JP5374236B2 - 光学素子の製造方法および製造装置 - Google Patents
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Description
光学素子素材が載置された型部材を型収容部材内に収容する収容工程と、
前記収容工程後、前記光学素子素材の前記型部材からの浮き上がりを防止するよう直接的又は間接的に押圧しながら、前記型収容部材内を減圧する減圧工程と、
前記減圧工程後、成形室で前記光学素子素材の加熱成形を行う成形工程と、を有する。
また、本発明に係る光学素子の製造方法は、
前記光学素子素材を押圧する押圧部材の押圧面は、点、線、又は不連続面で構成されることが可能である。
また、本発明に係る光学素子の製造方法は、
前記減圧工程では、前記光学素子素材の浮き上がり量を測定することが可能である。
また、本発明に係る光学素子の製造装置は、
光学素子素材が載置された型部材を収容する型収容部材と、
前記型収容部材内を減圧する減圧機構と、
減圧された前記型収容部材内で、前記型部材に載置された前記光学素子素材の前記型部材からの浮き上がりを防止するよう直接的又は間接的に押圧する押圧部材と、
前記光学素子素材の加熱成形を行う成形室と、を有する。
また、本発明に係る光学素子の製造装置は、
前記光学素子は、粗面照明レンズであることが可能である。
図1は、実施の形態1の光学素子の製造装置10の断面図である。
この製造装置10は、後述する型セット70の搬送方向(矢印A方向)に沿って配置された減圧室12、成形室14、及び取り出し室16を有している。これら減圧室12、成形室14、及び取り出し室16内は、予め窒素ガス(N2)(又は、不活性ガス)等によって置換されている。
図2に示すように、バキュームカプセル20は、例えば釣り鐘状をなし、カプセル内を真空引き可能に堅牢な金属等で形成されている。バキュームカプセル20の底面は、型セット70を収容可能なように開口されている。このバキュームカプセル20は、型セット70が収容された時点で内部が気密に保持されるようになっている。
型セット70は、型部材としての下型71、上型72、及びスリーブ73を有している。下型71及び上型72は、スリーブ73の内部で、それぞれの成形面71a,72aが対向するようにスリーブ73の両端側から嵌挿されている。
スリーブ73は円筒形状をなしている。このスリーブ73は、下端面が下型71の段差部に当接されている。このスリーブ73の中心軸は、型中心線O−Oと一致している。
なお、本実施の形態では、光学素子素材としてガラス素材を例として説明するが、これに限らない。例えば、ポリカーボネート等の合成樹脂であってもよい。
図4に示すように、浮き上がり防止機構22は、バキュームカプセル20と一体に固定された中空の円筒部材26と、この円筒部材26を矢印B方向に昇降制御するシリンダ28と、円筒部材26内で上下に移動可能なロッド30と、を有している。このロッド30が、上型72を介してガラス素材74を自重により間接的に押圧して、ガラス素材74の浮き上がりを防止することができる。
なお、オプティカルコンタクトとは、精度よく磨き上げられた面同士を、接着剤等を介さずに接触させることで、当該面同士が接合される現象である。
例えば、上型72とロッド30との間にオプティカルコンタクトが生じると、減圧室12において型セット70を収容すべくバキュームカプセル20を上昇移動させたときに、ロッド30の先端に上型72が付着してガラス素材74が浮き上がってしまう場合がある。このため、ロッド30の先端面33と上型72の上面とは、面接触とならないようにすることが好ましい。
この成形室14は、予熱ステージ52と、加熱プレスステージ54と、冷却ステージ56とを有している。予熱ステージ52は、上下(矢印B方向と同方向)に対向する一対の上プレート581及び下プレート591と、下プレート591を支持する基台601と、を有している。
上プレート581及び下プレート591には、夫々上カートリッジヒータ611及び下カートリッジヒータ621が内蔵されている。これらの上・下カートリッジヒータ611,621により、型セット70及びその内側に収容されたガラス素材74が加熱される。また、上プレート581には、作動ロッド641を介して上プレート581を上下方向(矢印B方向)に駆動するエアシリンダ631が接続されている。
加熱プレスステージ54と冷却ステージ56も、予熱ステージ52と同様の構成を有している。
なお、加熱プレスステージ54及び冷却ステージ56において、予熱ステージ52と同一又は相当する部材には、その符号に2、3の下付き文字を付してその説明を省略する。
また、成形室14には、不図示の気体流入口と気体流出口が設けられていて、成形室14内を窒素ガス(N2)等により置換可能な構造になっている。
また、加熱プレスステージ54で成形完了後の型セット70は、冷却ステージ56に移載され、ここで所定の取り出し温度に冷却される。冷却された後の型セット70は、搬出側の搬出シャッタ50を開いて矢印A方向に成形室14から取り出し室16に搬送される。
まず、図3に示すように、スリーブ73の下端開口側から下型71を挿入し、次に、ガラス素材74を下型71の成形面71aに載置する。さらに、スリーブ73の上端開口側から、上型72を挿入してその成形面72aがガラス素材74に当接するようにする。
こうして、下型71及び上型72等の組立てが完了した時点で、ガラス素材74は下型71及び上型72の成形面71a、72a間に挟持される。
次いで、図1において、減圧室12の入口シャッタ18を開き、型セット70を矢印A方向に室内に搬入する。
続いて、減圧室12のシリンダ28を駆動してバキュームカプセル20を上方に持ち上げ、その直下に型セット70を配置する。
その後、バキュームカプセル20を減圧室12の底部12a(図2参照)に当たるように下降させて、型セット70をバキュームカプセル20内に収容する。型セット70が収容された状態では、バキュームカプセル20の内部は外部と気密状態に保持される。
こうして、上型72はロッド30の自重により所定圧で押圧される。なお、このときの押圧力は、バキュームカプセル20内を真空引きする際、及びその後の窒素ガス(N2)に置換する際に、気流の発生若しくは振動、衝撃により、上型72が浮き上がらない程度に設定する。
また、ロッド30の自重によらずに押圧力を設定したい場合は、図5に示したように、ロッド30を付勢する弾性体31を用いた浮き上がり防止機構22’を用いるとよい。
前述したように、減圧室12内において、真空ポンプ46を駆動してバキュームカプセル20内を所定の真空度に真空引きする。このとき、バキュームカプセル20内の酸素濃度は、例えば20ppm以下になるように真空引きされる。
続いて、窒素ガス(N2)をバキュームカプセル20内に送り込む。こうして、バキュームカプセル20内を窒素ガス(N2)で置換する。これにより、型セット70内も空気孔73aを通して窒素ガス(N2)で置換される。
ここで、前述した上型72(及びガラス素材74)の浮き上がり確認において、若しも上型72(及びガラス素材74)の浮き上がり量が予め設定された値を超えた場合には、その型セット70を工程から除外する。これにより、可及的に不良品の発生を防止して歩留まりをよくすることができる。
次に、減圧室12での浮き上がりがないことを確認したら、シリンダ28を駆動して、バキュームカプセル20を上方に持ち上げる。続いて、成形室14の搬入シャッタ48を開き、矢印A方向に型セット70のみを搬入する。この場合、減圧室12も成形室14も窒素ガス(N2)で置換されているので、両室に酸素が入り込むことはない。
続いて、エアシリンダ631が駆動されて上プレート581が上昇し、型セット70が開放される。開放された型セット70は、不図示の搬送装置によって矢印A方向に搬送され、加熱プレスステージ54に移載される。
図7に示すように、エアシリンダ632が駆動されて上プレート582がさらに下降し、内部のガラス素材74が所望の形状の中間光学素子76に成形される。
ここで、浮き上がり防止機構22の測長機構36により、ガラス素材74のプレス量を検出することができる。こうして、中間光学素子76の中心肉厚が設定される。
続いて、冷却により形状安定化に必要な時間を経過した後に、エアシリンダ633の駆動により上プレート583が上昇し、型セット70が開放される。
開放された型セット70は、不図示の搬送装置によって矢印A方向に搬送され、搬出シャッタ50を開いて取り出し室16に搬出される。冷却ステージ56から搬出された型セット70は、取り出し室16内を矢印A方向に移動し、出口シャッタ65から外部に取り出される。
図9は、実施の形態2の光学素子の製造装置の断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態では、減圧室12及び取り出し室16における型セット70の搬入口、搬出口の位置、並びに、取り出し室16内のカプセル20’が実施の形態1と相違している。
図9に示すように、本実施の形態では、減圧室12の床面にバキュームカプセル20の開口よりも小さな開口部13が形成されている。取り出し室16には、カプセル20’が配置されている。カプセル20’の構成は、例えばバキュームカプセル20と同様である。取り出し室16の床面には、カプセル20’の開口よりも小さな開口部17が形成されている。
次に、本実施の形態における光学素子の製造工程について説明する。
図9において、型セット70は載置台75に支持された状態で減圧室12の下方に待機している。この状態で、減圧室12の開口部13から型セット70を矢印C方向(矢印B方向と同方向)にバキュームカプセル20内に収容する。このとき、バキュームカプセル20内は、型セット70を載置する載置台75によって気密に保持される。
これにより、上型72はロッド30の自重によって所定圧で押圧される。なお、このときの押圧力は、バキュームカプセル20内を真空引きする際、及びその後の窒素ガス(N2)等に置換する際に発生する気流、若しくは振動、衝撃により、上型72が浮き上がらない程度に設定される。
実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
成形室14で成形完了後の型セット70は、成形室14の冷却ステージ56から取り出し室16に搬送される。取り出し室16内では、カプセル20’を上下させる等により、カプセル20’内に型セット70が収容される。
こうして、カプセル20’内に型セット70が収容された状態で出口シャッタ(図示せず)が開き、型セット70は、取り出し室16の開口部17から外部に取り出される(矢印C方向)。
また、減圧室12と取り出し室16の開口部13、17を用いて型セット70を矢印C方向に搬入、搬出するようにしたことで、減圧室12内及び取り出し室16内の酸素濃度を増加させることなく、型セット70の出し入れを行うことができる。これにより、型セット70の酸化を確実に防止することができる。また、成形室14内についても、酸素濃度が増加するのを防ぐことができる。
図10は、実施の形態3の光学素子の製造装置の断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
減圧室12内には、実施の形態1と同様に、バキュームカプセル20と、このバキュームカプセル20を昇降支持する浮き上がり防止機構22と、バキュームカプセル20内を減圧して窒素ガス(N2)等に置換可能な減圧機構24と、が配設されている。
下プレート591には、下カートリッジヒータ621が内蔵されている。この下カートリッジヒータ621により、後述する型組立体78に載置された光学素子素材としての鉄砲玉状の粗面照明レンズ79の微細凹凸部79a(図12参照)が加熱される。
型組立体78は、段付き円柱状の型部材80と、この型部材80に嵌合する円筒状の保持部材81とを有している。型部材80は、大径の円柱状の基部801と、この基部801よりも小径の円柱状の本体部802とを有している。これにより、基部801と本体部802との境界は段差が形成されている。
型部材80の本体部802の中央には、粗面形成用の球面状の凹部84が形成されている。また、保持部材81は、底面81aを型部材80の本体部802の端面に密着され、側面81bを型部材80の本体部802の周面に嵌合されている。さらに、保持部材81の底面81aの中央には、粗面照明レンズ79を倒れないように支持する支持孔85が形成されている。
粗面照明レンズ79は、その出射面79Aに粗面としての微細凹凸部79aを有している。
そして、型部材80の凹部84には、倒立した粗面照明レンズ79が、その微細凹凸部79aを当接させた状態で支持される。
次に、図10に基づき、本実施の形態の光学素子の製造工程について説明する。
前述した図11は、型組立体78の組立てが完了した状態の断面図である。
すなわち、型部材80の本体部802の中央の凹部84に、粗面照明レンズ79が倒立した状態でその微細凹凸部79aが当接され、その周囲を保持部材81の支持孔85に支持されている。
次いで、図10において、減圧室12の入口シャッタ18を上下(矢印B方向)に開き、粗面照明レンズ79を収容した型組立体78を、矢印A方向に減圧室12に搬入する。
続いて、減圧室12のシリンダ28を駆動してバキュームカプセル20を上方に持ち上げ、その直下に型組立体78を配置する。
その後、バキュームカプセル20を減圧室12の底部12a(図11参照)に当たるように下降させて、バキュームカプセル20内に型組立体78を収容する。型組立体78が収容された状態では、バキュームカプセル20の内部は外部と気密状態に保持される。
また、バキュームカプセル20内に型組立体78が収容された時点で、浮き上がり防止機構22のロッド30が粗面照明レンズ79を直接的に押圧する(図11参照)。
なお、実施の形態1と同様に、ロッド30の先端面33は、オプティカルコンタクトの発生を避けるため、面接触とならないように考慮されている。
また、このときのロッド30の押圧力は、バキュームカプセル20内を真空引きする際、及びその後の窒素ガス(N2)等に置換する際に発生する気流、若しくは振動、衝撃により、粗面照明レンズ79が浮き上がらない程度に設定される。
また、ロッド30の自重によらずに押圧力を設定したい場合は、図5に示したように、ロッド30を付勢する弾性体31を用いた浮き上がり防止機構22を用いるとよい。
次に、真空ポンプ46を駆動してバキュームカプセル20内を所定の真空度に真空引きする。このとき、バキュームカプセル20内の酸素濃度は、例えば20ppm以下になるように真空引きされる。
続いて、窒素ガス(N2)をバキュームカプセル20内に送り込む。こうして、バキュームカプセル20内を窒素ガス(N2)で置換する。これにより、型組立体78の周辺も窒素ガス(N2)で置換されることになる。
ここで、若しも粗面照明レンズ79の浮き上がり量が予め設定された値を超えた場合には、その型組立体78(及び粗面照明レンズ79)を工程から除外する。不良品の発生を防止して歩留まりをよくするためである。
次に、バキュームカプセル20を上方に持ち上げ、成形室14の搬入シャッタ48を矢印B方向に開く。こうして、型組立体78(及び粗面照明レンズ79)を矢印A方向に成形室14の予熱ステージ52に搬入する。
予熱ステージ52では、型組立体78は下プレート591上に載置される。こうして、型組立体78には、下カートリッジヒータ621により下面から熱が伝達されて予熱される。これにより、粗面照明レンズ79の微細凹凸部79aも所定温度に予熱される。
なお、本実施の形態では、粗面照明レンズ79をプレスするものではないため、実施の形態1の加熱プレスステージ54と区別するため、加熱ステージの符号を54’とした。
ここにおいても、下カートリッジヒータ622により、型組立体78には下面から熱が伝達されて所定の成形温度に加熱される。これにより、粗面照明レンズ79の微細凹凸部79aも所定温度に加熱される。
続いて、型組立体78(及び粗面照明レンズ79)は、不図示の搬送装置によって矢印A方向に搬送され、冷却ステージ56に移載される。
ここにおいても、下カートリッジヒータ623により、型組立体78(及び粗面照明レンズ79)から熱が吸収されて所定の温度に冷却される。これにより、粗面照明レンズ79の微細凹凸部79aも所定温度に冷却される。
このときの冷却温度は、粗面照明レンズ79のガラス転移点を、例えば738℃として、500℃ほどに冷却される。これにより、加熱ステージ54で小さな凹凸が溶融して消失した状態の粗面照明レンズ79が冷却される。
次に、型組立体78(及び粗面照明レンズ79)は、不図示の搬送装置によって矢印A方向に搬送され、搬出シャッタ50を開いて取り出し室16に搬出される。
図13は、実施の形態4の光学素子の製造装置の断面図である。なお、実施の形態3と同一又は相当する部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態では、成形室14の予熱ステージ52と加熱ステージ54’において、浮き上がり防止機構22のロッド30の先端部を粗面照明レンズ79の上面に当て付けて浮き上がりを防止した点が、実施の形態3と相違している。
そこで、本実施の形態では、予熱ステージ52において、エアシリンダ631を駆動して上方から作動ロッド641を下降させ、浮き上がり防止機構22のロッド301の端面を粗面照明レンズ79の上面に直接的に所定圧で当て付けるようにした。
この状態で、型組立体78及び粗面照明レンズ79を予熱する。
その他の製造工程は、実施の形態3で説明したのと同様であるので、説明を省略する。
12 減圧室
13 開口部
14 成形室
16 取り出し室
17 開口部
18 入口シャッタ
20 バキュームカプセル
20’ バキュームカプセル
20a 孔
21 開口部
22 浮き上がり防止機構
22’ 浮き上がり防止機構
24 減圧機構
26 円筒部材
28 シリンダ
30 ロッド
31 弾性体
32 開口部
33 先端面
33a 多孔質
34 検出子
36 測長機構
38 第1のパイプ
40 電磁弁
42 第2のパイプ
44 第3のパイプ
46 真空ポンプ
48 搬入シャッタ
50 搬出シャッタ
52 予熱ステージ
54 加熱プレスステージ
54’ 加熱ステージ
56 冷却ステージ
581 上プレート
582 上プレート
583 上プレート
591 下プレート
592 下プレート
593 下プレート
601 基台
602 基台
603 基台
611 上カートリッジヒータ
612 上カートリッジヒータ
613 上カートリッジヒータ
621 下カートリッジヒータ
622 下カートリッジヒータ
623 下カートリッジヒータ
631 エアシリンダ
632 エアシリンダ
633 エアシリンダ
641 作動ロッド
642 作動ロッド
643 作動ロッド
65 出口シャッタ
70 型セット
71 下型(型部材)
711 基部
712 本体部
71a 成形面
71b 成形面
72 上型
721 鍔部
722 本体部
72a 成形面
73 スリーブ
73a 空気孔
74 ガラス素材
75 載置台
76 中間光学素子
77 光学素子
77a 光学面
77b 光学面
77c コバ部
78 型組立体
79 粗面照明レンズ
79A 出射面
79a 微細凹凸部
80 型部材
801 基部
802 本体部
81 保持部材
84 凹部
85 支持孔
Claims (5)
- 光学素子素材が載置された型部材を型収容部材内に収容する収容工程と、
前記収容工程後、前記光学素子素材の前記型部材からの浮き上がりを防止するよう押圧部材により直接的又は間接的に押圧しながら、前記型収容部材内を減圧する減圧工程と、
前記減圧工程後、成形室で前記光学素子素材の加熱成形を行う成形工程と、を有することを特徴とする、光学素子の製造方法。 - 請求項1に記載の光学素子の製造方法において、
前記押圧部材の押圧面は、点、線、又は不連続面で構成されていることを特徴とする、光学素子の製造方法。 - 請求項1または2に記載の光学素子の製造方法において、
前記減圧工程では、前記光学素子素材の浮き上がり量を測定することを特徴とする、光学素子の製造方法。 - 光学素子素材が載置された型部材を収容する型収容部材と、
前記型収容部材内を減圧する減圧機構と、
減圧された前記型収容部材内で、前記型部材に載置された前記光学素子素材の前記型部材からの浮き上がりを防止するよう直接的又は間接的に押圧する押圧部材と、
前記光学素子素材の加熱成形を行う成形室と、を有することを特徴とする、光学素子の製造装置。 - 請求項4に記載の光学素子の製造装置において、
前記光学素子は、粗面照明レンズであることを特徴とする、光学素子の製造装置。
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