JPH0651790A - カラオケ用ディスクプレーヤ - Google Patents

カラオケ用ディスクプレーヤ

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JPH0651790A
JPH0651790A JP4205318A JP20531892A JPH0651790A JP H0651790 A JPH0651790 A JP H0651790A JP 4205318 A JP4205318 A JP 4205318A JP 20531892 A JP20531892 A JP 20531892A JP H0651790 A JPH0651790 A JP H0651790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
range
karaoke
singer
pitch
disc
Prior art date
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Pending
Application number
JP4205318A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Okuno
晋也 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4205318A priority Critical patent/JPH0651790A/ja
Publication of JPH0651790A publication Critical patent/JPH0651790A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、歌唱者の発声可能音域に応じてキ
ーコントローラが自動的にカラオケ楽曲の音程を最適値
に調整でき、手動での音程調整を省略する。 【構成】 本発明は、ビデオディスクのユーザーズコー
ドとして、カラオケ楽曲の歌唱に必要な音域を示す音域
情報を挿入し、プレーヤで再生する際に、歌唱者の発声
可能な音域の最高音域値及び最低音域値をマイク20に
より入力し、ピックアップ10から再生される音域情報
と最高音域値及び最低音域値を比較して、この比較結果
に応じてキーコントローラ26にて音程を調整し、常に
歌唱者の発声可能音域がカラオケ楽曲の音域内に維持さ
れるように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラオケ用の音楽(カ
ラオケ楽曲)が記録されたカラオケ用ディスク再生する
プレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスクや光学式ビデ
オディスクを用いたカラオケ装置では、歌唱者が歌唱を
所望する伴奏曲のキー、即ち音程が歌唱者の音声の音域
に対して適当か否かの判断は、この曲を歌唱者が聴取す
ることにより為され、この結果、不適当な場合にはキー
コントローラを手動で操作して伴奏曲の音程を変更して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の様に、伴
奏曲に応じてその都度、キーコントローラを操作して音
程を変えることは、操作上極めて煩わしく、また最適な
音程の選択には歌唱者の経験や熟練を要する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、リードイン部
の垂直ブランキング期間の所定ラインに、カラオケ楽曲
の歌唱に必要な音声帯域を示す音域情報が記録されたカ
ラオケ用ディスクを用い、歌唱者の発声音をマイクロホ
ンにて入力し、この発生音より歌唱者が発声可能な音域
を歌唱者音域情報としてメモリに記録し、ディスクより
音声帯域情報を再生して、歌唱者音域情報と音声帯域情
報を比較し、両者の帯域差を検出し、この帯域差に応じ
てキーコントローラによりカラオケ楽曲の音程を自動調
整するように構成すること、あるいは前記音域情報を表
示装置に表示することを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明は、上述のように構成したので、歌唱者
の発声音域にカラオケ楽曲の音程が自動的に合致し、常
に最適な音程で歌唱が可能になる。また、自動調整をし
ない場合にも、カラオケ楽曲に必要な音域が歌唱前に容
易に知ることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面に従い、本発明の一実施例につい
て説明する。
【0007】図1は通常のカラオケ用レーザーディスク
のリードイン部の垂直ブランキング期間に準備されてい
るユ−ザ−ズコードを利用して、カラオケ楽曲の各曲番
とこの該当曲を歌唱するのに必要な音域情報をディスク
に記録する回路が示されている。
【0008】入力端子1に入力されるカラオケ楽曲に対
応するビデオ信号は、同期分離回路2に入力された垂直
同期信号及び水平同期信号が分離されて、夫々ゲート回
路3に入力される。このゲート回路3では、コード信号
発生回路4にて発生される各種のコード信号を後段の混
合回路5にどのタイミングで供給するかを制御する。コ
ード発生回路4からは、チャプターナンバー、タイムナ
ンバー、リードインコード、CLVコード等の16進数
の制御及びアドレスコードが出力される。
【0009】ゲート回路3には、垂直同期信号でリセッ
トされ、水平同期信号をカウントするカウンタが内蔵さ
れ、垂直ブランキング期間の所定ラインに各種のコード
信号を供給するように機能する。例えば、CLVディス
クの通常ビデオ信号が記録されているプログラムエリア
の281ラインになれば、カラオケ楽曲の曲番を示すチ
ャプターナンバーをコード信号発生回路4から混合回路
5に供給することを許容する。また、17及び18ライ
ンには最初からの経過時間を示すタイムナンバーの供給
を許容する。
【0010】また、プログラムエリアよりも内周のリ−
ドインエリアでは16ライン目にユ−ザ−ズコードが供
給される。このユ−ザ−ズコードはディスク製造メーカ
−専用の管理コードとして利用可能であるが、通常は使
用されない。そこで、カラオケ楽曲の曲番とこの曲番の
楽曲を歌唱するのに必要な音域を示す情報を対にして音
域情報とし、全曲分の音域情報をこのユーザーズコード
として使用することができる。例えば、ユーザーズコー
ドを8・X1・D・X3・X4・X5とすると、X3に
曲番号、X4に歌唱に要する最高の音程を示す最高音程
データ、X5に歌唱に要する最低の音程を示す最低音程
データを挿入すればよい。ここで、8、Dは共に16進
数の表記であり、X1、X3、X4、X5は光学式ビデ
オディスク、所謂レーザーディスクのフォーマットによ
り4ビットの16進数の変数と規定されている。
【0011】更に、最低及び最高音程データは次のよう
に設定される。どのような人でも発声可能な音、例えば
ハ長調のド(5線譜の下一線:約300Hz)を基準音
Cとする。最低音程データとして該当曲を歌唱するに際
して、このC音から音楽的に何度低い方向に隔たった音
程を必要とするかを示し、C音から最大16度、即ちC
音を基準に下へ2オクターブまで設定可能である。また
最高音程データとして該当曲を歌唱するに際して、この
C音から音楽的に何度高い方向に隔たった音程を必要と
するかを示し、C音から最大16度、即ちC音を基準に
上へ2オクターブまで設定可能である。こうして設定さ
れる音域情報は、男性のバスの歌手の最低音から女性の
ソプラノ歌手の最高音までの4オクターブをカバーでき
ることになる。
【0012】混合回路5では、ゲート回路3を経て出力
されるコード信号をビデオ信号に混合して記録装置6に
供給され、該当曲のオーディオ信号と共にFM変調して
記録回路6にてディスクに記録される。こうして、プロ
グラムエリアに記録されているカラオケ楽曲の各曲ごと
に必要な音域を示す情報がリ−ドイン部の所定位置にま
とめて記録されたディスクが作成されることになる。
【0013】次に上述の如く音域コードが付加されたビ
デオディスクを再生するカラオケ用ビデオディスクプレ
ーヤについて図2を用いて説明する。
【0014】ディスク再生に先だって、歌唱者は自分の
発声可能な音域の最高音と最低音とをマイクロホン20
から入力する。これらの音声はマイクアンプ21を経て
A/D変換器22にてディジタル値に変換され、(メモ
リ)RAM23に最高音程値DHと最低音程値DLが記
憶されることになる。
【0015】次に、前述のように音域情報が挿入された
ディスクのリ−ドインエリアを光学的に走査して、ピッ
クアップ10により信号を取り出し、この信号をビデオ
復調回路12にてビデオ信号にFM復調した上で、デー
タ分離回路13にてリードインエリアの16ライン目の
ユ−ザ−ズコードのみを分離し、更にこの中の最高音程
データ及び最低音程データが抜き出され、RAM14に
記憶される。こうして、ディスクに収納されているカラ
オケ楽曲の各曲ごとに歌唱に必要な音域を示す情報がR
AM14に記憶されることになる。
【0016】ここでRAM14に記憶される音域情報及
びRAM23に記憶される歌唱者の最高音程値及び最低
音程値は、プレーヤのフロントパネルに配される表示器
40に表示され、同時にキャラクタジェネレ−タ41を
介してモニター42にその内容が表示される。
【0017】図3はこの場合の表示方法の一例を示し、
左端に曲番号、中央に最低音程データ、右端に最高音程
データが記号と数字で表示される。例えば、最上段の第
1曲目では、最低音程データはC音に対してフラット方
向に3音、即ち3音下がり、最高音程データはシャープ
方向に9音、即ち9音上がる位置が表示される。また、
図4の様にC音を中心にして高低をグラフ表示すること
もできる。
【0018】こうして、最高音程値及び最低音程値の入
力、及び音域情報の抜き取りが終了した上で、歌唱者は
所望の曲番を選局ボタン24により選択すると、マイク
ロコンピュータ(マイコン)25に該当曲番の最高音程
データ及び最低音程データがRAM14より入力され、
最高音程値及び最低音程値がRAM23より入力され、
このマイコン25にて最高音程データと最高音程値DH
の比較、及び最低音程データと最低音程値DLの比較が
為され、この比較結果が後段のキーコントローラ26に
供給される。
【0019】キーコントローラ26は、入力されるオー
ディオ信号の音程を変更する機能を有し、具体的にはオ
ーディオ信号をディジタル値に変換するA/D変換器2
7、このA/D変換器27出力を一旦記憶するRAM2
8、このRAM28への信号の書き込み及び読み出しを
制御するW/R制御回路30、及びRAM28より読み
出された信号をD/A変換するD/A変換器29より構
成され、マイコン26による比較結果がW/R制御回路
30に入力され、書き込みクロックと読み込みクロック
の周波数の比を制御する。ここで、キーコントローラ2
6の出力の音程は書き込みと読み出しのクロックの周波
数の比によって決まり、書き込みクロックに比べて読み
出しクロックの周波数を高くすると、入力オーディオ信
号の音程が上昇し、逆に書き込みクロックに比べて読み
出しクロックの周波数を低くすると、入力オーディオ信
号の音程が下降する。
【0020】マイコン25での比較動作の結果、最高音
程データが最高音程値を上回る場合には、選局された楽
曲は、音程が高すぎてそのままでは歌唱者には歌唱困難
である為、この比較結果を受けて、W/R制御回路30
はオーディオ信号の音程を下げるように最高音程データ
と最高音程値との差に応じて読み出しクロックの周波数
を低くする。この動作は両者が一致するまで為される。
【0021】逆に最低音程データが最低音程値を下回る
場合には、音程が低すぎてそのままでは歌唱者には歌唱
困難である為、この比較結果を受けて、W/R制御回路
30はオーディオ信号の音程を上げるように最低音程デ
ータと最低音程値との差に応じて読み出しクロックの周
波数を高くする。この動作も両者が一致するまで為され
る。
【0022】また、最高音程データが最高音程値より大
きく、且つ最低音程データが最低音程値より小さい場
合、即ち、歌唱者の発声可能音域が該当のカラオケ楽曲
の歌唱に必要な音域内に全て含まれる場合には、読み出
しクロックの周波数は何ら変更されない。
【0023】こうして最適な音程になるようにキーコン
トローラ26の調整が完了すると、選局されたカラオケ
楽曲の再生が開始され、キーコントローラ26より音程
調整されたオーディオ信号が混合器31を経て出力端子
32に出力され、図示省略されたスピーカよりカラオケ
楽曲が出力される。一方、このカラオケ楽曲に合わせて
歌唱者は歌唱し、この歌唱音声がマイクロホン20を通
じてマイクアンプ21に入力され、これがエコー回路3
3を経て混合器31にボーカルとして供給され、楽曲の
オーディオ信号と混合されて出力される。
【0024】尚、キーコントローラ26での音程自動調
整動作の実行を任意にすることは言うまでもない。即
ち、音程自動調整動作を非作動にして、表示器40また
はモニター42にて音域情報を確認すれば、歌唱を所望
する曲が歌唱可能か否かを歌唱に先だって判断すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】上述の如く本発明によると、歌唱者の発
声可能音域に応じてキーコントローラが自動的にカラオ
ケ楽曲の音程を最適値に調整でき、従来のように手動で
音程調整を実行する煩わしさを解消し、音程変更の調整
ミスも防ぐことができる。また、歌唱を所望する曲を聴
取することなくと歌唱が可能か否かを判断することも容
易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク再生装置の回路ブロック図である。
【図2】ディスクに音域コードを挿入する記録システム
の説明図である。
【図3】音域情報の表示を説明する図である。
【図4】音域情報のグラフ表示を説明する図である。
【符号の説明】
20 マイクロホン 10 ピックアップ 25 マイコン 26 キーコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歌唱者の発生音を入力するマイクロホン
    と、 該発生音より該歌唱者が発生可能な音域を歌唱者音域情
    報として記録するメモリと、 カラオケ用ディスクのリ−ドイン部の所定位置より、該
    ディスクに記録されているカラオケ楽曲の歌唱に必要な
    音声帯域情報を再生する情報再生手段と、 前記歌唱者音域情報と前記音声帯域情報を比較し、両者
    の帯域差を検出する比較手段と、 該帯域差に応じて前記カラオケ楽曲の音程を調整するキ
    ーコントローラを備えるカラオケ用ディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 ディスクのリードイン部の所定位置に記
    録されているカラオケ楽曲の歌唱に必要な音声帯域情報
    を再生する情報再生手段と、 該音声帯域情報を表示する表示手段を備えるカラオケ用
    ディスクプレーヤ。
JP4205318A 1992-07-31 1992-07-31 カラオケ用ディスクプレーヤ Pending JPH0651790A (ja)

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JP4205318A JPH0651790A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 カラオケ用ディスクプレーヤ

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ID=16504966

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JP (1) JPH0651790A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6404799B1 (en) 1999-02-03 2002-06-11 Nippon Steel Corporation Water-cooling panel for furnace wall and furnace cover of arc furnace
JP2004205818A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Yamaha Corp カラオケ装置
JP2007316261A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Casio Comput Co Ltd カラオケ装置
JP2008197199A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd オーディオ符号化装置及びオーディオ復号化装置

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