け部)35が設けられるとともに、係止突起35dに対向してスロット状の受け入れ溝36が設けられ、この受け入れ溝36に係止用フック21が進入し、係止用フック21の係止孔21aに係合枠部35の係止突起35dが係合することで、フロントカバー32が係止用フック21に保持されつつ回動されることを特徴とするものであり、フロントカバー32の上壁34に直交する両側壁38,38に、ボックス本体12の側壁(壁部)25,25を両側から挟む位置決め用の腕片39が突設された構成や、ボックス本体12の前壁20の両側縁部に本係止部23が設けられ、フロントカバー32の両側壁38,38に本係止部23に係合する本係合部40が設けられた構成を有効とするものである。
以下において、本実施形態のジャンクションボックス10のカバー固定構造を、上記特徴部分を含む主要構成部分とともに詳細に説明する。
ジャンクションボックス10(図1)は、ボックス本体12と、フロントカバー32と、アッパカバー48と、ロアカバー51とから構成されている。ボックス本体12は、略矩形箱状をなし、成形性・耐熱性に優れるポリプレピン等の合成樹脂材料から射出成形されたものである。ボックス本体12(図3)の内部には、複数の隔壁13により仕切られた複数の部品収容室14が区画形成されている。各部品収容室14には、リレーが集合化されたリレーブロック(不図示)や、ヒューズ及びヒュージブルリンクが集合化されたヒューズブロック(不図示)等が収容されるようになっている。リレーブロックやヒューズブロックの外壁には係止部が設けられ、隔壁13には係止部に係合する係合部13aが設けられて、各ブロックが係止固定されるようになっている。
ボックス本体12の上部及び下部は開口形成されており、前・後壁20,28と両側壁25,25とから外壁が形成されている。L字状に凹んだ壁部29には、ジャンクションボックスをエンジン室の車体パネルに固定するための取付ブラケット30が設けられている。
ここで、本明細書の説明の都合上、前後方向x、左右方向(幅方向)y、上下方向(高さ方向)zを以下のように定めることとする。前後方向xとはボックス本体12の長手方向をいうものとし、前をフロントカバー32の位置する側と定める。左右方向yとはボックス本体12の短手方向をいうものとする。上下方向zとはボックス本体12の深さ方向をいうものとし、上をアッパカバー48の位置する側、下をロアカバー51の位置する側と定める。
前壁20は、幅寸法がボックス本体12の幅寸法の略1/2に形成されており、上下方向zに長い矩形状をなしている。前壁20の略中間部より下側には、前側開口部18(図2)が形成されており、フロントカバー32で覆われるようになっている。前側開口部18には、エンジン側ワイヤハーネス31a(図1)と接続される図示しないコネクタが臨むように配置されている。フロントカバー32が開けられることで、前側開口部18が開放され、コネクタにエンジン側ワイヤハーネス31aが接続されるようになっている。
前壁20の上側縁部には、フロントカバー32に対する一対の係止用フック21,21が前方に突設されている。係止用フック21の先端側(図3)は、根元側に比べて先細に形成されているため、フロントカバー32の係合枠部35に対して係止用フック21が引っ掛かることなくスムーズに進入して、フロントカバー32の取付性が向上するようになっている。また、係止用フック21は、その根元側が補強リブ21b(図2)で補強されているため、この係止用フック21に支持されるフロントカバー32が、閉じ方向に回動されても、係止用フック21が撓むなどの変形を生じたり、折れるなどの破損を生じたりすることが防止され、係止の信頼性が向上するようになっている。
係止用フック21の上面には、係止孔21a(図3)が形成されている。この係止孔21aには、フロントカバー32の上壁34に形成された係合枠部35の係止突起35d(図4)が係合し、これにより、フロントカバー32は係止用フック21に係止されるようになっている。また、係止孔21aは、前後方向xに延びる長孔であるため、係止突起35dが係止孔21aに沿って移動し、フロントカバー32が回動出来るようになっている。
一対の係止用フック21,21の間には、エンジン側ワイヤハーネス31aに接続された図示しない板端子(LA端子)が配置されて、ヒューズブロックの端子部にボルト締めにて直接接続されるようになっている。
前壁20の上下方向の略中間部で両側縁部には、フロントカバー32に対する本係止部23が前方に突設されている。本係止部23も係止用フック21と同様にして、先端側が根元側より先細に形成されており、また、本係止部23の根元側は、補強リブ23b(図2)で補強されている。本係止部23が先細に形成された作用効果や、補強リブ23bの作用効果は、係止用フック21の場合と同様である。
本係止部23の外側面には、係止溝23aが形成されている。この係止溝23a(図1)に、フロントカバー32の両側壁38,38に形成された本係合部40の係止突起40d(図4)が係合することで、フロントカバー32がボックス本体12に固定(本係止)されるようになっている。
前壁20に対向する後壁28には、リレーやヒューズ等の電気部品に接続されたワイヤハーネス31bを外部へ導出させる図示しない導出口が設けられている。導出口にはグロメットが装着され、ボックス本体12内への外部からの水の浸入が防止されている。
前壁20及び後壁28に直交する両側壁25,25には、アッパカバー48の係合部50に対する係止部26や、ロアカバー51の係合部52に対する係止部27が設けられている。ボックス本体12の上下の開口からリレーブロックやヒューズブロックが収容された後に、アッパカバー48及びロアカバー51により上下の開口が覆われることで、ボックス本体12内に水や塵埃等が浸入することが防止されている。
次に、図1及び図4〜図6に基づいてフロントカバー32について説明する。フロントカバー32は、ボックス本体12と同様にしてポリプロピレン等の合成樹脂材料を構成材料とし、射出成形により成形されたものであり、ボックス本体12の前壁20に対応する形状に形成されている。フロントカバー32は、ボックス本体12の前壁20に対向する蓋壁33と、この蓋壁33の縁部に交差して連なる上下壁34,44及び両側壁38,38とから構成されている。
蓋壁33は、前壁20の前側開口部18に導入されるエンジン側ワイヤハーネス31aに干渉しないように膨出形成されている。また、この蓋壁33により、前側開口部18に臨むコネクタも保護されるようになっている。
蓋壁33の上側に交差して連なる上壁34には、ボックス本体12の係止用フック21に係合する係合枠部35が一対形成されている。係合枠部35の内側は、貫通形成されており、係止用フック21が挿入されるようになっている。係合枠部35(図4)は、上壁34から垂直に立ち上がる両側の垂直壁35a,35aと、両側の垂直壁35a,35aを連結し、上壁34に平行な連結壁35bとからなっている。連結壁35bには、両側のスリット35e(図5)で舌片状に形成された係止片35cが設けられている。係止片35cの内面には、ボックス本体12の係止用フック21の係止孔21aに係合する内向きの係止突起35d(図6)が設けられている。係止突起35dに対向する壁部には、カバー32取付時に係止用フック21の進入を許容させ、かつ、カバー32取付後に係止用フック21の補強リブ21bの進入を許容させるスロット状の受け入れ溝36(図5)が形成されている。
図1に示すように、ボックス本体12の前壁20に斜め上方からフロントカバー32を取り付けると、係止用フック21に係合枠部35が係合し、係止用フック21の先端部が受け入れ溝36に進入する。さらに、フロントカバー32を押し込むと、係合枠部35の係止片35cが上向きに撓みつつ係止用フック21の先端部が受け入れ溝36に深く進入し、係止片35cが弾性復元することで係止突起35dが係止用フック21の係止孔21aに係合してフロントカバー32が係止用フック21に保持される。これにより、係止用フック21を回動支点してフロントカバー32が閉じ方向に回動されても、ボックス本体12からフロントカバー32が外れることが防止されるとともに位置決めが行われ、ボックス本体12の本係止部23に対してフロントカバー32の本係合部40が確実に係合され、殊に、狭いスペースにおけるフロントカバー32の取付作業性が格段に向上する。
上壁34に直交して続く左右両側の側壁38,38には、ボックス本体12の本係止部23に係合する枠状の本係合部40が設けられている。本係合部40の内側は、貫通形成されていて突片状の本係止部23が挿入されるようになっている。本係合部40の両側の垂直壁40aに連なる連結壁40bには、両側のスリット40eにより舌片状に形成された係止片40cが設けられている。係止片40cの内面には、内向きの係止突起40dが突設されており、この係止突起40dが本係止部23の係止溝23aに係合することで、フロントカバー32が本係止されるようになっている。
係止突起40dに対向する壁部には、スロット状の溝41(図6)が形成されている。この溝41は、本係止部23の根元側を補強する補強リブ23bに対応して設けられたものであり、入口側が広く開口形成されることで、閉じ方向に回動されたフロントカバー32の側壁38と本係止部23の補強リブ23bとの干渉が生じないようになっている。
また、両側壁38,38には、係合枠部35に隣接する位置で相対向する腕片39がそれぞれ突設されている。両側の腕片39,39の間隔は、ボックス本体12の前壁20の幅寸法と同程度の寸法に形成されており、両側の腕片39,39でボックス本体12の両側壁25,25が挟まれることで、フロントカバー32の幅方向yの位置決めが行われ、フロントカバー32が幅方向yに横ずれすることが防止されている。これにより、ボックス本体12に対するフロントカバー32の位置合わせが正確に行われて、フロントカバー32の取り付けが容易に行われることとなる。
上壁34に対向する下壁44には、ロアカバー51の第3の係止部54に係合する枠状の第3の係合部45が設けられている。第3の係合部45は、係止突起45bが内向きに形成された可撓性の係止片45aを有している。また、係止突起45bに対向する壁部に溝46(図6)が設けられていて、この溝46に第3の係止部54の図示しない補強リブが進入し、下壁44との干渉が生じないようになっている。第3の係合部45のその他の構成については、本係合部40と略同様の構成であるため、説明を省略することとする。
アッパカバー48及びロアカバー51は、フロントカバー32と同じように合成樹脂材料を構成材料として射出成形されたものである。アッパカバー48は、ボックス本体12の上側開口部16を覆い、縁壁49に設けられた係合部50をボックス本体12の側壁25に設けられた係止部26に係合させることで、ボックス本体12に固定されるようになっている。
ロアカバー51は、ボックス本体12の下側開口部17を覆う下側のカバーであり、アッパカバー48と同様にして、上向きに突出する複数の係合部52をボックス本体12の係止部27に係合させることにより、ボックス本体12に固定されるようになっている。ロアカバー51の前側の壁部53には、第3の係止部54(図1)が前方に突出して設けられており、この第3の係止部54がフロントカバー32の第3の係合部45に係合することで、フロントカバー32とロアカバー51とが互いに係止されるようになっている。第3の係止部54には、図示しない補強リブが設けられていて、変形や破損が防止されるようになっている。第3の係止部54のその他の構成は、本係止部23と同様であるため、説明を省略することとする。
以上のように本実施形態によれば、フロントカバー32には、ボックス本体12の係止用フック21に係合する係合枠部35が設けられているから、係止用フック12を回動支点してフロントカバー32を閉じ方向に回動させても、ボックス本体12からフロントカバー32が外れることを防止でき、またフロントカバー32の位置決めを行うことができ、フロントカバー32の取付作業性を向上することができる。フロントカバー32には、ボックス本体12の本係止部23に係合する本係合部40が設けられているから、フロントカバー32をボックス本体12に確実に固定することができ、係止の信頼性を向上することができる。フロントカバー32には、ロアカバー51の第3の係止部54に係合する第3の係合部45が設けられているから、両カバー32,51を互いに係止でき、ボックス本体12から両カバー32,51が外れることを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明に係るジャンクションボックス(電気接続箱)のカバー固定構造の一実施形態を示す分解図である。 図1に示すボックス本体の正面図である。 同じくボックス本体の平面図である。 図1に示すフロントカバーの正面図である。 同じくフロントカバーの平面図である。 図4のA−A線に沿って切断した断面図である。 従来の電気接続箱のカバー固定構造の一例を示す断面図である。 従来の電気接続箱のカバー固定構造の他の一例を示す斜視図である。
符号の説明
12 ボックス本体(接続箱本体)
18 前側開口部(開口部)
20 前壁
21 係止用フック
21a 係止孔
21b 補強リブ
23 本係止部
25 側壁(壁部)
32 フロントカバー(カバー)
34 上壁(壁部)
35 係合枠部(引っ掛け部)
35d 係止突起
36 受け入れ溝
38 側壁
39 腕片
40 本係合部
45 第3の係合部
51 ロアカバー
54 第3の係止部

Claims (7)

  1. 開口部を有する接続箱本体に係止用フックが設けられ、該開口部に宛がわれるカバーに該係止用フックに係合する引っ掛け部が設けられ、該カバーが該係止用フックに支持され、閉じ方向に回動されて該接続箱本体に固定される電気接続箱のカバー固定構造において、
    前記係止用フックに係止孔が設けられ、前記引っ掛け部に該係止孔に係合する内向きの係止突起が設けられ、該係止突起に対向する前記カバーの壁部に、該係止用フックを進入させる受け入れ溝が設けられ、該カバーが該係止用フックに保持されつつ回動されることを特徴とする電気接続箱のカバー固定構造。
  2. 前記開口部が、前記接続箱本体の上側及び下側開口部に直交する電線導入用の前側開口部であり、前記カバーが該前側開口部を覆うフロントカバーであることを特徴とする請求項1記載の電気接続箱のカバー固定構造。
  3. 前記引っ掛け部が設けられた壁部と直交する両側壁に、前記接続箱本体の壁部を両側から挟む位置決め用の腕片がそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気接続箱のカバー固定構造。
  4. 前記接続箱本体に、前記カバーに対する本係止部が設けられ、該カバーに、該本係止部に係合する本係合部が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気接続箱のカバー固定構造。
  5. 前記接続箱本体の下側開口部を覆うロアカバーに、前記フロントカバーに対する第3の係止部が設けられ、該フロントカバーに、該第3の係止部に係合する第3の係合部が設けられたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の電気接続箱のカバー固定構造。
  6. 前記引っ掛け部が係合枠部であり、前記係止用フックの先端側が、根元側より先細に形成されたことを特徴とする請求項1〜5記載のいずれか1項に記載の電気接続箱のカバー固定構造。
  7. 前記係止用フックの根元側に補強リブが設けられ、前記カバーが閉じた時に、該補強リブが該カバーの前記受け入れ溝に位置することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気接続箱のカバー固定構造。
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