JP2007152904A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置機内のインクミストの飛散による汚れの防止。
【解決手段】 記録ヘッドに接続され、キャリッジの往復移動に伴い湾曲した位置を変化させながら記録ヘッドにインクを供給するチューブを備えたインクジェット記録装置において、チューブの周囲にインク吸収体を配設する。
キャリッジに接続され、キャリッジの往復移動に伴い湾曲した位置を変化させながら記録ヘッドに電気信号を伝達するケーブルを備えたインクジェット記録装置において、ケーブルの周囲にインク吸収体を配設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被記録材上にインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置に関する。
従来、インクジェット記録装置は、インクを吐出して記録をおこなうものであるため、インクを吐出した際に、インクミストと呼ばれる微小なインク粒子が発生し、このインク粒子が被記録材や記録装置内に飛散してこれらを汚れてしまうことがあった。また、記録装置内に飛散したインクミストが記録装置内の記録動作のための機構部や、その制御のための手段等に堆積すると、動作不良を引き起こしてしまうことがあった。
これらの対策として、図4に示すように、キャリッジに搭載される記録ヘッド本体にインク吸収体を設けたものがある。(例えば、特許文献1参照。)
つまり、記録ヘッド100における主走査方向の両側面に、インクを吸収可能な多孔質体からなるインク吸収体101を配設する。このインク吸収体101にインクミストが吸収され、インクミストによって装置内が汚れるのを防止している。なお、102はノズル面である。
特開2002−205415号公報
しかしながら、高画質化のための低濃度インクや小ドロップ径インク滴の使用によるインク打ち込み量や回数の増加などにより、上記従来例で記録ヘッドから吐出されたインクミストと呼ばれる微小なインク粒子が記録ヘッドの側面部に設けた吸収体で十分に回収できないことがあった。このため、記録装置内に浮遊したインクミストがキャリッジの往復移動とともに可動するケーブル、あるいはチューブによって、装置内の至るところまで拡散し装置内を汚していた。
本発明は、このような問題点に鑑みて提案なされたもので、装置内に浮遊したインクミストを簡単な構成で効果的に回収することができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、被記録材に画像を形成する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを搭載するためのキャリッジと、前記記録ヘッドに接続され、前記キャリッジの往復移動に伴い湾曲した位置を変化させながら該記録ヘッドにインクを供給するチューブを有するインクジェット記録装置に係る。
そして、本発明は上記目標を達成するために、前記チューブの周囲にインク吸収体を配設することを特徴とする。
また、本発明は、被記録材に画像を形成する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを搭載するためのキャリッジと、前記キャリッジに接続され、前記キャリッジの往復移動に伴い湾曲した位置を変化させながら前記記録ヘッドに電気信号を伝達するケーブルを有するインクジェット記録装置に係る。
そして、前記ケーブルの周囲にインク吸収体を配設したことを特徴とする。
ここで、インクジェット記録装置のインク吸収体が多孔質体であることを特徴とする。
本発明によれば、ケーブル、またはチューブの周囲にインク吸収体を配設することにより、装置内に浮遊したインクミストを効果的に回収することができ、装置内の汚れを防止することができる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の記録シート搬送装置を適用可能な装置例であるインクジェットプリンタの模式的斜視図、図2は図1の記録シート搬送方向Aに沿った模式的断面図である。
図1および図2において、被記録媒体である記録シートSは、搬送ローラ1とこれに従動するピンチローラ2との間に挟まれ、搬送ローラ1の回転により、プラテン3上に案内、支持されながら図中矢印A方向に搬送される。このとき、プラテン3は、記録ヘッド4のインク吐出面とこれに対向する記録シートSの表面との距離を一定乃至所定の距離に維持するように記録シートSの裏面を支持する。
また、搬送方向Aと交差する方向における記録シートSの端部が記録ヘッド4の方に浮き上がることを規制する為にプラテン3上に記録シート押さえ14が設けられている。複数のピンチローラ2はピンチローラホルダ15に回転自由に保持されている。記録ヘッド4は記録シートSに向かってインクを吐出する姿勢で、不図示のモータ等の駆動手段により2本のガイドレール5,6に沿って往復移動されるキャリッジ7に着脱可能に搭載されている。このキャリッジ移動方向は記録シート搬送方向(矢印A方向)と交差する方向であり、主走査方向と呼ばれる。これに対し、記録シート搬送方向は副走査方向と呼ばれている。
記録ヘッド4は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐出のために利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば発熱抵抗素子)を備え、その熱エネルギーによりインクの状態変化(膜沸騰)を生起させる方式を用いることにより記録の高密度化、高精細化を達成している。なお、このような熱エネルギーによる方式に限らず、振動エネルギーを利用してもよい。
記録ヘッド4にはそれぞれ異なる色のインクを吐出するための複数のノズル列が設けられている。記録ヘッド4から吐出されるインクの色に対応して、複数の独立したインクタンク8が、タンク装着ユニット9に着脱交換可能に装着される。タンク装着ユニット9と記録ヘッド4とは、それぞれインクの色に対応した複数の液体供給チューブ10によって接続され、各インクタンク8をタンク装着ユニット9に装着することで、各インクタンク8内に収納された色のインクを、各インク色に対応する記録ヘッド4の各ノズル列に独立して供給することが可能となる。
プラテン3上に搬送された記録シートSは画像記録が実施された後、排出ローラ12とこれに従動する回転体である拍車13との間に案内され、排出ローラ12の回転によりプラテン3上から排出される。
さらに、記録ヘッド4の往復移動範囲内で、かつ、記録シートSの搬送時の通過範囲外領域である非記録領域には、回復ユニット11が、記録ヘッド4のインク吐出面と対面するように配置されている。回復ユニット11は、記録ヘッド4のインク吐出面をキャッピングするためのキャップ部、インク吐出口面をキャッピングした状態で記録ヘッド4から強制的にインクを吸引するための吸引機構、インク吐出面の汚れを払拭するためのクリーニングブレード等を有する。
次に本発明に係る吸収体15についての詳細を述べる。吸収体15は液体供給チューブ10の周囲を覆うように設置されている。
印字動作中においては、記録ヘッド4からインクを吐出する際に、インクミストと呼ばれる微小なインク粒子が発生し、このインク粒子が記録装置内に飛散する。
飛散したインク粒子はキャリッジの往復動作に伴う液体供給チューブ10の移動とともにさらに拡散される。
インク吸収体15はインクミストが吸収可能かつ、液体供給チューブ10の屈曲性に影響を及ぶことのない素材から構成される。例えば、スポンジ等のフォーム部材や高分子吸収体、フェルト等が好適に用いられる。これらの中で、インク吸収体15としては、フォーム部材等の多孔質体を用いることが好ましい。これは、インク吸収体15として多孔質体を採用すると、吸収体15の表面に付着したインクミストを微細な孔による毛細管現象によって吸収体内部に効率よく捕捉することができる。また、この微細な孔によって、インク吸収体15に多くのミストを吸収させることができ、吸収したインクミストをインク吸収体15の内部に保持させることができる。
キャリッジ7の往復動作に伴い液体供給チューブ10が移動するので、装置内に浮遊しているインクミストは液体供給チューブ10の周囲を覆っているインク吸収体15によって回収される。
(実施例2)
前述した実施形態では液体供給チューブ10の周囲を吸収体15が覆う構成としたが、図3に示すように、記録ヘッド4の電気信号を伝達するフレキシブルケーブル16の周囲に吸収体15を覆う構成にしてもよい。図3は第2実施形態に係るインクジェット記録装置の構成を示す斜視図である。
ここで、本実施形態にかかるフレキシブルケーブル16の詳細を述べる。
フレキシブルケーブル16の一端はキャリッジと一体に保持されており、さらに一端は不図示の電気基板に接続されている。フレキシブルケーブル16は電気基板からのヘッド駆動信号を記録ヘッド4に伝えている。
キャリッジ7の移動に伴ってキャッリッジ前方から変形しながら移動する。このとき、フレキシブルケーブル16はキャリッジ7の移動に伴い、屈曲を繰り返すので、耐屈曲性の良い、例えばポリイミド等の材質で構成されている。印字動作中においては、記録ヘッド4からインクを吐出する際に、インクミストと呼ばれる微小なインク粒子が発生し、このインク粒子が記録装置内に飛散する。飛散したインク粒子はキャリッジの往復動作に伴うフレキシブルケーブルの移動とともにさらに拡散される。
ここで、フレキシブルケーブル16の周囲にインク吸収体15が覆われている。
第1実施形態と同様に、インク吸収体15はインクミストが吸収可能かつ、フレキの屈曲性に影響を及ぶことのない素材から構成される。例えば、スポンジ等のフォーム部材や高分子吸収体、フェルト等が好適に用いられる。これらの中で、インク吸収体15としては、フォーム部材等の多孔質体を用いることが好ましい。これは、インク吸収体15として多孔質体を採用すると、吸収体15の表面に付着したインクミストを微細な孔による毛細管現象によって吸収体内部に効率よく捕捉することができる。また、この微細な孔によって、インク吸収体15に多くのミストを吸収させることができ、吸収したインクミストをインク吸収体15の内部に保持させることができる。
キャリッジ7の往復動作に伴いフレキシブルケーブル16が移動するので、装置内に浮遊しているインクミストはフレキシブルケーブル16の周囲を覆っているインク吸収体15によって回収される。
本発明の第1実施形態によるインクジェット記録装置の構成を示す斜視図。 本発明の第1実施形態によるインクジェット記録装置の構成を示す断面図。 本発明の第2実施形態によるインクジェット記録装置の構成を示す斜視図。 従来例の記録ヘッドに吸収体を設けた構成を示す斜視図。
符号の説明
4 記録ヘッド
7 キャリッジ
10 液体供給チューブ
15 吸収体
16 フレキシブルケーブル

Claims (3)

  1. 被記録材に画像を形成する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを搭載するためのキャリッジと、前記記録ヘッドに接続され、前記キャリッジの往復移動に伴い湾曲した位置を変化させながら該記録ヘッドにインクを供給するチューブを有するインクジェット記録装置において、前記チューブの周囲にインク吸収体を配設したことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 被記録材に画像を形成する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを搭載するためのキャリッジと、前記キャリッジに接続され、前記キャリッジの往復移動に伴い湾曲した位置を変化させながら前記記録ヘッドに電気信号を伝達するケーブルを有するインクジェット記録装置において、前記ケーブルの周囲にインク吸収体を配設したことを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 前記インクジェット記録装置のインク吸収体が多孔質体であることを特徴とする請求項1、2に記載のインクジェット記録装置。
JP2005355067A 2005-12-08 2005-12-08 インクジェット記録装置 Withdrawn JP2007152904A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009269212A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Seiko Epson Corp 流体噴射装置
JP2010082966A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Seiko Epson Corp 液体噴射装置

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