JP2005161758A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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JP2005161758A JP2003405923A JP2003405923A JP2005161758A JP 2005161758 A JP2005161758 A JP 2005161758A JP 2003405923 A JP2003405923 A JP 2003405923A JP 2003405923 A JP2003405923 A JP 2003405923A JP 2005161758 A JP2005161758 A JP 2005161758A
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Abstract

【目的】記録ヘッドのインク吐出部に発生して画像品質低下の原因となるインクミストやサテライトを画像領域や機内に飛散させることなく効率よく回収する。
【構成】記録ヘッド5のインク吐出部に対して風を送る方向に排出する排出ファン7を有する風送り機構6と、記録ヘッドのインク吐出部に対して風を受ける方向に吸引する回収ファン12を有する風回収機構10と、をそれぞれ独立して本体構成部もしくはキャリッジ1に設ける。
【選択図】 図6

Description

本発明は、往復移動可能なキャリッジに搭載された記録手段から記録媒体へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写機等の機能を有する記録装置には、電子写真方式、インクジェット方式、熱転写方式、あるいは感熱方式など、種々の記録方式のものがある。そのうち、インクジェット方式のもの(インクジェット記録装置)は、記録手段から記録媒体へインクを吐出して記録を行うものである。このインクジェット記録装置は、紙やOHP用シート、フィルムだけでなく、布、段ボール、陶器、金属といった媒体にも記録することができる。さらに、インクジェット記録装置は、ノンインパクト方式であり、平面の媒体だけでなく、凹凸がある媒体や曲面、エッジ部にも印刷可能であることから、一般的に使用されているプリンタとしてだけでなく、業務用プリンタとしても幅広く活用されている。
インクジェット記録装置では、電気熱変換素子や電気機械変換素子を利用して微細な吐出口からインク滴を吐出することにより画像を形成するものであり、インクの主滴の他に、サテライトやインクミストといった主滴よりも小さい霧状の液滴が同時に発生する。これらのサテライトやインクミストは画像品質を低下させたり、機内を汚染する要因になることから、画像品質を向上させたり、機内汚染を防止するためには、サテライトやインクミストを効率よく回収する必要がある。
このようなサテライトやインクミストによる画像品質低下を防止することを目的として、既にいくつかの技術が公知になっている。例えば、特開2001−113733号公報には、キャリッジの移動に伴いインク吐出口近傍の気圧よりも低い気圧を発生する気圧低下手段を設けることで、インク吐出口の近傍から該気圧低下手段へ向かう気流を発生させ、吐出口面(吐出口配設面)とプラテンとの間に浮遊したサテライトやインクミストを画像領域外へ流すキャリッジ構成が記載されている。
また、特開平7−25007号公報には、キャリッジ本体に吸引ファンとフィルタを設け、キャリッジの主走査方向の動作を利用してキャリッジと平行な方向へ大気を循環させることにより、インクミストを回収する構成が記載されている。さらに、特開平6−166173号公報には、キャリッジ本体に送風ファンを設け、キャリッジの主走査方向に対して垂直な方向に風を送風する構成が開示されている。
特開2001−113733号公報 特開平7−25007号公報 特開平6−166173号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術は、キャリッジの移動に伴って発生する気圧差により記録ヘッドとプラテンとの間に浮遊したサテライトやインクミストを画像領域外へ運ぶものであるが、その機能は十分ではなく、これらのサテライトやインクミスト完全に除去することはできない。そのため、特に白地の部分に浮遊したサテライトやインクミストによる画像ノイズが発生したり、ハーフトーン画像においては濃度ムラや色味に変化をもたらすなどの技術的課題がある。さらに、使用頻度が増えると気圧差により吸い出したサテライトやインクミストが流路の外壁に付着することで、これらを画像領域外へ運ぶという本来の機能が低下するといった技術的課題もある。
また、上記特許文献2に記載された技術は、インクミストの回収には効果があるものの、キャリッジの双方向印刷には対応しておらず、拘束印刷を達成することができないという技術的課題がある。さらに、上記特許文献3に記載された技術は、サテライトやインクミストを送風することで画像ムラは改善されるものの、送風するだけであるため、サテライトやインクミストを回収することができず、画像品質低下や機内汚染を十分に解消できないという技術的課題がある。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、記録手段から発生するインクミストやサテライトを画像領域や機内に飛散させることなく効率よく回収できるインクジェット記録装置を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するため、往復移動可能なキャリッジに搭載された記録手段から記録媒体へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、前記記録手段のインク吐出部に対して風を送る方向に排出する風送り機構と前記記録手段のインク吐出部に対して風を受ける方向に吸引する風回収機構とをそれぞれ独立して設けることを特徴とする。風送り機構及び風回収機構は、好ましくは本体構成部もしくはキャリッジに設けられる。
本発明によれば、風送り機構と風回収機構をそれぞれ独立して設けるので、記録手段から発生するインクミストやサテライトを画像領域から送り出す機能と送り出されたインクミストやサテライトを回収する機能をそれぞれ独立して制御することができ、インクミストやサテライトを画像領域や機内に飛散させることなく効率よく回収することができ、記録画像の品質向上を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図1は本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式的平面図である。図1において、2は記録用紙等の記録媒体を搬送(紙送り)する搬送機構(搬送系ユニット)を含む装置本体を示し、この装置本体2は比較的大判の記録用紙(記録媒体)に記録を行うものである。1はキャリッジである。このキャリッジ1は、記録手段としての6個の記録ヘッド5を搭載してガイド軸33に沿って往復移動可能に案内支持されている。このキャリッジ1は、キャリッジモータからベルト34を介して伝達される駆動力によって往復駆動される。
そして、このキャリッジ1の移動により記録ヘッド5の記録用紙に対する主走査を行い、この主走査に連動して記録ヘッド7を画像情報に基づいて駆動することにより1ライン(又は1バンド)分の記録が行われる。1ライン分の記録が終了すると、搬送機構の作動(搬送モータによる搬送ローラの駆動)により所定ピッチ(例えば1ライン分)の紙送り(搬送、副走査)を行った後、次のラインの記録が行われる。以下、同様の動作を繰り返すことにより、記録用紙全体の記録が行われる。なお、各記録ヘッド5で使用されるインクとしては、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの他に、粒状感の低減を目的とした淡シアン、淡マゼンタを加えた合計6色のインクが採用されている。
図1において、30(30A、30B)は、記録手段としての記録ヘッド5のインク吐出性能を維持回復するための吐出回復機構を示す。この吐出回復機構30A、30Bは、記録ヘッド5の吐出口面(各色の吐出口が形成された吐出口配設面)を覆うキャップを備え、不図示のポンプを駆動源として吐出口からインクを吸引する吸引回復動作を行い、また、記録ヘッドを使用しないときには該記録ヘッドをキャッピングして保護できるように構成されている。31は、各記録ヘッド5の予備吐出動作によって吐出されるインクを受容するための予備吐出インク受け部を示す。32は、各記録ヘッド5の吐出口面をワイパーで拭き取り清掃するためのワイピング機構を示す。
以上の装置構成において、ホスト装置から記録データを受け取ると、キャリッジ1は、不図示の搬送機構によって送られる記録用紙に記録すべく、ガイド軸33に沿って移動するように制御され、これにより各記録ヘッド5の走査が行われ、記録用紙に1バンド分の画像(文字等を含む)が記録される。次いで、記録用紙は、キャリッジ1の移動方向と交差する方向(副走査方向)に1バンド分搬送される。キャリッジ1の移動経路に沿って該キャリッジの移動位置を検出するためのエンコーダフィルム35が配設されており、キャリッジ1に搭載されたエンコーダセンサにより該エンコーダフィルム35を検出し、その検出信号に基づいてキャリッジ1の位置や速度を知ることができる。また、エンコーダの位置検出に基づいてキャリッジ1のホームポジションへの移動が制御される。
それぞれの記録ヘッド5には、副走査方向に例えば1200dpi(ドット/インチ)の密度で1280個の吐出口が配列されており、各吐出口に連通したインク流路(液路)内には、インクを局所的に加熱して膜沸騰を起こさせ、その圧力によってインクを吐出させるための電気熱変換体が設けられている。つまり、記録手段としての記録ヘッド5は、インクを吐出するために利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を備えているインクジェット記録手段であり、この電気熱変換体によって印加される熱エネルギーによりインクに生ずる膜沸騰を利用して、吐出口よりインクを吐出させるものである。
図2は本実施形態に係るインクジェット記録装置の制御回路の構成を示すブロック図である。図2において、300は主制御部であり、この主制御部300は、演算、制御、判別及び設定などの処理動作を実行するためのCPU301、CPU301によって実行すべき制御プログラム等を格納するROM302、記録データのバックアップやCPU301による処理のワークエリア等として用いられるROM303、および入出力ポート304などを備えている。そして、入出力ポート304には、搬送モータ(LFモータ)312、キャリッジモータ(CRモータ)313、記録ヘッド5、後述する排出ファン7および後述する回収ファン12などの各駆動回路305、306、307、308、309が接続されている。
また、入出力ポート304には、記録ヘッド5の温度を検出するヘッド温度センサ(ヘッド温度検出手段)314、並びにキャリッジ1のホームポジションを検出するホームポジションセンサ310などのセンサ類が接続されている。さらに、主制御部300は、入出力ポート304及びインターフェース回路311を介して不図示のホストコンピュータに接続されている。
主制御部300から記録(印刷)に関する制御信号が入出力ポート304に入り、前記の各駆動回路に信号がいくときに、後述する風送り機構6を構成する排出ファン7が駆動回路308によって駆動制御され、図6〜図12に示すように、記録ヘッド5の吐出口面15とプラテン9との間に風が送られる。記録が完了すると、入出力ポート304から信号を受け、駆動回路308により排出ファン7が停止させられる。また同様に、主制御部300から記録(印刷)に関する制御信号が入出力ポート304に入り、前記の各駆動回路に信号がいくときに、後述する風回収機構10に搭載された回収ファン12が駆動回路309によって駆動制御され、図6〜図12に示すように、記録ヘッド5の吐出口面15(図3)とプラテン9(図3)との間を通過した風が回収される。記録が完了すると、入出力ポート304から信号を受け、駆動回路309により回収ファン12が停止させられる。
図3は本実施形態に係る風送り機構6を備えたキャリッジ1の構成を記録手段5及びプラテン15とともに示す模式的縦断面図であり、図4は本実施形態に係る風送り機構6で使用される排出ファン7の一例としてのシロッコファンの概略構成を示す模式的斜視図であり、図5は本実施形態に係る風送り機構6で使用される排出ファン7の一例としての軸流ファンの概略構成を示す模式的正面図である。図3において、風送り機構6の排出ファン7から排出された風は、ダクト8を介して、記録手段5のインク吐出部へ送られる。本実施形態では、この風が送られる領域としてのインク吐出部は、記録ヘッド5の吐出口面15とプラテン9との間の領域に対応している。この送られる風の本実施形態における風向きは、キャリッジ1の移動方向に対して略垂直の方向に送られる構成になっている。また、送られる風速は、0.5m/秒から7m/秒が好ましい。
風送り機構6に用いられる排出ファン7としては、例えば、図4のようなシロッコファンや図5のような軸流ファンが使用される。特に、排出ファン7の回転数が低い状況下においてサテライトやインクミストを移動させる場合には、必要な風速を安定して形成することが容易なシロッコファンを使用することが好ましい。このように風送り機構6からダクト8を介して記録ヘッド5の吐出口面15とプラテン9との間に(記録ヘッド5のインク吐出部に沿って)送られた風によって、画像を形成する主滴の着弾精度には悪影響を与えることなく、画像品質を低下させる主要因であるサテライトやインクミストのみを画像領域外へ吹き飛ばすことができる。
次に、図6〜図12を参照して、本発明の実施形態に係る風送り機構及び風回収機構の各種の構成例及びそれらの動作について説明する。本発明を適用したインクジェット記録装置は、往復移動可能なキャリッジ1に搭載された記録手段5から記録媒体へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、記録手段(記録ヘッド)5のインク吐出部(吐出口面15とプラテン9との間に相当)に対して風を送る方向に排出する風送り機構6と記録手段5のインク吐出部に対して風を受ける方向に吸引する風回収機構10とをそれぞれ独立して設けるように構成されている。以下に、具体的に説明する。
図6は、風送り機構6をキャリッジ1に設け、風回収機構10を本体構成部としての本体開閉部に設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。図6において、キャリッジ1に設けられた排出ファン7から得られた風は、記録ヘッド5の吐出口面15とプラテン9との間(記録ヘッド5のインク吐出部)へ送られ、吐出口面15とプラテン9との間を通った後、ヘッドエッジ部20へ送られる。なお、図6〜図12中で、プラテン9の下側に記載した矢印は記録用紙等の記録媒体(メディア)の搬送方向(紙送り方向)を示す。つまり、上記排出ファン7を有する風送り機構6は、記録手段(記録ヘッド)5のインク吐出部(吐出口面15とプラテン9との間に相当)に対して風を送る方向に排出するように構成されている。
ヘッドエッジ部20へ送られた風は、さらに、本体構成部としての本体開閉部に設けられた回収ファン12によって得られる気流により本体開閉部に設けられた風回収機構10へ運ばれる。そのとき、風に乗って運ばれてきたインクミストやサテライトは途中に配設されたフィルタ13によって回収される。つまり、上記風送り機構6とは別に独立して設けられた回収ファン12を有する風回収機構10は、記録手段(記録ヘッド)5のインク吐出部に対して風を受ける方向に吸引するように構成されている。
本実施形態においては、上記風送り機構6から排出される風向きは、キャリッジ1の移動方向に対して略垂直に設定されており、また、上記風回収機構10により吸引される風向きも、キャリッジ1の移動方向に対して略垂直に設定されている。また、風送り機構において風を発生させる手段としての排出ファン7、並びに風回収機構10において風を発生させる手段としての回収ファン12は、図4に示すシロッコファンや図5に示す軸流ファンなどのように回転エネルギーを風力に変換させる機構が使用されている。
図7は、風送り機構6を本体構成部としての本体に設け、風回収機構10を本体構成部としての本体開閉部に設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。図7において、本体に設けられた排出ファン7から得られた風は、記録ヘッド5の吐出口面15とプラテン9との間へ送られ、吐出口面15とプラテン9との間を通った後、ヘッドエッジ部20へ送られる。この風は、さらに、本体構成部としての本体開閉部に設けられた回収ファン12によって得られる気流により本体開閉部に設けられた風回収機構10へ運ばれる。そのとき、風に乗って運ばれてきたインクミストやサテライトは途中に配設されたフィルタ13によって回収される。
図8は、風送り機構6をキャリッジ1に設け、風回収機構10を本体構成部としての本体に設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。図8において、キャリッジ1に設けられた排出ファン7から得られた風は、記録ヘッド5の吐出口面15とプラテン9との間(記録ヘッド5のインク吐出部)へ送られ、吐出口面15とプラテン9との間を通った後、ヘッドエッジ部20へ送られる。この風は、さらに、本体構成部(本体)に設けられた回収ファン12によって得られる気流により本体開閉部(本体)に設けられた風回収機構10へ運ばれる。そのとき、風に乗って運ばれてきたインクミストやサテライトは途中に配設されたフィルタ13によって回収される。
図9は、風送り機構6を本体構成部(本体)に設け、風回収機構10をキャリッジ1に設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。図9において、本体に設けられた排出ファン7から得られた風は、記録ヘッド5の吐出口面15とプラテン9との間へ送られ、吐出口面15とプラテン9との間を通った後、ヘッドエッジ部20へ送られる。この風は、さらに、キャリッジ1に設けられた回収ファン12によって得られる気流によりキャリッジ1に設けられた風回収機構10へ運ばれる。そのとき、風に乗って運ばれてきたインクミストやサテライトは途中に配設されたフィルタ13によって回収される。
図10は、風送り機構6を本体構成部としての本体開閉部に設け、風回収機構10を本体構成としての本体に設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。図10において、本体開閉部に設けられた排出ファン7から得られた風は、記録ヘッド5の吐出口面15とプラテン9との間へ送られ、吐出口面15とプラテン9との間(記録ヘッド5のインク吐出部)を通った後、ヘッドエッジ部20へ送られる。この風は、さらに、本体構成部としての本体に設けられた回収ファン12によって得られる気流により本体に設けられた風回収機構10へ運ばれる。そのとき、風に乗って運ばれてきたインクミストやサテライトは途中に配設されたフィルタ13によって回収される。
図11は、風送り機構6を本体構成部としての本体開閉部に設け、風回収機構10をキャリッジ1に設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。図11において、本体開閉部に設けられた排出ファン7から得られた風は、記録ヘッド5の吐出口面15とプラテン9との間へ送られ、吐出口面15とプラテン9との間を通った後、ヘッドエッジ部20へ送られる。この風は、さらに、キャリッジ1に設けられた回収ファン12によって得られる気流によりキャリッジ1に設けられた風回収機構10へ運ばれる。そのとき、風に乗って運ばれてきたインクミストやサテライトは途中に配設されたフィルタ13によって回収される。上記風送り機構6から排出される風向きは、キャリッジ1の移動方向に対して略垂直に設定されており、また、上記風回収機構10により吸引される風向きも、キャリッジ1の移動方向に対して略垂直に設定されている。
図12は、風送り機構6をキャリッジ1に設け、風回収機構10も同じくキャリッジ1に設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。図12において、キャリッジ1に設けられた排出ファン7から得られた風は、記録ヘッド5の吐出口面15とプラテン9との間へ送られ、吐出口面15とプラテン9との間を通った後、ヘッドエッジ部20へ送られる。この風は、さらに、キャリッジ1に設けられた回収ファン12によって得られる気流によりキャリッジ1に設けられた風回収機構10へ運ばれる。そのとき、風に乗って運ばれてきたインクミストやサテライトは途中に配設されたフィルタ13によって回収される。上記風送り機構6から排出される風向きは、キャリッジ1の移動方向に対して略垂直に設定されており、また、上記風回収機構10により吸引される風向きも、キャリッジ1の移動方向に対して略垂直に設定されている。
次に、本発明の各種の実施例を、比較例と対比しながら具体的に説明する。当然のことながら、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。先ず、実施例及び比較例における機内(記録装置内)のインク汚れの評価方法について説明する。すなわち、評価方法として、A0サイズの原稿を各色40%(合計で240%)で100枚出力したときに機内の所定位置に張り付けたメディアのインク汚れの具合(程度)を反射濃度計で測定した値で判断する方法を採用した。
機内汚れの評価基準として次のようなレベルを設けた。
○ :反射濃度が0〜0.01未満である場合
○´:反射濃度が0.01〜0.1未満である場合
△ :反射濃度が0.1〜0.5未満である場合
× :反射濃度が0.5〜1.0未満である場合
××:反射濃度が1、0以上である場合
機内汚れに関しては、上記の○レベルや○´レベルである場合は、市場で一般的な出力をする限り、インクミストやサテライトに起因した画像ムラは発生しないことから、良好な画像を出力することができ、従って、「良好」又は「合格」であると判定した。
また、実施例及び比較例における配置構成に関しては、風送り機構6及び風回収機構10の配置構成が前述の図6〜図12のいずれの構成においても、本発明の効果は同様に得られることが確認された。なお、風速に関しては、風送り機構6から排出された風が記録ヘッド5の吐出口面15とプラテン15との間(記録ヘッド5のインク吐出部)を通過した後のヘッドエッジ部20で測定した。
そして、実施例及び比較例の条件は次のように設定した。
キャリッジの移動速度(線速度): 50(inch/秒)
キャリッジの片道移動距離: 36(inch)
画像形成方法: 1パス往復方向記録(印刷)
記録ヘッドとプラテンとの間の距離: 1.5(mm)
表1は比較例を示すものであり、先ず比較例について説明する。
表1:比較例
┌─────────────┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐ │排出ファンの風速A(m/ 秒) │4.0 │3.5 │3.0 │2.5 │2.0 │1.5 │1.0 │0.5 │ ├─────────────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │回収ファンの風速B(m/ 秒) │0.08│0.07│0.06│0.05│0.04│0.03│0.02│0.01│ ├─────────────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │機内汚れ具合 │△ │△ │△ │× │× │× │××│××│ └─────────────┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
上記表1に示す比較例は、風送り機構6より得られる風速Aを0.5m/ 秒〜 4.0m/秒まで可変させたときに風回収機構10より得られる風速Bを0.01m/秒〜0.08m/秒まで可変させたときの機内汚れ具合を、機内に貼り付けたパッチの濃度を測定してランク分け(レベル評価)した結果である。表1から、風速Aに対する風速Bの比率が1/50の条件では、機内汚れ具合が△〜××のレベルであり、風送り機構6と風回収機構10がそれぞれ十分に機能していないことがわかる。
表2は実施例1を示すものである。
表2:実施例1
┌─────────────┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐ │排出ファンの風速A(m/ 秒) │4.0 │3.5 │3.0 │2.5 │2.0 │1.5 │1.0 │0.5 │ ├─────────────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │回収ファンの風速B(m/ 秒) │0.2 │0.18│0.15│0.13│0.1 │0.08│0.05│0.03│ ├─────────────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │機内汚れ具合 │○´│○´│○´│○´│○´│○´│○´│○´│ └─────────────┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
上記表2に示す実施例1では、風送り機構6より得られる風速Aを0.05m/秒〜4.0m/ 秒まで可変させたときに風回収機構10より得られる風速Bを0.03m/秒〜0.2m/ 秒まで可変させたときの機内汚れ具合を、機内に貼り付けたパッチの濃度を測定してランク分け(レベル評価)した結果である。表2から、風速Aに対する風速Bの比率が1/20の条件では、機内汚れ具合が○´のレベルであり、風送り機構6と風回収機構10がそれぞれ機能しており、機内汚れが少なくなっていることがわかる。そして、合格レベルの画像を出力できるものと判定した。すなわち、本発明を適用したインクジェット記録装置においては、風送り機構6より送られる風速を風回収機構10に送られる風速の20倍以下にすることにより、所期の目的ないし効果を達成することができる。
表3は実施例2を示すものである。
表3:実施例2
┌─────────────┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐ │排出ファンの風速A(m/ 秒) │4.0 │3.5 │3.0 │2.5 │2.0 │1.5 │1.0 │0.5 │ ├─────────────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │回収ファンの風速B(m/ 秒) │0.4 │0.35│0.3 │0.25│0.2 │0.15│0.1 │0.05│ ├─────────────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │機内汚れ具合 │○ │○ │○ │○ │○ │○ │○´│○´│ └─────────────┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
上記表3に示す実施例2では、風送り機構6より得られる風速Aを0.5m/ 秒〜4.0m/ 秒まで可変させたときに風回収機構10より得られる風速Bを0.05m/秒〜0.4m/ 秒まで可変させたときの機内汚れ具合を、機内に貼り付けたパッチの濃度を測定してランク分け(レベル評価)した結果である。表3から、風速Aに対する風速Bの比率が1/10の条件では、機内汚れ具合が○から○´のレベルであり、風送り機構6と風回収機構10がそれぞれ十分に機能しており、実施例1に対して更に機内汚れが少なくなっていることがわかる。もちろん、良好な画像を出力できると判定した。
表4は実施例3を示すものである。
表4:実施例3
┌─────────────┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐ │排出ファンの風速A(m/ 秒) │4.0 │3.5 │3.0 │2.5 │2.0 │1.5 │1.0 │0.5 │ ├─────────────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │回収ファンの風速B(m/ 秒) │6.0 │5.0 │4.0 │3.5 │3.0 │2.5 │2.0 │1.5 │ ├─────────────┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ │機内汚れ具合 │○ │○ │○ │○ │○ │○ │○ │○ │ └─────────────┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
上記表4に示す実施例3では、風送り機構6より得られる風速Aを0.5m/ 秒〜4.0m/ 秒まで可変させたときに風回収機構10より得られる風速Bを1.5m/ 秒〜6.0m/ 秒まで可変させたときの機内汚れ具合を、機内に貼り付けたパッチの濃度を測定してランク分け(レベル評価)した結果である。表4から、風速Aに対して風速Bを大きくした条件では、機内汚れ具合が○のレベルであり、風送り機構6と風回収機構10がそれぞれ十分に機能しており、実施例2に対して更に機内汚れが少なくなっていることがわかる。
以上説明した実施例によれば、排出ファン7を有する風送り機構6と回収ファン12を有する風回収機構10とをそれぞれ独立して設けるので、インクミストやサテライトを画像領域から送り出す機能と送り出されたインクミストやサテライトを回収する機能をそれぞれ独立して制御することができ、それによって、風送り機構6によりインクの主滴以外に発生するインクミストやサテライトといった画像品質を低下させる成分を画像領域外に効果的に運ぶとともに、風回収機構10により風送り機構6からの風に乗せられたインクミストやサテライトを効率よく回収することができ、従って、記録ヘッド5から発生するインクミストやサテライトを画像領域や機内に飛散させることなく効率よく回収でき、優れた品質の画像を継続して長期間出力することができるインクジェット記録装置が提供される。
なお、以上の実施例1〜実施例3及び比較例の説明から明らかなように、本発明は、記録ヘッドに設けられる吐出口(又は吐出口列)からインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置であれば、1種類のインクを用いて記録する記録装置、同一又は異なる色彩のインクを用いて記録するカラー記録装置、あるいは同一色彩で異なる濃度で記録する階調記録装置、さらには、これらを組み合わせた記録装置の場合にも、同様に適用することができ、同様の効果を達成し得るものである。
さらに、本発明は、記録手段とインクタンクを一体化した交換可能なインクカートリッジを用いる構成、記録手段とインクタンクを別体にし、その間をインク供給用のチューブ等で接続する構成など、記録手段とインクタンクの配置構成がどのような場合にも同様に適用することができ、同様の効果が得られるものである。また、本発明は、全てのインクジェット記録方式の記録装置に適用でき、所期の効果を奏するものであるが、中でも熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置において特に優れた効果をもたらすものである。
本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式的平面図である。 本実施形態に係るインクジェット記録装置の制御回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る風送り機構を備えたキャリッジの構成を記録手段及びプラテンとともに示す模式的縦断面図である。 本実施形態に係る風送り機構で使用される排出ファンの一例としてのシロッコファンの概略構成を示す模式的斜視図である。 本実施形態に係る風送り機構で使用される排出ファンの一例としての軸流ファンの概略構成を示す模式的正面図である。 風送り機構をキャリッジに設け、風回収機構を本体構成部としての本体開閉部に設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。 風送り機構を本体構成部としての本体に設け、風回収機構を本体構成部としての本体開閉部に設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。 風送り機構をキャリッジに設け、風回収機構を本体構成部としての本体に設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。 風送り機構を本体構成部としての本体に設け、風回収機構をキャリッジに設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。 風送り機構を本体構成部としての本体開閉部に設け、風回収機構を本体構成としての本体に設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。 風送り機構を本体構成部としての本体開閉部に設け、風回収機構をキャリッジに設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。 風送り機構をキャリッジに設け、風回収機構も同じくキャリッジに設けた本発明の実施形態を示す模式的縦断面図である。
符号の説明
1 キャリッジ
2 装置本体(本体構成部、本体)
5 記録手段(記録ヘッド)
6 風送り機構
7 排出ファン
8 ダクト
9 プラテン
10 風回収機構
12 回収ファン
13 フィルタ
15 吐出口面(吐出口配設面)
20 ヘッドエッジ部
30(30A、30B) 吐出回復機構
31 予備吐出インク受け部
32 ワイピング機構
33 ガイド軸
34 ベルト
35 エンコーダフィルム
300 主制御部
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 入出力ポート
305 搬送(LF)モータの駆動回路
306 キャリッジ(CR)モータの駆動回路
307 記録手段(記録ヘッド)の駆動回路
308 排出ファンの駆動回路
309 回収ファンの駆動回路
310 ホームポジションセンサ
311 インターフェース回路
312 搬送(LF)モータ
313 キャリッジ(CR)モータ
314 ヘッド温度センサ

Claims (11)

  1. 往復移動可能なキャリッジに搭載された記録手段から記録媒体へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、
    前記記録手段のインク吐出部に対して風を送る方向に排出する風送り機構と前記記録手段のインク吐出部に対して風を受ける方向に吸引する風回収機構とをそれぞれ独立して設けることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記風送り機構を本体構成部に設けることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記風送り機構を前記キャリッジに設けることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記風回収機構を本体構成部に設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記風回収機構を前記キャリッジに設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記風送り機構より送られる風速を前記風回収機構に送られる風速の20倍以下にすることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記風送り機構から排出される風向きが、前記キャリッジの移動方向に対して略垂直であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記風回収機構により吸引される風向きが、前記キャリッジの移動方向に対して略垂直であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記風送り機構及び前記風回収機構において風を発生させる手段が、回転エネルギーを風力に変換させる機構であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  10. 前記記録手段が、インクを吐出するために利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を備えているインクジェット記録手段であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  11. 前記記録手段は、前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギーによりインクに生ずる膜沸騰を利用して、吐出口よりインクを吐出させることを特徴とする請求項10に記載のインクジェット記録装置。
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