JP4100420B2 - カラオケ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、利用者がボリュームやエクスプレッションなどの音量設定を変更しても、その変更によって他の演奏曲のバランスが崩れるのを回避する技術に関する。
従来より、演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う機能を有するカラオケ装置が知られている。
このようなカラオケ装置の中には、カラオケ演奏時のガイドメロディの音量を歌い手の好みに合わせて調整することが可能なカラオケ装置がある(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、歌い手が持つマイクにスライドボリュームを設ける。このスライドボリュームの出力電圧をA/D変換回路でディジタルデータに変換し、MIDIコンバータに入力する。MIDIコンバータはこのディジタルデータに基づいてガイドメロディチャンネル(第1チャンネル)のボリューム制御MIDIメッセージを生成して音源装置に入力する。なお、音源装置には各パート毎のイベントデータがシーケンサからMIDIメッセージとして入力されており、このイベントデータによってカラオケ演奏が進行する。歌い手はカラオケ演奏に合わせて歌いながら、スライドボリュームを操作してガイドメロディの音量を好みの大きさに調節する。
また、このようなカラオケ装置の中には、MPEGデータで出力される主旋律歌唱音声または副旋律歌唱音声の音量を歌唱者の操作で任意に可変できるカラオケ装置がある(例えば、特許文献2参照。)。具体的には、入力部より曲番号を入力すれば、制御部により付設の通信装置を介してホストコンピュータと通信し、指定の曲番号の音楽情報を受信し、記録媒体に記録し、これを読出し、MIDIデータはMIDIデコーダに入力し、L−器楽音信号とR−器楽音信号とにデコードし、D/A変換部でアナログ変換し、混合部に入力し、MPEGデータはMPEGデコーダに入力し、主・副旋律歌唱音声信号にデコードし、主信号をLチャンネル、副信号をRチャンネルで出力し、減衰器で減衰させ、D/A変換部でアナログ変換し、混合部でL、Rの器楽音信号と混合し出力する。減衰器の減衰量は主・副操作部の操作で可変する。
特開平07−199973号公報(第4頁、図4) 特開平09−244665号公報(第4頁、図1)
しかし、上述のようなカラオケ装置においては、上述のように利用者がボリュームやエクスプレッションなどの音量設定を変更可能とすると、変更した音量設定を元に戻す旨の処理を実行しない限り、次の演奏曲においてもその設定が残ってしまって次の演奏曲のバランスが崩れてしまうという問題があった。
本発明は、このような不具合に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、利用者がボリュームやエクスプレッションなどの音量設定を変更しても、その変更によって他の演奏曲のバランスが崩れるのを回避する技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係るカラオケ装置は、「MIDIデータの各トラックには、音量設定を調整可能な調整範囲を示すデータが付加されており、利用者からの指示に従ってその範囲内で音量設定を変更してカラオケ演奏を行うこと」を特徴とする。
具体的には、演奏データ記憶手段(16:この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための最良の形態」欄で用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。)が、MIDIデータの形式で作成された演奏データを記憶しており、カラオケ演奏手段(30)が、演奏データ取得手段(12)によって演奏データ記憶手段から取得された後にバッファ(24g)へ記憶された演奏データを読み出し、その読み出した演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う。なお、上述の演奏データには、音量設定を調整可能な範囲を示す調整範囲データが含まれている。
また、設定手段が、バッファが記憶する演奏データ中の調整範囲データを参照して、バッファが記憶する演奏データがカラオケ演奏手段によってカラオケ演奏される際に、音量設定を変更可能な範囲を設定する。さらに、受付手段が利用者による音量設定を変更する旨の変更指示を受け付けた場合には、データ更新手段が、その受け付けた変更指示に基づき、設定手段によって設定された音量設定を変更可能な範囲内でバッファが記憶する演奏データを更新する。なお、このような音量設定の変更指示に基づく演奏データの更新については、バッファに記憶された演奏データがカラオケ演奏される間でのみ有効である。つまり、異なる演奏データがバッファに記憶された場合や、同一の演奏データが再度バッファに記憶された場合には上述のようなデータ更新はなされない。そして、カラオケ演奏手段が、データ更新手段によって更新された演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う。
従来のカラオケ装置においては、利用者がエクスプレッションを変更可能とすると他の曲においてもその設定が残ってしまって他の曲のバランスが崩れてしまうという問題があった。これに対して本発明によれば、図5に例示するように、MIDIデータの各トラックには、演奏データ作成者が予め調整範囲の上限および下限を設定することによって前記作成者が許容する音量設定を調整可能な調整範囲を示すデータが付加されており、利用者からの指示に従ってその範囲内で音量設定を変更してカラオケ演奏を行うので、たとえ利用者が特定の演奏データのボリュームやエクスプレッションなどの音量設定を変更しても、その変更量は演奏データ作成者の許容範囲内となり、演奏データ作成者が考慮する他の演奏曲のバランスがその変更によって崩れるのを回避することができる。
なお、上述の調整範囲データの具体例としては、MIDIコマンドにおけるボリューム設定値を調整可能な範囲を示すデータや、MIDIコマンドにおけるエクスプレッション設定値を調整可能な範囲を示すデータが挙げられる。
また、上述の調整範囲データには、演奏データ中の音量設定値に対して、利用者からの変更指示に基づいて、カラオケ演奏中の音量設定値を再設定する際に、その再設定値が再設定以前の数値より増加可能な上限値またはその再設定値が再設定以前の数値より減少可能な下限値の何れかを指示することで、上述の調整範囲を絶対的に指示する旨のデータが含まれることが考えられる(請求項2)。このようにすれば、例えばボリューム設定のように曲中で音量設定値が頻繁には変化しない音量設定において、調整範囲を絶対的に指示することで利用者が意図する音量設定の指示をより正確に反映させることができる。
また、上述の調整範囲データには、演奏データ中の音量設定値に対して、利用者からの変更指示に基づいて、カラオケ演奏中の音量設定値を再設定する際に、その再設定値が再設定以前の数値より増加または減少する比率を指示することで、上述の調整範囲を相対的に指示する旨のデータが含まれることが考えられる(請求項3)。このようにすれば、例えばエクスプレッション設定のように曲中で音量設定値が頻繁に変化する音量設定において、調整範囲を相対的に指示することでその音量設定値の変化を指示しやすくすることができる。
さらに、調整範囲データには、調整範囲を相対的に指示する旨のデータまたは調整範囲を絶対的に指示する旨のデータを識別するための識別情報が含まれており、設定手段が、その識別情報に基づき、調整範囲データの形式を判断して調整範囲を設定するようにしてもよい(請求項4)。このようにすれば、利用者の様々な好みを音量設定に反映させることができ、利用者の利便性をより高めることができる。
なお、上述のように調整範囲を相対的に指示する旨のデータが調整範囲データに含まれるときにおいて、例えば音量設定値である数値「100」を例えば30%上昇する旨の変更指示が利用者によって行われた場合には、変更後の音量設定値が数値「130」となる。このような場合、変更後の音量設定値が、MIDIデータ形式における最大値である数値「127」を超えてしまい、音量設定の変更に伴って違和感が生じるおそれがある。
そこで、変更後の音量設定値が数値「127」を超えないようにすることが考えられる。具体的には、請求項5のように、調整範囲を相対的に指示する旨のデータが調整範囲データに含まれるときにおいて、調整範囲データによる指示によって音量設定値がMIDIデータ形式における最大値である数値「127」を超える場合には、設定手段が、数値「127」として変更後の音量設定値を設定することが考えられる。このようにすれば、音量設定の変更に伴って違和感が生じるのを防ぐことができる。
ところで、音量設定値の調整範囲については、当該カラオケ装置が備えるエンコーダの可変範囲に反映させることが考えられる。具体的には、請求項6のように、設定手段が、上述の調整範囲データが示す調整範囲を当該カラオケ装置の操作パネルが備えるエンコーダの可変範囲に反映させることで、音量設定を調整可能な範囲を設定することが考えられる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[第一実施形態]
図1は、カラオケシステムの全体構成を示すブロック図である。また、図2は、カラオケシステムの音声制御部の構成を示すブロック図である。また、図3は、SMF形式のMIDIデータ列を示す説明図(1)であり、図4は、コマンダオリジナル形式のMIDIデータ列を示す説明図(2)である。また、図5(a)は従来のMIDIデータを構成する各トラックを示す説明図であり、図5(b)は、本発明のMIDIデータを構成する各トラックを示す説明図であり、より具体的には調整範囲データが付加されたMIDIトラックの調整範囲による音声制御部24の音量への作用を示す説明図である。また、図6は、カラオケコマンダにおけるエクスプレッションつまみを示す説明図である。
カラオケシステムは、図1に示すように、カラオケ装置1とリモコン端末2とがデータ通信可能に構成されたものである。
[カラオケ装置1の構成の説明]
カラオケ装置1は、カラオケ装置1全体の動作を制御する制御部12、カラオケ装置1をネットワーク100に接続するためのインタフェース部14、演奏楽曲の伴奏内容および歌詞を示す楽曲データや映像データなどを記憶するハードディスク(HDD)16、複数のキー・スイッチからなる操作部18、リモコン端末2からの赤外線信号を赤外線通信によって受信するための赤外線通信部20、操作部18からの信号を処理する操作処理部22、ハードディスク16に記憶された楽曲データから演奏楽曲のオーディオ信号(音響や音声に関する信号)を生成し、生成されたオーディオ信号およびマイクロフォン26から入力されたオーディオ信号を増幅してスピーカ28へ出力する音声制御部24、制御部12によってHDD16から取得された楽曲データ(演奏データ)に基づきカラオケ演奏を行うMIDI音源30、映像情報を一時的に記憶するビデオRAM32、映像データに基づく映像の再生を制御する映像再生部34、ビデオRAM32に記憶された映像情報および映像再生部34により再生される映像の表示部36での表示を制御する映像制御部38などを備えている。また、制御部12と音声制御部24とはUSB40によって接続されている。また、制御部12は、後述する入力受付処理およびメイン処理の各処理を実行する。
また、操作部18には、回転角度を「0」から「100」までの数値に変換可能なアブソリュート形ロータリーエンコーダ18aが接続されており、ロータリーエンコーダ18aのつまみ部分を利用者が回転させた際に、その回転角度に応じた数値(「0」〜「100」)が操作部18を介して操作処理部22へ入力されて前記数値を音量設定値とすることで、カラオケ演奏時の音量設定を変更可能に構成されている(図6参照)。
また、制御部12は、バッファエリア24hが記憶する演奏データがMIDI音源30によってカラオケ演奏される際には、バッファエリア24hが記憶する演奏データ中の調整範囲データが指示する音量設定可能な範囲をロータリーエンコーダの可変範囲に反映させることで、音量設定を変更可能な範囲を設定する機能を有する。
なお、制御部12は、演奏データ取得手段および設定手段に該当する。また、HDD16は演奏データ記憶手段に該当する。また、MIDI音源30はカラオケ演奏手段に該当する。また、ロータリーエンコーダ18aは受付手段に該当する。
[音声制御部24の構成の説明]
カラオケ装置1が備える音声制御部24は、図2に示すように、I/F24b、ROM24c、RAM24d、CPU24e、I/F24f、を備えている。なお、これらI/F24b、ROM24c、RAM24d、CPU24eおよびI/F24fについては、バス24aによって互いに接続されている。また、I/F24bはUSB40を介して制御部12に接続されている。また、I/F24fはMIDI音源30に接続されている。
また、RAM24dは、制御部12によってHDD16から取得された演奏データを一時的に記憶しておき、編集作業を行うためのワークエリア24g、ワークエリア24gにて編集された演奏データを一時的に記憶しておき、「シリアル送信割込」によって演奏データを順に読み出すためのバッファエリア24hを備えている。なお、演奏データについては、複数のMIDIトラックで構成されており、これら複数のMIDIトラックのうちの少なくとも一つはガイドメロディ用のトラックとして使用される。また、「ガイドメロディ」とは、カラオケ演奏に合わせて歌おうとする人が主旋律をうろ覚えの場合などに、その補助となるよう演奏されるメロディパート(トラック)を云う。
さらに、演奏データ作成者が予め音量設定を調整させることを許容したトラックに対しては、少なくとも調整範囲データが付加されている(図5参照)。
CPU24eは、カラオケ演奏を行う予定の演奏データすべてを制御部12によってHDD16から取得してワークエリア24gへ一時的に記憶させ、そのワークエリア24gが記憶する演奏データから調整範囲データを検出する機能を有する(図5参照)。
なお、調整範囲データとは、音量設定を調整可能な範囲を示すデータを云う。この調整範囲データの具体例としては、MIDIコマンドにおけるボリューム設定値を調整可能な範囲を示すデータや、MIDIコマンドにおけるエクスプレッション設定値を調整可能な範囲を示すデータが挙げられる。
また、調整範囲データには、上述の調整範囲を絶対的に指示する旨のデータ、または、上述の調整範囲を相対的に指示する旨のデータが含まれる。なお、上述の「調整範囲を絶対的に指示する旨のデータ」とは、演奏データ中の音量設定値に対して、変更指示に基づいて、カラオケ再生中の音量設定値を再設定する際に、その再設定値が再設定以前の数値より増加可能な上限値またはその再設定値が再設定以前の数値より減少可能な下限値の何れかを指示するデータのことを云う。一例を挙げると、調整範囲データに、音量設定値を指定する数値「30」や数値「100」が含まれるといった具合である。また、上述の「調整範囲を相対的に指示する旨のデータ」とは、演奏データ中の音量設定値に対して、変更指示に基づいて、カラオケ再生中の音量設定値を再設定する際に、その再設定値が再設定以前の数値より増加または減少する比率を指示するデータのことを云う。一例を挙げると、調整範囲データに、音量設定値を増加または減少する比率を指定する数値「10(%)」や数値「−20(%)」が含まれるといった具合である。
また、上述の調整範囲データには、調整範囲を相対的に指示する旨のデータまたは調整範囲を絶対的に指示する旨のデータかを判断するための識別情報(フラグ)が含まれている。
CPU24eは、演奏データ中の調整範囲データに含まれる識別情報(フラグ)に基づいて、上述の「相対的」または「絶対的」といった調整範囲データの形式を判断して調整範囲を設定する機能を有する。
また、CPU24eは、例えばロータリーエンコーダ18aを回転操作することによる音量設定を変更する旨の変更指示を受け付けた場合には、その受け付けた変更指示に基づき、制御部12によって設定された音量設定を変更可能な範囲内でワークエリア24gが記憶する演奏データを更新する機能を有する。なお、MIDI音源30は、CPU24eによって更新された後の演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う。なお、このような音量設定の変更指示に基づく演奏データの更新については、RAM24に記憶された演奏データがMIDI音源30によってカラオケ演奏される間でのみ有効である。つまり、異なる演奏データがRAM24に記憶された場合や、同一の演奏データが再度RAM24に記憶された場合には上述のようなデータ更新はなされない。
さらに、CPU24eは、後述するメイン処理、演奏処理および音声設定変更処理の各処理を実行する。
なお、CPU24eはデータ更新手段に該当する。
[リモコン端末2の構成の説明]
リモコン端末2は、リモコン端末2全体の動作を制御する制御部52、カラオケ装置1に赤外線信号を赤外線通信によって送信する赤外線通信部54、各種情報を記憶するメモリ56、表示部58の表示領域に沿って設置されるタッチパネルおよび複数のキー・スイッチからなる操作部60、操作部60からの信号を処理する操作処理部62、映像情報を一時的に記憶するビデオRAM64、ビデオRAM64に記憶された映像情報の表示部58での表示を制御する映像制御部66、ネットワーク100に接続された無線アクセスポイント110との間で無線LAN規格(例えば、IEEE802.11a/b/g規格,HomeRF規格,Bluetooth規格など)に従った無線通信を行うための無線LAN通信部68、などを備えている。
[カラオケ装置1の制御部12の入力受付処理]
以下に、カラオケ装置1の制御部12により実行される入力受付処理の処理手順を図7(a)のフローチャートに基づいて説明する。この入力受付処理は、カラオケ装置1が起動している間に繰り返し実行される。
まず、ステップS110では、利用者が予約したカラオケ演奏曲の選曲情報を記憶するための選曲テーブルを初期化する(図7(b)参照)。
続くS120では、利用者によって操作部18を介して選曲情報の入力があったか否かを判断する。操作部18を介して選曲情報の入力がなかった場合には(S120:No)、再び本S120を繰り返し実行することにより、利用者によって操作部18を介して選曲情報の入力があるまで待機する。一方、操作部18を介して選曲情報の入力があった場合には(S120:Yes)S130へ移行する。
S130では、上述の選曲テーブルの記憶内容が一杯であるか否かを判断する。上述の選曲テーブルの記憶内容が一杯である場合には(S130:Yes)、演奏が終了するなどにより選曲テーブルの記憶内容に空きスペースが生じるまでは新たな選曲情報は記憶できないため、再びS120に戻ってS120以降の処理を繰り返し実行する。一方、上述の選曲テーブルの記憶内容が一杯であると判断した場合には(S130:No)、S140へ移行する。
S140では、先のS120にて操作部18を介して入力された選曲情報を選曲テーブルに登録する。そして、S120へ移行する。
[カラオケ装置1の制御部12のメイン処理]
以下に、カラオケ装置1の制御部12により実行されるメイン処理の処理手順を図8のフローチャートに基づいて説明する。このメイン処理は、カラオケ装置1が起動している間に繰り返し実行される。また、本メイン処理と上述の入力受付処理とは、制御部12においてマルチタスク処理によって並行して非同期で実行される。
まず、ステップS210では、各種初期化処理を実行する。一例を挙げると、操作部18を入力待ちにするといった具合である。
続くS220では、選曲待ちの際にBGMとして演奏するためのBGMデータを、HDD16から読み出して音声制御部24にUSB40を介して送信する。
続くS230では、先のS220にて音声制御部24に対して送信したBGMデータを再生する旨の指示を音声制御部24に送信する。
続くS240では、上述の入力受付処理のS140において選曲テーブルに選曲情報の入力が行われたか否かを判断する。選曲テーブルに選曲情報の入力が行われた場合には(S240:Yes)、後述するS260へ移行する。一方、選曲テーブルに選曲情報の入力が行われてはいない場合には(S240:No)、S250へ移行する。
S250では、音声制御部24によるBGMデータの演奏が終了しているか否かを判断する。音声制御部24によるBGMデータの演奏が終了していない場合には(S250:No)、S240に戻る。一方、音声制御部24によるBGMデータの演奏が終了している場合には(S250:Yes)、選曲待ちの間に次のBGMデータを音声制御部24に送信して演奏させるため、S220へ移行する。
さて、先のS240において選曲テーブルに選曲情報の入力が行われた場合へ移行するS260では、選曲テーブルに入力された選曲情報に基づいて楽曲の演奏を行うため、BGMデータの演奏を中止する旨の指示を音声制御部24に送信する。
続くS270では、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分が空いている状態であるか否かを判断する。選曲テーブルの記憶領域における先頭部分が空いている状態である場合には(S270:Yes)、選曲待ちであると判断し、その間BGMデータの演奏を行うためにS220へ移行する。一方、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分が空いておらず選曲情報が登録されている場合には(S270:No)、S280へ移行する。
S280では、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分に登録された選曲情報が曲番号であるのか否かを判断する。選曲テーブルの記憶領域における先頭部分に登録された選曲情報が曲番号ではない場合には(S280:No)、S270へ移行する。一方、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分に登録された選曲情報が曲番号であると判断された場合には(S280:Yes)、S290へ移行する。
S290では、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分に登録された選曲情報である曲番号に該当する演奏データをHDD16から読み出して音声制御部24に送信する。
続くS300では、特徴情報を参照してガイドメロディの設定を変更するか否かを判断する。なお、特徴情報とは、カラオケ装置1が設置される場所に関する特徴を示す情報を云う。また、設置場所の特徴とは、客層の違いや雰囲気の違いから生じるものであり、一例を挙げると、例えばカラオケボックスでは客層が若者中心であってその雰囲気は比較的騒がしく、スナックやナイトクラブでは客層が中高年中心であってその雰囲気は比較的静かでゆったりしているといった具合である。このような特徴情報は、操作部18やリモコン端末、外部のホストコンピュータなどを介して入力される。ガイドメロディの設定を変更しないと判断した場合には(S300:No)、S310を処理せずにS320へ移行する。一方、ガイドメロディの設定を変更すると判断した場合には(S300:Yes)、そのガイドメロディ設定の変更内容を確認し(S305)、ガイドメロディを変更する旨を音声制御部24に送信する(S310)。そしてS320へ移行する。
S320では、先のS290にて音声制御部24に送信した演奏データの演奏を開始するため、その旨を示す指示を音声制御部24に送信する。
続くS330では、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分を初期化して空いている状態として他の記憶内容を順次繰り上げる。
続くS340では、音声制御部24による演奏データの演奏が終了しているか否かを判断する。音声制御部24による演奏データの演奏が終了していない場合には(S340:No)、本S340を繰り返し実行することによりその演奏データの演奏が終了するまで待機する。一方、音声制御部24による演奏データの演奏が終了している場合には(S340:Yes)、次の演奏データを音声制御部24に送信して演奏させるため、S270へ移行する。
[カラオケ装置1の音声制御部24のメイン処理]
以下に、カラオケ装置1の音声制御部24により実行されるメイン処理の処理手順を図9のフローチャートに基づいて説明する。
このメイン処理は、カラオケ装置1が起動している間に繰り返し実行される。
まず、ステップS610では、制御部12から演奏データが送信されているか否かを判断する。制御部12から演奏データが送信されていると判断した場合には(S610:Yes)その演奏データを受信する。そして、複数のトラックで構成されるMIDI形式の演奏データをMIDI転送バイト列に変換してRAM24dのワークエリア24gに格納する。
一方、制御部12から演奏データが送信されていないと判断した場合には(S610:No)、S620へ移行する。
S620では、制御部12からガイドメロディを変更する旨の指示が送信されているか否かを判断する。制御部12からガイドメロディを変更する旨の指示が送信されていると判断した場合には(S620:Yes)、その指示を受信してRAM24dのワークエリア24gに格納する。一方、制御部12からガイドメロディを変更する旨の指示が送信されていないと判断した場合には(S620:No)、S630へ移行する。
S630では、制御部12から演奏データの演奏を開始する旨の指示が送信されているか否かを判断する。制御部12から演奏データの演奏を開始する旨の指示が送信されていないと判断した場合には(S630:No)、S610へ移行する。一方、制御部12から演奏データの演奏を開始する旨の指示が送信されていると判断した場合には(S630:Yes)、S640へ移行する。
S640では、演奏データの受信が完了しているか否かを判断する。演奏データの受信が完了していないと判断した場合には(S640:No)、S610へ移行する。一方、演奏データの受信が完了していると判断した場合には(S640:Yes)、後述する演奏処理を実行する(S650)。そして、演奏処理が終了したらその旨を示す情報を制御部12に送信し、先のS625にてRAM24dのワークエリア24gに格納したガイドメロディを変更する旨の指示を消去する。そして、S610へ移行して以下のステップを繰り返し実行する。
[カラオケ装置1の音声制御部24の演奏処理]
以下に、カラオケ装置1の音声制御部24により実行される演奏処理の処理手順を図10のフローチャートに基づいて説明する。この演奏処理は、音声制御部24のメイン処理において、S650へ移行した際に実行される。
まず、ステップS710では、テンポ値より1ステップ当たりの時間を算出する。
続くS715では、各トラック先頭のアドレスを、各トラック別に「ポインタ変数(現在の読み込み位置)」に格納する。なお、上述のテンポ値とは、BPM(Beat Per Minute)で表される数値である。また、上述のポインタ変数とは、全トラックにおいて、各トラック先頭のアドレスをトラック毎の読み出し位置として設定するための変数を云う。
続くS717では、現在エフェクトテーブル(図示省略)に、エフェクト初期値テーブル(図示省略)の内容を設定する。つまり、現在エフェクトテーブルを初期化する。
続くS720では、音源の設定やリバーブ値などの演奏に関するパラメータなどについて初期化処理を実行する。
続くS725では、現在のステップ値をゼロとし、ノートオフテーブル出力処理を実行する(S730)。続いて送信対象トラックを第1トラックに設定し(S735)、送信対象トラックの出力処理を実行する(S740)。
続くS745では、送信対象トラックを次のトラックに設定する。
続くS750では、全てのトラックを送信対象トラックとしたか否かを判断する。全てのトラックを送信対象トラックとはしていないと判断した場合には(S750:No)、S740へ移行して以下の処理を繰り返し実行する。一方、全てのトラックを送信対象トラックとしたと判断した場合には(S750:Yes)、S755へ移行する。
S755では、現在のステップ値に数値「1」を加算する。
S760では、1ステップ分の時間待機する。そして、S765へ移行する。
S765では、制御部12から演奏データの演奏を中止する旨の指示が送信されているか否かを判断する。制御部12から演奏データの演奏を中止する旨の指示が送信されていると判断した場合には(S765:Yes)本処理を終了する。一方、制御部12から演奏データの演奏を中止する旨の指示が送信されていないと判断した場合には(S765:No)、S770へ移行する。
S770では、全てのトラックについて各トラックの終端まで到達しているか否かを判断する。全てのトラックについて各トラックの終端まで到達していないと判断した場合には(S770:No)、S730へ移行して以下の処理を繰り返し実行する。一方、全てのトラックについて各トラックの終端まで到達していると判断した場合には(S770:Yes)、本処理を終了する。
[カラオケ装置1の音声制御部24の音量設定変更処理]
以下に、カラオケ装置1の音声制御部24により実行される音量設定変更処理の処理手順を図11のフローチャート、図4、図5、および図12に基づいて説明する。なお、図12は、カラオケ装置の音声制御部が実行する音量設定変更処理を示す説明図である。
この音量設定変更処理は、カラオケ装置1の制御部12が実行するメイン処理におけるS290にて、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分に登録された選曲情報である曲番号に該当する演奏データをHDD16から読み出して音声制御部24に送信した際に、実行される。
まず、ステップ805では、音量設定を変更する旨の指示を受け付けたか否かを判断する。音量設定を変更する旨の指示を受け付けていないと判断された場合には(S805:NO)、音量設定を変更する旨の指示を受け付けたと判断されるまで待機し、音量設定を変更する旨の指示を受け付けたと判断された場合には(S805:YES)、S810に移行する。
S810では、タイマTをリセットする。
続くS815では、特定のトラックが選択されたか否かを判断する。特定のトラックが選択されていないと判断された場合には(S815:NO)、特定のトラックが選択されたと判断されるまで待機し、特定のトラックが選択されたと判断された場合には(S815:YES)、S820に移行する。
S820では、対象とするトラックが確定したか否かを判断する。対象とするトラックが確定していないと判断された場合には(S820:NO)、タイマTの値が数値「10」よりも小さいかを判断し(S855)、タイマTの値が数値「10」よりも小さいと判断された場合には(S855:YES)、S815に戻り、タイマTの値が数値「10」よりも小さくないと判断された場合には(S855:NO)、そのまま本処理を終了する。一方、対象とするトラックが確定していると判断された場合には(S820:YES)、S825に移行する。
S825では、音量設定値を受け付けたか否かを判断する。具体的には、演奏データ中の調整範囲データを取得したか否かを判断する。演奏データ中の調整範囲データを取得していないと判断された場合には(S825:NO)、音量設定値を受け付けていないと判断して演奏データ中の調整範囲データを取得するまで待機し、演奏データ中の調整範囲データを取得したと判断された場合には(S825:YES)、音量設定値を受け付けたと判断してS830に移行する。
S830では、先のS825にて受け付けた音量設定値を変数「a」に入力する。
続くS835では、その変数「a」の値が数値「127」よりも小さいか否かを判断する。変数「a」の値が数値「127」よりも小さくないと判断された場合には(S835:NO)、変数「a」に数値「127」を入力してS840に移行する。一方、変数「a」の値が数値「127」よりも小さいと判断された場合には(S835:YES)、そのままS840に移行する。
S840では、音量設定を調整中のトラック番号を示す情報、および受け付けた音量設定値を示す情報を表示中の画面に合成して表示部36に表示させる(図12参照)。
続くS845では、音量設定を調整中のトラック番号を示す情報、および受け付けた音量設定値を示す情報に基づき、ワークエリア24gが記憶している演奏データ中の特定のトラックにおける音量設定値を変更することでデータ更新を行う(図3および図4参照)。
続くS850では、音量設定が確定したか否かを判断する。音量設定が確定してはいないと判断された場合には(S850:NO)、S825に移行する。一方、音量設定が確定したと判断された場合には(S850:YES)、S815に移行する。
[効果]
(1)このように第一実施形態のカラオケ装置1によれば、次のような効果を奏する。すなわち、従来のカラオケ装置においては、利用者がエクスプレッションを変更可能とすると他の曲においてもその設定が残ってしまって他の曲のバランスが崩れてしまうという問題があった。これに対して第一実施形態のカラオケ装置1によれば、図5に例示するように、MIDIデータの各トラックには、演奏データ作成者が予め調整範囲の上限および下限を設定することによって前記作成者が許容する音量設定を調整可能な調整範囲を示すデータが付加されており、利用者からの指示に従ってその範囲内で音量設定を変更してカラオケ演奏を行うので、たとえ利用者が特定の演奏データのボリュームやエクスプレッションなどの音量設定を変更しても、その変更量は演奏データ作成者の許容範囲内となり、演奏データ作成者が考慮する他の演奏曲のバランスがその変更によって崩れるのを回避することができる。
(2)また、このように第一実施形態のカラオケ装置1によれば、上述の調整範囲データには、演奏データ中の音量設定値に対して、利用者からの変更指示に基づいて、カラオケ演奏中の音量設定値を再設定する際に、その再設定値が再設定以前の数値より増加可能な上限値またはその再設定値が再設定以前の数値より減少可能な下限値の何れかを指示することで、上述の調整範囲を絶対的に指示する旨のデータが含まれる。このことにより、例えばボリューム設定のように曲中で音量設定値が頻繁には変化しない音量設定において、調整範囲を絶対的に指示することで利用者が意図する音量設定の指示をより正確に反映させることができる。
(3)また、このように第一実施形態のカラオケ装置1によれば、上述の調整範囲データには、演奏データ中の音量設定値に対して、利用者からの変更指示に基づいて、カラオケ演奏中の音量設定値を再設定する際に、その再設定値が再設定以前の数値より増加または減少する比率を指示することで、上述の調整範囲を相対的に指示する旨のデータが含まれる。このことにより、例えばエクスプレッション設定のように曲中で音量設定値が頻繁に変化する音量設定において、調整範囲を相対的に指示することでその音量設定値の変化を指示しやすくすることができる。
(4)また、このように第一実施形態のカラオケ装置1によれば、上述の調整範囲データには、調整範囲を相対的に指示する旨のデータまたは調整範囲を絶対的に指示する旨のデータを識別するための識別情報が含まれており、音声制御部24のCPU24eが、その識別情報(フラグ)に基づき、調整範囲データの形式を判断して調整範囲を設定する。このことにより、利用者の様々な好みを音量設定に反映させることができ、利用者の利便性をより高めることができる。
(5)また、このように第一実施形態のカラオケ装置1によれば、調整範囲を相対的に指示する旨のデータが調整範囲データに含まれるときにおいて、調整範囲データによる指示によって音量設定値がMIDIデータ形式における最大値である数値「127」を超える場合には、音声制御部24のCPU24eが、数値「127」として変更後の音量設定値を設定する。このことにより、音量設定の変更に伴って違和感が生じるのを防ぐことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
カラオケシステムの全体構成を示すブロック図である。 カラオケシステムの音声制御部の構成を示すブロック図である。 SMF(Standard MIDI File)形式のMIDIデータ列を示す説明図(1)である。 コマンダオリジナル形式のMIDIデータ列を示す説明図(2)である。 (a)従来のMIDIデータを構成する各トラックを示す説明図であり、(b)は、本発明のMIDIデータを構成する各トラックを示す説明図であり、より具体的には、調整範囲データが付加されたMIDIトラックの調整範囲による音声制御部24の音量への作用を示す説明図である。 ロータリーエンコーダを示す説明図である。 (a)はカラオケ装置の制御部が実行する入力受付処理を示すフローチャートであり、(b)は選曲テーブルを示す説明図である。 カラオケ装置の制御部が実行するメイン処理を示すフローチャートである。 カラオケ装置の音声制御部が実行するメイン処理を示すフローチャートである。 カラオケ装置の音声制御部が実行する演奏処理を示すフローチャートである。 カラオケ装置の音声制御部が実行する音量設定変更処理を示すフローチャートである。 カラオケ装置の音声制御部が実行する音量設定変更処理を示す説明図である。
符号の説明
1…カラオケ装置、2…リモコン端末、12…制御部、14…インタフェース部、16…ハードディスク(HDD)、18…操作部、18a…ロータリーエンコーダ、20…赤外線通信部、22…操作処理部、24…音声制御部、24a…バス、24b,24f…I/F、24c…ROM、24d…RAM、24e…CPU、24g…ワークエリア、24h…バッファエリア、24i…設定内容記憶エリア、26…マイクロフォン、28…スピーカ、30…MIDI音源、32,64…ビデオRAM、34…映像再生部、36…表示部、38…映像制御部、52…制御部、54…赤外線通信部、56…メモリ、58…表示部、60…操作部、62…操作処理部、66…映像制御部、68…無線LAN通信部、100…ネットワーク、110…無線アクセスポイント

Claims (6)

  1. MIDIデータの形式で作成された演奏データを記憶する演奏データ記憶手段と、
    前記演奏データを前記演奏データ記憶手段から取得可能な演奏データ取得手段と、
    前記演奏データ取得手段によって取得された演奏データを一時的に記憶可能なバッファと、
    前記演奏データ取得手段によって取得された後に前記バッファへ記憶された演奏データを読み出し、その読み出した演奏データに基づいてカラオケ演奏を行うカラオケ演奏手段と、
    を備えるカラオケ装置であって、
    前記演奏データには音量設定を調整可能な範囲を示す調整範囲データが含まれており、
    前記バッファが記憶する前記演奏データ中の前記調整範囲データを参照して、前記バッファが記憶する前記演奏データが前記カラオケ演奏手段によってカラオケ演奏される際に、音量設定を変更可能な範囲を設定する設定手段と、
    利用者による音量設定を変更する旨の変更指示を受け付け可能な受付手段と、
    前記受付手段が前記変更指示を受け付けた場合には、その受け付けた変更指示に基づき、前記設定手段によって設定された音量設定を調整可能な範囲内で前記バッファが記憶する演奏データを更新するデータ更新手段と、
    を備えることを特徴とするカラオケ装置。
  2. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記調整範囲データには、前記演奏データ中の音量設定値に対して、前記変更指示に基づいて、カラオケ演奏中の前記音量設定値を再設定する際に、その再設定値が再設定以前の数値より増加可能な上限値またはその再設定値が再設定以前の数値より減少可能な下限値の何れかを指示することで前記調整範囲を絶対的に指示する旨のデータが含まれることを特徴とするカラオケ装置。
  3. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記調整範囲データには、前記演奏データ中の音量設定値に対して、前記変更指示に基づいて、カラオケ演奏中の前記音量設定値を再設定する際に、その再設定値が再設定以前の数値より増加または減少する比率を指示することで前記調整範囲を相対的に指示する旨のデータが含まれることを特徴とするカラオケ装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載のカラオケ装置において、
    前記調整範囲データには前記調整範囲を相対的に指示する旨のデータまたは前記調整範囲を絶対的に指示する旨のデータを識別するための識別情報が含まれており、
    前記設定手段は、その識別情報に基づいて、前記調整範囲データの形式を判断して前記調整範囲を設定すること
    を特徴とするカラオケ装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載のカラオケ装置において、
    前記設定手段は、前記調整範囲を相対的に指示する旨のデータが前記調整範囲データに含まれるときにおいて、前記調整範囲データによる指示によって音量設定値がMIDIデータ形式における最大値である数値「127」を超える場合には、数値「127」として変更後の音量設定値を設定することを特徴とするカラオケ装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載のカラオケ装置において、
    前記設定手段は、前記調整範囲データが示す調整範囲を当該カラオケ装置の操作パネルが備えるエンコーダの可変範囲に反映させることで、音量設定を調整可能な範囲を設定することを特徴とするカラオケ装置。
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