JP5754404B2 - Midi演奏装置 - Google Patents
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Description
(1)ソフトウェアMIDI音源が使用可能な全ての音色の中で、アタックタイムが最大となる音色の値を常に使用する。
(2)音色とアタックタイムとの対応を示す、予め用意されたテーブルを参照し、使用する音色のアタックタイムを取得する。
(3)ソフトウェアMIDI音源のエンジンから、全発音中のアタックフェイズ音数を取得し、アタック期間の終了を判定する。
[カラオケ装置1の構成の説明]
本発明のMIDI演奏装置の実施形態に相当するカラオケ装置1は、図1に示すように、メイン制御部10、ハードディスクドライブ(HDD)20、音声処理モジュール30、操作処理部40、操作部41、通信インタフェース部42、マイクアンプ43、アナログ−デジタル変換部(ADC)44、映像処理部45等を備える。また、カラオケ装置1には、モニタ50、スピーカアンプ51、スピーカ52、マイクロフォン53が接続されている。
メイン制御部10が、MIDI演奏制御部13として実行するソフトウェアMIDI演奏処理の手順について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、ユーザによりリクエストされたカラオケ楽曲のMIDIデータを構成するトラックのうち、ソフトウェアMIDI音源用に割当てられた特定のトラックを演奏するときに実行される。なお、本処理と並行して、ハードウェアMIDI音源用に割当てられたトラックを演奏するための演奏処理が、MIDIシーケンサ12において別途実行される。MIDIシーケンサ12による演奏処理の手順については、従来の演奏動作と同様であるので、説明は省略する。
メイン制御部10が、MIDI演奏制御部13として実行するミュート制御処理の手順について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、上述のソフトウェアMIDI演奏処理と同時に並行して実行される。
(1)使用可能な全ての音色の中でアタック・ディケイタイムが最大となる音色の値を常に使用する。
(2)音色とアタック・ディケイタイムとの対応を示すテーブルを予め用意しておき、このテーブルを参照して、使用する音色のアタック・ディケイタイムを取得する。
(3)ソフトウェアMIDI音源のエンジンから、全発音中のアタック・ディケイフェイズ音数を取得し、アタック・ディケイ期間の終了を判断する。
上記実施形態のカラオケ装置1によれば、以下の効果を奏する。
(1)キー変更操作が入力された場合、ソフトウェアMIDI音源部14に対して、その時点でノートオンの最中である楽音に対するノートオフメッセージが、本来のタイミングより前倒しで即座に発行される。その代わり、キー変更値を反映した修正楽音のノートオンメッセージが、ソフトウェアMIDI音源部14に対して新たに発行される。これにより、キーの音高変更が反映されるまでの時間が従来よりも短縮され、音高変化の過渡状態の長期化を改善できる。その結果、ハードウェアMIDI音源とソフトウェアMIDI音源との処理時間差に起因する、音高変更時の不協和音の発生期間を短縮できる。
実施形態のカラオケ装置1に適用可能なその他の工夫について説明する。
MIDI演奏制御部13による上述のソフトウェアMIDI演奏処理(図2)では、キー変更操作が入力されてS104で肯定判定をした後、S134及びS140の処理について、MIDIデータにおいて音階を持たない打楽器以外の楽器の音色が割当てられた楽音のみを対象に実行するように構成してもよい。例えば、ノートテーブルに登録されている各楽音について、それぞれの音色を判別し、音階を持つ音色が割当てられた楽音に対応するレコードについてのみ、S134及びS140の処理を実行する。一方、音階を持たない打楽器の音色が割当てられた楽音に対応するレコードについては、S134及びS140の処理は無視する。
実施形態のカラオケ装置1と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。MIDIシーケンサ12が、ハードウェアMIDI演奏制御手段に相当する。MIDI演奏制御部13が、ソフトウェアMIDI演奏制御手段に相当する。また、MIDI演奏制御部13が実行するソフトウェアMIDI演奏処理(図2)が、キー変更処理手段に相当する。MIDI演奏制御部13が実行するミュート制御処理(図4)が、ミュート手段に相当する。
Claims (3)
- MIDI規格で作成された楽曲データに基づき、MIDI演奏装置に接続されたハードウェアMIDI音源に対して演奏制御データを送出し、前記ハードウェアMIDI音源に楽曲の楽音を発生させるハードウェアMIDI演奏制御手段と、
MIDI規格で作成された楽曲データに基づき、コンピュータプログラムによってMIDI音源を実現するソフトウェアMIDI音源の処理プロセスに対して演奏制御データを送出し、前記ソフトウェアMIDI音源に楽曲の楽音を発生させるソフトウェアMIDI演奏制御手段とを備え、
前記ハードウェアMIDI音源と前記ソフトウェアMIDI音源とを同時に使用して楽曲データに基づく楽曲の演奏を行うMIDI演奏装置であって、
前記ハードウェアMIDI演奏制御手段は、演奏音のキーの音高を変更するキー変更指示を受付けた場合、次の楽音の音を鳴らすための演奏制御データであるノートオンメッセージを送出する前に、次の楽音の音高に前記キー変更指示で示される変更値を反映してから、次の楽音のノートオンメッセージを前記ハードウェアMIDI音源に送出し、
前記ソフトウェアMIDI演奏制御手段は、
楽曲の演奏中に演奏音のキーの音高を変更するキー変更指示を受付けたときに、その変更時点での前記ソフトウェアMIDI演奏制御手段による前記楽曲データの再生位置においてノートオンの最中である全ての楽音を対象楽音として、全ての対象楽音に対するノートオフメッセージを、前記ソフトウェアMIDI音源の処理プロセスに対して送出した後、前記全ての対象楽音の音高に前記キー変更指示で示される変更値をそれぞれ反映した修正楽音のノートオンメッセージを、前記ソフトウェアMIDI音源の処理プロセスに対して送出し、さらに、前記各対象楽音の本来のノートオフタイミングで、それぞれの対象楽音に対応する前記修正楽音をノートオフするためのノートオフメッセージを生成するキー変更処理手段と、
楽曲の演奏中に演奏音のキーの音高を変更するキー変更指示を受付けたときに、その変更時点から、前記キー変更処理手段により送出される前記修正楽音のノートオンメッセージに従って前記ソフトウェアMIDI音源から出力される音声信号の発音開始までの遅延時間に前記修正楽音のアタックタイムを少なくとも加えた所定期間、前記ソフトウェアMIDI音源から出力される音声信号に基づく音声出力をミュートするミュート手段とを備えること
を特徴とするMIDI演奏装置。 - 請求項1に記載のMIDI演奏装置において、
前記ミュート手段は、下記(1),(2),(3)の何れか1つの方法で、前記修正楽音のアタックタイムを特定することを特徴とするMIDI演奏装置。
(1)前記ソフトウェアMIDI音源が使用可能な全ての音色の中で、アタックタイムが最大となる音色の値を常に使用する。
(2)音色とアタックタイムとの対応を示す、予め用意されたテーブルを参照し、使用する音色のアタックタイムを取得する。
(3)前記ソフトウェアMIDI音源のエンジンから、全発音中のアタックフェイズ音数を取得し、アタック期間の終了を判定する。 - 請求項1又は請求項2に記載のMIDI演奏装置において、
前記ソフトウェアMIDI演奏制御手段は、楽曲データにおいて音階を持たない打楽器以外の楽器の音色が割当てられた楽音のみを対象に、前記キー変更処理手段による処理を実行すること
を特徴とするMIDI演奏装置。
Priority Applications (1)
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JP2012074615A JP5754404B2 (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | Midi演奏装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012074615A JP5754404B2 (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | Midi演奏装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013205621A JP2013205621A (ja) | 2013-10-07 |
JP5754404B2 true JP5754404B2 (ja) | 2015-07-29 |
Family
ID=49524768
Family Applications (1)
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JP2012074615A Active JP5754404B2 (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | Midi演奏装置 |
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2012
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