JP2008107716A - 楽音再生装置、楽音再生プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の楽音についての処理を並行して実行する場合であっても、チャンネルを必要以上に消費しないで音声を再生出力することを可能にする。
【解決手段】楽音再生部31は、複数の楽音についての再生出力のタイミングを示すデータ(ノートオン/オフ)と再生出力を制御する制御データ(コントロールチェンジ、プログラムチェンジ)とを含む楽音データを入力する。楽音再生部31は、入力された楽音データをもとに楽音を再生出力するための楽音再生データを生成する。楽音再生部31は、制御データが入力された場合に、第1の楽音のデータに対して生成される第1の楽音再生データの再生出力と、第2の楽音のデータに対して生成される第2の楽音再生データの再生出力が並行すると判別された場合に、制御データによる再生出力の制御を、第1の楽音再生データに対して無効とし、第2の楽音再生データに対して実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、楽音データをもとに楽音を再生する楽音再生装置、楽音再生プログラムに関する。
一般に、楽音再生装置では、再生すべき楽音のピッチ、音色、音量、楽音の発生開始タイミング(ノートオン)、楽音の減衰開始タイミング(ノートオフ)などを含む楽音データ、例えばMIDI(musical instruction digital interface)(あるいはSMF(standard midi file))データをもとに楽音を再生出力する。楽音再生装置は、楽音データに記述されたデータに応じて、ピッチ及び音色を有する楽音波形データを形成するとともに、この形成した楽音波形データにエンベロープ(発音する波形データに加える音量レベルの時間経過に沿った変化)を付与して楽音信号として出力する。
従来では、エンベロープ(音量レベルの変化)を調整することで、所望する楽音を再生出力させる機能が設けられた装置が考えられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された電子楽器(電子鍵盤楽器)では、自動サスティン機能がオンされている場合には、新たなキーオンを受け付けたとき、そのキーオンの楽音と既存楽音(発音中の楽音)との音高差を求め、該音高差が所定の規定値内である既存楽音については迅速に消音する。すなわち、新たなキーオンの音高に対して所定の規定値内の音高の発音中の楽音を迅速に消音することで、熟練していないユーザでも、濁りがなく、個々の楽音がなめらかにつながる演奏(発音)をすることができる。
特開2006−153919号公報
このように従来の電子楽器では、既存楽音(発音中の楽音)と、新たなキーオンに対する楽音との処理を並行して実行している。複数の楽音についての処理を並行して行う場合(同時に発音する場合)には、同じ音色の楽音(例えばピアノの音)を発音させる場合であっても、それぞれの楽音について1つのチャンネルが消費される。通常、楽音再生装置では、最大同時発音数(チャンネル数)に制限があるため、前述したように複数の楽音についての処理を並行して実行すると多くのチャンネルを消費してしまい、多くの音色を用いた複雑な音声を出力することができなくなってしまう。
本発明は前述した事情に考慮してなされたもので、その目的は、複数の楽音についての処理を並行して実行する場合であっても、チャンネルを必要以上に消費しないで音声を再生出力することが可能な楽音再生装置、楽音再生プログラムを提供することにある。
本発明は、複数の楽音についての再生出力のタイミングを示すデータと再生出力を制御する制御データとを含む楽音データを入力するデータ入力手段と、前記制御データが入力されたことを判別する制御データ判別手段と、前記データ入力手段により入力されたデータをもとに楽音を再生出力するための楽音再生データを生成する楽音再生手段と、前記制御データ判別手段により前記制御データが入力されたことが判別された場合に、前記入力手段により入力された第1の楽音のデータに対して前記楽音再生手段により生成される第1の楽音再生データの再生出力と、第2の楽音のデータに対して前記楽音再生手段により生成される第2の楽音再生データの再生出力が並行することを判別する判別手段とを具備し、前記楽音再生手段は、前記判別手段により前記第1の楽音再生データと前記第2の楽音再生データの再生出力が並行すると判別された場合に、前記制御データ判別手段により判別された前記制御データによる再生出力の制御を、前記第1の楽音再生データに対して無効とし、前記第2の楽音再生データに対して実行することを特徴とする。
本発明によれば、複数の楽音についての処理を並行して実行する場合であっても、チャンネルを必要以上に消費しないで音声を再生出力することができる。
図1は、本実施形態における楽音再生装置の構成を示すブロック図である。図1に示す楽音再生装置は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等により実現されるもので、楽音再生プログラムを実行することにより、楽音データに応じた音声を再生出力することができる。
図1に示すように、本実施形態における楽音再生装置には、CPU10、メモリ12、入力装置14、表示装置16、記憶装置18、音源装置20、アンプ21、及びスピーカ22が設けられている。
CPU10は、装置全体の制御を司るもので、楽音再生プログラムを実行することにより、楽音データに対応する音声を出力する機能を実現する。CPU10は、記憶装置18に記憶された楽音再生プログラムや楽音データを必要に応じてメモリ12に読み出して楽音再生処理を実行する。本実施形態における楽音再生処理では、複数のチャンネルのそれぞれに対する楽音データに対して、チャンネル毎に楽音データに応じた楽音再生データを生成し、それらを合成することで音楽などの音声を再生する。
メモリ12は、プログラムやデータ等を一時的に記憶するために使用される。
入力装置14は、キーボードやポインティングデバイスなどにより構成されるもので、各種処理における入力操作が行われる。
表示装置16は、各種処理の実行に伴う画面を表示する。
記憶装置18は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体への記憶、読み出しを実行するもので、各種プログラムやデータなどが記憶される。記憶装置18により記憶された各種プログラムやデータは必要に応じて読み出されてメモリ12に記憶され、CPU10によりアクセスされる。記憶装置18に記憶される楽音再生処理に関係するプログラムには、楽音再生プログラム18aが含まれている。また、楽音再生プログラム18aに関連するデータとして楽音データ18bなどが記憶されている。
楽音再生プログラム18aは、楽音データ18bに応じた楽音を再生出力させるための、楽音再生データを生成する楽音再生処理を実行するためのプログラムである。楽音再生プログラム18aをCPU10が実行することで、後述する図2に示すような楽音再生機能を実現することができる。なお、楽音再生プログラム18aにより実現される楽音再生機能を、音源装置20において実現することも可能である。
楽音データ18bは、楽音を再生出力させるためのデータであり、例えばMIDIやSMFなどの形式のデータである。楽音データ18bには、再生すべき楽音のピッチ(再生周波数)、音色、音量などの楽音の再生出力を制御するための制御データの他、楽音の発生開始タイミング(ノートオン)、楽音の減衰開始タイミング(ノートオフ)を示すデータなどを含んでいる。また、楽音データ18bは、複数のチャンネル分のデータを含んでいるものとする。楽音データ18bの詳細については後述する。
音源装置20は、CPU10により実行された楽音再生処理により生成された楽音再生データを入力し、楽音再生データに応じた楽音信号を生成してアンプ21に出力する。なお、楽音再生機能を音源装置20において実現する場合には、音源装置20は、CPU10(楽音再生プログラム18a)の制御により与えられる楽音データに基づいて所定の音色の音声信号を発生してアンプ21に出力する。
アンプ21は、音源装置20から出力される音声信号を増幅してスピーカ22から音声を出力させる。
図2は、楽音再生プログラム18aを実行することにより実現される楽音再生機能の構成を示すブロック図である。図2に示すように、楽音再生機能には、複数のチャンネル(nチャンネル(例えばn=16))のそれぞれに対応する複数の楽音再生部31,32,33,…,3nが設けられている。楽音再生部31,32,33,…,3nは、それぞれに対応するチャンネルの楽音データ18bに応じて、楽音を再生出力するための楽音再生データを生成する。本実施形態における楽音再生部31,32,33,…,3nには、既存楽音(発音中の楽音)がある間に、新たな楽音の発音を指示するデータ(ノートオン)が入力された場合に、楽音に対する制御(例えばプログラムチェンジ、コントロールチェンジ、ピッチベンドチェンジ)を既存楽音に及ぼさないようにする(制御データを無視する)ことができるリリースリメイン機能が設けられている。
楽音再生部31には、楽音データ18bに含まれる再生すべき楽音のピッチ、音色、音量、楽音の発生開始タイミング(ノートオン)、楽音の減衰開始タイミング(ノートオフ)などを含む楽音データをもとに、各データに応じたエンベロープを表す楽音再生データを生成するピッチ制御部31a、波形データ記憶部31b、音色制御部31c、及び音量制御部31dが含まれている。
ピッチ制御部31a及び音色制御部31cは、楽音データ18bに含まれる楽音のピッチ、音色に関係するデータに応じて、波形データ記憶部31bに記憶された楽音波形を表す波形データをもとに楽音波形データを生成する。波形データ記憶部31bには、複数の異なる音色の楽音波形を表す波形データが記憶されており、楽音データ18bの音色を示すデータ(例えばプログラムチェンジデータの音色番号)に応じて何れかが選択される。
音量制御部31dは、楽音データ18bに含まれる音色、音量、ノートオン/オフのデータに応じたエンベロープ(音量レベルの時間経過に沿った変化)を表すように、ピッチ制御部31a及び波形データ記憶部31bによって生成された楽音波形データを変更する。
なお、楽音再生部32,33,…,3nにおいても、楽音再生部31と同様にピッチ制御部、波形データ記憶部、音色制御部、及び音量制御部が設けられているものとして説明を省略する。
合成部40は、楽音再生部31,32,33,…,3nにおいて生成された楽音再生データを合成(ミックスダウン)して出力する。音源装置20は、合成部40から出力された楽音再生データをもとに、楽音(楽曲等)を再生出力させる。
リリースリメイン機能制御部42は、楽音再生部31,32,33,…,3nに設けられたリリースリメイン機能のオン/オフを設定する。リリースリメイン機能制御部42は、例えばユーザの入力装置14に対する操作によって入力されるオン/オフ設定指示に応じて、楽音再生部31,32,33,…,3nのリリースリメイン機能のオン/オフを設定する。リリースリメイン機能制御部42は、楽音再生部31,32,33,…,3nに対して、ユーザの指示に応じて、個々にリリースリメイン機能のオン/オフを設定することができる。
次に、楽音データ18bについて説明する。
楽音データ18bには、イベントデータ(メッセージ)と各イベントデータの実行タイミングを示す時間データからなるデータが時系列的に含まれている。楽音データ18bは、例えば16チャンネル分のデータが含まれているものとする。
時間データは、各イベントデータ間の時間的間隔(デルタタイム)を示すデータや曲の開始からの絶対時間を示す絶対時間データなどで構成することができる。楽音再生機能は、時間データが示すタイミングで、この時間データに対応するイベントデータに応じた処理を非同期に実行する。
イベントデータは、楽音再生データを生成するためのデータであり、例えば楽音を再生出力させるための音データ、各種制御のための制御データなどが含まれる。
音データとしては、例えば音を出す/止めるタイミングを示すノートオン/オフ、音程を表すデータ(ノート番号)、音量を表すデータ(ベロシティ)を含んでいる。音程と音量については、それぞれ例えば0〜127までの値をとるものとする。制御データとしては、音色の変更を示すプログラムチェンジデータ(音色番号)、その他の音声の出力を制御を指示するコントロールチェンジデータ、基準となる音程を示すピッチベンドチェンジデータなどがある。
プログラムチェンジデータ(音色番号)は、楽音(楽曲)で使用する楽器の種類を示すもので、例えば音源装置20によって音声信号を生成可能な128個の楽器(例えば、音色番号1「グランドピアノ」、音色番号27「エレキギター」、音色番号107「三味線」、音色番号127「拍手喝采」など)の何れかを示す。コントロールチェンジデータは、例えば楽音の音量、左右の振り分けを行うパンポット、微妙な音程変化を出すピッチベント、楽器音の残響音など、基本データやプログラムチェンジデータでは制御できない他の制御のためのデータである。ピッチベンドチェンジデータは、ノート番号が示す音程に対して上下に多少のピッチ変化をもたらせるもので、例えば−8192〜8191の16384段階で、基準となる音程(基準音程)を示すオフセットを指定するデータである。
コントロールチェンジデータにより示される楽音の音量やプログラムチェンジデータにより示される音色、あるいはピッチベンドチェンジデータに変更されるピッチは、音データ(1つの音)に対するものではなく、1つのチャンネル全体に対して指示されるものである。
図3は、1つのチャンネルに対する楽音データ18bの一例を示している。図3に示す楽音データ18bの例は、1音目の再生出力に続けて、音色と音量とピッチとを変更して2音目を再生出力することを示している。
なお、図3に示すリリースリメイン機能設定コマンドは、楽音再生部31,32,33,…,3nに対して、リリースリメイン機能のオン/オフを設定するためのコマンドである。前述した説明では、ユーザの入力装置14に対する操作に応じて、リリースリメイン機能制御部42が楽音再生部31,32,33,…,3nに対してリリースリメイン機能のオン/オフを設定するとして説明しているが、楽音データ18bにリリースリメイン機能設定コマンドを組み込むことにより、楽音再生部31,32,33,…,3nのリリースリメイン機能を制御することができる。
楽音再生部31,32,33,…,3nは、楽音データ18bに設定されたリリースリメイン機能設定コマンドに応じて、リリースリメイン機能のオン/オフを制御する。
本実施形態における楽音再生装置では、ユーザの入力装置14に対する操作によってリリースリメイン機能のオン/オフを設定する方法と、楽音データ18bにリリースリメイン機能設定コマンドを組み込む方法の両方を用いても良いし、何れか一方の方法を用いるようにしても良い。
図4は、楽音再生部31,32,33,…,3nにおいて生成される楽音再生データが示す1音のノートオンとノートオフに応じたエンベロープの一例を示す図である。図4に示すように、楽音の音量の時間変化を表すエンベロープは、アタック部、サスティン部、及びリリース部の3つの部分によって形成される。アタック部とは、ノートオン(例えばピアノの鍵盤が押された時)から音量が立ち上がって最大音量に達するまでの部分を言い、サスティン部とは、楽音が最大音量からノートオフ(例えばピアノの鍵盤が離れた時)に至るまで徐々に減衰していく部分を言い、リリース部とは、ノートオフから音量が減衰して消音するまでの部分を示している。
次に、本実施形態におけるリリースリメイン機能の動作について説明する。
楽音再生装置では、前述した方法によって、楽音再生部31,32,33,…,3n(各チャンネル(16チャンネル))のそれぞれに対して、個々にリリースリメイン機能のオン/オフが設定されるものとする。
ユーザの入力装置14に対する操作によってリリースリメイン機能のオン/オフを設定する方法が用いられる場合には、例えば、リリースリメイン機能設定メニューを表示装置16において表示し、各チャンネルについてオン/オフをユーザによって選択させる。リリースリメイン機能制御部42は、入力装置14に対する操作に応じて各チャンネルについてのオン/オフ設定指示を入力し、楽音再生部31,32,33,…,3nのそれぞれに対して、リリースリメイン機能のオン/オフを設定する。
また、楽音データ18bにリリースリメイン機能をオンに設定するリリースリメイン機能設定コマンドが組み込まれていた場合、このコマンドを取得した楽音再生部31,32,33,…,3nが個々にリリースリメイン機能をオン設定する。
次に、リリースリメイン機能を音量制御処理について適用する場合について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、第1チャンネルの楽音再生を実行する楽音再生部31の動作を例にして説明する。なお、楽音再生部32,33,…,3nについても楽音再生部31と同様の処理を実行するものとして説明を省略する。
楽音再生部31は、読み込まれた楽音データ18bのデータが音量の変更を表すボリュームコマンド(コントロールチェンジデータ)であった場合(ステップA1)、リリースリメイン機能がオンに設定されているかを判別する(ステップA2)。
ここで、リリースリメイン機能がオフ設定されている場合(ステップA2、No)、楽音再生部31は、ボリュームコマンドに応じた音量変更を実行する(ステップA5)。
例えば、図3に示す楽音データ18bでは、1音目のノートオン/オフに応じてエンベロープを生成して、ボリュームコマンド(コントロールチェンジデータ)に応じて音量を変更し、2音目のノートオン/オフに応じてエンベロープを生成した場合、1音目のリリース部の再生出力の途中で2音目のアタック部が生成されるものとする。ここでは、例えば音量を2倍にするボリュームコマンドが入力されているものとする。
図6には、リリースリメイン機能がオフ設定されている場合の1音目と2音目のエンベロープを示している。図6に示すように、コントロールチェンジデータは、チャンネルに対する制御データであるため、2音目のノートオンのタイミングで音量が2倍に変更されると共に、1音目のリリース部についても2倍にしてしまう。つまり、1音目については、ノートオフ後に急速に音量が低下することで自然なリリース音となるところ、2音目に対するボリュームコマンドに応じた音量制御によりリリース途中で音量が2倍となり不自然なリリース音となっている。
このように、先の楽音のリリース部が再生出力される間に次の楽音が再生出力されるように楽音データ18bを作成し、リリースリメイン機能をオフ設定することで、図6に示すような、不自然なリリース音、すなわちリリース部が途中で次の楽音と共に音量が変更される音を再生出力させることができる。
一方、リリースリメイン機能がオン設定されている場合(ステップA2、Yes)、楽音再生部31は、ボリュームコマンドが入力された後にノートオンが入力されると、このノートオンされた楽音に対してボリュームコマンドに応じた音量変更を実行する(ステップA6)。すなわち、音量制御部31dは、1音目についてはボリュームコマンドによる制御を無効とし(音量の変更は行わない)、ボリュームコマンド以降の2音目の楽音に対してのみ音量変更を実行する。
図7には、リリースリメイン機能がオン設定されている場合の1音目と2音目のエンベロープを示している。図7に示すように、2音目については1音目のリリース部が再生出力されている間にノートオンが入力されてアタック部が生成され、ノートオンのタイミングで音量が2倍に変更されている。1音目についてボリュームコマンドを無効としているために、2音目のアタック部の音量変化とは関係なく、ノートオフ後に急速に音量が低下する自然なリリース音となっている。
このように、先の楽音のリリース部が再生出力される間に次の楽音が再生出力されるように楽音データ18bを作成しても、リリースリメイン機能をオン設定することで、図7に示すように、先の楽音については自然なリリース音により再生出力を終了させながら、次の楽音については音量を変更して再生出力させることができる。
例えば、楽曲中で先に演奏で使用されていた楽器を、あるタイミングで別の楽器に変更すると共に変更後の楽器の演奏音を大きくするような場合に、リリースリメイン機能をオン設定しておくことで、先に使用されていた楽器については自然なリリース音で再生出力を終了させて、次に演奏で使用される楽器の音量を大きくして出力させることができる。本実施形態における楽音再生装置では、図7に示すように、先の楽音が再生出力されている間に次の楽音の再生出力が開始(ノートオンが入力)されて音量を変更する制御が必要な場合であっても、それぞれの楽音を異なるチャンネルを用いて制御する必要がない。このため、前述したような、楽器の種類と共に音量を変更する場合であっても、これら楽音の再生出力を1つのチャンネルのみで実現することができる。
図8は、リリースリメイン機能を音色制御処理について適用する場合の処理を説明するためのフローチャートである。
プログラムチェンジデータ(音色番号)は、前述したコントロールチェンジデータ(ボリュームコマンド)による楽音の音量の変更と同様に、音データ(1つの音)に対するものではなく、1つのチャンネル全体に対して音色(楽器)の種類の変更を指示する。従って、基本的には、前述した音量制御処理と同様にして、音色制御処理についてもリリースリメイン機能が適用される。
すなわち、楽音再生部31は、読み込まれた楽音データ18bのデータが音色の変更を表す音色番号(プログラムチェンジデータ)であった場合(ステップB1)、リリースリメイン機能がオンに設定されているかを判別し、オン設定されている場合には(ステップB2、Yes)、先に再生出力されている楽音(1音目)のリリース部が再生出力中であれば、ノートオンされた楽音に対して音色番号に応じた音色(楽器)変更を実行する(ステップB6)。すなわち、音色制御部31cは、1音目については音色番号による制御を無効とし(音色の変更は行わない)、プログラムチェンジデータ以降の2音目の楽音に対してのみ音色変更を行う。
このように、先の楽音のリリース部が再生出力される間に次の楽音が再生出力されるように楽音データ18bを作成しても、リリースリメイン機能をオン設定することで、先の楽音については音色の変更をしないで再生出力を終了させて、次の楽音については音色を変更して再生出力させることができる。
図9は、リリースリメイン機能をピッチ制御処理について適用する場合の処理を説明するためのフローチャートである。
ピッチベントチェンジデータ(基準音程)は、前述したコントロールチェンジデータ(ボリュームコマンド)による楽音の音量の変更、あるいはプログラムチェンジによる音色の変更と同様に、音データ(1つの音)に対するものではなく、1つのチャンネル全体に対してピッチ(基準周波数)を指示する。従って、基本的には、前述した音量制御処理及び音色制御処理と同様にして、ピッチ制御処理についてもリリースリメイン機能が適用される。
すなわち、楽音再生部31は、読み込まれた楽音データ18bのデータがピッチの変更を表すピッチベンドチェンジデータであった場合(ステップC1)、リリースリメイン機能がオンに設定されているかを判別し、オン設定されている場合には(ステップC2、Yes)、先に再生出力されている楽音(1音目)のリリース部が再生出力中であれば、ノートオンされた楽音に対して基準音程(オフセットの指定)に応じたピッチ変更を実行する(ステップC6)。すなわち、音色制御部31cは、1音目についてはピッチの制御を無効とし(ピッチの変更は行わない)、ピッチベントチェンジデータ以降の2音目の楽音に対してのみピッチ変更を行う。
このように、先の楽音のリリース部が再生出力される間に次の楽音が再生出力されるように楽音データ18bを作成しても、リリースリメイン機能をオン設定することで、先の楽音についてはピッチの変更をしないで再生出力を終了させて、次の楽音についてはピッチを変更して再生出力させることができる。
なお、リリースリメイン機能のオン/オフ設定は、音量制御処理と音質制御処理、さらにはピッチ制御処理のそれぞれに対して、個別に設定できるようにしても良い。この場合、ユーザの入力装置14に対する操作に応じて設定する方法と、楽音データ18bに組み込まれるリリースリメイン機能設定コマンドを用いた方法の何れを用いても良い。
また、前述した説明では、CPU10が楽音再生プログラム18aを実行することによって楽音データ18bに応じた楽音信号を生成し、この楽音信号に応じた音声を音源装置20によって再生出力させる構成として説明しているが、前述した楽音再生機能を音源装置20において実現することも可能である。この場合、音源装置20は、時分割多重処理により複数チャンネル(例えば16チャンネル)同時発音可能とし、CPU10(楽音再生プログラム18a)の制御により与えられる楽音データ18b(ノートオン/オフ、ノート番号、ベロシティ等)に基づいて所定の音色(例えば、鍵盤のキーオンでは鍵盤に割り当てられた音色)の音声信号を発生してアンプ21に出力し、アンプ21により音声信号を増幅させてスピーカ22から音声を出力させる。
また、音源装置20において楽音再生機能を実現する場合、音源装置20にリリースリメイン機能のオン/オフを設定する設定手段を設けることができる。例えばボタンやスイッチによる切り替え設定や、あるいはソフトウェア的にディスプレイに表示されたメニューを利用した設定などができるようにする。また、リリースリメイン機能のオン/オフの設定は、音源装置20が対応可能な複数のチャンネルのそれぞれについて個別に設定可能とする。音源装置20は、リリースリメイン機能がオンに設定されたチャンネルについてのみ、入力される楽音データ18bに対して前述した楽音再生処理(音量制御処理、音色制御処理)を実行する。
また、前述した説明では、2つの楽音(1音目、2音目)の再生出力が並行で実行される場合を例にして説明しているが、3音以上の楽音についての再生出力が実行される場合についても適用することが可能である。
さらに、前述した説明では、コントロールチェンジ(音量)、プログラムチェンジ(音色)、ピッチベントチェンジ(ピッチ)についての制御を例にして説明しているが、チャンネル単位で楽音を制御する他の処理について、リリースリメイン機能を適用することも可能である。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることができる楽音再生プログラム(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD、MO等)、半導体メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、コンピュータに実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)をコンピュータ内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、コンピュータ内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。
本実施形態における楽音再生装置の構成を示すブロック図。 楽音再生プログラム18aを実行することにより実現される楽音再生機能の構成を示すブロック図。 1つのチャンネルに対する楽音データ18bの一例を示す図。 楽音再生部31,32,33,…,3nにおいて生成される楽音再生データが示す1音のノートオンとノートオフに応じたエンベロープの一例を示す図。 本実施形態におけるリリースリメイン機能を音量制御処理について適用する場合について説明するためのフローチャート。 リリースリメイン機能がオフ設定されている場合の1音目と2音目のエンベロープを示す図。 リリースリメイン機能がオン設定されている場合の1音目と2音目のエンベロープを示す図。 本実施形態におけるリリースリメイン機能を音色制御処理について適用する場合について説明するためのフローチャート。 本実施形態におけるリリースリメイン機能をピッチ制御処理について適用する場合について説明するためのフローチャート。
符号の説明
10…CPU、12…メモリ、14…入力装置、16…表示装置、18…記憶装置、18a…楽音再生プログラム、18b…楽音データ、20…音源装置、21…アンプ、22…スピーカ、31,32,33,…,3n…楽音再生部、31a,32a…ピッチ制御部、31b,32b…波形データ記憶部、31c,32c…音色制御部、31d,32d…音量制御部、40…合成部、42…リリースリメイン機能制御部。

Claims (5)

  1. 複数の楽音についての再生出力のタイミングを示すデータと再生出力を制御する制御データとを含む楽音データを入力するデータ入力手段と、
    前記制御データが入力されたことを判別する制御データ判別手段と、
    前記データ入力手段により入力されたデータをもとに楽音を再生出力するための楽音再生データを生成する楽音再生手段と、
    前記制御データ判別手段により前記制御データが入力されたことが判別された場合に、前記入力手段により入力された第1の楽音のデータに対して前記楽音再生手段により生成される第1の楽音再生データの再生出力と、第2の楽音のデータに対して前記楽音再生手段により生成される第2の楽音再生データの再生出力が並行することを判別する判別手段とを具備し、
    前記楽音再生手段は、
    前記判別手段により前記第1の楽音再生データと前記第2の楽音再生データの再生出力が並行すると判別された場合に、前記制御データ判別手段により判別された前記制御データによる再生出力の制御を、前記第1の楽音再生データに対して無効とし、前記第2の楽音再生データに対して実行することを特徴とする楽音再生装置。
  2. 前記楽音再生手段は、複数のチャンネル別に楽音再生データを生成するものであって、
    前記第1の楽音再生データに対する前記制御データによる再生出力の制御を無効とするか否かを複数のチャンネルのそれぞれについて設定する設定手段をさらに具備し、
    前記楽音再生手段は、前記設定手段によって前記制御データによる再生出力の制御を無効とする設定がされている場合に、前記第1の楽音再生データに対する再生出力の制御を無効とすることを特徴とする請求項1記載の楽音再生装置。
  3. 前記楽音データには前記第1の楽音再生データに対する前記制御データによる再生出力の制御を無効とすることを示す設定コマンドを含み、
    前記設定手段は、前記データ入力手段によって前記設定コマンドが入力された場合に、前記第1の楽音再生データに対する前記制御データによる再生出力の制御を無効として設定することを特徴とする請求項2記載の楽音再生装置。
  4. 前記楽音再生手段は、前記制御データによる音量、音色、あるいはピッチの少なくとも1つについての再生出力の制御を、前記第1の楽音再生データに対して無効とすることを特徴とする請求項1記載の楽音再生装置。
  5. コンピュータを、
    複数の楽音についての再生出力のタイミングを示すデータと再生出力を制御する制御データとを含む楽音データを入力するデータ入力手段と、
    前記制御データが入力されたことを判別する制御データ判別手段と、
    前記データ入力手段により入力されたデータをもとに楽音を再生出力するための楽音再生データを生成する楽音再生手段と、
    前記制御データ判別手段により前記制御データが入力されたことが判別された場合に、前記入力手段により入力された第1の楽音のデータに対して前記楽音再生手段により生成される第1の楽音再生データの再生出力と、第2の楽音のデータに対して前記楽音再生手段により生成される第2の楽音再生データの再生出力が並行することを判別する判別手段として機能させ、
    前記楽音再生手段は、
    前記判別手段により前記第1の楽音再生データと前記第2の楽音再生データの再生出力が並行すると判別された場合に、前記制御データ判別手段により判別された前記制御データによる再生出力の制御を、前記第1の楽音再生データに対して無効とし、前記第2の楽音再生データに対して実行することを特徴とする楽音再生プログラム。
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