JP2008149538A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】予備吐出時に発生したインクミストがインクジェット記録装置内に飛散ないし浮遊するのを低減することが可能なインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】インク受け部400に対する記録手段10のインク吐出動作の後、記録手段10がインク受け部400との対向位置から移動するまでの間に、インクミストの吸引動作を開始する。
【選択図】図7

Description

本発明は、記録用のインクを液滴として記録手段から吐出させて記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法に関するものである。
従来、インクジェット記録装置においては、記録ヘッドからのインクの吐出信頼性を維持するために回復手段を有している。このような回復手段としては、主にワイピング、吸引回復、キャッピング、および予備吐出の4つの手段がある。
ワイピングは、記録ヘッドの吐出口が形成されている面(吐出口面)の不要なインクおよび紙粉等の異物を清掃除去するために、ゴム等の弾性部材で形成したブレードで記録ヘッドの吐出口面を払拭する回復動作である。
吸引回復は、ワイピングで吐出口面の異物が除去できなかった場合や、ノズルが目詰まりを起こした場合に、吸引ポンプでノズル内のインクを排出し、正常な吐出性能に回復させることである。
キャッピングは、長期にわたって記録ヘッドからインクを吐出していない場合、ノズル内のインクが蒸発、乾燥してしまい、増粘、固化したインクがノズル内に詰まって不吐等の吐出不良を引き起こすのを防ぐ手段である。すなわち、キャッピングは、非記録時には記録ヘッドのインク吐出口面を覆い、記録ヘッドのノズル内のインクが蒸発、乾燥して増粘、固化するのを防ぐことである。
また、吐出口面がキャップされない状態のまま、インク吐出が継続して行われないような場合には、ノズル内のインクが溶剤の蒸発などによって増粘することがあり、これによって吐出性能の低下、記録画像品位の低下を引き起こすことがある。このため、一定時間間隔毎あるいは記録動作の開始または終了時において、記録データとは無関係に、記録媒体から外れた所定の場所(インク受け部)に対してインクの吐出を行う。このインク吐出動作を一般に予備吐出と称し、これによって、ノズル内で増粘したインクを記録に適したフレッシュなインクに置換することが可能となり、記録ヘッドの吐出性能の向上を図ることができる。
インクジェット記録装置においては、インク吐出時において主インク滴以外に、微細なインク滴(以下、ミストまたはインクミストと称する)が発生したり、記録媒体に吐出したインク滴の跳ね返り等によって、ミストが発生することもある。このようなインクミストは、装置内に浮遊し、記録ヘッドの吐出口面に付着して吐出性能を低下させたり、記録装置本体の搬送系に付着して、記録媒体を汚したりする等の問題を引き起こす。以下この問題を浮遊ミスト問題と記す。このような浮遊ミストは、先に述べた予備吐出によっても発生し、これが前記浮遊ミスト問題を引き起こしている。
上述の浮遊ミスト問題に関する対策として、特許文献1に開示された技術がある。この特許文献1には、記録装置にファンを設置し、そのファンによって発生させた気流によって、記録装置内のインクミストを回収することが開示されている。
また特許文献2には、予備吐出受け部にシャッターを設置して予備吐出を行う時以外はシャッターを閉鎖し、予備吐出によって発生するインクミストを予備吐出受け部内に閉じ込めようとする試みが開示されている。
特開2002−307725号公報 特開平11−342636号公報
上記特許文献1に開示の技術は、予備吐出によって発生したミストのみならず記録媒体に記録を行う際に発生するインクミストの回収も同時に回収する構成となっているため、良好なインクミスト回収効率を持つ。しかしながら、記録動作時に発生したミストと予備吐出時に発生するミストとを共に回収するように大型のファンを常時駆動させるようになっているため、ファンによる騒音が大きく、使用環境が損なわれるという問題が生じている。
また、特許文献2において、予備吐出された液滴のうち、粒径の小さなものや飛翔速度の遅いものは浮遊ミストとなって吐出口面付近に漂うこととなる。このため、これらのインクミストを、シャッターによって予備吐出受け部内に閉じ込めることはできず、十分なミスト回収効果を期待できない。さらに、シャッターを開閉するときに生じる気流によってシャッター付近を浮遊するミストが記録装置内へと飛散するという虞もある。
本発明は、上記従来技術の問題に着目してなされたもので、予備吐出時に発生したインクミストがインクジェット記録装置内に飛散ないし浮遊するのを低減することが可能なインクジェット記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は以下の構成を有する。
すなわち、本発明の第1の形態は、 インクを吐出する記録手段を往復移動可能に支持し、前記記録手段から記録媒体を支持する記録領域に向けてインクを吐出させることにより記録を行うインクジェット記録装置であって、前記記録領域と対向しない位置において前記記録手段から吐出されるインクを受容するインク受け部と、前記インク受け部周辺の空気を吸引し、吸引した空気を前記インク受け部内へ排出する吸引手段と、を備え、前記吸引手段は、前記記録手段が前記インク受け部に対してインク吐出動作を行った後、前記記録手段が前記インク受け部から移動するまでの間に、前記吸引手段による吸引動作を開始することを特徴とする。
本発明の第2の形態は、インクを吐出する記録手段を往復移動可能に支持し、前記記録手段から記録媒体を支持する記録領域に向けてインクを吐出させることにより記録を行うインクジェット記録装置の制御方法であって、前記記録領域と対向しない位置において前記記録手段から吐出されるインクを受容するインク受け部を備え、前記記録手段が前記インク受け部に対してインク吐出動作を行った後、前記記録手段が前記インク受け部から移動するまでの間に、前記インク受け部周辺の空気を吸引する動作を開始し、インクの吐出動作により前記インク受け部周辺に発生するインクミストを前記インク受け部内に回収することを特徴とする。
本発明においては、インク受け部に対してインクを吐出を終えた記録手段が移動を開始するまでの間に、インク受け部周辺に存在する空気と共にこれに浮遊しているインクミストをインク受け部内へと吸引する。このため、インク受け部へのインク吐出によって発生したインクミストが、記録ヘッドの移動時に発生する気流によって記録装置内に飛散するを低減することが可能となり、インクミストによる装置内の汚損を軽減することができる。
また、インク受け部へのインク吐出後にのみミストの吸引動作を行うので、吸引動作における騒音を低減することが可能となると共に、インク受け部へのインク吐出動作によって生じたミストの回収を効率的に行うことができる。
次に、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用可能なインクジェット記録装置(ケースを除いた状態)の全体を示す斜視図、図2は、図1における記録ヘッドカートリッジの底面側から視た拡大斜視図である。
図1において、インクジェット記録装置1には、記録ヘッド10を搭載可能とするキャリッジが、シャーシ150に固定されたガイド軸40およびガイドレール50によって、X方向(主走査方向)に沿って往復移動可能に支持されている。記録ヘッド10は、複数色のインクを吐出する複数のノズル群が形成された記録素子基板11(図2および図3参照)を有すると共に、記録素子基板11の各ノズルに供給するインクを収容したインクタンク160を着脱可能に保持するタンク装着部を有する。また、この記録ヘッド10はキャリッジ20に対して着脱可能となっており、いわゆるカートリッジタイプの記録ヘッドとなっている。なお、図中、21は記録ヘッド10をキャリッジ20に着脱するための着脱レバーである。
また、キャリッジ20の往復移動は、キャリッジモータ70の駆動力によって行われる。すなわち、キャリッジモータ70のモータシャフトに固定されたモータプーリ71と、アイドラプーリ80との間には、駆動ベルト60が架け渡され、この駆動ベルト60にキャリッジ20が固定されている。従って、キャリッジモータ70を駆動し、モータプーリ71を正または逆方向に回転させることにより、駆動ベルト60が往動または復動し、これと共にキャリッジ20が往動または復動する。このキャリッジ20の往復移動において、キャリッジ20に搭載されたエンコーダセンサ24(図3参照)が、エンコーダスケール90を読み取ることにより、キャリッジ20の移動位置が検出される。
また、図1中のキャリッジ20の下方には、記録シート(記録媒体)Pの通過領域(以下、「記録領域」ともいう)が形成されている。この記録領域のから外れた位置(図1では、記録領域より右外側)には、記録ヘッドカートリッジ10のインクの吐出状態を良好に保つための回復装置(不図示)が設けられている。回復手段は、記録ヘッド10の吐出口面(インク吐出口の形成面)18を密閉するキャップ(不図示)と、そのキャップ内に導入する負圧を発生するポンプと、を備えた吸引回復機構が設けられている。この吸引回復機構は、キャップによってインク吐出口面を密閉した後、ポンプによってキャップ内に負圧を発生させ、その負圧によって記録ヘッド10のインク吐出口12〜17(図2参照)から強制的にインクを吸引し、排出させる。この外、記録ヘッドの吐出性能を回復させる手段として、弾性部材(ワイパー)を用いて、記録ヘッド10の吐出口面18を払拭して清掃するワイピング機構(不図示)が設けられている。
一方、記録ヘッド10によって画像を記録すべき記録媒体Pは、オートシートフィーダ(ASF)140の給紙トレイ140aに積載される。この給紙トレイ140aに積載された記録媒体Pは、ASF140に設けられた図外の給紙ローラによって、記録装置本体内に設けられた搬送ローラ100とピンチローラ103との間に一枚ずつ送りこまれる。ここで、搬送ローラ100は、記録ヘッド10のモータの駆動力によって一定量だけ間欠的に回転し、記録媒体をY方向(副走査方向)へと搬送される。搬送ローラ100の回転は、LFモータ(ラインフィードモータ)の駆動力をギア列からなる駆動力伝達手段101を介して搬送ローラに伝達することにより行われる。
また、図1において、120は記録媒体を支持するプラテンである。このプラテン120は、キャリッジ20に搭載された記録ヘッドカートリッジ10の吐出口面18との対向する位置に配置され、その記録ヘッドカートリッジ10と対向する側には複数のリブ121が形成されている。リブ121は、記録シートPの裏面を支持して、その記録シートPと記録ヘッドカートリッジ10の吐出口面18との間の距離をほぼ一定に保つ。なお、このプラテン120における記録媒体の最大支持領域が前述の記録領域となる。
また、プラテン120には、記録領域の両外側において予備吐出用の開口部310a(右側)、310b(左側)が形成されており、各開口部310a,310bに向かって記録ヘッド10によりインク吐出動作(予備吐出)が実行される。なお、以下の説明においては、この開口部を予備吐出口と称す。本実施形態におけるインクジェット記録装置の予備吐出動作としては、記録中予備吐出と記録前予備吐出とがある。記録中予備吐出とは、記録媒体に対する一連の記録動作においてキャリッジ20が往復運動する際に行われる予備吐出である。すなわち、記録動作中において、予め設定されたタイミングに従ってキャリッジ20が予備吐出口310aまたは310bの位置まで移動し、キャリッジ20が移動しながら各ノズル数十回程度のインク吐出を行う。一方、記録前予備吐出とは、記録媒体に対する一連の記録動作が開始される前に行われる予備吐出である。この予備吐出は、キャリッジ20が予備吐出口310a上に停止し、各ノズル1000回程度のインク吐出を行う。
上記構成を有する本実施形態のインクジェット記録装置において、ASF140にセットされた記録シートPは、給紙ローラ、搬送ローラ100およびピンチローラ103によってプラテン120上に送られる。そして、記録ヘッド10を搭載したキャリッジ20のX方向への移動(主走査)と、主走査方向と交差するY方向への記録シートPの間欠的な移動(副走査)と、を繰り返すことによって、記録シートP上に画像が形成される。
一方、記録ヘッドカートリッジ10の記録素子基板11には、図2のように、複数種のインクを吐出するためのノズルが12〜17が形成されている。ここで、12はブラックインク(Bk)吐出用のノズル、13はライトシアンインク(LC)吐出用のノズル、14はライトマゼンタインク(LM)吐出用のノズルである。また、15はシアンインク(C)吐出用のノズル、16はマゼンタインク(M)吐出用のノズル、17はイエローインク(Y)吐出用のノズル17である。本実施形態では、これらのノズル12〜17から吐出されるインクによってカラー画像の記録が可能である。各ノズル12〜17からインクを吐出するための吐出方式としては、例えば、インク吐出用の熱エネルギーを発生する電気熱変換体(ヒータ)を用いた方式を採用することができる。その場合には、電気熱変換体の発熱によってノズル内のインクに膜沸騰を生じさせ、そのきの発泡エネルギーによりインク吐出口からインク滴を吐出する。
図3は、本実施形態におけるインクジェット記録装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。
インクジェット記録装置には、キャリッジ20を主走査方向に移動させるためのCRモータ70、および記録シートPを副走査方向に搬送するためのLFモータ102が設けられている。さらに他のモータとしては、記録ヘッド10のインク吐出性能を良好に保つための回復手段を駆動し、かつASF140に積載された記録シートPを記録領域まで給送機構を駆動するためのPGモータ(給紙モータ兼用)170が備えられている。
そして、上記モータの駆動、および記録ヘッド10の駆動を等をはじめとす各部の制御を司る制御手段として、メイン制御基板180が設けられている。このメイン制御基板180は、図1に示すキャリッジFFC(フレキシブル・フラットケーブル)22によってキャリッジ基板23に接続されている。また、メイン制御基板180には、電源ユニット190や操作用のフロントパネル200が接続されている。なお、必要に応じてオプションインターフェースボード210も接続される。さらに、メイン制御基板180には、各種センサが接続されている。このセンサとしては、記録シートPの端部を検出するペーパーエンドセンサ181a、オートシートフィーダ140のホームポジションセンサ181b、回復手段のホームポジションセンサ181c、インクタンク160のインク無しセンサ181d等がある。
メイン制御基板180上には、外部のホストコンピュータやスキャナなどのホスト装置との接続を行うためのインターフェース回路182が設けられている。また、メイン制御基板には、各部の制御動作を実行するマイクロプロセッサ形態のMPU183、MPU183によって実行される制御プログラムなどを格納するマスクROM184、および記録データなどを一時的に格納するRAM185が備えられている。さらに、メイン制御基板180上には、MPU183からの指示に従って前記各モータを駆動するドライバが設けられている。すなわち、図3において、186aはCRモータ71を駆動するCRモータドライバ、186bはLFモータ102を駆動するLFモータドライバ、186cはPGモータ170を駆動するPGモータドライバ186cである。また、187は、上述した各回路や素子を相互に接続するためのゲートアレイである。
MPU183は、インターフェース回路182を介してホストコンピュータやスキャナなどのホスト装置に接続されており、マスクROM184内の制御プログラムに基づいて記録動作を制御する。すなわち、RAM185内に格納されたホスト装置からの記録データに基づき、CRモータ71、LFモータ102及びPGモータ170を制御すると共に、ヘッドドライバを介して記録ヘッド10を制御する。さらに、制御プログラムに従って記録ヘッドから、前述の予備吐出口310a,310bへの予備吐出を実行させる。
また、フロントパネル200にはディップスイッチ、キースイッチ、発光ダイオードによる表示素子(不図示)が備えられている。キャリッジ20には、記録ヘッドカートリッジ10が取り外し可能に搭載されるとともに、キャリッジ20の位置を検出するためのエンコーダセンサ24が設けられている。
図4は本実施形態におけるインク受け部の構成を示すX−Z断面図である。本実施形態では、プラテン20に設けられた2つの予備吐出口310a,310bのそれぞれに対応してインクを受容するインク受け部が構成されている。但し、両インク受け部の構造は、左右対象(Y−Z面に対して対象)に構成されている点を除き同一であるため、ここでは、一方の予備吐出口310aに対応するインク受け部の構造について説明する。
この実施形態におけるインク受け部300は、予備吐出口310aを開口部とするインク収容部310が設けられている。インク収容部310は、予備吐出口310aに連通するミスト導入部320と、このミスト導入部320の下端部に連通する廃インクタンク330とを備える。ミスト導入部320には、開口部からミスト導入部の中間部分に亘って斜め下方に傾斜するインク受け面321が形成されている。このインク受け面321は、図4に示すように、記録ヘッド10が予備吐出位置に停止した状態で、記録ヘッド10のインク吐出部である吐出口面18の各インク吐出口に対向可能に設けられている。なお、本実施形態では、インク受け面321を水平面に対してθ=50°の角度に形成している。
また、ミスト導入部320において、インク受け面321が形成されている面と左右方向において対向する面322には、排出口323が形成され、この排出口323の内部にはミスト除去フィルタ340が設けられている。さらに、排出口323の外端部には、ミスト吸引ポンプ350(吸引手段)が連結されている。このミスト吸引ポンプ350は、ミスト導入部320内の空気を吸引し、外部へと排出するものであり、その駆動は前述のMPU180によって制御される。
以上の構成を有するインク受け部300に対し、ミスト吸引ポンプ304を駆動せず予備吐出を行った場合の予備吐出口310a内の様子を図5に示す。この場合、インク受け面321に予備吐出を行うと、吐出された液滴のうち粒径の大きなものはインク受け面321に着弾する。そして、インク受け面321に着弾したインク滴は、インク受け面321の傾斜に従ってインク導入部320の壁面に沿って流下して行き、廃インクタンク310に貯留される。
一方、予備吐出時に発生した粒径が小さい液滴は空気抵抗のためにインク受け面321には着弾できず、ミスト導入部320における予備吐出口310aの周辺にインクミストとして浮遊することになる(図5(a)参照)。予備吐出が終了するとキャリッジ20および記録ヘッド10は記録動作のために予備吐出口310a上から移動する。このとき、キャリッジ20の移動によって気流が発生し、その気流によって予備吐出口310a内を漂っていたインクミストは、図5(b)に示すように、記録装置本体内へと飛散し、それが記録ヘッド10の吐出口面や内部構造に付着する。
そこで、本実施形態では、予備吐出が終了しキャリッジ20が移動するタイミングに同期させてミスト吸引ポンプ304を駆動しミストの回収を行う。すなわち、予備吐出が終了した後、キャリッジ20が予備吐出口310a上から移動を開始するまでの間に、ミスト吸引ポンプ350を駆動し、ミスト導入部320内の空気を吸引する。この吸引動作により、インク受け部外の空気、特に、予備吐出口310aの周辺(インク受け部周辺)に浮遊しているインクミストは、吸引される空気と共にインク収容部内、すなわちミスト導入部320の下方へと引き込まれ、排出口323へ導かれる。排出口323へと導かれた空気はインクのミストを含んでおり、ミスト吸引ポンプ350による外部への排気作用によって、排出口323へと導かれたミストは、ミスト除去フィルタ340にて回収される。この後、キャリッジ20の移動が開始されるため、予備吐出にて発生したインクミストがインクジェット装置本体内に飛散することもなくなり、装置内に浮遊するミスト量は大幅に低減される。
このように、本実施形態においては、予備吐出が実施された後、キャリッジ20の移動が開始される前にミストの回収を行うため、従来採用されていた常時駆動型のファン回収機構と同等の効率で予備吐出時に発生したミストを回収することができる。また、キャリッジ20の移動タイミングに同期させて必要最低限のタイミングでしかミスト吸引ポンプ350を駆動させないので、ミスト回収に伴う騒音を低減することが可能になり、使用環境を良好な状態に保つことができる。なお、本実施形態においても、インク受け部300に設けたミスト吸引ポンプ304とは別に、ファン回収機構などを用いて、記録動作中に発生するインクミストを除去するようにすることも可能である。この場合、ファンなどによる騒音が記録動作中に発生することとなる。しかし、本実施形態では、予備吐出時には、ミスト吸引ポンプ304を用い、記録動作時には専用のファンを用いることとなるため、記録動作時に使用するファンを小型化することができ、記録時の騒音も低減することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態におけるインク受け部400を図6および図7に基き説明する。なお、本実施形態においても、図1ないし図3に示す構成を同様に備えるものとする。また、以下においても、左右の予備吐出口310a,310bのうち、一方の予備吐出口310aに対応したインク受け部400について説明する。
図7および図8は本実施形態におけるインク受け部の構成を示すX−Z断面図である。
本実施形態におけるインク受け部400は、矩形の予備吐出口410aを開口部とするインク収容部410が設けられている。インク収容部410は、予備吐出口310aに連通するミスト導入部420と、このミスト導入部420の下端部に連通する廃インクタンク430とを備える。また、予備吐出口310aの開口部には、回動軸451が回動自在に支持されており、さらにこの回動軸451には平板状の可動部450が固定されている。また、回動軸451には弾性部材としての不図示のねじりバネが設けられており、このねじりバネは、記録ヘッド10の吐出口面18と可動部450とのなす角度(θ)を、常には90度に保つようになっている。また、ねじりバネが回動軸451を付勢する方向(図中、時計方向)とは逆方向に回動軸451を回転させるためのモータ(図示せず)が設置されている。可動部450形は長方形形状をなし、吐出口面18の各辺を2倍した大きさを有している。さらに、予備吐出口310aは、可動部450と略同一形状をなしているが、可動部450と干渉しないように、可動部450より若干大きな寸法に形成されている。
以上の構成に基き、本実施形態におけるインク受け部400の作用を説明する。
まず、図7を用いて記録中予備吐出時の可動部450の動作を説明する。
前述の記録中予備吐出では、キャリッジ20が移動しながら予備吐出口310aに対してインク滴の吐出を行う。このとき可動部450は不図示のモータによってθ=0の位置、すなわち、図7(a)に示すように吐出口面18に対して平行となる位置に保持される。このようにθ=0°とした状態では、吐出口面18と可動部450とが接近した状態となるため、吐出されたインク滴の大部分は可動部450に着弾され、発生する浮遊ミストは少量に抑えられる。
ここで、キャリッジ20が移動すると、キャリッジ20の後端部近傍の空間は負圧となる。このため、可動部450に着弾しきれず吐出口面18と可動部450との間(インク受け部周辺)に浮遊していたミストは、この負圧によって巻き上げられ、図7(b)に示すように記録装置本体内全体へと飛散することとなる。このようなインクミストの飛散を低減するため、本実施形態では、以下のように可動部450が作動する。
すなわち、図7(a)に示すように可動部450がθ=0°の位置に保持された状態で予備吐出が終了すると、それと同時にモータによる可動部450の保持状態を解除する。これにより、ねじりバネの付勢力によって、可動部450はθ=90°となる位置まで勢い良く移動する。この動作によって吐出口面18と可動部450との間、すなわちインク収容部外に浮遊するミストは図7(c)に示すように予備吐出口310aからミスト導入部420の内へと引き込まれる。従って、その後キャリッジ20の移動が行われた場合にも、予備吐出時に発生したミストが記録装置本体内に飛散する量は大幅に減少する。このように、可動部450はミスト導入部420内の空気を吸引する吸引手段として機能する。
可動部450の上述の動作は、記録動作の中で予備吐出に応じて何度も繰り返し行われる。このため可動部450はモータの駆動力により、θ=90°となる位置から次の記録中予備吐出に備えてθ=0°となる位置へと復帰させる。この復帰のタイミングは、予備吐出の行われる直前となる。このように可動部450の復帰タイミングを予備吐出の直前に設定することで、次の2つの効果が得られる。第1の効果は、可動部450がミストをミスト導入部420内へと引き込んだ後、引き込まれたミストがミスト導入部420の内壁に付着したり、あるいは下方へと沈降したりする時間を与えることができることである。これによれば、可動部450をθ=0°となる位置へと移動させたときに、引き込んだミストがミスト導入部420外へと再飛散するのを防止することがきる。また、第2の効果は、可動部450をθ=90°となる位置に保持することにより、記録中予備吐出によって可動部450上に溜まったインクInを下方へと流すことができ、可動部450の上面にインクが堆積するのを防止することができることである。これによれば、可動部450がθ=0の状態に復帰した際に、可動部450上に堆積したインクによって吐出口面18が汚損されるのを防止することができる。
なお、予備吐出口310b側のインク受け部に設けられた可動部の動作も、上述の予備吐出口310a側のインク受け部400に設けられた可動部450の動作と同様に制御される。
続いて、図8を用いて前述の記録前予備吐出における可動部450の動作を説明する。 記録前予備吐出ではキャリッジ20が予備吐出口310a上に停止し、可動部450に対して吐出を行う。このときも記録中予備吐出を行う場合と同様に、可動部450はモーターによってθ=0°となる位置に移動するので、ミストの発生量を低減することができる。次いで、記録前予備吐出が終了すると同時に可動部450は、ねじりバネの力を利用して勢い良くθ=90°となる位置へ向けて移動し、吐出口面18と可動部450の間に浮遊するミストをインク導入部420内へと引き込む。これにより記録装置本体内へのミストの飛散を低減することができる。
記録前予備吐出は、最初の記録動作が行われる前に一度だけ行われる吐出動作であり、それ以降の記録動作および記録中予備吐出が行われるまでは、可動部450はθ=90°となる位置に保持される。これにより可動部450上のインクは、予備吐出口310a内へ流れ落ちる。
ただし、記録動作に関する条件(記録条件)によっては、記録前予備吐出において、可動部450をθ=0°以外の位置、つまり傾斜した状態に保持することも有効である。ここで、可動部450を傾斜した状態に保持することが有効となる記録条件としては、次のようなことが挙げられる。すなわち、キャリッジ20のZ方向の位置が低く吐出口面18と予備吐出口310aとの間隔が極端に狭い場合や、吐出量が多いノズルを採用した場合、または吐出回数が非常に多い場合などである。この場合、可動部450の位置がθ=0°であると、可動部450上に堆積したインクの高さが吐出口面18にまで達し、吐出口面18を汚損してしまうことがある。そこで、このような場合には、図8に示すように、可動部450をθ=20°の位置に移動して記録前予備吐出を行う。これによれば、可動部450上に吐出されたインクを下方へ流しながら記録前予備吐出を行うことができるので、前述のインク堆積問題を回避することができる。予備吐出の終了後は、可動部450をθ=90°となる位置へと移動して空気と共にインクミストをミスト導入部420の下方へと引き込む。これにより、記録装置内へのミストの飛散を防止することができる。
なお、上記のように可動部450を傾斜させて予備吐出を行う場合の可動部450の角度θは、20°以外の角度に設定することも可能である。すなわち、予備吐出時における可動部450の設定角度は、可動部450が吐出可能な全てのノズルと対向可能であり、かつ可動部450の上に着弾したインクが流れ落ちる角度であれば良く、複数の位置に設定可能である。また、可動部450を傾斜させて行う予備吐出は、記録前予備吐出だけでなく、記録中予備吐出にも適用可能である。
また、上記実施形態では、回動軸451と共に可動部450を付勢する弾性部材としてねじりバネを用いたが、ねじりバネ以外の弾性部材、例えば板バネあるいはゴムなどを用いて可動部450を付勢するようにしても良い。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態におけるインク受け部500を図9を用いて説明する。 図9は、本発明の第3の実施形態における予備吐出口310aの周辺部分を示すX−Z断面図である。なお、図9において、上記第2の実施形態に示したものと同一もしくは相当部分には同一符号を付し、その説明の詳細は省く。
本実施形態におけるインク受け部500は、上記第2の実施形態におけるインク受け部400のミスト導入部420に排気通路510を設け、この排気通路510内にミスト除去フィルタ520と、ミスト吸引ファン530とを設けた構成となっている。可動部450は長方形をなす平板状の部材により構成され、記録ヘッド10の出口面18の各辺を2倍した寸法を有している。一方、予備吐出口310aは、可動部450の各辺よりも3mmずつ大きい寸法を有している。
本実施形態においては、記録前予備吐出及び記録中予備吐出と同時あるいはその直前に、ミスト吸引ファン530がMPU183によって駆動される。このとき、各予備吐出の可動部450はθ=0°となる位置に保持されているが、可動部450と予備吐出口310aとの間には1.5mmおよび3mm程度の隙間があるため、この隙間からキャリッジ側の空気がミスト導入部420内へと吸引される。また、予備吐部450の動作は上記第2の実施形態と同様に、予備吐終了後に行われる。
上記のようにミスト吸引ファン530を用いて空気の吸引動作を行うことにより、予備吐出時に可動部450に着弾しなかったインクミストを前記隙間を介してミスト導入部420内に吸引し、ミスト除去フィルタ520で回収することができる。さらに、予備吐出の終了後は、吸引手段としての可動部450が動作してインクミストをさらにインク収容部410内に吸引するのでミストをより効率よく回収することができる。
なお、ミスト吸引ファン530は常時駆動させても良い。本実施形態の構成では、可動部450による強い引き込み気流によってキャリッジの移動に伴うミストの飛散は防止できるので、ファンによる風は弱くても良く、ファンを常時駆動しても騒音問題を発生することはない。
本発明を適用可能なインクジェット記録装置の全体を示す視斜図である。 図1における記録ヘッドカートリッジおよびキャリッジを下側から見た視斜図である。 図1のインクジェット記録装置における制御系の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるインク受け部のX−Z断面図である。 本発明の第1の実施形態において予備吐出口付近に発生するインクミストの状態を示すX−Z断面図である。ここで(a)は予備吐出時のインクミスト発生状態を、(b)はミスト吸引ポンプを作動させずにキャリッジが移動した時のインクミストの発生状態をそれぞれ示している。 本発明の第2の実施形態におけるインク受け部のX−Z断面図である。 図6に示したインク受け部の作用を説明するX−Z断面図である。ここで、(a)は記録中予備吐出時の状態を、(b)は可動部を移動させずに記録ヘッドを移動させた状態を、(c)は記録字中予備吐出が終了して可動部が移動したときの状態をそれぞれ示している。 本発明の第2の実施形態におけるインク受け部のX−Z断面図であり、可動部を傾斜させて予備吐出を行った状態を示している。 本発明の第3の実施形態におけるインク受け部のX−Z断面図である。
符号の説明
10 記録ヘッドカートリッジ
12〜17 ノズル
18 吐出口面
20 キャリッジ
100 搬送ローラ
110 記録シート(記録媒体)
120 プラテン
300,400,500 インク受け部
310,410 インク収容部
310a,310b 予備吐出口
320,420 ミスト導入部
321 インク受け面
330,430 廃インクタンク
340 ミスト除去フィルタ
350 ミスト吸引ポンプ
450 可動部
451 回動軸
510 排気通路
530 ミスト吸引ファン
702 廃インクタンク

Claims (10)

  1. インクを吐出する記録手段を往復移動可能に支持し、前記記録手段から記録媒体を支持する記録領域に向けてインクを吐出させることにより記録を行うインクジェット記録装置であって、
    前記記録領域と対向しない位置において前記記録手段から吐出されるインクを受容するインク受け部と、
    前記インク受け部周辺の空気を吸引し、吸引した空気を前記インク受け部内へ排出する吸引手段と、を備え、
    前記吸引手段は、前記記録手段が前記インク受け部に対してインク吐出動作を行った後、前記記録手段が前記インク受け部から移動するまでの間に、前記吸引手段による吸引動作を開始することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記インク受け部は、前記記録手段のインク吐出部と対向可能な位置に形成された開口部と、この開口部に連通するインク収容部とを有し、
    前記吸引手段は、前記インク受け部外の空気を前記開口部から前記インク収容部内へと吸引することによって、前記記録手段によるインクの吐出の際に前記インク受け部周辺に発生するインクミストをインク収容部内に吸引することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記吸引手段は、前記インク収容部内の空気を吸引するポンプによって構成されることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記吸引手段は、前記インク収容部内の空気を外部へと排出させるファンによって構成されることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記吸引手段は、前記記録手段から前記インク受け部に対して吐出されたインクを受ける位置から前記インク収容部内へと移動可能な可動部を備え、前記可動部は、前記記録手段が前記インク受け部に対してインク吐出動作を行った後、前記記録手段が前記インク受け部から移動するまでの間に前記インク収容部内へと移動して前記インク収容部外の空気を前記開口部から前記インク収容部内に吸引することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記可動部は、前記記録手段が前記インク受け部に吐出を行う際、前記記録手段のインク吐出部に対して平行な位置に保持されて、前記記録手段から吐出されるインクを受けることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記可動部は、前記記録手段が前記インク受け部にインクの吐出を行う際、前記記録手段のインク吐出部に対して傾斜した位置に保持されて、前記記録手段から吐出されるインクを受けることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記記録手段が前記インク受け部にインクの吐出を行うときの前記可動部の位置を、複数の位置に設定可能としたことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記可動部は、弾性部材による付勢力に抗して前記記録手段との対向可能な位置に保持されると共に、前記可動部に対する保持が解除されることにより、前記弾性部材の付勢力によって前記インク収容部内へと移動することを特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  10. インクを吐出する記録手段を往復移動可能に支持し、前記記録手段から記録媒体を支持する記録領域に向けてインクを吐出させることにより記録を行うインクジェット記録装置の制御方法であって、
    前記記録領域と対向しない位置において前記記録手段から吐出されるインクを受容するインク受け部を備え、
    前記記録手段が前記インク受け部に対してインク吐出動作を行った後、前記記録手段が前記インク受け部から移動するまでの間に、前記インク受け部周辺の空気を吸引する動作を開始し、インクの吐出動作により前記インク受け部周辺に発生するインクミストを前記インク受け部内に回収することを特徴とする制御方法。
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