JP2797648B2 - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JP2797648B2 JP2121995A JP12199590A JP2797648B2 JP 2797648 B2 JP2797648 B2 JP 2797648B2 JP 2121995 A JP2121995 A JP 2121995A JP 12199590 A JP12199590 A JP 12199590A JP 2797648 B2 JP2797648 B2 JP 2797648B2
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラオケ装置、特に歌い手に合せて演奏音楽
の音程を調整することができるカラオケ装置に関する。
[従来の技術] 従来より、シンセサイザー,電子ピアノ,リズムマシ
ーン等の電子楽器へ楽音情報を送信して、電子楽器によ
り演奏された伴奏を自動的に出力し、レーザディスク装
置から出力された映像に重ね合せられた歌詞を見ながら
歌うカラオケ装置が周知である。また、カラオケ装置で
は、レーザディスクに映像,演奏および歌詞の全てが記
憶されたものもある。
この種のカラオケ装置では、演奏されるカラオケ音楽
の音程と、歌い手の音域とがずれ、歌い手にとって非常
に歌いにくい場合が少なくない。
この場合、周知の人も聞きずらい歌いを聞かされるこ
とになり、極めて迷惑であった。
このため、従来のカラオケ装置には、人がその都度ボ
リュームつまみ等で演奏音楽の音程を変更できる機能が
付いているものもある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のカラオケ装置では、演奏音
楽の音程を歌っている人の音域に変更するには、音感の
ある人が音程ボリュームを調整してやる必要があり、音
感のない人にはその調整は極めて困難であった。
また、上記従来装置では、歌い手が変る毎にその音域
に合せて音程ボリュームを調整し直す必要があり、その
取扱いが極めて煩雑であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的は、演奏音楽の音程を歌い手の音域に合せて自
動的に調整することができるカラオケ装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明のカラオケ装置は、 楽音情報を記憶する楽音情報記憶手段(36)と、 楽音情報に基づき楽音再生信号を出力する再生手段(3
2)と、 予め音声入力手段(12)から入力される歌い手の低音
域、高音域の少なくとも一方を音域情報として検出する
音域解析手段(30)と、 指定された楽音情報を読み出し、読み出された楽音情報
の音程を楽音情報と音域情報に基づいて変更し、変更後
の楽音情報を再生手段(32)に出力し、変更後の楽音情
報の音程を示す情報を表示部(32)に出力する制御手段
(22)とを有することを特徴とする。
[作 用] 請求項1の発明の構成によれば、予め歌い手が低音域
または高音域の少なくとも一方の音声を入力すると、入
力された音声から歌い手の音域が自動的に検出されるこ
とになり、伴奏される演奏音楽の音程は、検出された歌
い手の音域に合せて自動的に変更されることになる。
そして、変更後の楽音情報の音程を示す情報が表示部
に出力される。このため歌い手が変更後の楽音情報の音
程を示す情報を視覚的に認識することが可能なカラオケ
装置を提供することができる 特に、本発明によれば、検出された歌い手の音域に演
奏音楽の主旋律が含まれるよう、演奏音楽の音程を調整
することにより、歌い手は、自分の音域で無理なく歌を
歌うことができる。
また請求項2の発明の構成によれば、音域解析手段が
検出した歌い手の音域情報を、歌い手の識別情報に関連
づけて記憶させておくことができる。そして、前記記憶
させておいた音域情報に基づいて、伴奏される演奏音楽
の音程を変更することができる。このため、歌い手は一
旦自分の音域を登録すれば、その後の音域検出用の入力
は不要になる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら具
体的に説明する。
第1図には、実施例にかかるカラオケ装置の構成が示
されており、カラオケ装置本体10にはマイクロホン12,
スピーカ14およびCRT16が接続されている。
また前記カラオケ装置本体10には、キーボード部20が
設けられており、このキーボード部20は、楽曲の指定や
予約を行う操作キーを有しており、さらに動作モードを
歌い手の音域登録モードに設定する音域登録キーが設け
られている。キーボード部20には、中央制御部22が接続
されており、さらに中央制御部22にはID入力部24,IDメ
モリ部26が接続されている。
前記ID入力部24は、音域登録モード設定時に、歌い手
のIDコードを入力するものであり、入力されたIDコード
は中央制御部22によりIDメモリ部26内に設定される。
また、中央制御部22には、各種プログラムが書込まれ
たプログラムメモリ部28と、周波数分析部30とが接続さ
れている。前記プログラムメモリ部28には、歌い手の音
域を検出するための補助プログラムと、再生される演奏
音楽の音程を検出された音域に合わせて設定する音程調
整用プログラムとが格納されている。
そして、中央制御部22は、IDコード設定後、前記プロ
グラムメモリ部28に設定された補助プログラムに従い音
源部32を駆動し、音域検出用の伴奏音をミキシングアン
プ34を介しスピーカ14から出力させる。
歌い手は、各伴奏音に合せた音声をマイクロホン12に
入力し、入力された音声は周波数分析部30に入力され
る。
この周波数分析部30は、入力された音声信号から歌い
手の音域を検出する音域解析手段として機能するもので
あり、具体的には第2図に示すよう、入力された音声の
レベルと基準レベルとを比較し、音声レベルが基準レベ
ルをうわまった領域を歌い手の音域として検出する。中
央制御部22は、検出された歌い手の音域を、IDメモリ部
26内にそのIDコードと対応させて記憶させる。
また、このカラオケ装置本体10には、多数の楽曲の楽
音情報および歌詞情報が格納された楽音情報記憶媒体36
が設けられている。楽音情報記憶媒体36に格納される情
報は、デジタルデータであり、一般にMIDI(Musical In
strument Digital Interface)(「MIDI」は商標)情報
と呼ばれるものである。このMIDI情報は、国際的に規格
化された情報で、音程,音色,音量などを示す情報であ
る。
中央制御部22は、予約された楽曲のデータを読み出
し、その歌詞情報をCRT16上に画像表示させると共に、
楽音情報を音源部32へ向け出力する。
これにおいて、前記中央制御部22は、プログラムメモ
リ部28内に格納された音程調整用プログラムに従い楽音
調整手段としても機能するものであり、IDメモリ部26に
歌い手の音域が登録されている場合には、登録された音
域に楽音情報の主旋律が含まれるよう楽音情報の音程を
自動調整し、音源部32へ向け出力する。
すなわち、歌い手の音域に対し楽音情報の主旋律が高
い場合には、楽音情報の主旋律が例えば2度,3度低くな
るように変換し、これとは逆に主旋律が低い場合には、
その主旋律の音程が例えば2度,3度高くなるように変換
し、音源部32へ向け出力する。
音源部32は、シンセサイザーにて構成され、MIDI情報
として入力される楽音情報に基づきカラオケ伴奏用の楽
音再生信号をミキシングアンプ34に向け出力する。
このミキシングアンプ34は、マイクロホン12から入力
される歌い手の音声信号と、音源部32から出力される楽
音再生信号と増幅しスピーカ14に送り、スピーカから合
成音を発声するように接続されている。
上記構成のカラオケ装置による本発明の特徴的動作に
ついて、第4図に示したフローチャートに基づき説明す
る。
まず、キーボード部20にて、歌いたい曲の曲番指定を
行うと共に音域登録モードの設定を行い(S1)、ID入力
部44から歌い手のIDコードを入力する(S2)。
すると、スピーカ14から、「ハ」の高さから順に高い
音が音声解析用の伴奏者として出力され、歌い手は、各
伴奏音と同じ音程の音声をマイクロホン12から順次入力
する(S3)。このとき入力された音声信号から歌い手の
高音限界音域が解析され、IDメモリ部26に格納される
(S4)。
次に、スピーカ14から、「ハ」の高さから順に低い音
が音域解析用の伴奏者として出力され、歌い手はマイク
ロホン12から各伴奏者と同じ音程の音声を入力する(S
5)。このとき、入力された音声信号から歌い手の低音
限界音域が解析されIDメモリ部26に格納される(S6)。
次に、中央制御部22は、楽音情報記憶媒体36から曲番
により指定された楽音情報を読み出し、その楽音情報の
主旋律が、検出された歌い手の音域に含まれるよう歌い
手の音域に合った音程コードを決定し(S7)、この解析
結果を第3図に示すよう表示部40上に表示する(S8)。
そうして、読み出された楽音情報を、決定した音程だ
け変換して音源部32へ向け出力し、スピーカ14から歌い
手の音域に合せた伴奏を出力させる。
なお、本実施例では、IDメモリ部26に歌い手の音域が
IDコードと共に登録されるため一旦自分の音域を登録す
れば、その後の音域検出用の音声入力動作は不要とな
る。
なお本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が可能である。
例えば前記実施例では、歌い手の高音限界域および低
音限界域の双方を検出し、歌い手の音域を特定したが、
これ以外に、多少精度はおちるが高音限界域または低音
限界域のいずれか一方を検出し、歌い手の音域を特定す
るようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明にかかるカラオケ装置に
よれば、歌い手の音域に合わせて演奏音楽の音程が自動
的に最適値に設定されるため、歌い手は自分の音域で気
持ち良く歌を歌うことができ、カラオケ装置の娯楽性が
高められる。
また、歌い手の音域や変更された演奏音楽の音程を示
す情報が表示部に表示されるため、歌い手は、他の場所
で同様のカラオケ曲を歌う場合にも、この変更結果等を
参考にして音程の設定を行うことができるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラオケ装置の一例を示す概略ブロッ
ク図、第2図は音域検出原理の一例を示す説明図、第3
図は検出された音域の表示画面の説明図、第4図は実施
例のカラオケ装置の動作を示すフローチャート図であ
る。 12……マイクロホン、22……中央制御部、 28……プログラムメモリ部、 30……周波数分析部、 36……楽音情報記憶媒体、32……音源部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】楽音情報を記憶する楽音情報記憶手段(3
    6)と、 楽音情報に基づき楽音再生信号を出力する再生手段(3
    2)と、 予め音声入力手段(12)から入力される歌い手の低音
    域、高音域の少なくとも一方を音響情報として検出する
    音域解析手段(30)と、 指定された楽音情報を読み出し、読み出された楽音情報
    の音程を楽音情報と音域情報に基づいて変更し、変更後
    の楽音情報を再生手段(32)に出力し、変更後の楽音情
    報の音程を示す情報を表示部(32)に出力する制御手段
    (22)とを有する カラオケ装置。
  2. 【請求項2】識別情報を入力する識別情報入力手段(2
    4)と、 音域解析手段(30)により検出された音域情報と識別情
    報を関連づけて記憶する音域情報記憶手段(26)とを有
    し、 制御手段(22)は、識別情報が入力された場合には、楽
    音情報の音程を楽音情報と識別情報に対応する音域情報
    に基づいて変更する 請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 【請求項3】制御手段(22)が出力する変更後の楽音情
    報の音程を示す情報を表示する表示部(38)を有する 請求項1又は2に記載のカラオケ装置。
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