JP2010173920A - プレス成形装置及び光学素子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置面及び押圧面の位置関係を高精度に合わせつつ、成形された光学素子への曇りの発生の少ないプレス成形装置を提供する。
【解決手段】プレス成形装置は、ガラスGが設置される下型11と、前記下型11に接近及び離隔して前記ガラスGを押圧する上型12と、前記下型11及び前記上型12を包囲して前記接近及び離隔の軌道を規定する胴型13aと、を成形型1aに組み立ててプレス成形を行うプレス成形装置3であって、前記成形型1aは、前記下型11及び前記上型12に囲まれた空所Hから延びて前記成形型1aの外部に連通する気体逃避部14aを有し、前記成形型1aの外気を減圧して前記気体逃避部14aを通じた前記空所Hからの気体の排出を促進する減圧手段37を備える。
【選択図】図1
【解決手段】プレス成形装置は、ガラスGが設置される下型11と、前記下型11に接近及び離隔して前記ガラスGを押圧する上型12と、前記下型11及び前記上型12を包囲して前記接近及び離隔の軌道を規定する胴型13aと、を成形型1aに組み立ててプレス成形を行うプレス成形装置3であって、前記成形型1aは、前記下型11及び前記上型12に囲まれた空所Hから延びて前記成形型1aの外部に連通する気体逃避部14aを有し、前記成形型1aの外気を減圧して前記気体逃避部14aを通じた前記空所Hからの気体の排出を促進する減圧手段37を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、プレス成形装置及び光学素子の製造方法に関する。
近年、光学素子、例えばデジタルカメラ等のレンズには、所定の形状に成形された光学レンズが用いられる。この光学レンズを高精度かつ大量に製造するため、例えば、以下のような方法が知られている。すなわち、まず、溶融ガラスを用いて、光学レンズの形状に近似した形状のガラス塊(以降、プリフォームと呼ぶ)を形成し、その後、このプリフォームを成形型でプレス成形して熱間加工する。
この方法によれば、溶融ガラスからプリフォームを経て光学レンズを成形するため、板状のガラスから切断、加工、プレス、研削、及び研磨等の多段階の工程を経て光学レンズを製造する方法に比べ、リードタイムを短縮できるとともに、加工不良による歩留まりの低下を抑えることができ、結果としてコストを大幅に削減できる、といった利点がある。
プリフォームを用いたプレス成形の中でも、成形後に研削及び研磨を要さずに偏心の少ない光学素子を製造できる精密プレス成形が知られている。この精密プレス成形に用いられる成形型として、上型及び下型と、それらを包囲するリング状の胴型が、スリーブ内でスライド自在に収納された成形型が記載されている(特許文献1参照)。
ここで、特許文献1で開示された成形型90を用いたプレス成形方法は、ガラスGが設置された下型91の周囲に胴型93を設け、上型92を胴型93に挿入して下型91に接近させ(図7(a)参照)、上型92で加熱により軟化したガラスGを押圧し(図7(b)参照)、ガラスGを押圧した後に(図7(c)参照)上型92を下型91から離隔し(図7(d)参照)、光学素子Lを取り出す。
この成形型90では、偏心を少なくしようとする場合、下型91に設けられたガラスGの設置面911を、上型に設けられたガラスの押圧面921に対して一定の位置にする必要があり、このためには上型92及び下型91とリング状の胴型93との間隔を狭める必要がある。しかしながら、上型92及び下型91と胴型93との間隔を狭めると、成形型90で成形された光学素子の多くに曇りが発生する。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、設置面及び押圧面の位置関係を高精度に合わせつつ、成形された光学素子への曇りの発生の少ないプレス成形装置を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意試験研究を重ねた結果、光学素子への曇りの原因がガラス加熱時における成形型への揮発成分の付着であること、及び、ガラス近傍の空所から延びる気体逃避部を介して減圧を行う減圧手段を備えることにより、ガラスから発生する揮発成分が強制的に成形型の外部に排出され、成形型への揮発成分の付着が低減されることを見出し、本発明を完成するに至った。
(1) ガラスが設置される下型と、前記下型に接近及び離隔して前記ガラスを押圧する上型と、前記下型及び前記上型を包囲して前記接近及び離隔の軌道を規定する胴型と、を成形型に組み立ててプレス成形を行うプレス成形装置であって、前記成形型は、前記下型及び前記上型に囲まれた空所から延びて前記成形型の外部に連通する気体逃避部を有し、前記成形型の外気を減圧して前記気体逃避部を通じた前記空所からの気体の排出を促進する減圧手段を備えるプレス成形装置。
(2) 前記気体逃避部は、前記胴型、前記下型及び/又は前記上型の軸方向に延びる溝を有する(1)記載のプレス成形装置。
(3) 前記気体逃避部は、前記上型が前記胴型又は前記下型によって係止される際に、前記空所から延びる位置に設けられる(1)又は(2)記載のプレス成形装置。
(4) 前記胴型をさらに包囲する外型を更に備え、前記気体逃避部は、前記胴型及び前記外型に設けられた貫通孔を有する(1)から(3)のいずれか記載のプレス成形装置。
(5) 前記胴型と前記外型との間に隙間が設けられ、前記貫通孔の位置は、前記胴型と前記外型との間で異なる(4)記載のプレス成形装置。
(6) 前記胴型と前記外型における前記貫通孔の位置は、前記上型の押圧方向に関する高さについて異なる(5)記載のプレス成形装置。
(7) (1)から(6)のいずれか記載のプレス成形装置を用いた光学素子の製造方法。
(8) (7)記載の製造方法で製造される光学素子を用いた光学機器。
本発明によれば、ガラス近傍の空所から延びる気体逃避部を介して減圧を行う減圧手段を備えることにより、ガラスから発生する揮発成分が強制的に成形型の外部に排出され、この揮発成分の空所への滞留が低減され、成形型への揮発成分の付着を低減されると考えられる。従って、設置面及び押圧面の位置関係を高精度に合わせつつ、成形された光学素子への曇りの発生の少ないプレス成形装置を提供できる。
本発明のプレス成形装置は、ガラスが設置される下型と、前記下型に接近及び離隔して前記ガラスを押圧する上型と、前記下型及び前記上型を包囲して前記接近及び離隔の軌道を規定する胴型と、を成形型に組み立ててプレス成形を行うプレス成形装置であって、前記成形型は、前記下型及び前記上型に囲まれた空所から延びて前記成形型の外部に連通する気体逃避部を有し、前記成形型の外気を減圧して前記気体逃避部を通じた前記空所からの気体の排出を促進する減圧手段を備える。
以下、本発明の成形型、光学素子の製造方法及び光学機器の実施形態について詳細に説明するが、本発明は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の目的の範囲内において、適宜変更を加えて実施することができる。なお、説明が重複する箇所については、適宜説明を省略する場合があるが、発明の趣旨を限定するものではない。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態は、ガラスGを押圧する下型11及び上型12と、下型11及び上型12を包囲する胴型13aと、を備える成形型1aを用い、且つ減圧手段37を備えるプレス成形装置である。図1は、本発明のプレス成形装置の一例を示す断面図である。図2は、本発明のプレス成形装置の一例を示す平面図である。図3は、本発明の第1実施形態に用いられる成形型の(a)断面図及び(b)平面図である。図4は、図3の成形型の動作を示す断面図である。図5は、本発明のプレス成形装置に用いられる成形型の変形例を示す断面図である。図6は、本発明のプレス成形装置に用いられる成形型の変形例を示す(a)断面図及び(b)平面図である。
本発明の第1実施形態は、ガラスGを押圧する下型11及び上型12と、下型11及び上型12を包囲する胴型13aと、を備える成形型1aを用い、且つ減圧手段37を備えるプレス成形装置である。図1は、本発明のプレス成形装置の一例を示す断面図である。図2は、本発明のプレス成形装置の一例を示す平面図である。図3は、本発明の第1実施形態に用いられる成形型の(a)断面図及び(b)平面図である。図4は、図3の成形型の動作を示す断面図である。図5は、本発明のプレス成形装置に用いられる成形型の変形例を示す断面図である。図6は、本発明のプレス成形装置に用いられる成形型の変形例を示す(a)断面図及び(b)平面図である。
〔プレス成形装置〕
プレス成形装置3は、例えば図1及び図2に示すように、成形型1の下型11及び上型12の間にガラスGを供給する供給手段31と、ガラスGを軟化する加熱ステージ32と、ガラスGを押圧する押圧ステージ33と、ガラスGを冷却する冷却ステージ34と、光学素子を取り出す取出手段35と、を備え、且つ、押圧ステージ33を含む領域を減圧する減圧手段37と、これらの間を移動する金型搬送ユニット36と、が設けられる。
プレス成形装置3は、例えば図1及び図2に示すように、成形型1の下型11及び上型12の間にガラスGを供給する供給手段31と、ガラスGを軟化する加熱ステージ32と、ガラスGを押圧する押圧ステージ33と、ガラスGを冷却する冷却ステージ34と、光学素子を取り出す取出手段35と、を備え、且つ、押圧ステージ33を含む領域を減圧する減圧手段37と、これらの間を移動する金型搬送ユニット36と、が設けられる。
〔供給手段〕
供給手段31は、下型11及び上型12の間にガラスGを供給する。具体的な態様は、ガラスGの大きさや成形型1の形状等に応じて適宜選択できるが、例えば、ポンプの吸引力によってガラスGを吸着して保持し、下型11にガラスGを供給する吸着手段(図示せず)を用いることができる。
供給手段31は、下型11及び上型12の間にガラスGを供給する。具体的な態様は、ガラスGの大きさや成形型1の形状等に応じて適宜選択できるが、例えば、ポンプの吸引力によってガラスGを吸着して保持し、下型11にガラスGを供給する吸着手段(図示せず)を用いることができる。
このプレス成形装置3では、供給手段31を用いてガラスGを成形型1の下型11に供給した後で成形型1の組立を行い、この成形型1を加熱ステージ32に移動する。ここで、成形型1を移動する手段は、成形型1の移動及び停止が行える限り特に限定されないが、例えば図2に示すような金型搬送ユニット36を用いて成形型1を搬送してもよく、ベルトコンベアを用いて成形型1を搬送してもよい。
[加熱ステージ]
加熱ステージ32は、成形型1及びガラスGを加熱し、ガラスGをプレス成形可能な程度に軟化する。加熱ステージ32の熱源(ヒータ39)は、成形型1をガラスGの成形温度に加熱できる手段であれば特に限定されないが、例えば赤外線加熱、ガスバーナー、誘導コイル、電熱線等を用いることができる。その中でも、成形型1が設置された面を加熱して下型11及び上型12を介してガラスGに熱を付加する手段を用いることが好ましい。これにより、付加された熱が外気等を通じて逃げていく割合が低減されるため、ガラスGを加熱する際の熱効率を高めることができる。
加熱ステージ32は、成形型1及びガラスGを加熱し、ガラスGをプレス成形可能な程度に軟化する。加熱ステージ32の熱源(ヒータ39)は、成形型1をガラスGの成形温度に加熱できる手段であれば特に限定されないが、例えば赤外線加熱、ガスバーナー、誘導コイル、電熱線等を用いることができる。その中でも、成形型1が設置された面を加熱して下型11及び上型12を介してガラスGに熱を付加する手段を用いることが好ましい。これにより、付加された熱が外気等を通じて逃げていく割合が低減されるため、ガラスGを加熱する際の熱効率を高めることができる。
〔押圧ステージ〕
押圧ステージ33は、加熱ステージ32で軟化されたガラスGを押圧してプレス成形し、ガラスGを所望の形状にプレス成形する。この押圧ステージ33は、図1に示すように、ガラスGの温度低下が抑制できる点で、ヒータ39を備えることが好ましい。
押圧ステージ33は、加熱ステージ32で軟化されたガラスGを押圧してプレス成形し、ガラスGを所望の形状にプレス成形する。この押圧ステージ33は、図1に示すように、ガラスGの温度低下が抑制できる点で、ヒータ39を備えることが好ましい。
〔冷却ステージ〕
冷却ステージ34は、プレス成形後の成形型1を順次移動させながら、ヒータ39による成形型1の加熱を弱めて徐々に冷却する。これにより、成形型1の空所Hに含まれる気体の圧縮が低減され、気体逃避部を通じた外気の取り込みが緩やかになる。そのため、ガラスG及び成形型1の急激な温度変化によるダメージを軽減し、ガラスGの損傷を低減しつつ成形型1の長寿命化を図ることができる。
冷却ステージ34は、プレス成形後の成形型1を順次移動させながら、ヒータ39による成形型1の加熱を弱めて徐々に冷却する。これにより、成形型1の空所Hに含まれる気体の圧縮が低減され、気体逃避部を通じた外気の取り込みが緩やかになる。そのため、ガラスG及び成形型1の急激な温度変化によるダメージを軽減し、ガラスGの損傷を低減しつつ成形型1の長寿命化を図ることができる。
〔取出手段〕
取出手段35は、冷却ステージ34から取り出された成形型1を下型11及び上型12に分解し、光学素子Lを取り出す。ここで、成形型1を分解して光学素子Lを取り出す手段は、ガラスGの大きさや成形型1の形状等に応じて適宜選択できるが、例えば図2に示すように、上型12を図示しない保持具で持ち上げて取り外した後、図示しないポンプの吸引力によってガラスGを吸着して保持する手段を用いることができる。
取出手段35は、冷却ステージ34から取り出された成形型1を下型11及び上型12に分解し、光学素子Lを取り出す。ここで、成形型1を分解して光学素子Lを取り出す手段は、ガラスGの大きさや成形型1の形状等に応じて適宜選択できるが、例えば図2に示すように、上型12を図示しない保持具で持ち上げて取り外した後、図示しないポンプの吸引力によってガラスGを吸着して保持する手段を用いることができる。
〔減圧手段〕
本実施形態のプレス成形装置3は、成形型1の外気を減圧する減圧手段37を有する。この減圧手段と、成形型1の空所Hから成形型1の外部に延びる後述の気体逃避部14(例えば図3参照)と、を併用することにより、気体逃避部14を通じた空所Hからの気体の排出が促進される。そのため、ガラスGの加熱によって発生した揮発成分が、ガラスGを設置する設置面111や、ガラスGを押圧する押圧面121に付着し難くできる。従って、揮発成分の設置面111や押圧面121における不純物の形成による光学素子Lの曇りを低減できる。
本実施形態のプレス成形装置3は、成形型1の外気を減圧する減圧手段37を有する。この減圧手段と、成形型1の空所Hから成形型1の外部に延びる後述の気体逃避部14(例えば図3参照)と、を併用することにより、気体逃避部14を通じた空所Hからの気体の排出が促進される。そのため、ガラスGの加熱によって発生した揮発成分が、ガラスGを設置する設置面111や、ガラスGを押圧する押圧面121に付着し難くできる。従って、揮発成分の設置面111や押圧面121における不純物の形成による光学素子Lの曇りを低減できる。
さらに、減圧手段37と気体逃避部14とを併用することにより、成形型1の空所Hの内部における圧力が調節される。より具体的には、胴型13内で上型12を下型11に接近させる際(図4(a))、及び、その後に下型11の設置面111及び上型12の押圧面121でガラスGを押圧する際(図4(b))に、空所Hの圧力の調整が効率よく進められる。そのため、空所Hの保温性やガラスGの熱的均等性を高めるために気体逃避部14を形成する孔の孔径を小さくした場合であっても、上型12の下型11への接近、及び上型12によるガラスGの押圧を円滑に行うことができる。なお、気体逃避部14を形成する孔の孔径が小さい場合、上型12を下型11から離隔させる際(図4(c))には、成形型1が減圧状態に置かれていると上型12の動作が困難になるが、このときは減圧状態を解くことで、空所Hに気体が入り易くなり、上型12の下型11からの離隔が円滑になる。
ここで、減圧手段37は、成形型1を収納し且つ密閉可能な成形室372と、成形型1の外気(成形室372の内気)を吸引して気圧を下げる吸引手段371と、を少なくとも備える。
吸引手段371は、成形型1の外気を吸引して気圧を下げる。具体例として、例えば図1に示すような真空ポンプを挙げることができるが、これに限定されない。
成形室372は、図1及び図2に示すように、吸引手段371が連通しており、成形型1を収納し且つ内部の圧力を保持する。吸引手段371と成形室372を用いることで、成形室372の内部の気圧が吸引手段371で減圧され、所定の気圧にコントロールされる。そのため、成形型1の空所Hからの気体の排出を促進できる。
ここで、成形室372は、図1及び図2に示すように、プレス成形装置3のうちヒータ39の備えられている位置、具体的には加熱ステージ32、押圧ステージ33及び冷却ステージ34のうち少なくともいずれかが含まれるように設けられることが好ましい。これにより、ヒータ39の加熱によってガラスGから発生する揮発成分が成形型1から排出される。そのため、揮発成分による成形型1への不純物の形成が低減でき、ひいては光学素子Lへの曇りの発生を低減できる。
特に、成形室372は、図1及び図2に示すように、加熱ステージ32と押圧ステージ33との間、及び押圧ステージ33と冷却ステージ34との間にそれぞれ隔壁375、376を設けることで、加熱ステージ32と押圧ステージ33との間、及び押圧ステージ33と冷却ステージ34との間が画分されていることがより好ましい。これにより、各ステージごとに雰囲気の圧力が調整される。そのため、ガラスGの温度や押圧の状態に応じて気体逃避部14を通じた気体の流入及び排出を調整できる。
このとき、成形室372のうち押圧ステージ33を含む部分の気圧を、他の部分に比べて低くすることが最も好ましい。押圧ステージ33は、ガラスGが最も高温になる部分であり、揮発成分の発生が活発な部分である。この部分の気圧を低くすることにより、成形型1から揮発成分が効率よく排出される。そのため、減圧する容積を低減して吸引手段371への負荷を抑えつつ、光学素子Lへの曇りの発生を低減できる。
一方で、特に気体逃避部14aを形成する孔の孔径が小さい場合、成形室372は、上型12を胴型13に挿入する位置と、加熱ステージ32との間の一部を含むように設けられていることが好ましい。これにより、加熱ステージ32を通過するまでに成形型1の空所Hが減圧され、空所Hの内部圧力の調整が図られる。そのため、押圧ステージ33におけるガラスGの押圧を円滑に行うことができる。
減圧手段37は、図1及び図2に示すように、成形型1が成形室372に供給される前の位置に成形室372に隣接して前室373をさらに備えることが好ましく、成形型1が成形室372に供給された後の位置に成形室372に隣接して後室374をさらに備えることが好ましい。
前室373は、成形室372との境界を密閉した状態で外部との境界を開放して成形型1を前室373に供給し、次いで外部との境界を密閉した状態で成形室372との境界を開放して成形型1を成形室372に供給する。一方、後室374は、外部との境目を密閉した状態で成形室372との境界を開放して成形型1を後室374に供給し、次いで成形室372との境界を密閉した状態で外部との境界を開放して成形型1を外部に取り出す。
前室373及び後室374を備えることにより、成形型1の成形室372への出入りによる成形室372の内部における気圧の急激な変化が抑えられる。このため、高温のガラスGへの気体の流入による急激な温度変化を抑制し、ガラスGの破損や成形不良を低減できる。
このとき、前室373及び後室374に気圧を上昇させ又は下降させる手段を設けることにより、前室373及び後室374の内部における圧力の変化が緩やかになる。このため、急激な気圧変化による成形型1やガラスGへの衝撃を低減できる。
〔成形型〕
本実施形態のプレス成形装置3に用いられる成形型1aは、図3に示すように、ガラスGを押圧する下型11及び上型12と、下型11及び上型12を包囲する胴型13aと、を備える。
本実施形態のプレス成形装置3に用いられる成形型1aは、図3に示すように、ガラスGを押圧する下型11及び上型12と、下型11及び上型12を包囲する胴型13aと、を備える。
〔下型及び上型〕
下型11は、図3に示すように、上側の面にガラスGが設置される設置面111を有する。また、上型12は、下型11の設置面111に対向し、設置面111に接近及び離隔してガラスGを押圧する押圧面121を下側の面に有する。
下型11は、図3に示すように、上側の面にガラスGが設置される設置面111を有する。また、上型12は、下型11の設置面111に対向し、設置面111に接近及び離隔してガラスGを押圧する押圧面121を下側の面に有する。
ここで、下型11及び上型12の材質は、ガラスGの硬さやガラス転移点(Tg)等に応じて適宜設定されるが、ガラスGを押圧する際の圧力に耐えられる点で、タングステンカーバイト(WC)等の超硬部材を用いることが好ましい。また、下型11及び上型12の形状は、押圧により作製されるガラス成形体の形状に応じて適宜設定される。なお、設置面111及び押圧面121には、それぞれ図示しない保護膜が形成されていてもよい。
〔胴型〕
胴型13aは、図3に示すように、下型11及び上型12の一部と当接し且つこれらの側面を包囲するように設けられる。これにより、胴型13aと下型11又は上型12とが当接することで下型11及び上型12の接近及び離隔の軌道が規定される。そのため、図4(a)のように上型12を胴型13a内に挿入し、次いで図4(b)のように下型11及び上型12を接近させたときに、設置面111及び押圧面121の位置関係を一定に保つことができる。従って、所望の形状を有するガラスGの成形体を作製することができる。なお、本発明において胴型13aと下型11又は上型12とが「当接する」とは、胴型13aと下型11又は上型12との間隔が、好ましくは0.010mm以下であり、より好ましくは0.005mm以下であり、最も好ましくは0.003mm以下である。
胴型13aは、図3に示すように、下型11及び上型12の一部と当接し且つこれらの側面を包囲するように設けられる。これにより、胴型13aと下型11又は上型12とが当接することで下型11及び上型12の接近及び離隔の軌道が規定される。そのため、図4(a)のように上型12を胴型13a内に挿入し、次いで図4(b)のように下型11及び上型12を接近させたときに、設置面111及び押圧面121の位置関係を一定に保つことができる。従って、所望の形状を有するガラスGの成形体を作製することができる。なお、本発明において胴型13aと下型11又は上型12とが「当接する」とは、胴型13aと下型11又は上型12との間隔が、好ましくは0.010mm以下であり、より好ましくは0.005mm以下であり、最も好ましくは0.003mm以下である。
胴型13aの材質は、ガラスGを押圧する際の熱に耐え且つ変形し難い材質であれば特に限定されないが、下型11及び上型12よりも熱伝導率の低い材料で形成されることが好ましい。これにより、胴型13aに熱が伝わり難くなり、胴型13aを通じた外部との熱交換が低減されるため、プレス成形装置で加熱手段を用いて加熱する際の熱効率を高めることができる。また、胴型13aの形状は、下型11及び上型12の熱バランスが高められ、ガラスGを均等な力で押圧できる点で円筒形状であることが好ましいが、これに限定されず、例えば角筒形状であってもよく、複数の下型11及び上型12を並列して収納可能なものであってもよい。
〔気体逃避部〕
本実施形態で用いられる成形型1aは、図3(a)に示すように、下型11及び上型12に囲まれた空所Hから延びて、成形型1aの外部に連通する孔131aからなる気体逃避部14aを有する。これにより、ガラスGから発生する揮発成分が、気体逃避部を通じて空所Hから成形型1aの外部に排出される。そのため、この揮発成分を設置面111及び押圧面121に付着し難くすることができる。従って、成形型1aのうち特に下型11及び上型12を長寿命化でき、成形された光学素子への曇りの発生を少なくできる。
本実施形態で用いられる成形型1aは、図3(a)に示すように、下型11及び上型12に囲まれた空所Hから延びて、成形型1aの外部に連通する孔131aからなる気体逃避部14aを有する。これにより、ガラスGから発生する揮発成分が、気体逃避部を通じて空所Hから成形型1aの外部に排出される。そのため、この揮発成分を設置面111及び押圧面121に付着し難くすることができる。従って、成形型1aのうち特に下型11及び上型12を長寿命化でき、成形された光学素子への曇りの発生を少なくできる。
ここで、気体逃避部14aは、胴型13aの軸方向を含む方向に延びていることが好ましい。これにより、成形型1aに対する減圧を解いた際や、下型11及び上型12を離隔した際に、成形型1aの外部から導入される温度の低い気体は下型11又は上型12に当たって弱められた後にガラスGに当たり易い。そのため、ガラスGの急激な温度変化を低減して、ガラスGの成形不良を少なくできる。
本実施形態の気体逃避部14aは、上型12の下型11への接近動作が胴型13aによって係止される際に、空所Hから延びる位置に設けられる。これにより、上型12の接近が止められて押圧が完了するまで、減圧手段によって加熱により軟化したガラスGからの揮発成分が、空所Hから取り除かれる。そのため、金型への揮発成分の付着をより低減して金型の寿命を延ばすことができる。また、これにより、上型12の接近動作が係止されて押圧が完了するまで、減圧手段によって空所Hの圧力が調整される。そのため、ガラスGの押圧をより円滑に行うことができる。ここで、図3(a)は、上型12の動作が胴型13aによって係止される場合を表しているが、これに限られず、下型11によって係止されてもよい。
なお、気体逃避部は、胴型13aに設けられる場合に限定されず、図5(a)に示すように、下型11及び上型12の少なくとも一方に設けられた、成形型1aの外部に連通する孔122cからなる気体逃避部14cであってもよい。また、気体逃避部は、孔からなる場合に限定されず、図5(b)に示すように、胴型13aと下型11又は上型12との摺動部に面して設けられた、溝132dからなる気体逃避部14dであってもよい。
〔外型〕
成形型1aは、図3(a)に示すように、胴型13aをさらに包囲する外型21aを更に備える。このとき、外型21aは、胴型13aの気体逃避部14aとの間で気体のやり取りが可能な位置に、貫通孔211aを有する。これにより、気体逃避部14aを通じた空所Hと成形型1aの外部との間でやりとりされる気体が外型に衝突し易くなる。そのため、成形型1aに対する減圧を解いた際や、下型11及び上型12を離隔した際に、ガラスGに急激に大量の気体が掛かることを低減でき、ガラスGの急激な温度変化やガラスGの浮遊による成形不良や傷を少なくできる。
成形型1aは、図3(a)に示すように、胴型13aをさらに包囲する外型21aを更に備える。このとき、外型21aは、胴型13aの気体逃避部14aとの間で気体のやり取りが可能な位置に、貫通孔211aを有する。これにより、気体逃避部14aを通じた空所Hと成形型1aの外部との間でやりとりされる気体が外型に衝突し易くなる。そのため、成形型1aに対する減圧を解いた際や、下型11及び上型12を離隔した際に、ガラスGに急激に大量の気体が掛かることを低減でき、ガラスGの急激な温度変化やガラスGの浮遊による成形不良や傷を少なくできる。
ここで、外型21aの材質は、ガラスGを加熱する際の熱に耐えうる材質であれば特に限定されないが、下型11及び上型12よりも熱伝導率の低い材料で形成されることが好ましく、さらに胴型13aよりも熱伝導率の低い材料で形成されることがより好ましい。これにより、外型21aに熱が伝わり難くなり、外型21aを通じた外部との熱交換が低減されるため、プレス成形装置で加熱手段を用いて加熱する際の熱効率を高めることができる。また、外型21aの形状は、胴型13a、下型11及び上型12の熱バランスが高められる点で円筒形状であることが好ましいが、これに限定されず、例えば角筒形状であってもよく、複数の胴型13aを並列して収納可能なものであってもよい。
本実施形態の外型21aは、胴型13aとの間に隙間Cを有しており、貫通孔211aの位置は気体逃避部14aとの間で異なる。これにより、貫通孔211aを通じた成形型1aの外部との気体のやりとりの経路が分散される。そのため、成形型1aの外部との間でやりとりされる気体を外型に衝突し易くすることができる。ここで、図3(a)に示すように、隙間Cは貫通孔211aを通じて間接的に成形型1aの外部と連通していてもよいが、例えば上部から直接的に成形型1aの外部と連通していてもよい。
このとき、胴型13aの気体逃避部14aの位置と貫通孔211aの位置は、上型12の押圧方向Pに関する高さについて異なる。具体的には、図3(a)の成形型1aでは、気体逃避部14aの隙間Cと対向する位置における高さ(成形型1aの底面からの高さ)はh1’であるのに対し、下側にある貫通孔211aの隙間Cと対向する位置における高さは例えばh2’であり、気体逃避部14aと貫通孔211aは押圧方向Pについて重なっていない。これにより、胴型13aと外型21aを配置するときに、押圧方向Pを軸とした回転方向への調整が不要になる。そのため、より確実に成形型1aの外部との間でやりとりされる気体を外型に衝突し易くすることができる。
なお、図3(b)の成形型1aは、押圧方向Pを軸とした回転方向に関して気体逃避部14aの位置と貫通孔211aの位置は重なっているが、これに限られず、例えば図6(b)に示すように、気体逃避部14aの位置と貫通孔211aの位置が押圧方向Pを軸とした回転方向に関して重なっていなくてもよい。
[光学機器の作製]
上述のプレス成形装置3によって、レンズやプリズム等の光学素子Lが作製される。また、プレス成形装置3を有する光学素子製造装置によって製造される光学素子Lを用いて、カメラやプロジェクタ等の光学機器を製造することも好ましい。これにより、円滑にガラスGがプレス成形されるため、光学素子L及び光学機器の製造コストを低減することができる。
上述のプレス成形装置3によって、レンズやプリズム等の光学素子Lが作製される。また、プレス成形装置3を有する光学素子製造装置によって製造される光学素子Lを用いて、カメラやプロジェクタ等の光学機器を製造することも好ましい。これにより、円滑にガラスGがプレス成形されるため、光学素子L及び光学機器の製造コストを低減することができる。
以下、実施例を用いて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
プレス成形用の金型ユニットとして、各々直径15.0mmの型本体を有するWCからなる下型及び上型と、内径15.0mm、外径20.0mm、高さ20.0mmのWCからなる円筒形状の胴型と、を用いて成形型を作成した。このとき、下型及び上型の合計の高さは、25.0mmである。ここで、胴型の内面のうち、設置面の外周と同じ高さには、気体逃避部として直径2.0mmの貫通穴を、設置面の外周より2.0mm上方の胴型の外面から設けた。また、胴型を取り囲むように内径20.5mm、外径30.0mm、高さ25.0mmのSUSからなる円筒形状の外型を設けた。この外型には、底面から20.0mmの高さに直径2.0mmの孔を気体逃避部として設けた。
この成形型をプレス成形装置の所定の位置に取り付け、保持具を用いて上型を持ち上げてガラスを成形型の下型に供給し、胴型を下型に嵌め込み、上型を胴型に嵌め込んで、下型、上型及び胴型を成形型に組み立てた。次いで、金型搬送ユニットを用いて成形型をプレス成形装置に移動させた。
プレス成形装置は、加熱ステージ、押圧ステージ、及び冷却ステージを順に備えており、これらが密閉された成形室に入れられているものを用いた。この成形室は、減圧手段の真空ポンプに連接し、減圧できるようにした。プレス成形装置に移動された成形型は、金型搬送ユニットを用いて加熱ステージ上を移動し、ガラスを加熱して軟化した。そして、成形型が押圧ステージの所定位置に来たところで成形型の移動を停止させ、押圧手段を用いて上型を降ろしてガラスを押圧し、ガラスをプレス成形した。プレス成形後、金型搬送ユニットを用いて成形型をさらに移動させ、冷却ステージ上を順次移動させながら成形型を徐々に冷却した。冷却ステージを過ぎてプレス成形装置から取り出された成形型を上型及び下型に分解し、光学素子を取り出した。
比較例として、下型、上型及び胴型に気体逃避部を設けない場合についても、実施例と同様の試験を行った。
その結果、下型、上型及び胴型に気体逃避部を設けた場合の曇り発生率は、成形された光学素子1000個中2個であったのに対して、気体逃避部を設けなかった場合は1000個中20個と、成形される光学素子における曇り等の成形不良の発生率が大幅に低減した。実施例と比較例の成形型の設置面及び押圧面について比較すると、光軸の寸法精度が所望の範囲内にありながら、設置面及び押圧面に形成されていた付着物がより長い期間にわたって許容状態で保たれるため、光軸の寸法精度が所望の範囲内にある光学素子を安定的に作製できることがわかる。
1、1a 成形型
11 下型
111 設置面
12 上型
121 押圧面
122c、131a 孔
132d 溝
14a、14c、14d 気体逃避部
13a 胴型
21a 外型
211a 貫通孔
3 プレス成形装置
31 供給手段
32 加熱ステージ
33 押圧ステージ
34 冷却ステージ
35 取出手段
36 金型搬送ユニット
37 減圧手段
371 吸引手段
372 成形室
373 前室
374 後室
39 ヒータ
C 隙間
G ガラス
H 空所
L 光学素子
P 押圧方向
11 下型
111 設置面
12 上型
121 押圧面
122c、131a 孔
132d 溝
14a、14c、14d 気体逃避部
13a 胴型
21a 外型
211a 貫通孔
3 プレス成形装置
31 供給手段
32 加熱ステージ
33 押圧ステージ
34 冷却ステージ
35 取出手段
36 金型搬送ユニット
37 減圧手段
371 吸引手段
372 成形室
373 前室
374 後室
39 ヒータ
C 隙間
G ガラス
H 空所
L 光学素子
P 押圧方向
Claims (8)
- ガラスが設置される下型と、前記下型に接近及び離隔して前記ガラスを押圧する上型と、前記下型及び前記上型を包囲して前記接近及び離隔の軌道を規定する胴型と、を成形型に組み立ててプレス成形を行うプレス成形装置であって、
前記成形型は、前記下型及び前記上型に囲まれた空所から延びて前記成形型の外部に連通する気体逃避部を有し、
前記成形型の外気を減圧して前記気体逃避部を通じた前記空所からの気体の排出を促進する減圧手段を備えるプレス成形装置。 - 前記気体逃避部は、前記胴型、前記下型及び/又は前記上型の軸方向を含む方向に延びる請求項1記載のプレス成形装置。
- 前記気体逃避部は、前記上型が前記胴型又は前記下型によって係止される際に、前記空所から延びる位置に設けられる請求項1又は2記載のプレス成形装置。
- 前記胴型をさらに包囲する外型を更に備え、
前記気体逃避部は、前記胴型及び前記外型に設けられた貫通孔を有する請求項1から3のいずれか記載のプレス成形装置。 - 前記胴型と前記外型との間に隙間が設けられ、
前記貫通孔の位置は、前記胴型と前記外型との間で異なる請求項4記載のプレス成形装置。 - 前記胴型における前記気体逃避部の位置と前記外型における前記貫通孔の位置は、前記上型の押圧方向に関する高さについて異なる請求項5記載のプレス成形装置。
- 請求項1から6のいずれか記載のプレス成形装置を用いた光学素子の製造方法。
- 請求項7記載の製造方法で製造される光学素子を用いた光学機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009020930A JP2010173920A (ja) | 2009-01-30 | 2009-01-30 | プレス成形装置及び光学素子の製造方法 |
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ID=42705247
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JP2009020930A Pending JP2010173920A (ja) | 2009-01-30 | 2009-01-30 | プレス成形装置及び光学素子の製造方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104944745A (zh) * | 2014-03-31 | 2015-09-30 | Hoya株式会社 | 玻璃成型体的冲压成型装置 |
CN114804592A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-29 | 北京理工大学 | 一种玻璃镜片的模压机装置及其模压方法 |
-
2009
- 2009-01-30 JP JP2009020930A patent/JP2010173920A/ja active Pending
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