JP2008154653A - 家具の転倒防止構造、転倒防止固定具及びこれを用いた転倒防止固定方法 - Google Patents

家具の転倒防止構造、転倒防止固定具及びこれを用いた転倒防止固定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】固定箇所が目立たず、家具に傷を付けずに壁面に容易に固定することができ、強振動にも耐えうる家具の転倒防止固定具を提供する。
【解決手段】壁面固定部4と、背面支持部2と、上面支持部3とを備え、該背面支持部2を家具の背面に、上面支持部3を家具の上面にそれぞれ粘着性を有する粘弾性部材を介して取り付け、壁面固定部4に設けた長孔5に釘またはビスを通して該壁面固定部4を壁面に固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地震発生時における室内の家具の転倒を防止するために、家具を壁に固定するための固定具、該固定具を用いた固定方法、及び転倒防止構造に関する。
大地震発生時においては、室内に配置した家具が転倒・遊動して、人や物品が負傷、損傷する。そのため、家具の転倒防止策として、例えばL型金具やワイヤーなどの固定具により家具を壁面に固定する方法が一般的である。しかしながら、これらの方法は金具やワイヤーを家具にビスや釘で部材を固定しなければならず、家具に傷をつけてしまう。
非特許文献1には、強度の地震にも耐え、家具に傷をつけない方法として、L型金物を家具と壁面にそれぞれ粘弾性体を介して固定する方法が開示されている。
迫田丈志、他3名,「粘弾性体を用いた転倒防止金物を取り付けた家具の振動台実験」,日本建築学会大会学術講演梗概集,2005年9月,p.113−114
しかしながら、上記非特許文献1に開示された、壁と家具の上面、または床と家具の下側面に粘弾性体を介して金物を取り付ける方法の場合、家具固定側は問題がないものの、壁面固定側において、壁面に貼られた壁紙が粘弾性体に引っ張られて剥がれることで、上記金物が壁面から容易に外れてしまうという問題があった。また、床と家具の下側面に粘弾性体を介して金物を取り付けた場合、床浮き上がりが発生し、家具転倒の危険性が残るという問題があった。
本発明の課題は、固定箇所が目立たず、家具に傷を付けずに壁面に容易に固定することができ、強振動にも耐えうる家具の固定構造、固定具、固定方法を提供することにある。
本発明の第一は、家具の少なくとも背面が粘着性を有する粘弾性部材を介して転倒防止固定具に支持され、該転倒防止固定具が壁面に固定されていることを特徴とする家具の転倒防止構造である。
本発明の家具の転倒防止構造においては、
さらに家具の側面、上面、底面のいずれかが、粘着性を有する粘弾性部材を介して上記転倒防止固定具によって支持されていること、
上記転倒防止固定具が釘又はビスによって壁面に固定されていることを好ましい態様として含む。
本発明の第二は、家具の背面を支持する背面支持部と、側面、上面、底面のいずれかを支持する補助支持部と、壁面に固定される壁面固定部とを備えたことを特徴とする家具の転倒防止固定具である。
本発明の家具の転倒防止固定具においては、
平板部材を直角に折り曲げてなる背面支持部と補助支持部を有し、該補助支持部に、家具の支持面側に突出し且つ折曲部より直行する方向に延びる直線状のリブを有すること、さらには、上記背面支持部が、家具の支持面側に突出し且つ折曲部より直行する方向に延びる直線状のリブを有すること、
上記背面支持部及び補助支持部の少なくとも一方が、折曲部に平行な直線状のリブを有すること、
壁面固定部が鉛直方向に長尺の長孔を所定の間隔を置いて鉛直方向に複数個有すること、
平板部材を直角に折り曲げてなる背面支持部と上面支持部とを有し、壁面固定部の最上部の長孔が折曲部より所定の距離を介して下方に位置することを好ましい態様として含む。
本発明の第三は、上記本発明第二の転倒防止固定具の背面支持部と補助支持部をそれぞれ対応する家具の面に粘着性を有する粘弾性部材を介して取り付け、次いで該家具を壁面の所定の位置に配置し、該家具に取り付けた転倒防止固定具の壁面固定部を壁面に固定することを特徴とする家具の転倒防止固定方法である。
本発明の家具の転倒防止固定方法においては、上記転倒防止固定具を粘弾性部材を介して家具に取り付ける際に、暫時圧力をかけて粘弾性部材を家具及び転倒防止固定具の支持部にそれぞれ圧着させることが好ましい態様として含まれる。
本発明によれば、主として家具の背面を利用して家具の転倒防止を図るため、固定箇所が目立たない。また、背面であるので粘弾性部材の接着面積を広くとることができ、家具の振動を抑制する効果を高めて家具の転倒防止効果を高めることができる。また、背面に加えて家具の上面、側面、底面のいずれかの二面において家具の固定を行うことにより、いずれの方向に対しても振動抑制効果が働き、家具の転倒防止効果が高い。
本発明の固定具は、金属板を折り曲げて壁面固定用の孔を形成するだけで良いため、非常に安価に製造することができ、家具の固定に必要な粘弾性部材も市販品を用いることができるため、家具の固定を安価に実施することができる。また、家具に傷をつけず固定することができ、取り外しも容易である。
本発明の固定具においては、支持部にリブを設けることで固定具自体の強度を高めることができ、地震発生時の固定具の形状維持が容易である。このため、上記振動抑制効果をさらに高めることができる。また、リブの直角方向の揺れに対しても振動抑制効果を発揮できる。
さらに、壁面固定部の最上部の長孔を折曲部より所定の距離を介して下方に位置することで、地震の揺れに対して壁に固定されない背面支持部の上部が若干バネのように震えることで、家具が揺れるエネルギーを吸収し、振動抑制効果が得られる。
以下、本発明の家具の転倒防止固定構造(以下、「固定構造」という)、転倒防止固定具(以下、「固定具」という)、転倒防止固定方法(以下、「固定方法」という)について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の固定具の好ましい実施形態の斜視図である。本発明の固定具1は、基本的に家具の背面を支持する背面支持部2と、係る固定具1を壁面に固定するための壁面固定部4と、家具の上面、側面、底面のいずれかを固定するための補助支持部を有しており、図1の例は、この補助支持部として家具の上面を支持する上面支持部3を設けた形態である。
通常、家具は背面を壁面に沿って配置するため、壁面固定部4と背面支持部2とは連続した平板状となる。また、背面支持部2と補助支持部とは、家具の支持面が互いに直行する方向に形成される。
また、本発明の固定具1において、壁面固定部4の壁面への固定方法は特に限定されないが、ビスや釘により固定することが望ましく、図1の例においては該ビスや釘を通すための長孔5を壁面固定部4に設けている。ここで、ビスや釘を通すだけであれば、ビスや釘の大きさに合わせた円形の孔を設けておけば良いが、通常の家屋の壁面の内部は、鉛直方向に所定の間隔を置いて複数本の横桟や補強材が配置されており、係る構成は規格化されている。よって、該横桟や補強材にビスや釘を留めるためには、壁面固定部4におけるビスや釘の位置を自由に選択しうる必要がある。図1のように、鉛直方向に長い長孔5を鉛直方向に複数個設けておけば、いずれかの長孔5を通してビスや釘を横桟や補強材に留めることができる。
図2に本発明の固定具1の他の形態を模式的に示す。(a)〜(e)は補助支持部として側面支持部7を有する形態であり、(f)は補助支持部として上面支持部3を有する形態である。
本発明において、背面支持部2と補助支持部とはそれぞれを別々に形成した後、一体化しても良いが、好ましくは、強度の面から背面支持部2と補助支持部とを平板部材を直角に折り曲げて形成することが好ましい。従って、本発明の固定具は樹脂板や金属板を用いて構成されるが、好ましくは金属板を所定の位置で折り曲げて形成する。金属板の素材としてはステンレス、アルミニウム、鉄などが好ましく用いられる。
図2の(a)は水平方向に連続した平板状の背面支持部2と壁面固定部4との境界部に側面支持部7の端部を後から取り付けて一体化した例であり、(b)〜(e)はそれぞれ、平板部材の一部を直角に折り曲げて側面支持部7とした例である。また、(f)は鉛直方向に連続した平板状の背面支持部2と壁面固定部4との境界部に上面支持部3を後から取り付けて一体化した例である。尚、補助支持部として底面支持部を設けた例としては、図1の固定具1を鉛直方向において逆向きに用いればよい。
図2において、(a)〜(d)は壁面固定部4が家具の側面の脇に配置する形態であり、(e),(f)は壁面固定部4が家具の上面の上に配置する形態である。従って、(a)〜(d)は少なくとも家具を配置する際に家具の脇に十分な空間が存在する場合に用いられる。また、(e)、(f)は家具を配置する際に家具の上面に十分な空間が存在する場合にそれぞれ用いられる。
図3に図1の固定具1を用いて家具30を壁面に固定した状態を示す。また、図4は補助支持部として側面支持部7を有する固定具〔図2(d)〕を用いて家具30を室内の壁面に固定した状態を示す。図中、34は内装材であり、その内部には所定の間隔を置いて横桟33が配置されている。図3、図4に示すように、本発明においては、固定具1の背面支持部2と補助支持部3,7を家具30に粘弾性部材32を介して取り付け、壁面固定部4を長孔5を介してビスまたは釘31によって壁面に固定する。該ビスまたは釘31は内装材34を挟んで横桟33に固定されている。
本発明において用いられる粘弾性部材32としては、家具やテレビなどの下に置いて地震発生の際に家具やテレビの揺れを緩和する、例えば、耐震ゲルマットの名称で市販されている製品を用いることができる。このような粘弾性部材32を用いて固定具1を家具30に取り付けた場合、粘弾性部材32の粘着力によって固定具1の支持面と家具30とは良好に粘着し、取り外した場合にもその跡が家具30に残らない。また、地震が起きた際には、粘弾性部材32が変形することで家具の振動のエネルギーを吸収し、家具30の揺れを抑えることができ、該家具30の転倒を防止することができる。
ここで、図3,4に示すように、係る粘弾性部材32は厚さが薄いマット状であるため、粘弾性部材32が吸収する振動エネルギーの振動方向としては、固定具1の家具の支持面に平行な方向(家具の面に平行な方向)である。従って、家具30の幅方向(壁面及び背面に平行な水平方向)をX方向、家具30の奥行き方向(側面に平行な水平方向)をY方向、家具30の高さ方向(鉛直方向)をZ方向とすると、背面支持部2はX方向とZ方向、上面支持部3及び底面支持部(不図示)はX方向とY方向、側面支持部7はY方向とZ方向のそれぞれの振動を吸収緩和することができる。本発明の固定具1は背面支持部2と、上面支持部3または側面支持部7もしくは底面支持部(不図示)のいずれかを備えていることから、X、Y、Z方向のいずれの振動に対しても吸収緩和することができる。
尚、各支持部2,3,7の面積、形状、粘弾性部材32の面積、形状、固定具の取り付け位置、個数などは、家具30の重さや形状、各面の大きさなどによって適宜選択されるため、本発明においては特に限定されない。外観上、粘弾性部材32が支持部2,3,7の外にはみ出していると見栄えが悪いため、粘弾性部材32が支持部2,3,7の中に収まるようにすることが望ましい。また、上面支持部3や側面支持部7が大きすぎると外観上好ましくないため、可能な限り小さくする、或いは、なるべく目立たない位置に取り付ける事が好ましい。
本発明の固定具1を用いた固定方法としては、先ず、家具30の壁面への配置位置に応じて固定具1を選択し、家具30の所定の位置に粘弾性部材32を介して取り付ける。この時、固定具1を家具30に確実に取り付けるため、所定の荷重をかけて所定時間以上、放置する事が好ましい。係る荷重としては家具30自体を利用しても良く、具体的には固定する支持部2,3,7の一方が家具30の下になるように家具30を倒し、他方については適当なおもりを載せて数時間〜数日間放置すればよい。
さらに本発明の固定具1が図1のように上面支持部3を備えている場合において、上面支持部3から壁面固定部4に設けた長孔5の最上部までの距離Z3を所定の長さに設定することにより、固定具1の壁面固定部4と背面支持部2の弾性作用によってY方向の振動を抑制することができる。係る距離Z3としては、10〜40cm程度が好ましい。
また、本発明において、背面支持部2と補助支持部3,7を平板部材を折り曲げて形成した場合において、係る折曲部を補強するために、リブを設けることが好ましい。該リブは、折曲部から直行する方向に延びる直線状に形成される。図1の例は、係るリブ6aを上面支持部3に設けた例であり、リブ6aは上面支持部3と背面支持部2とを連結する折曲部8から直行する方向に形成されている。
また、係るリブ6aは、家具30の支持面側に突出するように形成される。図5は図1の固定具1を家具30に取り付けた部位の断面模式図であり、図5に示されように、リブ6aは家具30の支持面側に突出するように形成されているため、X方向の振動を生じた場合には、粘弾性部材32側に突出したリブ6aが振動によるX方向の粘弾性部材32の変形を抑える作用を生じ、結果として家具30の振動をより抑制することができる。
即ち、係るリブ6aは、折曲部8の補強と同時に家具30の振動抑制という二つの作用を備えている。
図1の例では、リブ6aは上面支持部3にのみ形成されていたが、同様のリブを他の支持部に設けることができる。図6(a)は背面支持部2にも設けた例であり、図6(b)は側面支持部7と背面支持部2に設けた例である。このようなリブ6a〜6cは固定具1の素材として金属板を用い、該金属板を折り曲げて各支持部を形成した後、所定の位置を叩いて形成することができる。図6(a)のリブ6a,6bはいずれも折曲部8を補強すると同時にX方向の振動を抑制する。また、図6(b)のリブ6a,6bは折曲部9を補強すると同時にZ方向の振動を抑制する。
上記した、折曲部8に直交する方向に延びるリブ6aの振動エネルギー吸収作用は、該リブ6aに直交する方向、即ち、折曲部8に平行な方向である。よって、折曲部8に直交する方向の振動エネルギー吸収を目的に、折曲部8に平行な直線状のリブを設けることも好ましい形態である。図7(a)は上面支持部3と背面支持部2のそれぞれに係るリブ10a、10bを設けた例であり、図7(b)は側面支持部7と背面支持部2にそれぞれ係るリブ10c、10bを設けた例である。図7に示すように、2方向のリブを設けることによって、各支持部による2方向の振動抑制効果がより良く得られる。
図1に示した形状でリブ6aのない固定具1を作製し、実際の家具を壁面に固定して振動実験を行い、耐えうる震度を測定した。家具の外形寸法は幅93cm、奥行き30cm、高さ177.5cmで重さが全体で750kgになるように内部におもりを分散して配置した。また、家具を設置する床はフローリングであり、壁面は通常のクロス貼りである。
また、固定具1の寸法は、図1においてX1=132mm、X2=100mm、X3=82mm、Y1=100mm、Z1=1000mm、Z2=70mm、Z3=270mm、Z4=50mmとした。長孔5の幅は4.5mmで鉛直方向に間隔30mmを置いて8個とした。該固定具1を家具の上面の水平方向両端に支持部とほぼ同じ面積の耐震マットを挟んで1個ずつ取り付け、壁面に2箇所、ビスで固定した。尚、粘弾性部材は通常は支持部全面に圧着するが、特に背面支持部では家具に桟などの凸部があるときはこれを避けて取り付ける。
上記の状態で振動台を振動させたところ、震度6.3(最大加速度:1128gal)でも家具が転倒せず、振動停止した後ほぼ元の状態に戻った。よって、本発明によれば、震度6.3程度の振動まで耐え得ることがわかった。
本発明は地震等災害発生時における室内の家具の転倒防止に適用される。
本発明の固定具の好ましい実施形態の斜視図である。 本発明の固定具の他の実施形態の模式図である。 図1の固定具を用いた本発明の固定構造の部分斜視図である。 本発明の固定具の他の実施形態を用いた本発明の固定構造の部分斜視図である。 本発明の固定具を家具に取り付けた部位の断面模式図である。 本発明の固定具の支持部にリブを設けた形態を示す斜視図である。 本発明の固定具の支持部に2方向のリブを設けた形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 固定具
2 背面支持部
3 上面支持部
4 壁面固定部
5 長孔
6a〜6c、10a〜10c リブ
7 側面支持部
8,9 折曲部
30 家具
31 ビスまたは釘
32 粘弾性部材
33 横桟
34 内装材

Claims (11)

  1. 家具の少なくとも背面が粘着性を有する粘弾性部材を介して転倒防止固定具に支持され、該転倒防止固定具が壁面に固定されていることを特徴とする家具の転倒防止構造。
  2. さらに家具の側面、上面、底面のいずれかが、粘着性を有する粘弾性部材を介して上記転倒防止固定具によって支持されている請求項1に記載の家具の転倒防止構造。
  3. 上記転倒防止固定具が釘又はビスによって壁面に固定されている請求項1または2に記載の家具の転倒防止構造。
  4. 家具の背面を支持する背面支持部と、側面、上面、底面のいずれかを支持する補助支持部と、壁面に固定される壁面固定部とを備えたことを特徴とする家具の転倒防止固定具。
  5. 平板部材を直角に折り曲げてなる背面支持部と補助支持部を有し、該補助支持部に、家具の支持面側に突出し且つ折曲部より直行する方向に延びる直線状のリブを有する請求項4に記載の家具の転倒防止固定具。
  6. 上記背面支持部が、家具の支持面側に突出し且つ折曲部より直行する方向に延びる直線状のリブを有する請求項5に記載の家具の転倒防止固定具。
  7. 上記背面支持部及び補助支持部の少なくとも一方が、折曲部に平行な直線状のリブを有する請求項5または6に記載の家具の転倒防止固定具。
  8. 壁面固定部が鉛直方向に長尺の長孔を所定の間隔を置いて鉛直方向に複数個有する請求項4乃至7のいずれかに記載の転倒防止固定具。
  9. 平板部材を直角に折り曲げてなる背面支持部と上面支持部とを有し、壁面固定部の最上部の長孔が折曲部より所定の距離を介して下方に位置する請求項8に記載の転倒防止固定具。
  10. 請求項4乃至9のいずれかに記載の転倒防止固定具の背面支持部と補助支持部をそれぞれ対応する家具の面に粘着性を有する粘弾性部材を介して取り付け、次いで該家具を壁面の所定の位置に配置し、該家具に取り付けた転倒防止固定具の壁面固定部を壁面に固定することを特徴とする家具の転倒防止固定方法。
  11. 上記転倒防止固定具を粘弾性部材を介して家具に取り付ける際に、暫時圧力をかけて粘弾性部材を家具及び転倒防止固定具の支持部にそれぞれ圧着させる請求項10に記載の家具の転倒防止固定方法。
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