JP2003159824A - 液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射装置

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JP2003159824A
JP2003159824A JP2002260050A JP2002260050A JP2003159824A JP 2003159824 A JP2003159824 A JP 2003159824A JP 2002260050 A JP2002260050 A JP 2002260050A JP 2002260050 A JP2002260050 A JP 2002260050A JP 2003159824 A JP2003159824 A JP 2003159824A
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unit
liquid ejecting
ink
ejecting apparatus
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシング動作によって噴射される液体が
ミストとなって浮遊し、周囲を汚染する問題を解決する
こと。 【解決手段】 キャリッジに搭載された液体噴射ヘッド
の移動経路には、液体回収ユニット33が配置され、フ
ラッシング動作により液体噴射ヘッドから噴射される液
体を受ける開口部40が形成されている。フラッシング
動作に伴って発生する液体のミストは、ブレード55b
を備えたファン55により吸引され、円筒体47aの内
面に多数の平板状フィン47bを備えたローター部47
による遠心分離作用により捕獲され回収される。そし
て、ファン55による空気排出口58には、さらにフィ
ルタ部材59が配置されており、前記ローター47によ
り回収しきれなかった僅かな量の液体は、このフィルタ
部材59により効果的に回収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はノズル開口からイ
ンク滴を噴射して記録用紙に画像を形成するインクジェ
ット式記録装置用の記録ヘッド、ディスプレー製造装置
用の色材噴射ヘッド、電極形成装置用の電極材噴射ヘッ
ド、或いは、バイオチップ製造装置用の有機物噴射ヘッ
ド等、液体を液滴の状態で噴射可能な液体噴射ヘッドを
備え、この液体噴射ヘッドにフラッシング駆動信号を供
給した時に噴射される液体を受ける液体回収ユニット
を、前記液体噴射ヘッドの移動経路に配置した液体噴射
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液体噴射装置の一形態であるシ
リアルプリンティング方式のインクジェット式記録装置
は、キャリッジ上に搭載されて、ターゲット(以下記録
用紙と記載)の幅方向である主走査方向に走査する液体
噴射ヘッド(以下記録ヘッドと記載)と、記録用紙を記
録ヘッドの走査方向と直交する副走査方向に搬送させる
紙送り手段が備えられ、印刷データに対応して記録ヘッ
ドより液体(以下インク滴と記載)を噴射させること
で、記録用紙に対して印刷が行われる。
【0003】このようなインクジェット式記録ヘッド
は、圧力発生室で加圧したインクをノズル開口からイン
ク滴として記録用紙に噴射させて印刷を行う関係上、ノ
ズル開口からのインク溶媒の蒸発に起因するインク粘度
の上昇や、インクの固化により、また塵埃の付着、さら
には気泡の混入などにより、印刷不良を起こすという問
題を抱えている。このために、この種の記録装置には、
非印刷時に記録ヘッドのノズル開口を封止するためのキ
ャッピング手段と、必要に応じてノズル形成面を払拭し
て清掃するワイピング部材が備えられている。
【0004】前記キャッピング手段は、印刷の休止時に
おいて記録ヘッドにおけるノズル開口のインクの乾燥を
防止する蓋体として機能するだけでなく、ノズル開口に
目詰まりが生じた場合には、吸引ポンプからの負圧を受
けて、ノズル開口からインクを吸引排出させてノズル開
口のインクの固化による目詰まりや、インク流路内への
気泡混入によるインク噴射不良を解消する機能をも備え
ている。
【0005】記録ヘッドの目詰まりや、インク流路内へ
の気泡の混入状態を解消させるために行うインクの強制
的な吸引排出処理は、クリーニング操作と呼ばれ、例え
ば記録装置の長時間の休止後に印刷を再開する場合や、
ユーザが印刷画像の品質が悪化したのを認識して、例え
ばクリーニングスイッチを操作した場合などに実行され
る。そして、記録ヘッドからインクを吸引排出させた後
に、ゴムなどの弾性板からなるワイピング部材により記
録ヘッドのノズル形成面を払拭する操作が伴われる。
【0006】また、記録ヘッドに印刷とは関係のない駆
動信号を印加してインク滴を噴射させる機能も備えてお
り、これはフラッシング操作と呼ばれ、前記ワイピング
部材による払拭操作により、ヘッドのノズル開口近傍に
生じた不揃いのメニスカスを回復させたり、また印刷中
にインク滴の噴射の機会が少ないノズル開口において、
インクの増粘による目詰まりを防止する目的で一定周期
ごとに実行される。
【0007】図6は、フラッシング操作時において、記
録ヘッドの移動経路に形成したフラッシング領域に向か
ってインク滴を噴射させるように構成した従来のインク
ジェット式記録装置の一例を示したものである。図6に
おいて符号1はキャリッジであり、このキャリッジ1は
図示せぬキャリッジモータにより駆動されるタイミング
ベルトを介し、左右のフレーム2,3に支持されたガイ
ド軸4に案内されて軸方向に往復移動されるように構成
されている。
【0008】前記キャリッジ1には、下方に向けてイン
クジェット式記録ヘッド5が搭載されており、またその
上部には前記記録ヘッド5にインクを供給するブラック
インクカートリッジ6、およびカラーインクカートリッ
ジ7が着脱可能に装着されている。前記記録ヘッド5の
下方には、その主走査方向に対応して紙送り部材8が配
置されており、この紙送り部材8上に載置された記録用
紙9を、図示せぬ紙送り手段によって記録ヘッド5の走
査方向と直交する副走査方向に順次移送させることがで
きるように構成されている。
【0009】図中符号10は、非印字領域(ホームポジ
ション)に配置されたキャッピング手段であって、前記
記録ヘッド5が直上に移動した時に、上方に移動し記録
ヘッド5のノズル形成面を封止することができるように
構成されている。そしてキャッピング手段10に近接し
てキャッピング手段10の内部空間に負圧を与えるため
の吸引ポンプ11が配置されている。
【0010】キャッピング手段10は、前記したように
記録装置の休止期間中における記録ヘッド5のノズル開
口の乾燥を防止する蓋体として機能する他、前記吸引ポ
ンプ11からの負圧を記録ヘッド5に作用させて、イン
クを吸引排出させるクリーニング手段としての機能も兼
ね備えている。そして、キャッピング手段10に隣接し
た印刷領域側には、ゴムなどの弾性板等より形成された
ワイピング部材12が配置されていて、キャリッジ1が
キャッピング手段10側に往復移動する際に、記録ヘッ
ド5のノズル形成面を払拭するワイピング動作がなされ
るように構成されている。
【0011】一方、中央の印字領域を介した前記キャッ
ピング手段10と対向した他方端の近傍には、フラッシ
ング領域13が形成されている。このフラッシング領域
13は、紙送り部材8を貫通するようにして形成された
開口穴により構成されている。そして、フラッシング領
域13を形成する開口穴の内底部には、前記キャッピン
グ手段10より吸引ポンプ11を介して排出されたイン
クを吸収保持する廃液吸収材14の一部が配置されてお
り、この吸収材14は前記紙送り部材8に沿って配置さ
れた吸収材収納ケース、すなわち廃液タンク15内に納
められている。
【0012】ところで、前記したような記録装置におい
ては、不使用のノズルでのインク増粘による噴射不良を
防止するために、定期的にフラッシングが実行されるよ
うに構成されている。特に最近の機種においては、平均
的に数秒ごとに数十ショット/1ノズル程度のフラッシ
ングがなされる。このフラッシング動作はクリーニング
操作後のタイミングにおいて混色防止のために、または
印刷開始時のタイミングにおいて、さらにまた印刷中に
おいて定期的に各ノズルから、数千ないし数万ショット
の噴射が実行されることもある。
【0013】フラッシング領域13として、図6に示し
たように紙送り部材8に開口穴を形成した場合において
は、記録ヘッド5のノズル形成面から廃液吸収材14ま
での距離は数十mm程度となり、インク滴の飛翔距離が
増大されることは免れない。このために、記録ヘッドの
ノズル開口から噴射されたインク滴の一部は、吸収材1
4に到達する前に空気抵抗によってミスト(霧状イン
ク)となって矢印で示したように浮遊し、記録用紙をは
じめ装置の内外を汚染させるという問題が発生する。
【0014】しかも、ノズル開口から噴射したインク滴
は少なからず帯電しており、記録装置内の駆動部で発生
した静電気による影響、さらには装置内の温度上昇を抑
えるために配置した排気ファンによる空気流、またはキ
ャリッジの移動に伴う空気流によっても加速され、前記
したように記録用紙および記録装置の内外までも汚染さ
せるといった問題が残される。特に高画質化を実現させ
るために、各インク滴の量を可及的に小さく制御する昨
今の記録装置においては、このような問題がより顕著に
現れる。
【0015】そこで、フラッシング領域13内に折り返
すように形成された空気流路を設け、さらにこの空気流
路の終端部に排気ファンを配置して上記空気流路内に空
気流を発生させることで、フラッシング領域内のミスト
を捕獲する構成等が考えられていた。(例えば、特許文
献1参照)
【0016】
【特許文献1】特開2001−191557号公報(第
5頁、第6頁、第2図)
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この空
気流路によりミストを捕獲する構成は、上記の通り空気
流路内に空気流を発生させるための排気ファンを空気流
路終端に配置させる必要があるため、プリンタが大型化
する問題があった。この本発明は、前記したような問題
点に鑑みてなされたものであり、特にフラッシング動作
時において、微小滴となって浮遊するインクミストをコ
ンパクトな機構を用いて効果的に捕獲、回収し得るイン
クジェット式記録装置を提供することを目的とするもの
であり、これにより装置の内外を汚染させることのない
インクジェット式記録装置を提供しようとするものであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされたこの発明にかかる液体噴射装置は、ター
ゲットの幅方向に走査するキャリッジ上に装填され、ノ
ズル開口から液体を噴射してターゲットに付着させる液
体噴射ヘッドを備え、前記液体噴射ヘッドにフラッシン
グ駆動信号を供給した時の液体を受ける液体回収ユニッ
トを、前記液体噴射ヘッドの移動経路に配置した液体噴
射装置であって、前記液体回収ユニットには、前記液体
噴射ヘッドのフラッシング動作に基づいて噴射される液
体を受ける開口部を備えたユニットボックスと、前記ユ
ニットボックス内の空気を吸引する吸引ユニットと、前
記フラッシング動作に伴って発生し、ユニットボックス
内に空気と共に吸引される液体を遠心分離作用により捕
獲するローター部とを具備した点に特徴を有する。
【0019】この場合、前記ユニットボックスに形成さ
れた液体を受ける開口部には、好ましくは重力方向に連
通する誘導管が形成され、前記誘導管の側壁に通孔が形
成されて、前記ローター部のほぼ回転中心位置に吸引空
気が導入されるように構成される。
【0020】そして、さらに好ましくは液体を受ける前
記開口部には、重力方向に傾斜した傾斜面が形成される
と共に、前記傾斜面における重力方向の下端部におい
て、前記誘導管が連通するようにして形成された構成と
される。
【0021】一方、前記ロータ部は、周方向に回転駆動
される円筒体と、前記円筒体の内周面に軸方向に沿って
配列された複数の平板状フィンとを具備した構成とされ
ることが望ましい。加えて、前記ロータ部を構成する円
筒体には、複数の貫通孔が形成され、円筒体の周面を囲
むようにして廃液回収用のハウジングが形成された構成
とされる。
【0022】また、前記廃液回収用のハウジングにおけ
る下底部には、前記誘導管に連通する通孔が形成され、
回収した液体の廃液を前記通孔を介して前記誘導管側に
排出できるように構成することが望ましい。そして、好
ましい実施の形態においては、前記誘導管の下端部が開
口されて、前記誘導管内を伝わる液体の廃液が、直下に
配置された廃液タンクに滴下できるように構成される。
【0023】さらに、前記ロータ部と吸引ユニットと
が、1つの駆動モータにより回転駆動されるように構成
されることが望ましく、前記ロータ部および吸引ユニッ
トを構成する吸引ファンが、好ましくは駆動モータを挟
んでモータ駆動軸のそれぞれ両端部に取り付けられ、前
記ユニットボックスに形成されフラッシング動作に基づ
いて噴射される液体を受ける開口部から前記ロータ部を
介して吸引ファンにより空気を排出させる空気流路を形
成した構成とされる。
【0024】この場合、好ましい実施の形態において
は、前記吸引ユニットを構成する吸引ファンが、駆動モ
ータによって回転駆動される円板状部材と、当該円板状
部材の側面に放射状に配列された複数のブレード部材と
による遠心ファンにより構成される。そして、前記遠心
ファンの周囲を囲むように配置された円筒状のカバー部
材における周面の一部に、前記遠心ファンにより吸引し
た空気を排出する空気排出口が形成され、当該空気排出
口に好ましくはフィルタ部材が配置される。
【0025】前記した構成の液体噴射装置によると、液
体回収ユニットを構成するユニットボックスの前記開口
部において、当該開口部に対峙した状態の液体噴射ヘッ
ドより、フラッシング動作に基づく液体を受けるように
なされる。この場合、液体噴射ヘッドから噴射される液
体は、前記開口部に形成された傾斜面において受け止め
られる。そして、前記傾斜面において受け止められた液
体の廃液は、傾斜面を伝わって重力方向に連通する誘導
管内に誘導され、その液体の廃液は誘導管の下端部に開
口された廃液排出口より、その直下に配置された廃液タ
ンク内に滴下される。
【0026】したがって、液体噴射ヘッドから噴射され
る液体は、傾斜面において受け止められるため、液体の
ミストを発生させる度合いを少なくすることができる。
そして、傾斜面に衝突して発生する液体、並びに、液体
の飛翔中に発生する液体のミストは、前記開口部に連通
する誘導管内に空気と共に確実に吸い込まれ、誘導管の
側壁に形成された通孔を介して、ローター部のほぼ回転
中心位置に導入される。
【0027】前記ローター部は、周方向に回転駆動され
る円筒体と、この円筒体の内周面に軸方向に沿って配列
された複数の平板状フィンとにより構成されているの
で、液体は遠心分離作用を受け、円筒体の内周面側に強
制移動されて捕獲され、液体の廃液として回収される。
そして、円筒体に形成された複数の貫通孔を介して、円
筒体の周面を囲むようにして配置された廃液回収用のハ
ウジングにおいて受け止められる。このハウジングにお
いて受け止められた液体の廃液は、ハウジングにおける
下底部に形成された通孔を介して前記誘導管側に排出さ
れ、誘導管の下端部に開口された前記廃液排出口より、
その直下に配置された廃液タンク内に滴下される。
【0028】一方、前記したユニットボックス内に空気
を吸引する吸引ユニットは、遠心ファンにより構成され
ており、遠心ファンの周囲を囲む円筒状のカバー部材に
おける周面の一部に形成された空気排出口には、フィル
タ部材が配置されているので、前記ローターにより回収
しきれなかった僅かな量の液体は、このフィルタ部材よ
り効果的に回収される。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかるインクジ
ェット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づ
いて説明する。図1はこの発明が適用された記録装置本
体の基本構成を斜視図によって示したものである。図1
において符号21はキャリッジであり、このキャリッジ
21はキャリッジモータ22により駆動されるタイミン
グベルト23を介し、ガイド部材24に案内されて紙送
り部材25の長手方向に沿った主走査方向に往復移動さ
れるように構成されている。
【0030】前記紙送り部材25には、紙送りローラ2
6が配置されており、この紙送りローラ26と図示せぬ
従動ローラとによって挟まれた記録用紙27が、紙送り
ローラ26の回転駆動によって前記した主走査方向に直
交する副走査方向に搬送されるように構成されている。
そして、前記紙送り部材25の上面には、副走査方向に
傾斜面を備えた多数の突起部25aが紙送り部材25の
長手方向に沿って間欠的に形成されており、記録用紙2
7はこの突起部25aの上面に沿って搬送されることに
より、後述する記録ヘッドとの間で所定のギャップが形
成されるようになされる。
【0031】一方、前記キャリッジ21における記録用
紙27に対向する下側面には、破線で示すようにインク
ジェット式記録ヘッド28が搭載されている。また、そ
の上部には前記記録ヘッド28にインクを供給するブラ
ックインクカートリッジ29B、およびシアン、マゼン
タ、およびイエローの各インクをそれぞれ封入したカラ
ーインクカートリッジ29C,29M,29Yがそれぞ
れ主走査方向に隣接するようにして着脱可能に装着され
ている。
【0032】図中符号30は、非印字領域(ホームポジ
ション)に配置されたキャッピング手段であって、この
キャッピング手段30は前記記録ヘッド28が直上に移
動した時に、上方に移動して記録ヘッドのノズル形成面
(この実施の形態においては、記録ヘッド28の下側
面)を封止することができるように構成されている。そ
してキャッピング手段30に隣接して、キャッピング手
段30の内部空間に負圧を与えるための吸引ポンプ31
が配置されている。
【0033】前記キャッピング手段30は、記録装置の
休止期間中において、記録ヘッド28のノズル形成面を
封止してノズル開口からのインク溶媒の蒸発を抑制させ
る蓋体として機能すると共に、前記吸引ポンプ31から
の負圧を記録ヘッド28に作用させて、記録ヘッドから
インクを吸引排出させるクリーニング操作も実行される
ように構成されている。
【0034】そして、図1に示すようにキャッピング手
段30に隣接した印刷領域側には、ゴムなどの弾性素材
を短冊状に形成したワイピング部材32が配置されてい
て、キャリッジ21がキャッピング手段30側に往復移
動する際に、必要に応じて記録ヘッドの移動経路に水平
方向に進退し、記録ヘッド28のノズル形成面を払拭し
て清掃するワイピング動作がなされるように構成されて
いる。
【0035】さらに、この実施の形態においては、前記
した紙送り部材25とワイピング部材32との間におけ
る記録ヘッド28の移動経路の直下に、インク回収ユニ
ット33が配置されている。このインク回収ユニット3
3は、後述するように記録ヘッド28がこのインク回収
ユニットの直上に対峙した状態でフラッシング動作がな
された場合に、記録ヘッド28から噴射されるインク滴
を受けると共に、フラッシング動作によって生成される
インクミストも捕獲することができるように構成されて
いる。
【0036】図2ないし図5は、前記したインク回収ユ
ニット33の構成を示したものであり、図2はこれを分
解した状態の斜視図で示しており、図3は後述する吸引
ユニット側から見た側面図で示している。また、図4は
図3における矢印A−A方向に見た断面図で示してお
り、図5はユニットを上部から見た状態の平面図で示し
ている。
【0037】このインク回収ユニット33には、記録ヘ
ッド28のフラッシング動作に基づいて噴射されるイン
ク滴を受ける開口部40を上部に設けたユニットボック
ス41が備えられている。すなわち、図4に示す仮想線
で示した記録ヘッド28は、図4における左右方向(記
録ヘッド28に示した矢印方向)に走査されるように構
成されている。そして、このユニットボックス41にお
ける前記開口部40には、重力方向に傾斜した傾斜面4
2が形成されており、前記開口部40に対峙した記録ヘ
ッド28よりフラッシング動作に基づいて噴射されるイ
ンク滴は、主に前記傾斜面42によって受け止められる
ように構成されている。これにより、インク滴の跳ね返
りによるインクミストの発生を低減させることができ
る。
【0038】また、前記ユニットボックス41には、図
4に示されたように傾斜面42における重力方向の下端
部において、重力方向に連通する誘導管43が形成され
ている。したがって、前記傾斜面42において受け止め
たインク滴は、傾斜面42に沿って下方に流れ、重力方
向に連通する誘導管43内を伝わって流れ落ちる。前記
誘導管43の下端部は開口されてインク排出口44が形
成されており、このインク排出口44の直下には、廃液
タンク61が配置されている。したがって、前記誘導管
43内を伝わるインク廃液は、廃液タンク61内に収容
された廃液吸収材62に滴下され、吸収保持されるよう
に構成されている。
【0039】一方、前記誘導管43内の側壁には、図4
に示されたように円筒状の通孔45が形成されており、
この通孔45を介して後述するローター部のほぼ回転中
心位置に、後述する吸引ユニットにより吸引される空気
が導入されるように構成されている。したがって、前記
した傾斜面42に衝突して発生するインクミスト、並び
に、インク滴の飛翔中に発生するインクミストは、前記
開口部40に連通する誘導管43内に空気と共に確実に
吸い込まれ、誘導管43の側壁に形成された通孔45を
介して、ローター部のほぼ回転中心位置に導入される。
【0040】前記ローター部47は、図2および図4に
示されたように、駆動モータ48における駆動軸48a
の一端部に取り付けられて、周方向に回転駆動される円
筒体47aと、この円筒体47aの内周面に軸方向に沿
って等間隔に配列された複数の平板状フィン47b、お
よび円筒体47aを貫通するように形成された複数の貫
通孔47cが具備されている。そして、前記ローター部
47を構成する円筒体47aの周面を囲むようにして廃
液回収用のハウジング50が、前記したユニットボック
ス41と一体に形成されている。
【0041】したがって、前記駆動モータ48が回転駆
動することにより、後述する吸引ユニットにより、ユニ
ットボックス41内に空気と共に吸引されるインクミス
トは、ローター部47のほぼ回転中心位置に導入され
る。そして、インクミストはローター部47に形成され
た前記平板状フィン47bの回転作用を受けて円筒体4
7aの内周面側に寄せられて、遠心分離作用により捕獲
されインク廃液として回収される。その回収されたイン
ク廃液は、前記円筒体47aに形成された複数の貫通孔
47cを介して円筒体47aの外周面側に飛翔し、廃液
回収用のハウジング50によって受け止められる。
【0042】一方、前記廃液回収用のハウジング50に
おける下底部には、図4に示したように前記誘導管43
に連通する通孔51が形成されており、前記ローター部
47の遠心分離作用により回収したしたインク廃液は、
ハウジング50の内周面を伝わって重力方向の下端部に
形成された前記通孔51部分に集合し、通孔51を介し
て前記誘導管43側に排出される。したがって、前記ロ
ーター部47の遠心分離作用により回収したインク廃液
は、前記誘導管43を介してその下端部におけるインク
排出口44より、廃液タンク61内に収容された廃液吸
収材62に滴下されるようになされる。
【0043】前記駆動モータ48は、モータフレーム5
3のほぼ中央部に形成された凹陥部53a内に取り付け
られており、この凹陥部53aには比較的大径の空気流
通穴53bが形成されている。そして、モータフレーム
53は、前記した廃液回収用のハウジング50をその端
面において閉塞している。前記駆動モータ48の駆動軸
48aにおける他端部には、吸引ユニットを構成する吸
引ファン55が取り付けられている。この吸引ファン5
5は、駆動モータ48によって回転駆動される円板状部
材55aと、当該円板状部材の一側面に放射状に配列さ
れた複数のブレード部材55bとによる遠心ファンによ
り構成されている。
【0044】そして、吸引ユニットを構成する遠心ファ
ン55の周囲を囲むように、円筒状のカバー部材53c
が、前記モータフレーム53と一体に形成されている。
また、遠心ファン55を構成する前記円板状部材55a
の他側面側には、蓋体56が配置され、この蓋体56は
円筒状のカバー部材53cを、その端面で閉塞して遠心
ファン55を囲むようになされている。
【0045】一方、円筒状のカバー部材53cにおける
周面の一部に、前記遠心ファン55により吸引した空気
を排出する空気排出口58が形成されており、図2にお
いて遠心ファン55が右回り(時計回り)方向に回転駆
動されることにより、空気排出口58より吸引空気が排
出されるように構成されている。これにより、前記ユニ
ットボックス41に形成された開口部40から前記ロー
タ部47を介して遠心ファン55により空気を排出させ
る二点鎖線で示す空気流路が形成される。
【0046】加えて、前記蓋体56における空気排出口
58を形成する内面には、矩形状に形成されたフィルタ
部材59が、例えば接着剤または両面テープ(図示せ
ず)によって取り付けられており、前記蓋体56が円筒
状のカバー部材53cを、その端面で閉塞した場合、前
記フィルタ部材59が空気排出口58に位置するように
構成されている。この構成により、前記ローター47に
おける遠心分離作用によって回収しきれなかった僅かな
量のインクミストは、このフィルタ部材59により効果
的に回収される。このように、フィルタ部材59を空気
排出口58に配置することで、僅かに残留するインクミ
ストを効果的に回収することができると共に、比較的高
価なフィルタ部材の使用量を低減させることに寄与でき
る。
【0047】また、前記した実施の形態においては、イ
ンク回収ユニットをキャッピング手段が配置されたホー
ムポジション側に配置した構成とされているが、前記イ
ンク回収ユニットは、印刷領域を挟んだホームポジショ
ンに対向した印刷領域の端部側に配置されていてもよ
い。また必要に応じて、ホームポジション側ならびに印
刷領域を挟んだホームポジションに対向した印刷領域の
端部側にそれぞれ配置されていてもよい。
【0048】なお、上記実施形態では液体噴射装置の一
種であるインクジェット式記録装置を例に挙げて説明し
たが、本発明は他の液体噴射装置、例えば、ディスプレ
ー製造装置用の色材噴射装置、電極形成装置用の電極材
噴射装置、或いは、バイオチップ製造装置用の有機物噴
射装置等にも適用できる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
にかかる液体噴射装置によると、液体噴射ヘッドにフラ
ッシング駆動信号を供給した時に噴射する液体を受ける
液体回収ユニットには、液体を受ける開口部を備えたユ
ニットボックスと、このユニットボックス内の空気を吸
引する吸引ユニットと、前記フラッシング動作により発
生し、ユニットボックス内に空気と共に吸引される液体
を遠心分離作用により捕獲するローター部とを具備し、
前記ローター部による遠心分離作用を用いるというコン
パクトな機構で、液体を効率的に捕獲して廃液として回
収することができる。したがって、フラッシング時に噴
射された液体により装置の内外を汚染することがなく、
必要以上に大型化することのない液体噴射装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された記録装置本体の基本構成
を示した斜視図である。
【図2】図1に示した記録装置に装備されたインク回収
ユニットの構成を示した分解斜視図である。
【図3】同じくインク回収ユニットを吸引ユニット側か
ら見た状態の側面図である。
【図4】図3における矢印A−A方向に見た状態の断面
図である。
【図5】同じくインク回収ユニットを上部から見た状態
の平面図である。
【図6】従来のインクジェット式記録装置におけるフラ
ッシング領域の形成例を示した縦断面図である。
【符号の説明】
21 キャリッジ 24 ガイド部材 25 紙送り部材 26 紙送りローラ 27 記録用紙 28 記録ヘッド 29B〜29Y インクカートリッジ 30 キャッピング手段 31 吸引ポンプ 32 ワイピング部材 33 インク回収ユニット 40 開口部 41 ユニットボックス 42 傾斜面 43 誘導管 44 インク排出口 45 通孔 47 ローター部 47a 円筒体 47b 平板状フィン 47c 貫通孔 48 駆動モータ 48a モータ駆動軸 50 廃液回収用ハウジング 51 通孔 53 モータフレーム 53c カバー部材 55 吸引ユニット(遠心ファン) 55a 円板状部材 55b ブレード部材 56 蓋体 58 空気排出口 59 フィルタ部材 61 廃液タンク 62 廃液吸収材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターゲットの幅方向に走査するキャリッ
    ジ上に装填され、ノズル開口から液体を噴射してターゲ
    ットに付着させる液体噴射ヘッドを備え、前記液体噴射
    ヘッドにフラッシング駆動信号を供給した時に噴射され
    る液体を受ける液体回収ユニットを、前記液体噴射ヘッ
    ドの移動経路に配置した液体噴射装置であって、 前記液体回収ユニットには、前記液体噴射ヘッドのフラ
    ッシング動作に基づいて噴射される液体を受ける開口部
    を備えたユニットボックスと、前記ユニットボックス内
    の空気を吸引する吸引ユニットと、前記フラッシング動
    作により発生し、ユニットボックス内に空気と共に吸引
    される液体を遠心分離作用により捕獲するローター部と
    が具備された液体噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記ユニットボックスに形成された液体
    を受ける開口部には、重力方向に連通する誘導管が形成
    され、前記誘導管の側壁に通孔が形成されて、前記ロー
    ター部のほぼ回転中心位置に吸引空気が導入されるよう
    に構成した請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 【請求項3】 液体を受ける前記開口部には、重力方向
    に傾斜した傾斜面が形成されると共に、前記傾斜面にお
    ける重力方向の下端部において、前記誘導管が連通する
    ようにして形成された請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記ロータ部は、周方向に回転駆動され
    る円筒体と、前記円筒体の内周面に軸方向に沿って配列
    された複数の平板状フィンとを具備してなる請求項1な
    いし請求項3のいずれかに記載の液体噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記ロータ部を構成する円筒体には、複
    数の貫通孔が形成され、円筒体の周面を囲むようにして
    廃液回収用のハウジングが形成されてなる請求項4に記
    載の液体噴射装置。
  6. 【請求項6】 前記廃液回収用のハウジングにおける下
    底部には、前記誘導管に連通する通孔が形成され、回収
    した液体の廃液を前記通孔を介して前記誘導管側に排出
    できるように構成した請求項5に記載の液体噴射装置。
  7. 【請求項7】 前記誘導管の下端部が開口されて、前記
    誘導管内を伝わる液体の廃液が、直下に配置された廃液
    タンクに滴下できるように構成された請求項2、請求項
    3、または請求項6のいずれかに記載の液体噴射装置。
  8. 【請求項8】 前記ロータ部と吸引ユニットとが、1つ
    の駆動モータにより回転駆動されるように構成した請求
    項1ないし請求項7のいずれかに記載の液体噴射装置。
  9. 【請求項9】 前記ロータ部および吸引ユニットを構成
    する吸引ファンが、駆動モータを挟んでモータ駆動軸の
    それぞれ両端部に取り付けられ、前記ユニットボックス
    に形成された開口部から前記ロータ部を介して吸引ファ
    ンにより空気を排出させる空気流路を形成してなる請求
    項8に記載の液体噴射装置。
  10. 【請求項10】 前記吸引ユニットを構成する吸引ファ
    ンが、駆動モータによって回転駆動される円板状部材
    と、当該円板状部材の側面に放射状に配列された複数の
    ブレード部材とによる遠心ファンにより構成された請求
    項8または請求項9に記載の液体噴射装置。
  11. 【請求項11】 前記遠心ファンの周囲を囲むように配
    置された円筒状のカバー部材における周面の一部に、前
    記遠心ファンにより吸引した空気を排出する空気排出口
    が形成され、当該空気排出口にフィルタ部材を配置して
    なる請求項10に記載の液体噴射装置。
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