JP2008159429A - ライト - Google Patents

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Abstract

【課題】ライトにおいて、リフレクタにおけるフードの取付無駄面を減少させ、リフレクタ面を一層有効に活用することができるとともに外観性能を向上させる。
【解決手段】ヘッドライト100aは、バルブ150、レンズ154、リフレクタ152、及びバルブ150の発射光の一部を遮るフード170を備える。フード170は、バルブ150の前方に設けられる遮光部172と、該遮光部172を支持する支持体174とを有する。支持体174の一端は、リフレクタ152に設けられた孔部190に挿入されて固定されている。支持体174及び孔部190には互いに係合する抜け止めの楔部が設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、光源、レンズ、リフレクタ、及び光源の発射光の一部を遮るフードを備えるライトに関する。
車両には、夜間等に前方を照明するためのヘッドライトが設けられている。図17に示すように、ヘッドライト500は、基本的には光源502と、レンズ504と、リフレクタ506とから構成されている。
光源の発射光が強い場合等には、直接的に前方に投光することを避け、発射光の一部を遮るフード(シェードとも呼ばれる。)508を備えるヘッドライト500がある(例えば、特許文献1参照)。
フード508は、光源502の前方に設けられる遮光部510と、該遮光部510を支持する支持体512とから構成されている。支持体512は、細長い形状であり、一端が遮光部510に接続されており、他端がリフレクタ506の一部に対して接続されている。
特開2000−90711号公報
図17に示すように、フード508の遮光部510は支持体512を介してリフレクタ506の一部に接続されている。ところで、リフレクタ506に対して支持体を接続する箇所では、リフレクタ506の反射面に合わせて支持体512の先端512aをやや折り曲げて固定している。
このように先端512aを折り曲げて固定することは、その面積だけリフレクタ506の反射面が覆われて、取付無駄面となり、反射能力が低減する可能性がある。また、先端512aの折り曲げ箇所が前方から視認されてしまう。さらに、先端512aをリフレクタ506に対して固定するには、溶接又は接着等の工程が必要となり、煩雑であるとともに、基本的には取り外しはできない。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、リフレクタにおけるフードの取付無駄面を減少させ、リフレクタ面を一層有効に活用することができるとともに外観性能を向上させることのできるライトを提供することを目的とする。
本発明に係るライトは、光源、レンズ、リフレクタ、及び前記光源の発射光の一部を遮るフードを備えるライトであって、次の特徴を有する。
第1の特徴:前記フードは、前記光源の前方に設けられる遮光部と、該遮光部を支持する支持体とを有し、前記支持体は、前記リフレクタに設けられた孔部に挿入されていることを特徴とする。
このように、支持体をリフレクタに設けられた孔部に挿入することにより、フードの取付無駄面を減少させ、リフレクタ面を一層有効に活用することができるとともに外観性能を向上させることができる。
第2の特徴:前記支持体は、前記リフレクタの反射面以外の箇所で締め付け部材により固定されていることを特徴とする。この締め付け部材によれば、リフレクタの反射面を減少させることなく、支持体を一層確実に固定することができる。
第3の特徴:前記支持体及び前記孔部には互いに係合する抜け止めの楔部が設けられていることを特徴とする。該楔部によれば、支持体を孔部に挿入するだけで支持体を簡便に固定することができる。
第4の特徴:前記支持体の一部は前記孔部を貫通し、貫通して突き出た部分が折り曲げられていることを特徴とする。これにより、支持体を簡便且つより確実に固定することができる。
第5の特徴:前記支持体を固定する固定具及び棒状部材とを有し、前記支持体の先端近傍には固定孔が設けられ、前記固定具は、リフレクタの一部に装着する装着部と、支持体の先端が挿入される受け孔と、前記受け孔に挿入された前記支持体の前記固定孔に対応する位置で、前記受け孔の延在方向に対して略直角に設けられ、前記棒状部材が挿入される縦孔部とを有することを特徴とする。このような固定具を用いると、支持体を簡便且つ確実に固定することができる。
第6の特徴:前記リフレクタは、凹部を有する主リフレクタと、前記凹部に装着されて主リフレクタとともに連続的な反射面を形成する副リフレクタとを有し、前記フードは、前記光源の前方に設けられる遮光部と、該遮光部を支持する支持体とを有し、前記支持体の一端部は前記凹部に固定され、該一端部は前記副リフレクタにより覆われることを特徴とする。
このように、支持体が凹部で固定され、該凹部を副リフレクタにより覆うことにより、リフレクタの反射面は実質的に減少することがなく、しかも外観性能を向上させることができる。
本発明に係るライトによれば、支持体をリフレクタに設けられた孔部に挿入することにより、フードの取付無駄面を減少させ、リフレクタ面を一層有効に活用することができるとともに外観性能を向上させることができる。
また、本発明に係るライトによれば、支持体が凹部で固定され、該凹部を副リフレクタにより覆うことにより、リフレクタの反射面は実質的に減少することがなく、しかも外観性能を向上させることができる。
以下、本発明に係るライトについて実施の形態を挙げ、添付の図1〜図16を参照しながら説明する。本実施の形態に係るヘッドライト(ライト)は、自動二輪車10に搭載されている。先ず、自動二輪車10について説明する。
図1及び図2に示すように、自動二輪車10は、スクータ式であって、前輪WFを軸支するフロントフォーク25ならびに該フロントフォーク25に連結されるハンドル26を操舵可能に支承するヘッドパイプ27を前端に備えるものであり、後輪WRを後端で支持するユニットスイングエンジンUEが車体フレームFの前後方向中間部で上下揺動可能に支承され、ユニットスイングエンジンUEよりも前方部で車体フレームFには、燃料タンク28と、該燃料タンク28よりも後方に配置されるラジエータ29とが搭載される。また車体フレームFの後部には、前部シート32及び後部シート33を有してタンデム型に構成される乗車シート31が配置される。さらに車体フレームF、前記ユニットスイングエンジンUEの前部、燃料タンク28及びラジエータ29を覆う合成樹脂製の車体カバー34が車体フレームFに取付けられる。
ユニットスイングエンジンUEは、シリンダ軸線をほぼ水平とした水冷式のエンジンEと、該エンジンEの出力を、伝達ベルト及びプーリによって無段階に変速して後輪WRに伝達するベルト式の無段変速機Mとで構成されており、該無段変速機Mは、変速用の電動モータ42の作動に応じてクランクシャフト側の可動プーリを駆動して変速比を無段階に変化させるものである。
前記無段変速機Mの変速機ケース43は、前記エンジンEにおけるクランクケース44の左側にエンジンEから左側に張り出すようにして連設され、後輪WRの左側まで延設される。また前記クランクケース44の右側には図示しないスイングアームの前端部が結合されており、後輪WRは、変速機ケース43の後端部及び前記スイングアームの後端部間に軸支される。
また、車体フレームFの後端部には左右一対のリヤクッション64の上端部が連結され、両リヤクッション64の下端部は、変速機ケース43の後端部及びスイングアームの後端部に連結される。
自動二輪車10には、駐輪時に起立させておくためのメインスタンド66とサイドスタンド68が設けられている。
乗車シート31の下方には、物品を収容するための収納ボックス70が設けられており、乗車シート31の前端下方からリヤクッション64の上部近傍まで延在している。収納ボックス70は、乗車シート31が上面を覆う蓋を兼ねており、該乗車シート31を右側に引き上げることにより内部の空間が露呈される。
車体カバー34のうち、フロントカウル76は、上部に透明のウインドスクリーン78と、左右一対のバックミラー80とを備える。インナカバー82は、運転者の脚部前部を覆うレッグシールド84と、ステップホルダ86とを備える。ステップホルダ86は、センタカバー88の後部に隣接して配置したものであり、乗員が足を載せるピリオンステップ90を格納・露出可能に取付けたものである。
車体カバー34の前方部はフロントカウル76を形成している。フロントカウル76は、空気抵抗が軽減するように、自動二輪車10の前方部のハンドルの中心部、メータユニット126及びヘッドパイプ27等を全体的に覆っており、先端に向かって幅狭となる滑らかな曲面を形成している。
フロントカウル76は、センターガーニッシュ102と、左右に張り出したサイド部104と、センターガーニッシュ102の上方に設けられたウインドスクリーン78とを有する。センターガーニッシュ102とウインドスクリーン78とは一体、且つ滑らかに接続されており、走行風はセンターガーニッシュ102からウインドスクリーン78に向かって流れやすくなっている。
センターガーニッシュ102は、中央先端部に設けられた第1の実施形態に係るヘッドライト100aと、左右のやや高い位置に設けられたウインカランプ110と、ヘッドライト100aの上部に設けられた導風入口部112と、先端の左右位置に設けられた一対の小導風入口部114とを有する。ヘッドライト100aの固定方式は、ハンドル26に連動しない方式である。
なお、ヘッドライト100aの固定方式は、ハンドル26に連動しない方式に限らず、図3に示すように、ハンドル26の前方部を覆うトップカバー120に設けられ、ハンドル26の操舵と一体的に回動する方式であってもよい。また、図4に示すように、ヘッドライト100aは、全体が露呈しているものであってもよい。ヘッドライト100aは四輪車用等であってもよい。
次に、第1の実施形態に係るヘッドライト100aについて詳細に説明する。なお、以下の説明では、矢印A1側を前方、矢印A2側を後方とする。
図5及び図6に示すように、ヘッドライト100aは、バルブ(光源)150と、該バルブ150の周囲に設けられ、光を前方へ反射させる皿状のリフレクタ152と、前面に設けられたレンズ154と、バルブ150及びレンズ154を支持し、リフレクタ152に設けられたケース156とを有する。リフレクタ152とレンズ154との合わせ面にはシール157が設けられている。ヘッドライト100aには、バルブ150の左右にポジションライト160が設けられている。
図6に示すように、リフレクタ152は、バルブ150の台座部とケース156の一部に固定されている。ヘッドライト100aは、ビス162によって車体に固定されている。
リフレクタ152とレンズ154は、略密閉の灯室158を形成しており、バルブ150は該灯室158内に設けられ、後方部分がケース156に固定されている。
バルブ150は、図示しないライトスイッチの操作又は所定の制御装置の作用下に点灯及び消灯をする。バルブ150は十分な光量のある発光体であればよく、例えばLED(Light Emitting Diode)又はEL(electroluminescence)等でもよい。
また、ヘッドライト100aは、バルブ150の発射光の一部を遮るフード170を有する。
図6及び図7に示すように、フード170は、バルブ150の前方に設けられる遮光部172と、該遮光部172を支持する支持体174とを有する。遮光部172は、前方に向かって先細りのテーパ部を含む略円錐台形状である。この遮光部17により、バルブ150の発射光のうち前方に向かう光が遮られることになる。
したがって、フード170によればバルブ150から前方に投射される直接的で過度に強い光が選択的に遮られて、いわゆるグレアが防止でき、照射される者に不快感を与えることがない。また、バルブ150が直接露呈することがなく外観がよくなる。
支持体174は、薄い板材により構成されており、前端部が遮光部172の上部に接続され、後端部がリフレクタ152に接続されている。支持体174は、遮光部172に対して上部以外の箇所に接続されていてもよい(図9,図11参照)。
支持体174は、細長い形状であり、バルブ150の発射光をほとんど遮ることがない。
図7及び図8に示すように、支持体174は主部176と、後端の狭部178とから構成されている。狭部178は主部176の後方に一体的に設けられており、主部176よりもやや細く形成されている。このように、支持体174は途中で幅が変わって段差が形成されていることから、後述する孔部190に挿入する際に挿入量が簡便且つ正確に規定される。
主部176は、リフレクタ152に対する取付部180の位置に対して遮光部172の位置及び向きを適切に保ために2段の緩い屈曲部を有する。
狭部178は、その中央部よりもやや前方側の左右に突出する楔凸部(楔部)182と、中央部よりもやや後方側の左右に設けられた凹部184とを有する。楔凸部182は前方の幅が広く、後方に向かって狭くなる楔形状である。
図6及び図8に示すように、取付部180は、リフレクタ152における他の部分よりも厚く形成されており、前方の反射面から後端面まで連通する孔部190を有する。孔部190は支持体174の厚みに合わせた薄い孔であり、主部176の後方の一部と狭部178が挿入可能な形状に形成されている。孔部190は、厚さ及び幅が支持体174よりも僅かに狭く設定されており、支持体174が圧入されることになる。この圧入により支持体174は確実に固定されるとともに、防水機能、防塵機能を奏する。孔部190は必ずしも後方まで貫通していなくてもよく、非貫通である場合には防水機能、防塵機能が向上する。
狭部178のうち、凹部184よりも後方の短い後端部186は孔部190を貫通し、凹部184はちょうどリフレクタ152の後端面に位置する。孔部190を貫通して突き出た後端部186は、リフレクタ152の後端面に接するように略90°折り曲げられ(図6参照)、支持体174を簡便且つより確実に固定することができる。凹部184により後端部186は折り曲げが容易である。なお、理解を容易にするため、図7及び図8(及び後述する図10)では、後端部186が折り曲げられる前の状態を示している。
さらに、孔部190には、楔凸部182に対応する位置に、左右に窪んだ楔凹部192が設けられている。楔凹部192は、楔凸部182の形状に対応しており、前方の幅が広く、後方に向かって狭くなる楔形状である。支持体174を孔部190に挿入(圧入)するだけで、楔凸部182と楔凹部192は互いに係合して抜け止め作用を奏し、支持体174を簡便に固定することができる。
このように構成されるヘッドライト100aによれば、支持体174をリフレクタ152に設けられた孔部190に挿入することにより、従来技術における取付無駄面(図17の512a参照)は実質的に存在せず、リフレクタ152の反射面を一層有効に活用することができる。また、図6に示すように、取付無駄面がないことから外観性能を向上させることができる。
さらに、支持体174の固定は、孔部190に挿入し、後端部186を折り曲げるだけで完了し、溶接又は接着等の工程が不要であって、簡便である。ただし、設計条件に応じて、支持体174の一部に溶接又は接着等を施してもよいことはもちろんである。
次に、第2の実施形態に係るヘッドライト100bについて、図9及び図10を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、ヘッドライト100aと同様の構成箇所については、同符号を付して、その詳細な説明を省略する。
ヘッドライト100bは、前記のヘッドライト100aと比較して、レンズ154及びリフレクタ152の形状が異なり、取付部180が下方に設けられている点が異なり、さらに支持体174がタッピングねじ(締め付け部材)194により固定されている点で異なる。
すなわち、支持体174のうち孔部190に挿入される部分の略中央には小穴(固定孔)196が設けられている。一方、取付部180において、該小穴196に対応する位置には支持体174の面に対して略面直方向の縦孔198が設けられている。縦孔198は下面に開口している。縦孔198及び小穴196にはタッピングねじ194が螺入され、支持体174が一層確実に固定されている。また、図9から明らかなように、支持体174は、リフレクタ152の反射面以外の箇所でタッピングねじ194により固定されていることから、リフレクタ152の反射面を減少させることがない。
なお、小穴196(及び後述する小穴201)は切欠等であってもよい。タッピングねじ194は小穴196に対して圧入又は螺入される他の棒状部材であってもよい。
次に、第3の実施形態に係るヘッドライト100cについて、図11〜図13を参照しながら説明する。
図11に示すように、ヘッドライト100cは、前記のヘッドライト100aと比較して、レンズ154及びリフレクタ152の形状が異なり、取付部180が下方に設けられている点が異なり、さらに支持体174が固定具200とタッピングねじ194により固定されている点で異なる。固定具200は、取付部180の後方に装着される部材である。
図12に示すように、支持体174のうち孔部190から突出する部分の略中央には小穴(固定孔)201が設けられている。この支持体174には前記の凹部184(図8参照)は設けられていない。
図12及び図13に示すように、固定具200は、前方が開口したボックス形状であって、取付部180に装着する前方の装着部202と、支持体174の後端部186が挿入される受け穴204と、該受け穴204に挿入された後端部186の小穴201に対応する位置で、支持体174の面に対して略面直方向(受け穴204の延在方向に対して略直角)の縦孔206が設けられている。装着部202は、取付部180が挿入可能な四角穴形状であり、取付部180が正しく挿入されるように内面にガイド条202aが設けられている。装着部202は、孔部190の後方開口部と同じ高さで、孔部190の後端部と同じ厚さ及び幅に設定されている。縦孔206は固定具200の後方部下面に開口している。小穴201及び縦孔206は、前記の小穴196及び縦孔198と同形状である。
このようなヘッドライト100cでは、孔部190に支持体174を圧入(挿入)した後、取付部180に対して後方から固定具200を装着する。これにより、後端部186は固定具200の受け穴204に挿入され、小穴201と縦孔206は同軸位置に配置される。次に、縦孔206にタッピングねじ194を螺入することにより、支持体174は固定具200とともに取付部180に対して簡便且つ確実に固定される。固定具200によれば受け穴204は後方に連通していないことから、防水機能、防塵機能が向上する。
次に、第4の実施形態に係るヘッドライト100dについて、図14〜図16を参照しながら説明する。
図14〜図16に示すように、ヘッドライト100dは、前記のヘッドライト100aと比較して、リフレクタ152の一部に凹部210が形成されており、該凹部210に副リフレクタ212が装着されている点が異なる。副リフレクタ212には楔型のレバー212aが設けられており、該レバー212aにより凹部210に対して確実に固定することができる。副リフレクタ212の前面は反射面となっており、リフレクタ152とともに連続的で滑らかな反射面を形成している。つまり、ヘッドライト100dでは、副リフレクタ212に対してリフレクタ152は主リフレクタとして作用している。
凹部210の後方には横穴214を備える取付部216が設けられている。横穴214は有底であり、防水機能及び防塵機能に優れる。
支持体174の後方部(一端部)218は凹部210の底面に合わせて上方に向かって略直角に折り曲げられており、横穴214に対向する位置には小穴220が設けられている。小穴220及び横穴214にはタッピングねじ194が螺入され、支持体174は確実に固定される。支持体174は、凹部210に対して溶接又は接着等によって固定してもよい。
副リフレクタ212は、支持体174の後方部218ををタッピングねじ194により固定した後に前方から装着する。これにより副リフレクタ212はリフレクタ152とともに連続的な反射面を形成するとともに、凹部210及び後方部218は副リフレクタ212により覆われることになる。
このようなヘッドライト100dによれば、支持体174が凹部210で固定され、該凹部210を副リフレクタ212により覆うことにより、リフレクタ152は副リフレクタ212によって補われ、反射面は実質的に減少することがなく、外観性能を向上させることができる。また、図14に示すように、副リフレクタ212リフレクタ152に対してほとんど隙間なく装着され、しかも連続的な反射面を形成することから、外観性能を一層向上させることができる。
本発明に係るライトは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
自動二輪車の側面図である。 自動二輪車の斜視図である。 第1の変形例に係る自動二輪車の前方部側面図である。 第2の変形例に係る自動二輪車の前方部側面図である。 第1の実施形態に係るヘッドライトの正面図である。 第1の実施形態に係るヘッドライトの断面側面図である。 第1の実施形態に係るヘッドライトにおけるフードの斜視図である。 図6の矢視VIII−VIIIにおける断面平面図である。 第2の実施形態に係るヘッドライトの断面側面図である。 図9の矢視X−Xにおける断面平面図である。 第3の実施形態に係るヘッドライトの断面側面図である。 固定具の斜視図である。 図11の矢視XIII−XIIIにおける断面平面図である。 第4の実施形態に係るヘッドライトの正面図である。 第4の実施形態に係るヘッドライトの断面側面図である。 図15の矢視XVI−XVIにおける断面平面図である。 従来技術に係るヘッドライトの断面側面図である。
符号の説明
10…自動二輪車 100a〜100d…ヘッドライト
150…バルブ(光源) 152…リフレクタ
154…レンズ 156…ケース
170…フード 172…遮光部
174…支持体 176…主部
178…狭部 180…取付部
182…楔凸部 184…凹部
186…後端部 190…孔部
192…楔凹部 200…固定具
202…装着部 212…副リフレクタ

Claims (6)

  1. 光源、レンズ、リフレクタ、及び前記光源の発射光の一部を遮るフードを備えるライトであって、
    前記フードは、前記光源の前方に設けられる遮光部と、
    該遮光部を支持する支持体と、
    を有し、
    前記支持体は、前記リフレクタに設けられた孔部に挿入されていることを特徴とするライト。
  2. 請求項1記載のライトにおいて、
    前記支持体は、前記リフレクタの反射面以外の箇所で締め付け部材により固定されていることを特徴とするライト。
  3. 請求項1又は2記載のライトにおいて、
    前記支持体及び前記孔部には互いに係合する抜け止めの楔部が設けられていることを特徴とするライト。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のライトにおいて、
    前記支持体の一部は前記孔部を貫通し、貫通して突き出た部分が折り曲げられていることを特徴とするライト。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のライトにおいて、
    前記支持体を固定する固定具及び棒状部材とを有し、
    前記支持体の先端近傍には固定孔が設けられ、
    前記固定具は、リフレクタの一部に装着する装着部と、
    支持体の先端が挿入される受け孔と、
    前記受け孔に挿入された前記支持体の前記固定孔に対応する位置で、前記受け孔の延在方向に対して略直角に設けられ、前記棒状部材が挿入される縦孔部と、
    を有することを特徴とするライト。
  6. 光源、レンズ、リフレクタ、及び前記光源の発射光の一部を遮るフードを備えるライトであって、
    前記リフレクタは、
    凹部を有する主リフレクタと、
    前記凹部に装着されて主リフレクタとともに連続的な反射面を形成する副リフレクタと、
    を有し、
    前記フードは、前記光源の前方に設けられる遮光部と、
    該遮光部を支持する支持体と、
    を有し、
    前記支持体の一端部は前記凹部に固定され、該一端部は前記副リフレクタにより覆われることを特徴とするライト。
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