JP2008124327A - プリント配線板の検査用ターゲット - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント配線板の製品外形加工の相対的なずれが許容範囲にあるかどうかを、電気検査にて判別することができる検査ターゲットを提供する。
【解決手段】ターゲット10は中央部に平行幅の非導電部11を有し、非導電部11の両側に2つの導電パターン12を平行に配置して、それぞれの導電パターン12の上下位置に電気検査用の端子13を設ける。1回目の打ち抜き工程では、ターゲット10の中央部を挟んで、それぞれの導電パターン12の前記非導電部11とは反対の外側の辺12aを含む導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴14を一括して形成する。2回目の打ち抜き工程では、前記抜き穴14に挟まれた内側の残存部分のさらに内側部分を、前記非導電部11とともに打ち抜いて新たな抜き穴15を形成する。2回の打ち抜き工程が終了した後に電気検査を行い、前記端子間13の導通の有無を測定する。
【選択図】図1

Description

本発明はプリント配線板の検査用ターゲットに関するものであり、特に、プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際に、相対的な打ち抜きずれが許容範囲内にあるかどうかを電気検査にて行なうための検査用ターゲットに関するものである。
近時、電子機器の軽量化が進むにつれて、プリント配線板も高密度化しつつあり、プリント配線板自体の寸法も許容誤差が狭くなってきている。また、電子機器によっては、搭載するプリント配線板の形状も複雑化している。プリント配線板の外形寸法の精度を検査するには、金型で製品外形を打ち抜いた際に、打ち抜きずれを電気検査する方法が、自動化および省力化の点で好ましい。
例えば特許文献1では、環状に形成された導電パターンの一部に溝状非導電部を設け、その両端にそれぞれ電気検査用の端子を形成して検査用ターゲットとしている。正しく打ち抜き加工が行なわれた場合は、環状の導電体の外周縁を残して小穴が打ち抜かれ、端子間で電気が導通する。打ち抜きずれが許容誤差を超えた場合は、環状の導電体が断線して端子間で電気が導通しなくなる。
プリント配線板の外形寸法を精度よく加工するには、金型による一括打ち抜きがよいが、複雑な形状に打ち抜く場合は、プリント配線板にクラックが生じるなどの重大な不良が発生してしまう。これを防止するために、2回の打ち抜き工程でプリント配線板の製品外形加工を行なうことがある。打ち抜き工程を3回以上に分けることも考えられるが、金型を作成するコストが高いため、2回の打ち抜き工程で製品外形加工を処理することが一般的である。
例えば特許文献2では、1次加工用の導電パターンと2次加工用の導電パターンを独立して設け、それぞれの導電パターンの両端に電気検査用の端子を形成して検査用ターゲットとしている。1回目の打ち抜き時に金型ピンにて1次加工用の導電パターンを打ち抜き、2回目の打ち抜き時に金型ピンにて2次加工用の導電パターンを打ち抜く。2回の打ち抜き加工が終了した後に、前記2箇所の導電パターンの導通の有無を測定することにより、打ち抜き加工が確実に行なわれたかどうかを確認することができる。
実開昭61−53964号公報 特開平6−152081号公報
特許文献1記載の発明は、導電体の断線による端子間の導通の有無により、打ち抜きずれを検査するが、1回のみの打ち抜き加工を想定しており、このようなターゲットを2つ並べて使用したとしても、2回の打ち抜きにおける相対的な打ち抜きずれが許容範囲にあるかどうかは判別できない。
例えば図7(a)に示すように、環状に形成された導電パターン100a,100bの一部を切欠して非導電部101a,101bを設けたものを2つ配置し、2つの導電パターン100a,100bの一端部同士を導電パターン102で接続するとともに、2つの導電パターン100a,100bの他端部に電気検査用の端子103a,103bを形成しておく。前記導電パターン100a,100bの大きさは、打ち抜きずれのない正しい打ち抜き位置104a,104bに対して、相対的な打ち抜きずれの許容範囲A(例えば0.1mm)ずつ内外に幅を持たせてある。
この構成では、図7(b)に示すように、1回目の抜き穴105aと2回目の抜き穴105bが同一方向へずれた場合、1回毎のずれが許容範囲内As(例えば0.09mm)であれば、双方の導電パターン100a,100bが断線されず、端子103a,103b間の導通がある。
ここで、図7(c)に示すように、1回目の抜き穴105aと2回目の抜き穴105bが逆方向へずれた場合は、1回毎のずれが許容範囲内As(0.09mm)であれば、双方の導電パターン100a,100bが断線されず、端子103a,103b間の導通がある。しかし、1回目の抜き穴105aと2回目の抜き穴105bの相対的なずれは、As+Asとなり(0.18mm)、許容範囲を超えてしまい製品不良となる。したがって、1回目の打ち抜きと2回目の打ち抜きの相対的なうち抜きずれが許容範囲にあるかどうかを、電気試験では判定できない。
特許文献2記載の発明は、1回毎のずれが許容範囲にあるかどうかは判別できるが、これも、1回目の打ち抜きと2回目の打ち抜きの相対的なずれが許容範囲にあるかどうかは判別できない。
そこで、本発明は、プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際に、1回毎の打ち抜きが許容範囲にあるかどうか、そして、1回目の打ち抜きと2回目の打ち抜きの相対的なずれが許容範囲にあるかどうかを、電気検査にて判別することができる検査ターゲットを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際の打ち抜きずれ検査用ターゲットにおいて、上記ターゲットは中央部に平行幅の非導電部を有し、該非導電部の両側に少なくとも2つの導電パターンを配置してそれぞれ電気検査用の端子を設け、1回目の打ち抜きでは、前記ターゲットの中央部を挟んでそれぞれの導電パターンの前記非導電部以外の辺を含む導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成し、2回目の打ち抜きでは、前記抜き穴に挟まれた内側の残存部分のさらに内側部分を前記非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成し、前記2回の打ち抜き工程が終了した後に前記端子間の導通の有無を測定し、相対的な打ち抜きずれが許容範囲である場合は、前記1回目の抜き穴と2回目の抜き穴間に残存部分があって端子間で導通が有り、相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えた場合は、前記1回目の抜き穴のいずれかと2回目の抜き穴が重なり合って端子間で導通が無くなるように形成したことを特徴とするプリント配線板の検査用ターゲットを提供する。
この構成によれば、1回目の打ち抜き工程のときに、それぞれの導電パターンの非導電部以外の辺すなわち外側の辺を含む導電パターンの導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成する。2回目の打ち抜き工程のときに、前記複数の抜き穴に挟まれた内側の残存部分、すなわち導電パターンの内側導電部分を、中央部の非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成する。然る後に、端子間の電気検査を行い、1回目と2回目の相対的な打ち抜きずれを検査する。端子間の導通があれば相対的な打ち抜きずれが許容範囲であり、導通がなければ相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えて、何れかの導電パターンが断線していると判定できる。また、どちらの導電パターンが断線したかによって、少なくとも2回目の打ち抜きずれ方向に関する情報が得られる。
請求項2記載の発明は、上記非導電部の両側に配置された導電パターンの一端部同士を接続するとともに、該導電パターンの他端部にそれぞれ電気検査用の端子を設けたことを特徴とする請求項1記載のプリント配線板の検査用ターゲットを提供する。
この構成によれば、請求項1記載のプリント配線板の検査用ターゲットにおいて、それぞれの導電パターンの一端部同士を接続することにより、双方の導電パターンが電気的に導通可能となるので、双方の導電パターンに独立して複数の端子を設ける必要がなくなり、共通の端子のみを設ければよい。したがって、端子数を減少することができ、検査用ターゲットをコンパクトにすることができる。
請求項3記載の発明は、プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際の打ち抜きずれ検査用ターゲットにおいて、上記ターゲットは中央部に平行幅の非導電部を有し、該非導電部の両側に帯状の内側導電パターンを平行に配置し、それぞれの内側導電パターンの外側に溝状非導電部を介して帯状の外側導電パターンを平行に配置し、前記双方の内側導電パターンの一端部同士を接続するとともに、該内側導電パターンの他端部を前記外側導電パターンの一端部に接続し、さらに、外側導電パターンの他端部にそれぞれ電気検査用の端子を設けるとともに、該外側導電パターンの中間部にそれぞれ幅を外側へ膨拡した膨拡部を設け、1回目の打ち抜きでは、前記ターゲットの中心部を挟んで前記外側導電パターンの膨拡部の内側部分から内側導電パターンの溝状非導電部側の辺を含む導電部分にかけて、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成し、2回目の打ち抜きでは、前記抜き穴に挟まれた内側導電パターンの残存部分のさらに内側部分を前記非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成し、前記2回の打ち抜き工程が終了した後に前記端子間の導通の有無を測定し、相対的な打ち抜きずれが許容範囲である場合は、前記1回目の抜き穴と2回目の抜き穴間に残存部分があって端子間で導通が有り、相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えた場合は、前記1回目の抜き穴のいずれかと2回目の抜き穴が重なり合って端子間で導通が無くなるように形成したことを特徴とするプリント配線板の検査用ターゲットを提供する。
この構成によれば、1回目の打ち抜き工程のときに、外側導電パターンの膨拡部の内側部分から内側導電パターンの溝状非導電部側の辺を含む導電部分にかけて、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成する。すなわち、外側導電パターンの膨拡部の外周縁を残して、該膨拡部の内側導電部分と前記内側導電パターンの外側導電部分を溝状非導電部とともに打ち抜く。このとき、何れかの導電パターンが断線した場合は、打ち抜きずれが許容範囲を超えている状態である。2回目の打ち抜き工程のときに、前記複数の抜き穴に挟まれた内側の残存部分、すなわち前記内側導電パターンの内側導電部分を、中央部の非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成する。然る後に、端子間の電気検査を行い、1回目と2回目の相対的な打ち抜きずれを検査する。端子間の導通があれば相対的な打ち抜きずれが許容範囲であり、導通がなければ相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えて、何れかの導電パターンが断線していると判定できる。請求項1および請求項2記載の発明では、1回目単独での抜きずれが許容範囲に入るかは判定できなかったが、外側導電パターンの両側に膨拡部を設けて、1回目の打ち抜きで溝状非電導部を含む該膨拡部の内側を打ち抜くことで、1回目の打ち抜きずれが許容範囲を超えただけでも電気検査で判定できる。
請求項4記載の発明は、プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際の打ち抜きずれ検査用ターゲットにおいて、上記ターゲットは中央部に溝状非導電部を有し、該溝状非導電部の両側に導電パターンを配置し、前記溝状非導電部の一端部側で双方の導電パターンの一端部同士を接続するとともに、前記溝状非導電部の他端部側で双方の導電パターンの他端部にそれぞれ電気検査用の端子を設け、1回目の打ち抜きでは、前記ターゲットの中央部を挟んで前記導電パターンの上辺および下辺ならびに右辺および左辺を含む4箇所の導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成し、2回目の打ち抜きでは、前記抜き穴に挟まれた内側の残存部分のさらに内側部分を前記溝状非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成し、前記2回の打ち抜き工程が終了した後に前記端子間の導通の有無を測定し、相対的な打ち抜きずれが許容範囲である場合は、前記1回目の抜き穴と2回目の抜き穴間に残存部分があって端子間で導通が有り、相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えた場合は、前記1回目の抜き穴のいずれかと2回目の抜き穴が重なり合って端子間で導通が無くなるように形成したことを特徴とするプリント配線板の検査用ターゲットを提供する。
この構成によれば、1回目の打ち抜き工程のときに、ターゲットの中央部を挟んで導電パターンの上辺および下辺ならびに右辺および左辺を含む4箇所の導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成する。2回目の打ち抜き工程のときに、前記上下左右の4箇所の抜き穴に挟まれた内側の残存部分の、さらに内側部分を前記溝状非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成する。然る後に、端子間の電気検査を行い、1回目と2回目の相対的な打ち抜きずれを検査する。端子間の導通があれば相対的な打ち抜きずれが許容範囲であり、導通がなければ相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えて、何れかの導電パターンが断線していると判定できる。上下左右のどちらの導電パターンが断線したかによって、直交する2方向(X方向とY方向)の打ち抜きずれを検出できる。
請求項5記載の発明は、プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際の打ち抜きずれ検査用ターゲットにおいて、上記ターゲットは中央部にXY方向に対して傾斜した平行幅の溝状非導電部を有し、該溝状非導電部の両側に多角形状の導電パターンを配置し、それぞれの導電パターンはX方向に平行な上辺または下辺を有するとともに、Y方向に平行な右辺または左辺を有し、前記溝状非導電部の一端部側で双方の導電パターンの一端部同士を接続するとともに、前記溝状非導電部の他端部側で一方の導電パターンの他端部から前記接続された導電部分を経て他方の導電パターンの他端部に至る新たな溝状非導電部を設けて双方の導電パターンを内外2つの領域に分割し、分割された内外双方の導電パターンの各他端部にそれぞれ電気検査用の端子を設け、1回目の打ち抜きでは、前記ターゲットの中央部を挟んで前記導電パターンの上辺および下辺の内側部分ならびに右辺および左辺の内側部分で新たな溝状非導電部を含む4箇所の導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成し、2回目の打ち抜きでは、前記抜き穴に挟まれた内側の残存部分のさらに内側部分を前記中央部の溝状非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成し、前記2回の打ち抜き工程が終了した後に前記端子間の導通の有無を測定し、相対的な打ち抜きずれが許容範囲である場合は、前記1回目の抜き穴と2回目の抜き穴間に残存部分があって端子間で導通が有り、相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えた場合は、前記1回目の抜き穴のいずれかと2回目の抜き穴が重なり合って端子間で導通が無くなるように形成したことを特徴とするプリント配線板の検査用ターゲットを提供する。
この構成によれば、1回目の打ち抜き工程のときに、ターゲットの中央部を挟んで導電パターンの上辺および下辺の内側部分ならびに右辺および左辺の内側部分で新たな溝状非導電部を含む4箇所の導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成する。このとき、何れかの導電パターンが断線した場合は、1回目の打ち抜きずれが許容範囲を超えている状態である。2回目の打ち抜き工程のときに、前記上下左右の4箇所の抜き穴に挟まれた内側の残存部分の、さらに内側部分を前記中央部の溝状非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成する。然る後に、端子間の電気検査を行い、1回目と2回目の相対的な打ち抜きずれを検査する。端子間の導通があれば相対的な打ち抜きずれが許容範囲であり、導通がなければ相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えて、何れかの導電パターンが断線していると判定できる。上下左右のどちらの導電パターンが断線したかによって、直交する2方向(XY方向)の打ち抜きずれを検出できる。分割された内外2つの導電パターンと、それぞれの導電パターンの端部に電気検査用の端子を設けた構成とすることで、1回目の抜きずれの許容範囲と、1回目と2回目の相対的な打ち抜きずれの許容範囲それぞれについて、任意の許容範囲を設定できる。
請求項6記載の発明は、プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際の打ち抜きずれ検査用ターゲットにおいて、上記ターゲットは中央部に平行幅の非導電部を有し、該非導電部を囲繞するように導電パターンを配置し、該導電パターンの前記非導電部に接する内側の辺はX方向に平行な上辺および下辺ならびにY方向に平行な右辺および左辺を有し、該導電パターンの何れかの隅部に前記非導電部の隅部と連通する溝状非導電部を設け、該溝状非導電部を挟んで前記導電パターンの隅部にそれぞれ電気検査用の端子を設け、1回目の打ち抜きでは、前記ターゲットの中央部を挟んで前記導電パターンの外側の辺を含む上下左右の4箇所の導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成し、2回目の打ち抜きでは、前記抜き穴に挟まれた内側部分を打ち抜いて新たな抜き穴を形成し、前記2回の打ち抜き工程が終了した後に前記端子間の導通の有無を測定し、相対的な打ち抜きずれが許容範囲である場合は、前記1回目の抜き穴と2回目の抜き穴間に残存部分があって端子間で導通が有り、相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えた場合は、前記1回目の抜き穴のいずれかと2回目の抜き穴が重なり合って端子間で導通が無くなるように形成したことを特徴とするプリント配線板の検査用ターゲットを提供する。
この構成によれば、1回目の打ち抜きのときに、前記ターゲットの中央部を挟んで前記導電パターンの外側の辺を含む上下左右の4箇所の導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成する。このとき、何れかの導電パターンが断線した場合は、1回目の打ち抜きずれが許容範囲を超えている状態である。2回目の打ち抜き工程のときに、前記前記上下左右の4箇所の抜き穴に挟まれた内側部分、すなわち、予めターゲットの中央部に設けられている平行幅の非導電部を打ち抜いて新たな抜き穴を形成する。然る後に、端子間の電気検査を行い、1回目と2回目の相対的な打ち抜きずれを検査する。端子間の導通があれば相対的な打ち抜きずれが許容範囲であり、導通がなければ相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えて、何れかの導電パターンが断線していると判定できる。上下左右のどちらの導電パターンが断線したかによって、直交する2方向(XY方向)の打ち抜きずれを検出できる。1回目の打ち抜きずれの許容範囲よりも、1回目と2回目の相対的な打ち抜きずれの許容範囲の方が広い場合には、上記構成とすることによって、導電パターンを1つにすることができ、請求項5記載の発明よりも端子数を減少させてコンパクト化することができる。
請求項7記載の発明は、上記2回の打ち抜き工程のうち、少なくとも何れかの抜き穴は、他の抜き穴に対峙する側に直線部分を有する矩形断面にしたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のプリント配線板の検査用ターゲットを提供する。
この構成によれば、2回の打ち抜き工程のうち、少なくとも何れかの抜き穴を矩形断面にすることで、他の抜き穴に対峙する側に直線部分を有することになり、隣接する方向に対して直交する方向への相対的な打ち抜きずれについて許容範囲が一定となる。
本発明は、プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際の打ち抜きずれ検査用ターゲットにおいて、上記ターゲットの中央部に平行幅の非導電部を設け、その両側に設けてある導電パターンの一部を1回目に打ち抜いて抜き穴を形成し、該抜き穴にはさまれた内側部分を2回目に打ち抜いて新しい抜き穴を形成する。1回目の打ち抜きが許容範囲内であるかどうかを、電気検査により導通の有無で判別し、2回目の打ち抜き後に、1回目と2回目の相対的な打ち抜きずれが許容範囲内であるかを、電気検査により導通の有無で判別する。
このように、ターゲットの導電パターンに抜き穴を形成して電気検査で導通の有無を測定することにより、2回の打ち抜きによる相対的な打ち抜きずれを簡単かつ正確に判別することができる。したがって、打ち抜きずれ検査の自動化が可能であり、省力化にも寄与できる。
以下、本発明に係るプリント配線板の検査用ターゲットについて、好適な実施例をあげて説明する。プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際に、1回毎の打ち抜きが許容範囲にあるかどうか、そして、1回目の打ち抜きと2回目の打ち抜きの相対的なずれが許容範囲にあるかどうかを、電気検査にて判別するという目的を達成するために、本発明は、ターゲットは中央部に平行幅の非導電部を有し、該非導電部の両側に少なくとも2つの導電パターンを配置してそれぞれ電気検査用の端子を設け、1回目の打ち抜きでは、前記ターゲットの中央部を挟んでそれぞれの導電パターンの前記非導電部以外の辺を含む導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成し、2回目の打ち抜きでは、前記抜き穴に挟まれた内側の残存部分のさらに内側部分を前記非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成し、前記2回の打ち抜き工程が終了した後に前記端子間の導通の有無を測定し、相対的な打ち抜きずれが許容範囲である場合は、前記1回目の抜き穴と2回目の抜き穴間に残存部分があって端子間で導通が有り、相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えた場合は、前記1回目の抜き穴のいずれかと2回目の抜き穴が重なり合って端子間で導通が無くなるように形成したことにより実現した。
図1は実施例1の検査用ターゲット10を示す説明図であり、ターゲット10は中央部に平行幅の非導電部11を有し、該非導電部11の両側に2つの導電パターン12を平行に配置して、それぞれの導電パターン12の図中上下位置に電気検査用の端子13を設けてある。1回目の打ち抜き工程では、ターゲット10の中央部を挟んで、それぞれの導電パターン12の前記非導電部11とは反対の外側の辺12aを含む導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴14を一括して形成し、2回目の打ち抜き工程では、前記抜き穴14に挟まれた内側の残存部分のさらに内側部分を、前記非導電部11とともに打ち抜いて新たな抜き穴15を形成する。
図1(a)は、1回目の抜き穴14が打ち抜きずれのない正しい位置に打ち抜かれ、かつ、2回目の抜き穴15も打ち抜きずれのない正しい位置に打ち抜かれた場合を示している。同図に示すように、1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15との間に、それぞれ相対的な打ち抜きずれの許容範囲A(例えば0.1mm)を有している。
2回の打ち抜き工程が終了した後に電気検査を行い、前記端子13間の導通の有無を測定する。相対的な打ち抜きずれが許容範囲A以内である場合は、前記1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15間に導電パターン12の残存部分があって、端子13間で導通が有る。
ここで、図1(b)に示すように、例えば、1回目の打ち抜きが図中右方向へずれ、2回目の打ち抜きが図中左方向へずれて、相対的な打ち抜きずれAmが許容範囲Aを超えた場合は、左側の導電パターン12において、1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15が重なり合って、左側の導電パターン12が切断される。したがって、電気検査では左側の端子13間での導通がなくなり、1回目の打ち抜きと2回目の打ち抜きの相対的なずれが許容範囲Aを超えたと判定することができる。また、どちらの導電パターン12が断線したかによって、少なくとも2回目の打ち抜きずれ方向に関する情報が得られる。
なお、本実施例および後述する各実施例では、1回目の抜き穴14を円形とし、2回目の抜き穴15を矩形(図示例では正方形)としている。これは、2回の打ち抜き工程のうち、少なくとも何れかの抜き穴を矩形断面にすることで、他の抜き穴に対峙する側に直線部分を有することになり、隣接する方向に対して直交する方向(図示例では上下方向)への相対的な打ち抜きずれについて、許容範囲が一定となるからである。
図2は実施例2の検査用ターゲット10を示す説明図であり、ターゲット10は中央部に平行幅の非導電部21を有し、該非導電部21の両側に2つの導電パターン22を平行に配置して、それぞれの導電パターン22の図中上側の一端部同士を導電パターン22aにて接続するとともに、図中下側の他端部に電気検査用の端子13を設けてある。
2回の打ち抜き工程で、抜き穴14と抜き穴15を形成し、電気検査を行なって端子13間の導通の有無により、打ち抜きずれが許容範囲Aにあるかどうかを判定する手順は、実施例1の場合とまったく同様であるので、重複説明を省略する。
実施例2の構成は、実施例1の構成と比較して、左右の導電パターン22の一端部同士を導電パターン22aにて接続して電気的に導通可能に形成されているので、双方の導電パターン22に独立して複数の端子13を設ける必要がなくなり、共通の端子13のみを設ければよい。したがって、端子数を減少することができ、検査用ターゲット10をコンパクトにすることができる。
図3は実施例3の検査用ターゲット10を示す説明図であり、ターゲット10は中央部に平行幅の非導電部31を有し、該非導電部31の両側に2つの導電パターン32を平行に配置してある。該導電パターン32は帯状の内側導電パターン32aと、それぞれの内側導電パターン32aの外側に溝状非導電部31aを介して平行に配置された帯状の外側導電パターン32bとからなり、それぞれの内側導電パターン32aの図中下側の一端部同士を導電パターン32cにて接続するとともに、内側導電パターン32aの図中上側の他端部を導電パターン32dにて前記外側導電パターン32bの一端部に接続する。さらに、外側導電パターン32bの他端部にそれぞれ電気検査用の端子13を設けるとともに、該外側導電パターン32bの中間部にそれぞれ幅を外側へ膨拡した膨拡部32eを設けてある。
1回目の打ち抜き工程では、ターゲット10の中心部を挟んで、それぞれの外側導電パターン32bの膨拡部32eの内側部分から、内側導電パターン32aの溝状非導電部31a側の辺32fを含む導電部分にかけて、少なくとも1つずつの抜き穴14を一括して形成し、2回目の打ち抜き工程では、前記抜き穴14に挟まれた内側導電パターン32aの残存部分のさらに内側部分を、前記非導電部31とともに打ち抜いて新たな抜き穴15を形成する。
図3(a)は、1回目の抜き穴14が打ち抜きずれのない正しい位置に打ち抜かれ、かつ、2回目の抜き穴15も打ち抜きずれのない正しい位置に打ち抜かれた場合を示している。同図に示すように、1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15との間に、それぞれ相対的な打ち抜きずれの許容範囲Aを有している。また、1回目の抜き穴14の外周と、膨拡部32eの外周との間には、1回目の打ち抜きずれの許容範囲Bを有している。
2回の打ち抜き工程が終了した後に電気検査を行い、前記端子13間の導通の有無を測定する。相対的な打ち抜きずれが許容範囲A以内である場合は、前記1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15間に導電パターン32の残存部分があって、端子13間で導通が有る。
ここで、図3(b)に示すように、例えば、1回目の打ち抜きが許容範囲Bを超えて図中左方向へずれ、かつ、2回目の打ち抜きも同じく左方向へずれた場合は、1回目の左側の抜き穴14が外側導電パターン32bの膨拡部32eの外側部分に至る状態に形成され、左側の外側導電パターン32bが切断される。
このように、1回目と2回目の打ち抜きが、左または右の同一方向へずれた場合に、抜き穴14と抜き穴15が重なり合わない場合でも、外側導電パターン32bが切断されるので、電気検査では端子13間での導通がなくなり、1回目の打ち抜きずれが許容範囲Bを超えて、製品不良であると判定することができる。
図3(c)に示すように、例えば、1回目の打ち抜きが図中右方向へずれ、2回目の打ち抜きが図中左方向へずれて、相対的な打ち抜きずれAmが許容範囲Aを超えた場合は、左側の導電パターンにおいて、1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15が重なり合って、左側の内側導電パターン32aが切断される。
また、図示は省略するが、1回目の打ち抜きが左方向へずれ、2回目の打ち抜きが右方向へずれて、相対的な打ち抜きずれAmが許容範囲Aを超えた場合は、1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15が重なり合って、右側の内側導電パターン32aが切断される。何れの場合であっても、電気検査では端子13間での導通がなくなり、1回目の打ち抜きと2回目の打ち抜きの相対的なずれが許容範囲Aを超えたと判定することができる。
図4は実施例4の検査用ターゲット10を示す説明図であり、ターゲット10は中央部にXY方向に対して傾斜した平行幅の溝状非導電部41を有し、該溝状非導電部41の両側に導電パターン42を配置してある。それぞれの導電パターン42は、X方向に平行な上辺42aまたは下辺42bを有するとともに、Y方向に平行な左辺42cまたは右辺42dを有している。なお、本実施例では導電パターンを略三角形としているが、形状はこれに限定されるものではない。
また、前記溝状非導電部41の一端部側で双方の導電パターン42の一端部同士を導電パターン42eにて接続するとともに、前記溝状非導電部41の他端部側で双方の導電パターン42の他端部にそれぞれ電気検査用の端子13を設けてある。すなわち、前記溝状非導電部41を囲繞するように、導電パターン42が形成されている。
1回目の打ち抜き工程では、ターゲット10の中央部を挟んで、それぞれの導電パターン42の上辺42aおよび下辺42bならびに左辺42cおよび右辺42dを含む4箇所の導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴14を一括して形成し、2回目の打ち抜き工程では、前記抜き穴14に挟まれた内側の残存部分のさらに内側部分を、前記溝状非導電部41とともに打ち抜いて新たな抜き穴15を形成する。
図4(a)は、1回目の抜き穴14が打ち抜きずれのない正しい位置に打ち抜かれ、かつ、2回目の抜き穴15も打ち抜きずれのない正しい位置に打ち抜かれた場合を示している。同図に示すように、1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15との間に、それぞれ相対的な打ち抜きずれの許容範囲Aを有している。
2回の打ち抜き工程が終了した後に電気検査を行い、前記端子13間の導通の有無を測定する。相対的な打ち抜きずれが許容範囲A以内である場合は、前記1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15間に導電パターン42の残存部分があって、端子13間で導通が有る。本実施例では、1回目の抜き穴14が上下左右の4方向に形成されるので、直交する2方向(X方向とY方向)に対して相対的な打ち抜きずれを検知することができる。
ここで、図4(b)に示すように、例えば、1回目の打ち抜きが図中下方向へずれ、2回目の打ち抜きが図中上方向へずれて、X方向の相対的な打ち抜きずれAmが許容範囲Aを超えた場合は、一方の導電パターン42において、1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15が重なり合って、上辺42aを含む一方の導電パターン42が切断される。したがって、電気検査では端子13間での導通がなくなり、1回目の打ち抜きと2回目の打ち抜きの相対的なずれが許容範囲Aを超えたと判定することができる。
このように、1回目の打ち抜きと2回目の打ち抜きでX方向の相対的な打ち抜きずれが許容範囲Aを超えた場合は、上辺42aあるいは下辺42bを含むどちらかの導電パターン42が切断される。また、図示は省略するが、Y方向の相対的な打ち抜きずれが許容範囲Aを超えた場合は、左辺42cあるいは右辺42dを含むどちらかの導電パターン42が切断される。X方向またはY方向、何れの場合であっても、端子13間の導通がなくなり、相対的なずれが許容範囲Aを超えたことを検知することができる。
図5は実施例5の検査用ターゲット10を示す説明図であり、ターゲット10は中央部にXY方向に対して傾斜した平行幅の溝状非導電部51を有し、該溝状非導電部51の両側に多角形状(本実施例では大略台形状の四辺形)の導電パターン52を配置してある。図中斜め左上側導電パターン52aは、X方向に平行な上辺52bとY方向に平行な左辺52cを有し、図中斜め右下側導電パターン52dは、X方向に平行な下辺52eとY方向に平行な右辺52fを有している。
また、前記溝状非導電部51の一端部側で双方の導電パターン52a,52dの一端部同士を導電パターン52gにて接続し、前記溝状非導電部51の他端部側で一方の導電パターン52aの他端部から、前記接続された導電パターン52gを経て、他方の導電パターン52dの他端部に至る新たな溝状非導電部51aを設ける。該溝状非導電部51aにより、双方の導電パターン52a,52dがそれぞれ内外2つの領域52aa,52abならびに52da,52dbに分割され、分割された導電パターンの内外双方の領域52aa,52abならびに52da,52dbの各端部にそれぞれ電気検査用の端子13を設けてある。
すなわち、前記溝状非導電部51を囲繞するように、多角形状の導電パターン52が配置され、かつ、前記溝状非導電部51aと内外2つの領域52aa,52abならびに52da,52dbも前記溝状非導電部51を囲繞するように配置されている。
1回目の打ち抜き工程では、ターゲット10の中央部を挟んで、一方の導電パターン52aの上辺52bおよび左辺52cの内側部分で、かつ、新たな溝状非導電部51aを含む2箇所の導電部分と、他方の導電パターン52dの下辺52eおよび右辺52fの内側部分で、かつ、新たな溝状非導電部51aを含む2箇所の導電部分の合計4箇所の導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴14を一括して形成し、2回目の打ち抜き工程では、前記抜き穴14に挟まれた内側の残存部分のさらに内側部分を、前記中央部の溝状非導電部51とともに打ち抜いて新たな抜き穴15を形成する。
図5(a)は、1回目の抜き穴14が打ち抜きずれのない正しい位置に打ち抜かれ、かつ、2回目の抜き穴15も打ち抜きずれのない正しい位置に打ち抜かれた場合を示している。同図に示すように、1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15との間に、それぞれ相対的な打ち抜きずれの許容範囲Aを有している。また、1回目の抜き穴14の外周と、導電パターン52aの上辺52b、左辺52c、下辺52e、右辺52fそれぞれの外周との間には、1回目の打ち抜きずれの許容範囲Bを有している。
2回の打ち抜き工程が終了した後に電気検査を行い、前記端子13間の導通の有無を測定する。相対的な打ち抜きずれが許容範囲A以内である場合は、前記1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15間に導電パターン52の残存部分があって、端子13間で導通が有る。本実施例では、1回目の抜き穴14が上下左右の4方向に形成されるので、直交する2方向(X方向とY方向)に対して相対的な打ち抜きずれを検知することができる。
ここで、図5(b)に示すように、例えば、1回目の打ち抜きが許容範囲Bを超えて図中左方向へずれ、かつ、2回目の打ち抜きも同じく左方向へずれた場合は、1回目の左側の抜き穴14が一方の導電パターン52aの左辺52cに至る状態に形成され、該導電パターン52aの外側領域52abが切断される。
このように、1回目と2回目の打ち抜きがX方向あるいはY方向の同一方向へずれた場合に、抜き穴14と抜き穴15が重なり合わない場合でも、どちらかの導電パターンの外側領域52abまたは52dbが切断されるので、電気検査では端子13間での導通がなくなり、製品不良と判定することができる。
また、図5(c)に示すように、例えば、1回目の打ち抜きが図中右方向へずれ、2回目の打ち抜きが図中左方向へずれて、相対的な打ち抜きずれAmが許容範囲Aを超えた場合は、斜め左上側の導電パターン52aにおいて、1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15が重なり合って、左側の内側領域52aaが切断される。したがって、電気検査では端子13間での導通がなくなり、1回目の打ち抜きと2回目の打ち抜きの相対的なずれが許容範囲Aを超えたと判定することができる。
このように、一回目の打ち抜きずれと2回目の打ち抜きずれが、X方向について逆方向である場合だけではなく、Y方向について逆方向である場合も、前述と同様に、何れかの内側領域52aaまたは52daが切断されるので、電気検査では端子13間での導通がなくなり、製品不良と判定することができる。
図6は実施例6の検査用ターゲット10を示す説明図であり、ターゲット10は中央部に平行幅の非導電部61を有し、該溝状非導電部61の両側に導電パターン62を配置してある。図中斜め左上側導電パターン62aは、X方向に平行な上辺62bとY方向に平行な左辺62cを有し、図中斜め右下側導電パターン62dは、X方向に平行な下辺62eとY方向に平行な右辺62fを有している。なお、本実施例では導電パターンを略台形状の四辺形としているが、形状はこれに限定されるものではない。
また、前記非導電部61の一方の角部(同図では右上角部)で双方の導電パターン62a,62dの一端部同士を導電パターン62gにて接続し、前記非導電部61の他方の角部(同図では左下角部)で双方の導電パターン62a,62dの他端部にそれぞれ電気検査用の端子13を設けてある。すなわち、前記非導電部61を囲繞するように、導電パターン62が形成されている。
1回目の打ち抜き工程では、ターゲット10の中央部を挟んで前記導電パターンの外側の辺を含む上下左右の4箇所の導電部分、すなわち、一方の導電パターン62aの上辺62bおよび左辺62cを含む2箇所の導電部分と、他方の導電パターン62dの下辺62eおよび右辺62fを含む2箇所の導電部分の合計4箇所の導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴14を一括して形成し、2回目の打ち抜き工程では、前記抜き穴14に挟まれた内側の残存部分のさらに内側部分を、前記中央部の非導電部61とともに打ち抜いて新たな抜き穴15を形成する。
図6(a)は、1回目の抜き穴14が打ち抜きずれのない正しい位置に打ち抜かれ、かつ、2回目の抜き穴15も打ち抜きずれのない正しい位置に打ち抜かれた場合を示している。同図に示すように、1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15との間に、それぞれ相対的な打ち抜きずれの許容範囲Aを有している。また、1回目の抜き穴14の外周と、非導電部61の外周との間には、1回目の打ち抜きずれの許容範囲Bを有している。
2回の打ち抜き工程が終了した後に電気検査を行い、前記端子13間の導通の有無を測定する。相対的な打ち抜きずれが許容範囲A以内である場合は、前記1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15間に導電パターン62の残存部分があって、端子13間で導通が有る。本実施例では、1回目の抜き穴14が上下左右の4方向に形成されるので、直交する2方向(X方向とY方向)に対して相対的な打ち抜きずれを検知することができる。
ここで、図6(b)に示すように、例えば、1回目の打ち抜きが許容範囲Bを超えて図中右方向へずれ、かつ、2回目の打ち抜きも同じく右方向へずれた場合は、1回目の左側の抜き穴14が一方の導電パターン62aの左辺62cから中央部の非導電部61に至る状態に形成され、該一方の導電パターン62aが切断される。
このように、1回目と2回目の打ち抜きがX方向あるいはY方向の同一方向へずれた場合に、抜き穴14と抜き穴15が重なり合わない場合でも、どちらかの導電パターン62aまたは62dが切断されるので、電気検査では端子13間での導通がなくなり、製品不良と判定することができる。
また、図6(c)に示すように、例えば、1回目の打ち抜きが図中右方向へずれ、2回目の打ち抜きが図中左方向へずれて、相対的な打ち抜きずれAmが許容範囲Aを超えた場合は、斜め左上側の導電パターン62aにおいて、1回目の抜き穴14と2回目の抜き穴15が重なり合って、左辺62c含む一方の導電パターン62aが切断される。したがって、電気検査では端子13間での導通がなくなり、1回目の打ち抜きと2回目の打ち抜きの相対的なずれが許容範囲Aを超えたと判定することができる。
このように、一回目の打ち抜きずれと2回目の打ち抜きずれが、X方向について逆方向である場合だけではなく、Y方向について逆方向である場合も、前述と同様に、何れかの導電パターン62aまたは62dが切断されるので、電気検査では端子13間での導通がなくなり、製品不良と判定することができる。
また、実施例6の構成は、実施例5と比較して、端子数を減少することができ、検査用ターゲット10をコンパクトにすることができる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明に係る検査用ターゲットの実施例1の説明図。 本発明に係る検査用ターゲットの実施例2の説明図。 本発明に係る検査用ターゲットの実施例3の説明図。 本発明に係る検査用ターゲットの実施例4の説明図。 本発明に係る検査用ターゲットの実施例5の説明図。 本発明に係る検査用ターゲットの実施例6の説明図。 従来例の説明図。
符号の説明
10 検査用ターゲット
11 非導電部
12 導電パターン
13 電気検査用の端子
14 1回目の抜き穴
15 2回目の抜き穴
21 非導電部
22 導電パターン
22b 導電パターン
31 非導電部
31a 溝状非導電部
32 導電パターン
32a 内側導電パターン
32b 外側導電パターン
32c 導電パターン
32d 導電パターン
32e 膨拡部
32f 辺
41 溝状非導電部
42 導電パターン
42a 上辺
42b 下辺
42c 左辺
42d 右辺
42e 導電パターン
51 溝状非導電部
51a 溝状非導電部
52 導電パターン
52a 導電パターン
52aa 内側領域
52ab 外側領域
52b 上辺
52c 左辺
52d 導電パターン
52da 内側領域
52db 外側領域
52e 下辺
52f 右辺
52g 導電パターン
61 非導電部
62 導電パターン
62a 導電パターン
62b 上辺
62c 左辺
62d 導電パターン
62e 下辺
62f 右辺
62g 導電パターン

Claims (7)

  1. プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際の打ち抜きずれ検査用ターゲットにおいて、
    上記ターゲットは中央部に平行幅の非導電部を有し、該非導電部の両側に少なくとも2つの導電パターンを配置してそれぞれ電気検査用の端子を設け、1回目の打ち抜きでは、前記ターゲットの中央部を挟んでそれぞれの導電パターンの前記非導電部以外の辺を含む導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成し、2回目の打ち抜きでは、前記抜き穴に挟まれた内側の残存部分のさらに内側部分を前記非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成し、
    前記2回の打ち抜き工程が終了した後に前記端子間の導通の有無を測定し、
    相対的な打ち抜きずれが許容範囲である場合は、前記1回目の抜き穴と2回目の抜き穴間に残存部分があって端子間で導通が有り、相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えた場合は、前記1回目の抜き穴のいずれかと2回目の抜き穴が重なり合って端子間で導通が無くなるように形成したことを特徴とするプリント配線板の検査用ターゲット。
  2. 上記非導電部の両側に配置された導電パターンの一端部同士を接続するとともに、該導電パターンの他端部にそれぞれ電気検査用の端子を設けたことを特徴とする請求項1記載のプリント配線板の検査用ターゲット。
  3. プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際の打ち抜きずれ検査用ターゲットにおいて、
    上記ターゲットは中央部に平行幅の非導電部を有し、該非導電部の両側に帯状の内側導電パターンを平行に配置し、それぞれの内側導電パターンの外側に溝状非導電部を介して帯状の外側導電パターンを平行に配置し、前記双方の内側導電パターンの一端部同士を接続するとともに、該内側導電パターンの他端部を前記外側導電パターンの一端部に接続し、さらに、外側導電パターンの他端部にそれぞれ電気検査用の端子を設けるとともに、該外側導電パターンの中間部にそれぞれ幅を外側へ膨拡した膨拡部を設け、
    1回目の打ち抜きでは、前記ターゲットの中心部を挟んで前記外側導電パターンの膨拡部の内側部分から内側導電パターンの溝状非導電部側の辺を含む導電部分にかけて、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成し、2回目の打ち抜きでは、前記抜き穴に挟まれた内側導電パターンの残存部分のさらに内側部分を前記非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成し、
    前記2回の打ち抜き工程が終了した後に前記端子間の導通の有無を測定し、
    相対的な打ち抜きずれが許容範囲である場合は、前記1回目の抜き穴と2回目の抜き穴間に残存部分があって端子間で導通が有り、相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えた場合は、前記1回目の抜き穴のいずれかと2回目の抜き穴が重なり合って端子間で導通が無くなるように形成したことを特徴とするプリント配線板の検査用ターゲット。
  4. プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際の打ち抜きずれ検査用ターゲットにおいて、
    上記ターゲットは中央部に溝状非導電部を有し、該溝状非導電部の両側に導電パターンを配置し、前記溝状非導電部の一端部側で双方の導電パターンの一端部同士を接続するとともに、前記溝状非導電部の他端部側で双方の導電パターンの他端部にそれぞれ電気検査用の端子を設け、
    1回目の打ち抜きでは、前記ターゲットの中央部を挟んで前記導電パターンの上辺および下辺ならびに右辺および左辺を含む4箇所の導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成し、2回目の打ち抜きでは、前記抜き穴に挟まれた内側の残存部分のさらに内側部分を前記溝状非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成し、
    前記2回の打ち抜き工程が終了した後に前記端子間の導通の有無を測定し、
    相対的な打ち抜きずれが許容範囲である場合は、前記1回目の抜き穴と2回目の抜き穴間に残存部分があって端子間で導通が有り、相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えた場合は、前記1回目の抜き穴のいずれかと2回目の抜き穴が重なり合って端子間で導通が無くなるように形成したことを特徴とするプリント配線板の検査用ターゲット。
  5. プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際の打ち抜きずれ検査用ターゲットにおいて、
    上記ターゲットは中央部にXY方向に対して傾斜した平行幅の溝状非導電部を有し、該溝状非導電部の両側に多角形状の導電パターンを配置し、それぞれの導電パターンはX方向に平行な上辺または下辺を有するとともに、Y方向に平行な右辺または左辺を有し、前記溝状非導電部の一端部側で双方の導電パターンの一端部同士を接続するとともに、前記溝状非導電部の他端部側で一方の導電パターンの他端部から前記接続された導電部分を経て他方の導電パターンの他端部に至る新たな溝状非導電部を設けて双方の導電パターンを内外2つの領域に分割し、分割された内外双方の導電パターンの各他端部にそれぞれ電気検査用の端子を設け、
    1回目の打ち抜きでは、前記ターゲットの中央部を挟んで前記導電パターンの上辺および下辺の内側部分ならびに右辺および左辺の内側部分で新たな溝状非導電部を含む4箇所の導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成し、2回目の打ち抜きでは、前記抜き穴に挟まれた内側の残存部分のさらに内側部分を前記中央部の溝状非導電部とともに打ち抜いて新たな抜き穴を形成し、
    前記2回の打ち抜き工程が終了した後に前記端子間の導通の有無を測定し、
    相対的な打ち抜きずれが許容範囲である場合は、前記1回目の抜き穴と2回目の抜き穴間に残存部分があって端子間で導通が有り、相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えた場合は、前記1回目の抜き穴のいずれかと2回目の抜き穴が重なり合って端子間で導通が無くなるように形成したことを特徴とするプリント配線板の検査用ターゲット。
  6. プリント配線板の製品外形加工を2回の打ち抜き工程で行なう際の打ち抜きずれ検査用ターゲットにおいて、
    上記ターゲットは中央部に平行幅の非導電部を有し、該非導電部を囲繞するように導電パターンを配置し、該導電パターンの前記非導電部に接する内側の辺はX方向に平行な上辺および下辺ならびにY方向に平行な右辺および左辺を有し、該導電パターンの何れかの隅部に前記非導電部の隅部と連通する溝状非導電部を設け、該溝状非導電部を挟んで前記導電パターンの隅部にそれぞれ電気検査用の端子を設け、
    1回目の打ち抜きでは、前記ターゲットの中央部を挟んで前記導電パターンの外側の辺を含む上下左右の4箇所の導電部分に、少なくとも1つずつの抜き穴を一括して形成し、2回目の打ち抜きでは、前記抜き穴に挟まれた内側部分を打ち抜いて新たな抜き穴を形成し、
    前記2回の打ち抜き工程が終了した後に前記端子間の導通の有無を測定し、
    相対的な打ち抜きずれが許容範囲である場合は、前記1回目の抜き穴と2回目の抜き穴間に残存部分があって端子間で導通が有り、相対的な打ち抜きずれが許容範囲を超えた場合は、前記1回目の抜き穴のいずれかと2回目の抜き穴が重なり合って端子間で導通が無くなるように形成したことを特徴とするプリント配線板の検査用ターゲット。
  7. 上記2回の打ち抜き工程のうち、少なくとも何れかの抜き穴は、他の抜き穴に対峙する側に直線部分を有する矩形断面にしたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のプリント配線板の検査用ターゲット。
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