JP4148206B2 - カラオケ装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ガイドメロディを含む演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う機能を有するカラオケ装置において、複数種別の音色にてガイドメロディを用意しなくても、ガイドメロディの音色を様々な設置場所に合致させる技術に関する。
従来より、ガイドメロディを含む演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う機能を有するカラオケ装置が知られている。ここでガイドメロディとは、カラオケ演奏に合わせて歌おうとする人が主旋律をうろ覚えの場合などに、その補助となるよう演奏されるメロディパートを云う。このガイドメロディは、基本的には主な設置場所であるカラオケボックスにて利用されることを想定して、楽曲ごとに様々な音色にて作成されている。なお、ガイドメロディに使われる音色の種別の具体例としては、ビブラフォンやピアノ、フルート、ハーモニカなどが挙げられる。
また、上述のようなカラオケ装置の中には、ガイドメロディの音符の長さや音高を変更するものがある(例えば、特許文献1参照。)。また、上述のようなカラオケ装置の中には、ガイドメロディの音量を変化させるものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−267652号公報(第4頁、図2,3,6) 特開平9−81166号公報(第5頁、図1)
しかし、上述のようにカラオケボックスに設置されることを前提に各楽曲におけるガイドメロディが作成されているカラオケ装置においては、想定された設置場所とは異なる雰囲気や音響効果を有する設置場所(例えばスナックなど)に設置されたときに、ガイドメロディのカラオケ演奏に違和感が生じることがある。一例を挙げると、カラオケボックスにて若年層が利用することを想定してガイドメロディの音色をビブラフォンにて作成された楽曲を、スナックなどで中高年層が利用した場合には、楽曲によってはガイドメロディの音色としてのビブラフォンでは違和感が生じるといった具合である。なお、ガイドメロディの音符の長さや音高を変更したりガイドメロディの音量を変化したりしても、上述のような問題を解決することはできない。
なお、全演奏データについて、複数の設置場所を想定して複数の音色の種別にてガイドメロディを作成することも考えられるが、上述のように近年のカラオケ装置には、数万曲という膨大な数量の演奏データが用意されているため、その作成に膨大な工数が必要となる。
本発明は、このような不具合に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ガイドメロディを含む演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う機能を有するカラオケ装置において、複数種別の音色にてガイドメロディを用意しなくても、ガイドメロディの音色を様々な設置場所に合致させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係るカラオケ装置は、「当該カラオケ装置が設置された場所の特徴に応じて演奏データに含まれるガイドメロディの音色の種別を変更し、カラオケ演奏すること」を特徴とする。
具体的には、演奏データ記憶手段(16:この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための最良の形態」欄で用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。)が、音色が指定されたガイドメロディを含み、MIDIデータの形式で作成された演奏データを記憶しており、カラオケ演奏手段(24,30)が、演奏データ取得手段(12)が演奏データ記憶手段から取得したMIDIデータに基づいてカラオケ演奏を行う。また、特徴情報取得手段(18,20,22)が、例えば当該カラオケ装置が備える操作部(18)やリモコン端末(2)、外部のホストコンピュータなどから特徴情報を取得可能であり、対応テーブル記憶手段(12)が、当該カラオケ装置が設置される場所に関する特徴とガイドメロディの音色の種別とを対応付けた対応テーブルを記憶する。なお、特徴情報とは、当該カラオケ装置が設置される場所に関する特徴を示す情報を云う。設置場所の特徴とは、客層の違いや雰囲気の違いから生じるものであり、一例を挙げると、例えばカラオケボックスでは客層が若者中心であってその雰囲気は比較的騒がしく、スナックやナイトクラブでは客層が中高年中心であってその雰囲気は比較的静かでゆったりしているといった具合である。
そして、音色種別特定手段(12)が、特徴情報取得手段によって取得された特徴情報に基づき、演奏データ取得手段によって取得された演奏データに含まれるガイドメロディの音色の種別を、前記対応テーブル記憶手段が記憶する対応テーブルを参照して特定する。さらに、上述の演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う場合において演奏データに含まれるガイドメロディの音色の種別がその音量が減衰する楽器の音色であるときには、カラオケ演奏手段が、ガイドメロディを構成する各音のノートオンからノートオフまでの時間である音長を次のノートとの間のステップ値間隔以下となるように調整して、そのガイドメロディの本来の音色の種別ではなく音色種別特定手段によって特定された音色の種別に基づいてガイドメロディをカラオケ演奏する。
従来のカラオケ装置では、ガイドメロディの音符の長さや音高を変更したりガイドメロディの音量を変化させたりしたにもかかわらず、ガイドメロディの演奏に違和感が生じることやガイドメロディのカラオケ演奏が聞きにくいことがあった。これに対して本発明によれば、ガイドメロディを含む演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う機能を有するカラオケ装置において、複数種別の音色にてガイドメロディを用意しなくても、ガイドメロディの音色を様々な設置場所に合致させることができる。
ところで、上述のようなガイドメロディの音色の種別を変更した場合には、エフェクトや音量などのガイドメロディに関する設定内容も同時に変更した方が望ましい。そこで、請求項2のように、演奏データにはガイドメロディに関する設定を示すガイドメロディ設定情報が含まれており、ガイドメロディの本来の音色の種別にてガイドメロディをカラオケ演奏する場合には、カラオケ演奏手段が、演奏データに含まれるガイドメロディ設定情報に基づいてガイドメロディをカラオケ演奏し、一方、ガイドメロディの本来の音色の種別ではなく音色種別特定手段によって特定された音色の種別に基づいてガイドメロディをカラオケ演奏する場合には、カラオケ演奏手段が、ガイドメロディに関する設定内容をその特定された音色の種別に応じて変更してガイドメロディをカラオケ演奏することが考えられる。なお、ガイドメロディに関する設定情報の具体例としては、エフェクトや音量に関する設定情報が挙げられる。また、上述のガイドメロディに関する設定内容をその特定された音色の種別に応じて変更する具体例としては、例えば音色の種別ごとに予め設定された数値をエフェクトの値や音量などに掛け合わせるといった具合である。このようにすれば、変更後のガイドメロディの音色を様々な設置場所にさらに合致させることができる。
また、カラオケ装置が広告用の楽曲を演奏しているときには、利用者がその広告を観ることに集中しているため、利用者がその楽曲の演奏に合わせて歌唱する可能性は低いと考えられる。また、ビンゴなどのイベント用の楽曲を演奏している場合にも、利用者がイベントに集中しているため、利用者がその楽曲の演奏に合わせて歌唱する可能性は低いと考えられる。
そこで、広告用の楽曲やイベント用の楽曲を演奏している場合には、その演奏データにガイドメロディが含まれていても、ガイドメロディの音色の種別を変更しないことが考えられる。具体的には、請求項3のように、利用者が演奏に合わせて歌唱しない設定にて演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う場合には、カラオケ演奏手段が、音色種別特定手段によって特定された音色の種別と演奏データに含まれるガイドメロディの本来の音色の種別とが異なるときでも、ガイドメロディの本来の音色の種別に基づいてガイドメロディのカラオケ演奏を行うことが考えられる。なお、利用者が演奏に合わせて歌唱しない設定にて演奏データの具体例としては、上述の広告用の楽曲やビンゴなどのイベント用の楽曲、BGMなどが挙げられる。
このようにすれば、広告用の楽曲やイベント用の楽曲などを演奏している場合に、その変更が不要にもかかわらずガイドメロディの音色の種別を変更することを防ぐことができる。
なお、上述のようにガイドメロディの本来の音色の種別に基づいてガイドメロディのカラオケ演奏を行う場合には、具体的には次のようにすることが考えられる。すなわち、(イ)音色種別特定手段における当該カラオケ装置が設置された場所の特徴に応じたガイドメロディの音色の種別の特定処理を行わないようにすることが考えられる。また、(ロ)上述のガイドメロディの音色の種別の特定処理は行うが、その特定されたガイドメロディの音色の種別をカラオケ演奏手段には知らせることや、(ハ)音色種別特定手段によって特定されたガイドメロディの音色の種別を知らされてもカラオケ演奏手段が採用しないようにすることが考えられる。
ところで、例えばビブラフォンのように音が減衰する楽器の場合には、ガイドメロディを構成する各音についてはノートオンからノートオフまでの時間をビブラフォンに適した時間に設定している。このようなガイドメロディの音色の種別を例えばハーモニカのように音が減衰しにくい楽器に変更した場合には、各音が減衰する前にノートオフによって音量が消され、違和感を与えてしまうおそれがある。
そこで、請求項のように、演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う場合において演奏データに含まれるガイドメロディの音色の種別がその音量が減衰する楽器の音色であるときには、カラオケ演奏手段が、ガイドメロディを構成する各音のノートオンからノートオフまでの時間である音長を次のノートとの間のステップ値間隔以下となるように調整して、そのガイドメロディの本来の音色の種別ではなく音色種別特定手段によって特定された音色の種別に基づいてガイドメロディをカラオケ演奏することが考えられる。なお、「音長」とは、ノートオンからノートオフまでの時間を云う。また、ノートオンとは、ガイドメロディの音が、設定された音程で出力されるタイミングを云い、ノートオフとは、ガイドメロディの音の出力が停止され、音程が消されるタイミングを云う。
なお、上述の「音量が減衰する楽器の音色」の具体例としては、ビブラフォンの音色などが挙げられる(請求項4)。
上述のガイドメロディを構成する各音の音長を調整する手法としては、次のようなものが考えられる。すなわち、(ニ)ノートオンからノートオフまでの時間に対して所定の数値を増減することによりノートオフのタイミングを変化させてもよいし、(ホ)ノートオンからノートオフまでの時間に対して所定の数値を掛け合わせることによりノートオフのタイミングを変化させてもよいし、(ヘ)所定の計算式を用いてノートオンからノートオフまでの時間を変化させてもよい。また、上述の数値については、(ト)一律に設定された数値を用いてもよいし、(チ)複数の範囲ごとに数値を予め設定しておき、ノートオンからノートオフまでの時間が含まれる範囲に設定された数値を用いるようにしてもよい。
このようにすれば、ガイドメロディの音色の種別が例えばビブラフォンのように音量が減衰する楽器から例えばハーモニカのように音量が減衰するとは限らない楽器に変更された場合でも、ハーモニカの音量が極端に短いノートオフによって発音した直後に音が消されたり、ノートオフの時間が長い場合には、音が長時間消えないような違和感を与えてしまうといったことを防ぐことができる。
また、ガイドメロディに対して複数の音色が指定されている場合には、カラオケ演奏手段が、複数の音色のうち上述の条件に該当する音色について、各音の音長を調整してガイドメロディのカラオケ演奏を行うことが考えられる。
なお、演奏データに基づいてカラオケ演奏が行われた際の利用者による歌唱を、ガイドメロディを構成する各音のノートオンのタイミングおよびノートオフのタイミングを考慮して採点するカラオケ装置においては、上述のようにガイドメロディを構成する各音の音長を調整してガイドメロディのカラオケ演奏を行う場合、ガイドメロディの各音の継続時間が変更されるため、同一の利用者が同じように歌唱をしても採点結果が異なるといった事態が発生する。
そこで、歌唱の採点時にはガイドメロディの音色の種別を変更する前のノートオフをそのまま利用することが考えられる。具体的には、請求項5のように、カラオケ演奏手段によって演奏データに基づいてカラオケ演奏が行われた際の利用者による歌唱を、歌唱の音程と演奏データから抽出した各音の音程とを比較することで採点する歌唱採点手段を備え、歌唱採点手段が、上述のようにカラオケ演奏手段によってガイドメロディを構成する各音の音長をステップ値間隔以下となるよう調整してガイドメロディのカラオケ演奏が行われた場合であっても、その調整後のノート情報ではなく調整前のノート情報から抽出した音程を用いて利用者による歌唱を採点することが考えられる。
このようにすれば、上述のようにカラオケ演奏手段によってガイドメロディを構成する各音の音長をステップ値間隔以下となるよう調整してガイドメロディのカラオケ演奏が行われた場合でも、歌唱の採点基準を同一に維持することができ、同一の利用者が同じように歌唱をしても採点結果が異なるといった事態が発生することを防ぐことができる。
なお、請求項6に示すように、請求項1〜請求項4の何れかに記載のカラオケ装置における音色種別特定手段およびカラオケ演奏手段は、コンピュータを機能させるプログラムとして実現できる。また、請求項5に記載のカラオケ装置における音色種別特定手段、カラオケ演奏手段および歌唱採点手段は、コンピュータを機能させるプログラムとして実現できる。したがって、本発明は、プログラムの発明として実現できる。また、このようなプログラムの場合、例えば、FD、MO、DVD−ROM、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として本プログラムを記録しておき、ROMあるいはバックアップRAMをコンピュータに組み込んで用いても良い。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
カラオケシステムは、図1に示すように、カラオケ装置1とリモコン端末2とがデータ通信可能に構成されたものである。
[カラオケ装置1の構成の説明]
カラオケ装置1は、カラオケ装置1全体の動作を制御する制御部12、カラオケ装置1をネットワーク100に接続するためのインタフェース部14、演奏楽曲の伴奏内容および歌詞を示す楽曲データや映像データなどを記憶するハードディスク(HDD)16、複数のキー・スイッチからなる操作部18、リモコン端末2からの赤外線信号を赤外線通信規格(IrDA)に従って受信するための赤外線通信部20、操作部18からの信号を処理する操作処理部22、ハードディスク16に記憶された楽曲データから演奏楽曲のオーディオ信号(音響,音声に関する信号)を生成し、生成されたオーディオ信号およびマイクロフォン26から入力されたオーディオ信号を増幅してスピーカ28へ出力する音声制御部24、MIDI音源30、映像情報を一時的に記憶するビデオRAM32、映像データに基づく映像の再生を制御する映像再生部34、ビデオRAM32に記憶された映像情報および映像再生部34により再生される映像の表示部36での表示を制御する映像制御部38などを備えている。また、制御部12と音声制御部とはUSB40によって接続されている。また、制御部12は、後述する入力受付処理、メイン処理、ゲーム動作処理、ビンゴゲーム動作処理および採点処理の各処理を実行する。
なお、制御部12は、演奏データ取得手段、対応テーブル記憶手段および音色種別特定手段に該当する。また、HDD16は演奏データ記憶手段に該当する。また、操作部18、赤外線通信部20および操作処理部22は、特徴情報取得情報に該当する。また、音声制御部24およびMIDI音源30はカラオケ演奏手段に該当する。
[リモコン端末2の構成の説明]
リモコン端末2は、リモコン端末2全体の動作を制御する制御部52、カラオケ装置1に赤外線信号を赤外線通信規格(IrDA)に従って送信する赤外線通信部54、各種情報を記憶するメモリ56、表示部58の表示領域に沿って設置されるタッチパネルおよび複数のキー・スイッチからなる操作部60、操作部60からの信号を処理する操作処理部62、映像情報を一時的に記憶するビデオRAM64、ビデオRAM64に記憶された映像情報の表示部58での表示を制御する映像制御部66、ネットワーク100に接続された無線アクセスポイント110との間で無線LAN規格(例えば、IEEE802.11a/b/g規格,HomeRF規格,Bluetooth規格など)に従った無線通信を行うための無線LAN通信部68、などを備えている。また、音声制御部24は、後述するメイン処理、演奏処理、送信対象トラック出力処理、ノートデータ出力処理、音色非変更出力処理、ノートオフテーブルデータ出力処理および採点処理の各処理を実行する。
[カラオケ装置1の入力受付処理]
以下に、カラオケ装置1の制御部12により実行される入力受付処理の処理手順を図2のフローチャートに基づいて説明する。この入力受付処理は、カラオケ装置1が起動している間に繰り返し実行される。
まず、ステップS110では、利用者が予約したカラオケ演奏曲の選曲情報を記憶するための選曲テーブルを初期化する(図15参照)。
続くS120では、利用者によって操作部18を介して選曲情報の入力があったか否かを判断する。操作部18を介して選曲情報の入力がなかった場合には(S120:No)、再び本S120を繰り返し実行することにより、利用者によって操作部18を介して選曲情報の入力があるまで待機する。一方、操作部18を介して選曲情報の入力があった場合には(S120:Yes)S130へ移行する。
S130では、上述の選曲テーブルの記憶内容が一杯であるか否かを判断する。上述の選曲テーブルの記憶内容が一杯である場合には(S130:Yes)、演奏が終了するなどにより選曲テーブルの記憶内容に空きスペースが生じるまでは新たな選曲情報は記憶できないため、再びS120に戻ってS120以降の処理を繰り返し実行する。一方、上述の選曲テーブルの記憶内容が一杯であると判断した場合には(S130:No)、S140へ移行する。
S140では、先のS120にて操作部18を介して入力された選曲情報を選曲テーブルに登録する。そして、S120へ移行する。
[カラオケ装置1の制御部12のメイン処理]
以下に、カラオケ装置1の制御部12により実行されるメイン処理の処理手順を図3のフローチャートに基づいて説明する。このメイン処理は、カラオケ装置1が起動している間に繰り返し実行される。また、本メイン処理と上述の入力受付処理とは、制御部12においてマルチタスク処理によって並行して非同期で実行される。
まず、ステップS210では、各種初期化処理を実行する。一例を挙げると、操作部18を入力待ちにするといった具合である。
続くS220では、選曲待ちの際にBGMとして演奏するためのBGMデータを、HDD16から読み出して音声制御部24にUSB40を介して送信する。
続くS230では、先のS220にて音声制御部24に対して送信したBGMデータを再生する旨の指示を音声制御部24に送信する。
続くS240では、上述の入力受付処理のS140において選曲テーブルに選曲情報の入力が行われたか否かを判断する。選曲テーブルに選曲情報の入力が行われた場合には(S240:Yes)、後述するS260へ移行する。一方、選曲テーブルに選曲情報の入力が行われてはいない場合には(S240:No)、S250へ移行する。
S250では、音声制御部24によるBGMデータの演奏が終了しているか否かを判断する。音声制御部24によるBGMデータの演奏が終了していない場合には(S250:No)、S240に戻る。一方、音声制御部24によるBGMデータの演奏が終了している場合には(S250:Yes)、選曲待ちの間に次のBGMデータを音声制御部24に送信して演奏させるため、S220へ移行する。
さて、先のS240において選曲テーブルに選曲情報の入力が行われた場合へ移行するS260では、選曲テーブルに入力された選曲情報に基づいて楽曲の演奏を行うため、BGMデータの演奏を中止する旨の指示を音声制御部24に送信する。
続くS270では、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分が空いている状態であるか否かを判断する。選曲テーブルの記憶領域における先頭部分が空いている状態である場合には(S270:Yes)、選曲待ちであると判断し、その間BGMデータの演奏を行うためにS220へ移行する。一方、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分が空いておらず選曲情報が登録されている場合には(S270:No)、S280へ移行する。
S280では、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分に登録された選曲情報が曲番号であるのか否かを判断する。選曲テーブルの記憶領域における先頭部分に登録された選曲情報が曲番号ではない場合には(S280:No)、登録された曲番号はゲーム番号であると判断し、そのゲーム番号に該当するゲームプログラムをHDD16から読み出して起動し(S350)、S270へ移行する。一方、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分に登録された選曲情報が曲番号であると判断された場合には(S280:Yes)、
S290へ移行する。
S290では、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分に登録された選曲情報である曲番号に該当する演奏データをHDD16から読み出して音声制御部24に送信する。
続くS300では、特徴情報を参照してガイドメロディの設定を変更するか否かを判断する。なお、特徴情報とは、カラオケ装置1が設置される場所に関する特徴を示す情報を云う。また、設置場所の特徴とは、客層の違いや雰囲気の違いから生じるものであり、一例を挙げると、例えばカラオケボックスでは客層が若者中心であってその雰囲気は比較的騒がしく、スナックやナイトクラブでは客層が中高年中心であってその雰囲気は比較的静かでゆったりしているといった具合である。このような特徴情報は、操作部18やリモコン端末、外部のホストコンピュータなどを介して入力される。ガイドメロディの設定を変更しないと判断した場合には(S300:No)、S310を処理せずにS320へ移行する。一方、ガイドメロディの設定を変更すると判断した場合には(S300:Yes)、ガイドメロディを変更する旨を音声制御部300に送信してS320へ移行する。
S320では、先のS290にて音声制御部24に送信した演奏データの演奏を開始するため、その旨を示す指示を音声制御部24に送信する。
続くS330では、選曲テーブルの記憶領域における先頭部分を初期化して空いている状態として他の記憶内容を順次繰り上げる。
続くS340では、音声制御部24による演奏データの演奏が終了しているか否かを判断する。音声制御部24による演奏データの演奏が終了していない場合には(S340:No)、本S340を繰り返し実行することによりその演奏データの演奏が終了するまで待機する。一方、音声制御部24による演奏データの演奏が終了している場合には(S340:Yes)、次の演奏データを音声制御部24に送信して演奏させるため、S270へ移行する。
[カラオケ装置1のゲーム動作処理]
以下に、カラオケ装置1の制御部12により実行されるゲーム動作処理の処理手順を図4のフローチャートに基づいて説明する。このゲーム動作処理は、先のメイン処理のS350においてゲームプログラムをHDD16から読み出して起動する際に実行される。
まず、ステップS410では、当該ゲーム動作に関係する部分について初期化処理を実行する。一例を挙げると、表示部36に表示させる画面をカラオケ画面からゲーム用画面に切り替えるように制御部12が映像制御部38の設定を行うといった具合である。
続くS421からS424では、HDD16が記憶するゲームを実行する際に、ゲームの進行に応じてゲームストーリを変化させるために、ゲーム処理をゲームの進行に応じて選択する。ゲーム進行状態が分岐1である場合には(S421:Yes)、分岐条件1に応じたゲーム用BGMデータを、HDD16から読み出して音声制御部24にUSB40を介して送信し(S430)、続いて音声制御部24に対して送信したゲーム用BGMデータを再生する旨の指示を音声制御部24に送信する(S440)。そして、S421へ移行する。
一方、ゲーム進行状態が分岐2である場合には(S422:Yes)、分岐条件2に応じたゲーム用BGMデータを、HDD16から読み出して音声制御部24にUSB40を介して送信し(S450)、続いて音声制御部24に対して送信したゲーム用BGMデータを再生する旨の指示を音声制御部24に送信する(S460)。そして、S421へ移行する。
また、ゲーム進行状態が分岐3である場合には(S423:Yes)、分岐条件3に応じた処理群1を実行する。そして、S421へ移行する。
また、ゲーム進行状態が分岐4である場合には(S424:Yes)、分岐条件4に応じた処理群2を実行する。そして、S421へ移行する。
また、ゲーム進行状態が分岐1から分岐4のいずれにも該当しない場合には(S424:No)、ゲームが終了しているか否かを判断し(S490)、ゲームが終了していない場合には(S490:No)S421へ移行する。一方、ゲームが終了している場合には(S490:Yes)、ゲーム終了処理を実行し(S495)、本処理を終了する。
[カラオケ装置1のビンゴゲーム動作処理]
以下に、カラオケ装置1の制御部12により実行されるビンゴゲーム動作処理の処理手順を図4のフローチャートおよび図6に基づいて説明する。なお、図6はカラオケ装置の制御部が実行するビンゴゲーム動作処理を説明する説明図である。このビンゴゲーム動作処理は、先に説明したゲーム動作処理の一形態であり、先のメイン処理のS350においてビンゴゲームプログラムをHDD16から読み出して起動する際に実行される。
まず、ステップS510では、ゲーム内部におけるモードを通常モードとする。ここで「通常モード」とは、ゲームの入力待ち状態を云う。
続くS515では、通常モードにおいて未演奏状態であるか否かを判断する。通常モードにおいて未演奏状態であると判断した場合には(S515:Yes)、通常モード用BGMデータを、HDD16から読み出して音声制御部24にUSB40を介して送信し(S520)、続いて音声制御部24に対して送信した通常モード用BGMデータを再生する旨の指示を音声制御部24に送信する(S525)。そして、再びS515へ移行する。一方、通常モードにおいて未演奏状態ではないと判断した場合には(S515:No)、S530へ移行する。
S530では、数字決定モードにおいて未演奏状態であるか否かを判断する。数字決定モードにおいて未演奏状態であると判断した場合には(S530:Yes)、数字決定モード用BGMデータを、HDD16から読み出して音声制御部24にUSB40を介して送信し(S535)、続いて音声制御部24に対して送信した数字決定モード用BGMデータを再生する旨の指示を音声制御部24に送信する(S540)。そして、再びS515へ移行する。一方、数字決定モードにおいて未演奏状態ではないと判断した場合には(S530:No)、S545へ移行する。
続くS545では、通常モードにおいてパネル入力による数字決定を行うべきか否かを判断する。具体的には、ゲームを行う者によって操作部18の選曲ボタンが押されたか否かによって判断する。通常モードにおいてパネル入力による数字決定を行うべきであると判断した場合には(S545:Yes)、ゲーム内部におけるモードを数字決定モードに変更する(S550)。なお、数字決定モードとは、ビンゴゲームにおける数字を決定させている際の状態を云う。そして、再びS515へ移行する。一方、通常モードにおいてパネル入力による数字決定を行うべきではないと判断した場合には(S545:No)、S555へ移行する。
続くS555では、数字決定モードであるか否かを判断する。数字決定モードであると判断した場合には(S555:Yes)、数字決定演出処理を実行し(S560)、演奏データの演奏を中止する旨を示す指示を音声制御部24に対して送信し(S565)、さらに、ゲーム内部におけるモードを通常モードに変更する(S570)。そして、再びS515へ移行する。
一方、数字決定モードではないと判断した場合には(S555:No)、S575へ移行する。
S575では、パネル入力による数字入力を終了すべきか否かを判断する。具体的には、ゲームを行う者によって操作部18の演奏停止ボタンが押されたか否かによって判断する。パネル入力による数字入力を終了すべきではないと判断した場合には(S575:No)、再びS515へ移行する。一方、パネル入力による数字入力を終了すべきであると判断した場合には(S575:Yes)、演奏データの演奏を中止する旨を示す指示を音声制御部24に対して送信し(S580)、本処理を終了する。
[カラオケ装置1の音声制御部24のメイン処理]
以下に、カラオケ装置1の音声制御部24により実行されるメイン処理の処理手順を図7のフローチャート、図16および図17に基づいて説明する。なお、図16は、MIDIデータを構成する各トラックを示す説明図であり、図17は、MIDI規格バイト列を示す説明図である。このメイン処理は、カラオケ装置1が起動している間に繰り返し実行される。
まず、ステップS610では、制御部12から演奏データが送信されているか否かを判断する。制御部12から演奏データが送信されていると判断した場合には(S610:Yes)その演奏データを受信する。そして、複数のトラックで構成されるMIDI形式の演奏データ(図16参照)をMIDI転送バイト列(図17参照)に変換し、内蔵RAMに格納する。
一方、制御部12から演奏データが送信されていないと判断した場合には(S610:No)、S620へ移行する。
S620では、制御部12からガイドメロディを変更する旨の指示が送信されているか否かを判断する。制御部12からガイドメロディを変更する旨の指示が送信されていると判断した場合には(S620:Yes)、その指示を受信して内蔵するRAMに格納する。一方、制御部12からガイドメロディを変更する旨の指示が送信されていないと判断した場合には(S620:No)、S630へ移行する。
S630では、制御部12から演奏データの演奏を開始する旨の指示が送信されているか否かを判断する。制御部12から演奏データの演奏を開始する旨の指示が送信されていないと判断した場合には(S630:No)、S610へ移行する。一方、制御部12から演奏データの演奏を開始する旨の指示が送信されていると判断した場合には(S630:Yes)、S640へ移行する。
S640では、演奏データの受信が完了しているか否かを判断する。演奏データの受信が完了していないと判断した場合には(S640:No)、S610へ移行する。一方、演奏データの受信が完了していると判断した場合には(S640:Yes)、後述する演奏処理を実行する(S650)。そして、演奏処理が終了したらその旨を示す情報を制御部12に送信し、内蔵するRAMに格納したガイドメロディを変更する旨の指示を消去する。そして、S610へ移行する。
[カラオケ装置1の音声制御部24の演奏処理]
以下に、カラオケ装置1の音声制御部24により実行される演奏処理の処理手順を図8のフローチャートおよび図12に基づいて説明する。なお、図12は、MIDIデータを示す説明図である。この演奏処理は、音声制御部24のメイン処理において、S650へ移行した際に実行される。
まず、ステップS710では、テンポ値より1ステップ当たりの時間を算出する。
続くS715では、各トラック先頭のアドレスを、各トラック別に「ポインタ変数(現在の読み込み位置)」に格納する。なお、上述のテンポ値とは、BPM(Beat Per Minute)で表される数値である。また、上述のポインタ変数とは、全トラックにおいて、各ト
ラック先頭のアドレスをトラック毎の読み出し位置として設定するための変数を云う。
続くS720では、音源の設定やボリューム値などの演奏に関するパラメータなどについて初期化処理を実行する。
続くS725では、現在のステップ値をゼロとし、後述するノートオフテーブル出力処理を実行する(S730)。続いて送信対象トラックを第1トラックに設定し(S735)、送信対象トラックの出力処理を実行する(S740)。なお、本送信対象トラックの出力処理については後述する。
続くS745では、送信対象トラックを次のトラックに設定する。
続くS750では、全てのトラックを送信対象トラックとしたか否かを判断する。全てのトラックを送信対象トラックとはしていないと判断した場合には(S750:No)、S740へ移行して以下の処理を繰り返し実行する。一方、全てのトラックを送信対象トラックとしたと判断した場合には(S750:Yes)、S755へ移行する。
S755では、現在のステップ値に数値「1」を加算する。
S760では、1ステップ分の時間待機する。そして、S765へ移行する。
S765では、制御部12から演奏データの演奏を中止する旨の指示が送信されているか否かを判断する。制御部12から演奏データの演奏を中止する旨の指示が送信されていると判断した場合には(S765:Yes)本処理を終了する。一方、制御部12から演奏データの演奏を中止する旨の指示が送信されていないと判断した場合には(S765:No)、S770へ移行する。
S770では、全てのトラックについて各トラックの終端まで到達しているか否かを判断する。全てのトラックについて各トラックの終端まで到達していないと判断した場合には(S770:No)、S730へ移行して以下の処理を繰り返し実行する。一方、全てのトラックについて各トラックの終端まで到達していると判断した場合には(S770:Yes)、本処理を終了する。
[カラオケ装置1の音声制御部24の送信対象トラック出力処理]
以下に、カラオケ装置1の音声制御部24により実行される送信対象トラック出力処理の処理手順を図9のフローチャートに基づいて説明する。この送信対象トラック出力処理は、音声制御部24の演奏処理において、S740へ移行した際に実行される。
まず、ステップS805では、送信対象トラックにおいて、演奏がトラックの終端まで到達しているか否かを判断する。演奏がトラックの終端まで到達していると判断した場合には(S805:Yes)本処理を終了する。一方、演奏がトラックの終端まで到達していないと判断した場合には(S805:No)、S810へ移行する。
S810では、現在の読み込み位置のデータ(現在位置データ)のデルタタイムを数値「1」減算する。
続くS815では、現在位置データのデルタタイムが数値「0」であるか否かを判断する。現在位置データのデルタタイムが数値「0」ではないと判断した場合には(S815:No)、本処理を終了する。一方、現在位置データのデルタタイムが数値「0」であると判断した場合には(S815:Yes)、S820へ移行する。
S820では、当該トラックの属性がガイドメロディであるか否かを判断する。当該トラックの属性がガイドメロディではないと判断した場合には(S820:No)、音色非変更出力処理を実行し(S825)、後述するS885へ移行する。一方、当該トラックの属性がガイドメロディであると判断した場合には(S820:Yes)、S830へ移行する。
S830では、当該トラックにおける音色の変遷を調査する「音色先読み処理」を実行する。
続くS835では、当該トラックにおける音色がビブラフォンであるか否かを判断する。当該トラックにおける音色がビブラフォンではないと判断した場合には(S835:No)、S825へ移行する。一方、当該トラックにおける音色がビブラフォンであると判断した場合には(S835:Yes)、S840へ移行する。
S840では、読み込んだデータがノートを示すデータであるか否かを判断する。読み込んだデータがノートを示すデータであると判断した場合には(S840:Yes)、後述するノート出力処理を実行し(S845)、後述するS885へ移行する。一方、読み込んだデータがノートを示すデータではないと判断した場合には(S840:No)、S850へ移行する。
S850では、読み込んだデータが、音色MAPまたは音色BANKの何れか一方を示すデータであるか否かを判断する。読み込んだデータが音色MAPまたは音色BANKの何れか一方を示すデータであると判断した場合には(S850:Yes)、現在位置のデータのパラメータを、指定値に置換して出力し(S855)、後述するS885へ移行する。一方、読み込んだデータが音色MAPまたは音色BANKの何れか一方を示すデータではないと判断した場合には(S850:No)、S860へ移行する。
S860では、読み込んだデータが音色設定に関するデータであるか否かを判断する。読み込んだデータが音色設定に関するデータではないと判断した場合には(S860:No)、後述するS870へ移行する。一方、読み込んだデータが音色設定に関するデータであると判断した場合には(S860:Yes)、S861へ移行する。
S861では、現在位置のデータのパラメータを、指定値に置換して出力する。
続く862では、先に置換したボリューム設定値を出力したか否かを判断する。先に置換したボリューム設定値を出力したと判断した場合には(S862:Yes)、後述するS864へ移行する。一方、先に置換したボリューム設定値を出力していないと判断した場合には(S862:No)、ボリューム設定値を新たに指定値に設定して出力し(S863)、S864へ移行する。
S864では、先に置換したビブラート設定値を出力したか否かを判断する。先に置換したビブラート設定値を出力したと判断した場合には(S864:Yes)、後述するS885へ移行する。一方、先に置換したビブラート設定値を出力していないと判断した場合には(S862:No)、ビブラート設定値を新たに指定値に設定して出力し(S865)、音色を変更した旨を内蔵するRAM等に記憶し(S866)、後述するS885へ移行する。
さて、S870では、読み込んだデータがボリューム設定値またはビブラート設定値の何れか一方であるか否かを判断する。読み込んだデータがボリューム設定値またはビブラート設定値の何れか一方ではないと判断した場合には(S870:No)、現在位置のデータをそのまま出力して後述するS885へ移行する。一方、読み込んだデータがボリューム設定値またはビブラート設定値の何れか一方であると判断した場合には(S870:Yes)、現在位置のデータのパラメータを、指定値に置換して出力し(S855)、該当する設定が置換済みである旨を内蔵するRAM等に記憶する(S874)。そしてS885へ移行する。
S885では、データを読み込む位置を1ステップ分進行させる。そしてS815へ移行して以下の処理を繰り返し実行する。
[カラオケ装置1の音声制御部24のノートデータ出力処理]
以下に、カラオケ装置1の音声制御部24により実行されるノートデータ出力処理の処理手順を図10のフローチャートおよび図18に基づいて説明する。なお、図18はMIDI演奏でノートのタイミングを変化させる様子を示す説明図である。
このノートデータ出力処理は、音声制御部24の送信対象トラック出力処理において、S845へ移行した際に実行される。
まず、ステップS905では、当該トラックにおける現在のノートと次のノートとのステップ値間隔を検出する。
S910では、先のS905にて検出した当該トラックにおける現在のノートと次のノートとのステップ値間隔が、数値「24」よりも小さいか否かを判断する。
S910では、上述のステップ値間隔が数値「24」よりも大きいと判断した場合には(S910:No)、後述するS920へ移行する。一方、上述のステップ値間隔が数値「24」よりも小さいと判断した場合には(S910:Yes)、S912へ移行し、上述のステップ値間隔に数値「4/5」を掛けた値が音長の値よりも大きいか否かを判断する。また、上述のステップ値間隔に数値「4/5」を掛けた値が音長の値よりも小さいと判断した場合には(S912:No)、後述するS940へ移行する。一方、上述のステップ値間隔に数値「4/5」を掛けた値が音長の値よりも大きいと判断した場合には(S912:Yes)、音長の値を、上述のステップ値間隔に数値「4/5」を掛けた値に変更し(S914)、後述するS940へ移行する。なお、「音長」とは、ノートオンからノートオフまでの時間を云う。また、ノートオンとは、ガイドメロディの音が、設定された音程で出力されるタイミングを云い、ノートオフとは、ガイドメロディの音の出力が停止され、音程が消されるタイミングを云う(図18参照)。
また、先のS910を実行した際に上述のステップ値間隔が数値「24」よりも大きいと判断した場合へ移行したS920では、上述のステップ値間隔が数値「48」よりも小さいか否かを判断する。上述のステップ値間隔が数値「48」よりも大きいと判断された場合には(S920:No)、後述するS930へ移行する。一方、上述のステップ値間隔が数値「48」よりも小さいと判断された場合には(S920:Yes)、S922へ移行し、上述のステップ値間隔に数値「3/4」を掛けた値が音長の値よりも大きいか否かを判断する。上述のステップ値間隔に数値「3/4」を掛けた値が音長の値よりも小さいと判断した場合には(S922:No)、後述するS940へ移行する。一方、上述のステップ値間隔に数値「3/4」を掛けた値が音長の値よりも大きいと判断した場合には(S922:Yes)、音長の値を、上述のステップ値間隔に数値「3/4」を掛けた値に変更し(S924)、後述するS940へ移行する。
また、先のS920を実行した際に上述のステップ値間隔が数値「48」よりも大きいと判断した場合へ移行したS930では、上述のステップ値間隔に数値「2/3」を掛けた値が音長よりも大きいか否かを判断する。上述のステップ値間隔に数値「2/3」を掛けた値が音長の値よりも小さいと判断した場合には(S930:No)、後述するS940へ移行する。一方、上述のステップ値間隔に数値「2/3」を掛けた値が音長の値よりも大きいと判断した場合には(S930:Yes)、音長の値を、上述のステップ値間隔に数値「2/3」を掛けた値に変更し(S932)、S940へ移行する。
さて、S940では、上述のステップ値間隔が数値「192」よりも小さいか否かを判断する。上述のステップ値間隔が数値「192」よりも大きいと判断された場合には(S920:No)、後述するS950へ移行する。一方、上述のステップ値間隔が数値「192」よりも小さいと判断された場合には(S940:Yes)S942へ移行し、上述のステップ値間隔が音長の値よりも小さいか否かを判断する。上述のステップ値間隔が音長の値よりも大きいと判断した場合には(S942:No)、後述するS946へ移行する。一方、上述のステップ値間隔が音長の値よりも小さいと判断した場合には(S942:Yes)、音長の値を、上述のステップ値間隔に変更し(S944)、後述するS946へ移行する。
また、先のS940を実行した際に上述のステップ値間隔が数値「192」よりも大きいと判断した場合へ移行したS950では、音長の値が数値「192」よりも大きいか否かを判断する。音長の値が数値「192」よりも小さいと判断した場合には(S950:No)、後述するS946へ移行する。一方、音長の値が数値「192」よりも大きいと判断した場合には(S950:Yes)、音長の値を数値「128」に変更し(S952)、S946へ移行する。
さて、S946では、ノートオンを出力する。
続くS948では、ノートオンコマンドよりノートオフコマンドを作成し、作成したノートオフコマンドを音長情報とともにノートオフテーブルに登録する。そして、本処理を終了する。
[カラオケ装置1の音声制御部24の音色非変更出力処理]
以下に、カラオケ装置1の音声制御部24により実行される音色非変更出力処理の処理手順を図11のフローチャートに基づいて説明する。この音色非変更出力処理は、音声制御部24の送信対象トラック出力処理において、S825へ移行した際に実行される。
まず、ステップS1010では、現在のデータが音色設定に関するデータであるか否かを判断する。現在のデータが音色設定に関するデータではないと判断した場合には(S1010:No)、後述するS1055へ移行する。一方、現在のデータが音色設定に関するデータであると判断した場合には(S1010:Yes)、S1015へ移行して現在のデータをそのまま出力する。
続くS1020では、先のS1015にて出力したデータについて、過去に音色の設定を変更していたか否かを判断する。当該したデータについて過去に音色の設定を変更していないと判断した場合には(S1020:No)、本処理を終了する。一方、当該したデータについて過去に音色の設定を変更していたと判断した場合には(S1020:Yes)、S1025へ移行する。
S1025では、ボリューム設定が既に通常状態に戻っているか否かを判断する。ボリューム設定が既に通常状態に戻っていると判断した場合には(S1025:Yes)、後述するS1035へ移行する。一方、ボリューム設定が通常状態に戻ってはいないと判断した場合には(S1025:No)、S1030へ移行して音色を変更する前のボリューム設定のパラメータを新規に出力し、S1035へ移行する。
S1035では、先に置換したビブラート設定値を出力したか否かを判断する。先に置換したビブラート設定値を出力したと判断した場合には(S1035:Yes)、本処理を終了する。一方、先に置換したビブラート設定値を出力していないと判断した場合には(S1035:No)、S1040へ移行して音色を変更する前のビブラート設定のパラメータを新たに出力し、本処理を終了する。
さて、S1045では、現在のデータがボリューム設定値またはビブラート設定値の何れか一方であるか否かを判断する。現在のデータがボリューム設定値またはビブラート設定値の何れか一方ではないと判断した場合には(S1045:No)、現在位置のデータをそのまま出力し(S1065)、本処理を終了する。一方、現在のデータがボリューム設定値またはビブラート設定値の何れか一方であると判断した場合には(S1045:Yes)、現在のデータをそのまま出力し(S1050)、現在位置のデータのパラメータを内蔵RAMに記憶させ(1055)、該当するボリューム設定またはビブラート設定が通常状態に既に戻っている旨を内蔵RAMに記憶する(S1060)。そして、本処理を終了する。
[カラオケ装置1の音声制御部24のノートオフテーブルデータ出力処理]
以下に、カラオケ装置1の音声制御部24により実行されるノートオフテーブルデータ出力処理の処理手順を図14のフローチャートおよび図13に基づいて説明する。なお、図13は、MIDIデータのノートオフテーブルを示す説明図である。このノートオフテーブルデータ出力処理は、音声制御部24にて実行される演奏処理のS730へ移行した際に実行される。
まず、ステップS1110では、データを読み込む対象を先頭のテーブルに設定する。
続くS1120では、データを読み込む対象として設定されているテーブルの「Waitステップ値」を、数値「1」減算する。
続くS1130では、上述の「Waitステップ値」が数値「0」であるか否かを判断する。上述の「Waitステップ値」が数値「0」ではないと判断した場合には(S1130:No)、後述するS1150へ移行する。一方、上述の「Waitステップ値」が数値「0」であると判断した場合には(S1140:Yes)、データを読み込む対象として設定されているテーブルのノートオフを出力し(S1140)、S1150へ移行する。
S1150では、データを読み込む対象として設定されているテーブルを次のテーブルに変更する。
続くS1160では、全てのテーブルについて確認したか否かを判断する。全てのテーブルについて確認していないと判断した場合には(S1160:No)、S1120に戻って全てのテーブルについての確認が終了するまでS1120以下の処理を繰り返し実行する。一方、全てのテーブルについて確認したと判断した場合には(S1160:Yes)、本処理を終了する。
[カラオケ装置1の採点処理]
以下に、カラオケ装置1の制御部12および音声制御部24により実行される採点処理の処理手順を説明する。この採点処理は、カラオケ演奏を行う際に実行される。
まず、音声制御部24が、歌唱者の音声から音程の抽出を次の手順にて行う。
(1)音声制御部24が、カラオケ演奏中の歌唱者の音声を、マイクロホン26を介して音声信号として抽出する。
(2)音声制御部24が、音声信号をアナログ−デジタル変換した後、音声信号からカラオケ演奏中の歌唱者の音程を抽出する。
(3)音声制御部24が、音程を制御部12へ転送する。
次に、制御部12が採点を次のように行う。
(1)制御部12が、カラオケ演奏中の演奏データから、変更以前のノート情報から音程を抽出する。このことにより、ガイドメロディを変更してノート情報が変更されたとしても採点結果は変わらない。
(2)制御部12が、制御部12に組み込まれたプログラムによって歌唱者の音程とカラオケ演奏データの音程とを比較し採点を行い、採点データを作成する。
(3)制御部12が、採点データを映像制御部38へ転送する。
さらに、映像制御部38が、採点データを表示部36へ採点結果として表示する。
そして、本処理を終了する。
[効果]
このように実施形態のカラオケ装置1によれば、次のような効果を奏する。すなわち、従来のカラオケ装置では、ガイドメロディの音符の長さや音高を変更したりガイドメロディの音量を変化させたりしたにもかかわらず、ガイドメロディの演奏に違和感が生じることやガイドメロディのカラオケ演奏が聞きにくいことがあった。これに対して本実施形態のカラオケ装置1によれば、制御部12によって実行されるメイン処理において、カラオケ装置1が設置された場所を示す「特徴情報」を参照してガイドメロディの設定を変更すると判断した場合には(S300:Yes)、ガイドメロディを変更する旨を音声制御部300に送信し(S310)、音声制御部24に送信した演奏データの演奏を開始するため、その旨を示す指示を音声制御部24に送信する。したがって、複数種別の音色にてガイドメロディを用意しなくても、ガイドメロディの音色を様々な設置場所に合致させることができる。
また、実施形態のカラオケ装置1によれば、音声制御部24により実行される送信対象トラック出力処理において、ガイドメロディの音色の種別を変更する際にエフェクトなどを変更するので、変更後のガイドメロディの音色を様々な設置場所にさらに合致させることができる。
また、実施形態のカラオケ装置1によれば、音声制御部24の音色非変更出力処理において、BGM演奏時など音色変更が不要な場合には音色を変更しないので、広告用の楽曲やイベント用の楽曲などを演奏している場合に、その変更が不要にもかかわらずガイドメロディの音色の種別を変更することを防ぐことができる。
また、実施形態のカラオケ装置1によれば、音声制御部24により実行される送信対象トラック出力処理において、ビブラフォンなどの打楽器からハーモニカなどの吹奏楽器への変更時にノートオフのタイミングを変更するので、ガイドメロディの音色の種別が例えばビブラフォンのように音量が減衰する楽器から例えばハーモニカのように音量が減衰するとは限らない楽器に変更された場合でも、ハーモニカの音量が極端に短いノートオフによって発音した直後に音が消されたり、ノートオフの時間が長い場合には、音が長時間消えないような違和感を与えてしまうといったことを防ぐことができる。
また、実施形態のカラオケ装置1によれば、採点時には音色の種別を変更する前のノートオフを使用するので、上述のように音声制御部24によってガイドメロディを構成する各音のノートオフのタイミングが所定時間変化されてガイドメロディのカラオケ演奏が行われた場合でも、歌唱の採点基準を同一に維持することができ、同一の利用者が同じように歌唱をしても採点結果が異なるといった事態が発生することを防ぐことができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、制御部12にて実行されるメイン処理において、制御部12が、カラオケ装置1が設置された場所の特徴を示す「特徴情報」に応じて、ガイドメロディの音色の種別の特定を行わないようにしているが、これには限られず、制御部12によって上述のガイドメロディの音色の種別の特定は行うが、その特定されたガイドメロディの音色の種別を音声制御部24には送信しないようにしてもよい。また、制御部12によって特定されたガイドメロディの音色の種別を送信されても音声制御部24が採用しないようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、ガイドメロディを構成する各音のノートオフのタイミングを所定時間変化させる手法として、ノートオンからノートオフまでの時間に対して所定の数値を掛け合わせることによりノートオフのタイミングを変化させているが、これには限られず、例えば、ノートオンからノートオフまでの時間に対して所定の数値を増減することによりノートオフのタイミングを変化させてもよいし、所定の計算式を用いてノートオンからノートオフまでの時間を変化させてもよい。また、上述の数値については、一律に設定された数値を用いてもよいし、複数の範囲ごとに数値を予め設定しておき、ノートオンからノートオフまでの時間が含まれる範囲に設定された数値を用いるようにしてもよい。
(3)また、ガイドメロディに対して複数の音色が指定されている場合には、音声制御部24が、複数の音色のうち特定の音色について、各音のノートオフのタイミングを所定時間変化させてガイドメロディのカラオケ演奏を行うようにしてもよい。
カラオケシステムの全体構成を示すブロック図である。 カラオケ装置の制御部が実行する入力受付処理を示すフローチャートである。 カラオケ装置の制御部が実行するメイン処理を示すフローチャートである。 カラオケ装置の制御部が実行するゲーム動作処理を示すフローチャートである。 カラオケ装置の制御部が実行するビンゴゲーム動作処理を示すフローチャートである。 カラオケ装置の制御部が実行するビンゴゲーム動作処理を説明する説明図である。 カラオケ装置の音声制御部が実行するメイン処理を示すフローチャートである。 カラオケ装置の音声制御部が実行する演奏処理を示すフローチャートである。 カラオケ装置の音声制御部が実行する送信対象トラック出力処理を示すフローチャートである。 カラオケ装置の音声制御部が実行するノートデータ出力処理を示すフローチャートである。 カラオケ装置の音声制御部が実行する音色非変更出力処理を示すフローチャートである。 (a)はMIDIデータを示す説明図(1)であり、(b)はMIDIデータを示す説明図(2)であり、(c)はMIDIデータを示す説明図(3)であり、(d)はMIDIデータを示す説明図(4)である。 MIDIデータのノートオフテーブルを示す説明図である。 カラオケ装置の音声制御部が実行するノートオフテーブルデータ出力処理を示すフローチャートである。 選曲テーブルを示す説明図である。 MIDIデータを構成する各トラックを示す説明図である。 MIDI規格バイト列を示す説明図である。 MIDI演奏でノートのタイミングを変化させる様子を示す説明図である。
符号の説明
1…カラオケ装置、2…リモコン端末、12…制御部、14…インタフェース部、16…ハードディスク(HDD)、18…操作部、20…赤外線通信部、22…操作処理部、24…音声制御部、26…マイクロフォン、28…スピーカ、30…MIDI音源、32…ビデオRAM、34…映像再生部、36…表示部、38…映像制御部、40…USB、52…制御部、54…赤外線通信部、56…メモリ、58…表示部、60…操作部、62…操作処理部、64…ビデオRAM、66…映像制御部、68…無線LAN通信部

Claims (6)

  1. 音色が指定されたガイドメロディを含み、MIDIデータの形式で作成された演奏データを記憶する演奏データ記憶手段と、
    前記演奏データを前記演奏データ記憶手段から取得可能な演奏データ取得手段と、
    前記演奏データ取得手段によって取得されたMIDIデータに基づいてカラオケ演奏を行うカラオケ演奏手段と、
    を備えるカラオケ装置であって、
    当該カラオケ装置が設置される場所に関する特徴を示す特徴情報を取得可能な特徴情報取得手段と、
    当該カラオケ装置が設置される場所に関する特徴とガイドメロディの音色の種別とを対応付けた対応テーブルを記憶する対応テーブル記憶手段と、
    前記特徴情報取得手段によって取得された特徴情報に基づき、前記演奏データ取得手段によって取得された演奏データに含まれるガイドメロディの音色の種別を、前記対応テーブル記憶手段が記憶する対応テーブルを参照して特定する音色種別特定手段と、
    を備え、
    前記カラオケ演奏手段は、前記演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う場合において前記演奏データに含まれるガイドメロディの音色の種別がその音量が減衰する楽器の音色であるときには、前記ガイドメロディを構成する各音のノートオンからノートオフまでの時間である音長を次のノートとの間のステップ値間隔以下となるように調整して、前記ガイドメロディの本来の音色の種別ではなく前記音色種別特定手段によって特定された音色の種別に基づいて前記ガイドメロディをカラオケ演奏すること
    を特徴とするカラオケ装置。
  2. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記演奏データにはガイドメロディに関する設定内容を示すガイドメロディ設定情報が含まれており、
    前記カラオケ演奏手段は、
    前記ガイドメロディの本来の音色の種別にて前記ガイドメロディをカラオケ演奏する場合には前記演奏データに含まれるガイドメロディ設定情報に基づいて前記ガイドメロディをカラオケ演奏し、前記ガイドメロディの本来の音色の種別ではなく前記音色種別特定手段によって特定された音色の種別に基づいて前記ガイドメロディをカラオケ演奏する場合には前記ガイドメロディに関する設定内容をその特定された音色の種別に応じて変更して前記ガイドメロディをカラオケ演奏すること
    を特徴とするカラオケ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のカラオケ装置において、
    前記カラオケ演奏手段は、
    利用者が演奏に合わせて歌唱しない設定にて演奏データに基づいてカラオケ演奏を行う場合には、前記音色種別特定手段によって特定された音色の種別と前記演奏データに含まれるガイドメロディの本来の音色の種別とが異なるときでも、前記ガイドメロディの本来の音色の種別に基づいて前記ガイドメロディのカラオケ演奏を行うこと
    を特徴とするカラオケ装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載のカラオケ装置において、
    前記音量が減衰する楽器の音色とはビブラフォンの音色であることを特徴とするカラオケ装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載のカラオケ装置において、
    前記カラオケ演奏手段によって演奏データに基づくカラオケ演奏が行われた際の利用者による歌唱を、前記歌唱の音程と前記演奏データから抽出した各音の音程とを比較することで採点する歌唱採点手段を備え、
    前記歌唱採点手段は、前記カラオケ演奏手段によって前記ガイドメロディを構成する各音の音長を前記ステップ値間隔以下となるよう調整して前記ガイドメロディのカラオケ演奏が行われた場合であっても、その調整後のノート情報ではなく調整前のノート情報から抽出した音程を用いて利用者による歌唱を採点すること
    を特徴とするカラオケ装置。
  6. 請求項1〜請求項4の何れかに記載のカラオケ装置における音色種別特定手段およびカラオケ演奏手段として、または、請求項5に記載のカラオケ装置における音色種別特定手段、カラオケ演奏手段および歌唱採点手段として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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