JP2008157881A - タイミング検査装置 - Google Patents

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JP2008157881A JP2006349847A JP2006349847A JP2008157881A JP 2008157881 A JP2008157881 A JP 2008157881A JP 2006349847 A JP2006349847 A JP 2006349847A JP 2006349847 A JP2006349847 A JP 2006349847A JP 2008157881 A JP2008157881 A JP 2008157881A
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Abstract

【課題】回路規模が小さい検査基板でタイミングを検査することが可能なタイミング検査装置を実現する。
【解決手段】半導体デバイスの良否を検査するタイミング検査装置において、遅延時間が設定され、この遅延時間に応じて試験信号を遅延させた被測定信号を出力する半導体デバイスが搭載された検査基板と、前記遅延時間を設定する制御信号及び前記試験信号を前記半導体デバイスに出力し、前記被測定信号が遷移するタイミング及び遅延時間を求めて前記半導体デバイスの良否を検査する演算制御部で構成されるテスタとを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、IC(Integrated Circuit)及びLSI(Large Scale Integration)等の半導体デバイスから出力される信号のエッジのタイミングを測定して半導体デバイスの良否を判定するタイミング検査装置に関して、特に回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスから出力される信号のエッジのタイミングを検査することが可能なタイミング検査装置に関する。
従来の半導体デバイスの良否を判定するタイミング検査装置に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開平6−138173号公報 特開平10−010179号公報
従来から、半導体デバイスの信号を検査する装置として検査装置(いわゆるテスタ装置)が用いられている。この検査装置は、一般的に被検査対象(以下、DUT(Device Under Test)という)としての半導体デバイスに対して試験信号(言い換えれば、テストパターン)を与え、DUTから出力される信号と予め定められた期待値とを比較し、パス・フェイルを判断することによりDUTの良、不良を判定している。
この検査装置には、タイミング調整用の半導体デバイス(DUT)からの出力が遅延設定に応じて正確に変化するか否かといったタイミング検査を実施するために、基準信号と遅延されたDUTからの出力との遅延時間差を測定することにより、DUTのタイミング検査を行う検査装置がある。
ちなみに、タイミング調整用の半導体デバイスは、遅延設定機能を有し、遅延時間を設定し、その遅延時間に応じて入力信号を遅延させて出力する半導体デバイスであり、入出力のタイミングを調整するタイミング調整機構などに利用される。
図6はこのような従来の半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査するタイミング検査装置の一例を示す構成ブロック図である。図6において1はテスタ、2はFC(FunCtion:ファンクション)モジュール、3はDCモジュール、4はリレーの入出力端子の接続を切り替え制御するリレー制御モジュール、5は検査基板、6、8及び9はリレー、7は分配回路、10はタイミング測定回路、100は半導体デバイス(以下、DUT)である。
FCモジュール2、DCモジュール3及びリレー制御モジュール4によってテスタ1が構成される。検査基板5にはリレー6、8及び9、分配回路7及びタイミング測定回路10が備えられ、DUT100が搭載される。
FCモジュール2は、DUT100が遅延設定に応じて正確に変化するかどうかといったタイミング検査を実施するため、遅延時間を設定する制御信号をDUT100に出力すると共に一定周期のパルス信号である試験信号をDUT100に供給する。
また、FCモジュール2は、DUT100により遅延されて出力された試験信号(被測定信号)の遅延時間が予め設定された期待値に一致するか否かを判定し、DUT100の良否を判定する。
FCモジュール2の出力端子はリレー6の入力端子に接続され、FCモジュール2の制御出力端子はDUT100の制御端子にそれぞれ接続される。また、リレー6の一方の出力端子は分配回路7の入力端子に接続される。
分配回路7の一方の出力端子はタイミング測定回路10の一方の入力端子に接続され、分配回路7の他方の出力端子はリレー8の一方の入力端子に接続される。また、リレー6の他方の出力端子はリレー8の他方の入力端子に接続される。
一方、リレー8の出力端子はDUT100の入力端子に接続され、DUT100の出力端子はリレー9の入力端子に接続される。
リレー9の一方の出力端子はタイミング測定回路10の他方の入力端子に接続され、タイミング測定回路10の出力端子はDCモジュール3の入力端子に接続される。また、リレー制御モジュール4の制御出力端子はリレー6、8及び9の制御端子にそれぞれ接続される。
ここで、図6に示す従来例の動作を図7を用いて説明する。図7は従来例の動作を説明する説明図である。
FCモジュール2から制御信号がDUT100の制御端子に入力され、DUT100はこの制御信号に基づいて、遅延時間を設定する。
また、リレー制御モジュール4からリレー制御信号が出力され、リレー6、8及び9の制御端子にそれぞれ入力される。
これらのリレー制御信号に基づいて、リレー6は分配回路7への出力を選択し、リレー8は分配回路7からの入力を選択し、リレー9はタイミング測定回路10への出力を選択するようにそれぞれ切り替えられる。
FCモジュール2から一定周期のパルス信号である試験信号が出力され、リレー6を介して分配回路7の入力端子に入力される。
試験信号は分配回路7によって分配され、タイミング測定回路10の一方の入力端子及びリレー8を介しDUT100の入力端子にそれぞれ入力される。
試験信号は設定された遅延時間だけDUT100によって遅延されて出力される。また、DUT100からの出力は被測定信号としてリレー9を介してタイミング測定回路10の他方の入力端子に入力される。
例えば、図7に示すように図7中”TS110”に示す一定周期のパルス信号である試験信号は、DUT100によって図7中”TP110”に示す遅延時間だけ遅延され、図7中”OS110”に示す被測定信号として出力される。
また、タイミング測定回路10は、試験信号とDUT100から出力された被測定信号とを比較して遅延時間差を算出すると共に、この遅延時間差を電圧に変換してDCモジュール3に印加させる。
テスタ1はこのタイミング測定回路10からの電圧がDUT100に予め設定された電圧の許容範囲内であるか否かを判定して、DUT100の良否を判定する。
このように、テスタ1は、この電圧が予め定められた電圧の許容範囲内である場合は合格、電圧の許容範囲内でない場合は不合格として、DUT100の良否を判定する。
この結果、タイミング測定回路が試験信号とDUTで遅延された被測定信号とを比較して遅延時間差を電圧に変換し、テスタがこの電圧は予め設定された電圧の許容範囲内であるか否に基づいてDUTの良否を判定することにより、DUTの出力が遅延設定に応じて正確に変化するか否かといったタイミング検査を行うことが可能となる。
一方、従来のタイミング検査装置のDUT100のオープン(開放)/ショート(短絡)検査を行う場合について図8を用いて説明する。
図8は従来の半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査するタイミング検査装置の他の一例(オープン/ショート検査を行う場合)を示す構成ブロック図である。図8において1、2、3、4、5、6、7、8、9及び10は図6と同一符号を付してある。
ちなみに、図8に示す従来例はオープン/ショート検査に係る構成以外は図6に示す従来例の構成ブロック図と同じ構成であるため説明を適宜省略する。
DCモジュール3はオープン/ショート検査を行うための試験信号を出力し、DUT100の特定のピンに所定の電圧値の直流電圧が印加されたときに測定される電流値が予め定められた電流値の範囲内であるか否かを判定し、半導体デバイスの良否を判定するといった検査を行うモジュールである。
リレー制御モジュール4の制御出力端子はリレー6、8及び9の制御端子にそれぞれ接続される。
DCモジュール3の出力端子はリレー6の入力端子に接続され、リレー6の一方の出力端子はリレー8の一方の入力端子に接続される。
リレー8の出力端子はDUT100の入力端子に接続され、DUT100の出力端子はリレー9の入力端子に接続される。また、リレー9の一方の出力端子はDCモジュール3の入力端子に接続される。
ここで、図8に示す従来例の動作を説明する。DUT100のオープン/ショート検査を行う場合では、リレー制御モジュール4が複数のリレー制御信号を出力し、このリレー制御信号はリレー6、8及び9にそれぞれ入力される。
これらのリレー制御信号に基づいて、リレー6はリレー8への出力を選択し、リレー8はリレー6からの入力を選択し、リレー9はDCモジュール3への出力を選択するようにそれぞれ切り替えられる。
DCモジュール3は試験信号をリレー6に出力する。また、この試験信号はリレー6及び8を介してDUT100の入力端子に入力される。
入力された試験信号はDUT100の特定のピンに印加され、被測定信号としてリレー9に出力される。この被測定信号はリレー9を介してDCモジュール3に入力される。
DCモジュール3は、被測定信号の電流値を測定し、この電流値が予め定められた電流値の許容範囲内であるか否かを判定する。
DCモジュール3は、この電流値が予め定められた電流値の許容範囲内である場合は合格、電流値の許容範囲内でない場合は不合格とし、DUT100の良否を判定する。
この結果、DCモジュールは試験信号を出力し、この試験信号がDUTの特定のピンに印加され被測定信号としてDCモジュールに出力され、DCモジュールはこの被測定信号の電流値が予め定められた電流値の範囲内であるか否かによってDUTの良否を判定することにより、オープン/ショート検査を行うことが可能となる。
しかし、図6に示す従来例では、DUTの良否を判定するためにはタイミング測定回路、分配回路及びリレーが必要となることにより、検査基板の回路規模が大きくなってしまうといった問題があった。
また、基準信号をタイミング測定回路に入力するための配線経路が必要であることにより、検査基板の設計が複雑になってしまうといった問題があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能なタイミング検査装置を実現することにある。
上記のような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
半導体デバイスの良否を検査するタイミング検査装置において、
遅延時間が設定され、この遅延時間に応じて試験信号を遅延させた被測定信号を出力する半導体デバイスが搭載された検査基板と、前記遅延時間を設定する制御信号及び前記試験信号を前記半導体デバイスに出力し、前記被測定信号が遷移するタイミング及び遅延時間を求めて前記半導体デバイスの良否を検査する演算制御部で構成されるテスタとを備えることにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の発明であるタイミング検査装置において、
前記演算制御部が、遅延時間を設定する前記制御信号及び一定周期のパルス信号である前記試験信号を前記半導体デバイスに出力することにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
請求項3記載の発明は、
請求項1記載の発明であるタイミング検査装置において、
前記演算制御部が、複数のストローブを設定されたストローブの発生間隔ずつ遅らせてそれぞれ発生させ、これらのストローブの発生時点における前記被測定信号の測定値と前記期待値との一致若しくは不一致の回数をカウントし、このカウント値と前記ストローブの発生間隔とに基づき前記被測定信号が遷移するタイミングを算出することにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
請求項4記載の発明は、
請求項3記載の発明であるタイミング検査装置において、
前記演算制御部が、前記試験信号が遷移する時点から前記ストローブの発生間隔ずつ遅らせて前記ストローブを複数回発生させることにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
請求項5記載の発明は、
請求項3記載の発明であるタイミング検査装置において、
前記被測定信号の測定値と前記期待値との一致若しくは不一致の状態遷移が生じるまでストローブを発生させることにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
請求項6記載の発明は、
請求項1記載の発明であるタイミング検査装置において、
前記演算制御部が、前記被測定信号が遷移するタイミングに基づき、前記半導体デバイスが前記試験信号を遅らせる遅延時間を算出し、この遅延時間が予め設定された遅延時間の許容範囲内であるか否かによって半導体デバイスの良否を判定することにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
請求項7記載の発明は、
請求項1記載の発明であるタイミング検査装置において、
前記演算判定部が、複数の第1ストローブを設定された第1のストローブの発生間隔ずつ遅らせてそれぞれ発生させ、これらの前記第1ストローブの発生時点における前記被測定信号の測定値と前記期待値との一致若しくは不一致の状態遷移に基づき前記被測定信号が立ち上がる期間を求め、この期間内に複数の第2ストローブを設定された第2のストローブの発生間隔ずつ遅らせてそれぞれ発生させ、これら前記第2のストローブの発生時点における前記被測定信号の測定値と前記期待値との一致若しくは不一致の回数をカウントし、このカウント値と前記第2のストローブ発生間隔とに基づき前記被測定信号が遷移するタイミングを算出することにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
請求項8記載の発明は、
請求項7記載の発明であるタイミング検査装置において、
前記演算判定部が、前記第2のストローブの発生間隔を前記第1のストローブの発生間隔よりも短く設定することにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
請求項9記載の発明は、
請求項3記載の発明であるタイミング検査装置において、
前記演算判定部が、複数のストローブを設定されたストローブの発生間隔ずつ遅らせてそれぞれ発生させると共に、前記ストローブの発生時点における前記被測定信号の測定値と前記期待値との一致若しくは不一致の回数をカウントする動作を複数回行い、得られた複数の前記カウント値の平均値を算出し、この平均値と前記ストローブの発生間隔とに基づき前記被測定信号が遷移するタイミングを算出することにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
本発明によれば次のような効果がある。
請求項1、2、3、4、5、6、7、8及び請求項9の発明によれば、
テスタに備えられた演算制御部が半導体デバイスの遅延時間を設定する制御信号及び試験信号を前記半導体デバイスに出力し、半導体デバイスから出力される被測定信号が遷移するタイミング及び遅延時間を求めて前記半導体デバイスの良否を検査することにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るタイミング検査装置の一実施例を示す構成図である。
図1において11はテスタ、12はFCモジュール、13は検査基板である。また、101はFCモジュール12から構成される演算制御部、110は半導体デバイス(以下、DUT)である。
テスタ11には演算制御部101が備えられ、検査基板13にはDUT110が搭載される。
FCモジュール12の出力端子はDUT110の入力端子に接続され、FCモジュール12の制御出力端子はDUT110の制御端子に接続される。また、DUT110の出力端子はFCモジュール12の入力端子に接続される。
ここで、図1に示す本発明に係るタイミング検査装置の一実施例の動作について図2及び図3を用いて説明する。図2及び図3は図1に示す一実施例の動作を説明する説明図である。
FCモジュール12は、DUT110の出力が遅延設定に応じて正確に変化するかどうかといったタイミング検査を実施するため、遅延時間を設定する制御信号及び一定周期のパルス信号である試験信号をDUT110に出力すると共に、ストローブの発生間隔を設定し、この発生間隔ずつ時間をずらしてストローブを発生させながら、ストローブが発生した時点における被測定信号の測定値が予め設定された期待値に一致するか否かを判定する。
FCモジュール12は、図1中”SP110”に示す制御信号を出力し、DUT110は、図1中”SP110”に示す制御信号に基づいて遅延時間を設定する。
FCモジュール12は、図1中”TS110”に示す一定周期のパルス信号である試験信号を出力し、DUT110は、図1中”TS110”に示す試験信号を設定された遅延時間だけ遅延させ、図1中”OS110”に示す被測定信号としてFCモジュール12に出力する。
例えば、図2に示すようにDUT110は、図2中”TS120”に示す一定周期のパルス信号である試験信号を図2中”TP120”に示す遅延時間だけ遅らせて図2中”OS120”に示す被測定信号としてFCモジュール12に出力する。
FCモジュール12は、ストローブとストローブとの時間間隔(ストローブ発生間隔(図示せず))を設定し、このストローブ発生間隔に基づいてストローブを複数回発生させる。
例えば、FCモジュール12は、図2中”TS120”に示す試験信号が立ち上がった時点からストローブ発生間隔(図示せず)だけ遅らせて図2中”SB120”に示すストローブを発生させる。
次に、FCモジュール12は、図2中”SB120”に示すストローブを発生させた時間にさらにストローブ発生間隔(図示せず)だけ遅らせて図2中”SB121”に示すストローブを発生させる。
さらに、FCモジュール12は、図2中”SB122”、”SB123”、”SB124”及び”SB125”に示すストローブを上述のように直前のストローブを発生させた時間よりもストローブ発生間隔(図示せず)だけ遅らせてそれぞれ発生させる。
これらの複数のストローブによる被測定信号のタイミング検査をよりわかりやすく説明するために、図3を用いて説明する。
図3は被測定信号の立ち上がるタイミングとストローブ発生間隔及びパス・フェイル判定結果のカウント数との関係を示している。
また、図3は試験信号及び被測定信号を試験信号の立ち上がりに同期させて図面中に重ね合わせ、図2で示した複数のストローブが発生する様子を表している。
FCモジュール12は、ストローブの発生間隔を設定する。例えば、図3に示すようにFCモジュール12は図3中”ST130”に示すストローブ発生間隔を設定する。
また、FCモジュール12は、試験信号が立ち上がった時点からストローブ発生間隔ずつ遅らせて複数のストローブを発生させる。
例えば、FCモジュール12は、図3中”SB130”、”SB131”、”SB132”、”SB133”、”SB134”及び”SB135”に示すストローブをそれぞれ図3中”TS130”に示す試験信号が立ち上がった時点から図3中”ST130”に示すストローブ発生間隔ずつ遅らせて発生させる。
FCモジュール12は、これらのストローブが発生した時点の被測定信号の測定値が予め設定された期待値に一致するか否かパス・フェイル判定を行う。
例えば、FCモジュール12は、図3中”OS130”に示す被測定信号の期待値をハイレベルに設定し、ストローブが発生した時点の図3中”OS130”に示す被測定信号の測定値がハイレベルである場合には”パス(Pass)”、ローレベルである場合には”フェイル(Fail)”として判定する。
FCモジュール12は、パス・フェイル判定の判定結果がフェイルからパスに遷移するまでストローブを発生し、”フェイル”と判定された回数をカウントすると共に被測定信号が立ち上がる期間を検出する。
言い換えれば、FCモジュール12は、ストローブが発生した時点の図3中”OS130”に示す被測定信号の測定値と期待値との判定結果が状態遷移するまでストローブを発生させると共に、被測定信号の測定値と期待値とが一致若しくは不一致の回数をカウントする。
例えば、FCモジュール12は、図3中”SB130”、”SB131”、”SB132”、”SB133”及び”SB134”に示すストローブが発生する時点の図3中”OS130”に示す被測定信号の測定値がローレベルであれば、”フェイル”と判定すると共に”フェイル”と判定された回数(例えば、”K回”)をカウントする。
また、FCモジュール12は、図3中”SB135”に示すストローブが発生する時点の図3中”OS130”に示す被測定信号の測定値がハイレベルであれば、”パス”と判定する。
すなわち、FCモジュール12は、図3中”SB134”に示すストローブが発生してから図3中”SB135”に示すストローブが発生するまでの期間内に図3中”OS130”に示す被測定信号が立ち上がることを検出することになる。
FCモジュール12は、パス・フェイル判定の結果得られた”フェイル”と判定された回数(K)及び図3中”ST130”に示すストローブ発生間隔(ST)に基づいて、図3に示すように以下の式(1)によって図3中”OS130”に示す被測定信号が立ち上がるタイミング(OT)を算出する。
OT=ST×K+ST×0.5・・・(1)
ちなみに、FCモジュール12は、式(1)によって”ST×0.5”を加算して、図3中”SB134”に示すストローブが発生してから図3中”SB135”に示すストローブが発生するまでの期間の中間の時点を算出する。
また、テスタ11はFCモジュール12によって算出された図3中”OS130”に示す被測定信号の立ち上がるタイミングにより、図3中”OS130”に示す被測定信号が図3中”TS130”に示す試験信号から遅延する遅延時間を算出し、この算出された遅延時間が予め設定された遅延時間の許容範囲内であるか否かを判定する。
また、テスタ11は算出された遅延時間が許容範囲内である場合は合格、許容範囲内でない場合は不合格として、DUTの良否を判定する。
この結果、FCモジュールが複数のストローブをそれぞれ設定された発生間隔ずつ遅らせて発生させ、ストローブの発生時点における被測定信号の測定値が期待値に一致するか否かの判定し、この判定に基づき被測定信号のエッジのタイミングを求めて遅延時間を算出すると共に、この遅延時間が許容範囲内であるか否かによってDUTの良否を判定することにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
一方、FCモジュール12が、直前の測定で求められた被測定信号が立ち上がる期間内でストローブの発生時点における被測定信号の測定値が期待値に一致するか否かによって被測定信号のエッジのタイミングを算出するといった測定を再び行うことにより、図2中”OS120”に示す被測定信号が立ち上がるタイミングをより精密に検査することが可能となる。
このような図1の本発明に係るタイミング検査装置が直前の測定で求められた被測定信号が立ち上がる期間内で再び被測定信号のエッジのタイミングを測定するタイミング検査を行う動作について図4を用いて説明する。図4は図1に示す一実施例の動作を説明する説明図である。
まず、FCモジュール12は、第1のストローブ発生間隔を設定する。例えば、図4に示すように、FCモジュール12は図4中”ST140”に示すストローブ発生間隔を設定する。
また、FCモジュール12は、第1のストローブ発生間隔に基づいて複数のストローブをそれぞれ発生させる。
例えば、FCモジュール12は、図4中”SB140”、”SB141”、”SB142”及び”SB143”に示すストローブを図4中”TS140”に示す試験信号が立ち上がった時点から図4中”ST140”に示すストローブ発生間隔ずつ遅らせてそれぞれ発生させる。
FCモジュール12は、これらのストローブが発生した時点における被測定信号の測定値が予め設定された期待値に一致するか否かパス・フェイル判定を行う。
例えば、FCモジュール12は図4中”OS140”に示す被測定信号の期待値をハイレベルに設定し、ストローブが発生した時点の図4中”OS140”に示す被測定信号の測定値がハイレベルである場合には”パス”、ローレベルである場合には”フェイル”として判定する。
また、FCモジュール12は、パス・フェイル判定の判定結果がフェイルからパスに遷移するまでストローブを発生し、”フェイル”と判定された回数をカウントすると共に被測定信号が立ち上がる期間を検出する。
例えば、FCモジュール12は、図4中”SB140”、”SB141”及び”SB142”に示すストローブが発生する時点の図4中”OS140”に示す被測定信号の測定値がローレベルであれば、”フェイル”と判定すると共に”フェイル”と判定された回数をカウントする。
また、FCモジュール12は、図4中”SB143”に示すストローブが発生する時点の図4中”OS140”に示す被測定信号の測定値がハイレベルであれば、”パス”と判定する。
すなわち、FCモジュール12は、図4中”SB142”に示すストローブが発生してから図4中”SB143”に示すストローブが発生するまでの期間内に図4中”OS140”に示す被測定信号が立ち上がることを検出することになる。
そして、FCモジュール12は、第2のストローブ発生間隔を設定し、この測定結果に基づき先に検出された被測定信号が立ち上がる期間内に第2のストローブ発生間隔に基づき複数のストローブを発生させる。
例えば、FCモジュール12は、図4中”SB142”に示すストローブが発生してから図4中”SB143”に示すストローブが発生するまでの期間内に図4中”SB144”、”SB145”、”SB146”及び”SB147”に示すストローブを図4中”ST141”に示すストローブ発生間隔ずつ遅らせてそれぞれ発生させる。
ここで、FCモジュール12は、図4中”SB144”に示すストローブを図4中”SB142”に示すストローブと同じタイミングで発生すると共に、図4中”ST141”に示すストローブ発生間隔を図4中”ST140”に示すストローブ発生間隔よりも小さい間隔に設定する。
また、FCモジュール12は、これらのストローブが発生した時点の被測定信号の測定値が予め設定された期待値に一致するか否かパス・フェイル判定を行い、判定結果がフェイルからパスに遷移するまでストローブを発生し、”フェイル”と判定された回数をカウントすると共に被測定信号が立ち上がる期間を検出する。
例えば、FCモジュール12は、図4中”SB144”、”SB145”、”SB146”及び”SB147”に示すストローブが発生する時点で図4中”OS140”に示す被測定信号の測定値と予め設定された期待値とのパス・フェイル判定を行う。
FCモジュール12は、図4中”SB144”、”SB145”、”SB146”に示すストローブが発生する時点の被測定信号の測定値が”ローレベル”であれば、”フェイル”と判定し、図4中”SB147”に示すストローブが発生する時点の被測定信号の測定値が”ハイレベル”であれば、”パス”と判定する。
次に、FCモジュール12は、図4中”SB146”に示すストローブまでの各ストローブの”フェイル”と判定された回数及びストローブ発生間隔に基づいて上述の式(1)によって図4中”OS140”に示す被測定信号が立ち上がるタイミングを算出する。
このように、FCモジュール12が、図4中”ST141”に示すストローブ発生間隔を図4中”ST140”に示すストローブ発生間隔よりも小さく設定すると共に、図4中”SB142”に示すストローブと図4中”SB143”に示すストローブとが発生された期間内に複数のストローブを発生させることにより、図4中”OS140”に示す被測定信号の立ち上がるタイミングをより精密に測定することが可能となる。
また、テスタ11はFCモジュール12によって算出された図4中”OS140”に示す被測定信号が立ち上がるタイミングに基づいて遅延時間を算出し、この算出された遅延時間が予め設定された遅延時間の許容範囲内であるか否かを判定し、DUT110の良否を判定する。
この結果、FCモジュールが複数のストローブをそれぞれ設定された発生間隔ずつ遅らせて発生させ、ストローブの発生時点の被測定信号の測定値が期待値に一致するか否かの判定結果に基づいて被測定信号が立ち上がる期間を求め、この期間内において再び複数のストローブを発生させ、被測定信号のエッジのタイミングを求めて遅延時間を算出すると共に、この遅延時間が許容範囲内であるか否かによってDUTの良否を判定することにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
なお、図1等に示す実施例では、FCモジュール12がDUT110に制御信号を出力すると共に、一定周期のパルス信号である試験信号をDUT110に出力し、図3中”OS130”に示す被測定信号と予め設定された期待値とのパス・フェイル判定によって被測定信号が立ち上がるタイミングを算出すると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、一以上のFCモジュールが制御信号をDUTに出力し、一定周期のパルス信号である試験信号をDUTに出力し、被測定信号と予め設定された期待値とのパス・フェイル判定によって被測定信号が立ち上がるタイミングを算出するものであっても構わない。
また、図1等に示す実施例では、FCモジュール12が被測定信号の期待値をハイレベルに設定し、被測定信号がハイレベルであれば”パス”、ローレベルであれば”フェイル”として判定し、”フェイル”と判定された回数及びストローブ発生間隔に基づいて被測定信号が立ち上がるタイミングを算出すると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、FCモジュール12は被測定信号の期待値をローレベルに設定し、被測定信号がハイレベルであれば”フェイル”、ローレベルであれば”パス”として判定され、”パス”と判定された回数及びストローブ発生間隔に基づき被測定信号が立ち上がるタイミングを算出するものであっても構わない。
例えば、FCモジュール12は、”パス”と判定された回数(Kp)及びストローブ発生間隔(ST)に基づき、以下の式(2)によって被測定信号が立ち上がるタイミング(OT)を算出する。
OT=ST×Kp+ST×0.5・・・(2)
この結果、FCモジュールが複数のストローブをそれぞれ設定された発生間隔ずつ遅らせて発生させ、ストローブ発生時点の被測定信号と予め設定された期待値とのパス・フェイル判定をして”パス”と判定された回数に基づいて被測定信号が立ち上がるタイミングを求め遅延時間を算出すると共に、この遅延時間が許容範囲内であるか否かによってDUTの良否を判定することにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
また、図1等に示す実施例では、式(1)では”ST(ストローブ発生間隔)×0.5”が加算されて図3中”SB134”に示すストローブが発生してから図3中”SB135”に示すストローブが発生するまでの期間の中間のタイミングが算出されると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、図3中”SB134”に示すストローブが発生してから図3中”SB135”に示すストローブが発生するまでの期間内に被測定信号が立ち上がるタイミングが算出されるものであっても構わない。
すなわち、被測定信号と期待値とのパス・フェイル判定で判定結果が”フェイル”と”パス”とが切り替わるストローブ発生間隔内に被測定信号が立ち上がるタイミングが算出されることになる。
また、図1等に示す実施例では、FCモジュール12が”フェイル”と判定された回数及び図3中”ST130”に示すストローブ発生間隔に基づいて図3中”OS130”に示す被測定信号が立ち上がるタイミングを算出すると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、FCモジュールが測定信号のエッジのタイミングを検出するといった測定を複数回行い、”フェイル”と判定された回数の平均値に基づいて被測定信号が立ち上がるタイミングを算出するものであっても構わない。
このような被測定信号のエッジのタイミング測定を複数回行い、”フェイル”と判定された回数の平均値に基づいて被測定信号のエッジのタイミングを算出する実施例について図5を用いて説明する。図5は図1に示す一実施例の動作を説明する説明図である。
例えば、図5に示すように、FCモジュール12は複数のストローブを発生させ、ストローブが発生した時点の被測定信号の測定値が予め設定された期待値に一致するか否かパス・フェイル判定を行い、判定結果が”フェイル”から”パス”に遷移するまでストローブを発生させて被測定信号が立ち上がる期間を検出するといった被測定信号のエッジのタイミング測定を複数回行う。
例えば、FCモジュール12は、図5中”ST150”に示すストローブ発生間隔を設定し、図5中”TS150”に示す試験信号が立ち上がった時点から図5中”ST150”に示すストローブ発生間隔ずつ遅らせて図5中”SB150”、”SB151”、”SB152”及び”SB153”に示すストローブをそれぞれ発生させる。
FCモジュール12は、各ストローブの発生時点の被測定信号と予め設定された期待値とが一致するか否かパス・フェイル判定を行う。
FCモジュール12は、図5中”SB150”、”SB151”及び”SB152”に示すストローブが発生する時点の被測定信号の測定値が”ローレベル”であれば、”フェイル”と判定すると共に”フェイル”と判定された回数をカウントする。
また、FCモジュール12は、図5中”SB153”に示すストローブが発生する時点の被測定信号の測定値が”ハイレベル”であれば、”パス”と判定する。
次に、FCモジュール12は、図5中”ST150”に示すストローブ発生間隔を設定し、図5中”TS150”に示す試験信号が立ち上がった時点から図5中”ST150”に示すストローブ発生間隔ずつ遅らせて図5中”SB154”、”SB155”、”SB156”及び”SB157”に示すストローブをそれぞれ発生させる。
FCモジュール12は、各ストローブの発生時点の被測定信号と予め設定された期待値とが一致するか否かパス・フェイル判定を行う。
FCモジュール12は、図5中”SB154”、”SB155”及び”SB156”に示すストローブが発生する時点の被測定信号の測定値が”ローレベル”であれば、”フェイル”と判定すると共に”フェイル”と判定された回数をカウントする。
また、FCモジュール12は、図5中”SB157”に示すストローブが発生する時点の被測定信号の測定値が”ハイレベル”であれば、”パス”と判定する。
さらに、FCモジュール12は、図5中”ST150”に示すストローブ発生間隔を設定し、図5中”TS150”に示す試験信号が立ち上がった時点から図5中”ST150”に示すストローブ発生間隔ずつ遅らせて図5中”SB154”、”SB155”、”SB156”及び”SB157”に示すストローブをそれぞれ発生させる。
FCモジュール12は、各ストローブの発生時点の被測定信号と予め設定された期待値とが一致するか否かパス・フェイル判定を行う。
FCモジュール12は、図5中”SB158”、”SB149”及び”SB160”に示すストローブが発生する時点の被測定信号の測定値は”ローレベル”であれば、”フェイル”と判定すると共に”フェイル”と判定された回数をカウントする。
FCモジュール12は、図5中”SB161”に示すストローブが発生する時点の被測定信号の測定値は”ハイレベル”であれば、”パス”と判定する。
また、FCモジュール12は、上述のようなタイミング測定を複数回行うことにより、複数の”フェイル”と判定された回数のカウント値をそれぞれ得て、これらのカウント値に基づきFCモジュール12は”フェイル”と判定された平均回数を求める。
例えば、FCモジュール12は、被測定信号のエッジのタイミング測定回数(N)及び各タイミング測定の”フェイル”と判定された回数に基づき、以下の式(3)によってフェイル平均回数(AK)を算出する。
フェイル平均回数(AK)=フェイル判定回数の合計/N・・・(3)
FCモジュール12は、このフェイル平均回数に基づき上述の式(1)を用いることにより、図4中”OS140”に示す被測定信号が立ち上がるタイミングを算出する。
この結果、複数のストローブを設定されたストローブの発生間隔ずつ遅らせてそれぞれ発生させると共に、ストローブの発生時点における被測定信号の測定値と期待値とのフェイルと判定された回数をカウントし、これらのカウント値からフェイル平均回数を算出し、このフェイル平均回数及びストローブ発生間隔に基づき被測定信号が立ち上がるタイミングを算出すると共に、この遅延時間が許容範囲内であるか否かによってDUTの良否を判定することにより、回路規模が小さい検査基板で半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査することが可能となる。
また、FCモジュールが”フェイル”と判定された回数の平均値に基づいて被測定信号が立ち上がるタイミングが算出されると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、”パス”と判定された回数に基づきフェイル平均回数を算出するものであっても構わない。
また、図1等に示す実施例では、FCモジュール12は試験信号が立ち上がる時点からストローブ発生間隔ずつ遅らせて複数のストローブを発生させると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、FCモジュール12は試験信号が立ち下がる時点からストローブ発生間隔ずつ遅らせて複数のストローブを発生させるものであっても構わない。
すなわち、FCモジュール12は試験信号が立ち上がる時点、若しくは、試験信号が立ち下がる時点(試験信号が遷移する時点)からストローブ発生間隔ずつ遅らせて複数のストローブを発生させるものであっても構わない。
また、図1等に示す実施例では、FCモジュール12が被測定信号の期待値を設定し、パス・フェイル判定の結果に基づいて被測定信号が立ち上がるタイミングを算出すると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、FCモジュール12が被測定信号の期待値を設定し、パス・フェイル判定の結果に基づいて被測定信号が立ち下がるタイミングを算出するものであっても構わない。
すなわち、FCモジュール12は被測定信号が立ち上がるタイミング、若しくは、被測定信号が立ち下がるタイミング(被測定信号が遷移するタイミング)を算出するものであっても構わない。
さらに、FCモジュール12は試験信号が立ち上がる時点、若しくは、立ち下がる時点からストローブ発生間隔ずつ遅らせて複数のストローブを発生させて被測定信号の期待値を設定し、パス・フェイル判定の結果に基づいて被測定信号が立ち上がるタイミング、若しくは、立ち下がるタイミングを算出するものであっても構わない。
本発明に係るタイミング検査装置の一実施例を示す構成図である。 図1に示す一実施例の動作を説明する説明図である。 図1に示す一実施例の動作を説明する説明図である。 図1に示す一実施例の動作を説明する説明図である。 図1に示す一実施例の動作を説明する説明図である。 従来の半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査するタイミング検査装置の一例を示す構成ブロック図である。 従来例の動作を説明する説明図である。 従来の半導体デバイスの信号のエッジのタイミングを検査するタイミング検査装置の他の一例を示す構成ブロック図である。
符号の説明
1、11 テスタ
2、12 FCモジュール
3 DCモジュール
4 リレー制御モジュール
5、13 検査基板
6、8、9 リレー
7 分配回路
10 タイミング測定回路
100、110 半導体デバイス(DUT)
101 演算制御部

Claims (9)

  1. 半導体デバイスの良否を検査するタイミング検査装置において、
    遅延時間が設定され、この遅延時間に応じて試験信号を遅延させた被測定信号を出力する半導体デバイスが搭載された検査基板と、
    前記遅延時間を設定する制御信号及び前記試験信号を前記半導体デバイスに出力し、前記被測定信号が遷移するタイミング及び遅延時間を求めて前記半導体デバイスの良否を検査する演算制御部で構成されるテスタと
    を備えることを特徴とするタイミング検査装置。
  2. 前記演算制御部が、
    遅延時間を設定する前記制御信号及び一定周期のパルス信号である前記試験信号を前記半導体デバイスに出力することを特徴とする
    請求項1記載のタイミング検査装置。
  3. 前記演算制御部が、
    複数のストローブを設定されたストローブの発生間隔ずつ遅らせてそれぞれ発生させ、これらのストローブの発生時点における前記被測定信号の測定値と前記期待値との一致若しくは不一致の回数をカウントし、このカウント値と前記ストローブの発生間隔とに基づき前記被測定信号が遷移するタイミングを算出することを特徴とする
    請求項1記載のタイミング検査装置。
  4. 前記演算制御部が、
    前記試験信号が遷移する時点から前記ストローブの発生間隔ずつ遅らせて前記ストローブを複数回発生させることを特徴とする
    請求項3記載のタイミング検査装置。
  5. 前記演算制御部が、
    前記被測定信号の測定値と前記期待値との一致若しくは不一致の状態遷移が生じるまでストローブを発生させることを特徴とする
    請求項3記載のタイミング検査装置。
  6. 前記演算制御部が、
    前記被測定信号が遷移するタイミングに基づき、前記半導体デバイスが前記試験信号を遅らせる遅延時間を算出し、この遅延時間が予め設定された遅延時間の許容範囲内であるか否かによって半導体デバイスの良否を判定することを特徴とする
    請求項1記載のタイミング検査装置。
  7. 前記演算判定部が、
    複数の第1ストローブを設定された第1のストローブの発生間隔ずつ遅らせてそれぞれ発生させ、これらの前記第1ストローブの発生時点における前記被測定信号の測定値と前記期待値との一致若しくは不一致の状態遷移に基づき前記被測定信号が立ち上がる期間を求め、この期間内に複数の第2ストローブを設定された第2のストローブの発生間隔ずつ遅らせてそれぞれ発生させ、これら前記第2のストローブの発生時点における前記被測定信号の測定値と前記期待値との一致若しくは不一致の回数をカウントし、このカウント値と前記第2のストローブ発生間隔とに基づき前記被測定信号が遷移するタイミングを算出することを特徴とする
    請求項1記載のタイミング検査装置。
  8. 前記演算判定部が、
    前記第2のストローブの発生間隔を前記第1のストローブの発生間隔よりも短く設定することを特徴とする
    請求項7記載のタイミング検査装置。
  9. 前記演算判定部が
    複数のストローブを設定されたストローブの発生間隔ずつ遅らせてそれぞれ発生させると共に、前記ストローブの発生時点における前記被測定信号の測定値と前記期待値との一致若しくは不一致の回数をカウントする動作を複数回行い、得られた複数の前記カウント値の平均値を算出し、この平均値と前記ストローブの発生間隔とに基づき前記被測定信号が遷移するタイミングを算出することを特徴とする
    請求項1記載のタイミング検査装置。
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