JP2011095079A - 半導体試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体試験装置におけるドライバのタイミング調整をより高精度に行うことを目的とする。
【解決手段】DUTに試験信号Sを印加するために設けた1または複数のドライバ31とドライバ31から出力される試験信号Sを入力してドライバ31のタイミング調整を行う調整用コンパレータ32とタイミング調整のための基準信号SSを発生する基準信号発生部16とを有するテストユニット1を備えた半導体試験装置であって、被試験デバイスが接続される接続ピン21に着脱可能に接続され、ドライバ31から出力される試験信号Sの伝播時間と基準信号発生部16から出力される基準信号SSの伝播時間との差分を計測する伝播時間計測ユニット2と、テストユニット1に備えられ、前記差分に基づいてドライバ31の出力タイミングの補正を行うタイミング補正部23と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被試験デバイスの試験を行う半導体試験装置に関するものである。
メモリやIC、LSI等の被試験デバイス(DUT:Device Under Test)が所定の機能を発揮するか否かの試験を行うために半導体試験装置が用いられる。半導体試験装置およびDUTには複数のピンが備えられており、ピン同士を接続して試験を行う。試験を行うときには、半導体試験装置にピン毎に備えられるドライバから試験信号を出力し、ピンを介してDUTに入力させて、DUTから出力された信号に基づいて半導体試験装置が良否判定(パスフェイル判定)を行う。
半導体試験装置の各ドライバには特性のバラツキがあり、このバラツキを要因としてパスフェイル判定のタイミングにずれを生じる。これにより、正確な試験を行うことができない。この問題を解決するための技術が特許文献1に開示されている。この技術の概略について図6を用いて簡単に説明する。
図6に示す半導体試験装置はDUT101とテストユニット102とを備えて概略構成している。DUT101は被試験デバイスである。テストユニット102は、パターン発生部103とフォーマッタ104とタイミング発生部105とK(Kは自然数)個のドライバピンブロック106−1〜106―K(総称してドライバピンブロック106)と判定部107と基準信号発生部108と第1スイッチ部109と第2スイッチ部110と制御部111とを備えて概略構成している。
パターン発生部103はDUT101の試験を行うための試験パターンP1を発生しており、フォーマッタ104に入力している。フォーマッタ104は試験パターンP1の波形フォーマットを変換し、タイミングエッジ信号TEのタイミングでタイミング信号Q1〜QN(総称してタイミング信号Q)をドライバピンブロック106に出力している。このフォーマッタ104にはプログラマブル遅延素子が設けられており、タイミングエッジ信号TEのタイミングに所定の遅延量を持たせることで、タイミング信号Qの出力タイミングを微調整している。
ドライバピンブロック106にはN(Nは自然数)個のドライバ121−1〜121−N(総称してドライバ121)と調整コンパレータ122と切り替え部123と基準信号入力端124とを備えて概略構成している。ドライバ121−1〜121−Nはタイミング信号Q1〜QNに基づいて試験信号S1〜SN(総称して試験信号S)を出力している。調整コンパレータ122はドライバ121または基準信号発生部108から出力される信号を入力して、所定の基準電圧と比較を行う。切り替え部123は複数のスイッチを設けており、N個のドライバ121の何れかまたは基準信号入力端124に接続する。基準信号入力端124は基準信号発生部108が出力する基準信号SSをドライバピンブロック106に入力するための入力端になる。
判定部107は調整コンパレータ122が比較を行った結果を入力して、パターン発生部103から出力される期待値パターンP3と比較してパスフェイル判定を行う。判定部107はタイミング発生部105から出力されるストローブ信号STのタイミングで判定を行うが、内部に設けられるプログラマブル遅延素子により判定タイミングを微調整することができるようになっている。
基準信号発生部108はパターン発生部103から出力される基準パターンP2を入力して、タイミング発生部105から出力されるタイミングエッジ信号TEのタイミングで基準信号SSを出力する。第1スイッチ部109はK個のドライバピンブロック106に接続する経路を接続(オン)または開放(オフ)にする複数のスイッチを有している。また、第2スイッチ部110は各ドライバ121とDUT101との間をオンまたはオフに切り替えている。そして、制御部111はテストユニット1の全体を制御しており、例えば各スイッチ部の制御、或いはフォーマッタ104や判定部107に設けられているプログラマブル遅延素子の遅延量制御を行っている。
以上における動作について説明する。最初に、スイッチ部110の各スイッチは全てオフに切り替え、切り替え部123は基準信号入力端124のみを接続するように制御する。この状態で、パターン発生部103から出力される基準パターンP2に基づいて基準信号発生部108がタイミングエッジ信号TEのタイミングで基準信号SSを出力する。この基準信号SSはスイッチ部109および切り替え部123を経由して調整コンパレータ122に入力される。
調整コンパレータ122は基準信号SSと所定の基準電圧とを比較して、比較結果を判定部107に出力し、判定部107は比較結果とパターン発生部103から出力される期待値パターンP3とを比較することによりパスフェイル判定を行う。制御部111はパスフェイル判定の結果を入力しており、この結果からパスとフェイルとの変化点を求める。そして、求められた変化点に判定部107に設けたプログラマブル遅延素子の遅延量を設定する。これにより、調整コンパレータ122のタイミング調整がされる。
次に、切り替え部123はドライバ121−1〜121−Nのうち1つ(ドライバ121−1とする)と調整コンパレータ122との間のみが接続されるように制御する。この状態で、パターン発生部103から出力される試験パターンP1に基づいてフォーマッタ104でタイミング信号Q1が生成され、このタイミング信号Q1に基づいてドライバ121−1が試験信号S1を出力する。出力された試験信号S1は調整コンパレータ122に入力される。そして、調整コンパレータ122で所定の基準電圧と比較され、判定部107で期待値パターンP3と比較することによりパスフェイル判定を行う。
この判定結果は制御部111に入力され、制御部111はフォーマッタ104に設けたプログラマブル遅延素子を調整する。そして、パスとフェイルとの変化点を求め、求められた変化点にフォーマッタ104のプログラマブル遅延素子の遅延量を設定する。これにより、ドライバ121−1のタイミング調整がされる。
以上の動作を全てのドライバ121について行い、さらに全てのドライバピンブロック106に対して行う。これにより、処理を完了する。
特開2009−52953号公報
前述した特許文献1の技術は、治具(ショートチップ)を用いることなくタイミング調整を行うことができるという有利な効果を奏するものである。ただし、この技術は、スイッチ部110を全てオフにした状態、つまりテストユニット102とDUT101とが切り離された状態でドライバ121のタイミング調整を行っている。DUT101を切り離した状態であったとしても、ドライバの121のタイミング調整はある程度の正確性をもって行うことができる。
しかし、近年の半導体試験装置の試験速度は飛躍的に高速化している傾向にあり、極めて高速な試験速度が要求されるようになっている。この場合には、極めて厳格にタイミング調整を行わなければならない。このとき、前述したように、DUT101をテストユニット102から切り離した状態でタイミング調整を行うと、DUT101のタイミングとは無関係に調整を行っていることになり、僅かにタイミング誤差を生じるようになる。これにより、ドライバ121のタイミング調整の精度が低下する要因となる。
そこで、本発明は、ドライバのタイミング調整をより高精度に行うことを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の請求項1の半導体試験装置は、被試験デバイスに試験信号を印加するために設けた1または複数のドライバと当該ドライバから出力される試験信号を入力して前記ドライバのタイミング調整を行う調整用コンパレータと前記タイミング調整のための基準信号を発生する基準信号発生部とを有するテストユニットを備えた半導体試験装置であって、前記被試験デバイスが接続される接続ピンに着脱可能に接続され、前記ドライバから出力される試験信号の伝播時間と前記基準信号発生部から出力される基準信号の伝播時間との差分を計測する伝播時間計測部と、前記テストユニットに備えられ、前記差分に基づいて前記ドライバの出力タイミングの補正を行うタイミング補正部と、を備えたことを特徴とする。
この半導体試験装置によれば、被試験デバイスと同じ状態で接続される伝播時間計測部がドライバからの出力された試験信号の伝播時間と基準信号発生部から出力された基準信号の伝播時間との差分を算出して、この差分に基づいてタイミング調整を行っていることから、極めて高精度にタイミングの調整を行うことができるようになる。
本発明の請求項2の半導体試験装置は、請求項1記載の半導体試験装置であって、前記テストユニットは前記差分を補正データとして記憶する記憶する不揮発性メモリを備え、前記タイミング補正部は前記不揮発性メモリに記憶されている前記補正データに基づいて前記ドライバの出力タイミングを補正することを特徴とする。
この半導体試験装置によれば、不揮発性メモリに補正データを記憶している。補正データは生産段階で予め不揮発性メモリに記憶させておき、運用段階では不揮発性メモリに記憶されている補正データに基づいて補正を行うことで、格別な処理を要することなく自動的にドライバのタイミング調整がされるようになる。
本発明の請求項3の半導体試験装置は、請求項1記載の半導体試験装置であって、前記伝播時間計測部は、前記基準信号発生部から出力される基準信号をトリガとして、前記ドライバから出力される試験信号の波形を観測するまでの時間を前記差分として検出する波形観測部を備えたことを特徴とする。
この半導体試験装置によれば、波形観測部により試験信号の伝播時間と基準信号の伝播時間との差分を測定している。波形観測部としてオシロスコープを用いた場合には、トリガ入力を基準信号の入力として試験信号の波形の観測を行うことにより、試験信号と基準信号との伝播時間を個別的に計測することなく、1回の計測により差分を得ることができるようになる。
本発明の請求項4の半導体試験装置は、請求項1記載の半導体試験装置であって、前記伝播時間計測部は、前記ドライバに接続される経路と前記基準信号発生部に接続される経路とのうち何れか一方のみを接続するように切り替えるリレー回路と、前記テストユニットの動作クロックで動作を行い、前記ドライバから出力される試験信号の伝播時間と前記基準信号発生部から出力される基準信号の伝播時間との差分を検出する差分検出部と、を備えことを特徴とする。
この半導体試験装置によれば、リレー回路を切り替えて試験信号と基準信号との伝播時間の差分を求めることができ、オシロスコープ等を用いることなく、前記差分を得ることができるようになる。
本発明の請求項5の半導体試験装置は、請求項1記載の半導体試験装置であって、前記伝播時間計測部はタイミング調整済みのテストユニットであり、このタイミング調整済みのテストユニットは、タイミング調整を行っていないタイミング未調整のテストユニットのドライバに接続される経路と基準信号発生部に接続される経路とのうち何れか一方のみを接続するように切り替える切り替え部と、前記タイミング未調整のテストユニットの動作クロックで動作を行い、このタイミング未調整のテストユニットのドライバから出力される試験信号の伝播時間と基準信号発生部から出力される基準信号の伝播時間との差分を検出する差分検出部と、を備えていることを特徴とする。
この半導体試験装置によれば、調整済みのテストユニットを伝播時間計測部として利用している。これにより、テストユニットに被試験デバイスの試験機能と伝播時間計測部としての機能との2つの機能を共用させることができ、別個独立に専用の伝播時間計測部を備える必要がなくなる。このため、装置構成の小型化および単純化を図ることができるようになる。
本発明は、被試験デバイスが接続される箇所に伝播時間計測部を接続して、ドライバから出力される試験信号と基準信号発生部から出力される基準信号との間の伝播時間の差分を測定し、この差分に基づいてドライバのタイミング補正を行っている。これにより、実際に被試験デバイスが接続された状況と同じ状況でタイミング補正を行うことから、極めて正確なタイミング調整を行うことができるようになる。
実施形態の半導体試験装置の概略構成を示すブロック図である。 フォーマッタおよび判定部の概略構成を示すブロック図である。 伝播時間計測部の概略構成を示すブロック図である。 変形例1における伝播時間計測部の概略構成を示すブロック図である。 変形例2における全体構成を示すブロック図である。 従来の半導体試験装置の概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、本発明の半導体試験装置は、テストユニット1と伝播時間計測ユニット2とコンピュータ3とバス4とを備えて概略構成している。テストユニット1は図示しない被試験デバイス(DUT:Device Under Test)の試験を行うものであり、パターン発生部11とフォーマッタ12とタイミング発生部13とK(Kは自然数)個のドライバピンブロック14−1〜14−K(総称してドライバピンブロック14)と判定部15と基準信号発生部16と第1スイッチ部17と第2スイッチ部18と制御部19と基準クロック生成部20とN(Nは自然数)個の接続ピン21−1〜21−N(総称して接続ピン21)と不揮発性メモリ22とタイミング補正部23とTDR測定部24とを備えて概略構成している。
パターン発生部11は試験パターンP1と基準パターンP2と期待値パターンP3とを発生する。パターン発生部11が発生する試験パターンP1はフォーマッタ12に出力され、基準パターンP2は基準信号発生部16に出力され、期待値パターンP3は判定部15に出力される。パターン発生部11は基準クロック生成部20が生成する基準クロックのタイミングで動作を行う。
フォーマッタ12は試験パターンP1を入力して波形フォーマットを変換し、タイミングエッジ信号TEのタイミングでN個のタイミング信号Q1〜QN(総称してタイミング信号Q)をドライバピンブロック14に出力する。タイミング信号QはDUTの試験を行うための試験信号Sの元となるタイミングが規定された信号になる。図2(a)に示すように、フォーマッタ12はN個のタイミング信号生成部25−1〜23−N(総称してタイミング信号生成部25)とN個のプログラマブル遅延素子26−1〜24−N(総称してプログラマブル遅延素子26)とを備えて概略構成している。勿論、この他に、波形フォーマットを変換するための機構も備えている。
タイミング信号生成部25は試験パターンP1を入力して、タイミングエッジ信号TEのタイミングでタイミング信号Qを発生する。プログラマブル遅延素子26はタイミングエッジ信号TEに所定の遅延量を与えることができる。プログラマブル遅延素子26がタイミングエッジ信号TEに遅延量を与える場合には、遅延量が与えられたタイミングでタイミング信号生成部25がタイミング信号Qを発生する。
タイミング発生部13はフォーマッタ12にタイミングエッジ信号TEを出力し、判定部15にストローブ信号STを出力している。ストローブ信号STは判定部15が判定を行うタイミングを規定する信号になる。タイミング発生部13は基準クロック生成部20が生成する基準クロックのタイミングで動作を行い、このためタイミングエッジ信号TEおよびストローブ信号STのタイミングは当該基準クロックに同期している。
ドライバピンブロック14について説明する。ドライバピンブロック14はN個のドライバ31−1〜31−N(総称してドライバ31)と調整コンパレータ32と切り替え部33と基準信号入力端34とを備えて概略構成している。ドライバ31−1〜31−Nはフォーマッタ12から出力されるタイミング信号Q1〜QNに基づいて、DUTの試験を行う試験信号S1〜SN(総称して試験信号S)の出力を行う。
調整コンパレータ32は入力した信号を所定の基準電圧と比較して比較結果の信号を比較信号CMPとして判定部15に出力する。切り替え部33は各ドライバ31のうち何れか1つまたは基準信号入力端34を接続するためのスイッチを複数有しており、調整コンパレータ32に対してドライバ31のうち1つまたは基準信号入力端34を接続する。この切り替え部33は制御部19により制御がなされている。基準信号入力端34は基準信号発生部16から出力される基準信号SSのドライバピンブロック14の入力端になる。
なお、第1スイッチ部17と第2スイッチ部18と後述するリレー回路41、51とは切り替え部33と同様に複数のスイッチを有して構成されており、つまりスイッチング手段(経路の接続(オン)または開放(オフ)の制御を行う手段)になる。これらスイッチング手段の各スイッチは、例えばFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)スイッチやダイオードブリッジ等を用いることができる。
判定部15は、図2(b)に示すように、パスフェイル判定部27とプログラマブル遅延素子28とを備えて概略構成している。パスフェイル判定部27は調整コンパレータ32から比較信号CMPを入力しており、またパターン発生部11から期待値パターンP3を入力している。期待値パターンP3は比較信号CMPを判定するための期待値のパターンであり、比較信号CMPと期待値パターンP3とを比較判定することにより、パスフェイル判定がなされる。このパスフェイル判定の判定結果の信号(判定信号RES)は制御部19に出力される。
パスフェイル判定部27の判定タイミングはタイミング発生部13が発生するストローブ信号STに基づいている。そして、このストローブ信号STに遅延量を与えるプログラマブル遅延素子28を設けており、プログラマブル遅延素子28によりストローブ信号STの遅延量が微調整される。つまり、パスフェイル判定のタイミングを微調整することが可能になっている。
基準信号発生部16はパターン発生部11が発生する基準パターンP2に基づいて、基準信号SSを出力する。基準信号SSはタイミング調整を行うための基準となる信号であり、基準信号入力端34または伝播時間計測ユニット2に入力される。基準信号発生部16にはタイミング発生部13からタイミングエッジ信号TEが入力されており、このタイミングエッジ信号TEのタイミングに基づいて基準信号SSを発生する。
第1スイッチ部17は複数のスイッチを有しており、各ドライバピンブロック14との間をオンとオフとに切り替える制御を行う。また、テストユニット1には伝播時間計測ユニット2との間を接続する接続ピン49(後述する接続ピン21以外の接続ピン)が備えられており、第1スイッチ部17は接続ピン49の経路をオンとオフとに切り替える制御を行う。第2スイッチ部18は、各ドライバピンブロック14と伝播時間計測ユニット2との間をオンとオフとに切り替える制御を行う。
制御部19はテストユニット1の各種制御を行っている。例えば、フォーマッタ12のプログラマブル遅延素子26の遅延量制御、判定部15のプログラマブル遅延素子28の遅延量制御、第1スイッチ部17や第2スイッチ部18、切り替え部33の各スイッチング手段の切り替え制御を行っている。
基準クロック生成部20はテストユニット1の動作タイミングを規定する基準クロックを生成しており、タイミング発生部13およびパターン発生部11に基準クロックを出力している。従って、タイミング発生部13およびパターン発生部11の動作タイミングは基準クロックに同期している。
N個の接続ピン21はN個のドライバ31に対応して設けている。接続ピン21はテストユニット1に着脱可能に接続されるユニットを接続するために設けている。例えば、DUTや伝播時間計測ユニット2が接続ピン21に着脱可能に接続されるユニットになる。ここでは、接続ピン21としてはドライバピンを想定しているが、IOピン等であってもよい。接続ピン21は着脱可能なユニットであることから、接続するユニットを自由に交換できるようになる。
不揮発性メモリ22はテストユニット1毎に設けられており、補正データを記憶する。この補正データはドライバ31毎に記憶されており、テストユニット1の全体としてはK個のドライバピンブロック14にN個のドライバ31が設けられているため、合計K×N個の補正データが不揮発性メモリ22に記憶される。
タイミング補正部23は、不揮発性メモリ22に記憶されている補正データに基づいて、タイミング発生部13のタイミング調整を行う。タイミング発生部13はタイミングエッジ信号TEを出力しており、不揮発性メモリ22に記憶されている補正データに基づいてタイミングエッジ信号TEのタイミング調整を行う。これにより、タイミング信号Qの出力タイミングを補正し、もってドライバ31から出力される試験信号Sの出力タイミングを補正する。
TDR測定部(Time Domain Reflectometry)24は伝播時間(電気長)を計測するために設けている。TDRは対象物に対して矩形波等の波形を出力し、対象物からの反射波を入力することで伝播時間を測定する手法である。ここでは、TDR測定部24は基準信号発生部16から基準信号SSを調整コンパレータ32に出力させ、調整コンパレータ32からの反射波の伝播時間を測定することで、基準信号発生部16と調整コンパレータ32との間の伝播時間Tcmpを測定する。また、TDR測定部24はバス4に接続されており、バス4を介して測定した伝播時間Tcmpのデータをコンピュータ3に出力する
なお、伝播時間Tcmpを測定するときには、第1スイッチ部17および切り替え部33を制御して、基準信号発生部16と調整コンパレータ32との間の接続を確立しておく。また、TDR測定部24が計測する時間は基準信号発生部16と調整コンパレータ32との間を矩形波が往復する時間であるが、伝播時間Tcmpは基準信号発生部16と調整コンパレータ32との間を信号が伝播する時間であり、片道の時間(往復時間の約半分の時間)になる。そして、基準信号発生部16と調整コンパレータ32との間の経路長(信号経路の物理的な長さ)は設計値として既知の場合がある。経路長が既知でそれから求められる伝播遅延時間誤差が充分小さいとみなせる場合には、当該経路長に基づいて伝播時間Tcmpを得ることが可能になる。この場合には、TDR測定部24は不要になり、伝播時間Tcmpを計測する必要はない。
図3に示すように、伝播時間計測ユニット2はドライバ31毎に試験信号Sと基準信号SSとの間の伝播時間誤差を計測するための伝播時計測部である。この伝播時間計測ユニット2は、リレー回路41とリレー制御回路42とオシロスコープ43とを備えて概略構成している。リレー回路41はテストユニット1の接続ピン21に接続される経路に設けられる複数のスイッチを有している。リレー回路41のスイッチ制御はリレー制御回路42により行われており、制御内容についてはリレー制御回路42とバス4を介して接続されるコンピュータ3が行っている。
オシロスコープ43は波形観測部であり、信号入力部44とトリガ入力部45とTDR測定部46と観測時間検出部47とデータ出力部48とを備えて概略構成している。信号入力部44はリレー回路41に接続されており、テストユニット1から出力される試験信号Sを入力する。トリガ入力部45はテストユニット1の基準信号発生部16に接続されており、基準信号SSを入力する。基準信号SSを入力する経路はテストユニット1の接続ピン49の経路になる。
TDR測定部46は、ドライバ31とオシロスコープ43との間の伝播時間Tdsおよび基準信号発生部16とオシロスコープ43との間の伝播時間Tdcalの2つの伝播時間を観測するために設けている。このために、TDR測定部46は信号入力部44からドライバ31に矩形波を出力し、反射波を入力して伝播時間Tdsを計測する。同様に、トリガ入力部45から基準信号発生部16に矩形波を出力し、反射波を入力して伝播時間Tdcalを計測する。なお、前述した場合と同様に経路長が既知の場合には、伝播時間TdsおよびTdcalを測定する必要がなく、TDR測定部46は不要になる。
観測時間検出部47は信号入力部44が入力する矩形波の波形に基づいて観測時間tsを検出する。観測時間tsは試験信号Sの伝播時間と基準信号SSの伝播時間との差分になる。オシロスコープ43が波形観測を開始するトリガはトリガ入力部45に入力される基準信号SSであり、このトリガ入力後に試験信号Sの波形を観測するまでの時間を観測時間tsとして観測時間検出部47が検出している。つまり、トリガ入力から試験信号Sの波形観測までの時間(観測時間ts)は試験信号Sの伝播時間と基準信号SSの伝播時間との差分になる。
データ出力部48はバス4に接続されており、伝播時間Tds、Tdcalおよび観測時間tsのデータを、バス4を介してコンピュータ3に出力している。勿論、伝播時間TdsおよびTdcalが既知の場合には、これらのデータは出力しない。
コンピュータ3は伝播時間Tcmp、Tds、Tdcalおよび観測時間tsの各データに基づいて、補正データΔTcrsを作成する補正データ作成手段である。補正データΔTcrsはドライバ31からの出力タイミングを補正するためのデータであり、ドライバ31毎に作成される。そして、コンピュータ3は、作成した補正データΔTcrsを不揮発性メモリ22に記憶させる。テストユニット1にはK個のドライバピンブロック14のそれぞれにN個のドライバ31が備えられているため、不揮発性メモリ22にはK×N個の補正データΔTcrsが記憶される。
次に、以上の構成における動作について説明する。制御部19は第1スイッチ部17、第2スイッチ部18および切り替え部33のスイッチ制御を行う。第1スイッチ部17は1つのドライバピンブロック14(ドライバピンブロック14−1とする)のみを接続する。第2スイッチ部18については全てをオフにする。切り替え部33は基準信号入力端34のみを接続する。これにより、テストユニット1と伝播時間計測ユニット2とは切り離され、ドライバピンブロック14−1の調整コンパレータ32と基準信号発生部16との接続が確立される。
この状態で、最初に基準信号発生部16と調整コンパレータ32との間の伝播時間Tcmpを計測する。伝播時間Tcmpの計測はTDR測定部24が基準信号発生部16から矩形波を出力させて、調整コンパレータ32からの反射波を計測することにより伝播時間Tcmpを計測する。
この伝播時間Tcmpはドライバピンブロック14−1についての伝播時間であることから、第1スイッチ部17を順次各ドライバピンブロック14に切り替えることにより、K個のドライバピンブロック14について伝播時間Tcmpを計測する。計測した伝播時間Tcmpのデータはバス4を介してコンピュータ3に出力される。なお、伝播時間Tcmpが既知の場合には、当該計測は不要になる。
次に、第1スイッチ部17を制御して、全てのドライバピンブロック14を接続する。なお、接続ピン49の経路は接続しない。この状態で、制御部19はパターン発生部11を制御して基準パターンP2を基準信号発生部16に出力させ、期待値パターンP3を判定部15に出力させる。基準信号発生部16は基準パターンP2に基づいてタイミングエッジ信号TEのタイミングで基準信号SSを出力する。この基準信号SSは第1スイッチ部17および切り替え部33を経由して調整コンパレータ32に入力される。調整コンパレータ32は基準信号SSと所定の基準電圧とを比較して、比較信号CMPを生成して判定部15に出力する。
判定部15はストローブ信号STのタイミングで比較信号CMPのパスフェイル判定を行う。このパスフェイル判定はパスフェイル判定部27が、パターン発生部11から出力される期待値パターンP3と比較判定することにより行う。判定結果の判定信号RESは制御部19に出力される。制御部19はプログラマブル遅延素子28の遅延量を微小変化させて、パスとフェイルとの変化点を求める。この変化点が得られた遅延量にプログラマブル遅延素子28の遅延量を設定する。これにより、判定部15の判定タイミングが調整されることで、調整コンパレータ32のタイミング調整がされる。
次に、制御部19は切り替え部33を制御して、ドライバ31−1〜31−Nのうち何れか1つのドライバ31(ドライバ31−1とする)と調整コンパレータ32とを接続し、基準信号入力端34をオフにするようにスイッチの制御を行う。そして、制御部19はパターン発生部11を制御して、試験パターンP1をフォーマッタ12に出力させ、期待値パターンP3を判定部15に出力させる。フォーマッタ12は入力した試験パターンP1に基づいてタイミングエッジ信号TEのタイミングでタイミング信号Qを出力する。
ドライバ31はタイミング信号Qに基づいて試験信号S−1を出力する。この試験信号S−1は調整コンパレータ32に入力される。調整コンパレータ32は試験信号S1と所定の基準電圧との比較を行って比較信号CMPを生成して、判定部15に出力する。判定部15はパターン発生部11から出力される期待値パターンP3と比較信号CMPとに基づいてパスフェイル判定を行って、判定結果の判定信号RESを生成して、制御部19に出力する。制御部19はプログラマブル遅延素子26−1の遅延量を微小変化させて、パスとフェイルとの変化点を求める。この変化点が得られた遅延量にプログラマブル遅延素子26−1の遅延量を設定する。これにより、ドライバ31−1のタイミング調整が行われる。
前述したように、基準信号SSに基づいて調整コンパレータ32は既にタイミング調整が完了しており、この調整済みの調整コンパレータ32を基準にしてドライバ31−1のタイミング調整を行うことで、ドライバ31−1のタイミング調整が完了する。
ドライバピンブロック14には他にドライバ31−2〜31−Nが備えられているため、これらのタイミング調整も同様に行う。このために、切り替え部33は順次対象となるドライバ31にスイッチを切り替えるようにする。また、テストユニット1にはK個のドライバピンブロック14が設けられているため、各ドライバピンブロック14の各ドライバ31についても同様にタイミング調整を行う。このため、タイミング調整の回数は合計K×N回になる。以上により全てのドライバ31のタイミング調整が完了する。この手順を第1のタイミング調整手順とする。
第1のタイミング調整手順は背景技術で述べた手順と同様である。ただし、この第1のタイミング調整手順は第2スイッチ部18をオフにした状態で行うタイミング調整であり、DUTを切り離した状態で行うタイミング調整である。従って、DUTを実際に接続した場合には、ドライバ31のタイミングに僅かな誤差を生じることがあり、これによりタイミングの調整精度が低下する。本発明では、この僅かな誤差を補正することで、より高精度なタイミング調整を行う。この調整手順が以下の第2のタイミング調整手順になる。
この第2のタイミング調整手順を行うべく、DUTが本来接続されるテストユニット1の接続ピン21に伝播時間計測ユニット2を接続する。接続ピン21にはDUTだけではなく伝播時間計測ユニット2も着脱可能に接続することが可能であり、この接続ピン21に伝播時間計測ユニット2を接続することで、DUTを接続ピン21に接続した場合と同じ状況を生成する。
テストユニット1に伝播時間計測ユニット2を接続した後に、第2スイッチ部18をオフからオンに切り替える。これにより、ドライバ31と伝播時間計測ユニット2とが接続された状態になる。つまり、DUTを接続した状況と同じ状況になる。また、基準信号発生部16と伝播時間計測ユニット2のトリガ入力部45とを接続するために、第1スイッチ部17を接続ピン49の経路のみを接続するように制御する。
そして、伝播時間計測ユニット2のリレー制御回路42はリレー回路41を制御して、各ドライバ31のうち何れか1つ(ドライバ31−1とする)のみを接続する。また、切り替え部33のドライバ31側に接続される経路は全てオフにする。これにより、ドライバ31−1とオシロスコープ43との間が接続される。
この状態で、TDR測定部46は信号入力部44から矩形波を出力する。このときには、ドライバ31−1と信号入力部44との間のみが接続されているため、矩形波はドライバ31−1で反射して、反射波が信号入力部44に入力される。TDR測定部46は矩形波を出力してから入力するまでの時間を計測する。これにより、伝播時間Tdsが得られる。
ここで得られた伝播時間Tdsはドライバ31−1についての時間であり、ドライバ31−2〜31−Nについても同様の計測を行い、N個のドライバ31についての伝播時間Tdsを得る。このために、リレー制御回路42はリレー回路41を制御して、ドライバ31−1〜31−Nのうち対象となるドライバ31を接続して、伝播時間Tdsの計測を行う。
次に、TDR測定部46はトリガ入力部45から矩形波を出力させる。この矩形波は基準信号発生部16で反射して、再びトリガ入力部45に入力される。TDR測定部46は矩形波を出力してから入力するまでの時間を計測する。この時間を伝播時間Tdcalとする。
TDR測定部46は計測した伝播時間TdsおよびTdcalをデータ出力部48からバス4を介してコンピュータ3に出力させる。なお、前述したように、伝播時間TdsおよびTdcalが既知の場合がある。この場合には計測不要になるため、当該手順は省略できる。
次に、リレー制御回路42はリレー回路41を制御して、再びドライバ31−1と信号入力部44との間を接続する。また、切り替え部33は全てのドライバ31の接続をオフにする。この状態で、制御部19はドライバ31−1と基準信号発生部16とを制御して、同じ時刻に試験信号S1と基準信号SSとを出力させる。従って、試験信号S1はドライバ31−1から信号入力部44に入力され、基準信号SSは基準信号発生部16からトリガ入力部45に入力される。
オシロスコープ43はトリガ入力部45に基準信号SSが入力されたことをトリガとして、波形の観測を開始する。観測する波形はドライバ31−1から出力されて信号入力部44が入力する試験信号S1の波形になる。つまり、基準信号SSをトリガとして入力した時点から波形観測を開始する。そして、観測時間検出部47は、観測開始時点(基準信号SSを入力した時点)から試験信号S1の波形を観測するまでの時間を観測時間tsとして検出する。
ドライバ31−1から出力された試験信号S1が伝播時間計測ユニット2に入力されるタイミングは、接続ピン21にDUTが接続されている場合における入力タイミングと同じである。従って、伝播時間計測ユニット2が観測している試験信号S1はDUTが接続されている場合における試験信号S1の観測と同じになる。
ここで、伝播時間計測ユニット2を基準としてドライバ31のタイミングを補正するために、1つのタイミングを基準として、この基準に全てを一致させる処理を行う。ここでは、全てのタイミングの基準は基準信号発生部16であり、基準信号発生部16を基準として伝播時間計測ユニット2のタイミングとドライバ31のタイミングとを一致させる。これにより、伝播時間計測ユニット2を基準としてドライバ31のタイミングを補正することができる。
基準信号発生部16を基準(時刻t=0)として考えると、基準信号発生部16に対して伝播時間計測ユニット2のタイミングは伝播時間Tdcalの分だけ遅延している。一方、ドライバ31と基準信号発生部16との間の遅延は、基準信号発生部16と調整コンパレータ32との間の遅延と、調整コンパレータ32とドライバ31との間の遅延とに分かれている。これは、前述した第1のタイミング調整手順で、基準信号発生部16から出力される基準信号SSを基準として調整コンパレータ32のタイミング調整を行い、調整コンパレータ32を基準としてドライバ31のタイミング調整を行っているためである。
基準信号発生部16と調整コンパレータ32との間は伝播時間Tcmpの分だけ遅延が生じている。また、ドライバ31と調整コンパレータ32との間にも所定の伝播時間Tercdが生じている。この伝播時間Tercdは第2スイッチ部18をオフにした状態、つまり伝播時間計測ユニット2を切り離して、ドライバ31と調整コンパレータ32との間のみを接続した場合における試験信号Sの伝播時間になる。
そして、伝播時間TcmpはTDR測定部24により測定がされており、または既知として得られているものであるが、伝播時間Tercdは得られていない。従って、基準信号発生部16を基準としたときのドライバ31の遅延時間は伝播時間Tcmpと伝播時間Tercdとの合計になる。つまり、Tcmp+Tercdの遅延を生じている。
以上の遅延を調整したとすれば、ドライバ31−1と伝播時間計測ユニット2と基準信号発生部16との全てのタイミングが一致する。この場合には、オシロスコープ43の観測時間検出部47が、基準信号SSをトリガとして試験信号S1を観測するまでの時間として検出した観測時間tsは「ts=Tdsm」になる。
ただし、基準信号発生部16と伝播時間計測ユニット2との間には伝播時間Tdcalの分だけ遅延を生じている。よって、この遅延を調整すると、Tdcalの分を減じるため、「ts=Tdsm−Tdcal」になる。そして、ドライバ31−1と基準信号発生部16との間にも「Tcmp+Tercd」の分だけ遅延を生じている。よって、この分を減じた時間が観測時間tsとなり、「ts=Tdsm−Tdcal―(Tcmp+Tercd)」になる。
前記式のうち、tsは観測時間検出部47により得られる時間になる。また、Tdsm、Tdcal、TcmpはTDR測定法により得られ、または既知の値である。よって、前記式のうちTercd以外は認識できる値になり、Tercdのみが認識できない値になる。つまり、このTercdがDUTを基準としたときのドライバ31のタイミング誤差の要因となる。
そして、前記式はドライバ31−1と伝播時間計測ユニット2と基準信号発生部16とのタイミングが正確に一致したときに成立する式であり、前記式が成立するようにTercdを調整することで、伝播時間計測ユニット2を基準として、ドライバ31−1のタイミングを補正することができる。
前記式より、「Tercd=Tdsm−Tdcal−Tcmp−ts」になる。データ出力部48からは前記の観測時間ts、伝播時間Tdsm、Tdcalがバス4を介してコンピュータ3に出力されており、またTDR測定部24から伝播時間Tcmpがバス4を介してコンピュータ3に出力されている。コンピュータ3は、各データに基づいて演算を行うことで、Tercdを算出する。
このとき、Tercdは伝播時間であり、遅延時間になる。よって、この遅延時間を補正するための補正データΔTcrsは「ΔTcrs=−Tercd」になる。つまり、「ΔTcrs=―(Tdsm−Tdcal−Tcmp−ts)」になる。
コンピュータ3は補正データΔTcrsを生成して、バス4を介して、不揮発性メモリ22に記憶させる。この補正データΔTcrsはドライバピンブロック14−1のドライバ31−1についての補正データになる。よって、他のドライバ31−2〜31−Nについても補正データΔTcrsを同様に生成する。また、全てのドライバピンブロック14について補正データΔTcrsを生成する。これにより、不揮発性メモリ22には合計でK×N個の補正データΔTcrsが記憶される。
以上の不揮発性メモリ22に補正データΔTcrsを記憶させる動作は、テストユニット1を実際に運用する前に行う。つまり、実際にDUTをテストユニット1に接続するよりも前段階で行う。テストユニット1には生産段階と運用段階とがあり、生産段階の時点で予め補正データΔTcrsを不揮発性メモリ22に記憶させておく。
そして、生産段階と運用段階とは別の場所で行われるため、生産段階で予め補正データΔTcrsを不揮発性メモリ22に記憶させておくことで、実際の運用段階において格別の処理を要することなく、タイミング調整がされることになる。
このために、本発明では不揮発性メモリ22を用いている。不揮発性メモリ22に補正データΔTcrsを予め記憶させておくことで、補正データΔTcrsの情報が失われることなく、生産段階で予め記憶させた補正データΔTcrsを実際の運用段階で活用することができるようになる。
運用段階においては、テストユニット1の接続ピン21にDUTを接続する。そして、DUTの試験を行うときにはタイミング補正部23が不揮発性メモリ22から補正データΔTcrsを読み出す。タイミング補正部23は読み出した補正データΔTcrsの分だけタイミングエッジ信号TEを遅延させる。タイミングエッジ信号TEはプログラマブル遅延素子26のタイミング制御を行っており、タイミングエッジ信号TEを遅延させることにより、プログラマブル遅延素子26のタイミングを遅延させる。
タイミング信号生成部25はプログラマブル遅延素子26のタイミングでタイミング信号Qの出力を行っており、タイミングエッジ信号TEにΔTcrsの遅延を持たせることで、タイミング信号Qのタイミングも補正される。そして、ドライバ31はタイミング信号Qに基づいて試験信号Sを出力していることから、ドライバ31のタイミングに補正データΔTcrsの補正を行うことができるようになる。つまり、DUTを基準としてドライバ31のタイミング調整が可能になる。これにより、極めて高精度な調整を行うことが可能になる。
テストユニット1にはK個のドライバピンブロック14、そして各ドライバピンブロック14にはN個のドライバ31が備えられており、補正データΔTcrsはドライバ31毎に記憶されている。よって、ドライバ31毎にタイミング補正部23がタイミングエッジ信号TEの出力タイミングを遅延させることで、運用段階で格別な処理を行うことなく、自動的にドライバ31の調整を行うことができるようになる。
次に、図4を用いて、変形例1について説明する。前述した実施形態の例では、伝播時間計測ユニット2にオシロスコープ43を用いていたが、本変形例では伝播時間計測ユニット2に差分検出部50を持たせる。つまり、伝播時間計測ユニット2はリレー回路51とリレー制御回路52と差分検出部50とを備えて概略構成している。
リレー回路51はドライバ31−1〜31−Nとの間および基準信号発生部16との間をオンとオフとに切り替えるためのスイッチを複数有している。リレー回路51の制御はリレー制御回路52によりされており、リレー制御回路52はバス4を介して接続されるコンピュータ3により制御されている。そして、リレー制御回路52は試験信号S1〜SNおよび基準信号SSのうち何れか1つのみを出力するようにスイッチ制御を行う。
差分検出部50はパターン発生部53とフォーマッタ54とタイミング発生部55とドライバコンパレータ56と判定部57とを備えて概略構成している。この差分検出部50は前述した観測時間tsを検出するために設けている。
パターン発生部53とフォーマッタ54とタイミング発生部55と判定部57と制御部58とは前述した実施形態と同じ機能を有している。ドライバコンパレータ56はドライバ56Dとコンパレータ56Cとを有しており、ドライバ56Dは信号(矩形波)を出力し、コンパレータ56Cは信号を入力して、所定の基準電圧と比較する。このとき、伝播時間計測ユニット2には基準クロック発生部が備えられておらず(または備えられていても使用されず)、タイミング発生部55およびパターン発生部53はテストユニット1の基準クロック生成部20が生成した基準クロックを入力して、当該基準クロックで動作を行っている。
本変形例の動作について説明する。まず、リレー回路51はドライバ31−1〜31−Nのうち何れか1つ(ドライバ31−1とする)のみを接続する。また、テストユニット1においては、切り替え部33のスイッチは全てオフにしておく。この状態で、ドライバ56Dから矩形波を出力させる。このときには、ドライバ56Dとドライバ31−1との接続のみが確立されていることから、ドライバ56Dから出力された矩形波はドライバ31−1で反射してコンパレータ56Cに入力される。
コンパレータ56Cに入力された矩形波は所定の基準電圧と比較されて、判定部15でパスフェイル判定がされる。そして、パスとフェイルとの変化点を求める。これにより、コンパレータ56Cが矩形波を入力したタイミングを認識できる。ドライバ56Dから矩形波を出力したタイミングも認識できているため、矩形波を出力したタイミングと入力したタイミングとの間の時間差が得られる。この時間差のうち片道の時間がドライバコンパレータ56とドライバ31−1との間の伝播時間Tdsになる。
この伝播時間Tdsはドライバ31−1についての時間であり、他にドライバ31−2〜31−Nについても伝播時間Tdsを求める。このために、リレー回路51のスイッチを対象となるドライバ31に接続するように制御する。
次に、リレー制御回路52はリレー回路51を制御して、基準信号発生部16のみを接続するようにする。また、テストユニット1の第1スイッチ部17が接続ピン49のみを接続するようにする。これにより、基準信号発生部16とドライバコンパレータ56との間の接続が確立される。
この状態で、ドライバ56Dから矩形波を出力させる。この矩形波は基準信号発生部16で反射してコンパレータ56Cに入力される。そして、前述した場合と同じように、時間差を計測してドライバコンパレータ56と基準信号発生部16との間の伝播時間Tdcalを求める。以上により、伝播時間TdsおよびTdcalが得られる。前述した場合と同様に、当該伝播時間TdsおよびTdcalは実施形態と同様に既知の場合は求める必要がない。
そして、第1スイッチ部17およびリレー回路51を制御して、基準信号発生部16とドライバコンパレータ56との間のみを接続した状態で、基準信号発生部16から出力させた基準信号SSがコンパレータ56Cに到達するまでに要した時間を観測する。この時間を観測時間ts0とする。
次に、第1スイッチ部17と第2スイッチ部18とリレー回路51とを制御して、ドライバ31−1とコンパレータ56Cとのみを接続した状態で、ドライバ31−1から出力させた試験信号S1がコンパレータ56Cに到達するまでに要した時間を観測する。この時間を観測時間Tdcal0とする。
このうち、観測時間Tdcal0は基準信号発生部16から出力した基準信号SSを入力したタイミングを示す時間であり、つまりオシロスコープ43を用いた場合のトリガに相当する。そして、観測時間ts0は試験信号S1がコンパレータ56Cに入力されるまでの時間になる。
よって、オシロスコープ43を用いた場合におけるトリガ入力から波形観測までの時間tsはts0からTdcal0を減じた時間に相当する。この時間tsは実施形態のオシロスコープ43の観測時間検出部47と同じものになる。ただし、テストユニット1と伝播時間計測ユニット2とは別個独立のユニットであり、動作タイミングが異なる。この動作タイミングの時間差をT0とすると、ts0およびTdcal0はそれぞれ時間差T0を含有した状態になる。
ここで、伝播時間計測ユニット2はテストユニット1の基準クロック生成部20が生成したタイミングで動作を行っている。従って、時間差T0を生じているものの、この時間差T0は一定になる。よって、この時間差T0を反映させた状態での時間tsは、「ts=(ts0+T0)−(Tdcal0+T0)」になり、「ts=ts0−Tdcal0」になる。つまり、時間差T0は観測時間tsの観点からは影響を与えないことになる。これは、テストユニット1と伝播時間計測ユニット2とを同じクロックで動作させているためである。
以上のような観測時間tsの検出は、差分検出部50の制御部58が行っており、ts0からTdcal0を減じた時間を観測時間tsとしてバス4を介してコンピュータ3に出力している。
従って、観測時間tsを計測する手法としては、前述した実施形態のようにオシロスコープ43を用いる手法の他に、本変形例のようにドライバコンパレータ56を用いる手法を適用することもできる。オシロスコープ43は装置構成が大型且つ複雑な装置であり、ドライバコンパレータ56を用いることにより装置構成を小型且つ単純な構成とすることができる。
一方、本変形例のようにドライバコンパレータ56を用いるような場合には、ts0とTdcal0との2回の波形観測を行い、両者を減算処理しなければならない。オシロスコープ43の場合には、基準信号SSをトリガとして波形観測を行い、試験信号Sの波形が入力されるまでの時間を観測すればよいため、2回の波形観測ではなく1回の波形観測で観測時間tsが得られるようになる、という有利な効果がある。
以上のように、ドライバコンパレータ56を用いることで、観測時間tsが得られる。伝播時間Tdsm、Tdcal、Tcmpは既に求められているため、観測時間tsが得られることで、コンピュータ3は伝播時間Tercdを算出できる。そして、この伝播時間Tercdに基づいて補正データΔTcrsを生成して、不揮発性メモリ22に記憶させる。そして、実際にDUTの試験を行う運用段階においては、実施形態と同様に、ドライバ31のタイミングを補正データΔTcrsに基づいて補正する。
次に、図5を用いて変形例2について説明する。変形例2では、2つのテストユニット1Aおよび1Bを用いている。このうち、テストユニット1Bは既にタイミングの補正が行われているタイミング調整済みのテストユニットであるものとする。そして、このテストユニット1Bは伝播時間計測ユニット2としての役割を果たす。一方、テストユニット1Aはタイミング調整が行われる被補正ユニットであり、タイミング未調整のテストユニットになる。
テストユニット1Bにはドライバピンブロック14が設けられており、ドライバピンブロック14のドライバ31と調整コンパレータ32とは既にタイミング調整済みである。よって、ドライバ31が変形例1におけるドライバ56Dの役割を発揮し、調整コンパレータ32が変形例1におけるコンパレータ56Cの役割を発揮する。
つまり、テストユニット1Aおよび1Bのそれぞれの第2スイッチ部18および切り替え部33を制御して、接続関係を確立した上で、タイミング調整済みのテストユニット1Bのドライバ31−1(ドライバ31−1(B)とする)からタイミング未調整のテストユニット1Aのドライバ31−1(ドライバ31−1(A)とする)に矩形波を出力して、反射波をテストユニット1Bの調整コンパレータ32(調整コンパレータ32(B)とする)に入力させる。これにより、調整コンパレータ32(B)が所定の基準電圧と比較して、判定部15がパスフェイル判定を行い、ドライバ31−1(A)と調整コンパレータ32(B)との間の伝播時間Tdsを求める。
同様に、テストユニット1Aおよび1Bのそれぞれの第2スイッチ部18および切り替え部33、テストユニット1Aの第1スイッチ部17を制御して接続関係を確立した上で、ドライバ31−1(B)からテストユニット1Aの基準信号発生部16(基準信号発生部16(A)とする)に矩形波を出力して、その反射波を調整コンパレータ32(B)に入力させることで、基準信号発生部16(A)と調整コンパレータ32(B)との間の伝播時間Tdcalを求める。
次に、ドライバ31−1(A)から調整コンパレータ32(B)に試験信号S1が入力されるように接続関係を確立した上で、試験信号S1が観測されるまでの観測時間ts0を観測する。そして、基準信号発生部16(A)と調整コンパレータ32(B)との接続関係を確立した上で、基準信号SSが観測されるまでの観測時間Tdcal0を観測する。
そして、テストユニット1Bの制御部19(B)は、観測時間tsを算出するために、「ts=(ts0+T0)−(Tdcal0+T0)=ts0−Tcal0」の演算を行い、バス4を介してコンピュータ3に観測時間tsを出力する。コンピュータ3は他にTds、Tdcal、Tcmpを得ていることから、伝播時間Tercdを求め、この伝播時間Tercdに基づいて、補正データΔTcrsを不揮発性メモリ22に記憶させる。実際にDUTの試験を行うときのタイミング補正は前述してきた例と同じである。
本変形例では、タイミング調整済みのテストユニット1Bを用いて、未調整のテストユニット1Aのタイミング調整を行っている。これにより、実施形態で説明したオシロスコープ43や変形例1で説明したタイミング補正専用の伝播時間計測ユニット2を用いる必要がない。つまり、テストユニット1のパターン発生部11、フォーマッタ12、タイミング発生部13、判定部15、制御部19、ドライバ31、調整コンパレータ32が差分検出部としての機能を果たしていることになる。
これにより、DUTの試験を行うためのテストユニット1を伝播時間計測ユニット2として利用することができる。つまり、テストユニット1にDUTの試験を行う機能と伝播時間計測ユニット2の機能と2つの機能を共用させることができるようになり、構成の大幅な単純化および小型化が可能になる。
1 テストユニット 2 伝播時間計測ユニット
3 コンピュータ 4 バス
11 パターン発生部 12 フォーマッタ
13 タイミング発生部 14 ドライバピンブロック
15 判定部 16 基準信号発生部
17 第1スイッチ部 18 第2スイッチ部
19 制御部 20 基準クロック生成部
21 接続ピン 22 不揮発性メモリ
23 タイミング補正部 24 TDR測定部
31 ドライバ 32 調整コンパレータ
33 切り替え部 34 基準信号入力端
47 観測時間検出部 50 差分検出部
56 ドライバコンパレータ

Claims (5)

  1. 被試験デバイスに試験信号を印加するために設けた1または複数のドライバと当該ドライバから出力される試験信号を入力して前記ドライバのタイミング調整を行う調整用コンパレータと前記タイミング調整のための基準信号を発生する基準信号発生部とを有するテストユニットを備えた半導体試験装置であって、
    前記被試験デバイスが接続される接続ピンに着脱可能に接続され、前記ドライバから出力される試験信号の伝播時間と前記基準信号発生部から出力される基準信号の伝播時間との差分を計測する伝播時間計測部と、
    前記テストユニットに備えられ、前記差分に基づいて前記ドライバの出力タイミングの補正を行うタイミング補正部と、
    を備えたことを特徴とする半導体試験装置。
  2. 前記テストユニットは前記差分を補正データとして記憶する記憶する不揮発性メモリを備え、
    前記タイミング補正部は前記不揮発性メモリに記憶されている前記補正データに基づいて前記ドライバの出力タイミングを補正すること
    を特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  3. 前記伝播時間計測部は、
    前記基準信号発生部から出力される基準信号をトリガとして、前記ドライバから出力される試験信号の波形を観測するまでの時間を前記差分として検出する波形観測部を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  4. 前記伝播時間計測部は、
    前記ドライバに接続される経路と前記基準信号発生部に接続される経路とのうち何れか一方のみを接続するように切り替えるリレー回路と、
    前記テストユニットの動作クロックで動作を行い、前記ドライバから出力される試験信号の伝播時間と前記基準信号発生部から出力される基準信号の伝播時間との差分を検出する差分検出部と、
    を備えことを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  5. 前記伝播時間計測部はタイミング調整済みのテストユニットであり、このタイミング調整済みのテストユニットは、
    タイミング調整を行っていないタイミング未調整のテストユニットのドライバに接続される経路と基準信号発生部に接続される経路とのうち何れか一方のみを接続するように切り替える切り替え部と、
    前記タイミング未調整のテストユニットの動作クロックで動作を行い、このタイミング未調整のテストユニットのドライバから出力される試験信号の伝播時間と基準信号発生部から出力される基準信号の伝播時間との差分を検出する差分検出部と、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
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