JP2008130153A - ダイナミック半導体記憶装置及びその動作方法 - Google Patents

ダイナミック半導体記憶装置及びその動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】センスアンプ動作を高速化したDRAMを提供する。
【解決手段】ビット線BLt,/BLtを接地電圧GNDにプリチャージするビット線プリチャージ回路PCt,PCbを設け、ワード線WLが活性化されたときビット線BLt,/BLt間に必ず電位差が生じるように参照ワード線RWLo,RWLe及び参照メモリセルRMCを設ける。N型センスアンプNSAtのトランジスタN10,N11はソースを接地GNDに直接接続し、P型センスアンプPSAのトランジスタP2,P3はソースを電源VDDに直接接続する。トランジスタN10,N11のゲートはビット線/BLt,BLtに接続し、ドレインはビット線BLt,/BLtに接続する。N型センスアンプNSAtがビット線BLt,/BLtの電位差を増幅できるようにシフトワード線SWL及びシフトメモリセルSMCを設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、ダイナミック半導体記憶装置及びその動作方法に関し、さらに詳しくは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)及びその動作方法に関する。
ルータやハブ等の通信機器用メモリ又はCPU(Central Processing Unit)のキャッシュメモリとして、従来、DRAMに比べて高速なSRAM(Static Random Access Memory)が使用されていたが、機器の高性能化・多機能化に伴い大容量化が望まれ、ビット単価が安価なDRAMでの置き換えが盛んに行われるようになってきている。DRAMはワイドI/O(入出力)やマルチバンクでバンド幅を容易に向上させうるが、SRAMに比べてランダムアクセスにおけるサイクルタイムや読出・書込速度が格段に遅いため、用途が限定される。
特開2001−84767号公報(特許文献1)は、図4に示すようなセンスアンプを備えたDRAMを開示する(特許文献1の図3参照)。ここではP型センスアンプPSAが両側のビット線対BL,/BLで共有され、共有線SA及び/SAの間に接続される。ビット線BL及び/BLはアイソレータBLIによって共有線SA及び/SAから分離される。N型センスアンプNSAはビット線BL及び/BLの間に接続される。ビット線BL及び/BLの間には、イコライズ信号EQNに応答してオンになるイコライズトランジスタN20が接続される。ビット線BL及び/BLはイコライズトランジスタN20によってハーフ電源電圧VDD/2にイコライズされる。N型センスアンプNSAは、ハーフ電源電圧VDD/2付近の電位差を検知できるように、NチャネルMOSトランジスタN10,N11のしきい値電圧は低く、たとえば0.2V程度にされる。また、ハーフ電源電圧VDD/2に応答してトランジスタN10,N11がオンして不用意にN型センスアンプNSAが動作し始めないように、トランジスタN10,N11のソースと接地GNDとの間にはセットトランジスタN21が接続される。セット信号SETNに応答してセットトランジスタN21がオンになると、N型センスアンプNSAは動作し始める。
ビット線BL及び/BLはハーフ電源電圧VDD/2にプリチャージされるので、プリチャージに時間がかかるという問題がある。また、N型センスアンプNSAはセットトランジスタN21がオンになるのを待って動作し始めるので、検知・増幅に時間がかかるという問題もある。また、セットトランジスタN21がオンになるとき、隣接するビット線対BL,/BLとの間でカップリングノイズが生じるという問題もある。
また、特開2005−50439号公報(特許文献2)は、図5に示すようなセンスアンプを備えたDRAMを開示する(特許文献2の図1参照)。ここではN型センスアンプNSAの接続だけが上記特許文献1と異なる。すなわち、トランジスタN10及びN11のゲートはそれぞれビット線/BL及びBLに接続されるが、ドレインはそれぞれ共有線SA及び/SAに接続される。イコライズ信号EQPに応答してトランジスタP1がオンになると、共有線SA及び/SAはイコライズされ、電源電圧VDD(=1.6V)よりも少し低い1.2Vにプリチャージされる。一方、イコライズ信号EQNに応答してトランジスタN20がオンになると、ビット線BL及び/BLはイコライズされる。共有線SA及び/SAの電圧はアイソレータBLIのトランジスタN6及びN7でクランプされるので、ビット線BL及び/BLは、1.2Vの共有線SA及び/SAよりもトランジスタN6及びN7のしきい値電圧(0.8V)だけ低い0.4Vにプリチャージされる。
このDRAMでは、トランジスタN10及びN11のドレイン容量だけビット線/BL及びBLの寄生容量が減少するので、読出動作によりビット線/BL及びBLの間に生じる電位差は若干大きくなるが、共有線SA及び/SAの電圧が完全に増幅されるのは、セット信号SETNに応答してセットトランジスタN21がオンになってからである。したがって、データの読出時間は上記特許文献1よりも短くなるが、セットトランジスタN21がオンになるのを待ってN型センスアンプNSAが動作し始めるので、その待ち時間分だけデータの読出時間が長くなる。
また、バースら(非特許文献1)は、図6に示すようなセンスアンプを備えたDRAMを開示する(非特許文献1の図8参照)。ここではビット線プリチャージ回路PCが設けられ、イコライズ信号EQNに応答してビット線/BL及びBLは接地電圧GNDにプリチャージされる。また、メモリセルMCが接続されているビット線BL側と異なるビット線/BL側に参照メモリセルRMCが接続される。プリチャージ要求信号REQPに応答してトランジスタN2がオンになると、ハーフ電源電圧VDD/2が参照メモリセルRMCに付与される。参照ワード線RWLはワード線WLと同時に活性化され、これによりビット線/BLと参照メモリセルRMCとの間で電荷が再分配される。センスアンプPSA,NSAは、このビット線/BLの電圧を基準電圧とし、ビット線/BL及びBLの間に生じた電位差を検知・増幅する。
なおここでは、センスアンプPSA,NSAは共有されていない。ビット線/BL及びBLはカラム選択ゲートN14,N15を介してローカルデータ線LDL,/LDLに接続され、さらにローカル読出書込回路1を介してグローバルデータ線GDL,/GDLに接続される。
このDRAMでは、ビット線/BL及びBLは接地電圧GNDにプリチャージされ、N型センスアンプNSAが不用意に動作し始めることはないので、トランジスタN10,N11のソースは接地GNDに直接接続される。しかし、反対に、P型センスアンプPSAが不用意に動作し始めるので、セットトランジスタP4が必要である。また、寄生容量の大きいデータ線が階層化され、カラム選択ゲートN14,N15がオンになったときのビット線/BL及びBLに付く寄生容量の増大を抑えることはできるが、ローカル読出書込回路1を挿入する必要があるので、エリアペナルティが余りに大きすぎる。
特開2001−84767号公報 特開2005−50439号公報 J. E. Barth, Jr., et al., "Embedded DRAM design and architecture for the IBM 0.11-μm ASIC offering", IBM J. Res. & Dev., Vol. 46, Nov.2002, pp.676-689
本発明の目的は、センスアンプ動作を高速化したダイナミック半導体記憶装置及びその動作方法を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明によるダイナミック半導体記憶装置は、第1のビット線と、第1のビット線と対をなす第2のビット線と、第1及び第2のビット線と交差するワード線と、第1のビット線及びワード線に接続されるメモリセルと、第1及び第2のビット線と交差する参照ワード線と、第2のビット線及び参照ワード線に接続される参照メモリセルと、ワード線を活性化する手段と、ワード腺が活性化される前に第1及び第2のビット線を接地電圧又は電源電圧にプリチャージするビット線プリチャージ手段と、ワード線が活性化されるとき参照ワード線を活性化する手段と、参照ワード腺が活性化される前に参照メモリセルを参照電圧にプリチャージする参照電圧プリチャージ手段と、ワード腺が活性化されるとき第1及び第2のビット線の電圧レベルをシフトさせるレベルシフト手段と、第1の共有線と、第1の共有線と対をなす第2の共有線と、第1及び第2のビット線と第1及び第2の共有線との間に接続される第1のアイソレータと、第1及び第2の共有線の間に接続される第1導電型センスアンプと、第1の第2導電型センスアンプとを備える。第1の第2導電型センスアンプは、第2のビット線に接続されるゲートと、第1の共有線又は第1のビット線に接続されるドレインとを有する第1の第2導電型電界効果トランジスタと、第1のビット線に接続されるゲートと、第2の共有線又は第2のビット線に接続されるドレインとを有する第2の第2導電型電界効果トランジスタとを含む。ここで、第1導電型がP型の場合、第2導電型はN型であり、逆に、第1導電型がN型の場合、第2導電型はP型である。また、第1及び第2のビット線を接地電圧にプリチャージする場合、レベルシフト手段は第1及び第2のビット線の電圧レベルを上昇させる。一方、第1及び第2のビット線を電源電圧にプリチャージする場合、レベルシフト手段は第1及び第2のビット線の電圧レベルを下降させる。
本発明によれば、第1及び第2のビット線は接地電圧又は電源電圧にプリチャージされるので、電源電圧と接地電圧との間の中間電圧にプリチャージされる場合よりもプリチャージ時間が短くなり、その結果、センスアンプ動作が高速化される。第1及び第2のビット線が接地電圧又は電源電圧にプリチャージされても、ワード線が活性化されるとき参照ワード線も活性化され、第2のビット線と参照メモリセルとの間で電荷が再分配されるので、第1及び第2のビット線の間に必ず電位差が生じる。また、ワード腺が活性化されるとき第1及び第2のビット線の電圧レベルがシフトされるので、第1の第2導電型センスアンプは第1及び第2のビット線の間に生じた電位差を確実に検知・増幅する。
好ましくは、第1の第2導電型電界効果トランジスタのドレインは第1の共有線に接続される。第2の第2導電型電界効果トランジスタのドレインは第2の共有線に接続される。第1及び第2の第2導電型電界効果トランジスタのソースは接地又は電源に直接接続される。第1導電型センスアンプは、第2の共有線に接続されるゲートと、第1の共有線に接続されるドレインと、電源又は接地に直接接続されるソースとを有する第1の第1導電型電界効果トランジスタと、第1の共有線に接続されるゲートと、第2の共有線に接続されるドレインと、電源又は接地に直接接続されるソースとを有する第2の第1導電型電界効果トランジスタとを含む。
この場合、第1の第2導電型電界効果トランジスタのドレインは第1のビット線ではなく第1の共有線に接続され、第2の第2導電型電界効果トランジスタのドレインは第2のビット線ではなく第2の共有線に接続されているので、ビット線の寄生容量が減少し、この間に生じる電位差が大きくなるとともに、その増幅速度は速くなる。また、寄生容量の小さい共有線だけで電位差が増幅されるので、その速度はより速くなる。
本発明によるダイナミック半導体記憶装置の動作方法は、ワード腺が活性化される前に第1及び第2のビット線を接地電圧又は電源電圧にプリチャージするステップと、参照ワード腺が活性化される前に参照メモリセルを参照電圧にプリチャージするステップと、第1及び第2のビット線並びに参照メモリセルがプリチャージされた後にワード線及び参照ワード線を活性化するステップと、ワード腺が活性化されるとき第1及び第2のビット線の電圧レベルをシフトさせるステップと、ワード線の活性化から所定時間経過後にアイソレータをオンにするステップと、アイソレータのオンから所定時間経過後にワード線を不活性化するステップと、ワード線が不活性化された後に第1及び第2のビット線を接地電圧又は電源電圧に再プリチャージするステップとを含む。
本発明によれば、第1及び第2のビット線は接地電圧又は電源電圧にプリチャージされるので、電源電圧と接地電圧との間の中間電圧にプリチャージされる場合よりもプリチャージ時間が短くなり、その結果、センスアンプ動作が高速化される。第1及び第2のビット線が接地電圧又は電源電圧にプリチャージされても、ワード線が活性化されるとき参照ワード線も活性化され、第2のビット線と参照メモリセルとの間で電荷が再分配されるので、第1及び第2のビット線の間に必ず電位差が生じる。また、ワード腺が活性化されるとき第1及び第2のビット線の電圧レベルがシフトされるので、第1の第2導電型センスアンプは第1及び第2のビット線の間に生じた電位差を確実に検知・増幅する。
好ましくは、ダイナミック半導体記憶装置の動作方法はさらに、ワード線の活性化から所定時間経過後に参照メモリセルを参照電圧に再プリチャージするステップを含む。
この場合、参照メモリセルの再プリチャージはワード線の活性化から所定時間経過後に行われるので、プリチャージ時間の追加が原因でセンスアンプによる一連の増幅時間が長くなることはない。
好ましくは、ダイナミック半導体記憶装置の動作方法はさらに、シフトワード腺が活性化される前に第1及び第2のシフトメモリセルをシフト電圧にプリチャージするステップと、ワード線が活性化されるときシフトワード線を活性化するステップと、ワード線の活性化から所定時間経過後に第1及び第2のシフトメモリセルをシフト電圧に再プリチャージするステップとを含む。
この場合、シフトメモリセルの再プリチャージはワード線の活性化から所定時間経過後に行われるので、プリチャージ時間の追加が原因でセンスアンプによる一連の増幅時間が長くなることはない。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明を援用する。
図1に示すように、本実施の形態によるDRAM10は、アレイコア12と、ロウデコーダ14と、カラムデコーダ16と、コントローラ18と、VDD/4発生器20とを備える。ロウデコーダ14は、ロウアドレス信号に応答してアレイコア12内のワード線(図示せず)を選択して駆動する。カラムデコーダ16は、カラムアドレス信号に応答してアレイコア12内のカラム選択線(図示せず)を選択して駆動する。コントローラ18は、各種制御信号を発生してアレイコア12に供給する。VDD/4発生器20は、電源電圧VDDの4分の1であるクォータ電源電圧VDD/4を発生してアレイコア12に供給する。
アレイコア12は、図2に示すように、トップアレイTA及びボトムアレイBAと、ビット線プリチャージ回路PCt及びPCbと、アイソレータBLIt及びBLIbと、P型センスアンプPSAと、N型センスアンプNSAt及びNSAbとを備える。
トップアレイTAは、マトリクス状に配置された複数のメモリセルMCと、行に配置された複数のワード線WLo,WLe(これらを総称して単に「WL」と表記する場合もある。)と、列に配置された複数のビット線BLt及び/BLtとを含む。図2では、1対のビット線BLt及び/BLtと、ビット線BLt側の1つのメモリセルMCと、ビット線/BLt側の1つのメモリセルMCと、奇数番目のワード線WLoと、偶数番目のワード線WLeとが代表的に示される。なお、図示及び詳細は省略するが、ボトムアレイBAもトップアレイTAと同様に構成される。
メモリセルMCの各々は、対応するビット線BLt又は/BLtと、対応するワード線WLo又はWLeとに接続され、NチャネルMOSトランジスタN1と、セルキャパシタC1とを含む。トランジスタN1は、対応するワード線WLo又はWLeに接続されたゲートと、対応するビット線BLt又は/BLtに接続されたソース/ドレインと、セルキャパシタC1の一方電極に接続されたソース/ドレインとを有する。セルキャパシタC1の他方電極は接地GNDに接続される。
トップアレイTAはさらに、1本のビット線BLt又は/BLtに対応して1つずつ設けられた参照メモリセルRMCと、1つの参照メモリセルRMCに対応して1つずつ設けられたNチャネルMOSトランジスタN2と、2本の参照ワード線RWLo,RWLe(これらを総称して単に「RWL」と表記する場合もある。)とを含む。
参照メモリセルRMCの各々は、対応するビット線BLt又は/BLtと、対応する参照ワード線RWLo又はRWLeとに接続され、NチャネルMOSトランジスタN3と、参照キャパシタC2とを含む。トランジスタN3は、対応する参照ワード線RWLo又はRWLeに接続されたゲートと、対応するビット線BLt又は/BLtに接続されたソース/ドレインと、参照キャパシタC2の一方電極に接続されたソース/ドレインとを有する。参照キャパシタC2の他方電極は接地GNDに接続される。トランジスタN2の各々は、プリチャージ要求信号REQPを受けるゲートと、参照キャパシタC2の一方電極に接続されたソースと、クォータ電源電圧VDD/4を受けるドレインとを有する。すなわち、トランジスタN2は、プリチャージ要求信号REQPに応答して参照キャパシタC2をクォータ電源電圧VDD/4にプリチャージする。
トップアレイTAはさらに、1本のビット線BLt又は/BLtに対応して1つずつ設けられたシフトメモリセルSMCと、1つのシフトメモリセルSMCに対応して1つずつ設けられたNチャネルMOSトランジスタN4と、2本のシフトワード線SWLとを含む。
シフトメモリセルSMCの各々は、対応するビット線BLt又は/BLtと、対応するシフトワード線SWLとに接続され、NチャネルMOSトランジスタN5と、シフトキャパシタC3とを含む。トランジスタN5は、対応するシフトワード線SWLに接続されたゲートと、対応するビット線BLt又は/BLtに接続されたソース/ドレインと、シフトキャパシタC3の一方電極に接続されたソース/ドレインとを有する。シフトキャパシタC3の他方電極は接地GNDに接続される。トランジスタN4の各々は、プリチャージ要求信号REQPを受けるゲートと、シフトキャパシタC3の一方電極に接続されたソースと、電源電圧VDDを受けるドレインとを有する。すなわち、トランジスタN4は、プリチャージ要求信号REQPに応答してシフトキャパシタC3を電源電圧VDDにプリチャージする。したがって、シフトメモリセルSMC、トランジスタN4及びシフトワード線SWLは、ワード線WLが活性化されるときビット線BLt及び/BLtの電圧レベルを上昇させる手段である。
ビット線プリチャージ回路PCtは、イコライズ信号EQNtに応答してビット線BLt及び/BLtをイコライズし、かつ接地電圧GNDにプリチャージする。ビット線プリチャージ回路PCbは、イコライズ信号EQNbに応答してビット線BLb及び/BLbをイコライズし、かつ接地電圧GNDにプリチャージする。
ビット線BLt及び/BLtは、アイソレータBLItを介して共有線SA及び/SAにそれぞれ接続される。アイソレータBLItは、分離制御信号ISOtに応答してオンになるNチャネルMOSトランジスタN6及びN7含む。ビット線BLb及び/BLbは、アイソレータBLIbを介して共有線SA及び/SAにそれぞれ接続される。アイソレータBLIbは、分離制御信号ISObに応答してオンになるNチャネルMOSトランジスタN8及びN9を含む。
共有線SA及び/SAの間には、イコライズ信号EQPに応答してオンになるイコライズトランジスタ(PチャネルMOSトランジスタ)P1が接続される。共有線SA及び/SAの間にはまた、P型センスアンプPSAが接続される。
P型センスアンプPSAは、PチャネルMOSトランジスタP2及びP3を含む。トランジスタP2のゲートは共有線/SAに接続され、ドレインは共有線SAに接続される。トランジスタP3のゲートは共有線SAに接続され、ドレインは共有線/SAに接続される。トランジスタP2及びP3のソースはともに電源VDDに直接接続される。
N型センスアンプNSAtは、NチャネルMOSトランジスタN10及びN11を含む。トランジスタN10のゲートはビット線/BLtに接続され、ドレインは共有線SAに接続される。トランジスタN11のゲートはビット線BLtに接続され、ドレインは共有線/SAに接続される。トランジスタN10及びN11のソースはともに接地GNDに直接接続される。
N型センスアンプNSAbは、NチャネルMOSトランジスタN12及びN13を含む。トランジスタN12のゲートはビット線/BLtに接続され、ドレインは共有線SAに接続される。トランジスタN13のゲートはビット線BLtに接続され、ドレインは共有線/SAに接続される。トランジスタN12及びN13のソースはともに接地GNDに直接接続される。
アレイコア12はさらに、カラム選択信号CSLに応答してオンになるカラム選択ゲート(NチャネルMOSトランジスタ)N14及びN15を備える。カラム選択ゲートN14は共有線SAとデータ線DLとの間に接続される。カラム選択ゲートN15は共有線/SAとデータ線/DLとの間に接続される。
ここで、トランジスタN10〜N13のしきい値電圧は0.2〜0.3Vであり、他のトランジスタP1〜P3,N1〜N9,N14,N15のしきい値電圧(典型的には0.5〜0.6V)よりも低い。
電源電圧VDDは1.6Vである。後述するようにアイソレータBLIt,BLIbのゲートには電源電圧VDDが与えられるので、電源電圧VDDはアイソレータBLIt,BLIbでクランプされ、アレイの内部電圧は電源電圧VDDよりもトランジスタN6〜N9のしきい値電圧だけ低い電圧(本例では0.8V)になる。
次に、このDRAMの読出動作を図3に示したタイミング図を参照して説明する。
時刻t1以前で、ビット線BLt及び/BLtはビット線プリチャージ回路PCtにより接地電圧GNDにプリチャージされている。共有線SA及び/SAはイコライズトランジスタP1によりイコライズされ、ビット線BLt及び/BLtよりも高い電圧(本例では1.2V)にプリチャージされている。
時刻t1で、ワード線WLの電圧が電源電圧VDD(本例では1.6V)まで上昇すると、ビット線BLt及び/BLtの間に電位差が生じる。詳細は以下のとおり。
偶数番目のワード線WLeが駆動されると、そのワード線WLeに接続されているメモリセルMCとビット線BLtとの間で電荷が再分配される。ビット線BLtは接地電圧GNDにプリチャージされているので、メモリセルMCに記憶されているデータがHレベルの場合、ビット線BLtの電圧は上昇するが、メモリセルMCに記憶されているデータがLレベルの場合、ビット線BLtの電圧は上昇せず、接地電圧GNDを維持する。しかし、偶数目のワード線WLeが駆動されるとき、参照ワード線RWLeも同時に駆動されるので、その参照ワード線RWLeに接続されている参照メモリセルRMCとビット線/BLtとの間で電荷が再分配される。参照メモリセルRMCにはトランジスタN2によりクォータ電源電圧VDD/4があらかじめ付与されているので、ビット線/BLtの電圧は常に少しだけ上昇し、これが基準電圧となる。したがって、偶数番目のワード線WLeが駆動されると、ビット線BLtの電圧は必ず基準電圧よりも高くなるか、又は低くなる。
一方、奇数番目のワード線WLoが駆動されると、そのワード線WLoに接続されているメモリセルMCとビット線/BLtとの間で電荷が再分配される。ビット線/BLtは接地電圧GNDにプリチャージされているので、メモリセルMCに記憶されているデータがHレベルの場合、ビット線/BLtの電圧は上昇するが、メモリセルMCに記憶されているデータがLレベルの場合、ビット線/BLtの電圧は上昇せず、接地電圧GNDを維持する。しかし、奇数番目のワード線WLoが駆動されるとき、参照ワード線RWLoも同時に駆動されるので、その参照ワード線RWLoに接続されている参照メモリセルRMCとビット線BLtとの間で電荷が再分配される。参照メモリセルRMCにはトランジスタN2によりクォータ電源電圧VDD/4があらかじめ付与されているので、ビット線BLtの電圧は常に少しだけ上昇し、これが基準電圧となる。したがって、奇数番目のワード線WLoが駆動されると、ビット線/BLtの電圧は必ず基準電圧よりも高くなるか、又は低くなる。
このように、ワード線WLが駆動されると、ビット線BLt及び/BLtの間に必ず電位差が生じるが、もしシフトメモリセルSMCがなければ、図3に示すように、ビット線BLt'及び/BLt'の電圧はそれぞれ0V及び0.2Vのように余り高くならない。このようにビット線BLt'及び/BLt'の電圧が低すぎると、N型センスアンプNSAtは、たとえトランジスタN10,N11のしきい値電圧が低くても、このような電位差を検知・増幅することができない。
そこで本実施の形態では、このようなビット線BLt'及び/BLt'の電圧を嵩上げするために、シフトメモリセルSMC、トランジスタN4、シフトワード線SWLなどが設けられている。すなわち、ワード線WLが駆動されるとき、参照ワード線RWLだけでなく、シフトワード線SWLも同時に駆動されるので、シフトメモリセルSMCとビット線BLt,/BLtとの間で電荷が再分配される。シフトメモリセルSMCにはトランジスタN4により電源電圧VDDがあらかじめ付与されているので、ビット線BLt及び/BLtの電圧はともに、N型センスアンプNSAtで検知可能なクォータ電源電圧VDD/4(本例では0.4V)付近まで上昇する。
また、本実施の形態はビット線BLt及び/BLtを接地電圧GNDにプリチャージしているため、N型センスアンプNSAtと接地GNDとの間に従来のようにセットトランジスタが接続されている必要はなく、トランジスタN10及びN11のソースは接地GNDに直接接続されている。したがって、ビット線BLt及び/BLtの間に上述したように電位差が生じると、時刻t2で分離制御信号ISOtがHレベルになってアイソレータBLItがオンになる前に、N型センスアンプNSAtは自発的に活性化され、ビット線BLt及び/BLtの間に生じた電位差を検知する。その結果、N型センスアンプNSAtは、時刻t2よりも前に、ビット線BLt及び/BLtのうち電圧が低い方のビット線(本例ではビット線/BLt)に対応する共有線(本例では/SA)の電圧を接地電圧GNDまで引き下げる。同様に、P型センスアンプPSAのトランジスタP2及びP3のソースは電源VDDに直接接続されているので、P型センスアンプPSAも自発的に活性化され、ビット線BLt及び/BLtのうち電圧が高い方のビット線(本例ではビット線BLt)に対応する共有線(本例ではSA)の電圧を電源電圧VDDまで引き上げる。
しかし、トランジスタN10及びN11のドレインはビット線/BLt及びBLtに接続されておらず、しかもこの時点ではまだアイソレータBLItがオフになっているので、P型センスアンプPSA及びN型センスアンプNSAtは、共有線SA及び/SAの電位差を増幅するが、ビット線BLt及び/BLtの電位差を増幅しない。
このように、時刻t2よりも前に共有線SA及び/SAの電位差が増幅されるので、時刻t1から時刻t2までの時間T1を従来よりも大幅に短くすることができる。また、この時点で、ビット線BLt及び/BLtの電位差は全く増幅されないので、互いに隣接するビット線対の間で生じるカップリングノイズが低減される。
次に、時刻t2で、分離制御信号ISOtがHレベル(VDD)になると、アイソレータBLItがオンになる。このとき、トランジスタN6及びN7のゲート電圧は昇圧されておらず、電源電圧VDDであるので、ビット線BLt及び/BLtのうち電圧が低い方のビット線(本例ではビット線/BLt)は共有線/SAと同じ接地電圧GNDまで下降するが、電圧が高い方のビット線(本例ではビット線BLt)は共有線SAと同じ電源電圧VDDまでは上昇しない。すなわち、ビット線BLtの電圧はトランジスタN6でクランプされ、VDD−Vth(VthはトランジスタN6のしきい値電圧)までしか上昇しない。
また、時刻t2でメモリセルMCから読み出されたデータはP型センスアンプPSA及びN型センスアンプNSAtによって既にラッチされているので、時刻t2又はそれ以前に、参照ワード線RWL及びシフトワード線SWLはLレベルになり、プリチャージ要求信号REQPはHレベル(VDD)になる。これにより、トランジスタN3,N5の代わりにトランジスタN2,N4がオンになり、参照メモリセルRMCにはクォータ電源電圧VDD/4が付与され、シフトメモリセルSMCには電源電圧VDDが付与される。
このように本実施の形態は参照メモリセルRMCやシフトメモリセルSMCをプリチャージする必要があるが、その時期はメモリセルMCから読み出されたデータのラッチ後でかつ次のワード線WLの立ち上がり前であればいつでもよいので、このプリチャージ時間のために読出時間が長くなることはない。
ビット線BLt及び/BLtの電位差が完全に増幅された後、カラム選択信号CSLがHレベル(VDD)になると、カラム選択ゲートN14及びN15がオンになり、共有線SA及び/SA上のデータ信号がデータ線DL及び/DL上に読み出される。カラム選択信号CSLは所定時間経過後にLレベルに戻る。
時刻t3で、ワード線WL及び分離制御信号ISOtはともにLレベルに戻る。これにより、メモリセルMCへのデータのリストアが完了し、ビット線BLt及び/BLtは共有線SA及び/SAから切り離される。また同時に時刻t3で、イコライズ信号EQNtがHレベルになり、ビット線プリチャージ回路PCtはビット線BLt及び/BLtを接地電圧GNDにプリチャージする。接地電圧GNDへのプリチャージにかかる時間は、クォータ電源電圧VDD/4等の中間電圧へのプリチャージにかかる時間よりも短い。よって、時刻t3からプリチャージが終了する時刻t4までの時間T3を従来よりも短くすることができる。また時刻t3で、イコライズ信号EQPがLレベルになり、イコライズトランジスタP1は共有線SA,/SAをイコライズし、かつ1.2Vにプリチャージする。
以上のように本実施の形態によれば、ワード線WLと同時にシフトワード線SWLも活性化され、ビット線BLt及び/BLtの電圧レベルが0.4V付近まで嵩上げされるので、N型センスアンプNSAtはビット線BLt及び/BLt間の電位差を確実に検知することができる。また、ビット線BLt及び/BLtは接地電圧GNDにプリチャージされるので、N型センスアンプNSAtにセットトランジスタを設ける必要はなく、トランジスタN10,N11のソースを接地GNDに直接接続することができる。そのため、N型センスアンプNSAtは上述したようにビット線BLt及び/BLt間の電位差を検知すると直ちに自発的に活性化され、増幅動作を開始する。同様に、P型センスアンプPSAを構成するトランジスタP2,P3のソースは電源VDDに直接接続されているため、P型センスアンプPSAも直ちに自発的に活性化され、増幅動作を開始する。このとき、ビット線BLt及び/BLtはアイソレータBLItによって共有線SA及び/SAから分離されているが、N型センスアンプNSAtを構成するトランジスタN10及びN11のゲートはそれぞれビット線/BLt及びBLtに接続され、ソースはそれぞれビット線BLt及び/BLtに接続されているため、ビット線BLt及び/BLt間の電位差は増幅されず、共有線SA及び/SA間の電位差が増幅される。共有線SA及び/SAはビット線BLt及び/BLtよりも短く、寄生容量が小さいので、共有線SA及び/SA間の電位差は短時間で完全に増幅される。その結果、センスアンプ動作は高速化される。
また、参照メモリセルRMCの再プリチャージはワード線WLの活性化から所定時間が経過してビット線BLt及び/BLt間に電位差が生じた後であればいつでも行うことができる。シフトメモリセルSMCの再プリチャージも同様である。よって、参照メモリセルRMC及びシフトメモリセルSMCのためのプリチャージ動作がセンスアンプ動作を遅延させることはない。
上記実施の形態ではビット線BLt及び/BLtは接地電圧GNDにプリチャージされているが、電源電圧VDDにプリチャージされるようにしてもよい。この場合、上記実施の形態におけるN型センスアンプNSAt及びNSAbをP型センスアンプに置き換え、P型センスアンプPSAをN型センスアンプに置き換える必要がある。また、シフトメモリセルSMCを接地電圧GNDにプリチャージし、上記実施の形態とは逆に、ビット線BLt及び/BLtの電圧レベルを少しだけ下げるようにする必要がある。また、参照メモリセルRMCを3VDD/4のような電圧にプリチャージすれば、メモリセルMCがHレベル及びLレベルのどちらを記憶していても、ビット線BLt及び/BLt間に電位差が生じる。
また、上記実施の形態ではシフトワード線SWLは2本設けられているが、これらを共有し、シフトワード線SWLを1本だけ設けるようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態によるDRAMの全体構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したDRAMのアレイコアを示す回路図である。 図2に示したアレイコアの読出動作を示すタイミング図である。 従来のDRAMのアレイコアを示す回路図である。 従来のDRAMの別のアレイコアを示す回路図である。 従来のDRAMのさらに別のアレイコアを示す回路図である。
符号の説明
10 DRAM
12 アレイコア
SA,/SA 共有線
TA トップアレイ
BA ボトムアレイ
WL,WLo,WLe ワード線
RWL,RWLo,RWLe 参照ワード線
SWL シフトワード線
BLt,/BLt,BLb,/BLb ビット線
MC メモリセル
RMC 参照メモリセル
SMC シフトメモリセル
C1 セルキャパシタ
C2 参照キャパシタ
C3 シフトキャパシタ
PSA P型センスアンプ
NSAt,NSAb N型センスアンプ
PCt,PCb ビット線プリチャージ回路
BLIt,BLIb アイソレータ
N1−N15 NチャネルMOSトランジスタ
P1−P3 PチャネルMOSトランジスタ

Claims (11)

  1. 第1のビット線と、
    前記第1のビット線と対をなす第2のビット線と、
    前記第1及び第2のビット線と交差するワード線と、
    前記第1のビット線及び前記ワード線に接続されるメモリセルと、
    前記第1及び第2のビット線と交差する参照ワード線と、
    前記第2のビット線及び前記参照ワード線に接続される参照メモリセルと、
    前記ワード線を活性化する手段と、
    前記ワード腺が活性化される前に前記第1及び第2のビット線を接地電圧又は電源電圧にプリチャージするビット線プリチャージ手段と、
    前記ワード線が活性化されるとき前記参照ワード線を活性化する手段と、
    前記参照ワード腺が活性化される前に前記参照メモリセルを参照電圧にプリチャージする参照電圧プリチャージ手段と、
    前記ワード腺が活性化されるとき前記第1及び第2のビット線の電圧レベルをシフトさせるレベルシフト手段と、
    第1の共有線と、
    前記第1の共有線と対をなす第2の共有線と、
    前記第1及び第2のビット線と前記第1及び第2の共有線との間に接続される第1のアイソレータと、
    前記第1及び第2の共有線の間に接続される第1導電型センスアンプと、
    第1の第2導電型センスアンプとを備え、
    前記第1の第2導電型センスアンプは、
    前記第2のビット線に接続されるゲートと、前記第1の共有線又は前記第1のビット線に接続されるドレインとを有する第1の第2導電型電界効果トランジスタと、
    前記第1のビット線に接続されるゲートと、前記第2の共有線又は前記第2のビット線に接続されるドレインとを有する第2の第2導電型電界効果トランジスタとを含む、ことを特徴とするダイナミック半導体記憶装置。
  2. 請求項1に記載のダイナミック半導体記憶装置であって、
    前記レベルシフト手段は、
    前記第1及び第2のビット線と交差するシフトワード線と、
    前記第1のビット線及び前記シフトワード線に接続される第1のシフトメモリセルと、
    前記第2のビット線及び前記シフトワード線に接続される第2のシフトメモリセルと、
    前記ワード線が活性化されるとき前記シフトワード線を活性化する手段と、
    前記シフトワード腺が活性化される前に前記第1及び第2のシフトメモリセルをシフト電圧にプリチャージするシフト電圧プリチャージ手段とを含む、ことを特徴とするダイナミック半導体記憶装置。
  3. 請求項2に記載のダイナミック半導体記憶装置であって、
    前記第1のシフトメモリセルは、
    第1のキャパシタと、
    前記シフトワード線に接続されるゲートと、前記第1のビット線に接続されるソース/ドレインと、前記第1のキャパシタの一方電極に接続されるソース/ドレインとを有する第1の電界効果トランジスタとを含み、
    前記第2のシフトメモリセルは、
    第2のキャパシタと、
    前記シフトワード線に接続されるゲートと、前記第2のビット線に接続されるソース/ドレインと、前記第2のキャパシタの一方電極に接続されるソース/ドレインとを有する第2の電界効果トランジスタとを含み、
    前記シフト電圧プリチャージ手段は、
    前記シフトワード腺が活性化される前にオンになり、前記シフト電圧を前記第1のキャパシタに供給する第3の電界効果トランジスタと、
    前記シフトワード腺が活性化される前にオンになり、前記シフト電圧を前記第2のキャパシタに供給する第4の電界効果トランジスタとを含む、ことを特徴とするダイナミック半導体記憶装置。
  4. 請求項1に記載のダイナミック半導体記憶装置であって、
    前記第1の第2導電型電界効果トランジスタのドレインは前記第1の共有線に接続され、前記第2の第2導電型電界効果トランジスタのドレインは前記第2の共有線に接続され、
    前記第1及び第2の第2導電型電界効果トランジスタのソースは接地又は電源に直接接続され、
    前記第1導電型センスアンプは、
    前記第2の共有線に接続されるゲートと、前記第1の共有線に接続されるドレインと、電源又は接地に直接接続されるソースとを有する第1の第1導電型電界効果トランジスタと、
    前記第1の共有線に接続されるゲートと、前記第2の共有線に接続されるドレインと、電源又は接地に直接接続されるソースとを有する第2の第1導電型電界効果トランジスタとを含む、ことを特徴とするダイナミック半導体記憶装置。
  5. 請求項4に記載のダイナミック半導体記憶装置であって、
    前記第1の第2導電型センスアンプにおける第1及び第2の第2導電型電界効果トランジスタのしきい値電圧は前記第1導電型センスアンプにおける第1及び第2の第1導電型電界効果トランジスタのしきい値電圧よりも低い、ことを特徴とするダイナミック半導体記憶装置。
  6. 請求項1に記載のダイナミック半導体記憶装置であってさらに、
    第3のビット線と、
    前記第3のビット線と対をなす第4のビット線と、
    前記第1及び第2の共有線と前記第3及び第4のビット線との間に接続された第2のアイソレータと、
    第2の第2導電型センスアンプとを備え、
    前記第2の第2導電型センスアンプは、
    前記第4のビット線に接続されるゲートと、前記第1の共有線又は前記第3のビット線に接続されるドレインとを有する第3の第2導電型電界効果トランジスタと、
    前記第3のビット線に接続されるゲートと、前記第2の共有線又は前記第4のビット線に接続されるドレインとを有する第4の第2導電型電界効果トランジスタとを含む、ことを特徴とするダイナミック半導体記憶装置。
  7. 請求項6に記載のダイナミック半導体記憶装置であって、
    前記第3の第2導電型電界効果トランジスタのドレインは前記第1の共有線に接続され、前記第4の第2導電型電界効果トランジスタのドレインは前記第2の共有線に接続され、
    前記第3及び第4の第2導電型電界効果トランジスタのソースは接地又は電源に直接接続され、
    前記第1導電型センスアンプは、
    前記第2の共有線に接続されるゲートと、前記第1の共有線に接続されるドレインと、電源又は接地に直接接続されるソースとを有する第1の第1導電型電界効果トランジスタと、
    前記第1の共有線に接続されるゲートと、前記第2の共有線に接続されるドレインと、電源又は接地に直接接続されるソースとを有する第2の第1導電型電界効果トランジスタとを含む、ことを特徴とするダイナミック半導体記憶装置。
  8. 請求項7に記載のダイナミック半導体記憶装置であって、
    前記第2の第2導電型センスアンプにおける第3及び第4の第2導電型電界効果トランジスタのしきい値電圧は前記第1導電型センスアンプにおける第1及び第2の第1導電型電界効果トランジスタのしきい値電圧よりも低い、ことを特徴とするダイナミック半導体記憶装置。
  9. ダイナミック半導体記憶装置の動作方法であって、
    前記ダイナミック半導体記憶装置は、
    第1のビット線と、
    前記第1のビット線と対をなす第2のビット線と、
    前記第1及び第2のビット線と交差するワード線と、
    前記第1のビット線及び前記ワード線に接続されるメモリセルと、
    前記第1及び第2のビット線と交差する参照ワード線と、
    前記第2のビット線及び前記参照ワード線に接続される参照メモリセルと、
    第1の共有線と、
    前記第1の共有線と対をなす第2の共有線と、
    前記第1及び第2のビット線と前記第1及び第2の共有線との間に接続されるアイソレータと、
    前記第1及び第2の共有線の間に接続される第1導電型センスアンプと、
    第2導電型センスアンプとを備え、
    前記第2導電型センスアンプは、
    前記第2のビット線に接続されるゲートと、前記第1の共有線又は前記第1のビット線に接続されるドレインとを有する第1の第2導電型電界効果トランジスタと、
    前記第1のビット線に接続されるゲートと、前記第2の共有線又は前記第2のビット線に接続されるドレインとを有する第2の第2導電型電界効果トランジスタとを含み、
    前記動作方法は、
    前記ワード腺が活性化される前に前記第1及び第2のビット線を接地電圧又は電源電圧にプリチャージするステップと、
    前記参照ワード腺が活性化される前に前記参照メモリセルを参照電圧にプリチャージするステップと、
    前記第1及び第2のビット線並びに前記参照メモリセルがプリチャージされた後に前記ワード線及び前記参照ワード線を活性化するステップと、
    前記ワード腺が活性化されるとき前記第1及び第2のビット線の電圧レベルをシフトさせるステップと、
    前記ワード線の活性化から所定時間経過後に前記アイソレータをオンにするステップと、
    前記アイソレータのオンから所定時間経過後に前記ワード線を不活性化するステップと、
    前記ワード線が不活性化された後に前記第1及び第2のビット線を接地電圧又は電源電圧に再プリチャージするステップとを含むことを特徴とするダイナミック半導体記憶装置の動作方法。
  10. 請求項9に記載のダイナミック半導体記憶装置の動作方法であってさらに、
    前記ワード線の活性化から所定時間経過後に前記参照メモリセルを参照電圧に再プリチャージするステップを含むことを特徴とするダイナミック半導体記憶装置の読出動作方法。
  11. 請求項10に記載のダイナミック半導体記憶装置の動作方法であって、
    前記ダイナミック半導体記憶装置はさらに、
    前記第1及び第2のビット線と交差するシフトワード線と、
    前記第1のビット線及び前記シフトワード線に接続される第1のシフトメモリセルと、
    前記第2のビット線及び前記シフトワード線に接続される第2のシフトメモリセルとを備え、
    前記動作方法はさらに、
    前記シフトワード腺が活性化される前に前記第1及び第2のシフトメモリセルをシフト電圧にプリチャージするステップと、
    前記ワード線が活性化されるとき前記シフトワード線を活性化するステップと、
    前記ワード線の活性化から所定時間経過後に前記第1及び第2のシフトメモリセルをシフト電圧に再プリチャージするステップとを含むことを特徴とするダイナミック半導体記憶装置の動作方法。

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