JP2000009409A - インダクタンス変化検出回路 - Google Patents

インダクタンス変化検出回路

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JP2000009409A
JP2000009409A JP10177362A JP17736298A JP2000009409A JP 2000009409 A JP2000009409 A JP 2000009409A JP 10177362 A JP10177362 A JP 10177362A JP 17736298 A JP17736298 A JP 17736298A JP 2000009409 A JP2000009409 A JP 2000009409A
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voltage
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inductance
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Masahiro Yamamoto
雅裕 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な回路構成でインダクタンス変化を検出
するインダクタンス変化検出回路を提供することを目的
とする。 【解決手段】 この発明に係るインダクタンス変化検出
回路は、対象物の変位に応じてインダクタンスが変化す
るコイルL及び抵抗Rからなる直列体と、直列体にパル
ス電圧を印加するパルス電源1と、直列体における抵抗
Rの出力電圧が所定電圧になるときの時刻に応じた第1
の信号を出力する第1の信号生成手段2と、パルス電源
1のパルス電圧に応じた第2の信号を出力する第2の信
号生成手段と、第1の信号生成手段から出力された第1
の信号及び第2の信号生成手段から出力された第2の信
号よりインダクタンスに応じたデューティ比を有するパ
ルス信号を生成する比較パルス生成手段3とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコイルのインダクタ
ンス変化を検出するインダクタンス変化検出回路、特
に、コイルのインダクタンスの磁束変化により対象物の
位置変化を検出するインダクタンス変化検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】物体の位置変化を検出するためにコイル
の磁束変化をその位置変化する物体がさえぎるまたは間
接的に磁束を変化させることによりインダクタンスを変
化させDC信号として検出する装置において、簡単な回
路構成にてインダクタンス変化をDC信号として検出す
ることが望まれていた。
【0003】図8は特開平7−332910号公報に記
載された従来のインダクタンス変化検出回路を説明する
ための図で、図8(a)はインダクタンス変化検出回路
を示す図、図8(b)はインダクタンス変化検出回路の
抵抗RFから取り出される出力波形とパルス電源からの
出力パルスとの関係を示す図ある。図において、Lは物
体の変位に基づいてインダクタンスが変化するコイル、
Fは一端がコイルLに直列に接続され他端が接地され
ている抵抗、101はパルス電源である。
【0004】図8(a)に示したインダクタンス変化検
出回路では、出力端子から得られる出力、すなわち、抵
抗RFとグランドGND間の電圧が出力電圧として検出
される。この出力電圧は、物体が変化していない状態
(以下、基準状態と呼ぶ)では、図8(b)に示したよ
うな実線の波形になるが、物体が変化すると、この変化
にともないインダクタンスLの値が変化し、図8(b)
に示したような点線の波形になる。このように、物体の
位置が変化する前と変化後とでは、出力波形が異なるの
で、各々の場合において所定時刻tkにおける電圧値V
0、V01を測定し、この電圧差からインダクタンス変化
を検出するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のインダクタンス
変化検出回路では、出力端子から得られる出力の所定時
刻における出力電圧を検出し、この電圧値によりコイル
のインダクタンスの変位を検出するようにしているの
で、出力端子から得られる振幅が減少したりする場合等
には、精度よくインダクタンス変化を検出することが困
難である。
【0006】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたもので、簡単な回路構成でインダクタンス変化
を検出するインダクタンス変化検出回路を提供するもの
である。さらに、インダクタンス変化を検出する検出信
号をDC信号として出力するインダクタンス変化検出回
路を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインダクタ
ンス変化検出回路は、対象物の変位に応じてインダクタ
ンスが変化するコイル及び抵抗からなる直列体と、前記
直列体にパルス電圧を印加するパルス電源と、前記直列
体における抵抗の出力電圧が所定電圧になるときの時刻
に応じた第1の信号を出力する第1の信号生成手段と、
前記パルス電源のパルス電圧に応じた第2の信号を出力
する第2の信号生成手段と、前記第1の信号生成手段か
ら出力された第1の信号及び前記第2の信号生成手段か
ら出力された第2の信号より前記インダクタンスに応じ
たデューティ比を有するパルス信号を生成する比較パル
ス生成手段とを備えている。
【0008】さらに、第2の信号はパルス電源から出力
されるパルス電圧で、比較パルス生成手段は第1の信号
の位相と第2の信号の位相を比較する位相比較器であっ
てもよい。
【0009】また、第2の信号生成手段は直列体におけ
る抵抗の出力電圧が所定電圧になるときの時刻に応じた
信号を出力し、比較パルス生成手段は第1の信号と第2
の信号との排他的論理和をとる演算器であってもよい。
【0010】さらに、信号生成手段は、直列体における
抵抗の出力電圧が第1の電圧になるときの時刻と前記出
力電圧が第2の電圧になるときの時刻間の時間に応じた
信号を出力するようにしてもよい。さらに、第1の電圧
及び第2の電圧の値は、パルス電圧の振幅値の半分であ
ってもよい。
【0011】さらにまた、第1の電圧と第2の電圧とは
異なる値であってもよい。さらに、第1の電圧値及びパ
ルス電圧のLレベル時の値の差と前記パルス電圧のHレ
ベル時の値及び第2の電圧値の差とが同じであってもよ
い。
【0012】さらに、直列体における抵抗の出力電圧が
所定電圧になるときの時刻に応じた信号を出力する信号
生成手段は、コンパレータであってもよい。さらに、比
較パルス生成手段で生成されたパルス信号を積分し、前
記パルス信号をDC信号に変換する積分回路を備えるよ
うにしてもよい。
【0013】また、直列体に接続されているコイルの抵
抗成分を検出する検出回路を備え、この検出回路の検出
結果をも考慮して対象物の変位を検出するようにしても
よい。さらにまた、検出回路は、直列体間の電圧及び前
記直列体における抵抗間の電圧を計測し、これらの計測
値を積分したものの差分値に基づいてコイルの抵抗成分
を検出するようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの実施の
形態1のインダクタンス変化検出回路を示す図である。
図において、Lは変位を検出する物体(図示は省略す
る)の近傍に設けられ、この物体の変位に基づいてイン
ダクタンスが変化するコイル、Rは一端がコイルLに直
列に接続され他端が接地されている抵抗で、コイルL及
び抵抗Rにより直列体であるLR直列回路が形成されて
いる。
【0015】1はコイルLの抵抗Rと反対側の端子に接
続されているパルス電源、2はLR直列回路の抵抗Rの
接地側と反対側に接続されているコンパレータCO、3
はコンパレータ2の出力端子とパルス電源1とに接続さ
れ、コンパレータ2の出力とパルス電源1による出力パ
ルスとの位相比較を行う位相比較器、4は位相比較器3
の出力結果を積分することにより位相比較器3の出力結
果に応じたDC信号を出力する積分回路、5は積分回路
4の出力値のオフセット調整をするオフセット調整回路
である。
【0016】次に、図1に示したインダクタンス変化検
出回路の動作について説明する。図2は図1に示したイ
ンダクタンス変化検出回路における出力波形を示す図
で、検出すべき対象物が所定基準位置にあるとき、すな
わち、インダクタンスの値が変化していない状態におけ
る出力波形を示す図である。図2(a)はLR直列回路
のコイルL、抵抗R間の端子から出力される出力波形L
outとパルス電源1で発生される出力パルス波形の関
係を示す図、図2(b)はコンパレータ2の出力波形C
outを示す図、図2(c)は位相比較器3の出力波形
PCoutを示す図である。
【0017】パルス電源1からは、周期T、デューティ
比50%、所定振幅値を有する矩形(パルス)波が出力
される。そして、このパルス電源1がLR直列回路に印
加されると、LR直列回路の分圧出力LRoutは、図2
(a)に示すように、コイルLのインダクタンスL及び
抵抗Rに依存したある時定数(R/L)を持った出力波
形になる。
【0018】今、パルス電源1の周期をT、デューティ
比50%とし、パルス電源1の振幅、LR直列回路にお
ける抵抗R、コンパレータ2の反転レベルを各々調整す
ることで、パルス電源1の出力パルスの立ち上がりから
例えば1/6T後にLR直列回路の分圧出力LRout
コンパレータ2の反転レベルに達するように設定する。
なお、コンパレータ2の反転レベルはパルス電源1の振
幅の半分の値になるように設定するものとする。
【0019】このように、反転レベルを出力パルスの振
幅の半分の値に設定することにより、コンパレータ2か
ら出力される出力波形COoutのデューティ比を50%
にすることができる。
【0020】そして、このような分圧出力LRoutがコ
ンパレータ2に入力されると、コンパレータ2の出力波
形COoutは、図2(b)に示すように、反転レベルに
達した時刻(パルス出力の立ち上がりから1/6T後)
にHレベルからLレベルに替わり、その後、分圧出力L
outが再び反転レベルに達した時刻(パルス出力の立
ち下がりから1/6T後)にLレベルからHレベルに切
り替わる。以後、同様に分圧出力LRoutが反転レベル
に達する毎にHからL、あるいはLからHに切り替わ
る。すなわち、コンパレータ2の出力COoutはパルス
電源1の出力から1/3Tだけ遅れ、出力パルスと同一
周期を有する矩形波となる(デューティ比は50%)。
【0021】次に、パルス電源1の出力パルスとコンパ
レータ2の出力波形COoutが位相比較器3に入力され
ると、位相比較器3からは図2(c)に示すような波形
PCoutが出力される。コンパレータ2の出力波形CO
outはパルス電源1の出力パルスに比べて位相が1/3
Tだけずれているので、位相比較器3から出力される出
力波形PCoutはON時間2/3T、OFF時間1/3
T(デューティ比67%)の矩形波になる。このよう
に、基準状態における位相比較器3の出力波形PCout
はデューティ比67%となる。
【0022】そして、位相比較器3で出力された出力P
outは次段の積分回路4により、PCoutの出力に応じ
たDC信号に変換される。そして、オフセット調整回路
5によりこの値が所定値、例えば1/2Vccになるよう
に設定し、この値を基準出力とする。すなわち、インダ
クタンス変化検出回路における基準状態の出力値は1/
2Vccになる。
【0023】次に、LR直列回路のコイルLのインダク
タンスが変化し、分圧出力LRoutの時定数が変化した
場合を説明する。図3は図1に示したインダクタンス変
化検出回路における出力波形を示す図で、検出すべき対
象物が基準位置より変位したとき、すなわち、インダク
タンスの値が変化した状態における出力波形を示す図で
ある。図3(a)はLR直列回路のコイルL、抵抗R間
の端子から出力される出力波形LRoutとパルス電源1
で発生される出力パルス波形の関係を示す図、図3
(b)はコンパレータ2の出力波形COoutを示す図、
図3(c)は位相比較器3の出力波形PCoutを示す図
である。
【0024】例えばコイルLのインダクタンスの値が基
準状態のときの値よりも小さくなった場合には、図3
(a)に示すように、分圧出力LRoutの立ち上がりは
基準状態のものより急峻になり、分圧出力LRoutがパ
ルス電源1の出力パルスの立ち上がり時刻からコンパレ
ータ2の反転レベルに達するまでの時間は例えば、1/
20Tになる。
【0025】そのため、コンパレータ2の出力波形CO
outは、図3(b)に示すように、パルス電源1の出力
パルスの立ち上がりから1/20T後に反転し、以後1
/2Tごとに反転するようになる。すなわち、コンパレ
ータ2の出力COoutはパルス電源1の出力から9/2
0Tだけ遅れ、出力パルスと同一の周期を有する矩形波
となる(デューティ比は50%)。
【0026】よって、パルス電源1の出力パルスとコン
パレータ2の出力波形COoutが入力される位相比較器
3の出力波形PCoutはON時間11/20T、OFF
時間9/20T(デューティ比55%)の矩形波にな
る。すなわち、コイルLのインダクタンスが変化した後
の位相比較器3の出力波形PCoutはデューティ比55
%となる。
【0027】そして、基準状態の場合と同様に、位相比
較器3の出力波形PCoutは次段の積分回路4によりD
C信号に変換されるが、デューティ比が基準状態の場合
に比べて67%→55%と小さくなっているため、出力
されるDC信号も基準状態の場合に比べて小さくなって
いる。このときのDC信号が基準状態のとき(1/2V
cc)よりもαだけ小さくなっているとすると、インダク
タンス変化時のインダクタンス変化検出回路の出力V
outは1/2Vcc−αとなりコイルLのインダクタンス
変化を−αのDC信号として検出することができる。
【0028】なお、逆に、コイルLのインダクタンスの
値が基準状態のときの値よりも大きくなった場合には、
分圧出力LRoutの立ち上がりは基準状態のものよりゆ
るやかになり、分圧出力LRoutがパルス電源1の出力
パルスの立ち上がり時刻からコンパレータ2の反転レベ
ルに達するまでの時間は基準状態のときよりも遅くな
る。そのため、位相比較器3の出力PCoutのデューテ
ィ比が基準状態のときより大きくなり、積分回路4によ
り変換されたDC信号も大きなものとなる。(例えば、
βだけ増加した1/2Vcc+βになる)このように、積
分回路4により出力されたDC信号が基準状態のものよ
り、大きい値か小さい値かにより、インダクタンスが増
加したか否かを検出することができる。
【0029】本実施の形態では、コンパレータの反転レ
ベルをパルス電源の出力パルスの振幅値の半分になるよ
うに設定しているが、これは特に限定するものではな
く、反転レベルは出力波形LRoutの最大値以下の値で
あればよい。ただし、一般に反転レベルが出力パルスの
振幅値の半分でない場合には、コンパレータCOの出力
波形COoutのデューティ比は50%にはならない。
【0030】本実施の形態では、パルス電源の出力パル
スとコンパレータの出力COoutを位相比較し、この出
力結果のデューティ比に基づいてインダクタンス変化を
検出しているので、出力端子から得られる振幅が減少し
たものである場合等においても正確にインダクタンス変
化が検出できる。さらに、位相比較の出力結果を積分回
路を用いてDC信号に変換するようにしているので、簡
単な回路構成でインダクタンス変化を検出するととも
に、この検出信号をDC信号として出力させることがで
きる。
【0031】実施の形態2.図4はこの実施の形態2の
インダクタンス変化検出回路を示す図である。図におい
て、6aはLR直列回路の抵抗Rの接地側と反対側に接
続されているコンパレータ(CO1)、6bはLR直列
回路の抵抗Rの接地側と反対側に接続されているコンパ
レータ(CO2)、7はコンパレータCO1とコンパレ
ータCO2の出力を入力し、この入力の排他的論理和
(ExOR)をとる演算器で、この演算器7の出力は積
分回路4、及びオフセット調整回路5に入力されるもの
である。その他は実施の形態1で説明したものと同様で
あるので、説明は省略する。
【0032】次に、図4に示したインダクタンス変化検
出回路の動作について説明する。図5は図4に示したイ
ンダクタンス変化検出回路における出力波形を示す図
で、検出すべき対象物が所定基準位置にあるとき、すな
わち、インダクタンスの値が変化していない状態におけ
る出力波形を示す図である。図5(a)はLR直列回路
のコイルL、抵抗R間の端子から出力される出力波形L
outとパルス電源1で発生される出力パルス波形との
関係を示す図、図5(b)はコンパレータ6a(CO
1)の出力波形CO1outを示す図、図5(c)はコン
パレータ6b(CO2)の出力波形CO2outを示す
図、図5(d)は演算器7の出力波形ExORoutを示
す図である。
【0033】パルス電源1からは、周期T、デューティ
比50%、所定振幅値を有する矩形(パルス)波が出力
される。そして、このパルス電源1がLR直列回路に印
加されると、LR直列回路の分圧出力LRoutは、図5
(a)に示すように、コイルのインダクタンスL及び抵
抗Rに依存したある時定数(R/L)を持った出力波形
になる。
【0034】今、パルス電源1の周期をT、デューティ
比50%とし、パルス電源1の振幅、LR直列回路の抵
抗R、ウィンドウコンパレータ6a(CO1)、6b
(CO2)の反転レベルを各々調整することで、パルス
電源1の出力パルスの立ち上がりから例えば1/20T
後にLR直列回路の分圧出力LRoutがウィンドウコン
パレータ6b(CO2)の反転レベルに達し、例えば、
6/20T後にウィンドウコンパレータ6a(CO1)
の反転レベルに達するように設定する。
【0035】なお、ウィンドウコンパレータCO1の反
転レベルとウィンドウコンパレータCO2の反転レベル
とは異なるレベルになるように設定する。本実施の形態
では、CO1の反転レベルがCO2の反転レベルより高
くなるようにし、ウィンドウコンパレータCO2の反転
レベル及びパルス電源1の出力パルスのLレベル時の値
の差と出力パルスのHレベル時の値及びウィンドウコン
パレータCO1の反転レベルの差とが同じになるよう
に、両ウィンドウコンパレータの反転レベルを調整する
ものとする。
【0036】このように、CO2の反転レベル及び出力
パルスのLレベル時の値の差と出力パルスのHレベル時
の値及びCO1の反転レベルの差とが同じになるように
設定することにより、演算器7から出力される出力波形
ExORoutのデューティ比を50%にすることができ
る。
【0037】そして、このような分圧出力LRoutがウ
ィンドウコンパレータ6a(CO1)に入力されると、
ウィンドウコンパレータ6a(CO1)の出力波形CO
ou tは、図5(b)に示すように、反転レベルに達し
た時刻(パルス出力の立ち上がりから6/20T後)に
HレベルからLレベルに替わり、その後、分圧出力LR
outが再び反転レベルに達した時刻(パルス出力の立ち
下がりから1/20T後)にLレベルからHレベルに切
り替わる。以後、同様に分圧出力LRoutが反転レベル
に達する毎にHからL、あるいはLからHに切り替わ
る。
【0038】同様に、このような分圧出力LRoutがウ
ィンドウコンパレータ6b(CO2)に入力されると、
ウィンドウコンパレータ(CO2)の出力波形CO2
outは、図5(c)に示すように、反転レベルに達した
時刻(パルス出力の立ち上がりから1/20T後)にH
レベルからLレベルに替わり、その後、分圧出力LRou
tが再び反転レベルに達した時刻(パルス出力の立ち下
がりから6/20T後)にLレベルからHレベルに切り
替わる。以後、同様に分圧出力LRoutが反転レベルに
達する毎にHからL、あるいはLからHに切り替わる。
【0039】次に、ウィンドウコンパレータ6a(CO
1)の出力波形CO1outとウィンドウコンパレータ6
b(CO2)の出力CO2outが演算器7に入力される
と、これらの入力の排他的論理和がとられた波形ExO
outが出力される。この波形ExORoutは、図5
(d)に示すような、パルス出力の立ち上がりから1/
20T〜6/20Tの間Hレベルの値となり、6/20
T〜11/20Tの間Lレベルの値となり、以後、1/
4T毎にH値、L値に切り替わる矩形波になる。すなわ
ち、基準状態における演算器7の出力波形ExORout
は周期1/2T、デューティ比50%の矩形波になる。
【0040】以後の積分回路4、オフセット調整回路5
では、実施の形態1で説明したのと同様にして、演算器
7の出力波形ExORoutがDC信号に変換されるとと
もに、この出力DC信号が例えば1/2Vccになるよう
にオフセット調整がされる。
【0041】次に、LR直列回路のコイルLのインダク
タンスが変化し、分圧出力LRoutの時定数が変化した
場合、例えばパルス電源1の出力パルスの立ち上がりか
ら1/40T後にLR直列回路の分圧出力LRoutがコ
ンパレータ6b(CO2)の反転レベルに達するように
なり4/40T後にコンパレータ6a(CO1)の反転
レベルに達するようになった場合を説明する。
【0042】図6は図4に示したインダクタンス変化検
出回路における出力波形を示す図で、検出すべき対象物
が基準位置より変位したとき、すなわち、インダクタン
スの値が変化した状態における出力波形を示す図であ
る。図6(a)はLR直列回路のコイルL、抵抗R間の
端子から出力される出力波形LRoutとパルス電源1で
発生される出力パルス波形との関係を示す図、図6
(b)はコンパレータ6a(CO1)の出力波形CO1
outを示す図、図6(c)はコンパレータ6b(CO
2)の出力波形CO2outを示す図、図6(d)は演算
器7の出力波形ExORo utを示す図である。
【0043】このような分圧出力LRoutがウィンドウ
コンパレータ6a(CO1)に入力されると、ウィンド
ウコンパレータ6a(CO1)の出力波形CO1
outは、図6(b)に示すように、反転レベルに達した
時刻(パルス出力の立ち上がりから4/40T後)にH
レベルからLレベルに替わり、その後、分圧出力LR
outが再び反転レベルに達した時刻(パルス出力の立ち
下がりから1/40T後)にLレベルからHレベルに切
り替わる。以後、同様に分圧出力LRoutが反転レベル
に達する毎にHからL、あるいはLからHに切り替わ
る。
【0044】同様に、このような分圧出力LRoutがウ
ィンドウコンパレータ6b(CO2)に入力されると、
ウィンドウコンパレータ6b(CO2)の出力波形CO
ou tは、図6(c)に示すように、反転レベルに達し
た時刻(パルス出力の立ち上がりから1/40T後)に
HレベルからLレベルに替わり、その後、分圧出力LR
outが再び反転レベルに達した時刻(パルス出力の立ち
下がりから4/40T後)にLレベルからHレベルに切
り替わる。以後、同様に分圧出力LRoutが反転レベル
に達する毎にHからL、あるいはLからHに切り替わ
る。
【0045】次に、ウィンドウコンパレータ6a(CO
1)の出力波形CO1outとウィンドウコンパレータ6
b(CO2)の出力波形CO2outが演算器7に入力さ
れると、これらの入力の排他的論理和がとられた波形E
xORoutが出力される。この波形ExORoutは、図6
(d)に示すような、パルス出力の立ち上がりから1/
40T〜4/40Tの間H値となり、4/40T〜21
/40Tの間L値となり、以後、3/40T後にH値、
17/40T後にL値に順に切り替わる矩形波になる。
すなわち、コイルのインダクタンスの変化時における演
算器7の出力波形ExORoutは周期1/2T、デュー
ティ比7.5%の矩形波になる。
【0046】以後、基準状態の場合と同様に、積分回路
4、オフセット調整回路5を通して演算器7の出力波形
ExORoutがDC信号に変換されるが、デューティ比
が基準状態の場合に比べて50%→7.5%と小さくな
っているため、出力されるDC信号も基準状態の場合に
比べて小さくなっている。このときのDC信号が基準状
態のとき(1/2Vcc)よりもγだけ小さくなったとす
ると、インダクタンス変化時のインダクタンス変化検出
回路出力Voutは1/2Vcc−γとなりコイルLのイン
ダクタンス変化を−γのDC信号として検出することが
できる。
【0047】なお、実施の形態1と同様に考えて、積分
回路により出力されたDC信号が基準状態のものより、
大きい値か小さい値かにより、インダクタンスが増加し
たか否かを検出することができる。
【0048】本実施の形態では、パルス電源の出力パル
スの振幅値及びウィンドウコンパレータCO1の反転レ
ベルの差とウィンドウコンパレータCO2の反転レベル
とが同じになるように設定しているが、これは特に限定
するものではなく、出力波形LRoutの最小値、最大値
間にウィンドウコンパレータCO1の反転レベル、ウィ
ンドウコンパレータCO2の反転レベルが存在するよう
に設定されていればよい。ただし、この場合には、基準
状態における演算器の出力波形ExORoutのデューテ
ィ比は50%にはならない。
【0049】本実施の形態では、出力端子の出力波形L
outが所望電圧間にあるときの時間に応じて求めた出
力結果のデューティ比に基づいてインダクタンス変化を
検出しているので、実施の形態1で述べた効果に加え
て、出力端子の出力波形LRou tが所望電圧間にあると
きの時間に応じた検出が可能であり、より正確にインダ
クタンスの変化を検出することができる。
【0050】実施の形態3.実施の形態1、2のインダ
クタンス変化検出回路では、LR直列回路のコイルの抵
抗成分R1が大きな温度依存性を持っているため、温度
変化により分圧出力LRoutが温度ドリフトし、最終出
力Voutもその分だけドリフトしてしまう。そのため、
実際にはコイルLのインダクタンスが変化していない場
合においても、低温時または高温時においては、最終出
力Voutが変化してしまうという問題があった。
【0051】そこで、本実施の形態では、この温度変化
によるLR直列回路のコイルの抵抗成分R1の温度変化
を補償する補償回路を設けることにより、実際にコイル
Lのインダクタンスが変化していない場合には、温度変
化が生じても、最終出力Vou tが変化しないようにした
ものである。
【0052】図7はこの実施の形態3のインダクタンス
変化検出回路を示す図である。図において、8aはパル
ス電源1の出力端子に接続され、パルス電源1の出力を
積分する積分器、8bはLR直列回路の抵抗Rの接地側
と反対側に接続され、分圧出力LRoutを積分する積分
器、9は積分器8aの出力と積分器8bの出力との差分
をとり、この差分値を増幅して出力する差動増幅器、1
0は差動増幅器9の出力のオフセットを調整して積分回
路4に出力するオフセット調整回路である。その他は実
施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
【0053】次に、図7に示したインダクタンス変化検
出回路の動作について説明する。図7に示したインダク
タンス変化検出回路では、積分器8a、積分器8b、差
動増幅器9、オフセット調整回路10、及び積分回路4
以外の動作は実施の形態1で説明したものと同様である
ので、説明は省略する。
【0054】まず、LR直列回路全体にかかっている電
圧が積分器8aにより積分されてDC信号に変換され
る。一方、LR直列回路の抵抗Rにかかっている電圧が
積分器8bにより積分されてDC信号に変換される。そ
して、これらの各積分器8a、8bの出力が差動増幅器
9に入力され、これらの出力の差がとられる。なお、差
動増幅器9の増幅率を適切な値に調整することにより、
この差分値が適切な値に増幅されて差動増幅器9から出
力される。
【0055】このように、LR直列回路全体にかかって
いる電圧のDC値とLR直列回路の抵抗Rにかかってい
る電圧のDC値との差をとることにより、コイルLにか
かっているDC値のみを検出するようにしている。すな
わち、コイルLの内部抵抗成分R1の値が検出されるこ
とになる。
【0056】そして、この差動増幅器9の出力をオフセ
ット調整回路10へ入力する。そして、このオフセット
調整回路10にて、コイルLの内部抵抗成分R1の値を
補償するとともに、積分回路4において、位相比較器3
の出力をDC信号に変換して出力する。
【0057】本実施の形態では、実施の形態1のインダ
クタンス変化検出回路における温度ドリフトによる影響
を考慮するようにしているが、これは特に実施の形態1
のインダクタンス変化検出回路に限定するものではな
く、同様に、実施の形態2のインダクタンス変化検出回
路に用いても良い。
【0058】本実施の形態では、LR直列回路における
コイルの抵抗成分R1の温度変化による誤差を補償する
補償回路を設けているので、温度変化により生じるコイ
ルLの内部抵抗成分の変化に影響されずにインダクタン
スの変化を検出することができる。
【0059】
【発明の効果】本発明にかかるインダクタンス変化検出
回路は、対象物の変位に応じてインダクタンスが変化す
るコイル及び抵抗からなる直列体と、前記直列体にパル
ス電圧を印加するパルス電源と、前記直列体における抵
抗の出力電圧が所定電圧になるときの時刻に応じた第1
の信号を出力する第1の信号生成手段と、前記パルス電
源のパルス電圧に応じた第2の信号を出力する第2の信
号生成手段と、前記第1の信号生成手段から出力された
第1の信号及び前記第2の信号生成手段から出力された
第2の信号より前記インダクタンスに応じたデューティ
比を有するパルス信号を生成する比較パルス生成手段と
を備えているので、出力端子から得られる振幅が減少し
たりする場合等においても、精度よくインダクタンス変
化を検出することができる。
【0060】さらに、第2の信号がパルス電源から出力
されるパルス電圧で、比較パルス生成手段が第1の信号
の位相と第2の信号の位相を比較する位相比較器である
場合には、直列体における抵抗の出力電圧に応じたパル
ス信号を生成することができる。
【0061】また、第2の信号生成手段が直列体におけ
る抵抗の出力電圧が所定電圧になるときの時刻に応じた
信号を出力し、比較パルス生成手段が第1の信号と第2
の信号との排他的論理和をとる演算器である場合には、
所望電圧間の直列体における抵抗の出力電圧に応じたパ
ルス信号を生成することができる。
【0062】さらに、信号生成手段が、直列体における
抵抗の出力電圧が第1の電圧になるときの時刻と前記出
力電圧が第2の電圧になるときの時刻間の時間に応じた
信号を出力する場合には、パルス信号を容易に生成する
ことができる。
【0063】さらに、第1の電圧及び第2の電圧の値
が、パルス電圧の振幅値の半分である場合には、信号生
成手段から生成される信号のデューティ比を50%にす
ることができる。
【0064】さらにまた、第1の電圧と第2の電圧とが
異なる値である場合には、直列体における抵抗の出力電
圧が所望電圧間にあるときの時間に応じた検出が可能で
あり、より正確にインダクタンスの変化を検出すること
ができる。
【0065】さらに、第1の電圧値及びパルス電圧のL
レベル時の値の差と前記パルス電圧のHレベル時の値及
び第2の電圧値の差とが同じである場合には、比較パル
ス信号生成手段から出力されるパルス信号のデューティ
比を50%にすることができる。
【0066】さらに、直列体における抵抗の出力電圧が
所定電圧になるときの時刻に応じた信号を出力する信号
生成手段が、コンパレータである場合には、簡単な回路
構成で所定電圧になるときの時刻に応じた信号を生成す
ることができる。
【0067】さらに、比較パルス生成手段で生成された
パルス信号を積分し、前記パルス信号をDC信号に変換
する積分回路を備えている場合には、簡単な回路構成で
インダクタンス変化を検出するとともに、この検出信号
をDC信号として出力させることができる。
【0068】さらに、直列体に接続されているコイルの
抵抗成分を検出する検出回路を備え、この検出回路の検
出結果をも考慮して対象物の変位を検出する場合には、
温度変化等により生じるコイルの内部抵抗成分の変化に
影響されずにインダクタンスの変化を検出することがで
きる。
【0069】さらにまた、検出回路が、直列体間の電圧
及び前記直列体における抵抗間の電圧を計測し、これら
の計測値を積分したものの差分値に基づいてコイルの抵
抗成分を検出する場合は、温度変化等により生じるコイ
ルの内部抵抗成分の変化をDC値として検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のインダクタンス変化
検出回路を示す図である。
【図2】 図1に示したインダクタンス変化検出回路の
動作を説明する図である。
【図3】 図1に示したインダクタンス変化検出回路の
動作を説明する図である。
【図4】 本発明の実施の形態2のインダクタンス変化
検出回路を示す図である。
【図5】 図4に示したインダクタンス変化検出回路の
動作を説明する図である。
【図6】 図4に示したインダクタンス変化検出回路の
動作を説明する図である。
【図7】 本発明の実施の形態3のインダクタンス変化
検出回路を示す図である。
【図8】 従来のインダクタンス変化検出回路を示す図
である。
【符号の説明】
1 パルス電源 2 コンパレータ 3 位相比較器 4 積分回路 5 オフセット調整回路 6 ウィンドウコ
ンパレータ 7 演算器(ExOR) 8 積分器 9 差動増幅器 10 オフセット調
整回路 101 パルス電源

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の変位に応じてインダクタンスが
    変化するコイル及び抵抗からなる直列体と、前記直列体
    にパルス電圧を印加するパルス電源と、前記直列体にお
    ける抵抗の出力電圧が所定電圧になるときの時刻に応じ
    た第1の信号を出力する第1の信号生成手段と、前記パ
    ルス電源のパルス電圧に応じた第2の信号を出力する第
    2の信号生成手段と、前記第1の信号生成手段から出力
    された第1の信号及び前記第2の信号生成手段から出力
    された第2の信号より前記インダクタンスに応じたデュ
    ーティ比を有するパルス信号を生成する比較パルス生成
    手段とを備えたインダクタンス変化検出回路。
  2. 【請求項2】 第2の信号はパルス電源から出力される
    パルス電圧で、比較パルス生成手段は第1の信号の位相
    と第2の信号の位相を比較する位相比較器であることを
    特徴とする請求項1記載のインダクタンス変化検出回
    路。
  3. 【請求項3】 第2の信号生成手段は直列体における抵
    抗の出力電圧が所定電圧になるときの時刻に応じた信号
    を出力し、比較パルス生成手段は第1の信号と第2の信
    号との排他的論理和をとる演算器であることを特徴とす
    る請求項1記載のインダクタンス変化検出回路。
  4. 【請求項4】 信号生成手段は、直列体における抵抗の
    出力電圧が第1の電圧になるときの時刻と前記出力電圧
    が第2の電圧になるときの時刻間の時間に応じた信号を
    出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    記載のインダクタンス変化検出回路。
  5. 【請求項5】 第1の電圧及び第2の電圧の値は、パル
    ス電圧の振幅値の半分であることを特徴とする請求項4
    記載のインダクタンス変化検出回路。
  6. 【請求項6】 第1の電圧と第2の電圧とは異なる値で
    あることを特徴とする請求項4記載のインダクタンス変
    化検出回路。
  7. 【請求項7】 第1の電圧値及びパルス電圧のLレベル
    時の値の差と前記パルス電圧のHレベル時の値及び第2
    の電圧値の差とが同じであることを特徴とする請求項6
    記載のインダクタンス変化検出回路。
  8. 【請求項8】 直列体における抵抗の出力電圧が所定電
    圧になるときの時刻に応じた信号を出力する信号生成手
    段は、コンパレータであることを特徴とする請求項1〜
    7のいずれか1項記載のインダクタンス変化検出回路。
  9. 【請求項9】 比較パルス生成手段で生成されたパルス
    信号を積分し、前記パルス信号をDC信号に変換する積
    分回路を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    か1項記載のインダクタンス変化検出回路。
  10. 【請求項10】 直列体に接続されているコイルの抵抗
    成分を検出する検出回路を備え、この検出回路の検出結
    果をも考慮して対象物の変位を検出することを特徴とす
    る請求項1〜9のいずれか1項記載のインダクタンス変
    化検出回路。
  11. 【請求項11】 検出回路は、直列体間の電圧及び前記
    直列体における抵抗間の電圧を計測し、これらの計測値
    を積分したものの差分値に基づいてコイルの抵抗成分を
    検出することを特徴とする請求項10記載のインダクタ
    ンス変化検出回路。
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