JPH08265112A - デユーテイ比補正回路 - Google Patents

デユーテイ比補正回路

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Publication number
JPH08265112A
JPH08265112A JP7090367A JP9036795A JPH08265112A JP H08265112 A JPH08265112 A JP H08265112A JP 7090367 A JP7090367 A JP 7090367A JP 9036795 A JP9036795 A JP 9036795A JP H08265112 A JPH08265112 A JP H08265112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
output
duty cycle
correction
circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7090367A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Seki
信介 関
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波発振回路において、デユーテイ・サイ
クル比率を50%に自動補正を行うデユーテイ比補正回
路を提供する。 【構成】 発振部とコンデンサと抵抗とオア・ゲートを
有する高周波回路において、オア・ゲート43の出力を
フイードバックするRC積分回路61を設けて監視して
デユーテイ・サイクル比率に応じてDC電圧を検出して
バッファ62に入力するその出力を誤差検出器63に入
力する、デユーテイ・サイクル比率50%のDC電圧を
基準にしてデユーテイ・サイクルのズレを0vからの電
圧のズレに変換した誤差検出器63は積分器64に入力
する誤差検出器63の出力が0v以外のとき(デユーテ
イ・サイクル比率50%以外)はコンデンサ46を充放
電して補正電圧を作る、誤差検出器63の出力が0vに
なった時点で補正電圧を保持する、積分器64で作られ
た補正電圧を補正値加算器65がしきい値電圧Vth2
0端子に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICテスト・システム
の一部を構成している高速メモリテスタのタイミング・
ジェネレータ部で、テスト周期、各種波形発生のための
タイミングエッジ、出力比較のためのストローブ等を発
生する基本回路で計測精度を高めるため、パルスの出力
デユーテイ・サイクル比率の補正を行なっている場合が
ある、このデユーテイ比補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】タイミング・ジェネレータ部はICテス
ト・システムの基本の波形を発生しているので正確であ
ることが必須の条件である、その一つとしデユーテイ・
サイクルのデユーテイ比を50%にする必要がある場合
は、D・フリップフロップによるトグルカウンタを使用
することが一般的である。デユーテイ・サイクル比率は
例えばパルス発生周期をTとして、ハイのレベルの時間
tがどのぐらいであるかを比率t/T×100で表す。
目的によっては周波数のみ正確であればよいという場合
もあるが、タイミング・ジェネレータ部の発振器はデユ
ーテイ・サイクル比率まで問題となる場合がある。
【0003】従来の技術による一実施例を図2の(a)
はタイミング・ジェネレータ部の高周波発振回路のデユ
ーテイ比補正回路のブロック図で、(b)は各ポントの
タイミングチャートを示す。図2の(a)はタイミング
・ジェネレータ部の高周波発振回路のデユーテイ比補正
回路のブロック図を説明する。D・フリップフロップ1
4によるトグルカウンタより出力されるパルスは実際
に試験に使用する周波数によって影響が異なる。それは
D・フリップフロップ14を通過すると伝搬遅延は周波
数1MHZの周期は1000nsで有るためロウからハ
イの立ち上がりの遅れとハイからロウの立ち下がりの遅
れの差が0.5ns発生しても1/2000で無視でき
たが、100MHZとなると周期は10nsに対して1
/20となるため伝搬遅延の差を無視できなかった。
【0004】発振部10は基本の周波数を出力してコン
デンサ11を通過して交流成分のみオア・ゲート13に
入力する、同じ端子に加えるしきい値電圧Vth20を
抵抗12を経由して加える。オア・ゲート13の出力を
D・フリップフロップ14に入力して、D端子と*Q
(反転)端子を接続して、Q端子より出力する。
【0005】のポイントにおける発振波形が完全な歪
みのない正弦波であればオア・ゲートに加えるしきい値
電圧Vth20を基準に、しきい値電圧Vth20以上
をハイ(H)、以下をロウ(L)として、ハイ側とロウ
側の面積比が50%に保たれるため、理論的はのデユ
ーテイ・サイクル比率を50%に保てるが実際には発振
周数や使用部品の特性のバラツキによって発振波形は完
全な正弦波でないため、デユーテイ・サイクル比率を5
0%に保てなく、10%程度の誤差を発生した。 のポイントにおけるパルスがD・フリップフロップ1
4を通過するトグルカウンタで周波数が1/2となるた
め、発振部10の発振周波数を使用周波数の2倍にする
必要が有るため、高い周波数になるほど発振回路は難し
くなった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】オア・ゲートの出力電
圧を検出して、フイード・バックを行い、オア・ゲート
のしきい値電圧Vthを変えてデユーテイ・サイクル比
率を50%に保つように自動設定したいとう課題があっ
た。D・フリップフロップを通過させると使用周波数の
2倍の周波数が必要となるため、D・フリップフロップ
を通過しない回路を必要とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】オア・ゲートの出力電圧
を検出して、フイード・バック出来る手段を設け、RC
積分回路やバッファ、誤差検出器や積分器や補正加算器
を設け、デユーテイ・サイクル比率の自動補正ができる
手段を設け、D・フリップフロップを使用しない回路手
段を設けた。誤差検出器の出力と積分器の出力が0vの
とき、しきい値電圧Vth20を発振波形が完全な正弦
波のときデユーテイ・サイクル比率が50%となるよう
な基準電圧を設定する手段を設けた。デユーテイ・サイ
クル比率50%以外で発振時には誤差検出器によりデユ
ーテイ・サイクル比率のズレを0vからの電圧のズレに
変換して変動電圧をしきい値電圧にフードバックするこ
とによってデユーテイ・サイクル比率を補正するような
手段を設けた。デユーテイ・サイクル比率の自動補正が
できるデユーテイ比補正回路を提供することを目的とし
た。
【0008】
【実施例】図1は本発明のタイミング・ジェネレータ部
の高周波発振回路のデユーテイ比補正回路のブロック図
で、(b)は補正前後のタイミングチャートを示す。図
1を説明する。発振部30からの出力波形がデユーテイ
・サイクル比率50%の場合は、発振部30は基本の周
波数を出力してコンデンサ31を通過して交流成分のみ
オア・ゲート43に入力する、同じ端子に加えるしきい
値電圧Vth20を抵抗51を経由して加え、オア・ゲ
ート43よりパルスを出力する。デユーテイ・サイクル
比率50%とするためオア・ゲート43に加わえるしき
い値電圧Vth20を指定の基準設定電圧となるよう抵
抗51を経由して加える。抵抗51に加わえるしきい値
電圧Vth20は補正値加算器65によって前段からの
各部の作動によってしきい値電圧Vth20が指定の基
準設定電圧となるよう設定される。
【0009】オア・ゲート43のしきい値電圧Vth2
0が指定の基準設定電圧Vbbとなっているあいだは、
デユーテイ・サイクル比率50%のパルスを出力する。
RC積分回路61では出力ゲートでの平均DCレベルが
しきい値電圧Vth20の基準設定電圧と同一であるこ
とを検出して、バッファ62に入力して、誤差検出器6
3に入力する、誤差検出器63はデユーテイ・サイクル
比率50%のパスの出力のある間は出力が0vになるよ
うにオペ・アンプ46の+端子Vref2設定されてお
り、誤差検出器63出力は0vになっている。誤差検出
器63の出力0vが積分器64に入力されるが出力は0
vである。出力0vの積分器64の出力は補正値加算器
65に入力される。積分器64の出力が0vのとき補正
値加算器65のVref1はしきい値電圧Vth20が
指定の基準設定電圧Vbbとなるように設定されてい
る。
【0010】図1によって発振部30からの出力波形が
デユーテイ・サイクル比率50%以下の場合を説明す
る。発振部30より出力されたバランスの崩れた正弦波
はしきい値電圧Vth20を中心として上弦波と下弦波
は振動する。この正弦波を入力したオア・ゲート43の
出力はデユーテイ・サイクル比率が悪く、デユーテイ・
サイクル比率が50%以外の場合RC積分回路61がD
C電圧を検出して、オア・ゲート43のしきい値電圧V
th20を上げる、例えば−1.3vのしきい値電圧V
th20を−1.2vにする。
【0011】バッファ62を通過したDC電圧は誤差検
出器63でデユーテイ・サイクルのズレた分、電圧に変
換して積分器64に入力され誤差検出器63の出力が0
vになるまで積分は続けられ0v以外の場合、積分器6
4ではコンデンサ33を充放電して補正電圧を作り、誤
差検出器63の出力が0vになった時点で、その補正電
圧を保持する。積分器64で作られた補正電圧を補正値
加算器65でしきい値電圧Vth20に印加する。発振
部30からの出力波形のデユーテイ・サイクル比率が5
0%の場合のしきい値電圧Vth20と指定の基準設定
電圧Vbbは等しいが、デユーテイ・サイクル比率が5
0%以下の場合、しきい値電圧Vth20が指定の基準
設定電圧Vbbより高くなって、オア・ゲート43の出
力パルスのデユーテイ・サイクル比率が50%となる。
【0012】図1によって発振部30からの出力波形が
デユーテイ・サイクル比率50%以上の場合を説明す
る。発振部30より出力されたバランスの崩れた正弦波
はしきい値電圧Vth20を中心として上弦波と下弦波
は振動する。デユーテイ・サイクル比率50%以上の正
弦波を入力したオア・ゲート43の出力はRC積分回路
61がDC電圧を検出して、オア・ゲート43のしきい
値電圧Vth20を下げる、例えば−1.3vであった
しきい値電Vth20を−1.5vにする。
【0013】バッファ62を通過したDC電圧は誤差検
出器63でデユーテイ・サイクルのズレた分、電圧に変
換して積分器64に入力され誤差検出器63の出力が0
vになるまで積分は続けられ0v以外の場合、積分器6
4ではコンデンサ33を充放電して補正電圧を作り、誤
差検出器63の出力が0vになった時点で、その補正電
圧を保持する。積分器64で作られた補正電圧を補正値
加算器65でしきい値電圧Vth20に印加する。発振
部30からの出力波形のデユーテイ・サイクル比率が5
0%の場合のしきい値電圧Vth20と指定の基準設定
電圧Vbbは等しいが、デユーテイ・サイクル比率が5
0%以上の場合、しきい値電圧Vth20が指定の基準
設定電圧Vbbより低くなって、オア・ゲート43の出
力パルスのデユーテイ・サイクル比率が50%となる。
【0014】
【発明の効果】出力デユーテイ・サイクル比率が50%
を要求される発振回路において、周波数が高くなるほど
出力デユーテイ・サイクル比率が不安定となり、使用部
品の特性のバラツキ等によって発生するデユーテイ・サ
イクル比率の変動を50%に保つように自動設定ができ
た。
【0015】D・フリップフロップの立ち上がり、立ち
下がりの遅延時間が同一でないため発生する変動には対
応が出来なかった。D・フリップフロップを通過させる
と使用周波数の2倍の周波数が必要となったが、D・フ
リップフロップを使用しない回路としたので従来技術の
ように使用周波数の2倍の周波数は必要としなくなっ
た、周波数が高い程発振回路の設計は難しくなるが使用
周波数が半分ですむので、設計しやすく、回路の安定度
も上がった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のタイミング・ジェネレータ
部の高周波発振回路のデユーテイ比補正回路のブロック
図で、(b)は補正前後のタイミングチャートを示す。
【図2】従来の技術の一実施例で(a)はタイミング・
ジェネレータ部の高周波発振回路のデユーテイ比補正回
路のブロック図で、(b)はタイミングチャートを示
す。
【符号の説明】
10、30 発振部 20 しきい値電圧 11、31、32、33 コンデンサ 12、51、52、53、54、55、56、57 抵
抗 13、43 オア・ゲート 45、46、47、48 オペ・アンプ 61 RC積分回路 62 バッファ 63 誤差検出器 64 積分器 65 補正値加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振部とコンデンサと抵抗とオア・ゲー
    トとしきい値電圧供給端子を有するデユーテイ比補正回
    路において、 オア・ゲート(43)の出力をフイードバックする抵抗
    (52)とコンデンサ(32)で構成されたRC積分回
    路(61)を設け、 RC積分回路(61)と誤差検出器(63)の相互干渉
    をなくするためにオペ・アンプ(45)で構成されたバ
    ッファ(62)を設け、 RC積分回路(61)からバッファ(62)を経由した
    デューテイ・サイクル比率50%の場合を基準にした電
    圧のズレに変換する抵抗(53、54)とオペ・アンプ
    (46)とVref2の端子で構成された誤差検出器
    (63)を設け、誤差検出器(63)の出力がデューテ
    イ・サイクル比率50%以外のときは補正電圧を作り、
    デューテイ・サイクル比率50%のときは補正電圧を保
    持する抵抗(55)とコンデンサ(33)とオペ・アン
    プ(46)で構成された積分器(64)を設け、 積分器(64)で作られた補正電圧をオア・ゲート(4
    3)のしきい値電圧Vth(20)の端子に印加する抵
    抗(56、57)とオペ・アンプ(48)とVref1
    端子で構成された補正値加算器(65)を設け、 以上の構成を具備することを特徴とするデユーテイ比補
    正回路。
JP7090367A 1995-03-23 1995-03-23 デユーテイ比補正回路 Withdrawn JPH08265112A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002119053A (ja) * 2000-10-10 2002-04-19 Onkyo Corp スイッチングレギュレータ
US6525581B1 (en) 2001-09-20 2003-02-25 Hynix Semiconductor Inc. Duty correction circuit and a method of correcting a duty
KR100641703B1 (ko) * 2004-08-06 2006-11-03 학교법인 포항공과대학교 다중 위상 클럭 응용을 위한 디지털 듀티 사이클 보정회로
JP2007013441A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Pioneer Electronic Corp パルス生成装置

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Effective date: 20020604