JP3706386B2 - キー変更ユーザインタフェースに特徴を有するカラオケ装置 - Google Patents

キー変更ユーザインタフェースに特徴を有するカラオケ装置 Download PDF

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本発明は、キー制御装置およびカラオケ装置に関し、詳しくは、選択した曲のキーの高さを制御することができるキー制御装置およびこのキー制御装置を備えたカラオケ装置に関する。
カラオケは、伴奏情報を演奏する演奏手段を備えているカラオケ装置の出現により、近年急速に広まった娯楽の一つである。
上記カラオケ装置は、歌い手などが曲を選択すると、その選択した曲の伴奏演奏情報と主旋律演奏情報とを含んだ演奏情報を楽音として出力する演奏手段を備えており、また、マイクから入力された音声信号が、前記演奏手段によって出力された演奏情報とともにスピーカーから出力されるようになっている。
従来用いられていたカラオケ装置が有している機能としては、選択した曲を演奏させたとき、音量や、音のバランスなどを制御する制御機能位しかなかったが、最近のカラオケ装置は、前述した機能に加えて、選択した曲のキーの高さを制御することができるキー制御装置を備えたものが多くなってきている。
キー制御装置が備わったカラオケ装置は、歌い手の声域に合わせて選択した曲のキーを変えることができるため、選択した曲のキーが、歌い手にとって高すぎたり、低すぎたりしても音の高さを調整することができ、とても便利である。
しかし、従来からのカラオケ装置のキー制御装置は、ダイヤルを回転させてキーを制御したり、キーを上げるボタンとキーを下げるボタンとを押し分けてキーを制御しなければならなく、非常に操作性に難があるという問題があった。
また、カラオケ装置で再生させる曲は、曲によって演奏情報のキー情報が異なっている。したがって、一回一回実際に選択した曲に合わせて歌いながらキー制御を行わなくてはならず、非常に煩わしいという問題がある。
また、キー制御を行うには、上述したように実際に歌ってみるだけでなく、ある程度の音感が必要となるため、いわゆる音痴といわれる人や、泥酔している人などは、キー制御が上手くできない場合も多くある。
このように従来のキー制御装置により、選択した曲のキー制御を行うことは、上述したように大層手間がかかるばかりでなく、実際に歌いながら、曲のキー制御を行うと、演奏途中で曲のキーが変わることから、演奏している曲の雰囲気が途中で変わってしまい、人々を白けさせてしまう原因となってしまう。
そこで、本発明は、上記問題点を鑑みて、選択する曲が、好みのキーの高さで演奏されるように指定することを、曲が演奏される前の段階であっても、曲が演奏されている途中であっても、容易かつ確実に行うことができ、また、音痴の人などでも正確に自分の声域に合わせた高さに、選択した曲のキーの高さを調整することができるキー制御装置と、このキー制御装置を備えたカラオケ装置を提供することを目的としてなされたものである。
この発明に係るカラオケ装置は、分説すると、つぎの事項(1)〜(12)により特定されるものである。
(1)記憶手段と、演奏手段と、操作入力手段と、数字表示手段と、制御手段を備えたカラオケ装置であること
(2)記憶手段は、楽曲単位の演奏情報を曲番号に対応付けて格納すること
(3)演奏情報は、主旋律音高情報を含むこと
(4)演奏手段は、制御手段による制御に従い演奏情報を演奏すること
(5)操作入力手段は、曲番号と、音高対応数値と、キー上げ指示と、キー下げ指示の入力を可能とすること
(6)音高対応数値は、連続した12個の非負の整数のいずれかであること
(7)数字表示手段は、制御手段の制御に従い数値を表示すること
(8)制御手段は、音高対応数値を伴わずに入力された曲番号の演奏情報を演奏させる際は第1演奏処理を、音高対応数値を伴って入力された曲番号の演奏情報を演奏させる際は第2演奏処理を、演奏中キー上げ指示が入力された際にキー上げ処理を、演奏中キー下げ指示が入力された際にキー下げ処理を行うこと
(9)第1演奏処理は、演奏情報の主旋律音高情報に基づく数値を数字表示手段に表示させるとともに、演奏情報に規定された音高で演奏開始させること
(10)第2演奏処理は、入力された音高対応数値を数字表示手段に表示させるとともに、当該音高対応数値に基づく音高で演奏情報を演奏開始させること
(11)キー上げ処理は、演奏音高を半音上げるとともに、表示数値が音高対応数値の最大値でない場合は表示数値を1だけ増加させ、最大値の場合は音高対応数値の最小値を表示させること
(12)キー下げ処理は、演奏音高を半音下げるとともに、表示数値が音高対応数値の最小値でない場合は表示数値を1だけ減少させ、最小値の場合は音高対応数値の最大値を表示させること
以上のように特定されるカラオケ装置において、望ましくは、キー上げ処理では、演奏音高が上限の場合、演奏音高を半音上げることに代えて演奏音高を半音11個分下げる(1オクターブ下の演奏音高にして半音上げることと同じ)動作を行わせ、同様に、キー下げ処理では、演奏音高が下限の場合、演奏音高を半音下げることに代えて演奏音高を半音11個分上げる(1オクターブ上の演奏音高にして半音下げることと同じ)動作を行わせることとする。
以下に説明する実施例の装置は、演奏時のキーの高さを指定する高さ指定情報を入力する指定手段と、主旋律演奏情報と伴奏演奏情報とを含んだ演奏情報のキー情報を前記高さ指定情報に基づいて変更するキー変更手段とを備えたキー制御装置において、前記主旋律演奏情報における最高音を主旋律の高さ情報として検出する検出手段と、前記主旋律の高さ情報を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする構成をしている。
上記構成において、指定手段は、演奏時のキーの高さを指定することができるのであれば特に限定されないが、たとえば、1オクターブを半音ずつ12音に分割して、それぞれを数値化(番号化)して数値を割り振り、この数値を指定することで、選択した曲の主旋律における最高音の高さが特定の高さとなるように指定できるようにすると、キーの異なるあらゆる種類の曲に対応させることができるため好ましい。
また、検出手段としては、演奏情報のキー情報から主旋律の高さ情報を直接検出するようにしても良いし、主旋律の高さ情報が検出されやすいように演奏情報と前記主旋律の高さ情報とを含有するソフトからこの主旋律の高さ情報が読み取られるようにしても良いし、特に限定されない。
また、上述した主旋律の高さ情報、すなわち主旋律の最高音情報の他に、演奏情報のキー情報から主旋律の最低音情報を検出し、これら最高音情報と最低音情報とから、演奏情報の中間音情報を求め、この中間音情報を基に演奏情報の高さを変えるようにしても良い。
さらに、検出手段としては、たとえば、演奏情報のキー情報がデジタル信号である場合、このデジタル信号をMusical Instrument Digital Interface(以下、「MIDI」とのみ記す。)信号として、このMIDI信号から音程、音色などを検出する中央処理装置
(以下、「CPU」とのみ記す。)などが最も代表的なものとして挙げられ、また、演奏情報のキー情報がアナログ信号である場合、このアナログ信号をアナログ/デジタルコンバーター(以下、「A/Dコンバーター」とのみ記す。)でデジタル信号に変換して検出されるようにすると、容易かつ確実に演奏情報における主旋律の高さ情報を検出することができる。
また、出力手段としては、単に検出手段で検出された主旋律の高さ情報を出力することが出来さえすれば、特に限定されないが、たとえば、出力した情報を表示するようにすると、より演奏情報における最高音の高さ情報を正確に認識して、キー制御が円滑に行えるようになるため好ましい。
さらに、出力手段から出力された情報を記憶させたり、情報を加工するようにしても構わない。
また、以下に説明する他の実施例の装置は、演奏時のキーの高さを指定する高さ指定情報を入力する指定手段と、主旋律演奏情報と伴奏演奏情報とを含んだ演奏情報のキー情報を前記高さ指定情報に基づいて変更するキー変更手段と、該キー変更手段によって変更されたキー情報に従って前記演奏情報を演奏してスピーカーから楽音として出力する演奏手段とを備えたカラオケ装置において、前記主旋律演奏情報における最高音を主旋律の高さ情報として検出する検出手段と、前記高さ情報を表示する表示手段と、マイクから所定時間内に入力された音声信号における最高音を検出して該最高音の高さ情報をマイク音声高さ情報として出力する手段と、前記マイク音声高さ情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする構成とした。
上記構成において、演奏手段とは、演奏情報が通信で送られてくる通信カラオケなどのような形態の場合は、前記情報を処理して楽音として出力するシンセサイザーや、このシンセサイザーから出力された楽音の音量を増幅させるアンプや、アンプから伝わってきた楽音情報を音の振動として出力するスピーカーなどが挙げられる。また、演奏情報がコンパクトディスクやレーザーディスクなどの媒体に記録されている場合は、これら媒体を演奏するプレーヤーをシンセサイザーの代わりに用いた形態が挙げられる。
以上のことにより、本発明に示したキー制御装置は、簡単な操作で歌い手の声域にあわせた状態で、選択した曲を演奏させることができるため、今まで歌うことの出来なかった曲も歌うことができるようになり、また、本発明に示したカラオケ装置は、キー制御を容易に行えるため、よりカラオケを楽しむことができる。
以下に、本発明にかかるキー制御装置およびカラオケ装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるキー制御装置の一実施の形態を説明するためのブロック図である。
図2は、図1に示したキー制御装置を備えたカラオケ装置を説明するためのブロック図である。
図1、図2に示したように、カラオケ装置10は、キー制御装置1と、カラオケ装置本体2と、マイク21と、スピーカー22と、モニター23とを備えている。
キー制御装置1は、CPUにより制御されており、第一検出手段11と、メモリー部13と、演奏時のキーの高さを指定する高さ指定情報を入力する指定手段14と、キー変更手段15と、表示手段16とを備えている。カラオケ装置本体2は、図示していないが、周波数/電圧コンバーター(以下、「F/Dコンバーター」と記す。)と、A/Dコンバーターと、シンセサイザーと、アンプとを備えている。
第一検出手段11は、主旋律演奏情報における最高音を主旋律の高さ情報として検出する主旋律情報検出手段111と、この主旋律情報検出手段111で検出された主旋律の高さ情報を検出して、この高さ情報を出力する出力手段112とを備えている。出力手段112は、第一検出手段11で検出された高さ情報を記憶しておくとともに、表示手段16に出力するメモリー部13に出力するようになっている。
メモリー部13は、第一検出手段11で検出された高さ情報を記憶する第一メモリー131を備えており、第一メモリー131は、記憶した高さ情報が、表示手段16に出力されるようになっている。
また、第一メモリー131は、記憶した高さ情報を、指定手段14に出力するようになっている。
指定手段14は、第一メモリー131で記憶している情報、すなわち、演奏情報の主旋律の高さ情報が、所定の高さとなるように指定するための指定リモコン140と、この指定リモコン140からの指定情報を受けるリモコン指定受け部141と、リモコン指定受
け部141で受けたリモコン情報に基づいて高さ情報の周波数を変更させる演算部142と、指定情報からの高さ情報を表示手段16に出力する指定情報出力部143とを備えている。
なお、指定リモコン140は、選択したい曲を指定する通常のリモコン機能も備えている。
また、指定リモコン140は、図示していないが、指定した曲の演奏情報の高さを上げる第一調整ボタンと、指定した曲の演奏情報の高さを下げる第二調整ボタンとを備えており、演奏されている曲のキーの高さにかかわらず、第一調整ボタンは、半音ずつ5段階に
音を上げていくことができ、第二調整ボタンは、半音ずつ6段階に音を下げていくことができるようになっている。
このとき、第一調整ボタンを押し続けて音を上げていき、半音ずつ5段階以上の上限を越えた場合、音は1オクターブ下がり、すなわち、第二調整ボタンにより音を下げていった場合の下限の音まで下がり、再び、半音ずつ音が上げられていくようになっている。
同様に、第二調整ボタンを押し続けて、下限を越えた場合、音は1オクターブ上がるようになっている。
また、キー変更手段15は、演算部142で変更させた主旋律の高さ情報に基づき、指定した曲の全てのチャンネルデーターのキーデーターを変更させるようにプログラム制御する制御部151を備えており、指定リモコン140を操作する者の好みの高さに演奏情報の高さを調節できるようになっている。
表示手段16は、第一メモリー131で記憶している高さ情報を、視覚的に認識できるようにするための形にグラフィック処理(本実施の形態の場合「数値化」する)第一グラフィックデーター作成部161と、指定手段14から出力された高さ情報を数値化する第三グラフィックデーター作成部163とを備えている。これら表示手段で数値化された高さ情報は、図4(a)に示したようにド〜シの音を半音ずつ分割して、それぞれに1から12までの数字を当てはめて表示されるようになっている。(図中(1) 〜(12)参照)
(因に、図4(a)の数値化された高さ情報と、鍵盤との間に記されている数値は、MIDI音源情報が数値化されたものである。)
数値化された高さ情報は、モニター23へ送られモニター23の画面で表示されるようになっている。
以下に、カラオケ装置10の使用方法および、カラオケ装置10の作用について、初めて用いるとき(最初の一曲目において使用するとき)と、二回目以降用いるときとに分けて説明する。
(A)初めて用いるとき
(1). まず、歌い手は、歌いたい曲を選択する。これは、通常、曲番号をリモコン140を用いて指定することで行われる。
(2). 曲が選択されたら、選択された曲の演奏情報が、図2に示したように、演奏手段としての通信回線を通じて取り込まれたハードディスク(図示せず)からカラオケ装置本体2内に送られて来て、さらに、図1および図2に示したように、カラオケ装置本体2から、前記演奏情報が、キー制御手段1に送られる。
(3). キー制御手段1に送られた演奏情報は、図1に示したように、第一検出手段11の主旋律情報検出手段111で主旋律情報が検出され、さらに、出力手段112で前記検出された主旋律情報から主旋律の最高音である主旋律の高さ情報が検出されて、メモリー部13へと送られる。
(4). メモリー部13へ送られた出力手段112からの出力情報は、第一メモリー131で記憶されるとともに、表示手段16の第一グラフィックデーター作成部161へと送られ、数値化されてモニター23の画面に表示される。
(5). 演奏情報は、キー制御手段1に送られた情報が(3), (4)の経路で処理される一方、通常のカラオケ装置と同様に、カラオケ装置本体2で演奏される。
(6). 音声をマイク21から入力する者(歌い手)は、歌を歌いながら指定リモコン140の第一調整ボタンまたは第二調整ボタンにより、(5) により演奏されている曲のキーを最も歌いやすい高さに調整する。このとき、主旋律の高さ情報は、指定リモコン140からの指定情報に基づいて演算部142で変更されるとともに、指定情報出力部143から変更した主旋律の高さ情報が表示手段16に送られ、(4) で表示された主旋律の高さ情報の数値に代わって、演算部142で変更された高さ情報に基づいて数値化された数値がモニター23の画面に表示される。
また、演算部142で変更された主旋律情報の最高音の高さ情報に基づいて、キー変更手段15の制御部151で、図4に示すように演奏情報の全てのキーデーターが変更される。
(7).歌い手は、(6) においてモニター23の画面に表示された数値を、自分が最も快適に歌を歌うことができる最高音を表す数値として記憶しておき、このカラオケ装置10を用いて二回目以降カラオケを歌うときの参考とする。
(B)二回目以降用いるとき
(A)の(7) において、モニター23の画面に表示された数値により、最も自分の声域に合った高さの音を認識するようになった歌い手は、二回目以降歌う曲からは、歌う曲を選択する操作を行う際に、指定リモコン140によって、その曲の曲番号を入力するとともに、記憶している(A)の(7) において表示された数値を入力する。
上記操作により、選択された曲がどのような高さのキーをしていても、その主旋律の最高音の高さ情報が、歌い手の声域の高さに合わせて変更されているため、歌い手は、通常のカラオケと同様に演奏された伴奏に合わせて歌を歌う。
以上のことにより、カラオケ装置10は、二回目以降、すなわち、選択した曲の最高音の高さを、歌い手が無理をせずに歌える高さとして認識した数値((A)の(7) において、モニター23の画面に表示された数値) を記憶してさえいれば、この数値を入力するだけで、自分に合った高さに変更された状態で伴奏が演奏され、より快適にカラオケを楽しむことができる。
なお、カラオケ装置10において、制御部151が、演算部142で変更させた主旋律の最高音の高さ情報に基づき、指定した曲の全てのチャンネルデーターのキーデーターを変更させる様子を、図4(a)、図4(b)および図4(c)に基づいて詳細に説明する。
まず、図4(a)に示したように、半音上がると数値が1増えるように数値割りをするとともに、ピアノの鍵盤の中央のCの音(ドの音)が60となるようにMIDI音源情報を設定する。
また、ド、ド♯(レ♭)、レ、レ♯(ミ♭)、ミ、ファ、ファ♯(ソ♭)、ソ、ソ♯(ラ♭)、ラ、ラ♯(シ♭)、シの12の音を、図4(a)の(1)〜(12)に示したように、1〜12に数値化して表示手段で表示可能な状態とする。
そして、たとえば、図4(b)に示したように、「蝶々」の曲における初めの音「ソ」の音を、1段階低い「ファ♯」の音に変更するという指定情報を指定リモコン140から発振した場合、(8) の音が(7) の音に1下げられることとなる。すると、図4(c)に示したように、他の音も1ずつ下げられ、キーデーターが変更される。
以上に述べたようなカラオケ装置10は、従来より用いられている音の高さ調節機能を備えたカラオケ装置と同じように、歌い手の好みの高さにキーを変更した場合、このキーを変更した曲の主旋律における最高音が数値化されて表示される。したがって、歌い手は、この表示された数値を、自分が無理をしないで発することのできる音の高さ、すなわち、自分の声の高さに合ったキーを表示した数値として客観的に認識することができる。
また、二回目以降、このカラオケ装置10を用いて歌を歌うときには、指定リモコン140を用いて選択する曲を指定するとともに、自分の声の高さにあったキーとして、1回目に歌ったときに認識した数値を入力することで、どのような種類の曲を選択しても自分
にピッタリ高さの合った高さでカラオケを楽しむことができる。
次に、本発明にかかるキー制御装置の別の実施の形態を図3に基づいて説明する。
図3に示したように、カラオケ装置10Aは、キー制御装置1Aと、カラオケ装置本体2と、マイク21と、スピーカー22と、モニター23とを備えている。すなわち、カラオケ装置10Aは、キー制御装置1A以外は、カラオケ装置10と同じ構成をしている。
キー制御装置1Aは、CPUにより制御されており、第一検出手段11と、第二検出手段12と、メモリー部13Aと、指定手段14と、キー変更手段15と、表示手段16Aとを備えている。すなわち、キー制御装置1Aは、キー制御手段1に、マイク21で入力
した音声を検出する第二検出手段12が設けられている構成をしている。
第二検出手段12は、マイクから所定時間内に入力された音声を、図示していないが、カラオケ装置本体2に備わっているF/Dコンバーターと、A/Dコンバーターとによりデジタル処理された音声情報から最高音の高さ情報を操作(スキャン)して検出するマイク音声高さ情報検出部121を備えており、検出した高さ情報をメモリー部13Aの第二メモリーへ出力するようになっている。
また、メモリー部13Aは、第一検出手段11で検出された高さ情報を記憶する第一メモリー131と、第二検出手段12で検出された高さ情報を記憶する第二メモリー132とを備えており、第一メモリー131と、第二メモリー132とのいずれのメモリーも、記憶した高さ情報を、表示手段16Aに出力するようになっている。
表示手段16Aは、第一メモリー131で記憶している高さ情報を、視覚的に認識できるようにするための形に数値化する第一グラフィックデーター作成部161と、第二メモリー132で記憶されている高さ情報を、数値化する第二グラフィック作成部162と、指定手段14から出力された高さ情報を数値化する第三グラフィックデーター作成部163とを備えている。
表示手段16Aで数値化された高さ情報は、モニター23へ送られ、モニター23の画面で表示されるようになっている。このとき、モニター23は、第一グラフィックデーター作成部161で数値化された演奏情報の主旋律における最高音の表示と、第二グラフィック作成部162で数値化されたマイク21より入力された音声情報における最高音の表示との両方を行うようになっている。
次に、初めて用いるときにおける、マイクからの音声情報を検出して表示する機能を備えたカラオケ装置10Aの使用方法およびカラオケ装置10Aの作用について説明する。なお、カラオケ装置10Aを二回目以降用いるときは、カラオケ装置10と同様の使用方
法を行い、また、カラオケ装置10の作用と同じであるため、説明を省略する。
(1). まず、歌い手は、歌いたい曲を選択する。これは、通常、曲番号をリモコン140を用いて指定することで行われる。
(2). 曲が選択されたら、選択された曲の演奏情報が、図2に示したように、演奏手段としての通信回線を通じて取り込まれたハードディスク(図示せず)からカラオケ装置本体2内に送られて来て、さらに、図1および図2に示したように、カラオケ装置本体2から、前記演奏情報が、キー制御手段1に送られる。
(3). キー制御手段1に送られた演奏情報は、図1に示したように、第一検出手段11の主旋律情報検出手段111で主旋律情報が検出され、さらに、出力手段112で前記検出された主旋律情報から最高音の高さ情報が検出されて、メモリー部13へと送られる。
(4). メモリー部13へ送られた出力手段112からの出力情報は、第一メモリー131で記憶されるとともに、表示手段16の第一グラフィックデーター作成部161へと送られ、数値化されてモニター23の画面に表示される。
(5). 演奏情報は、キー制御手段1に送られた情報が(3), (4)の経路で処理される一方、通常のカラオケ装置と同様に、カラオケ装置本体2で演奏される。
(6). (5) において演奏された曲に合わせて、マイク21から入力された音声情報は、F/Dコンバーターで周波数から電圧に変換され、A/Dコンバーターでアナログ信号からデジタル信号へと変換され音声情報として、キー制御装置1Aへと送られる。
(7). 音声情報は、キー制御装置1Aの第二検出手段12のマイク音声高さ情報検出部121で最高音の高さ情報が検出され、マイク音声高さとして第二メモリー132へと出力され、この第二メモリー132に記憶される。
(8). 第二メモリー132に記憶されたマイク音声高さ情報検出部121で検出されたマイク音声高さは、表示手段16Aの第二グラフィックデーター作成部162へと送られ、数値化されてモニター23の画面に表示される。
(9). 音声をマイク21から入力する者(歌い手)は、(4) の過程で数値化された表示と、(8)の過程で数値化された表示とを見比べて、図5に示したように、リモコン140で主旋律情報の最高音の高さ情報を自分の声域に合うように指定する。
(10). 主旋律情報の最高音の高さ情報は、リモコン140からの指定情報に基づいて演算部142で変更される。さらに、キー変更手段15の制御部151で、図4に示すようにキーデーターが変更される。
このようなカラオケ装置10Aは、主旋律の最高音を歌い手の声域の範囲に合わせるように変更することができるだけでなく、視覚を通じて主旋律の最高音と、歌い手がマイクに入力した音声情報における最高音とを確認することで、カラオケの楽しみがさらに向上する。
なお、本発明にかかるカラオケ装置は、上記実施の形態に示したカラオケ装置10またはカラオケ装置10Aに限定されるものではない。
カラオケ装置10またはカラオケ装置10Aでは、表示手段16または表示手段16Aで、検出された曲の主旋律の最高音や、歌い手の最高音の周波数を図4(a)に示したように、「ド」の音を数字の1に置き換えて数値化したものを表示するようにしていたが、これは一例に過ぎず、「ド」以外の音を1に置き換えても構わない。
また、表示手段16または表示手段16Aは、音の高さを数値化して表示させる代わりに、たとえば、A、B、C、・・・などの記号の形で表示させるようにしても構わないし、これ以外の記号や絵柄などで表示させるようにしても構わない。また、上記実施の形態に示したようにモニターに表示させる変わりに、電光掲示板などの表示装置を別に設けても構わないし、カラオケ装置本体内に表示部を設けても構わない。
また、上記実施の形態では、演奏情報は、1オクターブ12音に分割された音を上げる方向に5段階、下げる方向に6段階に分けて音の高さ調節を行うようにしていたが、上げる方向に4段階以下あるいは6段階以上、下げる方向に5段階以上あるいは5段階以下となるように音の高さ調節を行うようにしても構わない。
さらに、上記実施の形態では、カラオケ装置10は、初めて用いる場合は、実際に選択した曲に合わせて歌を歌うことで、歌い手の声域の最高音が検出されるようになっていたが、このようなカラオケ装置に代えて、たとえば、以下のようなカラオケ装置を用いて歌い手の声域を検出するようにしてもよい。
(1), 先ず、カラオケ装置に設けられている声域の最高音の検出スイッチを押す。
(2), すると、音階の低い周波数の音から半音ずつ高くなるように音が発せられるとともに、この音の高さが数値化されて、この数値がモニターに表示される。
(3), 所定時間内に歌い手は、(2)で発せられた音に合わせるように声をマイクから入力していく。このマイクから入力した声もまた数値化されてモニターに表示される。
(4), モニターに表示された(2),(3)での数値を見比べて歌い手の声域の高さの数値を記憶する。
(5), 選択した曲を指定するときに、(4)で記憶している数値を同時に入力する。
以上のような形態をした声域を検出する手段は、歌を歌うときに伴奏などに引っ張られることがないため、より正確に歌い手の声域の高さ情報を検出することができる。
また、上記実施の形態では、キー制御装置1またはキー制御装置1Aは、カラオケ装置10またはカラオケ装置10Aに設けられていたが、たとえば、通信カラオケの情報をハードディスクに取り込む装置や、フロッピーディスク、ミニディスク(MD)、マグネットオプティカルディスク(MO)などの記録媒体に取り込む装置に設けられていても構わない。
さらに上記実施の形態では、指定リモコン140によって、選択する曲の指定から、選択した曲のキーの高さ調節、自分の好みの高さのキー番号の入力など全てを行うようになっていたが、カラオケマイクに選択した曲のキーの高さ調節スイッチを設けるなどしても構わない。このようにすると、歌いながらでも、容易にキーの高さを調整することができ便利である。ただし、この場合、カラオケマイクと指定リモコンとから同時に信号が送られてきたときに、カラオケ装置が問題なく作動できるように、優先順位を設けておくことが好ましい。
本発明にかかるキー制御装置の一実施の形態を説明するためのブロック図である。 図1に示したキー制御装置を備えたカラオケ装置を説明するためのブロック図である。 本発明にかかるキー制御装置の他の実施の形態を説明するためのブロック図である。 キー変更手段の動きを説明する説明図である。 本発明のカラオケ装置を用いたときのイメージ図である。
符号の説明
1(A) キー制御装置
10(A) カラオケ装置
11 (第一)検出手段
12 (第二)検出手段
14 指定手段
15 キー変更手段
16(A) 表示手段
2 カラオケ装置本体

Claims (2)

  1. 記憶手段と、演奏手段と、操作入力手段と、数字表示手段と、制御手段を備えたカラオケ装置であって、
    記憶手段は、楽曲単位の演奏情報を曲番号に対応付けて格納し、
    演奏情報は、主旋律音高情報を含み、
    演奏手段は、制御手段による制御に従い演奏情報を演奏し、
    操作入力手段は、曲番号と、音高対応数値と、キー上げ指示と、キー下げ指示の入力を可能とし、
    音高対応数値は、連続した12個の非負の整数のいずれかであり、
    数字表示手段は、制御手段の制御に従い数値を表示し、
    制御手段は、音高対応数値を伴わずに入力された曲番号の演奏情報を演奏させる際は第1演奏処理を、音高対応数値を伴って入力された曲番号の演奏情報を演奏させる際は第2演奏処理を、演奏中キー上げ指示が入力された際にキー上げ処理を、演奏中キー下げ指示が入力された際にキー下げ処理を行い、
    第1演奏処理は、演奏情報の主旋律音高情報に基づく数値を数字表示手段に表示させるとともに、演奏情報に規定された音高で演奏開始させ、
    第2演奏処理は、入力された音高対応数値を数字表示手段に表示させるとともに、当該音高対応数値に基づく音高で演奏情報を演奏開始させ、
    キー上げ処理は、演奏音高を半音上げるとともに、表示数値が音高対応数値の最大値でない場合は表示数値を1だけ増加させ、最大値の場合は音高対応数値の最小値を表示させ、
    キー下げ処理は、演奏音高を半音下げるとともに、表示数値が音高対応数値の最小値でない場合は表示数値を1だけ減少させ、最小値の場合は音高対応数値の最大値を表示させる
    カラオケ装置。
  2. キー上げ処理は、演奏音高が上限である場合、演奏音高を半音上げることに代えて演奏音高を半音11個分下げ、
    キー下げ処理は、演奏音高が下限である場合、演奏音高を半音下げることに代えて演奏音高を半音11個分上げる
    請求項1に記載のカラオケ装置。
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