JP2011118975A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ビット線のプリチャージ時間を短縮し、高速動作可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、第1及び第2の増幅器(SA0、SA1)と、第1の増幅器(SA0)の入力端を一端として互いに逆方向に他端へと延在する第1のビット線対(BLB0、BLT0)と、第2の増幅器(SA1)の入力端を一端として互いに逆方向に他端へと延在する第2のビット線対(BLB5、BLT5)と、第1のビット線対の一端を互いに接続する第1のイコライズ回路(プリチャージ回路PC1)と、第2のビット線対のうちの一方のビット線の他端と第1のビット線対のうちのいずれか一方のビット線の一端とを接続する第2のイコライズ回路(プリチャージ回路PC2)と、を備える。
【選択図】図4
【解決手段】半導体記憶装置は、第1及び第2の増幅器(SA0、SA1)と、第1の増幅器(SA0)の入力端を一端として互いに逆方向に他端へと延在する第1のビット線対(BLB0、BLT0)と、第2の増幅器(SA1)の入力端を一端として互いに逆方向に他端へと延在する第2のビット線対(BLB5、BLT5)と、第1のビット線対の一端を互いに接続する第1のイコライズ回路(プリチャージ回路PC1)と、第2のビット線対のうちの一方のビット線の他端と第1のビット線対のうちのいずれか一方のビット線の一端とを接続する第2のイコライズ回路(プリチャージ回路PC2)と、を備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、1本のビット線を複数箇所からプリチャージすることが可能な半導体記憶装置に関する。
容量素子に電荷を蓄積することによりデータの記憶を行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)においては、メモリセルからのデータ読み出し、メモリセルへのデータ書き込みはビット線を介して行われるが、特に読み出しの場合、メモリセルから読み出したデータ(記憶情報)をセンスアンプ等にて差動増幅する必要がある。そのため、一般的に、2本のビット線を1セット(ビット線対)としてセンスアンプの入力端子へ接続する構成をとり、センスアンプにはビット線対を介して互いに相補な信号が入力される。
ここで、メモリセルへのアクセス終了後には、次のアクセスに備えビット線対の電位を同じ電位レベルへイコライズする動作、所謂プリチャージ動作を行う必要がある。なぜなら、ビット線対の電位レベルに差が生じたまま、次のアクセスにおいて、同一ビット線における、前回アクセスしたメモリセルのデータとは異なるデータを記憶しているメモリセルを選択した場合、センスアンプはオフセット電圧が入力され、誤動作を生じるためである。
一方、DRAMのサイクル時間は、アクセス時間とプリチャージ時間が大半を占めるので、サイクル時間の短縮を図るためには、ビット線のプリチャージ時間の短縮化が重要である。
しかし、DRAMにおいては、高集積化に伴い、ビット線の負荷が重くなっているため、上記プリチャージ時間は増大する傾向にある。そのため、例えば特許文献1及び特許文献2においては、1本のビット線を複数箇所(両端含む)でプリチャージする半導体記憶装置が開示されている。また、特許文献3においては、ローカルビット線及びグローバルビット線の2層からなるビット線に関して、グローバルビット線を両端からプリチャージする半導体記憶装置が開示されている。また、特許文献4においては、異なるセンスアンプに接続されたビット線同士、つまり、対となっていないビット線同士を短絡させる接続トランジスタを備えた半導体記憶装置が開示されている。
しかし、DRAMにおいては、高集積化に伴い、ビット線の負荷が重くなっているため、上記プリチャージ時間は増大する傾向にある。そのため、例えば特許文献1及び特許文献2においては、1本のビット線を複数箇所(両端含む)でプリチャージする半導体記憶装置が開示されている。また、特許文献3においては、ローカルビット線及びグローバルビット線の2層からなるビット線に関して、グローバルビット線を両端からプリチャージする半導体記憶装置が開示されている。また、特許文献4においては、異なるセンスアンプに接続されたビット線同士、つまり、対となっていないビット線同士を短絡させる接続トランジスタを備えた半導体記憶装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1〜3に記載されたビット線のプリチャージ方法では、ビット線対(BL,/BL)がそれぞれ独立した状態で、すなわち対をなすビット線の間(ビット線対間)ではビット線は短絡されない状態で、ビット線がプリチャージされる。そのため、ビット線の寄生容量等のばらつきにより、ビット線対間において、プリチャージ期間終了時のビット線のプリチャージ電位に差が生じてしまう。ビット線対間において、プリチャージ期間終了時にビット線のプリチャージ電位に差が生じると、上述の様にセンスアンプにオフセット電位が入力され、メモリセルのデータを正確に読み出すことが出来ず、誤ったデータを読み出すなどの誤動作が生じる。
この問題を解決するためには、例えば、プリチャージ時にビット線対間同士を短絡させて、ビット線対間の電位を一定にする方法が考えられる。これを、ビット線のイコライズ動作と呼ぶ。ここで、ビット線の長さが長くなった場合には、ビット線の長さ方向に渡って同電位となり、かつ、ビット線対間においてビット線の電位を同電位とする必要がある。従って、ビット線対間におけるビット線の短絡も、例えばセンスアンプの近端側の一部だけで行うのではなく、ビット線の両端にて行なう必要がある。
図9に示すように、オープンビット線型の半導体記憶装置においては、ビット線対の各々のビット線のセンスアンプに近い側の端部(以降、「近端」と記載)同士を短絡させることは出来る。例えば、図9において、センスアンプSA0に接続されるビット線BLB0の近端と、ビット線BLT0の近端とを短絡するには、プリチャージ回路(2つのビット線を同電位へイコライズし、かつ、同電位へプリチャージする回路)を用いることで実現できる。
一方、ビット線対の各々のビット線のセンスアンプから遠い側の端部(以降、「遠端」と記載)同士を短絡するためには、長い配線が必要である。例えば、図9において、ビット線BLB0の遠端と、ビット線BLT0の遠端とを短絡するには、長距離配線が必要である。しかし、ビット線対のイコライズに長距離配線を用いた場合、長距離配線の寄生抵抗や寄生容量による遅延時間が大きくなり、その結果、遠端のイコライズに時間を要してしまい、ビット線のプリチャージ時間の短縮は図れない。
すなわち、図9に示すようなオープンビット線型の半導体記憶装置においては、ビット線対を形成する各ビット線の遠端同士を短絡させることは困難であり、プリチャージ時間を短縮できず、サイクルの高速化を図ることができないという問題があった。
また、特許文献4においては、オープンビット線構造の半導体記憶装置において、ビット線対を形成していないビット線の遠端同士を、接続用トランジスタを介して接続する構成が開示されている(特許文献4の図12参照)。しかし、ビット線の遠端側にはプリチャージ回路が配置されておらず、ビット線のプリチャージは其々のビット線の近端がわのみから行なわれるため、ビット線のプリチャージ期間を短縮することはできない。
さらに、特許文献4記載の上記半導体記憶装置は、データ読み出し時にビット線対のうちの一方のビット線をダミービット線に接続することによって生じるビット線対間の容量バラツキを緩和することを目的としている。このため、上記接続用トランジスタは、リファレンス電圧を形成するため、ワード線の立ち上がり後の所定の期間接続状態としておく必要がある(特許文献4の図4及び段落「0050」〜「0054」の記載を参照)。
従って、特許文献4に記載の接続用トランジスタは、そもそも、ビット線対間及びビット線対を形成しないビット線間の電位差をなくすためのプリチャージ回路を構成していないので、プリチャージ時間を短縮するという機能を果たしていないと考えられる。
すなわち、特許文献4における技術によっても、プリチャージ時間を短縮することはできず、サイクルの高速化を図ることができないという問題があった。
すなわち、特許文献4における技術によっても、プリチャージ時間を短縮することはできず、サイクルの高速化を図ることができないという問題があった。
本発明は、第1及び第2の増幅器と、第1の増幅器の入力端を一端として互いに逆方向に他端へと延在する第1のビット線対と、第2の増幅器の入力端を一端として互いに逆方向に他端へと延在する第2のビット線対と、第1のビット線対の一端を互いに接続する第1のイコライズ回路と、第2のビット線対のうちの一方のビット線の他端と第1のビット線対のうちのいずれか一方のビット線の一端とを接続する第2のイコライズ回路と、を備えることを特徴とする半導体記憶装置である。
本発明の半導体記憶装置によれば、ビット線対を形成する各ビット線の近端同士を第1のイコライズ回路により接続するとともに、ビット線対を形成しない隣接するビット線同士の間において、一方のビット線の一端と他方のビット線の他端とを第2のイコライザ回路で接続することが可能となる。これにより、ビット線対間で、ビット線のプリチャージ電位のばらつきを抑制することができ、ビット線のプリチャージ時間の短縮を行うことができ、メモリセルへのデータ入出力のサイクルの高速化を図ることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態における半導体記憶装置10を示すブロック図である。
本実施形態における半導体記憶装置10は、コマンド端子11、コマンドデコーダ12、制御回路13、アドレス端子14、メモリセル部15、データ入出力回路16、及びデータ端子17を備える。
図1は、第1の実施形態における半導体記憶装置10を示すブロック図である。
本実施形態における半導体記憶装置10は、コマンド端子11、コマンドデコーダ12、制御回路13、アドレス端子14、メモリセル部15、データ入出力回路16、及びデータ端子17を備える。
コマンドデコーダ12は、コマンド端子11を介して外部から入力される、読み出し、書き込み等を命令する外部コマンド信号を解読して内部コマンド信号を生成し、制御回路13に対して出力する。
制御回路13は、コマンドデコーダ12から内部コマンド信号が入力され、メモリセル部15内の複数の回路に対し、外部コマンド其々に応じた制御信号を出力する。
データ入出力回路16は、半導体記憶装置10が読み出し動作を行っている際、メモリセル部15から読み出しデータが入力され、入力された読み出しデータを、データ端子17を介して外部に出力する。また、データ入出力回路16は、半導体記憶装置10が書き込み動作を行っている際、データ端子17を介して外部から書き込みデータが入力され、入力された書き込みデータをメモリセル部15に供給する。
メモリセル部15は、複数のバンクk(本実施形態においてはk=0〜7)を含む。各々のバンクkは、メモリセルアレイ21−kと行デコーダ22−kと列デコーダ23−kと、を備える。
行デコーダ22−kは、外部からコマンド端子11を介して入力されるアクティブコマンドに応じた制御信号と、アクティブコマンドと共に外部からアドレス端子14を介して入力されるロウアドレスとが入力され、後述のワード線駆動回路にワード線選択信号を出力する。ワード線駆動回路は、このロウアドレスに対応するメモリセルアレイ内のワード線を選択する。
列デコーダ23−kは、外部からコマンド端子11を介して入力されるリードコマンド又はライトコマンドに応じた制御信号と、リードコマンド又はライトコマンドと共に外部からアドレス端子14を介して入力されるカラムアドレスとが入力され、このカラムアドレスに対応するメモリセルアレイ内のビット線とデータ入出力回路16とを接続する。
以下、本発明の特徴的部分であるメモリセルアレイについて、図2〜図4を用いて説明する。図2は、図1に示した1個のバンク中のメモリセル部15の構成を示す模式図である。また、図3は、図2に示したAの部分を詳細に示す模式図であり、図4は、図3に示したBの部分をさらに詳細に示す模式図である。
図2に示すように、メモリセル部15は、複数のセンスアンプ領域SA、複数のワード線駆動回路、複数のメモリセルマット(Mat)を含む。
センスアンプ領域SAには、ビット線対に接続されるセンスアンプ回路が複数配置される。
メモリセルマット(Mat)には、隣接して配置されるワード線駆動回路に接続された複数のワード線WLと、各々が隣接するセンスアンプ領域SAのいずれか一方に接続される複数のビット線BLが並行に複数本配置され、ビット線BLとワード線WLと交点には、各々メモリセルcellが配置される。
センスアンプ領域SAには、ビット線対に接続されるセンスアンプ回路が複数配置される。
メモリセルマット(Mat)には、隣接して配置されるワード線駆動回路に接続された複数のワード線WLと、各々が隣接するセンスアンプ領域SAのいずれか一方に接続される複数のビット線BLが並行に複数本配置され、ビット線BLとワード線WLと交点には、各々メモリセルcellが配置される。
図2におけるA部分は、図3に示すように、複数のメモリセルマット列MATi(i=0〜n)、複数のセンスアンプ列SARi(i=0〜n−1)、複数のワード線駆動回路WDi(i=0〜n)、及び複数のプリチャージ制御回路PDi(i=0〜n−1)を備える。
図3において、複数のワード線駆動回路WDi各々は、それぞれメモリセルマット列MATiに対応して設けられる。また、ワード線駆動回路WDiは、行デコーダ回路から供給されるワード線選択信号に対応するワード線を活性状態とする。これによって、メモリセルマット列MATiが活性化される。ここで、1回の書き込み動作又は読み出し動作では、図3に示した複数のメモリセルマット列MATi(i=0〜n)のうちの1つのメモリセルマット列が選択的に活性化され、残りのメモリセルマット列は非活性状態とされる。すなわち、(n+1)個のメモリセルマット列のうち、1つのメモリセルマット列中の1本のワード線が選択され、そのメモリセルマット列が活性化される。他のn個のメモリセルマット列が活性化されることはない。
センスアンプ列SARiは、複数のセンスアンプ回路SAと複数の第1のプリチャージ回路PC1と第2のプリチャージ回路PC2とを備える。
また、図3に示すように、複数のプリチャージ制御回路PDi(i=1〜n−1)各々は、それぞれセンスアンプ列SARiに対応して設けられる。プリチャージ制御回路PDiは、外部からコマンド端子11を介して入力されるアクティブコマンドに応じて制御回路13が出力する制御信号と、外部からコマンド端子11を介して入力されるプリチャージコマンドとに応じて制御回路13が出力するマット選択信号によって制御される。そして、対応するセンスアンプ列SARi内に配置された複数の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2の活性又は非活性状態を切り換える。
また、図3に示すように、複数のプリチャージ制御回路PDi(i=1〜n−1)各々は、それぞれセンスアンプ列SARiに対応して設けられる。プリチャージ制御回路PDiは、外部からコマンド端子11を介して入力されるアクティブコマンドに応じて制御回路13が出力する制御信号と、外部からコマンド端子11を介して入力されるプリチャージコマンドとに応じて制御回路13が出力するマット選択信号によって制御される。そして、対応するセンスアンプ列SARi内に配置された複数の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2の活性又は非活性状態を切り換える。
なお、センスアンプ列SARiに含まれるセンスアンプ回路SAを駆動するセンスアンプ駆動回路については、図3及び図4において省略しているが、センスアンプ駆動回路は、外部からコマンド端子11を介して入力されるアクティブコマンドに応じた制御回路13が出力する制御信号により、ワード線が選択された時刻から所定の時間経過後に、センスアンプ回路SAを活性化する。センスアンプ回路SAは、活性化されることにより、接続されるビット線対間の差電位を増幅し、Hレベル側のビット線の電位をメモリセルアレイの電源電位(電源電位レベルVcとする)まで引き上げ、Lレベル側のビット線の電位を接地電位(0V)まで引き下げる。
また、本発明の半導体記憶装置10において、メモリセルアレイは、オープンビット型の構成となっている。つまり、1つのセンスアンプ(例えばセンスアンプ列SAR1に属するセンスアンプSA)に接続される2本のビット線BLT、BLBは、センスアンプ列を間に挟んで配置される、互いに異なるメモリマット(例えばメモリセルマット列MAT1及びMAT2)に属し、互いに相補な信号が入力され、或いは相補な信号を出力する構成となっている。
また、本発明の半導体記憶装置においては、センスアンプはワード線の延伸方向にそって、互い違いに配置されている。この配置を、図4を用いて説明すると、メモリセルマット列MAT1に属するビット線は、プリチャージ制御回路の遠い側から見て(すなわち、図面上側から)、ビット線BLB0,ビット線BLB5,ビット線BLB3,ビット線BLB6…と順に配置される。ビット線BLB0に接続されるセンスアンプSA0と、ビット線BLB3に接続されるセンスアンプSA3は、センスアンプ列SAR1に配置される。一方、ビット線BLB5に接続されるセンスアンプSA1と、ビット線BLB6に接続されるセンスアンプSA4は、センスアンプ列SAR0に配置される。つまり、センスアンプSA0とセンスアンプSA1、センスアンプSA1とセンスアンプSA3、センスアンプSA3とセンスアンプSA4は、それぞれ、異なるセンスアンプ列に互い違いに配置されている。より一般的に、図3を用いて説明すると、メモリセルマット列MATiにおいて、ワード線駆動回路WDiから遠い側から近い側へ隣接配置されている複数のビット線において、奇数番目のビット線は、i=奇数の場合、センスアンプ列SARiのセンスアンプに接続され、i=偶数の場合、センスアンプ列SAR(i−1)のセンスアンプに接続される。また、偶数番目のビット線は、i=奇数の場合、センスアンプ列SAR(i−1)のセンスアンプに接続され、i=偶数の場合、センスアンプ列SARiのセンスアンプに接続される。すなわち、メモリセルマット列MATiにおいて、奇数番目のビット線に接続されるセンスアンプと、偶数番目のビット線に接続されるセンスアンプは、互いにビット線方向に互いに隣り合うセンスアンプ列内のセンスアンプとなる。
なお、このように配置することにより、ワード線の延伸方向に沿って隣接する2つのセンスアンプの間隔(中心間の距離、センスアンプピッチ)は、ワード線の延伸方向に沿って隣接する2本のビット線の間隔(中心間の距離、ビット線ピッチ)の2倍となっている。例えば、図4において、センスアンプ列SAR1に属するセンスアンプSA0とセンスアンプSA3とのピッチは、ビット線BLB0とビット線BLB5とのピッチの2倍となっている。また、1つのメモリセルマットを挟んで互いに隣接する2つのセンスアンプ列においては、センスアンプは、ワード線の延伸方向に対してビット線ピッチ分ずれて配置されている。
このようにして、ワード線の延伸方向に沿って隣接する2本のビット線は、互いに異なるセンスアンプ列に配置されたセンスアンプに接続され、メモリセルアレイは、図3及び図4に示すようなオープンビット型のセルアレイを構成している。
このようにして、ワード線の延伸方向に沿って隣接する2本のビット線は、互いに異なるセンスアンプ列に配置されたセンスアンプに接続され、メモリセルアレイは、図3及び図4に示すようなオープンビット型のセルアレイを構成している。
ここで、第1のプリチャージ回路PC1の構成を、図4におけるセンスアンプSA0に対応して設けられたプリチャージ回路を例に説明する。なお、図3及び図4において、プリチャージ回路PC1は、全て同一の構成であり、同一のセンスアンプ列SARiに属するプリチャージ回路PC1は同一の制御信号(マット選択信号)により、活性化または非活性化される。
第1のプリチャージ回路PC1は、図4に示すように、Nチャネル型MOSトランジスタN1〜N3の3つのトランジスタで構成される。Nチャネル型MOSトランジスタN1のゲート端子は、プリチャージ制御回路PD1に接続され、第1のプリチャージ信号PRE1が入力される。また、ソース端子又はドレイン端子の一方がビット線BLB0へ、他方がビット線BLT0へ接続される。ここで、ビット線BLB0及びビット線BLT0がビット線対を構成して、センスアンプSA0に接続されるビット線である。
かかる構成により、Nチャネル型MOSトランジスタN1は、ビット線のプリチャージ時において、第1のプリチャージ信号PRE1がHレベルになると、ビット線BLB0及びビット線BLT0を短絡し、2本のビット線の電位を同電位へとイコライズする。
第1のプリチャージ回路PC1は、図4に示すように、Nチャネル型MOSトランジスタN1〜N3の3つのトランジスタで構成される。Nチャネル型MOSトランジスタN1のゲート端子は、プリチャージ制御回路PD1に接続され、第1のプリチャージ信号PRE1が入力される。また、ソース端子又はドレイン端子の一方がビット線BLB0へ、他方がビット線BLT0へ接続される。ここで、ビット線BLB0及びビット線BLT0がビット線対を構成して、センスアンプSA0に接続されるビット線である。
かかる構成により、Nチャネル型MOSトランジスタN1は、ビット線のプリチャージ時において、第1のプリチャージ信号PRE1がHレベルになると、ビット線BLB0及びビット線BLT0を短絡し、2本のビット線の電位を同電位へとイコライズする。
Nチャネル型MOSトランジスタN2のゲート端子は、プリチャージ制御回路PD1に接続され、第1のプリチャージ信号PRE1が入力される。また、ソース端子又はドレイン端子の一方がビット線BLT0へ、他方がプリチャージ電位供給線へ接続される。ここで、プリチャージ電位供給線は、図4においては不図示の電源発生回路に接続され、電源発生回路から、プリチャージ電位レベル(プリチャージ電位レベルVPREとする)、例えば、電源電位レベルVcの1/2の電位レベルが供給される。
また、Nチャネル型MOSトランジスタN3のゲート端子は、プリチャージ制御回路PD1に接続され、第1のプリチャージ信号PRE1が入力される。また、ソース端子又はドレイン端子の一方がビット線BLB0へ、他方がプリチャージ電位供給線へ接続される。
また、Nチャネル型MOSトランジスタN3のゲート端子は、プリチャージ制御回路PD1に接続され、第1のプリチャージ信号PRE1が入力される。また、ソース端子又はドレイン端子の一方がビット線BLB0へ、他方がプリチャージ電位供給線へ接続される。
かかる構成により、Nチャネル型MOSトランジスタN2及びN3は、ビット線のプリチャージ時において、第1のプリチャージ信号PRE1がHレベルになると、ビット線BLB0及びビット線BLT0を短絡し、2本のビット線の電位を同電位へとイコライズするとともに、さらに、両ビット線の電位をプリチャージ電位レベルVPREへとプリチャージする。
従って、第1のプリチャージ回路PC1は、ビット線のプリチャージ時において、第1のプリチャージ信号PRE1がHレベルになると、Nチャネル型MOSトランジスタN2と、Nチャネル型MOSトランジスタN2及びN3により、ビット線BLB0及びビット線BLT0をイコライズする(同電位とする)とともに、Nチャネル型MOSトランジスタN2及びN3により、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。
従って、第1のプリチャージ回路PC1は、ビット線のプリチャージ時において、第1のプリチャージ信号PRE1がHレベルになると、Nチャネル型MOSトランジスタN2と、Nチャネル型MOSトランジスタN2及びN3により、ビット線BLB0及びビット線BLT0をイコライズする(同電位とする)とともに、Nチャネル型MOSトランジスタN2及びN3により、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。
次に、第2のプリチャージ回路PC2の構成を、図4におけるセンスアンプSA0に対応して設けられたプリチャージ回路を例に説明する。なお、図3及び図4において、プリチャージ回路PC2は、全て同一の構成であるが、同一のセンスアンプ列SARiに属するプリチャージ回路PC2のうち、センスアンプを挟んで左右に設けられるプリチャージ回路は、異なる制御信号(マット選択信号)により、活性化または非活性化される。例えば、図4において、センスアンプ列SAR1の左側に設けられる第2のプリチャージ回路PC2は、第2のプリチャージ信号PREF3により活性化または非活性化され、右側に設けられる第2のプリチャージ回路PC2は、第2のプリチャージ信号PREF4により活性化または非活性化される。
第2のプリチャージ回路PC2の構成については、センスアンプSA0の左側に設けられたプリチャージ回路を例に説明する。
第2のプリチャージ回路PC2は、図4に示すように、Nチャネル型MOSトランジスタN4〜N6の3つのトランジスタで構成される。Nチャネル型MOSトランジスタN4のゲート端子は、プリチャージ制御回路PD1に接続され、第2のプリチャージ信号PREF3が入力される。また、ソース端子又はドレイン端子の一方がビット線BLB0の近端(第1のビット線の一端)、他方がビット線BLB5の遠端(第3のビット線の他端)へ接続される。ここで、ビット線BLB0及びビット線BLT0がビット線対を構成して、センスアンプSA0に接続されるビット線であり、ビット線BLB5及びビット線BLT5がビット線対を構成して、センスアンプSA1に接続されるビット線である。すなわち、ビット線BLB0とビット線BLB5は、ビット線BLB0の近端(一端)とビット線BLB5の遠端(他端)とが隣接し、ビット線BLB0の遠端(他端)とビット線BLB5の近端(一端)とが隣接し、互いに平行に延在する関係にある。
第2のプリチャージ回路PC2は、図4に示すように、Nチャネル型MOSトランジスタN4〜N6の3つのトランジスタで構成される。Nチャネル型MOSトランジスタN4のゲート端子は、プリチャージ制御回路PD1に接続され、第2のプリチャージ信号PREF3が入力される。また、ソース端子又はドレイン端子の一方がビット線BLB0の近端(第1のビット線の一端)、他方がビット線BLB5の遠端(第3のビット線の他端)へ接続される。ここで、ビット線BLB0及びビット線BLT0がビット線対を構成して、センスアンプSA0に接続されるビット線であり、ビット線BLB5及びビット線BLT5がビット線対を構成して、センスアンプSA1に接続されるビット線である。すなわち、ビット線BLB0とビット線BLB5は、ビット線BLB0の近端(一端)とビット線BLB5の遠端(他端)とが隣接し、ビット線BLB0の遠端(他端)とビット線BLB5の近端(一端)とが隣接し、互いに平行に延在する関係にある。
かかる構成により、Nチャネル型MOSトランジスタN4は、ビット線のプリチャージ時において、第2のプリチャージ信号PREF3がHレベルになると、ビット線BLB0の近端及びビット線BLB5の遠端を短絡し、2本のビット線の電位を同電位へとイコライズする。
また、Nチャネル型MOSトランジスタN5のゲート端子は、プリチャージ制御回路PD1に接続され、第2のプリチャージ信号PREF3が入力される。また、ソース端子又はドレイン端子の一方がビット線BLB0の近端へ、他方が上記プリチャージ電位供給線(プリチャージ電位レベルVPRE)へ接続される。
また、Nチャネル型MOSトランジスタN6のゲート端子は、プリチャージ制御回路PD1に接続され、第2のプリチャージ信号PREF3が入力される。また、ソース端子又はドレイン端子の一方がビット線BLB5の遠端へ、他方がプリチャージ電位供給線へ接続される。
また、Nチャネル型MOSトランジスタN6のゲート端子は、プリチャージ制御回路PD1に接続され、第2のプリチャージ信号PREF3が入力される。また、ソース端子又はドレイン端子の一方がビット線BLB5の遠端へ、他方がプリチャージ電位供給線へ接続される。
かかる構成により、Nチャネル型MOSトランジスタN5及びN6は、ビット線のプリチャージ時において、第2のプリチャージ信号PREF3がHレベルになると、ビット線BLB0の近端及びビット線BLB5の遠端を短絡し、2本のビット線の電位を同電位へイコライズするとともに、さらに、両ビット線の電位をプリチャージ電位レベルVPREへとプリチャージする。
従って、第2のプリチャージ回路PC2は、ビット線のプリチャージ時において、第2のプリチャージ信号PREF3がHレベルになると、Nチャネル型MOSトランジスタN4と、Nチャネル型MOSトランジスタN5及びN6により、ビット線BLB0の遠端及びビット線BLB5の遠端をイコライズする(同電位とする)とともに、Nチャネル型MOSトランジスタN5及びN6によりプリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。
従って、第2のプリチャージ回路PC2は、ビット線のプリチャージ時において、第2のプリチャージ信号PREF3がHレベルになると、Nチャネル型MOSトランジスタN4と、Nチャネル型MOSトランジスタN5及びN6により、ビット線BLB0の遠端及びビット線BLB5の遠端をイコライズする(同電位とする)とともに、Nチャネル型MOSトランジスタN5及びN6によりプリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。
このように、図3に示すプリチャージ制御回路PDiは、第1のプリチャージ信号PREiをセンスアンプ列SARi内の第1のプリチャージ回路PC1に供給することで、第1のプリチャージ回路PC1の活性又は非活性状態を制御する。また、プリチャージ制御回路PDiは、第2のプリチャージ信号PREF(i×2+1),PREF(i×2+2)を、それぞれ、センスアンプ列SARi内の左側に位置する第2のプリチャージ回路PC2、右側に位置する第2のプリチャージ回路PC2に供給することで、第2のプリチャージ回路PC2の活性又は非活性状態を制御する。
ここで、図3に示すメモリセルマット列MATi、センスアンプ列SARi、第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2の活性、非活性状態についてまとめると、次のような関係になる。
メモリセルマット列MATiが活性化されると、すなわち、メモリセルマット列MATi内のワード線WLが選択されると、所定の時間経過後、メモリセルマット列MATiを挟むセンスアンプ列SAR(i−1)とSAR(i)が活性化され、センスアンプ列内のセンスアンプが増幅動作を行う。
また、メモリセルマット列MATi内のワード線WLが選択される前において、センスアンプ列SAR(i−1)及びセンスアンプ列SAR(i)内の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2は活性状態から非活性状態へ移行する。プリチャージ時間を終了し、センスアンプによる増幅動作を行うため、各ビット線の電位をフローティングにするためである。
メモリセルマット列MATiが活性化されると、すなわち、メモリセルマット列MATi内のワード線WLが選択されると、所定の時間経過後、メモリセルマット列MATiを挟むセンスアンプ列SAR(i−1)とSAR(i)が活性化され、センスアンプ列内のセンスアンプが増幅動作を行う。
また、メモリセルマット列MATi内のワード線WLが選択される前において、センスアンプ列SAR(i−1)及びセンスアンプ列SAR(i)内の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2は活性状態から非活性状態へ移行する。プリチャージ時間を終了し、センスアンプによる増幅動作を行うため、各ビット線の電位をフローティングにするためである。
また、センスアンプ列SAR(i−2)内の右側に位置する(SAR(i−1)側の)第2のプリチャージ回路PC2も活性状態から非活性状態へ移行する。メモリセルマット列MAT(i−1)内のビット線を互いに電気的に非接続とするためである。
また、センスアンプ列SAR(i+1)内の左側に位置する(SAR(i)側の)第2のプリチャージ回路PC2も活性状態から非活性状態へ移行する。メモリセルマット列MAT(i+1)内のビット線を互いに電気的に非接続とするためである。なお、活性状態となった第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2は、プリチャージ時において非活性状態から活性状態へ移行する。
なお、メモリセルマット列MATiが活性化される期間において、他のメモリマットが活性化されることはない。また、上記以外の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2は、メモリセルマット列MATiが活性化される期間においても、活性化状態を維持し、接続されるビット線の電位をプリチャージ電位レベルVPREに維持している。
また、センスアンプ列SAR(i+1)内の左側に位置する(SAR(i)側の)第2のプリチャージ回路PC2も活性状態から非活性状態へ移行する。メモリセルマット列MAT(i+1)内のビット線を互いに電気的に非接続とするためである。なお、活性状態となった第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2は、プリチャージ時において非活性状態から活性状態へ移行する。
なお、メモリセルマット列MATiが活性化される期間において、他のメモリマットが活性化されることはない。また、上記以外の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2は、メモリセルマット列MATiが活性化される期間においても、活性化状態を維持し、接続されるビット線の電位をプリチャージ電位レベルVPREに維持している。
図5は、図4におけるワード線WL1を選択し、メモリセルマット列MAT1が活性化する場合、プリチャージ時におけるプリチャージ回路の活性化動作及びビット線の電位変化を示すタイミングチャートである。
半導体記憶装置10において、外部からコマンド端子11を介してアクティブコマンドが入力されると、アクティブコマンドと共に外部からアドレス端子14を介して入力されるロウアドレスのうちの数ビットが示すアドレス情報により、一つのメモリセルマット列(図4に示すメモリセルマット列MAT1)が活性化される。
半導体記憶装置10において、外部からコマンド端子11を介してアクティブコマンドが入力されると、アクティブコマンドと共に外部からアドレス端子14を介して入力されるロウアドレスのうちの数ビットが示すアドレス情報により、一つのメモリセルマット列(図4に示すメモリセルマット列MAT1)が活性化される。
まず、時刻t1において、プリチャージ制御回路PD0〜PD(n−1)は、メモリセルマット列MAT1を活性化するため、制御回路13からマット選択信号が入力されると、メモリセルマット列MAT1に対応するセンスアンプ列SAR0及びSAR1を含む複数のセンスアンプ列内に配置された複数の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2を活性化状態から非活性化状態へとする。
具体的には、時刻t1において、プリチャージ制御回路PD1は、第1のプリチャージ信号PRE1、第2のプリチャージ信号PREF3及びPREF4を、HレベルからLレベルへとし、センスアンプ列SAR1内の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2を非活性状態にする。
また、プリチャージ制御回路PD2は、第1のプリチャージ信号PRE2及び第2のプリチャージ信号PREF6をHレベルに維持する。これにより、センスアンプ列SAR2内の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ信号PREF6が入力される第2のプリチャージ回路PC2は、活性状態を維持する。
一方、プリチャージ制御回路PD2は、第2のプリチャージ信号PREF5を、HレベルからLレベルへ変化させる。これにより、センスアンプ列SAR2内の第2のプリチャージ信号PREF5が入力される第2のプリチャージ回路PC2は、非活性状態となる。
また、プリチャージ制御回路PD0は、第1のプリチャージ信号PRE0、第2のプリチャージ信号PREF1及びPREF2を、HレベルからLレベルへ変化させる。これにより、センスアンプ列SAR0内の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2は、非活性状態となる。
また、プリチャージ制御回路PD2は、第1のプリチャージ信号PRE2及び第2のプリチャージ信号PREF6をHレベルに維持する。これにより、センスアンプ列SAR2内の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ信号PREF6が入力される第2のプリチャージ回路PC2は、活性状態を維持する。
一方、プリチャージ制御回路PD2は、第2のプリチャージ信号PREF5を、HレベルからLレベルへ変化させる。これにより、センスアンプ列SAR2内の第2のプリチャージ信号PREF5が入力される第2のプリチャージ回路PC2は、非活性状態となる。
また、プリチャージ制御回路PD0は、第1のプリチャージ信号PRE0、第2のプリチャージ信号PREF1及びPREF2を、HレベルからLレベルへ変化させる。これにより、センスアンプ列SAR0内の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2は、非活性状態となる。
こうして、メモリセルマット列MAT1内のビット線、これらのビット線と対をなすメモリセルマット列MAT0及びMAT2内のビット線は、隣接するビット線と電気的に非接続の状態となり、センス動作に備える。すなわち、ビット線対(BLB0、BLT0)、(BLB5、BLT5)の各ビット線の電位はプリチャージ電位レベルVPREと同電位のレベルのままフローティングとなる。
次に、ワード線駆動回路WD1は、ワード線WL1をHレベル(図5において昇圧電位レベルVHで示す)とし、メモリセルマット列MAT1を活性化する。これにより、ビット線BLB0の電位は、プリチャージ電位レベルVPREよりHレベル側へ変化する。図5においては、メモリセルcell1がHレベルのデータを記憶していた場合を示している。また、ビット線BLB5の電位は、プリチャージ電位レベルVPREよりLレベル側へ変化する。図5においては、メモリセルcell2がLレベルのデータを記憶していた場合を示している。この期間を図5において、「セルデータ読み出し期間」として示している。
次に、ワード線駆動回路WD1は、ワード線WL1をHレベル(図5において昇圧電位レベルVHで示す)とし、メモリセルマット列MAT1を活性化する。これにより、ビット線BLB0の電位は、プリチャージ電位レベルVPREよりHレベル側へ変化する。図5においては、メモリセルcell1がHレベルのデータを記憶していた場合を示している。また、ビット線BLB5の電位は、プリチャージ電位レベルVPREよりLレベル側へ変化する。図5においては、メモリセルcell2がLレベルのデータを記憶していた場合を示している。この期間を図5において、「セルデータ読み出し期間」として示している。
時刻t2〜t3は、「センスアンプ活性化期間(再書き込み期間)」であり、ビット線対間の差電位を増幅し、メモリセルのレベルをリストアする期間である。ワード線WL1をLレベルにすることで、かかる期間が終了し、時刻t3においてビット線プリチャージ期間へ移行する。
時刻t3において、プリチャージ制御回路PD1は、第1のプリチャージ信号PRE1、第2のプリチャージ信号PREF3及びPREF4を、LレベルからHレベルへ変化させる。これにより、センスアンプ列SAR1内の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2は活性状態となる。
また、プリチャージ制御回路PD2は、第2のプリチャージ信号PREF5を、LレベルからHレベルへ変化させる。これにより、センスアンプ列SAR2内の第2のプリチャージ信号PREF5が入力される第2のプリチャージ回路PC2は活性状態となる。
また、プリチャージ制御回路PD0は、第1のプリチャージ信号PRE0、第2のプリチャージ信号PREF1及びPREF2を、LレベルからHレベルへ変化させる。これにより、センスアンプ列SAR0内の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2は活性状態となる。
また、プリチャージ制御回路PD2は、第2のプリチャージ信号PREF5を、LレベルからHレベルへ変化させる。これにより、センスアンプ列SAR2内の第2のプリチャージ信号PREF5が入力される第2のプリチャージ回路PC2は活性状態となる。
また、プリチャージ制御回路PD0は、第1のプリチャージ信号PRE0、第2のプリチャージ信号PREF1及びPREF2を、LレベルからHレベルへ変化させる。これにより、センスアンプ列SAR0内の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2は活性状態となる。
こうして、センスアンプ列SAR1内の第1のプリチャージ回路PC1は、対応するプリチャージ制御回路PD1から供給される第1のプリチャージ信号PRE1がHレベルとなり、活性化される。そして、センスアンプSA0,SA3…に接続されたビット線対(BLB0、BLT0),(BLB3、BLT3)を短絡するとともに、各ビット線の電位をプリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。
また、センスアンプ列SAR0内の第1のプリチャージ回路PC1は、対応するプリチャージ制御回路PD0から供給される第1のプリチャージ信号PRE0がHレベルとなり、活性化される。そして、センスアンプSA1,SA4…に接続されたビット線対(BLB5、BLT5),(BLB6、BLT6)を短絡するとともに、各ビット線の電位をプリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。
なお、上記以外の第1のプリチャージ回路PC1は全て、センスアンプ列内のセンスアンプが動作しないため、メモリセルマット列MAT1が活性化されている間も、第1のプリチャージ信号PREi(この場合、iは0、1以外)はHレベルに維持されており、対応するビット線の電位をプリチャージ電位レベルVPREに維持している。例えば、センスアンプ列SAR2内の第1のプリチャージ回路PC1は、メモリセルマット列MAT1が活性化されている間、センスアンプSA2,SA5…に接続されたビット線対(BLB2、BLT2),(BLB4、BLT4)を短絡し、各ビット線の電位をプリチャージ電位レベルVPREへ固定している。
また、センスアンプ列SAR1内の第2のプリチャージ回路PC2は、対応するプリチャージ制御回路PD1から供給される第2のプリチャージ信号PREF3、PREF4がHレベルとなることにより活性化され、ビット線対(BLB0、BLT0)と、このビット線対に対してワード線の延伸方向に隣接する複数のビット線(BLB5、BLB3、BLB6、…と、BLT2、BLT3、BLT4、…)とを短絡してイコライズするとともに、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。つまり、センスアンプ列SAR1内の、第2のプリチャージ信号PREF3が入力される第2のプリチャージ回路PC2は、センスアンプ列SAR0に接続されるビット線BLB5、BLB6、…の遠端部と、センスアンプ列SAR1に接続されるビット線BLB0、BLB3、…の近端部を短絡させてイコライズするとともに、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。また、センスアンプ列SAR1内の、第2のプリチャージ信号PREF4が入力される第2のプリチャージ回路PC2は、センスアンプ列SAR2に接続されるビット線BLT2、BLT4、…の遠端部と、センスアンプ列SAR1に接続されるビット線BLT0、BLT3、…の近端部を短絡させてイコライズするとともに、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。
また、センスアンプ列SAR0内の第2のプリチャージ回路PC2は、対応するプリチャージ制御回路PD0から供給される第2のプリチャージ信号PREF1、PREF2がHレベルとなることにより活性化され、ビット線対(BLB5、BLT5)と、このビット線対に対してワード線の延伸方向に隣接する複数のビット線(図面上側からDBL、DBL、BLT6、…と、図面上側からBLB0、BLB3、BLB6、…)とを短絡してイコライズするとともに、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。つまり、センスアンプ列SAR0内の、第2のプリチャージ信号PREF2が入力される第2のプリチャージ回路PC2は、センスアンプ列SAR1に接続されるビット線BLB0、BLB3、…の遠端部と、センスアンプ列SAR0に接続されるビット線BLB5、BLB6、…の近端部を短絡させてイコライズするとともに、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。また、センスアンプ列SAR0内の、第2のプリチャージ信号PREF1が入力される第2のプリチャージ回路PC2は、ダミービット線DBL、DBL、…の遠端部と、センスアンプ列SAR0に接続されるビット線BLT5、BLT6、…の近端部を短絡させてイコライズするとともに、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。なお、ダミービット線は、例えばプリチャージ電位レベルVPREに電位が固定されているビット線である。
また、センスアンプ列SAR2内の、第2のプリチャージ信号PREF5が入力される第2のプリチャージ回路PC2は、対応するプリチャージ制御回路PD2から供給される第2のプリチャージ信号PREF5がHレベルとなることにより活性化され、センスアンプ列SAR1に接続されるビット線BLT0、BLT3、…の遠端部と、センスアンプ列SAR2に接続されるビット線BLT2、BLT4、…の近端部を短絡させてイコライズするとともに、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。
また、図3のメモリセルマット列MAT0の左側(センスアンプ列SAR0より見て遠い側)に配置された第2のプリチャージ回路PC2は、対応するプリチャージ制御回路は例えばプリチャージ制御回路PD0であり、PD0から供給される第2のプリチャージ信号PREF1がHレベルとなることにより活性化され、センスアンプ列SAR0に接続されるビット線BLT5、BLT6、…の遠端部と、電位が固定されているダミービット線を短絡させてイコライズするとともに、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。
また、図3のメモリセルマット列MAT0の左側(センスアンプ列SAR0より見て遠い側)に配置された第2のプリチャージ回路PC2は、対応するプリチャージ制御回路は例えばプリチャージ制御回路PD0であり、PD0から供給される第2のプリチャージ信号PREF1がHレベルとなることにより活性化され、センスアンプ列SAR0に接続されるビット線BLT5、BLT6、…の遠端部と、電位が固定されているダミービット線を短絡させてイコライズするとともに、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。
なお、上記以外の第2のプリチャージ回路PC2は全て、センスアンプ列内のセンスアンプが動作しないため、メモリセルマット列MAT1が活性化されている間も、第2のプリチャージ信号PREFj(この場合、jは1〜5以外)はHレベルに維持されており、対応するビット線の電位をプリチャージ電位レベルVPREに維持している。例えば、センスアンプ列SAR2内の第2のプリチャージ信号PREF6が入力される第2のプリチャージ回路PC2は、メモリセルマット列MAT1が活性化されている間、メモリマット列MAT3内のビット線を短絡し、各ビット線の電位をプリチャージ電位レベルVPREへ固定している。
このようなプリチャージ動作において、ビット線対(BLB0、BLT0)に着目すると、ビット線BLB0の遠端はプリチャージ回路PC2により、ビット線BLB5の近端に接続され、ビット線BLT0の遠端はプリチャージ回路PC2により、ビット線BLT2の近端に接続されるので、ビット線の遠端と近端のプリチャージ時間差が短縮される。また、非活性化状態にあったメモリマットMAT3のビット線、MAT0中のDBLにチャージされた電荷が、PC1、PC2を介して供給されるため、プリチャージ時間が更に短縮される。
このように、本実施形態による半導体記憶装置は、第1及び第2の増幅器(SA0、SA1)と、第1の増幅器(SA0)の入力端を一端として互いに逆方向に他端へと延在する第1のビット線対(BLB0、BLT0)と、第2の増幅器(SA1)の入力端を一端として互いに逆方向に他端へと延在する第2のビット線対(BLB5、BLT5)と、第1のビット線対の一端を互いに接続する第1のイコライズ回路(センスアンプ列SAR0、SAR1内のプリチャージ回路PC1)と、第2のビット線対のうちの一方のビット線の他端と第1のビット線対のうちのいずれか一方のビット線の一端とを接続する第2のイコライズ回路(センスアンプ列SAR1内のBLB0側、センスアンプ列SAR0内のBLB5側のプリチャージ回路PC2)と、を備えることを特徴とする半導体記憶装置である。
これにより、本発明は、オープンビット線型のメモリセル部を備える半導体記憶装置において、選択されたワード線が属するメモリセルマット(メモリセルマット列MAT1)内の其々のビット線を、該メモリセルマットに隣接して配置されたセンスアンプ列(センスアンプ列SAR1、SAR2)に属するプリチャージ回路(プリチャージ回路PC1及びPC2)により、センスアンプの近端及び遠端の両方からプリチャージすることで、ビット線のプリチャージ時間を短縮できるものである。
さらに、本発明の半導体記憶装置は、プリチャージ時に、前記メモリセルマットに対し、前記メモリセルマットに属するビット線と、前記メモリセルマットと其々上記センスアンプ列を挟んで隣接している2つの隣接メモリセルマット(メモリセルマット列MAT0、MAT2)に属する全てのビット線とが、プリチャージ回路(プリチャージ回路PC1及びPC2)を介して接続される。そのため、ビット線対間でのプリチャージ時のビット線の電位のバラツキを効果的に抑制することができ、プリチャージ時間を短縮してサイクル時間の高速化を実現することができる。
さらに、本発明の半導体記憶装置は、プリチャージ時に、前記メモリセルマットに対し、前記メモリセルマットに属するビット線と、前記メモリセルマットと其々上記センスアンプ列を挟んで隣接している2つの隣接メモリセルマット(メモリセルマット列MAT0、MAT2)に属する全てのビット線とが、プリチャージ回路(プリチャージ回路PC1及びPC2)を介して接続される。そのため、ビット線対間でのプリチャージ時のビット線の電位のバラツキを効果的に抑制することができ、プリチャージ時間を短縮してサイクル時間の高速化を実現することができる。
図5に示すように、ビット線対の遠端にプリチャージ回路PC2を設けていない半導体記憶装置においては、ビット線波形は破線で示すように、ビット線の近端がプリチャージ回路により短絡され、ビット線対の近端部が同電位となり、その後、ビット線対の遠端がイコライズされ、最終的に時刻t5においてビット線対が同電位となる。これに対し、本発明の半導体装置においては、プリチャージ回路PC2を設けることで、ビット線の遠端及び近端部において、ビット線対の電位が同電位となる時刻に差が生じない。また、ビット線はプリチャージ回路PC1及びPC2により、活性化マットの活性化期間においてはプリチャージ電位レベルVPREに電位固定されている非活性化メモリセルマットのビット線とも接続されるため、ビット線の遠端及び近端がイコライズされてプリチャージ電位レベルVPREとなるまでの時間も、プリチャージ回路PC2を設けていない半導体記憶装置に比べて短縮されている。すなわち、第1の実施形態における半導体記憶装置においては、遠端及び近端の時間差が短縮されるとともに、プリチャージ完了までの時間も短縮され、実線で示すように、時刻t5に先立つ時刻t4においてプリチャージ動作が完了する。
なお、図6に示すように、図4の第2のプリチャージ回路PC2に代えて、第3のプリチャージ回路PC3を配置する構成としてもよい。
第2のプリチャージ回路PC3は、図4に示した第2のプリチャージ回路PC2と相違し、ビット線対間の電位をイコライズするNチャネル型MOCトランジスタN4を有さない。しかし、上述の様に、Nチャネル型MOSトランジスタN5及びN6は、ビット線のプリチャージ時において、第2のプリチャージ信号PREF3がHレベルになると、ビット線BLB0の遠端及びビット線BLB5の遠端をイコライズするとともに、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。すなわち、上述の効果を維持しつつ、第3のプリチャージ回路PC3を用いることにより、第2のプリチャージ回路PC2を用いる場合に比べて、構成素子数を少なくできるので、半導体記憶装置のレイアウト面積を縮小することができる効果がある。
第2のプリチャージ回路PC3は、図4に示した第2のプリチャージ回路PC2と相違し、ビット線対間の電位をイコライズするNチャネル型MOCトランジスタN4を有さない。しかし、上述の様に、Nチャネル型MOSトランジスタN5及びN6は、ビット線のプリチャージ時において、第2のプリチャージ信号PREF3がHレベルになると、ビット線BLB0の遠端及びビット線BLB5の遠端をイコライズするとともに、プリチャージ電位レベルVPREへプリチャージする。すなわち、上述の効果を維持しつつ、第3のプリチャージ回路PC3を用いることにより、第2のプリチャージ回路PC2を用いる場合に比べて、構成素子数を少なくできるので、半導体記憶装置のレイアウト面積を縮小することができる効果がある。
以上、本発明者によってなされた発明を、実施形態に基づき説明したが、本発明は説明した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、図7に示すように、図4の第1のプリチャージ回路PC1及び第2のプリチャージ回路PC2に代えて、第1のプリチャージ回路PC1a及び第2のプリチャージ回路PC2aを配置し、時系列制御する構成としてもよい。この場合、図7に示すように、センスアンプ列SAR1に属する第1及び第2のプリチャージ回路を例にとると、プリチャージ回路を構成するトランジスタは、図4におけるトランジスタと同じく、Nチャネル型MOSトランジスタN1〜N3、N4〜N6で構成される。そして、第1のプリチャージ回路PC1aにおいては、ビット線を短絡させるNチャネル型MOSトランジスタN1のゲート入力を図4と同じく、PRE1とする。一方、ビット線を短絡し、かつ、ビット線電位をプリチャージ電位レベルVPREとするNチャネル型MOSトランジスタN2及びN3のゲート入力は、PRE1aとする。また、第2のプリチャージ回路PC2aにおいては、隣接するビット線を近端と遠端で短絡させるNチャネル型MOSトランジスタN4のゲート入力を図4と同じく、PREF3またはPREF4とする。一方、隣接するビット線を近端と遠端で短絡し、かつ、ビット線電位をプリチャージ電位レベルVPREとするNチャネル型MOSトランジスタN5及びN6のゲート入力は、PREF3aまたはPREF4aとする。
ここで、第1のプリチャージ回路PC1a及び第2のプリチャージ回路PC2aは、図8のタイミングチャートで示すタイミングで、プリチャージ制御回路PDiaからプリチャージ信号が入力される。プリチャージ回路を活性化状態から非活性化状態とするタイミングは、図4と同様、ワード線選択前の時刻t1である。一方、時刻t3のプリチャージ開始において、最初に活性化されるトランジスタは、上記Nチャネル型MOSトランジスタN1及びN4であり、ビット線対間、或いはビット線と隣接ビット線を短絡させる。この時、短絡させるビット線(メモリセルマット列MAT1、隣接するメモリセルマット列MAT0及びMAT2内のビット線)は、プリチャージ電位レベルVPREを供給する電源線とは接続されず、続く時刻t4において、上記Nチャネル型MOSトランジスタN2〜N3及びN5〜N6により接続されることとなる。
つまり、図8に示すように、プリチャージ制御回路PDiaは、プリチャージ信号PREiaとPREFiaを、時刻t4までHレベルと変化させない。すなわち、時刻t3〜t4の期間、実線で示すように、VPREを供給する電源回路の供給電流Icは流れない。プリチャージ回路PC1a及びPC2aが、ビット線の電位をプリチャージ電位レベルVPREまで変化させる時間は、図中時刻t4〜t6となり、電源回路は、時刻t4〜t6に実線で示す供給電流Icを消費する。例えば、半導体記憶装置のプリチャージ動作時にリセット動作する周辺回路(制御回路13、データ入出力回路16等)やセンスアンプ駆動回路と、上記電源回路との間で、動作電源電圧が供給される電源供給線を共有する場合、電源回路の動作開始時刻を後ろにずらせることで、電源回路の供給電流Icは、破線から実線のようになる。これにより、周辺回路等と電源回路がほぼ同時に動作することによる電源供給線の電圧降下(電圧ドロップ)を緩和できる。また、プリチャージ制御回路PDiが、プリチャージ回路PC1a及びPC2aのNチャネル型MOSトランジスタのゲート、及びプリチャージ信号配線を駆動する動作開始時刻も後ろにずれるので、プリチャージ制御回路PDiの動作電源電圧が供給される動作電源配線を、上記電源供給線と共用する場合、電源供給線の電圧降下を抑制することができる。
本実施形態の場合、ビット線の電位がプリチャージ電位レベルVPREまで復帰する時刻は、第1の実施形態に比べ、若干遅くなる。しかし、本発明の要旨であるビット線対間の電位をビット線の遠近端において、等しくするという効果は、プリチャージ制御回路PDiが、プリチャージ信号PREiとPREFiを、時刻t3においてHレベルとすることで達成できる。
なお、ビット線の電位をVPREまで早く戻すため、プリチャージ信号PREiaとPREFiaの動作電位(電源電位レベルVc)を、電位Vca(Vca>Vc)まで昇圧することで、プリチャージ回路のイコライズ速度を上げてもよい。あるいは、上述の通り、ビット線の遠近端におけるイコライズは出来るため、次のサイクルでのセンスアンプ活性化時のビット線対間に差電位が生じることはない。そのため、プリチャージ信号PREiaとPREFiaの動作電位(電源電位レベルVc)を、Vcb(Vcb<Vc)まで降圧して、プリチャージ制御回路PDiの消費電流を抑えることとしてもよい。
なお、ビット線の電位をVPREまで早く戻すため、プリチャージ信号PREiaとPREFiaの動作電位(電源電位レベルVc)を、電位Vca(Vca>Vc)まで昇圧することで、プリチャージ回路のイコライズ速度を上げてもよい。あるいは、上述の通り、ビット線の遠近端におけるイコライズは出来るため、次のサイクルでのセンスアンプ活性化時のビット線対間に差電位が生じることはない。そのため、プリチャージ信号PREiaとPREFiaの動作電位(電源電位レベルVc)を、Vcb(Vcb<Vc)まで降圧して、プリチャージ制御回路PDiの消費電流を抑えることとしてもよい。
10…半導体記憶装置、11…コマンド端子、12…コマンドデコーダ、13…制御回路、14…アドレス端子、15…メモリセル部、16…データ入出力回路、17…データ端子、21…メモリセルアレイ、22…行デコーダ、23…列デコーダ、MAT,MATi,MAT0,MAT1,MAT2…メモリセルマット列、SAR,SARi,SAR0,SAR1,SAR2…センスアンプ列、PD,PDi,PDia,PD0,PD1,PD2…プリチャージ制御回路、WL,WL1…ワード線、BL,BLT,BLB,BLT0,BLB0,BLT1,BLB1,BLT2,BLB2,BLT3,BLB3,BLT4,BLB4,BLT5,BLB5,BLT6,BLB6…ビット線、DBL…ダミービット線、PC1,PC1a,PC2,PC2a,PC3…プリチャージ回路、Vc…電源電位レベル、VPRE…プリチャージ電位レベル、VH…昇圧電位レベル、PRE0,PRE1,PRE2,PREi,PREia,PREF1,PREF2,PREF3,PREF4,PREF5,PREF6,PREF,PREFia,PREFj…プリチャージ信号
Claims (6)
- 第1及び第2の増幅器と、
前記第1の増幅器の入力端を一端として互いに逆方向に他端へと延在する第1のビット線対と、
前記第2の増幅器の入力端を一端として互いに逆方向に他端へと延在する第2のビット線対と、
前記第1のビット線対の一端を互いに接続する第1のイコライズ回路と、
前記第2のビット線対のうちの一方のビット線の他端と前記第1のビット線対のうちのいずれか一方のビット線の一端とを接続する第2のイコライズ回路と、
を備えることを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記第1の増幅器への入力端を一端として、それぞれ逆方向に他端へと延在する第1のビット線及び第2のビット線と、
前記第2の増幅器への入力端を一端として、それぞれ逆方向に他端へと延在する第3のビット線及び第4のビット線と、
前記第1のビット線の一端と前記第2のビット線の一端と、前記第3のビット線の一端と前記第4のビット線の一端と、をそれぞれ互いに接続する前記第1のイコライズ回路と、
前記第1のビット線の一端と前記第3のビット線の他端と、前記第1のビット線の他端と前記第3のビット線の一端と、を互いに接続する前記第2のイコライズ回路と、を備え、
前記第1のビット線の一端と前記第3のビット線の他端、前記第1のビット線の他端と前記第3のビット線の一端とは、それぞれ隣接し、かつ、前記第1のビット線と前記第3のビット線はほぼ平行に配置されることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記第1のイコライズ回路は、前記第1のビット線の一端と前記第2のビット線の一端と、を互いに接続し、ビット線電位を予め設定されたビット線プリチャージ電位とする第1のビット線対イコライズ回路と、
前記第3のビット線の一端と前記第4のビット線の一端と、を互いに接続し、ビット線電位を前記ビット線プリチャージ電位とする第2のビット線対イコライズ回路と、を有し、
前記第2のイコライズ回路は、前記第1のビット線の一端と前記第3のビット線の他端と、を互いに接続し、ビット線電位を前記ビット線プリチャージ電位とする第1のビット線イコライズ回路と、
前記第1のビット線の他端と前記第3のビット線の一端と、を互いに接続し、ビット線電位を前記ビット線プリチャージ電位とする第2のビット線イコライズ回路と、を有し、
前記第1のビット線対イコライズ回路及び前記第1のビット線イコライズ回路各々のイコライズ活性化信号を発生する第1のプリチャージ制御回路と、
前記第2のビット線対イコライズ回路及び前記第2のビット線イコライズ回路各々のイコライズ活性化信号を発生する第2のプリチャージ制御回路と、を備え、
ビット線プリチャージの際、
前記第1のプリチャージ制御回路は、
前記第1のビット線対イコライズ回路を活性化して、前記第1のビット線及び前記第2のビット線を前記ビット線プリチャージ電位とし、
前記第1のビット線イコライズ回路を活性化して、前記第1のビット線及び前記第3のビット線を前記ビット線プリチャージ電位とし、
前記第2のプリチャージ制御回路は、
前記第2のビット線対イコライズ回路を活性化して、前記第3のビット線及び前記第4のビット線を前記ビット線プリチャージ電位とし、
前記第2のビット線イコライズ回路を活性化して、前記第3のビット線及び前記第1のビット線を前記ビット線プリチャージ電位とすることを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。 - 前記第1のイコライズ回路は、前記第1のビット線の一端と前記第2のビット線の一端と、を互いに接続し、ビット線電位を予め設定されたビット線プリチャージ電位とする第1のビット線対イコライズ回路と、
前記第3のビット線の一端と前記第4のビット線の一端と、を互いに接続し、ビット線電位を前記ビット線プリチャージ電位とする第2のビット線対イコライズ回路と、を有し、
前記第2のイコライズ回路は、前記第1のビット線の一端と前記第3のビット線の他端と、を互いに接続し、ビット線電位を同電位とする第1のビット線イコライズ回路と、
前記第1のビット線の他端と前記第3のビット線の一端と、を互いに接続し、ビット線電位を同電位とする第2のビット線イコライズ回路と、を有し、
前記第1のビット線対イコライズ回路及び前記第1のビット線イコライズ回路各々のイコライズ活性化信号を発生する第1のプリチャージ制御回路と、
前記第2のビット線対イコライズ回路及び前記第2のビット線イコライズ回路各々のイコライズ活性化信号を発生する第2のプリチャージ制御回路と、を備え、
ビット線プリチャージの際、
前記第1のプリチャージ制御回路は、
前記第1のビット線対イコライズ回路を活性化して、前記第1のビット線及び前記第2のビット線を前記ビット線プリチャージ電位とし、
前記第1のビット線イコライズ回路を活性化して、前記第1のビット線及び前記第3のビット線を同電位とし、
前記第2のプリチャージ制御回路は、
前記第2のビット線対イコライズ回路を活性化して、前記第3のビット線及び前記第4のビット線を前記ビット線プリチャージ電位とし、
前記第2のビット線イコライズ回路を活性化して、前記第3のビット線及び前記第1のビット線を同電位とすることを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。 - 前記第1のイコライズ回路は、前記第1のビット線の一端と前記第2のビット線の一端と、を互いに接続し、ビット線電位を予め設定されたビット線プリチャージ電位とする第1のビット線対イコライズ回路と、
前記第1のビット線の一端と前記第2のビット線の一端と、を互いに接続し、ビット線電位を同電位とする第3のビット線対イコライズ回路と、
前記第3のビット線の一端と前記第4のビット線の一端と、を互いに接続し、ビット線電位を前記ビット線プリチャージ電位とする第2のビット線対イコライズ回路と、
前記第3のビット線の一端と前記第4のビット線の一端と、を互いに接続し、ビット線電位を同電位とする第4のビット線対イコライズ回路と、を有し、
前記第2のイコライズ回路は、前記第1のビット線の一端と前記第3のビット線の他端と、を互いに接続し、ビット線電位を前記ビット線プリチャージ電位とする第1のビット線イコライズ回路と、
前記第1のビット線の一端と前記第3のビット線の他端と、を互いに接続し、ビット線電位を同電位とする第3のビット線イコライズ回路と、
前記第1のビット線の他端と前記第3のビット線の一端と、を互いに接続し、ビット線電位を前記ビット線プリチャージ電位とする第2のビット線イコライズ回路と、
前記第1のビット線の他端と前記第3のビット線の一端と、を互いに接続し、ビット線電位を同電位とする第4のビット線イコライズ回路と、を有し、
前記第1のビット線対イコライズ回路及び前記第1のビット線イコライズ回路を活性化する第1のイコライズ活性化信号を発生し、前記第3のビット線対イコライズ回路及び前記第3のビット線イコライズ回路を活性化する第3のイコライズ活性化信号を発生する第1のプリチャージ制御回路と、
前記第2のビット線対イコライズ回路及び前記第2のビット線イコライズ回路を活性化する第2のイコライズ活性化信号を発生し、前記第4のビット線対イコライズ回路及び前記第4のビット線イコライズ回路を活性化する第4のイコライズ活性化信号を発生する第2のプリチャージ制御回路と、を備え、
ビット線プリチャージの際、
前記第1のプリチャージ制御回路は、前記第1のイコライズ活性化信号を発生し、前記第1のビット線、前記第2のビット線及び前記第3のビット線を同電位とし、
前記第2のプリチャージ制御回路は、前記第2のイコライズ活性化信号を発生し、前記第3のビット線、前記第4のビット線及び前記第1のビット線を同電位とし、
その後、
前記第1のプリチャージ制御回路は、前記第3のイコライズ活性化信号を発生し、前記第1のビット線、前記第2のビット線及び前記第3のビット線を前記ビット線プリチャージ電位とし、
前記第2のプリチャージ制御回路は、前記第4のイコライズ活性化信号を発生し、前記前記第3のビット線、前記第4のビット線及び前記第1のビット線を前記ビット線プリチャージ電位とすることを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。 - 複数のメモリセルから構成されるメモリセルマットと、
前記メモリセルを選択する複数のワード線と、
外部から入力されるアドレス信号に基づき、このアドレスが指定するメモリセルが接続された前記ワード線を活性化させるワード線駆動回路と、
活性化されたワード線により選択された前記メモリセルに記憶されているデータが電位変化として読み出される、このメモリセルに接続された複数のビット線と、
前記ビット線のうちワード線方向に奇数番目のビット線と、前記メモリセルマットに隣接する第2のメモリセルマット内のビット線とからなる第1のビット線対の電位差を増幅して、選択されたメモリセルのデータを出力する第1の増幅器と、
前記ビット線のうちワード線方向に偶数番目のビット線と、前記メモリセルマットに隣接する、前記第2のメモリセルマットとは反対側の第3のメモリセルマット内のビット線とからなる第2のビット線対の電位差を増幅して、選択されたメモリセルのデータを出力する第2の増幅器と、
前記第1のビット線対を形成する各ビット線の一端に接続され、各ビット線の電位をイコライズする第1のビット線対イコライズ回路と、
前記第2のビット線対を形成する各ビット線の一端に接続され、各ビット線の電位をイコライズする第2のビット線対イコライズ回路と、
前記奇数番目のビット線の一端と、前記偶数番目のビット線の他端とに接続され、各ビット線の電位をイコライズする第1のビット線イコライズ回路と、
前記偶数番目のビット線の一端と、前記奇数番目のビット線の他端とに接続され、各ビット線の電位をイコライズする第2のビット線イコライズ回路と、を備え、
前記第1のビット線対イコライズ回路、前記第2のビット線対イコライズ回路、前記第1のビット線イコライズ回路及び前記第2のビット線イコライズ回路は、前記ワード線の非活性化期間においてイコライズ動作をすることを特徴とする半導体記憶装置。
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