JP2008152205A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008152205A
JP2008152205A JP2006342824A JP2006342824A JP2008152205A JP 2008152205 A JP2008152205 A JP 2008152205A JP 2006342824 A JP2006342824 A JP 2006342824A JP 2006342824 A JP2006342824 A JP 2006342824A JP 2008152205 A JP2008152205 A JP 2008152205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
micromirror
voltage value
scanning
psd
input voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006342824A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Kawamoto
智浩 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006342824A priority Critical patent/JP2008152205A/ja
Priority to US11/872,550 priority patent/US7511869B2/en
Publication of JP2008152205A publication Critical patent/JP2008152205A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors
    • G02B26/127Adaptive control of the scanning light beam, e.g. using the feedback from one or more detectors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
    • G02B26/0833Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

【課題】 環境変動の影響によるマイクロミラーの傾き角変動に対し、マイクロミラーの傾き調整を行う際、画像形成時に使用する角度それぞれに対して傾き調整を行うと、走査時間に占める調整時間の割合が大きくなってしまう。
【解決手段】 代表の傾き角について調整を行い、残りの傾き角は演算で決定するようにすることで、マイクロミラーの傾き調整に要する時間を短縮する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロミラーを用いた光走査装置において、マイクロミラーの調整技術に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置の光走査装置においては、一定速で回転している像担持体である感光体としての感光ドラム上に光ビームを回転多面鏡(ポリゴンミラー)により繰り返し偏向・走査させることで、静電潜像を形成している。(本明細書では、この感光ドラムの長手方向に対する走査を主走査と呼ぶことにする。また、主走査により形成された線状の静電潜像を主走査線と呼ぶことにする)。
しかし、感光ドラム上での光ビームにより形成された主走査線同士の間隔(ピッチ)が一定とならず、主走査線同士のピッチのムラが発生するという問題がある。
この理由は、一定速で回転駆動させている感光ドラムの回転が実際には一定速とならない「回転ムラ」や、あるいは使用する回転多面鏡(ポリゴンミラー)の各面の倒れ角が加工精度の関係上、均一にならない「面倒れ」があるためである。これにより、光ビームによる感光ドラム上での走査位置がずれる。
そこで、上記の問題を解決するために、主走査線同士のピッチのムラを補正する方式として、副走査方向、つまり、主走査方向と直行する副走査方向に揺動するマイクロミラーを光路中に配置し、主走査線ピッチムラに合わせて傾斜させることで、ピッチムラの補正を行う発明がある(例えば、特許文献1)。
また、マルチビーム方式の画像形成装置において各ビーム光の相互位置ずれを補正するのにガルバノミラーを使用した場合、ドリフトの影響により主走査方向と副走査方向にずれを生じる可能性があるため、傾き角を持つよう調整するモードを設けることで対処していた(例えば、特許文献2)。
特開2004−37757号公報 特開2001−270153号公報
しかし、ポリゴンミラーの面倒れによる補正を行う際、面毎に補正量が異なるため、調整のために設定するマイクロミラーの傾き角は、ポリゴンミラーの面数分存在する。
ここでは、図8に示すように、ポリゴンミラー205が6面の反射面を有する場合で1面目での傾き角205A(説明上、−3umとする)、2面目での傾き角205B(−1umとする)、3面目での傾き角205C(0umとする)とする。また4面目での傾き角205D(2umとする)、5面目での傾き角205E(−1umとする)、6面目での傾き角205F(−2umとする)のような、面倒れプロファイルを持つとして説明する。また、ここで、面倒れが2umと表現しているのは、ポリゴンミラー205の面倒れによって、感光ドラム上のスポットの位置が、基準位置(理想位置)よりも、副走査方向に+2umだけずれていることを意味している。
図9は、図8に示した面倒れプロファイルを持つポリゴンミラー205による基準位置(理想位置)に対する副走査位置ずれを、時系列で示したグラフである。主走査周期をTとするとポリゴンミラー205が1回転するのに要する時間は、6面×T=6Tである。また、ポリゴンミラー205の面倒れによって、1面目205Aによる走査では、基準位置から−3umのずれ、時間T経過後は、2面目205Bによる走査に移行するため、基準位置から−1umのずれとなる。さらに時間T経過後には3面目205Cによる走査に移行し、基準位置からのずれは無くなる。そして、さらに時間T経過後には4面目205Dによる走査のため基準位置から2umのずれ、さらに時間T経過後には5面目205Eによる走査のため基準位置から−1umのずれる。さらに時間T経過後には6面目205Fによる走査のため基準位置から−2umのずれ、というように、副走査位置ずれが周期的に変化する。そして、ポリゴンミラー205の1面目による2回目の走査が始まる頃には、時間は6T経過していることになる。
この図9Aに示したような面倒れによる副走査位置ずれを補正するには、マイクロミラーを、ポリゴンミラーの面倒れに対して図9Bのように、ちょうど逆の副走査位置ずれが生じるように揺動さ(傾か)せることでポリゴンミラーに光ビームを入射させるとよい。この結果、図9Cに示すように、理想的には副走査位置ずれを抑えることが出来る。
しかしながら、上記説明したような構成では、以下の問題があった。
マイクロミラーは環境変動(マイクロミラー周辺の温度変化、あるいは、マイクロミラー自体の温度変化など)の影響により、マイクロミラーに印加された入力電圧に対するマイクロミラーの傾き角が温度の変化とともに図9B‘に示すように変化する。つまり、補正を行う為に図9Bの入力電圧をマイクロミラーに印加しても、環境変動によりマイクロミラーの所望の傾き角が得られず、結果として図9B‘しか補正できない。
この環境変動によりある特定の入力電圧に対する傾き角が減少する問題を具体的に説明する。ポリゴンミラー205の1面目205Aにおいて、マイクロミラーを+3um傾かせるための入力電圧をかけても、環境変動により、+2.3umの傾きとなってしまっている。同じく、2面目205Bでは、1umに対して0.8um、3面目205Cでは、0um(もともと傾けていないため、変化しない)、4面目205Dでは、−1.5um、5面目205Eでは、0.8um、6面目205Fでは、1.5umとなっているとする。
つまり環境変動後においては、ポリゴンミラーの面倒れ量に応じて、環境変動前と同じ入力電圧をマイクロミラーへ入力して揺動さ(傾か)せたとしても図9B‘の例ではマイクロミラーの傾き角が環境変動前の傾き角に比べて小さい。そのため図9C‘に示すように、ポリゴンミラー205の1面目205Aにおいてはー0.7umの誤差、2面目205Bでは、―0.2um、3面目205Cでは、0um(もともと傾けていないため、誤差はゼロ)の誤差を生じる。また4面目205Dでは、0.5um、5面目205Eでは、―0.2um、6面目205Fでは、―0.5umというように誤差を生じてしまい、副走査位置ずれを十分に補正することが出来なかった。
本発明の目的は、環境変動があっても副走査位置ずれを十分に補正できる光走査装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、光ビームを発生するビーム発生手段と、前記ビーム発生手段より発生した光ビームを像担持体上に沿った主走査方向に複数の走査面で偏向走査させる走査手段と、前記ビーム発生手段より発生した光ビームを偏向させて前記走査手段に入射させるマイクロミラーと、前記マイクロミラーにより偏向された光ビームの位置を検知する位置検知手段と、前記光ビームを偏向させるために、前記マイクロミラーを傾けるための入力電圧値を制御する入力電圧制御手段と、前記位置検知手段の検知結果に応じて、前記入力電圧制御手段による入力電圧値を制御する入力電圧決定手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、環境変動があっても副走査位置ずれを十分に補正できる光走査装置を提供することができる。
さらに画像形成に使用する傾き角が複数あった場合でも、代表的な傾き角のみの傾き調整だけで済むため、マイクロミラーの傾き角の調整時間を短縮することが出来る。
以下、図面に基づき本実施形態の光走査装置について説明する。本発明を電子写真方式の画像形成装置における光走査装置に適用した場合を実施形態として説明を行う。
[第一の実施形態]
[光走査装置:図1]
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置に使用する光走査装置の構成を模式的に示す図である。
本光走査装置200は、光源202、コリメータレンズ203、シリンダレンズ204、ポリゴンミラー205、fθレンズ206、LDEレンズ207、マイクロミラー209、ビーム整形スリット210、位置検出センサ211、処理回路212と光検知センサ213を備える。
半導体レーザなどの光源202から生成された光ビームは、コリメータレンズ203、シリンダレンズ204、ビーム整形スリット210を通り、マイクロミラー209を介して回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)205へと入射する。ポリゴンミラー205により反射された光ビームは、fθレンズ206、LDEレンズ207を通り、矢印方向A(副走査方向)に回転する感光ドラム208上を感光ドラム208の長手方向である矢印方向B(主走査方向)に走査する。そして、この一連の動作が繰り返されることにより、感光ドラム208の回転方向(矢印方向A)に順次、静電潜像が形成される。
マイクロミラー209への駆動信号は、感光ドラム208脇に設置した位置検出センサ211により得られる主走査線の位置検出結果及び光検知センサ(BDセンサ)213により得られる走査開始信号を用いて、処理回路212により処理を行って生成される。尚、光検知センサ213の検出信号は、ポリゴンミラー205の回転と感光ドラム208への光ビームによるデータの書き込みの同期をとるための同期信号として用いられる。
[マイクロミラーの構成:図2]
図2は、マイクロミラー209の構成を模式的に示す図である。
図2Aはマイクロミラー209を上面から(ミラー面側から)見た図、図2Bは図2Aにおいてa−a’を断面として切り取った断面図、図2Bはマイクロミラー209を斜め上から見た斜視図である。
図2に示すように、マイクロミラー209は、裏面に磁石304が取り付けられたミラー301が、トーションバー302によって枠体305に支えられている構造を持つ。そして、ここで用いるマイクロミラーは、磁石304と対向した位置に取り付けられたコイル303に電流を流すことにより磁場を発生させ、その磁場と、磁石304からの磁場によって、ミラー301がトーションバー302を中心として偏向する一般的なマイクロミラーである。尚、マイクロミラー209は、処理回路212より印加する入力電圧を変えることにより、ミラー301の偏向角度(傾き角)が変わる。本実施形態で示すマイクロミラー209は、一般的な半導体プロセスを用いて作製した静電駆動の共振型マイクロミラーと同等の性能を持つものとする。
[マイクロミラーの特性:図3]
図3は、マイクロミラーへの入力電圧と傾きの関係を示し、図3で示すように線形となっている。つまり、マイクロミラーへの入力電圧が大きくなるほど、比例して傾き角が大きくなる。
ここで環境変動前(1)にて、傾き角Taの場合の入力電圧がV1a、傾き角Taより傾き角が大きな傾き角Tbの場合の入力電圧がV1b(V1b>V1a)とする。環境変動後(2)(つまり、マイクロミラー周辺の温度変化、あるいは、マイクロミラー自体の温度変化など)にて、傾き角Taの場合の入力電圧がV2a、傾き角Tbの場合の入力電圧がV2bとすると、V2b/V1b=V2a/V1aが成り立つ。
したがって、ある傾き角Tbについて、入力電圧値が環境変動前(1)から、環境変動後(2)にかけて、どの割合で変化したかが分かれば、環境変動後(2)においてTaの傾きを得るのに必要な入力電圧値がどのくらいなのかを演算により知ることが出来る。
[PSDの構成:図4]
本実施形態においては、位置検出センサ211には、位置検知素子(PSD:Position Sensing Device)を用いるものとする。
図4は、本実施形態の位置検出センサ211に用いるPSDの概略構成を示す。PSDは、PSD上での光ビームスポットによる照射位置に応じて出力端子a、bから電流量la、lbを出力する。つまり、電流量la、lbから照射位置がわかる。電流電圧変換回路でこの電流量la、lbを電圧に変換し、処理回路212でその電圧値からスポットの照射位置を特定する。
ここでマイクロミラー209は、光ビームの走査方向である主走査方向と直行する方向である副走査方向に、光ビームを偏向することができるよう(トーションバー302が、主走査方向と並行になるよう)取り付けられる。その動作は副走査方向のずれ、例えば、ポリゴンミラーの面倒れによるずれ、と同周期で傾き角を変化させる。具体的には、ポリゴンミラー205による図9Aのような面倒れに対して、図9Bに示すように逆の副走査位置ずれが生じるようにマイクロミラー209をポリゴンミラー205の面毎に傾きを制御する。
[マイクロミラーによる面倒れ補正:図9]
図9Aは、先述のとおり図8に示した面倒れプロファイルを持つポリゴンミラー205による副走査位置ずれを、時系列で示したグラフである。縦軸は、副走査基準位置からのずれ量を示し、横軸は、時間を示している。主走査周期はTとし、ポリゴンミラー205が1回転するのに要する時間は、6面×T=6Tである。
ここでポリゴンミラー205の面倒れが無く、マイクロミラー209を傾けさせなかった場合に光ビームが走査する位置を基準位置と定義する。
ポリゴンミラー205の面倒れによって、1面目205Aによる走査では、基準位置から−3umのずれ、時間T経過後は、2面目205Bによる走査に移行するため、基準位置から−1umのずれとなる。さらに時間T経過後には3面目205Cによる走査に移行し、基準位置からのずれは無くなる。そして、さらに時間T経過後には4面目205Dによる走査のため基準位置から2umのずれ、さらに時間T経過後には5面目205Eによる走査のため基準位置から−1umのずれる。さらに時間T経過後には6面目205Fによる走査のため基準位置から−2umのずれ、というように、副走査位置ずれが周期的に変化する。そして、ポリゴンミラーの1面目による2回目の走査が始まる頃には、時間は6T経過している。
この、図9Aに示したような面倒れによる副走査位置ずれを補正するにマイクロミラー209も同様の周期で駆動する必要がある。具体的には、ポリゴンミラー205の面倒れに対してBのように、ちょうど逆の副走査位置ずれが生じるようにマイクロミラー209を傾かせ光ビームを偏向させる。1面目205Aによる走査では、基準位置から+3umのずれになるように、時間T経過後は、2面目205Bによる走査に移行するため、基準位置から+1umのずれになるように、といった感じで、以下、3〜6面目も同様に傾かせる。
このように図9Bのような補正をした場合、図9Cに示すように、ポリゴンミラー205の面倒れによる副走査位置ずれと、マイクロミラー209の傾きによる副走査位置ずれが互いにキャンセルし合うため、副走査位置ずれを低減させることが出来る。
しかし、マイクロミラーは、図9B’に示すように、環境変動(マイクロミラー周辺の温度変化、あるいは、マイクロミラー自体の温度変化など)の影響により、ある特定の入力電圧に対する傾き角が温度変化とともに変化する。つまり、図9Bの補正を行う為に、入力電圧をかけても、図9B’しか補正できなくなってくる。
ここで環境変動によりある特定の入力電圧に対する傾き角が減少する例を具体的に説明する。ポリゴンミラー205の1面目205Aにおいて、マイクロミラーを本来ならば+3um傾かせるための入力電圧をかけても、環境変動の影響で+2.3umの副走査位置ずれしか発生しなくなってしまっている。同じく、2面目205Bでは、1umに対して0.8um、3面目205Cでは、0um(もともと傾けていないため、変化しない)、4面目205Dでは、−1.5um、5面目205Eでは、0.8um、6面目205Fでは、1.5umとなっているとする。
環境変動後においては、環境変動前と同じ入力電圧をマイクロミラー209へ入力し、ポリゴンミラー205の面倒れ量に応じて傾かせたとしても、図9の例ではマイクロミラー209の傾き角が環境変動前の傾き角に比べて小さい。そのため、図9C’に示すように、ポリゴンミラー205の1面目205Aにおいてはー0.7umの誤差、2面目205Bでは、―0.2um、3面目205Cでは、0um(もともと傾けていないため、誤差はゼロ)の誤差を生じる。また4面目205Dでは、0.5um、5面目205Eでは、―0.2um、6面目205Fでは、―0.5umというように誤差を生じてしまう。
この場合において補正を継続すると、本来ならば、ポリゴンミラー205の面倒れによる副走査位置ずれと、マイクロミラー209の傾きによる副走査位置ずれが互いにキャンセルし合うはずである。しかし実際にはポリゴンミラー205の面倒れによる副走査位置ずれと、マイクロミラー209の傾きによる副走査位置ずれが0.7umだけ異なっているために、補正後でも0.7umの補正誤差が生じてしまう。
[プリント時の制御フロー:図5]
図5はプリント開始から、プリント終了までの全体的な制御フローを示した図で、図6は図5のマイクロミラー調整(ステップS02)を、具体的なフローで示した図である。
図5、図6の処理は、本光走査装置のCPU(不図示)がROM(不図示)に格納された制御プログラムに基づいて、各部を制御しながらRAM(不図示)を作業領域として用いて実行するものである。
まず、ステップS00において、ユーザにより印刷(プリント)ジョブが開始されると、ステップS01において、ポリゴンミラー205を駆動するポリゴンモータを起動し、レーザ202を点灯させ、光検知センサ213(BD:Beam Detector)に光ビームを入射させる。そして、BDからの検出信号(以後、BD信号と呼ぶ)の時間間隔が目標値と一致するようポリゴンモータに印加する電圧値を制御することでポリゴンミラー209を一定速度で回転させる。
つぎにステップS02において、マイクロミラー209の傾き角の調整動作を行う(詳細については図6で後述する)。
マイクロミラーの傾き角の調整が終了した後、ステップS03において、画像信号に応じてレーザ202を点灯させ、感光ドラム308上に静電潜像を形成して画像形成動作を行う。その際、先述のマイクロミラーによる面倒れ補正のとおり、マイクロミラー209は、画像生成に使用しているポリゴンミラー205の走査面に合わせて、その面の面倒れ量に基づいた傾き角にて動作を行う。
つぎにステップS04において、1ページ分の画像形成が終了したと判断された後、ステップS05においてプリントジョブが終了したかどうかを判断する。
そしてプリントジョブが終了したと判断された場合は、スタンバイモード等に移行する(ステップS07)。
もし、プリントジョブが終了していないと判断された場合は、再びステップS02の状態へ移行し、マイクロミラー209の調整を行う。
以上のように、本実施形態では、マイクロミラー209の傾き調整を、1ページ毎のページ間で行うことを例にして説明したが、例えば、複数ページのプリントジョブが終了して次のジョブを開始するまでの間で行うようにしても良い。また、温度上昇が著しい、画像形成開始直後(例えば1ページから10ページ)はページ間で行い、その後はプリントジョブ間で行うようにしても良い。
[制御回路:図7]
図7は、マイクロミラー傾き角の調整動作を行う制御回路212のブロック図を示す。
制御回路212は、サンプルホールド回路501、比較回路502、電圧発生回路503、記憶回路504、マイクロミラー駆動電圧決定回路505を備える。
サンプルホールド回路501は、先述の位置検出センサ211(PSD)からの出力電圧(PSD電圧値)のサンプルホールドを行い、そのホールド値(PSD電圧値)を、後段の比較回路502へ出力する機能を持つ。
比較回路502は、サンプルホールド回路501から出力されるPSD電圧値と記憶回路504から出力されるPSD目標電圧値を比較して、PSD電圧値が、PSD目標電圧値より小さければ偏向角を大きくする為にUP信号を出力する。またPSD電圧値がPSD目標電圧値より大きければ、偏向角を小くする為にDOWN信号を出力する。また比較回路502は、PSD電圧値がPSD目標電圧値と一致しているならば(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっているならば)一致信号を記憶回路504に出力する。
電圧発生回路503は、比較回路502から入力されるUP信号、DOWN信号によってマイクロミラー209の駆動電圧を、ある一定量増減させる機能と、出力しているマイクロミラー調整電圧値を記憶回路504へ入力する機能を持つ。
記憶回路504は、PSD電圧値の目標値(PSD目標電圧値)を記憶する機能と、その記憶されているPSD目標値を後段の比較回路502へと出力する機能をもつ。また記憶回路504は、比較回路502から入力される一致信号によって、現在記憶されているPSD目標値を、電圧発生回路503から入力されているマイクロミラー調整電圧値へと書き換える機能を持つ。さらに書き換えた電圧値を、マイクロミラー基準電圧値として後段のマイクロミラー駆動電圧決定回路505へ入力する機能を持つ。
マイクロミラー駆動電圧決定回路505は、マイクロミラー駆動電圧値を電圧発生回路503に入力する機能を持つ。
[マイクロミラーの調整制御:図6]
まず、ステップS10において、マイクロミラー209の傾き角の調整が開始されると、ステップS11において、調整用電圧値を電圧発生回路503からマイクロミラー209へ入力する。これによりマイクロミラーは傾く。尚、調整用電圧値は、具体的には、マイクロミラー駆動電圧決定回路505であらかじめ決定されているマイクロミラー駆動電圧値である。
つぎにステップS12において、走査光が位置検出センサ211(PSD)を通過するタイミングでレーザ202を点灯させ現在位置を検知する。そして、光ビームがPSDへ照射されると、PSDからは、照射位置に応じたPSD電圧値が出力される。そのPSD電圧値を、サンプルホールド回路501により保持する。サンプルホールド回路501を設けたのは、光ビームがPSDを通過した後は、光が当たらないため、PSD電圧値がゼロに戻ってしまうためである。
つぎにステップS13においてサンプルホールド回路501によって保持されたPSD電圧値と、記憶回路504に保持されているPSD目標電圧値を比較回路502に入力し、PSD電圧値が、PSD目標電圧値と一致しているか(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっているか)どうかを判定する。尚、サンプルホールド回路501によって保持されたPSD電圧値は、実際にマイクロミラー209を駆動して得られたPSD電圧値である。記憶回路504に保持されているPSD目標電圧値は、マイクロミラー209を所定角度に傾かせたときに得られるPSD電圧値である。
つまり、一致しているならば(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっているならば)、印加した駆動電圧値に対して所望の傾きを得られていることになる。
そして、もしPSD電圧値がPSD目標電圧値と一致しているならば(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっているならば)、一致信号を後段の記憶回路504へと出力する。そして、ステップS15にて、記憶回路504から出力されるマイクロミラー基準電圧値をもとに、マイクロミラー駆動電圧決定回路505が、マイクロミラーの傾きテーブルを作成する(たとえば、図3の環境変動前(1)のグラフ)。この場合、記憶回路504の内容は変更されていないため、結果的に、マイクロミラーの傾きテーブルは、予め保持しているテーブルそのままが維持されている状態となる。そして、ステップS21にて、マイクロミラーの調整を終了する。
そして、もし、ステップS13にて、PSD電圧値がPSD目標電圧値と一致していないと判定されたならば(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっていないならば)、ステップS14にて、PSD電圧値とPSD目標電圧値の大小関係を判定する。
そして、もし、PSD電圧値がPSD目標電圧値より小さければ、光ビームが目標位置よりも低い位置に照射されているため、ステップS16にて、比較回路502は、UP信号を後段の電圧発生回路503へと出力する。この、UP信号により、次段の電圧発生回路503が出力するマイクロミラー駆動電圧がある一定量だけ上昇し、マイクロミラーの傾きが増す(大きくなる)。
また、もし、PSD電圧値がPSD目標電圧値より大きければ、光ビームが目標位置よりも高い位置に照射されているため、ステップS17にて、比較回路502は、DOWN信号を後段の電圧発生回路503へと出力する。この、比較回路502より出力されるDOWN信号により、次段の電圧発生回路503が出力するマイクロミラー駆動電圧がある一定量だけ下降し、マイクロミラーの傾きが減る(小さくなる)。
ステップS16、ステップS17の操作が終了すると、ステップS18にて、再び、走査光がPSDを通過するタイミングでレーザを点灯させる。そして、光ビームがPSDへ照射されると、PSDからは、照射位置に応じたPSD電圧値が出力される。そのPSD電圧値を、サンプルホールド回路501により保持する。
そして、ステップS19にて、サンプルホールド回路501によって保持されているPSD電圧値と、記憶回路504に保持されているPSD目標電圧値を比較回路502に入力し、PSD電圧値が、PSD目標電圧値と一致しているか(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっているか)どうかを判定する。
そして、もし、PSD電圧値がPSD目標電圧値と一致しているならば(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっているならば)、一致信号を後段の記憶回路504へと出力する。そして、ステップS20にて、記憶回路504から出力されるマイクロミラー基準電圧値をもとに、マイクロミラー駆動電圧決定回路505が、マイクロミラーの傾きテーブルを再作成する。この場合、記憶回路504の内容は変更されているため、結果的に、マイクロミラーの傾きテーブルも変更される。
そして、もし、ステップS19にて、PSD電圧値がPSD目標電圧値と一致していないと判定されたならば(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっていないならば)、再びステップS14の状態へ戻り、PSD電圧値とPSD目標電圧値の大小関係を判定する。
以後は、ステップS14〜ステップS19のフローを、PSD電圧値がPSD目標電圧値と一致するまで(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まるまで)継続する。一致した場合(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まった場合)は、ステップS20にて、記憶回路504から出力されるマイクロミラー基準電圧値をもとに、マイクロミラー駆動電圧決定回路505が、マイクロミラーの傾きテーブルを作成する。この場合も当然、記憶回路504の内容は変更されているため、結果的に、マイクロミラーの傾きテーブルも変更される。そして、ステップS21にて、マイクロミラーの調整を終了する。
尚、この調整は、ポリゴンミラー205が面倒れするため、面倒れがない同一面を使って調整を行うのがよい。また面倒れがあってもその倒れ量を加味して調整を行う場合であっても、同一面を使って調整を行うのが良い。
[第ニの実施形態]
また、図1ような第一の実施形態での構成では、マイクロミラー209の調整をする際に用いる位置検出センサ211に位置検知素子(PSD)を用いたが、PSDの性能によっては、走査光がPSDを通過する時間では十分な検知能力を得ることが出来ないことも予想される。
そこで、図10のように、位置検知素子(PSD)を感光ドラム面相当の場所(図1の位置検出センサ211)よりも近い位置に配置することで、光ビームがPSDを通過する時間を遅くし、PSDの応答遅延を補いより精度を向上させることが出来る。つまり、マイクロミラー209からの反射光をポリゴンミラーに入射させる為の角度以上の傾きにすることで、ポリゴンミラーを超えてPSDに入射するようPSDを配置させる。これにより、走査光としてではなく光ビームを検知することができるので、調整時に面倒れを考慮せずにマイクロミラーの調整を行うことが出来る。また、PSDの応答速度に依存することなく、光ビームの位置検知が可能となる。またこの場合は、感光ドラムへ光ビームが入射されないため、画像形成時間でも、傾き調整を行うことが出来る。また、この場合のように、マイクロミラーの傾き調整に用いる際のマイクロミラーの傾き角を、画像形成時に用いる複数の傾き角よりも大きくすれば、調整の精度を向上させるという効果ももたらす。
[第三の実施形態]
図12のように、マイクロミラー209とポリゴンミラー205との間に配置されたハーフミラー220の光分離手段を用いて、ポリゴンミラー205により偏向される前の光ビームが照射される位置に位置検知素子(PSD)211を配置する。これにより走査光としてではなく光ビームを検知することができるので、PSDの応答速度に依存することなく、調整時に面倒れを考慮せずに、光ビームの位置検知が可能となる。
[第四の実施形態]
第四の実施形態を説明する。
第一の実施形態では、図6のステップS16またはステップS17にてマイクロミラー209への入力電圧が変更された場合、ステップS20にて、その電圧値に応じて傾きテーブルを変更していた。本実施形態では、第一の実施形態のように、傾きテーブルを新規に作成するのではなく、あらかじめ用意した傾きテーブルに当てはめる方法をとった場合を説明する。
ここでは、図1の装置構成を使用し、処理回路212は図7のものを使用する。但し、図7の記憶回路504には、あらかじめ、マイクロミラー209への入力電圧と傾きを示した傾きテーブルが、複数パターン格納されているものとする。本実施形態では、図11に示すように、tableA、tableB、tableC、tableD、の4種類の傾きテーブルが予め格納されているとする。
図6のステップ10にて、マイクロミラー209の傾き角の調整を開始した後、ステップS11にて、調整用電圧値(例えば、tableC上の傾き調整用電圧値VmC)を、マイクロミラー209へ入力する。
そして、ステップS12にて、走査光がPSDを通過するタイミングでレーザを点灯させる。そして、光ビームがPSDへ照射されると、PSDからは、照射位置に応じたPSD電圧値が出力される。そのPSD電圧値を、サンプルホールド回路501により保持する。サンプルホールド回路501を設けたのは、光ビームがPSDを通過した後は、光が当たらないため、PSD電圧値がゼロに戻ってしまうためである。
続いて、ステップS13にて、サンプルホールド回路501によって保持されているPSD電圧値と、記憶回路504に保持されているPSD目標電圧値を比較回路502に入力する。そしてPSD電圧値が、PSD目標電圧値と一致しているか(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっているか)どうかを判定する。
そして、もし、PSD電圧値がPSD目標電圧値と一致しているならば(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっているならば)、一致信号を後段の記憶回路504へと出力する。そして、ステップS15にて、記憶回路504から出力されるマイクロミラー基準電圧値をもとに、マイクロミラー駆動電圧決定回路505が、マイクロミラーの傾きテーブルを作成する。この場合、記憶回路504の内容は変更されていないため、結果的に、マイクロミラーの傾きテーブルは、そのまま維持されている状態となる。そして、ステップS21にて、マイクロミラーの調整を終了する。
そしてもしステップS13にて、PSD電圧値がPSD目標電圧値と一致していないと判定されたならば(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっていないならば)、ステップS14にて、PSD電圧値とPSD目標電圧値の大小関係を判定する。
そして、もし、PSD電圧値がPSD目標電圧値より小さければ、光ビームが目標位置よりも低い位置に照射されているため、ステップS16にて、UP信号を後段の電圧発生回路503へと出力する。この、UP信号により次段の電圧発生回路503が出力するマイクロミラー駆動電圧が、tableC上の傾き調整用電圧値VmCから、tableD上の傾き調整用電圧値VmDまで上昇する。
また、もし、PSD電圧値がPSD目標電圧値より大きければ、光ビームが目標位置よりも高い位置に照射されているため、ステップS17にて、DOWN信号を後段の電圧発生回路503へと出力する。この、DOWN信号により次段の電圧発生回路503が出力するマイクロミラー駆動電圧が、tableC上の傾き調整用電圧値VmCから、tableB上の傾き調整用電圧値VmBまで下降する。
ステップS16、ステップS17の操作が終了すると、ステップS18にて、再び、走査光がPSDを通過するタイミングでレーザを点灯させる。そして、光ビームがPSDへ照射されると、PSDからは、照射位置に応じたPSD電圧値が出力される。そのPSD電圧値を、サンプルホールド回路501により保持する。
そして、ステップS19にて、サンプルホールド回路501によって保持されているPSD電圧値と、記憶回路504に保持されているPSD目標電圧値を比較回路502に入力する。そしてPSD電圧値が、PSD目標電圧値と一致しているか(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっているか)どうかを判定する。
そして、もし、PSD電圧値がPSD目標電圧値と一致しているならば(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっているならば)、一致信号を後段の記憶回路504へと出力する。そして、ステップS20にて、記憶回路504から出力されるマイクロミラー基準電圧値をもとに、マイクロミラー駆動電圧決定回路505が、あらかじめ格納されている複数の傾きテーブルの中から、特定の傾きテーブルを選択する。この場合、記憶回路504の内容は変更されているため、結果的に、マイクロミラー209の傾きテーブルも変更される。
そして、もし、ステップS19にて、PSD電圧値がPSD目標電圧値と一致していないと判定されたならば(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まっていないならば)、再びステップS14の状態へ戻り、PSD電圧値とPSD目標電圧値の大小関係を判定する。
以後は、ステップS14〜ステップS19のフローを、PSD電圧値がPSD目標電圧値と一致する(あるいは、ある一定量の誤差範囲に収まる)まで継続する。そして一致した場合は、ステップS20にて、記憶回路504から出力されるマイクロミラー基準電圧値をもとに、マイクロミラー駆動電圧決定回路505が、あらかじめ格納されている複数の傾きテーブルの中から、特定の傾きテーブルを選択する。この場合も当然、記憶回路504の内容は変更されているため、結果的に、マイクロミラーの傾きテーブルも変更される。そして、ステップS21にて、マイクロミラーの調整を終了する。
[その他の実施形態]
ステップS02のマイクロミラーの調整前に、ポリゴンモータを減速させ、光ビームがPSDを通過する時間を遅くすることで、PSDの応答遅延を補うこともできる。この場合、ステップS02のマイクロミラーの調整後は、ポリゴンモータを、画像形成時の速度へ制御して行う。
画像形成装置に使用する光走査装置の構成を模式的に示す図。 マイクロミラーの構成を模式的に示す図である。 マイクロミラーの特性を示す図である。 位置検知素子(PSD)の概観と動作を示した図である。 プリント開始から終了までを示すフローチャート。 マイクロミラー調整フローを示した図である。 マイクロミラー傾き角の調整動作を行う制御回路のブロック図を示す。 ポリゴンミラーの面倒れプロファイルを示す図である。 マイクロミラーによる面倒れ補正を示す図である。 第ニの実施形態の光走査装置の構成を模式的に示す図。 第四の実施形態のマイクロミラーの傾きテーブルを示す図。 第三の実施形態の光走査装置の構成を模式的に示す図。
符号の説明
212 処理回路
501 サンプルホールド回路
502 比較回路
503 電圧発生回路
504 記憶回路
505 マイクロミラー駆動電圧決定回路

Claims (5)

  1. 光ビームを発生するビーム発生手段と、
    前記ビーム発生手段より発生した光ビームを像担持体上に沿った主走査方向に複数の走査面で偏向走査させる走査手段と、
    前記ビーム発生手段より発生した光ビームを偏向させて前記走査手段に入射させるマイクロミラーと、
    前記マイクロミラーにより偏向された光ビームの位置を検知する位置検知手段と、
    前記光ビームを偏向させるために、前記マイクロミラーを傾けるための入力電圧値を制御する入力電圧制御手段と、
    前記位置検知手段の検知結果に応じて、前記入力電圧制御手段による入力電圧値を制御する入力電圧決定手段を有することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記位置検知手段は、前記走査手段により偏向された光の走査線上に配置されることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 前記位置検知手段は、前記走査手段により偏向された光の走査線上で、前記ビーム発生手段からの発生位置からの距離が、前記像担持体上相当の位置に配置されることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  4. 前記入力電圧制御手段は、前記マイクロミラーにより偏向された光ビームが前記走査手段に入射しない角度に傾斜させて前記位置検知手段へ入射させることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  5. 前記入力電圧決定手段は、前記位置検知手段の検知結果に応じた前記入力電圧制御手段による入力電圧値の制御により、あらかじめ用意された、複数の前記マイクロミラーへの入力電圧値と前記マイクロミラーの傾き角の関係式から一つを選択し、選択した関係式に基づいて画像形成時における前記マイクロミラーへの入力電圧値を決定することを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
JP2006342824A 2006-12-20 2006-12-20 光走査装置 Pending JP2008152205A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006342824A JP2008152205A (ja) 2006-12-20 2006-12-20 光走査装置
US11/872,550 US7511869B2 (en) 2006-12-20 2007-10-15 Optical scanning device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006342824A JP2008152205A (ja) 2006-12-20 2006-12-20 光走査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008152205A true JP2008152205A (ja) 2008-07-03

Family

ID=39542362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006342824A Pending JP2008152205A (ja) 2006-12-20 2006-12-20 光走査装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7511869B2 (ja)
JP (1) JP2008152205A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03107810A (ja) * 1989-09-21 1991-05-08 Photo Composing Mach Mfg Co Ltd 光ビーム走査装置
WO2004041710A1 (ja) * 2002-11-06 2004-05-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 変位検出機能を備えたマイクロアクチュエータ、および当該マイクロアクチュエータを備えた可変形ミラー
JP2004191946A (ja) * 2002-11-27 2004-07-08 Brother Ind Ltd 画像表示装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58100118U (ja) 1981-12-28 1983-07-07 ダイキヨ−・ベバスト株式会社 車両用開閉屋根
JPS60229006A (ja) 1984-04-27 1985-11-14 Nec Corp 回転多面鏡の面倒れ角補正装置
JPH052142A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 光ビームの走査線偏位量検出方法および光ビーム走査装置
JP3172092B2 (ja) 1996-06-03 2001-06-04 株式会社東芝 ビーム光走査装置および画像形成装置
US6317146B1 (en) 2000-03-24 2001-11-13 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP4146177B2 (ja) 2002-07-02 2008-09-03 株式会社リコー 光走査装置および画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03107810A (ja) * 1989-09-21 1991-05-08 Photo Composing Mach Mfg Co Ltd 光ビーム走査装置
WO2004041710A1 (ja) * 2002-11-06 2004-05-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 変位検出機能を備えたマイクロアクチュエータ、および当該マイクロアクチュエータを備えた可変形ミラー
JP2004191946A (ja) * 2002-11-27 2004-07-08 Brother Ind Ltd 画像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20080151344A1 (en) 2008-06-26
US7511869B2 (en) 2009-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090279156A1 (en) Mems scan controller with inherent frequency and method of control thereof
JPS63136017A (ja) 光ビ−ム走査装置
JP5296427B2 (ja) 光走査装置及びその制御方法、並びに、画像読取装置及びディスプレイ装置
US8823762B2 (en) Image forming apparatus with sinusoid-like adjustment of light incident on a rotating polygon mirror
JP2009198988A (ja) 画像表示装置
JP2003215487A (ja) タンデム走査光学装置
JP2008152205A (ja) 光走査装置
JP2011112975A (ja) 光走査装置
JP2000180748A (ja) 分割走査装置及び分割走査装置のビーム状態調整方法
JP4377776B2 (ja) 画像形成装置
JP2013147021A (ja) 光走査装置、光走査装置の光量調整方法、およびプログラム
JP2003215485A (ja) 光学走査装置
US8289599B1 (en) Mechanical galvanometer tilt correction
JP4737244B2 (ja) 光走査装置
US8531496B2 (en) Image forming apparatus having a plurality of laser elements
US20090015892A1 (en) Optical scanning apparatus, control method thereof, and image forming apparatus
JP4797956B2 (ja) 光走査装置、光走査装置の調整方法
JP2018536195A (ja) 光ビームを偏向するための装置及び方法
JP2002090671A (ja) 光ビーム走査装置
JP2000094740A (ja) 画像形成装置
JP2008233449A (ja) 光ビーム走査装置および画像形成装置
JP2008176006A (ja) データ処理装置及び周期的ムラ補正パターンの補完方法
JP2005208608A (ja) マイクロミラースキャナーとその制御方法
JP4326205B2 (ja) ビーム位置制御方法
JP2001142012A (ja) 光走査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091221

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100201

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110608

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120403