JPH1010179A - 遅延素子試験装置および試験機能を有する集積回路 - Google Patents

遅延素子試験装置および試験機能を有する集積回路

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JPH1010179A
JPH1010179A JP8167361A JP16736196A JPH1010179A JP H1010179 A JPH1010179 A JP H1010179A JP 8167361 A JP8167361 A JP 8167361A JP 16736196 A JP16736196 A JP 16736196A JP H1010179 A JPH1010179 A JP H1010179A
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test
signal
phase comparator
delay
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Norifumi Kobayashi
林 憲 史 小
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Toshiba Corp
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/30Marginal testing, e.g. by varying supply voltage
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    • GPHYSICS
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な測定器が不要で、最小限のハードウェ
アで高速かつ低コストで行うことが可能な遅延素子試験
装置および試験機能を有する半導体集積回路を提供す
る。 【解決手段】 遅延素子試験装置によれば、少なくとも
1つはタイミング可変である複数の信号を発生する信号
発生器11と、前記複数の信号のうちタイミング可変の
信号と、被試験遅延素子1を通過した信号の位相の前後
関係を比較する位相比較器21と、前記位相比較器で発
生される制御信号により制御され、前記被試験遅延素子
の遅延特性の良否を表す信号を出力する試験結果出力回
路(23,24,25)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルスジェネレー
タ、LSIテスタのタイミング発生部などの各種測定器
やLSI内のタイミング調整用回路に利用されている可
変遅延素子を試験する装置および試験機能を有する集積
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】可変遅延素子は、任意に設定された制御
信号に応じて信号を遅延させる機能を有するものであ
り、通常2の制御ビット数乗の種類の遅延時間を実現で
きる。
【0003】このような可変遅延素子の性能を各遅延時
間について試験するには一般に高価な測定機器と膨大な
時間が必要となる。以下に従来行われている試験方法に
ついて述べる。
【0004】第1は、LSIテスタや個別測定器を用
い、論理レベルが“1”、“0”を繰り返す測定基準信
号を測定対象の可変遅延素子で遅延させ、可変遅延素子
で遅延した立ち下がりあるいは立ち上がりエッジを測定
器側の基準信号を用いて検出し、遅延量を求めるもので
ある。
【0005】この技術では、微少遅延を発生することの
できる高性能なLSIテスタや個別測定器を必要とす
る。また、遅延素子を一つずつ順次試験するために、時
間がかかり、測定器のランニングコストが高い。また、
エッジの境界をサーチで求めるために、サーチのための
基準信号のタイミングを制御するため、高性能の制御系
CPUが必要であり、かつ試験に膨大な時間を必要とす
る。
【0006】第2は、LSIのAC特性評価に利用され
ている技術であって、測定対象の可変遅延素子を含めて
リングオシレータを構成し、その発振周波数を周波数測
定器により測定する。すなわち、可変遅延素子の遅延設
定を変えたときの周波数変化より遅延量を求めることが
できる。
【0007】この方法ではリングオシレータの回路上の
制約から、波形の立ち上がりあるいは立ち下がりの一方
のみに着目した試験は不十分であり、デューティ比も計
測する必要があり、そのため、特殊な回路や測定器を必
要とし、また、測定系と制御系との間でデータのやりと
りが必要となって膨大な時間がかかる。
【0008】第3は、被試験信号と基準信号の位相差に
応じたパルス信号を得、これを積分して電圧に変換し、
その電圧値をA/D変換して遅延量を得るようにしたも
のである。
【0009】この方法では電圧値を求めるために一定期
間のパルスの積分が必要であり、測定時間がかかる。ま
た、得られた電圧値は常にA/D変換器の変換可能範囲
内にあるとは限らず、遅延量に応じて基準信号のタイミ
ングの調整が必要で、測定自体も複雑となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来用い
られている遅延素子試験方法はいずれも高価な測定器を
必要とし、測定が複雑で、かつ測定時間がかかるという
欠点があった。
【0011】そこで、本発明は遅延素子の必要な精度の
試験を最小限のハードウェアで高速かつ低コストで行う
ことが可能な遅延素子試験装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる遅延素子
試験装置によれば、少なくとも1つはタイミング可変で
ある複数の信号を発生する信号発生器と、前記複数の信
号のうちタイミング可変の信号と、被試験遅延素子を通
過した信号の位相の前後関係を比較する位相比較器と、
前記位相比較器で発生される制御信号により制御され、
前記被試験遅延素子の遅延特性の良否を表す信号を出力
する試験結果出力回路とを備えたことを特徴とする。
【0013】この装置では、既知のタイミング可変信号
と被試験遅延素子を通過した信号の位相判定により遅延
素子の特性を簡単な構成で高速に求めることができる。
【0014】前記試験結果出力回路は、前記位相比較器
の出力により制御されるカウンタを含むと良く、また、
前記カウンタの出力と判定基準値を格納する記憶部の記
憶内容とを比較する比較手段をさらに備えると良い。
【0015】カウンタの出力データと予めレジスタに記
憶された遅延時間の期待値データとを比較することによ
り、被試験遅延回路動作の良否を的確に判定することが
できる。
【0016】前記記憶部が初期値を格納する初期値格納
レジスタであることが好ましく、前記記憶部が上限期待
値レジスタと下限期待値レジスタとをさらに備えること
ができる。
【0017】被試験遅延素子および前記位相比較器、前
記試験結果出力回路が同一集積回路上に形成されたもの
であると良い。
【0018】この場合、複数のLSIを同時に試験する
ことができるため高速な試験を可能となる。
【0019】被試験遅延素子および前記位相比較器、前
記試験結果出力回路が形成された集積回路は複数個前記
パルス発生部に接続され得る。このとき、複数の集積回
路の試験結果出力回路の各出力を圧縮して出力する圧縮
器をさらに備えると良い。
【0020】本発明にかかる遅延素子試験装置の別の態
様は、少なくとも1つはタイミング可変である複数の信
号を発生する信号発生器と、前記複数の信号のうちタイ
ミング可変の信号を選択的に複数の被試験遅延素子に分
配する選択回路と、前記被試験遅延素子を通過した信号
の位相の前後関係を比較する位相比較器と、前記位相比
較器で発生される制御信号により制御され、前記被試験
遅延素子の遅延特性の良否を表す信号を出力する試験結
果出力回路とを備えたことを特徴とする。
【0021】また、本発明にかかる半導体集積回路は、
少なくとも1つはタイミング可変である複数の信号を発
生する外部の信号発生器と接続され、前記複数の信号の
うちタイミング可変の信号と、被試験遅延素子を通過し
た信号の位相の前後関係を比較する位相比較器と、前記
位相比較器で発生される制御信号により制御され、前記
被試験遅延素子の遅延特性の良否を表す信号を出力する
試験結果出力回路とを同一基板上に備えたことを特徴と
する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のいく
つかを図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の
実施の形態にかかる遅延素子試験装置の概略構成を示す
ブロック図である。この試験装置はパルス発生部10と
試験回路部20に大別されている。
【0023】パルス発生部10は、2系統の出力端子を
有するパルス発生器11と、その一方側出力端子に接続
された遅延素子12と、この遅延素子の遅延時間を既知
の任意の時間に設定する遅延時間設定器13を備えてい
る。この遅延素子12は被試験遅延素子以上の性能を有
している必要があり、一般に市販されている汎用ICの
利用やLSIテスタの機能を利用することが可能であ
る。
【0024】また、試験回路部20は、パルス発生器1
1の第1の出力であって遅延素子12を通過した出力を
受ける第1の入力端子21aと、パルス発生器11の第
2の出力であって、被試験遅延素子1を通過した出力を
受ける第2の入力端子21bを有する位相比較器21、
その出力を計数するカウンタ23と、遅延時間の期待値
を格納するレジスタ24と、カウンタ23の出力とレジ
スタ24の出力とを比較するディジタル比較器25とを
備えている。また、被試験遅延素子を取り付けない場合
に位相比較器21にパルス発生器の出力を直接入力させ
るように、スイッチsw1およびsw2を制御する切換
回路22が設けられている。
【0025】次にこの回路の動作を説明する。パルス発
生器11で発生し基準遅延素子12を通過した基準パル
スと、被試験遅延素子を通過した基準パルスは位相比較
器21に入力され、この位相比較器21で基準信号と被
試験信号の位相の前後関係が比較される。
【0026】この比較結果によりカウンタを動作させ
る。まず、基準信号を被試験信号より十分早い位相から
始めて順次基準信号の経路に設けられた遅延素子の遅延
量を大きくしていき、被試験信号より遅いタイミングま
で変化させる。この時のカウンタ動作は被試験信号が基
準信号より遅い間はカウントイネーブルとし、同位相お
よび被試験信号が基準測定信号よりも早い位相の場合に
はカウントディスエーブルとする。
【0027】この様子を図2のタイミングチャートを参
照して説明する。被試験遅延素子lの制御信号が初期状
態の時、被試験遅延素子lを通過した被試験信号の立ち
上がりエッジがポイント0(t1)の位置にあるものと
する。この状態で基準遅延素子12の遅延設定をインク
リメントして基準信号をポイント0(t1)に近づけ
る。ポイント0(t1)の直前までは位相比較器21の
出力がカウントイネーブル状態であるので、カウンタ2
3が動作する。基準遅延素子12の遅延設定をインクリ
メントし続けると基準信号がポイント0(t1)に到達
し、位相比較器21の出力がカウントディスエーブルと
なり、カウンタ23の動作が停止する。遅延設定のイン
クリメントが終了した時点でカウンタ23の出力データ
をリ一ドバックし、このリードバックデータを初期値と
する。ここまでの操作によりパルス発生部10と試験回
路部20の両方の各種要因によるスキューが測定さたこ
とになる。
【0028】次に被試験素子1の制御信号を変え、試験
しようとする遅延を発生する状態にするとともに、期待
値格納レジスタ24に期待する遅延値と初期値を足し合
わせたデータを格納する。この状態で基準遅延素子12
の遅延設定をインクリメントして基準信号をポイント1
(t2)に近づける。この時も前述と同様に基準信号が
ポイント1(t2)に到達するまではカウンタイネーブ
ル状態であるのでカウンタ23は動作し、ポイント1
(t2)に到達後はカウンタディスエーブル状態となっ
てカウンタ23が停止する。インクリメントが終了した
時点でディジタル比較器25の出力を参照し、期待値と
一致したか否かにより被試験遅延素子1の良否判定を行
う。
【0029】以後、被試験遅延素子1の制御信号を順次
変えて同様な操作を繰り返すことにより、被試験遅延素
子1の全ての状態を試験することが可能である。
【0030】また、良否判定のみならず定量的な遅延時
間が要求される場合はカウンタ出力データをリードバッ
クし、このリードバックデータと基準信号の遅延時間設
定の分解能とを利用することで計算により容易に求める
ことができる。
【0031】この実施の形態では試験回路部20に被試
験遅延素子1を接続するようにしているが、被試験遅延
素子1を含む集積回路30内に試験回路部20の構成を
形成しておけば、集積回路に対して外部から基準信号を
入力するだけで遅延素子の測定が可能となる。このた
め、遅延素子を内蔵した複数の集積回路を同時に試験す
ることができ、試験の高速化を図ることができる。
【0032】図3は位相比較器21の一例を示す回路図
である。
【0033】この回路は被試験遅延素子を通過した信号
入力21bをD入力とし、基準遅延素子を通過した信号
入力21aをクロック入力とするD型フリップフロップ
211と、その出力Qおよび反転出力/Qを1方の入力
とし、信号入力21aを遅延素子212で遅延させたも
のを他方入力とする2入力アンドゲート213および2
14と、2つの2入力アンドゲート213および214
の出力を任意に切り替えるマルチプレクサ215で構成
される。
【0034】このような回路では、立ち上がり信号が被
試験遅延素子の出力である場合、マルチプレクサ215
の制御信号216を“1”とすることで前述したカウン
タ制御信号217が発生できる。一方、立ち下がり信号
が被試験遅延素子の出力である場合マルチプレクサ21
5の制御信号216を“0”とすることで同様にカウン
タ制御信号217が発生できる。したがって、エッジの
立ち上がり/立ち下がりに関係なく試験を行うことが可
能であることがわかる。
【0035】図4は本発明の第2の実施の形態を示すブ
ロック図であって、図1のカウンタ23、レジスタ2
4、ディジタル比較器25の関係のうち、レジスタ24
について変形を行ったものである。
【0036】この実施の形態においては、ディジタル比
較器25に入力される期待値として上限期待値を格納す
る上限期待値格納レジスタ26と、下限期待値を格納す
る下限期待値格納レジスタ27と、初期値を格納する初
期値格納レジスタ24と、上限期待値に初期値を加算す
る加算器28、下限期待値に初期値を加算する加算器2
9を有している。
【0037】これにより、被試験遅延素子1の遅延量が
各種要因によって大きなバラツキを有している場合でも
実LSIの試験を行うことができる。
【0038】図5は測定回路部をLSIの一部として実
現した場合の、パルス発生部との関係の種々の場合につ
いて説明したものである。図5aは図1に示した第一の
実施の形態におけるパルス発生器11と基準遅延素子1
2を全てLSIテスタ40に置き換えた構成となってい
る。図5bは比較的性能が低いLSIテスタ45と基準
遅延素子12を組み合わせた構成となっている。図5c
は図1の場合と同様に、簡易型のパルス発生器11と基
準遅延素子12を組み合わせた構成となっている。図5
dは遅延時間を自由に設定できる高性能なパルス発生器
15のみの椎成となっている。このように、本発明は種
々の態様で実施することができる。
【0039】本発明の第3の実施の形態を図6を参照し
て説明する。この実施の形態では、可変遅延素子を内蔵
した複数のLSI30−1〜30−nについて同時に試
験を行う。このため、一つのパルス発生器11の一方の
出力信号を基準可変遅延素子12で遅延させ、これとパ
ルス発生器の出力信号を対にしてそれぞれ複数のLSI
30−1〜30−nに供給し、これらのLSIからの出
力データを圧縮器31で圧縮して出力するようにしてい
る。
【0040】この場合、良否の判定を圧縮器31の圧縮
出力について行うことにより、複数のLSI30−1〜
30−nの良否を一括して判定することができる。すな
わち、圧縮データで不良と判断された場合のみ、各LS
Iのディジタル比較器25の出力を参照し、どのLSI
が不良であるかを特定することが可能である。
【0041】このような方法では、同時に試験可能なL
SIの個数には制限は無く、効率的な試験が可能とな
る。
【0042】図7は本発明による第4の実施の形態を示
すブロック図である。この実施の形態は、同一LSI3
0内に複数の可変遅延素子1−1〜1−nが内蔵されて
おり、この複数の可変遅延素子の一つを選択回路32に
より選択して位相比較器21に与えるようにしたもので
ある。すなわち、選択回路32により選択された可変遅
延素子1−1の出力信号である被試験信号を位相比較器
21に入力し、前述した第1の実施の形態と同様な操作
を繰り返し、当該可変遅延素子の試験を行う。この試験
が終了後、選択回路32の制御信号を切り替えて、全て
の可変遅延素子を順次試験する。なお、スペースに余裕
がある場合には、選択回路を設けることなく、可変遅延
素子に1対1で位相比較器、カウンタ等を内蔵させるこ
とも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、パルス
発生部で得られた正確に遅延時間を設定できる基準パル
スと、被試験遅延素子を通過した試験パルスを試験回路
部で位相比較するようにしているため、試験を高速にか
つ高精度に実施することが可能となる。
【0044】試験回路部は集積回路、特にLSI内に内
蔵することができ、このようにしたときには、集積回路
の変更を最小にした上で高速測定が可能となる。特に、
複数のLSIを同時に試験することが可能となって、試
験効率が向上する。
【0045】また、試験中に制御系のCPUと測定系で
情報のやり取りが一切無いため、遅延素子の良否判定が
高速に行われる。
【0046】本発明はLSIテスタでの出荷試験/受け
入れ試験、また可変遅延素子を内蔵したLS1を実シス
テムに組み込んだ後にも適用可能である。
【0047】さらに、基準信号の遅延時間を自由に決め
られればその態様を問わないため、適用する試験装置、
試験対象物に応じて、試験システムの最適化を図ること
ができる。
【0048】また、本発明にかかる集積回路は、位相比
較器と試験結果出力部とを同一基板上に有しているた
め、パルス発生部に接続するだけで集積回路内の遅延素
子の遅延特性試験を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる遅延時間試
験装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における測定動作を
示すタイミングチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態における位相比較器
の詳細な回路構成を示す回路図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかる遅延時間測
定装置の一部の構成を示すブロック図である。
【図5】図1の構成のうち試験回路部を集積回路内に組
み込んだ場合、本発明が種々の態様で適用可能であるこ
とを示す説明図である。
【図6】複数のLSIについて遅延素子の試験を行う本
発明の第3の実施の形態を示すブロックずである。
【図7】LSI内に複数の遅延素子を有する場合の試験
を行う本発明の第4の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 遅延素子 10 パルス発生部 11 パルス発生器 12 遅延素子 13 遅延時間設定器 20 試験回路部 21 位相比較部 23 カウンタ 24 レジスタ 25 ディジタル比較器 26 上限期待値格納レジスタ 27 下限期待値格納レジスタ 30 集積回路(LSI) 31 圧縮器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つはタイミング可変である複
    数の信号を発生する信号発生器と、 前記複数の信号のうちタイミング可変の信号と、被試験
    遅延素子を通過した信号の位相の前後関係を比較する位
    相比較器と、 前記位相比較器で発生される制御信号により制御され、
    前記被試験遅延素子の遅延特性の良否を表す信号を出力
    する試験結果出力回路とを備えた遅延素子試験装置。
  2. 【請求項2】前記試験結果出力回路は、前記位相比較器
    の出力により制御されるカウンタを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の遅延素子試験装置。
  3. 【請求項3】前記試験結果出力回路は、前記カウンタの
    出力と判定基準値を格納する記憶部の記憶内容とを比較
    する比較手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2
    に記載の遅延素子試験装置。
  4. 【請求項4】前記記憶部が初期値を格納する初期値格納
    レジスタであることを特徴とする請求項3に記載の遅延
    素子試験装置。
  5. 【請求項5】前記記憶部が上限期待値レジスタと下限期
    待値レジスタとをさらに備えたことを特徴とする請求項
    4に記載の遅延素子試験装置。
  6. 【請求項6】被試験遅延素子および前記位相比較器、前
    記試験結果出力回路が同一集積回路上に形成されたもの
    であることを特徴とする請求項5に記載の遅延素子試験
    装置。
  7. 【請求項7】被試験遅延素子および前記位相比較器、前
    記試験結果出力回路が形成された集積回路が複数個前記
    パルス発生部に接続されることを特徴とする請求項1に
    記載の遅延素子試験装置。
  8. 【請求項8】複数の集積回路の試験結果出力回路の各出
    力を圧縮して出力する圧縮器をさらに備えた請求項7に
    記載の遅延素子試験回路。
  9. 【請求項9】少なくとも1つはタイミング可変である複
    数の信号を発生する信号発生器と、 前記複数の信号のうちタイミング可変の信号を選択的に
    複数の被試験遅延素子に分配する選択回路と、 前記被試験遅延素子を通過した信号の位相の前後関係を
    比較する位相比較器と、 前記位相比較器で発生される制御信号により制御され、
    前記被試験遅延素子の遅延特性の良否を表す信号を出力
    する試験結果出力回路とを備えた遅延素子試験装置。
  10. 【請求項10】少なくとも1つはタイミング可変である
    複数の信号を発生する外部の信号発生器と接続され、前
    記複数の信号のうちタイミング可変の信号と、被試験遅
    延素子を通過した信号の位相の前後関係を比較する位相
    比較器と、 前記位相比較器で発生される制御信号により制御され、
    前記被試験遅延素子の遅延特性の良否を表す信号を出力
    する試験結果出力回路とを同一基板上に備えた、試験機
    能を有する半導体集積回路。
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