JP4730611B2 - 遅延時間測定方法及びこれを用いた遅延時間測定装置 - Google Patents

遅延時間測定方法及びこれを用いた遅延時間測定装置 Download PDF

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本発明は、LSI(Large Scale Integration)テスタ等に使用される遅延時間測定方法及びこれを用いた遅延時間測定装置に関し、特に可変遅延回路に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能な遅延時間測定方法及びこれを用いた遅延時間測定装置に関する。
可変遅延回路は遅延設定端子に入力される遅延設定信号に応じた遅延時間を発生する回路である。LSIテスタ等で使用される場合には、可変遅延回路の発生する遅延時間、設定ステップ、設定スパンを校正する必要がある。
従来の遅延時間測定装置に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開平09−018302号公報 特開2004−179951号公報
図5はこのような従来の遅延時間測定装置の一例を示す構成ブロック図である。図5において1は信号を発生する信号源、2は信号を遅延させる可変遅延回路、3はオシロスコープ等の時間測定手段である。また、100は可変遅延回路2に遅延時間を設定する遅延設定信号、101は信号源1からの出力信号である信号源出力信号、102は可変遅延回路2からの出力信号である可変遅延回路出力信号である。
信号源1の一端は可変遅延回路2の入力端子に接続され、信号源1の他端は接地される。可変遅延回路2の出力端子は時間測定手段3の入力端子に接続され、遅延設定信号100は可変遅延回路2の遅延設定端子に接続される。
ここで、図5に示す従来例の動作を図6を用いて説明する。図6は従来例の各部の信号のタイミングを示したタイミングチャートである。
遅延設定信号100により可変遅延回路2に遅延時間”tpd1”を設定する。信号源1から出力された信号源出力信号101が可変遅延回路2に入力され、可変遅延回路2から出力される可変遅延回路出力信号102を時間測定手段3で測定する。
図6に示すように時間測定手段3において、可変遅延回路出力信号102は信号源出力信号101の立ち上がりエッジから遅延時間”tpd1”遅れたパルス波形として観測される。可変遅延回路出力信号102のパルス幅はある一定の値が予め設定されている。
同様に、遅延設定信号100により可変遅延回路2に遅延時間”tpd2”を設定する。信号源1から出力された信号源出力信号101が可変遅延回路2に入力され、可変遅延回路2から出力される可変遅延回路出力信号102を時間測定手段3で測定する。
図6に示すように時間測定手段3において、可変遅延回路出力信号102は信号源出力信号101の立ち上がりエッジから遅延時間”tpd2”遅れたパルス波形として観測される。
以上より、遅延設定信号100により設定された遅延時間の差”Δtpd1=tpd2−tpd1”が時間測定手段3で測定された値と等しいことを確認する。もし、遅延設定信号100により設定された遅延時間の差”Δtpd1”と時間測定手段3で測定された値が等しくない場合には、所望の遅延時間で出力されるように可変遅延回路2を調整する。
この結果、可変遅延回路2に遅延時間”tpd1”を設定すると共に可変遅延回路出力信号102を時間測定手段3で測定し、可変遅延回路2に遅延時間”tpd2”を設定すると共に可変遅延回路出力信号102を時間測定手段3で測定し、設定された遅延時間の差”Δtpd1”と時間測定手段3で測定された値が等しいことを確認する。そして、等しくない場合には、所望の遅延時間で出力されるように可変遅延回路2を調整することにより、可変遅延回路2での遅延時間の設定に対するずれが無くなるので、設定に対して正確に遅延させることが可能になる。
しかし、図5に示す従来例では、遅延時間の設定ステップが微小な場合にノイズ等による測定誤差を低減するため、時間測定手段3で平均化処理を行うので、測定時間が非常に長くなるという問題があった。
さらに、図5に示す従来例をLSIテスタで行う場合には、定期校正等に要する時間が非常に長くなるので、LSIテスタの稼働率が低下し、LSIテスタの測定対象であるIC(Integrated Circuit)の生産数が低下するという問題があった。従って本発明が解決しようとする課題は、可変遅延回路に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能な遅延時間測定装置を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
可変遅延回路の遅延時間測定方法であって、
一定周期の繰り返し信号である切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのセット信号入力端子に出力し、前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのリセット信号入力端子に出力し、前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定し、前記電圧値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求めることにより、可変遅延回路に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能になる。

請求項2記載の発明は、
可変遅延回路の遅延時間測定方法であって、
一定周期の繰り返し信号である切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのリセット信号入力端子に出力し、前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのセット信号入力端子に出力し、前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定し、前記電圧値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求めることにより、可変遅延回路に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能になる。

請求項3記載の発明は、
可変遅延回路の遅延時間測定方法であって、
一定周期の繰り返し信号である切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのセット信号入力端子に出力し、前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのリセット信号入力端子に出力し、前記フリップフロップの出力信号を測定して第1の電圧値とし、前記切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのセット信号入力端子に出力し、前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのリセット信号入力端子に出力し、前記フリップフロップの出力信号を測定して第2の電圧値とし、前記第1の電圧値と前記第2の電圧値の差の値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求めることにより、可変遅延回路に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能になる。

請求項4記載の発明は、
可変遅延回路の遅延時間測定方法であって、
一定周期の繰り返し信号である切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのリセット信号入力端子に出力し、前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのセット信号入力端子に出力し、前記フリップフロップの出力信号を測定して第1の電圧値とし、前記切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのリセット信号入力端子に出力し、前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのセット信号入力端子に出力し、前記フリップフロップの出力信号を測定して第2の電圧値とし、前記第1の電圧値と前記第2の電圧値の差の値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求めることにより、可変遅延回路に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能になる。

請求項5記載の発明は、
可変遅延回路を有する遅延時間測定装置において、
一定周期の繰り返し信号である切り替え信号により経路を切り替えて第1の遅延設定信号若しくは第2の遅延設定信号を出力する第1の経路切替器と、この第1の経路切替器の出力信号により第1の遅延時間若しくは第2の遅延時間が設定されると共に入力信号を前記第1の遅延時間若しくは前記第2の遅延時間遅延させて出力する前記可変遅延回路と、前記切り替え信号により経路を切り替えて前記可変遅延回路の出力信号をセット信号若しくはリセット信号として出力する第2の経路切替器と、前記セット信号によりハイレベルを出力し前記リセット信号によりローレベルを出力するフリップフロップと、前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定する電圧計とを備え、前記切り替え信号がハイレベルの時に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記セット信号を出力させ、前記切り替え信号がローレベルの時に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記リセット信号を出力させ、前記電圧計の測定値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求めることにより、可変遅延回路に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能になる。

請求項6記載の発明は、
可変遅延回路を有する遅延時間測定装置において、
一定周期の繰り返し信号である切り替え信号により経路を切り替えて第1の遅延設定信号若しくは第2の遅延設定信号を出力する第1の経路切替器と、この第1の経路切替器の出力信号により第1の遅延時間若しくは第2の遅延時間が設定されると共に入力信号を前記第1の遅延時間若しくは前記第2の遅延時間遅延させて出力する前記可変遅延回路と、前記切り替え信号により経路を切り替えて前記可変遅延回路の出力信号をセット信号若しくはリセット信号として出力する第2の経路切替器と、前記セット信号によりハイレベルを出力し前記リセット信号によりローレベルを出力するフリップフロップと、前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定する電圧計とを備え、前記切り替え信号がハイレベルの時に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記リセット信号を出力させ、前記切り替え信号がローレベルの時に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記セット信号を出力させ、前記電圧計の測定値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求めることにより、可変遅延回路に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能になる。

請求項7記載の発明は、
可変遅延回路を有する遅延時間測定装置において、
一定周期の繰り返し信号である切り替え信号により経路を切り替えて第1の遅延設定信号若しくは第2の遅延設定信号を出力する第1の経路切替器と、この第1の経路切替器の出力信号により第1の遅延時間若しくは第2の遅延時間が設定されると共に入力信号を前記第1の遅延時間若しくは前記第2の遅延時間遅延させて出力する前記可変遅延回路と、前記切り替え信号により経路を切り替えて前記可変遅延回路の出力信号をセット信号若しくはリセット信号として出力する第2の経路切替器と、前記セット信号によりハイレベルを出力し前記リセット信号によりローレベルを出力するフリップフロップと、前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定する電圧計とを備え、前記切り替え信号がハイレベルの時に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記セット信号を出力させ、前記切り替え信号がローレベルの時に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記リセット信号を出力させ、前記電圧計の測定値を第1の電圧値とし、前記切り替え信号がハイレベルの時に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記セット信号を出力させ、前記切り替え信号がローレベルの時に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記リセット信号を出力させ、前記電圧計の測定値を第2の電圧値とし、前記第1の電圧値と前記第2の電圧値の差の値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求めることにより、可変遅延回路に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能になる。

請求項8記載の発明は、
可変遅延回路を有する遅延時間測定装置において、
一定周期の繰り返し信号である切り替え信号により経路を切り替えて第1の遅延設定信号若しくは第2の遅延設定信号を出力する第1の経路切替器と、この第1の経路切替器の出力信号により第1の遅延時間若しくは第2の遅延時間が設定されると共に入力信号を前記第1の遅延時間若しくは前記第2の遅延時間遅延させて出力する前記可変遅延回路と、前記切り替え信号により経路を切り替えて前記可変遅延回路の出力信号をセット信号若しくはリセット信号として出力する第2の経路切替器と、前記セット信号によりハイレベルを出力し前記リセット信号によりローレベルを出力するフリップフロップと、前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定する電圧計とを備え、前記切り替え信号がハイレベルの時に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記リセット信号を出力させ、前記切り替え信号がローレベルの時に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記セット信号を出力させ、前記電圧計の測定値を第1の電圧値とし、前記切り替え信号がハイレベルの時に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記リセット信号を出力させ、前記切り替え信号がローレベルの時に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記セット信号を出力させ、前記電圧計の測定値を第2の電圧値とし、前記第1の電圧値と前記第2の電圧値の差の値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求めることにより、可変遅延回路に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能になる。


本発明によれば次のような効果がある。
請求項1、請求項2、請求項5及び請求項6の発明によれば、一定周期の繰り返し信号である切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのセット信号入力端子、若しくは、リセット信号入力端子に出力し、前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのリセット信号入力端子、若しくは、セット信号入力端子に出力し、前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定し、前記電圧値から前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差を求めることにより、この電圧値が可変遅延回路に設定される遅延時間の差に比例するので、可変遅延回路に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能になる。
請求項3、請求項4、請求項7及び請求項8の発明によれば、一定周期の繰り返し信号である切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのセット信号入力端子、若しくは、リセット信号入力端子に出力し、前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのリセット信号入力端子、若しくは、セット信号入力端子に出力し、前記フリップフロップの出力信号を測定して第1の電圧値とし、前記切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのセット信号入力端子、若しくは、リセット信号入力端子に出力し、前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのリセット信号入力端子、若しくは、セット信号入力端子に出力し、前記フリップフロップの出力信号を測定して第2の電圧値とし、前記第1の電圧値と前記第2の電圧値の差の値から前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差を求めることにより、この電圧値が可変遅延回路に設定される遅延時間の差に比例し、経路による誤差が取り除かれるので、可変遅延回路に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能になる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る遅延時間測定装置の一実施例を示す構成ブロック図である。
図1において1,2,101及び102は図5と同一符号を付してあり、4及び7は経路切替器、5はセット及びリセット機能を有するフリップフロップ、6は電圧計である。また、103は経路切替器4及び経路切替器7の経路を切り替える切り替え信号、104及び105は可変遅延回路2の遅延時間を設定する遅延設定信号である。
また、106はフリップフロップ5をセットするセット信号、107はフリップフロップ5をリセットするリセット信号、108はフリップフロップ5からの出力信号である。
信号源1の一端は可変遅延回路2の入力端子に接続され、信号源1の他端は接地される。可変遅延回路2の出力端子は経路切替器4の第1の入力端子に接続され、経路切替器4の第2の入力端子及び第3の入力端子はローレベルの電圧源”V”に接続される。
遅延設定信号104は経路切替器7の第1の入力端子に接続され、遅延設定信号105は経路切替器7の第2の入力端子に接続される。経路切替器7の出力端子は可変遅延回路2の遅延設定端子に接続され、切り替え信号103は経路切替器4の切り替え信号入力端子及び経路切替器7の切り替え信号入力端子にそれぞれ接続される。
また、経路切替器4の第1の出力端子はフリップフロップ5のセット信号入力端子に接続され、経路切替器4の第2の出力端子はフリップフロップ5のリセット信号入力端子に接続される。フリップフロップ5の出力端子は電圧計6の一端に接続され、電圧計6の他端は接地される。
ここで、図1に示す実施例の動作を図2を用いて説明する。図2は実施例の各部の信号のタイミングを示したタイミングチャートである。信号源出力信号101は一定周期の繰り返し信号であり、切り替え信号103は信号源出力信号101に同期しており、信号源出力信号101の2倍周期の繰り返し信号である。
図2の実施例では遅延設定信号104は遅延時間が”tpd3”のデータであり、遅延設定信号105は遅延時間が”tpd4”のデータである。
切り替え信号103がハイレベルの時には、経路切替器4の経路は第1の出力端子が第1の入力端子に接続され、第2の出力端子が第2の入力端子に接続される。すなわち、可変遅延回路2の出力端子はフリップフロップ5のセット信号入力端子に接続され、フリップフロップ5のリセット信号入力端子は接地される。
また、経路切替器7の経路は出力端子が第1の入力端子に接続、すなわち、遅延設定信号104が可変遅延回路2の遅延設定端子に接続される。
そして、可変遅延回路2の遅延時間は遅延設定信号104のデータ、すなわち、遅延時間”tpd3”が設定されるので、可変遅延回路出力信号102は信号源出力信号101の立ち上がりエッジから遅延時間”tpd3”遅れて出力される。
この可変遅延回路出力信号102が経路切替器4を経由してセット信号106としてフリップフロップ5のセット信号入力端子に入力され、このセット信号106の立ち上がりエッジのタイミングで出力信号108がハイレベルを出力する。
一方、切り替え信号103がローレベルの時には、経路切替器4の経路は第1の出力端子が第3の入力端子に接続され、第2の出力端子が第1の入力端子に接続される。すなわち、可変遅延回路2の出力端子はフリップフロップ5のリセット信号入力端子に接続され、フリップフロップ5のセット信号入力端子は接地される。
また、経路切替器7の経路は出力端子が第2の入力端子に接続、すなわち、遅延設定信号105が可変遅延回路2の遅延設定端子に接続される。
そして、可変遅延回路2の遅延時間は遅延設定信号105のデータ、すなわち、遅延時間”tpd4”が設定されるので、可変遅延回路出力信号102は信号源出力信号101の立ち上がりエッジから遅延時間”tpd4”遅れて出力される。
この可変遅延回路出力信号102が経路切替器4を経由してリセット信号107としてフリップフロップ5のリセット信号入力端子に入力され、このリセット信号107の立ち上がりエッジのタイミングで出力信号108がローレベルを出力する。
電圧計6で測定される電圧値”V”は、フリップフロップ5の出力ローレベルを”VOL”、出力ハイレベルを”VOH”、とすると、式(1)で示される。
Figure 0004730611
出力信号108のデューティ比は、出力信号108の出力周期を”T”、出力ハイパルス幅を”thpw1”とすると、式(2)で示される。
Figure 0004730611
また、出力ハイパルス幅を”thpw1”は可変遅延回路2に設定される遅延時間の差”Δtpd2”とすると、式(3)で示される。
Figure 0004730611
式(1)、式(2)及び式(3)より、電圧計6で測定される電圧値”V”は式(4)で示される。
Figure 0004730611
式(4)より、電圧値”V”は可変遅延回路2に設定される遅延時間の差”Δtpd2”に比例するので、相対的な遅延時間を電圧値で知ることができる。
この結果、可変遅延回路2に設定される遅延時間を切り替え信号103のレベルにより経路切替器7で切り替えると共に可変遅延回路出力信号102を経路切替器4で切り替えてフリップフロップ5のセット信号入力端子、若しくは、リセット信号入力端子に入力し、フリップフロップ5からの出力信号108を電圧計6で測定することにより、電圧値”V”が可変遅延回路2に設定される遅延時間の差”Δtpd2”に比例するので、可変遅延回路2に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能になる。
図3及び図4は可変遅延回路2からフリップフロップ5までの経路に誤差を含む場合のタイミングチャートである。図3及び図4に示す実施例の動作は図2の実施例とほぼ同一であり、異なる点は出力信号108に経路差による誤差”terr”を含んでいることである。
また、図3においては遅延設定信号104は遅延時間が”tpd5”のデータであり、遅延設定信号105は遅延時間が”tpd6”のデータである。図4においては遅延設定信号104は遅延時間が”tpd6”のデータであり、遅延設定信号105は遅延時間が”tpd5”のデータである。
図3及び図4に示す実施例の場合には、可変遅延回路2の出力からフリップフロップ5のリセット信号入力端子までの経路で誤差”terr”を含んでいる。図3の実施例において電圧計6で測定される電圧値”V”は、可変遅延回路2に設定される遅延時間の差”Δtpd3”を式(5)のように定義すると、式(6)で示される。
Figure 0004730611
Figure 0004730611
同様に、図4の実施例において電圧計6で測定される電圧値”V”は、可変遅延回路2に設定される遅延時間の差”Δtpd4”を式(7)のように定義すると、式(8)で示される。
Figure 0004730611
Figure 0004730611
ここで、電圧計6で測定される電圧値から経路による誤差”terr”を取り除くために、式(9)に示すように電圧値”V”から電圧値”V”を差し引いて”2”で割った電圧を求める。
Figure 0004730611
式(9)は経路による誤差”terr”が取り除かれているので、誤差”terr”の影響を受けることなく、相対的な遅延時間を電圧値で知ることができる。
この結果、可変遅延回路2に設定される2つの遅延時間を切り替え信号103のレベルにより経路切替器7で切り替えると共に可変遅延回路出力信号102を経路切替器4で切り替えてフリップフロップ5のセット信号入力端子、若しくは、リセット信号入力端子に入力し、フリップフロップ5からの出力信号108を電圧計6で電圧値”V”を測定し、可変遅延回路2に設定される2つの遅延時間を入れ替え、同様に電圧値”V”を測定する。
そして、電圧値”V”及び電圧値”V”の差を取ることにより、経路による誤差”terr”が取り除かれるので、可変遅延回路2に設定される遅延時間を短時間且つ容易に測定することが可能になる。
なお、図1に示す実施例において経路切替器4は、切り替え信号103がハイレベルの時に第1の入力端子と第1の出力端子、第2の入力端子と第2の出力端子をそれぞれ接続し、切り替え信号103がローレベルの時に第1の入力端子と第2の出力端子、第3の入力端子と第1の出力端子をそれぞれ接続しているが、必ずしもこのようにする必要は無く、切り替え信号103がハイレベルの時に第1の入力端子と第2の出力端子、第3の入力端子と第1の出力端子をそれぞれ接続し、切り替え信号103がローレベルの時に第1の入力端子と第1の出力端子、第2の入力端子と第2の出力端子をそれぞれ接続してもよい。
同様に、図1に示す実施例において経路切替器7は、切り替え信号103がハイレベルの時に第1の入力端子と出力端子を接続し、切り替え信号103がローレベルの時に第2の入力端子と出力端子を接続しているが、必ずしもこのようにする必要は無く、切り替え信号103がハイレベルの時に第2の入力端子と出力端子を接続し、切り替え信号103がローレベルの時に第1の入力端子と出力端子を接続してもよい。
また、図1に示す実施例においてフリップフロップ5は、セット信号106の立ち上がりエッジでハイレベルを出力し、リセット信号107の立ち上がりエッジでローレベルを出力しているが、必ずしもこのようにする必要は無く、セット信号106の立ち下がりエッジでハイレベルを出力し、リセット信号107の立ち下がりエッジでローレベルを出力してもよい。
また、図1に示す実施例において経路切替器4は、切り替え信号103がハイレベルの時に第1の入力端子と第1の出力端子、第2の入力端子と第2の出力端子をそれぞれ接続し、切り替え信号103がローレベルの時に第1の入力端子と第2の出力端子、第3の入力端子と第1の出力端子をそれぞれ接続しているが、必ずしもこのようにする必要は無く、切り替え信号103の立ち上がりエッジ、若しくは、立ち下がりエッジの時に第1の入力端子と第2の出力端子、第3の入力端子と第1の出力端子をそれぞれ接続し、その次の切り替え信号103立ち上がりエッジ、若しくは、立ち下がりエッジの時に第1の入力端子と第1の出力端子、第2の入力端子と第2の出力端子をそれぞれ接続するように、切り替え信号103の立ち上がりエッジ、若しくは、立ち下がりエッジが来る度に接続を切り替えるようにしてもよい。
同様に、図1に示す実施例において経路切替器7は、切り替え信号103がハイレベルの時に第1の入力端子と出力端子を接続し、切り替え信号103がローレベルの時に第2の入力端子と出力端子を接続しているが、必ずしもこのようにする必要は無く、切り替え信号103の立ち上がりエッジ、若しくは、立ち下がりエッジの時に第2の入力端子と出力端子を接続し、切り替え信号103の立ち上がりエッジ、若しくは、立ち下がりエッジの時に第1の入力端子と出力端子を接続するように、切り替え信号103の立ち上がりエッジ、若しくは、立ち下がりエッジが来る度に接続を切り替えるようにしてもよい。
本発明に係る遅延時間測定装置の一実施例を示す構成ブロック図である。 実施例の各部の信号のタイミングを示したタイミングチャートである。 可変遅延回路からフリップフロップまでの経路に誤差を含む場合のタイミングチャートである。 可変遅延回路からフリップフロップまでの経路に誤差を含む場合のタイミングチャートである。 従来の遅延時間測定装置の一例を示す構成ブロック図である。 従来例の各部の信号のタイミングを示したタイミングチャートである。
符号の説明
1 信号源
2 可変遅延回路
3 時間測定手段
4,7 経路切替器
5 フリップフロップ
6 電圧計
100,104,105 遅延設定信号
101 信号源出力信号
102 可変遅延回路出力信号
103 切り替え信号
106 セット信号
107 リセット信号
108 出力信号

Claims (8)

  1. 可変遅延回路の遅延時間測定方法であって、
    一定周期の繰り返し信号である切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのセット信号入力端子に出力し、
    前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのリセット信号入力端子に出力し、
    前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定し、
    前記電圧値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求める
    ことを特徴とする遅延時間測定方法。
  2. 可変遅延回路の遅延時間測定方法であって、
    一定周期の繰り返し信号である切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのリセット信号入力端子に出力し、
    前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのセット信号入力端子に出力し、
    前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定し、
    前記電圧値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求める
    ことを特徴とする遅延時間測定方法。
  3. 可変遅延回路の遅延時間測定方法であって、
    一定周期の繰り返し信号である切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのセット信号入力端子に出力し、
    前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのリセット信号入力端子に出力し、
    前記フリップフロップの出力信号を測定して第1の電圧値とし、
    前記切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのセット信号入力端子に出力し、
    前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのリセット信号入力端子に出力し、
    前記フリップフロップの出力信号を測定して第2の電圧値とし、
    前記第1の電圧値と前記第2の電圧値の差の値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求める
    ことを特徴とする遅延時間測定方法。
  4. 可変遅延回路の遅延時間測定方法であって、
    一定周期の繰り返し信号である切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのリセット信号入力端子に出力し、
    前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのセット信号入力端子に出力し、
    前記フリップフロップの出力信号を測定して第1の電圧値とし、
    前記切り替え信号がハイレベルの時に前記可変遅延回路に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号をフリップフロップのリセット信号入力端子に出力し、
    前記切り替え信号がローレベルの時に前記可変遅延回路に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記可変遅延回路の出力信号を前記フリップフロップのセット信号入力端子に出力し、
    前記フリップフロップの出力信号を測定して第2の電圧値とし、
    前記第1の電圧値と前記第2の電圧値の差の値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求める
    ことを特徴とする遅延時間測定方法。
  5. 可変遅延回路を有する遅延時間測定装置において、
    一定周期の繰り返し信号である切り替え信号により経路を切り替えて第1の遅延設定信号若しくは第2の遅延設定信号を出力する第1の経路切替器と、
    この第1の経路切替器の出力信号により第1の遅延時間若しくは第2の遅延時間が設定されると共に入力信号を前記第1の遅延時間若しくは前記第2の遅延時間遅延させて出力する前記可変遅延回路と、
    前記切り替え信号により経路を切り替えて前記可変遅延回路の出力信号をセット信号若しくはリセット信号として出力する第2の経路切替器と、
    前記セット信号によりハイレベルを出力し前記リセット信号によりローレベルを出力するフリップフロップと、
    前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定する電圧計とを備え、
    前記切り替え信号がハイレベルの時に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記セット信号を出力させ、前記切り替え信号がローレベルの時に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記リセット信号を出力させ、前記電圧計の測定値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求める
    ことを特徴とする遅延時間測定装置。
  6. 可変遅延回路を有する遅延時間測定装置において、
    一定周期の繰り返し信号である切り替え信号により経路を切り替えて第1の遅延設定信号若しくは第2の遅延設定信号を出力する第1の経路切替器と、
    この第1の経路切替器の出力信号により第1の遅延時間若しくは第2の遅延時間が設定されると共に入力信号を前記第1の遅延時間若しくは前記第2の遅延時間遅延させて出力する前記可変遅延回路と、
    前記切り替え信号により経路を切り替えて前記可変遅延回路の出力信号をセット信号若しくはリセット信号として出力する第2の経路切替器と、
    前記セット信号によりハイレベルを出力し前記リセット信号によりローレベルを出力するフリップフロップと、
    前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定する電圧計とを備え、
    前記切り替え信号がハイレベルの時に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記リセット信号を出力させ、前記切り替え信号がローレベルの時に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記セット信号を出力させ、前記電圧計の測定値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求める
    ことを特徴とする遅延時間測定装置。
  7. 可変遅延回路を有する遅延時間測定装置において、
    一定周期の繰り返し信号である切り替え信号により経路を切り替えて第1の遅延設定信号若しくは第2の遅延設定信号を出力する第1の経路切替器と、
    この第1の経路切替器の出力信号により第1の遅延時間若しくは第2の遅延時間が設定されると共に入力信号を前記第1の遅延時間若しくは前記第2の遅延時間遅延させて出力する前記可変遅延回路と、
    前記切り替え信号により経路を切り替えて前記可変遅延回路の出力信号をセット信号若しくはリセット信号として出力する第2の経路切替器と、
    前記セット信号によりハイレベルを出力し前記リセット信号によりローレベルを出力するフリップフロップと、
    前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定する電圧計とを備え、
    前記切り替え信号がハイレベルの時に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記セット信号を出力させ、前記切り替え信号がローレベルの時に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記リセット信号を出力させ、前記電圧計の測定値を第1の電圧値とし、
    前記切り替え信号がハイレベルの時に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記セット信号を出力させ、前記切り替え信号がローレベルの時に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記リセット信号を出力させ、前記電圧計の測定値を第2の電圧値とし、
    前記第1の電圧値と前記第2の電圧値の差の値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求める
    ことを特徴とする遅延時間測定装置。
  8. 可変遅延回路を有する遅延時間測定装置において、
    一定周期の繰り返し信号である切り替え信号により経路を切り替えて第1の遅延設定信号若しくは第2の遅延設定信号を出力する第1の経路切替器と、
    この第1の経路切替器の出力信号により第1の遅延時間若しくは第2の遅延時間が設定されると共に入力信号を前記第1の遅延時間若しくは前記第2の遅延時間遅延させて出力する前記可変遅延回路と、
    前記切り替え信号により経路を切り替えて前記可変遅延回路の出力信号をセット信号若しくはリセット信号として出力する第2の経路切替器と、
    前記セット信号によりハイレベルを出力し前記リセット信号によりローレベルを出力するフリップフロップと、
    前記フリップフロップの出力信号の電圧値を測定する電圧計とを備え、
    前記切り替え信号がハイレベルの時に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記リセット信号を出力させ、前記切り替え信号がローレベルの時に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記セット信号を出力させ、前記電圧計の測定値を第1の電圧値とし、
    前記切り替え信号がハイレベルの時に前記第2の遅延時間を設定すると共に前記リセット信号を出力させ、前記切り替え信号がローレベルの時に前記第1の遅延時間を設定すると共に前記セット信号を出力させ、前記電圧計の測定値を第2の電圧値とし、
    前記第1の電圧値と前記第2の電圧値の差の値が前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間の差に比例することを用いて前記可変遅延回路に設定される相対的な遅延時間を求める
    ことを特徴とする遅延時間測定装置。
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