JP2010086874A - 双極型電池、その双極型電池を用いた組電池および車両 - Google Patents

双極型電池、その双極型電池を用いた組電池および車両 Download PDF

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Abstract

【課題】双極型電池の温度が上昇したときの信頼性および安全性を向上させる。
【解決手段】集電体12の一方の面に正極活物質層13が形成され他方の面に負極活物質層14が形成された双極型電極16と、電解質層15とが交互に複数積層されて構成された双極型電池であり、積層方向に隣り合う集電体12同士を、集電体12の温度の上昇によって絶縁性を呈する抵抗値から電導性を呈する抵抗値まで抵抗値が低下するCTRサーミスタ30で接続した。
【選択図】図1

Description

本発明は、双極型電池、その双極型電池を用いた組電池および車両に係り、特に、双極型電池の温度が上昇したときの信頼性および安全性を向上させた双極型電池、その双極型電池を用いた組電池および車両に関する。
近年、地球環境問題への関心の高まりから、各業界において二酸化炭素排出の削減が重要な課題となっている。自動車業界では、ガソリン自動車よりも二酸化炭素排出量の少ないハイブリッド自動車および電気自動車の開発が盛んになるにつれ、高エネルギー密度、高出力密度を有する電池への期待が高まっている。
双極型電池は、複数の単電池が直列に積層されることにより構成される。したがって、双極型電池は、複数の単電池が直列に接続された状態で電池を充放電することが可能であり高出力密度を有する。
ところで、このような双極型電池において、単電池に容量のばらつきがあると、過充電となった単電池が発熱する可能性がある。また、放電時の電流値が大きい場合、積層された単電池間で電流値に差が生じ、過電流が流れたある特定の単電池が発熱する可能性もある。
双極型電池などの二次電池の発熱を検知して外部装置との接続を絶ち、二次電池を保護する従来の技術としては、下記特許文献1に示すような二次電池の保護回路が知られている。
特開2006−121827号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、二次電池の発熱を検知して外部装置との接続を絶ち、二次電池を保護できるようになってはいるが、複雑な回路を有する保護回路を、二次電池の外部に設ける必要がある。
したがって、この従来の技術を適用して、双極型電池の発熱による保護を単電池ごとにきめ細かく行なおうとすると、数多くの保護回路を設けなければならない。これでは、コストが非常に高くなる上に、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池の提供も困難である。
本発明は、このような従来の技術の欠点を解消するために成されたものであり、単純な構造によって、温度が上昇したときの信頼性および安全性を向上させた双極型電池、その双極型電池を用いた組電池および車両の提供を目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、集電体の一方の面に正極活物質層が形成されかつ他方の面に負極活物質層が形成されてなる双極型電極と、電解質層とが交互に複数積層されてなる双極型電池に適用した。
具体的には、上記の構成を有する双極型電池の積層方向に隣り合う集電体同士を、集電体の温度の上昇によって絶縁性を呈する抵抗値から電導性を呈する抵抗値まで抵抗値が低下する抵抗値低下部材で接続した。
また、上記目的を達成するための本発明の組電池は、上記のような構成を有する複数の双極型電池を直列にまたは並列に接続することによって構成している。
さらに、上記目的を達成するための本発明の車両は、上記のような構成を有する双極型電池および組電池を搭載している。
本発明による双極型電池によれば、積層されている集電体の内、一部の集電体の温度が電池機能を停止するまでに上昇すると、抵抗値低下部材の抵抗値が急激に低下し、抵抗値低下部材が隣り合う集電体同士を電気的に接続するようになる。そのため、温度上昇を呈した集電体間は抵抗値低下部材を介して電流が流れるようになり、過充電などによる温度上昇が回避されて、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池が単純な構造によって提供できる。
本発明による組電池によれば、高い信頼性および安全性を備えた組電池が提供できる。
本発明による車両によれば、安定した走行性能を備えた車両を提供することができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係る双極型電池、その双極型電池を用いた組電池および車両について最良の実施形態を説明する。
[実施形態1]
図1から図4は、本発明に係る双極型電池、その双極型電池を用いた組電池および車両を説明するための図面である。図1は、本実施形態における双極型電池の概略構成を説明するための断面図である。図2は、図1のA-A断面を示す図であり、集電体上に位置する各層の配置を積層方向から見た図である。図3は、図1に示す構成の双極型電池を複数接続して構成した組電池の外観図である。図4は、図1に示す双極型電池または図3に示す組電池を搭載した車両の説明に供する図である。
(双極型電池の構成)
まず、本実施形態における双極型電池の全体構成について説明する。
本実施形態における双極型電池10は、リチウムイオンを利用したリチウムイオン二次電池であり、図1に示すように、発電要素20、CTRサーミスタ30、外装部材40、正極集電板50および負極集電板60を備える。
発電要素20は、集電体12の一方の面に正極活物質層13が形成されかつ他方の面に負極活物質層14が形成された双極型電極16と、電解質層15とが交互に複数積層されて構成される。
見方を変えると、発電要素20は、6つの単電池11が集電体12を介して積層されたものである。単電池11は、積層方向に隣り合う集電体12、積層方向上側に位置する集電体12の正極活物質層13、積層方向下側に位置する集電体12の負極活物質層14、隣り合う集電体12の正極活物質層13および負極活物質層14を覆う電解質層15で構成される。
単電池11は、リチウムイオンが正極活物質層13と負極活物質層14との間を電解質層15に含まれる非水電解液を介して移動することによって充放電を行なう。
隣り合う集電体12はシール材23によってしっかりと接着される。また、シール材23は電解質層15のリチウムイオンの漏出を防止する。さらに、隣り合う集電体12はシール材23の外側に備えたCTRサーミスタ30によって電気的に接続される。
次に、本実施形態における双極型電池10の各構成要素を詳細に説明する。
[電解質層]
本発明の双極型電池において、電解質層15はセパレータを含む。セパレータは、正極活物質層13と負極活物質層14との間の空間的な隔壁(スペーサ)として機能する。また、これと併せて、充放電時における正負極間でのリチウムイオンの移動媒体である電解質を保持する機能をも有する。すなわち、電解質層15は、セパレータとこれに保持された電解質とからなる。セパレータの具体的な形態としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィンからなる微多孔膜が挙げられる。セパレータの厚さ(T)についても特に制限はないが、電池の出力特性を向上させるという観点からは、セパレータの厚さ(T)は、好ましくは5〜30μmであり、より好ましくは10〜20μmである。
電解質としては、液体電解質またはゲル電解質が用いられうる。液体電解質は、可塑剤である有機溶媒に支持塩であるリチウム塩が溶解した形態を有する。可塑剤として用いられうる有機溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート(EC)やプロピレンカーボネート(PC)等のカーボネート類が例示される。また、支持塩(リチウム塩)としては、LiBETI等の電極の活物質層に添加されうる化合物が同様に採用されうる。
一方、ゲル電解質は、電解液を含むポリマー電解質であり、詳細には、イオン伝導性ポリマーからなるマトリックスポリマーに、上記の液体電解質が注入されてなる構成を有する。マトリックスポリマーとして用いられるイオン伝導性ポリマーとしては、例えば、ポリエチレンオキシド(PEO)、ポリプロピレンオキシド(PPO)、およびこれらの共重合体等が挙げられる。このようなポリアルキレンオキシド系ポリマーには、リチウム塩などの電解質塩がよく溶解しうる。ゲル電解質のマトリックスポリマーは、架橋構造を形成することによって、優れた機械的強度を発現しうる。架橋構造を形成させるには、適当な重合開始剤を用いて、高分子電解質形成用の重合性ポリマー(例えば、PEOやPPO)に対して熱重合、紫外線重合、放射線重合、電子線重合等の重合処理を施せばよい。
[シール材]
シール材23は、双極型電池10に特有の部材であり、電解質層15の漏れを防止する目的で単電池11の周縁部に配置されている。このほかにも、電池内で隣り合う集電体同士が接触したり、積層電極の端部の僅かな不ぞろいなどによる短絡が起こったりするのを防止することもできる。シール材23の構成材料としては、例えば、PE、PPなどのポリオレフィン樹脂、エポキシ樹脂、ゴム、ポリイミドなどが挙げられる。なかでも、耐蝕性、耐薬品性、製膜性、経済性などの観点からは、ポリオレフィン樹脂が好ましい。
[正極および負極集電板]
双極型電池10においては、電池外部に電流を取り出す目的で、最外層集電体(12a、12b)に電気的に接続された集電板(正極集電板50および負極集電板60)がラミネートシートで構成される外装部材40から外部に取り出されている。なお、図1では、最外層集電体に正極または負極のいずれかの活物質のみを形成したものを例示したが、これにとらわれず、集電体の一方の面に正極活物質層が形成されかつ他方の面に負極活物質層が形成されてなる双極型電極を最外層集電体として用いることもできる。具体的には、正極用最外層集電体12aに電気的に接続された正極集電板50と、負極用最外層集電体12bに電気的に接続された負極集電板60とが、外装部材40の外部に取り出される。なお、図1では、最外層集電体に正極または負極のいずれかの活物質のみを形成したものを例示したが、これにとらわれず、集電体の一方の面に正極活物質層が形成されかつ他方の面に負極活物質層が形成されてなる双極型電極を最外層集電体として用いることもできる。また、最外層集電体、正極集電板50、負極集電板60は同一の材料で形成することができる。
集電板(正極集電板50および負極集電板60)を構成する材料は、特に制限されず、双極型電池用の集電板として従来用いられている公知の高導電性材料が用いられうる。集電板の構成材料としては、例えば、アルミニウム、銅、チタン、ニッケル、ステンレス鋼(SUS)、これらの合金等の金属材料が好ましく、より好ましくは軽量、耐食性、高導電性の観点からアルミニウム、銅などが好ましい、特に好ましくはアルミニウムである。なお、正極集電板50と負極集電板60とでは、同一の材質が用いられてもよいし、異なる材質が用いられてもよい。また、最外層集電体(12a、12b)を延長することにより集電板(50、60)としてもよいし、別途準備した集電板を最外層集電体に接続してもよい。
[CTRサーミスタ]
CTRサーミスタ30は、集電体12の温度の上昇によって絶縁性を呈する抵抗値から電導性を呈する抵抗値まで抵抗値が低下する抵抗値低下部材として機能する。CTRサーミスタ30は、双極型電池10が通常使用される常温から70℃程度までの温度領域においては、電気的に絶縁体とみなされる程度の高い抵抗値を有している。ところが、温度が80℃、90℃と上昇するにつれて導電体とみなされる程度にまで急激に抵抗値が低下する特性を持つ。
CTRサーミスタ30は、図に示してあるように、すべての単電池11に備えていることが、温度に対する感度の点、および電流の集中を回避する点から最も好まし。しかし、温度に対する感度の点、および電流の集中が容認できるのであれば、例えば、単電池11の1つおきに備えるようにしても良い。また、CTRサーミスタ30は、通常は酸化物であり、電解質層15に含まれる電解液を劣化させる可能性があるため、シール材23によって隔離することが好ましい。このため、本実施形態では、シール材23の外側にCTRサーミスタ30を備えている。なお、CTRサーミスタ30は、たとえば半導体セラミック材料で形成され、この半導体セラミック材料を集電体12の外周部分に塗り付けることによって形成する。
なお、CTRサーミスタ30の抵抗値が急激に変化する動作温度領域は、CTRサーミスタ30の作成過程において適宜変更することができる。したがって、CTRサーミスタ30の動作温度領域は、双極型電池10の信頼性および安全性を向上させるために、最適と思われる温度に設定すればよい。また、CTRサーミスタ30の温度が動作温度領域にあるときの抵抗値は、少なくとも、単電池11を構成する正極活物質層13、負極活物質層14、電解質層15を介した集電体12間の抵抗値よりも小さくなることが必要である。CTRサーミスタ30はこの点も勘案して形成する。
[外装部材]
外装部材40は、発電要素20を外気から保護するものであり、たとえば、金属箔の両面に樹脂シートを積層して構成する。外装部材40は、上部および下部部材41、42からなり、その合わせ面からは、正極集電板50、負極集電板60が外装部材40の外部に引き出されている。正極集電板50は、発電要素20の最上層に位置する単電池11の集電体12aと接続され、負極集電板60は、発電要素20の最下層に位置する単電池11の集電体12bと接続される。
集電体12の上に積層されている負極活物質層14、シール材23、CTRサーミスタ30の配置を積層方向から見ると図2に示すようになる。なお、図2は図1のA-A断面を示している。
図に示すように、集電体12(図2には表われていない)の外周部分の全体を覆うようにCTRサーミスタ30が配置され、その内側にシール材23が配置される。シール材23の内側には負極活物質層14が配置される。CTRサーミスタ30は、集電体12の外周部分のどの領域においても熱伝導の状態に敏感に反応できるように、集電体12の外周部分の全周に備えている。したがって、単電池11のどの部分で発熱しようと、CTRサーミスタ30はその発熱に敏感に反応できる。
(双極型電池の動作)
次に、本実施形態における双極型電池の動作について説明する。
たとえば、放電中に、発電要素20を構成するいずれかの単電池11が発熱した場合、その単電池11を構成する集電体12に熱が伝導する。伝導した熱は集電体12の外周部分に形成されているCTRサーミスタ30の抵抗値を部分的に急激に低下させる。このときの抵抗値は、単電池11を構成する正極活物質層13、負極活物質層14、電解質層15を介した集電体12間の抵抗値よりもさらに小さくなっている。このため、CTRサーミスタ30は集電体12間をほぼ短絡状態に近い状態で接続する回路を形成し、電流は発熱した単電池11を回避して流れるようになる。つまり、発熱した単電池11は発電要素20を構成する他の単電池11から電気的に取り除かれる。このようにして、発熱した単電池11は他の単電池11から取り除かれる結果、双極型電池10としての出力は1つ分の単電池11だけ少なくなる。しかし、双極型電池10の全体が使用不能に陥ってしまうわけではないので、双極型電池10として高い信頼性を維持することができる。また、発熱した単電池11が温度上昇時に取り除かれるので、双極型電池10として高い安全性を備えることができる。
そして、発熱した単電池11の温度が低下してくると、部分的に低下したCTRサーミスタ30の抵抗値が元の抵抗値まで戻ってくる。したがって、CTRサーミスタ30の抵抗値が単電池11を構成する正極活物質層13、負極活物質層14、電解質層15を介した集電体12間の抵抗値よりもかなり大きくなる。このため、CTRサーミスタ30は集電体12間をほぼ絶縁状態で接続するようになり、電気的に取り除かれた単電池11は再び発電要素20を構成する単電池11に組み入れられる。
以上、本実施形態では、集電体12の外周部分の全体にCTRサーミスタ30を備え、発熱した単電池11を自動的に取り除くことができる双極型電池10について説明した。本発明に係る双極型電池10は、本実施形態以外の態様として、CTRサーミスタ30の抵抗値の低下に基づいて異常シグナルを発振する回路を外部から接続し、発熱の発生を報知する構成を付加した態様も考えられる。
次に、上記のように構成された双極型電池10を直列または並列に接続して、または直列および並列接続を組み合わせて接続して構成した組電池を図3に基づいて説明する。
図3のAは組電池の平面図であり、図3のBは組電池の正面図であり、図3のCは組電池の側面図である。
図3に示すように本実施形態に係る組電池100は、本実施形態の双極型電池10を複数、直列にまたは並列に接続して装脱着可能な小型の組電池150を形成し、この装脱着可能な小型の組電池150をさらに複数、直列にまたは並列に接続して形成する。
これにより、高体積エネルギー密度、高体積出力密度が求められる車両駆動用電源や補助電源に適した大容量、大出力を持つ組電池100を形成することができる。図3に示す組電池では、作成した装脱着可能な小型の組電池150を、バスバーのような電気的な接続手段を用いて相互に接続し、この組電池150は接続治具110を用いて複数段積層される。何個の双極型電池10を接続して組電池150を作成するか、また、何段の組電池150を積層して組電池100を作製するかは、搭載される車両(電気自動車)の電池容量や出力に応じて決めことができる。すなわち、双極型電池10を直列化、並列化することで電池の容量および電圧を自由に調節できる。
図4は、本実施形態に係る双極型電池10または組電池100を搭載した電気自動車200を示す図である。本実施形態に係る双極型電池10または組電池100は、図4に示すように、電気自動車200の車体中央部の座席下220に搭載しうる。座席下220に搭載すれば、車内空間およびトランクルームを広くとることができるメリットを有する。なお、本実施形態に係る双極型電池10または組電池100を搭載する場所は、座席下220に限られない。すなわち、本実施形態に係る双極型電池10または組電池100は、後部トランクルームの下部や車両前方のエンジンルームにも搭載しうる。本実施形態に係る双極型電池10または組電池100をハイブリット車や電気自動車といった車両に用いることにより高寿命で安定した走行性能を備える高い車両とすることができる。
以下に、本実施形態に係る双極型電池の効果を示す。
積層されている集電体の内、一部の集電体の温度が電池機能を停止するまでに上昇すると、CTRサーミスタの抵抗値が急激に低下し、CTRサーミスタが隣り合う集電体同士を電気的に導通させるようになる。そのため、温度上昇を呈した集電体間はCTRサーミスタを介して電流が流れるようになり、これ以上の温度上昇が回避されて、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池が提供できる。
CTRサーミスタを正極活物質層または負極活物質層が備えられている部分以外の部分に備えることによって、CTRサーミスタで隣り合う集電体同士を直接接続することができる。
CTRサーミスタをシール材23の外側に備えることによって、CTRサーミスタが電解質層の電解液と触れなくなり、CTRサーミスタによって電解質層の電解液を劣化させるのを防止することができる。したがって、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池となる。
CTRサーミスタを集電体の外周部分の全周に備えたことによって、集電体間の温度上昇を集電体の外周部分の全周で敏感に捉えることができ、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池となる。
上記のような、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池によって組電池を構成しているため、組電池としても高い信頼性および安全性を備えることができる。
高い信頼性および安全性を備えた双極型電池または高い信頼性および安全性を備えた組電池を搭載しているため、安定した走行性能を備えた車両を提供することができる。
[実施形態1の変形例]
図5は、実施形態1の変形例を示す図である。
実施形態1では、CTRサーミスタ30を集電体12の外周部分の全周に備えている双極型電池10を示した。この実施形態1の変形例では、実施形態1とは異なり、CTRサーミスタ30を集電体12の外周部分に間欠的に設けている。なお、CTRサーミスタ30を間欠的に設けたこと以外、その他の構成は実施形態1の双極型電池と同一であるので、異なる部分以外の説明は省略する。
この変形例のようにCTRサーミスタ30を間欠的に設けると、実施形態1の場合と比較して、温度上昇の検出感度は若干低下するが、単電池11の熱伝導率が非常に高い場合には、CTRサーミスタ30を間欠的に設けても実用上は問題がない。また、CTRサーミスタ30を形成する領域が小さくなるので、CTRサーミスタ30の材料の量を減らすことができる。
図に示すように、1つ1つが同一の形状・大きさを有するCTRサーミスタ30を集電体20の外周部分に備えることが好ましい。しかし、確率的に発熱が起き易い部分の近傍にはCTRサーミスタ30の占める領域を大きく取り、逆に、確率的に発熱が起き難い部分の近傍にはCTRサーミスタ30の占める領域小さく取るようにしても良い。または、あらかじめ温度分布を把握し、その領域に最適な動作温度を有するCTRサーミスタを設置しても良い。
このように、発熱の発生確率に基づいてCTRサーミスタ30を形成するようにすれば、実施形態1に比較しても、温度上昇の検出感度を落とすことなく、CTRサーミスタ30を配置することが可能になる。
本実施形態に係る双極型電池の効果は、実施形態1の効果と同一である。
[実施形態2]
図6は、実施形態2に係る発電要素20Aを示す図である。実施形態1で説明した発電要素20は、集電体12の外周部分にCTRサーミスタ30のみを備えている。本実施形態では、図に示すように、CTRサーミスタ30の外周部分に、内部に導電性材料が封入され感熱ポリマーでその導電性材料を覆った構造の感熱連結部材35をさらに備えている点が実施形態1と異なっている。
感熱連結部材35をCTRサーミスタ30の外周部分に設けたこと以外、実施形態1に示した発電要素20の構成と同一であるので、異なる部分以外の説明は省略する。
感熱連結部材35は、集電体12の温度がCTRサーミスタ30の動作温度領域に達したときに、感熱ポリマーと導電性材料が溶けて、隣り合う集電体12同士をショート状態とさせてしまうものである。
したがって、感熱連結部材35が溶ける温度とCTRサーミスタ30が急激に抵抗値を低下させる動作温度領域の温度はほぼ一致していることが望ましい。
また、本実施形態では、感熱連結部材35をすべての隣り合う集電体12間に設けているが、たとえば、積層方向に1つおきに飛び飛びに設けるようにしても良い。さらに、本実施形態では、感熱連結部材35をCTRサーミスタ30と同様に集電体12の外周部分の全周にわたって備えるようにしても良いし、図5に示したCTRサーミスタ30と同様に集電体12の外周部分に間欠的に設けるようにしても良い。
このように、感熱連結部材35を設けた場合、双極型電池10は次のように動作する。
たとえば、放電中に、発電要素20を構成するいずれかの単電池11が発熱した場合、その単電池11を構成する集電体12に熱が伝導する。伝導した熱は集電体12の外周部分に形成されているCTRサーミスタ30の抵抗値を部分的に急激に低下させる。このときの抵抗値は、単電池11を構成する正極活物質層13、負極活物質層14、電解質層15を介した集電体12間の抵抗値よりもさらに小さくなっている。このため、CTRサーミスタ30は集電体12間をほぼ短絡状態に近い状態で接続する回路を形成し、電流は発熱した単電池11を回避して流れるようになる。これと同時に、感熱連結部材35を構成する感熱ポリマーと導電性材料が溶けて、隣り合う集電体12同士を連結しショート状態にする。一旦、感熱連結部材35によって隣り合う集電体12同士が連結されてしまうと、その後単電池11の温度が低下しても、ショート状態は元には戻らない。つまり、一旦発熱した単電池11は発電要素20を構成する他の単電池11から非可逆的に電気的に取り除かれる。このようにして、発熱した単電池11は他の単電池11から取り除かれる結果、双極型電池10としての出力は1つ分の単電池11だけ少なくなる。しかし、双極型電池10の全体が使用不能に陥ってしまうわけではないので、双極型電池10として高い信頼性を維持することができる。また、発熱した単電池11が温度上昇時に取り除かれるので、双極型電池10として高い安全性を備えることができる。
そして、発熱した単電池11の温度が低下してくると、部分的に低下したCTRサーミスタ30の抵抗値が元の抵抗値まで戻ってくる。したがって、CTRサーミスタ30の抵抗値が単電池11を構成する正極活物質層13、負極活物質層14、電解質層15を介した集電体12間の抵抗値よりもかなり大きくなる。ところが、感熱連結部材35によって隣り合う集電体12同士のショート状態が非可逆的に維持されているので、発熱した単電池11は他の単電池11から取り除かれたままの状態が継続される。また、このときCTRサーミスタ30の抵抗値の低下に基づいて異常シグナルを発振する回路を外部から接続し、発熱の発生を報知する構成を付加してもよい。
なお、本実施形態では、CTRサーミスタ30の動作温度領域と感熱連結部材35が溶ける温度をほぼ一致させた場合を例示したが、感熱連結部材35が溶ける温度をCTRサーミスタ30の動作温度領域よりも高い温度にすることも可能である。この場合には、まず、温度上昇によってCTRサーミスタ30による回避回路が形成され、それでも温度上昇が止まらない場合に、感熱連結部材35が溶けて、確実に回避回路を形成するようにしても良い。
以下に、本実施形態に係る双極型電池の効果を示す。
積層されている集電体の内、一部の集電体の温度が電池機能を停止するまでに上昇すると、CTRサーミスタの抵抗値が急激に低下し、CTRサーミスタが隣り合う集電体同士を電気的に導通させるようになる。さらに、感熱連結部材が溶断して隣り合う集電体同士を電気的に導通させるようにもなる。そのため、温度上昇を呈した集電体間はCTRサーミスタおよび感熱連結部材を介して電流が流れるようになり、これ以上の温度上昇が回避されて、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池が提供できる。
CTRサーミスタをシール材の外側に備えることによって、CTRサーミスタが電解質層の電解液と触れなくなり、CTRサーミスタによって電解質層の電解液を劣化させるのを防止することができる。したがって、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池となる。
CTRサーミスタおよび感熱連結部材を集電体の外周部分の全周に備えたことによって、集電体間の温度上昇を集電体の外周部分の全周で敏感に捉えることができ、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池となる。
[実施形態3]
図7は、実施形態3に係る発電要素20Bを示す図である。図8は、図7のB-B断面を示す図であり、集電体上に位置する各層の配置を積層方向から見た図である。
実施形態1で説明した発電要素20は、CTRサーミスタ30をシール材23の外側に設けたが、本実施形態では逆に、図7および図8に示すように、シール材23をCTRサーミスタ30の外側に形成している。
実施形態1でCTRサーミスタ30をシール材23の外側に設けたのは、CTRサーミスタ30は、通常は酸化物であり、CTRサーミスタ30と電解質層15が直接接触すると、電解質層15に含まれる電解液を劣化させる可能性があるからであった。
本実施形態では、電解質層15に含まれる電解液がCTRサーミスタ30によって侵されない材料によって構成されていれば、CTRサーミスタ30と電解質層15が直接接触しても問題がないという考えに基づいて、このよう構成を採っている。
シール材23をCTRサーミスタ30の外側に形成したこと以外、実施形態1に示した発電要素20の構成と同一であるので、異なる部分以外の説明は省略した。
以下に、本実施形態に係る双極型電池の効果を示す。
積層されている集電体の内、一部の集電体の温度が電池機能を停止するまでに上昇すると、CTRサーミスタの抵抗値が急激に低下し、CTRサーミスタが隣り合う集電体同士を電気的に導通させるようになる。そのため、温度上昇を呈した集電体間はCTRサーミスタを介して電流が流れるようになり、これ以上の温度上昇が回避されて、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池が提供できる。
CTRサーミスタを集電体の外周部分の全周に備えたことによって、集電体間の温度上昇を集電体の外周部分の全周で敏感に捉えることができ、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池となる。
[実施形態4]
図9は、実施形態4に係る発電要素20Cを示す図である。
実施形態1で説明した発電要素20は、電解質層15がシール材23の内側にあった。ところが、本実施形態の発電要素20Cは、電解質層15がシール材23のみならず、CTRサーミスタ30をも突き抜けて配置される。さらに、集電体12もシール材23およびCTRサーミスタ30を突き抜けるような大きさを有している。
シール材23およびCTRサーミスタ30が電解質層15に含まれる電解液を侵さないような材料で構成されていれば、図9のような構成を採ることも可能である。
このように、シール材23およびCTRサーミスタ30が形成される部分に対して集電体12および電解質層15を突出するような大きさとすることによって、単電池11が発熱した場合には、シール材23よりも突出した部分が冷却用のフィンとして機能する。
つまり、単電池11の発熱が生じた場合に、その熱は集電体12および電解質層15を伝達する。この熱がシール材23よりも突出した集電体12および電解質層15の先端部分から効率的に発散される。したがって、実施形態1に示した発電要素20の単電池11よりも本実施形態の発電要素20Cの単電池11の方がより早く冷却される。
このため、発熱したときに、発電要素20Cから電気的に取り外された単電池11が実施形態1の場合よりも早く発電要素20Cに組み入れられることになり、発電要素20Cの出力が減少する時間を短くすることができる。
集電体12および電解質層15をシール材23から突出させたこと以外、実施形態1に示した発電要素20の構成と同一であるので、異なる部分以外の説明は省略した。
以下に、本実施形態に係る双極型電池の効果を示す。
積層されている集電体の内、一部の集電体の温度が電池機能を停止するまでに上昇すると、CTRサーミスタの抵抗値が急激に低下し、CTRサーミスタが隣り合う集電体同士を電気的に導通させるようになる。そのため、温度上昇を呈した集電体間はCTRサーミスタを介して電流が流れるようになり、これ以上の温度上昇が回避されて、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池が提供できる。
CTRサーミスタを集電体の外周部分の全周に備えたことによって、集電体間の温度上昇を集電体の外周部分の全周で敏感に捉えることができ、高い信頼性および安全性を備えた双極型電池となる。
シール材およびCTRサーミスタが形成される部分に対して集電体および電解質層を突出するような大きさとしたので、集電体間の温度上昇をより早く抑えることができる。
本発明は、発熱時の信頼性を向上させる双極型電池に好適である。
実施形態1における双極型電池の概略構成を説明するための断面図である。 図1のA-A断面を示す図であり、集電体上に位置する各層の配置を積層方向から見た図である。 図1に示す構成の双極型電池を複数接続して構成した組電池の外観図である。 図1に示す双極型電池または図3に示す組電池を搭載した車両の説明に供する図である。 実施形態1の変形例を示す図である。 実施形態2に係る発電要素を示す図である。 実施形態3に係る発電要素を示す図である。 図7のB-B断面を示す図であり、集電体上に位置する各層の配置を積層方向から見た図である。 実施形態4に係る発電要素を示す図である。
符号の説明
10 双極型電池、
12 集電体、
13 正極活物質層、
14 負極活物質層、
15 電解質層、
16 双極型電極、
20、20A、20B、20C 発電要素、
23 シール材、
30 CTRサーミスタ、
35 感熱連結部材、
40 外装部材、
50 正極集電板、
60 負極集電板、
100、150 組電池、
200 車両。

Claims (6)

  1. 集電体の一方の面に正極活物質層が形成されかつ他方の面に負極活物質層が形成されてなる双極型電極と、電解質層とが交互に複数積層されてなる双極型電池であって、
    積層方向に隣り合う前記集電体同士を前記集電体の温度の上昇によって絶縁性を呈する抵抗値から電導性を呈する抵抗値まで抵抗値が低下する抵抗値低下部材によって接続したことを特徴とする双極型電池。
  2. 前記抵抗値低下部材は、前記集電体の正極活物質層または負極活物質層が備えられている部分以外の部分に備えたことを特徴とする請求項1に記載の双極型電池。
  3. 前記抵抗値低下部材は、積層方向に隣り合う前記集電体との間で前記電解質層を外部から密封するシール材の外側に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の双極型電池。
  4. 前記抵抗値低下部材は、前記集電体の外周部分の全周に渡って備えたことを特徴とする請求項1−3のいずれかに記載の双極型電池。
  5. 請求項1−4のいずれかに記載の双極型電池を直列または並列に接続して、または直列および並列接続を組み合わせて接続して構成することを特徴とする組電池。
  6. 前記請求項1−4のいずれかに記載の双極型電池または前記請求項5の組電池を搭載したことを特徴とする車両。
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