JP2008140633A - 双極型二次電池のモジュール構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】集電体11の一方の面に正極13が形成され、他方の面に負極15が形成された双極型電極16を、電解質層17を挟んで少なくとも2層以上直列に積層した双極型二次電池要素21を、外装材29に密封してなる双極型二次電池モジュール10において、双極型二次電池要素21と外装材29との間に前記外装材29よりも引張応力が高い部材31を挿入することを特徴とする双極型二次電池モジュール10。
【選択図】図5A
Description
本発明の双極型二次電池モジュール10で用いることのできる集電体11としては、特に制限されるものではなく、従来公知のものを利用することができる。例えば、アルミニウム箔、ステンレス箔、ニッケルとアルミニウムのクラッド材、銅とアルミニウムのクラッド材、あるいはこれらの金属の組み合わせのめっき材などが好ましく使える。また、金属表面に、アルミニウムを被覆させた集電体であってもよい。また、場合によっては、2つ以上の金属箔を張り合わせた集電体を用いてもよい。耐蝕性、作り易さ、経済性などの観点からは、アルミニウム箔を集電体として用いることが好ましい。
正極(正極活物質層ともいう)13および負極(負極活物質層ともいう)15の構成については、特に限定されず、公知の正極および負極が適用可能である。電極には、電極が正極13であれば正極活物質、電極が負極15であれば負極活物質が含まれる。正極活物質および負極活物質は、双極型二次電池モジュール10の種類に応じて適宜選択すればよい。
電解質層17は、液体、ゲル、固体のいずれの相であってもよい。双極型二次電池モジュール10が破損した際の安全性や液絡の防止を考慮すると、電解質層17は、ゲルポリマー電解質層、全固体電解質層のような固体電解質を用いることが好ましい。電解質層17として固体電解質(詳しくは、後述するが、高分子ゲル電解質、固体高分子型電解質、無機固体型電解質すべてを含めるものとする)を用いることにより漏液を防止することが可能となり、液絡を防ぎ信頼性の高い双極型二次電池モジュール10を構成でき、双極型二次電池モジュール10の信頼性を高めることができる。
高分子ゲル電解質とは、ポリマーマトリックス中に電解液を保持させたものをいう。高分子ゲル電解質として用いるポリマーマトリックス(高分子)は、たとえば、ポリエチレンオキシドを主鎖または側鎖に持つポリマー(PEO)、ポリプロピレンオキシドを主鎖または側鎖に持つポリマー(PPO)、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリメタクリル酸エステル、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリフッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンの共重合体(PVdF−HFP)、ポリ(メチルメタクリレート)(PMMA)およびそれらの共重合体が望ましく、中でもPEO、PPOおよびそれらの共重合体、あるいは、PVdF−HFPを用いることが望ましい。電解液とは、電解質塩を溶媒に溶かしたものであり、電解質としては、LiPF6、LiBF4、LiClO4、LiAsF6、LiTaF6、LiAlCl4、Li2B10Cl10等の無機酸陰イオン塩、LiCF3SO3、Li(CF3SO2)2N、Li(C2F5SO2)2N等の有機酸陰イオン塩の中から選ばれる、少なくとも1種が、溶媒としては、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、γ−ブチロラクトン(GBL)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)およびそれらの混合物が望ましい。
全固体高分子電解質としては、例えば、PEO、PPO、これらの共重合体などの公知の固体高分子電解質、セラミックなどのイオン伝導性を持つ無機固体型電解質が挙げられる。固体高分子電解質中には、イオン伝導性を確保するためにリチウム塩が含まれる。リチウム塩としては、LiBF4、LiPF6、LiN(SO2CF3)2、LiN(SO2C2F5)2、またはこれらの混合物などが使用できる。
電解液とは、電解質塩を溶媒に溶かしたものが挙げられる。ここで、電解質としては、LiPF6、LiBF4、LiClO4、LiAsF6、LiTaF6、LiAlCl4、Li2B10Cl10等の無機酸陰イオン塩、LiCF3SO3、Li(CF3SO2)2N、Li(C2F5SO2)2N等の有機酸陰イオン塩の中から選ばれる、少なくとも1種が、溶媒としては、EC、PC、GBL、DMC、DECおよびそれらの混合物が望ましい。
セパレータに含浸させることのできる電解質としては、既に説明した(a)〜(c)と同様のものを用いることができる。
シール部(シーラントないし周辺絶縁層とも称されている)20は、電解質層17の漏れを防止するために単電池層19の周辺部に配置されている。この他にも双極型二次電池モジュール10内で隣り合う集電体11同士が接触したり、積層された双極型電極16の端部の僅かな不ぞろいなどによる短絡が起こったりするのを防止することもできる。該シール部20としては、例えば、PE、PPなどのポリオレフィン樹脂、エポキシ樹脂、ゴム、ポリイミドなどが使用でき、耐蝕性、耐薬品性、製膜性、経済性などの観点からは、ポリオレフィン樹脂が好ましい。ただし、これらに何ら制限されるものではない。
上記シール部20内には、必要に応じて、ガス吸着材料、詳しくはガス吸着材料を用いてなるガス吸着層を配置してもよい。ガス吸着層が存在することで発生したガスを吸着させることが可能になるからである。
双極型二次電池モジュール10においては、電池外部に電流を取り出す目的で、最外層集電体(11a、11b)に電気的に接続された電流取り出し用の高導電性タブ(正極タブ25および負極タブ27)が外装材29であるラミネートシートの外部に取り出されている。具体的には、正極用最外層集電体11aに直接または導電性の高引張応力部材31を介して電気的に接続(例えば、図10A〜図10Cに示す超音波溶接などの溶接またはアルミペーストなどの導電性ペースト(接着剤)で接続された接続部位41参照のこと。)された正極タブ25と、負極用最外層集電体11bに直接または導電性の高引張応力部材31を介して電気的に接続された負極タブ27とが、外装材29の外部に取り出される。また、本発明では、先に説明したように高引張応力部材31の一部をそのままタブ(正極タブ25および負極タブ27)として利用してもよい。
正極および負極端子板(図示せず)は、必要に応じて使用する。例えば、最外部の集電体11a、11bから正極タブ25及び負極タブ27を直接取り出す場合には、正極および負極端子板は用いなくてもよい。
正極および負極リードに関しても、必要に応じて使用する。例えば、最外部の集電体11a、11bから出力電極端子(正極タブ25及び負極タブ27)を直接取り出す場合(図7参照のこと)には、正極および負極リードは用いなくてもよい。
双極型二次電池モジュール10においては、各層(=各単電池層19)の電位(特に異常電圧になった単電池層)をモニタする目的で、各層(=各単電池層19)の正極側または負極側の集電体11表面(電極形成部位の外周表面部位)に電気的に接続された各層接続リード線37(図8〜10参照のこと)が外装材29であるラミネートシートの外部に取り出されている。これらも電極タブ25、27と同様に、超音波溶接などの溶接またはアルミペーストなどの導電性ペースト(接着剤)で接続することができる。
外装材29としては、外部からの衝撃、環境劣化を防止するために、使用する際の外部からの衝撃、環境劣化を防止するために、双極型二次電池要素21全体を外装材29に収容するとよい。外装材29としては、従来公知の金属缶ケースを用いることができほか、アルミニウムなど金属箔と合成樹脂膜からなるラミネートフィルムを用いた双極型二次電池要素21を覆うことができる袋状のケースを用いることができる。軽量化の観点から、金属箔を合成樹脂膜(高分子絶縁体フィルム)で被覆したラミネートパックなどの高分子−金属複合ラミネートフィルム(単に、ラミネートフィルムとも称する)が好ましい。
先に説明した図1〜7に示すように、積層型の扁平な双極型二次電池モジュール10では、その平面図において、長方形状の扁平な形状を有しており、その両側部からは電力を取り出すための正極タブ25、負極タブ27が引き出されている。双極型二次電池要素(電池構造体)21は、双極型二次電池モジュール10の外装材29によって包まれ、その周囲は熱融着されて封止部33となっており、双極型二次電池要素(電池構造体)21は正極タブ25及び負極タブ27を引き出した状態で密封されている。ここで、双極型二次電池要素(電池構造体)21は、先に説明した図1に示す双極型二次電池要素(電池構造体)21に相当するものであり、集電体11、正極(正極活物質層)13、電解質層17および負極(負極活物質層)15、集電体11(それぞれの集電体11は、双極型であるため隣接する単電池層の集電体と、いわば共有化されているともいえる。)で構成されるまでの単電池層(単セル)19が複数積層されたものである。
本発明の双極型二次電池モジュール10は、双極型二次電池要素21を少なくとも2つ以上用いて、直列化あるいは並列化あるいはその両方で構成されることを特徴とするものであってもよい。直列化および/または並列化することで容量および電圧を自由に調節することが可能になる。この場合には、1つの外装材29内部に、複数の双極型二次電池要素21が直列化および/または並列化されている構成である。
また、本発明の組電池では、双極型二次電池モジュール10を少なくとも2つ以上用いて、直列化あるいは並列化あるいはその両方で構成されるようにしてもよい。本発明の組電池では、双極型二次電池モジュールでは、本発明の双極型二次電池モジュールのほか、他の二次電池モジュール(例えば、双極型でない通常のリチウムイオン二次電池モジュールなど)を用いて、これらを直列に、並列に、または直列と並列とに、複数個組み合わせて、組電池を構成することもできる。
本発明の双極型二次電池モジュール(特に内部構造を直列化および/または並列化した双極型二次電池モジュールが望ましい)10またはこれらを複数個組み合わせてなる組電池250、300は、好ましくは、車両の駆動用電源として用いられうる。本発明の双極型二次電池モジュール10または組電池250、300を、例えば、自動車ならばハイブリット車、燃料電池車、電気自動車(いずれも四輪車(乗用車、トラック、バスなどの商用車、軽自動車など)のほか、二輪車(バイク)や三輪車を含む)に用いることにより高寿命で信頼性の高い自動車となるからである。ただし、用途が自動車に限定されるわけではなく、例えば、他の車両であれば、電車などの移動体の各種電源であっても適用は可能であるし、無停電電源装置などの載置用電源として利用することも可能である。
次に、本発明の双極型二次電池モジュールの製造方法としては、特に制限されるものではなく、従来公知の方法を適用して作製することができる。ただし、本発明の特徴部である、高引張応力部材31を双極型二次電池要素21と外装材29との間に挿入してなる双極型二次電池モジュール10を完成するには、後述する実施例に示すように、双極型二次電池要素21を作製したのち、外装材29に収納し密封する前に、高引張応力部材31を双極型二次電池要素21と外装材29との間に挿入すればよい。そのため、かかる高引張応力部材31の挿入工程も含めて、本発明の双極型二次電池モジュールの製造方法を以下に簡単に説明する。
双極型二次電池要素21を作製したのち、外装材29に収納し密封する前に、高引張応力部材31を双極型二次電池要素21と外装材29との間に挿入する工程(高引張応力部材の挿入工程ともいう)と、
双極型二次電池要素21を高引張応力部材で挟み込んで外装材29に封入し、密封する工程(密封工程ともいう)と、を行うことを特徴とするものである。以下、各工程ごとに、詳しく説明する。
双極型二次電池要素21の作製工程としては、特に制限されるものではなく、従来公知の製造方法を利用して作製することができる。
まず、適当な集電体11を準備する。正極用組成物は、通常はスラリー(正極用スラリー)として得られ、集電体11の一方の面に塗布される。塗布方法には、バーコーティング、スプレーコーティングのほか、スクリーン印刷、インクジェット方式で印刷する塗布方法なども含まれる。さらに、上記したように真空プロセスを用いて形成することができる。具体的には蒸着、イオンプレーティングおよび溶射などに代表されるPVD(Physical Vapor Deposition;物理気相成長法ないし物理的蒸着法)、CVD(Chemical Vapor Deposition;化学気相成長法ないし化学的蒸着法)、のいずれかの方法により形成することもできる。これら真空プロセスを用いて形成する方法に関しては、既に説明した通りであるので、ここでの説明は省略する。以下の、電極13、15、電解質層17、シール部20などに関しても、これら真空プロセスを用いて形成する方法が適用できるが、既に説明した通りであるの、以下の電極13、15、電解質層17、シール部20での説明も省略する。
正極用スラリーが塗布された集電体11を乾燥して、含まれる溶媒を除去し、正極(正極活物質層)13を形成する。それと同時に、正極用スラリーによっては、架橋反応を進行させて、高分子固体電解質の機械的強度を高めてもよい。乾燥は真空乾燥機などを用いることができる。乾燥の条件は塗布された正極用スラリーに応じて決定され、一義的に規定できないが、通常は40〜150℃で5分〜20時間である。
正極13が形成された面と反対側の集電体11の表面に、負極活物質を含む負極用組成物(負極用スラリー)を塗布する。
負極用スラリーが塗布された集電体11を乾燥して、含まれる溶媒を除去し、負極(負極活物質層)15を形成する。これにより、双極型電極16を形成することができる。それと同時に、負極用スラリーによっては、架橋反応を進行させて、高分子ゲル電解質の機械的強度を高めてもよい。この作業により、バイポーラ電極が完成する。乾燥は真空乾燥機などを用いることができる。乾燥の条件は塗布された負極用スラリーに応じて決定され、一義的に規定できないが、通常は40〜150℃で5分〜20時間である。
上述の通りに作製した双極型電極16の両面の正極13及び負極15全面、並びにセパレータの所定の位置(中央部;電極面積またはそれより広い面積部分)に、ゲル原料溶液(プレゲル溶液)や固体電解質の前駆体溶液を含浸させ、重合させ、双極型電極16および電解質層17を作製する。これにより、電極13、15のイオン伝導性を高めることができると共に所望の電解質層17を形成することができるものである。
上記(v)で得られた双極型電極16の正極13周辺部の電極未塗布部分にディスペンサ等を用いて、双極電極16の正極側の集電体外周部(4辺全て)にシール部前駆体(例えば、1液性未硬化エポキシ樹脂)を塗布する。
上記で得られた双極型電極16と電解質層17を、真空(減圧)密封しつつ、正極(活物質層)13と負極(活物質層)15が電解質層17を挟んで対向するように、それぞれ交互に順次積層し、熱プレス機により面圧0.5〜2.0kg/cm2、好ましくは1.0〜1.5kg/cm2、40〜150℃、好ましくは80〜100℃で0.1〜10時間、好ましくは0.5〜1時間、熱プレスすることにより、未硬化のシール部前駆体を硬化する。この工程は使用する接着剤により決められる値であり、たとえばエポキシ樹脂の硬化温度、あるいはオレフィン系のホットメルトの融点により決定される。本工程(vii)によりシール部20を所定の厚みまでプレス、さらに硬化を行うことで単電池層(単セル)19が所望のセル数積層された双極型二次電池要素(電池構造体)21を作製することができる。積層数は、双極型二次電池モジュール10に求められる電池特性を考慮して決定される。電解質層17が一面または両面に形成された双極型電極16を、直接貼り合わせてもよい。最外層の電解質層17上には、それぞれ電流取り出し用の電極25、27を配置する。正極側の最外層には、集電体11a上に正極13のみを形成した電流取り出し用の電極(正極)を配置する。負極側の最外層には、集電体11b上に負極15のみを形成した電流取り出し用の電極(負極)を配置する。双極型電極16(更には最外層の電極)と電解質層17とを積層させて双極型二次電池要素21を得る段階は、従来と同様に、不活性雰囲気下(例えば、アルゴン雰囲気下や窒素雰囲気下)で行ってもよいが、本発明では、当該作製工程では、双極型電極16(更には最外層の電極)と電解質層17を順次積層後、真空(減圧)にしてシール部20の内側全体の雰囲気ガス(不活性ガスないし空気)を排気しながら、熱プレス機により熱プレスすることにより、未硬化のシール部前駆体を硬化すると共に真空密封するのが望ましい。これにより、シール部20で真空密封された内部が真空(減圧)状態になった極型二次電池要素(電池構造体)21を形成することができる。ここでの真空(減圧)条件としては、10.0kPa以下、好ましくは1kPa以下、より好ましくは0.1kPa以下とするのが望ましい。また、こうした真空環境は、双極型電極16及び電解質層17の積層作業から熱プレス機までの全体工程が真空になるようにするのが望ましい。こうした真空環境は、例えば、高性能真空ポンプを用いた真空チャンバー内部に積層機構追加した真空積層装置などを用いて行うことができる。
得られた電池要素(電池構造体)21の両電池最外部の単電池層19の集電体11a、11bに正極タブ25及び負極タブ27を配設(電気的に接続)する。電池最外部の単電池層19の集電体11a,11bに取り付けるタブ25、27は、カーボン系導電性接着剤等で接着してもよい。
次に、双極型二次電池要素21を作製したのち、外装材29に収納し密封する前に、高引張応力部材31を双極型二次電池要素21と外装材29との間に挿入する。具体的には、図1〜図10に示すように、使用目的にあわせて用いる高引張応力部材31を決定する。
次いで、高引張応力部材31が挿入、配置された双極型二次電池要素21(電池構造体)21を、外部からの衝撃、環境劣化を防止するために、ラミネートフィルムなどの外装材29を用い真空密封し、外周を熱融着によってシールし、双極型二次電池モジュール10を製造する。以上が、本発明の双極型二次電池モジュール10の製造方法の全工程にあたるものである。
初回充電は、上記工程(I)でシール部20を設けることなく双極型二次電池要素21を作製したものにつき、初回充電を行うものであればよく、特に制限されるものではなく、従来公知の製造方法、特に充放電技術を利用して作製することができる。
ガス排出では、双極型二次電池要素21からガスを排出するものである。
<電極の形成>
1.正極の形成
以下の材料を所定の比で混合して正極スラリーを作製した。詳しくは、正極活物質としてLiMn2O4、導電助剤としてアセチレンブラック、バインダとしてポリフッ化ビニリデン(PVdF)を使用し、正極活物質、導電助剤、バインダをそれぞれ85wt%、5wt%、10wt%の比率に混合し、これらの混合組成物40質量部に対して60質量部のNMPをスラリー粘度調整溶媒として添加し(塗布工程に最適な粘度になるまでNMPを添加したものである)、混合して正極スラリーを調製した。
以下の材料を所定の比で混合して負極スラリーを作製した。詳しくは、負極活物質としてハードカーボン、バインダとしてPVdFを使用し、負極活物質、バインダをそれぞれ90wt%、10wt%の比率に混合し、これらの混合組成物40質量部に対して60質量部のNMPをスラリー粘度調整溶媒として添加し(塗布工程に最適な粘度になるまでNMPを添加したものである)、混合して負極スラリーを調製した。
集電体であるSUS箔の両面に正極と負極がそれぞれ形成されることにより、双極型電極が形成された。この双極型電極を縦160mm×横130mmに切り取り、正極、負極ともに外周部は10mmを剥がしとることにより、集電体であるSUS表面を露出させた。これにより、電極面積が1400mm×110mmであり、外周部に10mmの集電体であるSUS露出した双極型電極を作製した(図8参照のこと)。
以下の材料を所定の比で混合して電解質材料を作製した。
上記で得られた双極型電極の正極周辺部の電極未塗布部分にディスペンサを用いて、図9に示すように電極13の外周部(4辺全て)にシール部前駆体(1液性未硬化エポキシ樹脂)20aを塗布した。
上記で得られたゲル電解質層を載せた双極型電極を13枚真空密封しつつ、正極(活物質層)と負極(活物質層)がゲル電解質層を挟んで対向するように順次積層することで、単電池層が12積層された双極型二次電池要素(電池構造体)を作製した。
上記で得られた双極型二次電池要素(電池構造体)を、熱プレス機により面圧1kg/cm2、80℃で1時間熱プレスすることにより、未硬化のシール部前駆体(1液性未硬化エポキシ樹脂)を硬化した。この工程によりシール部20を所定の厚みまでプレス、さらに硬化を行うことが可能となる(図8参照)。以上で単電池層(単セル)が12セル積層された12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を完成させた。
上記で作製した12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を直列になるように4つ重ね、厚さ100μmの電流取り出し用のアルミニウム製の正極タブ及び負極タブを挟み、さらにその上下に厚み1mmで双極型二次電池要素よりも大きい面積のベークライト板(高引張応力部材)でこれらを挟み込み、外装材として厚さ140μmのラミネートフィルム(厚さ30μmの外側ナイロン樹脂膜−厚さ50μmのアルミニウム箔−厚さ60μmの内側ポリプロピレン樹脂膜の3層構造)を用いて真空密封することで48直列の双極型二次電池モジュールを作製した(図2参照のこと)。このとき、引張応力はベークライト板(高引張応力部材)>ラミネートフィルム(外装材)の関係を満たしている。
上記で作製した12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を直列になるように4つ重ね、厚さ100μmの電流取り出し用のアルミニウム製の正極タブ及び負極タブを挟み、さらにその上下に厚み1mmで双極型二次電池要素よりも大きい面積のポリプロピレン(PP)板(高引張応力部材)でこれらを挟み込み、外装材として実施例1と同様のラミネートフィルムを用いて真空密封することで48直列の双極型二次電池モジュールを作製した(図2参照のこと)。このとき、引張応力は、PP板(高引張応力部材)>ラミネートフィルム(外装材)の関係を満たしている。
上記で作製した12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を直列になるように4つ重ね、その上下に厚み1mmで双極型二次電池要素よりも大きい面積のアルミニウム板でこれらを挟み込み、このアルミニウム板に厚さ100μmの電流取り出し用のアルミニウム製の正極タブ及び負極タブを溶接した(図10A〜図10Cに示す接続部位41と同様の箇所に超音波溶接した。図10A〜10C参照のこと。)。そして、外装材として実施例1と同様のラミネートフィルムを用いて真空密封することで48直列の双極型二次電池モジュールを作製した(図3参照のこと)。このとき、引張応力は、アルミニウム板(高引張応力部材)>ラミネートフィルム(外装材)の関係を満たしている。
上記で作製した12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を直列になるように4つ重ね、その上下に厚み1mmで双極型二次電池要素よりも大きい面積であり双極型二次電池要素のエッジに並行かつ対向する部位に、切り欠き断面幅0.5mmの切り欠き(断面半円形;切り欠きは、4辺すべてに設けた。即ち、エッジ部にかかる部分はすべて切り欠きが入っているものを用いた。図4A,B参照のこと。)を有するアルミニウム板でこれらを挟み込み、これら上下のアルミニウム板に、厚さ100μmの電流取り出し用のアルミニウム製の正極タブ及び負極タブをそれぞれ溶接した(図10A〜図10Cに示す接続部位41と同様の箇所に超音波溶接した。図10A〜10C参照のこと。)。そして、外装材として実施例1と同様のラミネートフィルムを用いて真空密封することで48直列の双極型二次電池モジュールを作製した(図4参照のこと)。このとき、引張応力は、アルミニウム板(高引張応力部材)>ラミネートフィルム(外装材)の関係を満たしている。
上記で作製した12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を直列になるように4つ重ね、厚さ100μmの電流取り出し用のアルミニウム製の正極タブ及び負極タブを挟み、その周辺部に4つの双極型二次電池要素の合計厚みと同等の厚み(=5mm)で、円形の断面直径Lが8mmのアルミニウム製の円柱を図5Bのように配置した(円柱の設置数及び配置位置は図5Bと同じようにし、隣接する円柱間の間隔Dを約30mmとした。)。また、集電体や正極タブ、負極タブ等の間でアルミニウム製の円柱を介して短絡(ショート)しないように、円柱と集電体との間に間隔を設け、また1つの円柱が、正極タブと負極タブの両方に接触しないようにして配置した(但し、アルミニウム製の円柱表面に絶縁性の塗料または絶縁性薄膜(フィルム)を施したものを用いてもよい。)。そして、外装材として実施例1と同様のラミネートフィルムを用いて真空密封することで48直列の双極型二次電池モジュールを作製した(図5A,B参照のこと)。このとき、引張応力は、円柱状アルミニウム(高引張応力部材)>ラミネートフィルム(外装材)の関係を満たしている。
上記で作製した12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を直列になるように4つ重ね、厚さ100μmの電流取り出し用のアルミニウム製の正極タブ及び負極タブを挟み、その周辺部に4つの双極型二次電池要素の合計厚みと同等の厚み(=5mm)で、正方形断面の一辺Lが8mmのシリコンゴム製の角柱を図5A、5Cのように配置した(角柱の設置数及び配置位置は図5Cと同じようにし、隣接する角柱間の間隔Dを約30mmとした。)。そして、外装材として実施例1と同様のラミネートフィルムを用いて真空密封することで48直列の双極型二次電池モジュールを作製した(図5A,5C参照のこと)。このとき、引張応力は、角柱状シリコンゴム(高引張応力部材)>ラミネートフィルム(外装材)の関係を満たしている。
上記で作製した12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を直列になるように4つ重ね、厚さ100μmの電流取り出し用のアルミニウム製の正極タブ及び負極タブを挟み、その周辺部に4つの双極型二次電池要素の合計厚みと同等の厚み(=5mm)のシリコンゴムを周辺部すべてに図5Dのように額縁状に配置した。そして、外装材として実施例1と同様のラミネートフィルムを用いて真空密封することで48直列の双極型二次電池モジュールを作製した(図5A,5D参照のこと)。このとき、引張応力は、額縁状シリコンゴム(高引張応力部材)>ラミネートフィルム(外装材)の関係を満たしている。
上記で作製した12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を直列になるように4つ重ね、厚さ100μmの電流取り出し用のアルミニウム製の正極タブ及び負極タブを挟み、その周辺部に4つの双極型二次電池要素の合計厚みと同等の厚み(=5mm)となるように、本実施例では厚み2.5mmの柱状のシリコンゴムを縦に2つ積み重ねて図6A,図6C(高引張応力部材31−1及び高引張応力部材31−2参照)のように配置した。これにより、高引張応力部材31−1及び高引張応力部材31−2の間に電流取り出し用の正極タブ及び負極タブをそれぞれ通して固定した。なお、図8〜10に示すように、4辺全てに柱状のシリコンゴムを縦に2つ積み重ねて配置した(図8〜10の高引張応力部材31”を構成する高引張応力部材31−1及び高引張応力部材31−2参照のこと)。そして、外装材として実施例1と同様のラミネートフィルムを用いて真空密封することで48直列の双極型二次電池モジュールを作製した(図6A,6C、図8〜10参照のこと)。このとき、引張応力は、柱状シリコンゴム(高引張応力部材)>ラミネートフィルム(外装材)の関係を満たしている。
上記で作製した12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を直列になるように4つ重ね、厚さ100μmの電流取り出し用のアルミニウム製の正極タブ及び負極タブを挟み、その周辺部に4つの双極型二次電池要素の合計厚みと同等の厚み(=5mm)で、電流取り出し用の正極タブないし負極タブを固定する穴(貫通孔)を有する柱状のシリコンゴムを図6A、6Bのように配置した。これにより、高引張応力部材31の穴(貫通孔)に電流取り出し用の正極タブ及び負極タブをそれぞれ通して固定した。なお、図8〜10に示す高引張応力部材31”と同様に双極型二次電池要素(電池構造体)4辺全てに柱状のシリコンゴムを配置した。但し、タブを取り出す必要のない2辺に配置する高引張応力部材には、穴(貫通孔)のない柱状のシリコンゴム(厚さ5mm)を用いた。そして、外装材として実施例1と同様のラミネートフィルムを用いて真空密封することで48直列の双極型二次電池モジュールを作製した(図6A,6B、図8〜10参照のこと)。このとき、引張応力は、穴のない柱状シリコンゴム(高引張応力部材)>ラミネートフィルム(外装材)の関係、および穴を有する柱状シリコンゴム(高引張応力部材)>ラミネートフィルム(外装材)の関係を満たしている。
上記で作製した12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を直列になるように4つ重ね、その上下に厚み1mmで双極型二次電池要素よりも大きい面積のアルミニウム板でこれらを挟み込み、このアルミニウム板に厚さ100μmの電流取り出し用のアルミニウム製の正極タブ及び負極タブを溶接した(図10A〜図10Cに示す接続部位41と同様の箇所に超音波溶接した。図10A〜10C参照のこと。)。また、このアルミニウム板の周辺部には4つの双極型二次電池要素の合計厚みと同等の厚み(=5mm)となるように、本実施例では厚み2.5mmの柱状のシリコンゴムを縦に2つ積み重ねて図10A〜図10C(高引張応力部材31−1及び高引張応力部材31−2参照)のように配置した。これにより、高引張応力部材31−1及び高引張応力部材31−2の間に電流取り出し用の正極タブ及び負極タブをそれぞれ通して固定した。なお、図10に示すように、4辺全てに柱状のシリコンゴムを縦に2つ積み重ねて配置した(図10の高引張応力部材31”を構成する高引張応力部材31−1及び高引張応力部材31−2参照のこと)。そして、外装材として実施例1と同様のラミネートフィルムを用いて真空密封することで48直列の双極型二次電池モジュールを作製した(図10参照のこと)。このとき、引張応力は、アルミニウム板(高引張応力部材)>ラミネートフィルム(外装材)の関係、および柱状シリコンゴム(高引張応力部材)>ラミネートフィルム(外装材)の関係を満たしている。
上記で作製した12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を直列になるように4つ重ね、厚さ100μmの電流取り出し用のアルミニウム製の正極タブ及び負極タブを挟み、そのまま外装材として実施例1と同様のラミネートフィルムを用いて真空密封することで48直列の双極型二次電池モジュールを作製した。
上記で作製した12直(12セル直列)構造の双極型二次電池要素(電池構造体)を直列になるように4つ重ね、厚さ100μmの電流取り出し用のアルミニウム製の正極タブ及び負極タブを挟み、さらにその上下に厚み100μmで双極型二次電池要素よりも大きい面積のポリプロピレン(PP)板でこれらを挟み込み、外装材として実施例1と同様のラミネートフィルムを用いて真空密封することで48直列の双極型二次電池モジュールを作製した。このとき、引張応力は、PP板<ラミネートフィルム(外装材)の関係を満たしている。
上記実施例1〜10および比較例1〜2の各双極型二次電池モジュールに充放電サイクル試験を行った。充放電サイクル試験のサイクル条件は、5C定電流で200Vまで充電し、10分間休止をして5C定電流で120Vまで放電し、10分間休止までを1サイクルとした。試験中は、温度管理はせず、室温(約25℃)環境下で行った。
請求項1〜10の双極型二次電池モジュールを振動と熱を加えながら、前記と同様の充放電サイクル試験を行った。
11 集電体、
11a 正極側の最外層集電体、
11b 負極側の最外層集電体、
13 正極(正極活物質層)、
15 負極(負極活物質層)、
16 双極型電極、
17 電解質層(ゲル電解質層)、
19 単電池層(=電池単位ないし単セル)、
20 シール部、
21 双極型二次電池要素(電池構造体)、
25 正極タブ、
27 負極タブ、
29 外装材(ラミネートフィルム)、
31、31a〜31k 高引張応力部材、
31−1 上部高引張応力部材、
31−2 下部高引張応力部材、
31’ 双極型二次電池要素の面方向に配置された高引張応力部材、
31” 双極型二次電池要素の厚さ方向に配置された高引張応力部材、
32 双極型二次電池要素のエッジ、
32’ 切り欠き(ないし溝)、
33 外装材の封止部、
35 高引張応力部材の貫通孔(穴)、
37 各層の接続リード線、
39 高引張応力部材間の隙間、
41 電極タブの接続部分、
250 装脱着可能な小型の組電池、
300 組電池、
310 接続治具、
400 電気自動車(車両)。
L 隣接する柱状の高引張応力部材同士の間隔、
H 双極型二次電池要素の厚さ方向に配置された高引張応力部材の厚さ(高さ)。
Claims (18)
- 集電体の一方の面に正極が形成され、他方の面に負極が形成された双極型電極を、電解質層を挟んで少なくとも2層以上直列に積層した双極型二次電池要素を、外装材に密封してなる双極型二次電池モジュールにおいて、
双極型二次電池要素と外装材との間に前記外装材よりも引張応力が高い部材を挿入することを特徴とする双極型二次電池モジュール。 - 請求項1記載の部材は、前記双極型二次電池要素を面方向に並行に挟み込んでいることを特徴とする双極型二次電池モジュール。
- 請求項2記載の部材は、導電性材料であり電気的に双極型二次電池要素の正極末端、負極末端に接続されており、前記外装材外部に取り出されていることを特徴とする双極型二次電池モジュール。
- 請求項2記載の部材は、双極型二次電池要素のエッジに並行かつ対向する部位に切り欠きを有することを特徴とする双極型二次電池モジュール。
- 請求項1記載の部材は、前記双極型二次電池要素の周辺部に柱形状として配置されていることを特徴とする双極型二次電池モジュール。
- 請求項5記載の柱形状の部材に、高分子材料を用いることを特徴とする双極型二次電池モジュール。
- 前記柱状部材が、電流取りだし用の高導電性タブあるいは各層接続リード線を固定していることを特徴とする請求項5または6に記載の双極型二次電池モジュール。
- 請求項2記載の部材の外周部を請求項5記載の柱状部材で支えるように配置されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の双極型二次電池モジュール。
- 前記外装材の外部より気体、液体または固体粉末の少なくても1種類もしくはそれらの混合物質により生じる静水圧を用いて双極型二次電池要素の上下を加圧することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の双極型二次電池モジュール。
- 前記外装材は、容易に変形するフレキシブルなものを用い、内圧を大気圧よりも低い圧力とすることによって得られる大気圧を用いた静水圧により双極型二次電池要素の上下を加圧することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の双極型二次電池モジュール。
- 前記外装材が、金属箔と合成樹脂膜からなるラミネートフィルムでつくられている事を特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の双極型二次電池モジュール。
- 電流取り出し用の高導電性タブにより少なくても正極および負極末端極の電極すべてを覆って構成される請求項1〜11のいずれか1項に記載の双極型二次電池モジュール。
- 前記集電体が、Feを主成分とし、Cr、Niを合金化したステンレスであることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の双極型二次電池モジュール。
- 前記集電体が、高分子材料を主成分とする導電性高分子膜であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の双極型二次電池モジュール。
- 前記電解質層に固体電解質を用いることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の双極型二次電池モジュール。
- 正極活物質としてリチウム−遷移金属複合酸化物を用い、負極活物質としてカーボンもしくはリチウム−遷移金属複合酸化物を用いたことを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の双極型二次電池モジュール。
- 請求項1〜16の前記双極型二次電池モジュールを少なくとも2つ以上用いて、直列化あるいは並列化あるいはその両方で構成されることを特徴とする双極型二次電池モジュール。
- 請求項1〜17の双極型二次電池モジュールを駆動用電源として搭載した電気自動車、燃料電池車、ハイブリッド電気自動車。
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