JP2008120645A - 光学素子の製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学素子の製造装置及び製造方法において、光学素子の品質を向上させる。
【解決手段】成形型20内のキャビティ25に収容された光学素材26を成形することにより光学素子を製造する光学素子の製造装置1において、光学素材26を収容したキャビティ25に不活性ガス(矢印N)を流入させる不活性ガス流入手段6と、この不活性ガス流入手段6が流入させる不活性ガス(矢印N)を加熱する加熱手段(18)とを備える構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ、プリズム、ミラー等の光学素子を成形型に収容して成形する光学素子の製造装置及び製造方法に関し、更に詳しくは、光学素子の品質を向上させる光学素子の製造装置及び製造方法に関する。
近年、ガラスレンズ等の光学素子を高精度且つ安価に成形する光学素子の製造装置として、成形型に収容した光学素材を、加熱軟化させて加圧し、冷却して固化させることで、成形型が有する光学面形状或いは表面粗さを成形転写して光学素子を製造する装置が用いられている。ここで、光学素材の成形時には、成形室を不活性ガス雰囲気で充填させるのが一般的である。
上記の光学素子の製造装置において、成形型のスリーブに雰囲気交換孔を放射状に形成することにより、光学素材から発生する酸化性揮発物を成形型のキャビティから雰囲気交換孔を介して外部に放出させる光学素子の製造装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−342027号公報
ところで、上記特許文献1記載の光学素子の製造装置は、スリーブに形成した雰囲気交換孔により、キャビティから酸化性揮発物を排出しているが、キャビティの雰囲気交換に伴い、キャビティの温度が下がり、光学素材のうち成形型の成形面に当接する部分と当接しない部分との間に温度差が生じていた。そのため、成形型から光学素材への転写精度が悪化すると共に、光学素子の表面に曇りが発生しやすく、光学素子の品質が悪化してしまっていた。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、光学素子の品質を向上させる光学素子の製造装置及び製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の光学素子の製造装置は、成形型内のキャビティに収容された光学素材を成形することにより光学素子を製造する光学素子の製造装置において、上記光学素材を収容したキャビティに不活性ガスを流入させる不活性ガス流入手段と、この不活性ガス流入手段が流入させる上記不活性ガスを加熱する加熱手段とを備える構成とする。
また、上記加熱手段は、上記光学素材の加熱時において、上記キャビティに流入される不活性ガスを上記光学素材の転移点温度以上に加熱する構成とするとよい。
また、上記成形型は、上型と、下型と、この上型及び下型の外周に位置するスリーブとを含み、上記スリーブには、上記キャビティに連通可能なガス流入路及びガス排出路が形成され、上記不活性ガス流入手段は、上記スリーブのガス流入路を介して上記キャビティに上記不活性ガスを流入させ、上記キャビティに流入された不活性ガスは、上記スリーブのガス排出路を介して上記キャビティから排出される構成とするとよい。
また、上記光学素材を収容した成形型が上記光学素材の加熱時に載置されるプレートを更に備え、上記成形型は、上記スリーブの外周に位置する外スリーブを更に含み、上記プレート及び上記外スリーブには、それぞれガス流入路が形成され、上記不活性ガス流入手段は、上記プレートのガス流入路、上記外スリーブのガス流入路、及び、上記スリーブのガス流入路を介して、上記キャビティに上記不活性ガスを流入させる構成とするとよい。
また、上記外スリーブは、その下端が上記プレートに当接する位置と当接しない位置とに上記スリーブの外周面上を摺動可能な円筒形状に形成され、上記キャビティに流入される不活性ガスは、上記キャビティの圧力が一定以上高まると、上記外スリーブを上記プレートに当接しない位置に浮上させ、上記外スリーブと上記プレートとの間から排出される構成とするとよい。
また、上記光学素材を収容した成形型が上記光学素材の加熱時に載置されるプレートを更に備え、このプレート及び上記下型には、それぞれガス流入路が形成され、上記不活性ガス流入手段は、上記プレートのガス流入路、上記下型のガス流入路、及び、上記スリーブのガス流入路を介して、上記キャビティに上記不活性ガスを流入させる構成としてもよい。
また、上記スリーブのガス排出路は、上記上型に閉鎖されることにより上記キャビティへの開口面積が変動する位置に形成されている構成とするとよい。
また、上記加熱手段は、上記光学素材の加熱時、加圧時、及び、冷却時において、それぞれ異なる温度に不活性ガスを加熱する構成とするとよい。
また、上記不活性ガス流入手段は、上記光学素材の加熱時において、上記光学素材の表面積1cm2に対し、2L/min〜12L/minの不活性ガスを上記キャビティに流入させる構成とするとよい。
上記課題を解決するために、本発明の光学素子の製造方法は、成形型内のキャビティに収容された光学素材を成形することにより光学素子を製造する光学素子の製造方法において、上記光学素材を収容したキャビティに、加熱した不活性ガスを流入させながら、上記光学素子を成形するようにする。
また、上記光学素材の加熱時、加圧時、及び、冷却時において、それぞれ異なる温度に加熱した不活性ガスを流入させながら、上記光学素子を成形するようにするとよい。
また、上記光学素材の加熱時において、上記光学素材の表面積1cm2に対し、2L/min〜12L/minの不活性ガスを流入させながら、上記光学素子を成形するようにするとよい。
本発明では、光学素材を収容したキャビティに、加熱した不活性ガスを流入させている。そのため、光学素材の特に加熱時において発生する酸化性揮発物をキャビティから排出しながら、光学素材のうち成形型の成形面に当接する部分と当接しない部分との間に、温度差を生じにくくすることができる。したがって、成形型から光学素材への転写精度の悪化、更には光学素子の表面への曇りの発生を抑えることができる。よって、本発明によれば、光学素子の品質を向上させることができる。
また、加熱した不活性ガスをキャビティに流入させているため、キャビティの温度変化に起因する圧力変動を抑えて、キャビティにおける光学素材の位置ずれを防止することができる。したがって、これによっても、光学素子の品質を向上させることができる。更には、光学素材の加熱時間ひいては光学素子の製造時間を短縮することもできる。
以下、本発明の実施の形態に係る光学素子の製造装置及び製造方法について、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る光学素子の製造装置を示す部分断面図である。図2は、上記光学素子の製造装置に搬入される成形型を示す断面図である。
図1に示す光学素子製造装置1は、上ベース2、下ベース3及び側板4から構成される成形室5内において、下ベース3の下方に配置された不活性ガス流入手段6により図2にも示す成形型20内のキャビティ25に窒素等の不活性ガス(矢印N)を流入させながら、キャビティ25に収容した光学素材26を成形している。なお、詳しくは後述するが、キャビティ25に流入される不活性ガス(矢印N)は、加熱手段としてのガス加熱ヒータ18により加熱されている。
成形型20は、上型21と、下型22と、これら上型21及び下型22の外周に位置する円筒形状のスリーブ23と、このスリーブ23の外周に位置する円筒形状の外スリーブ24とから構成され、キャビティ25に光学素材26を収容している。
スリーブ23には、不活性ガス流入手段6から供給される不活性ガス(矢印N)が通過するガス流入路23a及びガス排出路23bが、それぞれ水平方向且つ放射状に複数形成されている。これらガス流入路23a及びガス排出路23bは、上型21に閉鎖されることによりキャビティ25への開口面積が変動する位置に形成されている。ここで、図2に示す、ガス流入路23aと成形前の光学素材26との距離Dは、20mm以内に設定しておくとよい。
外スリーブ24は、その上端の摺動部24aにおいてスリーブ23の外周面上を摺動可能に配置されており、摺動部24aの下方の内周面はスリーブ23との間に間隙からなるガス流入路24bが設けられている。なお、後述するが、外スリーブ24の下端24cは、成形型20が載置された下プレート17に当接する位置と当接しない位置(即ち、浮上する位置)とに摺動可能となっている。
図1に示すように、上ベース2の上部には、シリンダベース7を介してシリンダ8が配置されている。このシリンダ8は、上ベース2及びシリンダベース7を貫通して配置された上軸9を昇降させている。この上軸9の下には、上から順に上冷却ブロック10、上断熱ブロック11、円柱形状の2本のヒータ12a,12aが両端において露出するように埋設された上ヒータブロック12、上型21の上面に当接する上プレスプレート13が配置されている。
また、下ベース3の上には、下から順に、下冷却ブロック14、下断熱ブロック15、円柱形状の2本のヒータ16a,16aが両端において露出するように埋設された下ヒータブロック16、成形型20が載置される「プレート」としての下プレスプレート17が配置されている。
不活性ガス流入手段6と下ヒータブロック16の下部との間には、下ベース2、下冷却ブロック14及び下断熱ブロック15を貫通する円筒形状のガス加熱ヒータ18が嵌入されている。このガス加熱ヒータ18の中空部分は、ガス流入路18aとなっており、このガス流入路18aにおいて、図示しない制御手段によりガス加熱ヒータ18が制御されて、目的の温度に不活性ガス(矢印N)を加熱している。
下ヒータブロック16には、鉛直方向に延び、ガス加熱ヒータ18のガス流入路18aに連通するガス流入路16bが形成されている。また、下ヒータブロック16の上面には、そのガス流入路16bの上端から放射状に水平方向に延びる溝状のガス流入路16cが形成されており、この放射状のガス流入路16cは、下プレスプレート17の鉛直方向に延びる複数のガス流入路17aのそれぞれに連通している。更に、下プレスプレート17のガス流入路17aは、外スリーブ24のガス流入路24bに連通している。
以下、光学素子の製造方法について説明する。
まず、下プレスプレート17上に光学素材26を収容した成形型20を載置する。そして、シリンダ8により上軸9を下降させ、上プレスプレート13を上型21に当接させ、上下のヒータブロック12,16から上型21及び下型22に伝熱させることにより、光学素材26を加熱軟化させる。
この光学素材26の加熱の際には、不活性ガス流入手段6からガス流入路18a,16c,17a,24b,23aを介してキャビティ25に不活性ガス(矢印N)を流入させると共に、この不活性ガス(矢印N)をガス加熱ヒータ18により加熱する。
ここで、不活性ガス流入手段6による不活性ガス(矢印N)のキャビティ25への供給量は、光学素材26の表面積1cm2に対し、2L/min〜12L/min、好ましくは4L/min〜8L/minとするとよい。これにより、不活性ガス(矢印N)による光学素材26の加熱を有効に行うことができる。
また、ガス加熱ヒータ18による不活性ガス(矢印N)の加熱温度は、光学素材26を均等に加熱軟化させるべく、キャビティ25に到達した際に光学素材26の転移点以上で且つ軟化点以下となるようにしておくとよい。これにより、光学素材26のうち上型21及び下型22の成形面21a,22aと当接する部分と当接しない部分との温度差が解消される。
なお、キャビティ25内に流入される不活性ガス(矢印N)は、光学素材26から発生する酸化性揮発物等と共に、スリーブ23のガス排出路23bから成形室5に排出される。この排出されたガスは、成形室5に設けられた図示しない微細な隙間等により成形室5から排出させるとよい。
光学素材26を転移点以上で且つ軟化点以下まで加熱軟化させた後、シリンダ8の駆動により上型21を押圧して光学素材26を所望の形状に成形する。この際、図3Aに示すように、光学素材26は押圧されて変形することにより、上型21が降下してスリーブ23のガス流入路23aの一部及びガス排出路23bの全部が上型21により閉鎖される。
これに伴い、キャビティ25内の圧力が高まり、図3Bに示すように、外スリーブ24の摺動部24aがスリーブ23の外周面上を摺動し、外スリーブ24の下端24cが下プレスプレート17に当接する位置から当接しない位置に浮上する。そして、外スリーブ24と下プレスプレート17との間から不活性ガス(矢印N´)が排出され、キャビティ25の圧力が一定となる。
なお、この際、不活性ガス流入手段6による不活性ガス(矢印N)の供給を停止させても圧力を一定にさせることは可能であるが、不活性ガス(矢印N´)を外スリーブ24と下プレスプレート17との間から逃がすことで、不活性ガス流入手段6の制御が簡略化する。
光学素材26の加圧成形が終了した後、ガス加熱ヒータ18による不活性ガス(矢印N)の加熱温度を下げる。また、図1に示す上下のヒータブロック12,16の温度を下げ、例えば、上型21及び下型22の成形面21a,22aが外気に触れても酸化しない温度になるまで冷却する。冷却が終了した後には、シリンダ8の駆動により上プレスプレート13を上昇させ、図示しない搬送手段により、成形型20を成形室5から搬出する。その後、成形型20から成形された光学素子を取り出すことにより、光学素子の製造が完了する。
以上説明した本実施形態では、光学素材26を収容したキャビティ25に、加熱した不活性ガス(矢印N)を流入させている。そのため、光学素材26の特に加熱時において発生する酸化性揮発物をキャビティ25から排出しながら、光学素材26のうち成形型20(上型21及び下型22)の成形面21a,22aに当接する部分と当接しない部分との間に、温度差を生じにくくすることができる。したがって、成形型20の成形面21a,22aから光学素材26への転写精度の悪化、更には光学素子の表面への曇りの発生を抑えることができる。よって、本実施形態によれば、光学素子の品質を向上させることができる。
また、本実施形態では、加熱した不活性ガス(矢印N)をキャビティ25に流入させているため、キャビティ25の温度変化に起因する圧力変動を抑えて、キャビティ25における光学素材26の位置ずれを防止することができる。したがって、これによっても、光学素子の品質を向上させることができる。更には、光学素材26の加熱時間ひいては光学素子の製造時間を短縮することもできる。
また、本実施形態では、ガス加熱ヒータ18は、光学素材26の加熱時において、キャビティ25に流入される不活性ガス(矢印N)を光学素材26の転移点温度以上に加熱している。そのため、光学素材26の部分毎に生じる温度差を有効に抑えることができる。したがって、光学素子の品質を一層向上させることができる。
また、本実施形態では、不活性ガス流入手段6は、スリーブ23のガス流入路23aを介してキャビティ25に不活性ガス(矢印N)を流入させ、キャビティ25に流入された不活性ガス(矢印N)は、スリーブ23のガス排出路23bを介してキャビティ25から排出されている。そのため、不活性ガス(矢印N)をキャビティ25に有効に流入させて光学素材26の部分毎に生じる温度差を有効に抑えながら、光学素材26の特に加熱時において発生する酸化性揮発物をキャビティ25から有効に排出することができる。したがって、光学素子の品質を一層向上させることができる。
また、本実施形態では、不活性ガス流入手段6は、下プレスプレート17のガス流入路17a、外スリーブ24のガス流入路24b、及び、スリーブ23のガス流入路23aを介して、キャビティ25に不活性ガス(矢印N)を流入させている。そのため、不活性ガス(矢印N)を成形型20の下方、更には下プレスプレート17の下方から導くことができるため、成形室5内に余分な部材を配置する必要がなくなる。また、不活性ガス(矢印N)を安定してキャビティ25に流入させることができ、光学素材26の部分毎に生じる温度差を有効に抑えることができる。したがって、成形室5の省スペース化ひいては光学素子製造装置1の小型化を図ることができると共に、光学素子の品質を一層向上させることができる。
また、本実施形態では、外スリーブ24は、その下端24cが下プレスプレート17に当接する位置と当接しない位置とにスリーブ23の外周面上を摺動可能な円筒形状に形成され、キャビティ25に流入される不活性ガス(矢印N)は、キャビティ25の圧力が一定以上高まると、外スリーブ24を下プレスプレート17に当接しない位置に浮上させ、外スリーブ24と下プレスプレート17との間から排出されている(矢印N´)。そのため、不活性ガス流入手段6による不活性ガス(矢印N)の供給を成形過程に伴って停止させる必要がなく、不活性ガス流入手段6の制御が複雑化せず、安定してキャビティ25に不活性ガス(矢印N)を供給することができる。したがって、不活性ガス流入手段6の制御の複雑化を抑えることができると共に、光学素子の品質を一層向上させることができる。
また、本実施形態では、スリーブ23のガス流入路23a及びガス排出路23bは、上型21に閉鎖されることによりキャビティ25への開口面積が変動する位置に形成されている。そのため、光学素子26の成形に連動させてキャビティ25への不活性ガス(矢印N)の流入量を、キャビティ25の体積或いは光学素材26の不活性ガス(矢印N)との接触面積に合わせて、調節することができる。したがって、光学素子の品質を一層向上させることができる。
また、本実施形態では、ガス加熱ヒータ18は、光学素材26の加熱時、加圧時、及び、冷却時において、それぞれ異なる温度で、具体的には徐々に温度を下げて、不活性ガス(矢印N)を加熱している。そのため、工程毎に最適の温度の不活性ガス(矢印N)をキャビティ25に供給することができる。したがって、光学素子の品質を一層向上させることができる。
また、本実施形態では、不活性ガス流入手段6は、光学素材26の加熱時において、光学素材26の表面積1cm2に対し、2L/min〜12L/min、好ましくは4L/min〜8L/minの不活性ガス(矢印N)をキャビティ25に流入させている。そのため、光学素材26の部分毎に生じる温度差を有効に抑えることができる。したがって、光学素子の品質を一層向上させることができる。
また、本実施形態では、ガス流入路23aと成形前の光学素材26との距離Dを20mm以内にしているため、加熱された不活性ガス(矢印N)によって、光学素材26の部分毎に生じる温度差を有効に抑えることができる。したがって、光学素子の品質を一層向上させることができる。
なお、本実施形態においては、ガス加熱ヒータ(加熱手段)18を、不活性ガス流入手段6から供給された不活性ガス(矢印N)を加熱する構成としたが、不活性ガス流入手段6に供給する前段階の不活性ガスを加熱する構成としてもよい。
<第2実施形態>
図4は、本発明の第2実施形態に係る光学素子の製造装置を示す部分断面図である。
本実施形態に係る光学素子の製造装置31は、加熱・加圧・冷却の工程を、それぞれ加熱部41、加圧部42及び冷却部43にて行ういわゆる循環型の製造装置である。加熱部41、加圧部42及び冷却部43の構成並びに成形型20の構成は、図1に示す光学素子の製造装置1と同様であるため、詳細な説明は省略する。
光学素子の製造装置31は、上ベース32、下ベース33及び側板34から構成される成形室35内において、下ベース33の下方に配置された加熱部41、加圧部42及び冷却部43の不活性ガス流入手段36により成形型20内のキャビティ25に窒素等の不活性ガス(矢印N)を流入させながら、キャビティ25に収容した光学素材26を成形している。なお、キャビティ25に流入される不活性ガス(矢印N)は、加熱部41、加圧部42及び冷却部43に設けられた、加熱手段としてのガス加熱ヒータ48により加熱されている。
側板34には、搬入台44から成形室35に成形型20が搬入される際に開放する搬入シャッタ34aと、成形室35から搬出台45に成形型20が搬出される際に開放する搬出シャッタ34bとが設けられている。
ここで、搬入台44に載置された成形型20は、搬入台44に立設された支持部37に支持される投入爪38により押されて、開放した搬入シャッタ34aを通って成形室35(加熱部41)に搬入される。
光学素子の製造方法についても上記第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略するが、加熱部41においてキャビティ25に流入させる不活性ガス(矢印N)の供給量は、光学素材26の表面積1cm2に対し、2L/min〜12L/min、好ましくは4L/min〜8L/minとするとよい。これにより、不活性ガス(矢印N)による光学素材26の加熱を有効に行うことができる。
また、加熱部41におけるガス加熱ヒータ48による不活性ガス(矢印N)の加熱温度は、光学素材26を均等に加熱軟化させるべく、キャビティ25に到達した際に光学素材26の転移点以上で且つ軟化点以下となるようにしておくとよい。これにより、光学素材26のうち上型21及び下型22の成形面と当接する部分と当接しない部分との温度差が解消される。
光学素材26を転移点以上で且つ軟化点以下まで加熱軟化させた後、図示しない搬送手段により成形型20を加圧部42に搬送する。加圧部42においては、好ましくは加圧部42における上型21及び下型22の温度と同程度に設定しておく。そして、光学素材26を所望の形状に成形する。
光学素材26の加圧成形が終了した後、図示しない搬送手段により成形型20を冷却部43に搬送する。冷却部43においても、ガス加熱ヒータ48による不活性ガス(矢印N)の加熱温度を加熱部41及び加圧部42における加熱温度よりも低めに、好ましくは冷却部43における上型21及び下型22の温度と同程度に設定しておく。
光学素材26の冷却が終了した後には、図示しない搬送手段により、成形型20を成形室35から搬出台45に搬出する。その後、成形型20から成形された光学素子を取り出すことにより、光学素子の製造が完了する。
以上説明した本実施形態では、上記第1実施形態と同様に、光学素材26を収容したキャビティ25に、加熱した不活性ガス(矢印N)を流入させている。そのため、光学素材26の特に加熱時において発生する酸化性揮発物をキャビティ25から排出しながら、光学素材26のうち成形型20(上型21及び下型22)の成形面に当接する部分と当接しない部分との間に、温度差を生じにくくすることができる。したがって、成形型20の成形面から光学素材26への転写精度の悪化、更には光学素子の表面への曇りの発生を抑えることができる。よって、本実施形態によっても、光学素子の品質を向上させることができる。
<第3実施形態>
図5は、本発明の第3実施形態に係る光学素子の製造装置に位置する成形型を示す断面図である。図6は、上記成形型の下型を示す斜視図である。
本実施形態では、成形型60に外スリーブを設けず、成形型60が載置される「プレート」としての下プレスプレート57のガス流入路57a、下型62の後述するガス流入路62b、及び、スリーブ63の内周面に設けられ鉛直方向に延びるガス流入路63aを介して、加熱した不活性ガス(矢印N)をキャビティ65に流入させている。この不活性ガス(矢印N)の流入経路を除いて、本実施形態の光学素子の製造装置及び製造方法は、上記第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図6に示すように、下型62の底面には、十字状のガス流入路62b及び外周に沿った切り欠き62cが設けられている。なお、下型62の十字状のガス流入路62bの先端は、それぞれ、スリーブ63の4箇所に設けられたガス流入路63aの近傍に延びている。
以上説明した本実施形態でも、光学素材66を収容したキャビティ65に、加熱した不活性ガス(矢印N)を流入させることで、光学素材66の特に加熱時において発生する酸化性揮発物をスリーブ63のガス排出路63bから排出しながら、光学素材66のうち成形型60(上型61及び下型62)の成形面61a,62aに当接する部分と当接しない部分との間に、温度差を生じにくくすることができる。したがって、上記第1及び第2実施形態と同様に、光学素子の品質を向上させることができる。
また、本実施形態では、不活性ガス(矢印N)を、下プレスプレート57のガス流入路57a、下型62のガス流入路62b、及び、スリーブ63のガス流入路63aを介して、キャビティ65に流入させている。そのため、下プレスプレート57及びこの下プレスプレート57の下に配置される図示しない下ヒータブロックに単一のガス流入路を設けるだけでよい。また、成形型60に外スリーブを設ける必要がないため、成形型60の構成ひいては成形室のスペースが簡略化される。したがって、光学素子の製造装置の構成を簡略化することができる。
なお、本実施形態では、下型62にガス流入路62bを設けたが、下プレスプレート57のガス流入路57aとスリーブ63のガス流入路63aを連通させることで、下型62にガス流入路62bを形成しない構成とすることも可能である。
本発明の第1実施形態に係る光学素子の製造装置を示す部分断面図である。 上記光学素子の製造装置に搬入される成形型を示す断面図である。 上記成形型の光学素子の製造過程における断面図(その1)である。 上記成形型の光学素子の製造過程における断面図(その2)である。 本発明の第2実施形態に係る光学素子の製造装置を示す部分断面図である。 本発明の第3実施形態に係る光学素子の製造装置に位置する成形型を示す断面図である。 上記成形型の下型を示す斜視図である。
符号の説明
1 光学素子製造装置
2 上ベース
3 下ベース
4 側板
5 成形室
6 不活性ガス流入手段
7 シリンダベース
8 シリンダ
9 上軸
10 上冷却ブロック
11 上断熱ブロック
12 上ヒータブロック12
12a ヒータ
13 上プレスプレート
14 下冷却ブロック
15 下断熱ブロック
16 下ヒータブロック
16a ヒータ
16b,16c ガス流入路
17 下プレスプレート
17a ガス流入路
18 ガス加熱ヒータ
20 成形型
21 上型
21a 成形面
22 下型
22a 成形面
23 スリーブ
23a ガス流入路
23b ガス排出路
24 外スリーブ
24a 摺動部
24b ガス流入路
24c 下端
25 キャビティ
26 光学素材
31 光学素子製造装置
32 上ベース
33 下ベース
34 側板
34a 搬入シャッタ
34b 搬出シャッタ
35 成形室
36 不活性ガス流入手段
37 支持部
38 投入爪
41 加熱部
42 加圧部
43 冷却部
44 搬入台
45 搬出台
48 ガス加熱ヒータ
57 下プレスプレート
57a ガス流入路
60 成形型
61 上型
61a 成形面
62 下型
62a 成形面
63 スリーブ
63a ガス流入路
63b ガス排出路
65 キャビティ
66 光学素材

Claims (12)

  1. 成形型内のキャビティに収容された光学素材を成形することにより光学素子を製造する光学素子の製造装置において、
    前記光学素材を収容したキャビティに不活性ガスを流入させる不活性ガス流入手段と、
    該不活性ガス流入手段が流入させる前記不活性ガスを加熱する加熱手段と
    を備えることを特徴とする光学素子の製造装置。
  2. 前記加熱手段は、前記光学素材の加熱時において、前記キャビティに流入される不活性ガスを前記光学素材の転移点温度以上に加熱することを特徴とする請求項1記載の光学素子の製造装置。
  3. 前記成形型は、上型と、下型と、該上型及び下型の外周に位置するスリーブとを含み、
    前記スリーブには、前記キャビティに連通可能なガス流入路及びガス排出路が形成され、
    前記不活性ガス流入手段は、前記スリーブのガス流入路を介して前記キャビティに前記不活性ガスを流入させ、
    前記キャビティに流入された不活性ガスは、前記スリーブのガス排出路を介して前記キャビティから排出されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光学素子の製造装置。
  4. 前記光学素材を収容した成形型が前記光学素材の加熱時に載置されるプレートを更に備え、
    前記成形型は、前記スリーブの外周に位置する外スリーブを更に含み、
    前記プレート及び前記外スリーブには、それぞれガス流入路が形成され、
    前記不活性ガス流入手段は、前記プレートのガス流入路、前記外スリーブのガス流入路、及び、前記スリーブのガス流入路を介して、前記キャビティに前記不活性ガスを流入させることを特徴とする請求項3記載の光学素子の製造装置。
  5. 前記外スリーブは、その下端が前記プレートに当接する位置と当接しない位置とに前記スリーブの外周面上を摺動可能な円筒形状に形成され、
    前記キャビティに流入される不活性ガスは、前記キャビティの圧力が一定以上高まると、前記外スリーブを前記プレートに当接しない位置に浮上させ、前記外スリーブと前記プレートとの間から排出されることを特徴とする請求項4記載の光学素子の製造装置。
  6. 前記光学素材を収容した成形型が前記光学素材の加熱時に載置されるプレートを更に備え、
    該プレート及び前記下型には、それぞれガス流入路が形成され、
    前記不活性ガス流入手段は、前記プレートのガス流入路、前記下型のガス流入路、及び、前記スリーブのガス流入路を介して、前記キャビティに前記不活性ガスを流入させることを特徴とする請求項3記載の光学素子の製造装置。
  7. 前記スリーブのガス排出路は、前記上型に閉鎖されることにより前記キャビティへの開口面積が変動する位置に形成されていることを特徴とする請求項3記載の光学素子の製造装置。
  8. 前記加熱手段は、前記光学素材の加熱時、加圧時、及び、冷却時において、それぞれ異なる温度に不活性ガスを加熱することを特徴とする請求項1記載の光学素子の製造装置。
  9. 前記不活性ガス流入手段は、前記光学素材の加熱時において、前記光学素材の表面積1cm2に対し、2L/min〜12L/minの不活性ガスを前記キャビティに流入させることを特徴とする請求項1記載の光学素子の製造装置。
  10. 成形型内のキャビティに収容された光学素材を成形することにより光学素子を製造する光学素子の製造方法において、
    前記光学素材を収容したキャビティに、加熱した不活性ガスを流入させながら、前記光学素子を成形することを特徴とする光学素子の製造方法。
  11. 前記光学素材の加熱時、加圧時、及び、冷却時において、それぞれ異なる温度に加熱した不活性ガスを流入させながら、前記光学素子を成形することを特徴とする請求項10記載の光学素子の製造方法。
  12. 前記光学素材の加熱時において、前記光学素材の表面積1cm2に対し、2L/min〜12L/minの不活性ガスを流入させながら、前記光学素子を成形することを特徴とする請求項10記載の光学素子の製造方法。
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