JP5439994B2 - データ集配システム,通信カラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は、楽曲データを収集して、その収集した楽曲データを配信するデータ集配システム、及びそのデータ集配システムを用いた通信カラオケシステムに関する。
従来より、アーティスト(いわゆる音楽を生業としている人)によって生成された複数の楽曲それぞれについての楽曲データを予め記憶したサーバ装置と、サーバ装置から取得した楽曲データに基づいて演奏音を再生可能な情報端末とを備え、サーバ装置と情報端末とが互いに情報通信可能に接続された音楽配信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、サーバ装置と、サーバ装置から取得した楽曲データに基づいて演奏音を再生すると共に、その楽曲データに対応する楽曲の歌詞を表示するカラオケ装置とを備えた通信カラオケシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
この特許文献1に記載された音楽配信システムや、特許文献2に記載された通信カラオケシステムでは、情報端末(またはカラオケ装置)の利用者によって指定された楽曲に対応する楽曲データが、サーバから情報端末(またはカラオケ装置)へと配信される。
そして、音楽配信システムでは、その配信された楽曲データを情報端末にて再生することで、情報端末の利用者が楽曲を視聴し、通信カラオケシステムでは、カラオケ装置にて再生された楽曲(即ち、演奏音)に合わせて、カラオケ装置の利用者が歌唱を楽しむ。
特開2006−234881号公報 特開2009−8861号公報
ところで、家庭用コンピュータ(例えば、パーソナルコンピュータや家庭用テレビゲームなど)を用いて、利用者が歌唱した音声を採譜して、新たな楽曲を作成(以下、新たに作成された楽曲を作成楽曲と称す)する技術が知られている。
一般的に、このような技術を利用して作曲した利用者は、その作曲された作成楽曲を、他の人物にも視聴して欲しいと考えていることが多い。
しかしながら、特許文献1に記載された音楽配信システムや、特許文献2に記載された通信カラオケシステムでは、サーバ装置から情報端末やカラオケ装置へと、予め生成(用意)されている楽曲に対応する楽曲データのみが配信される。このため、例えば、特許文献1に記載された音楽配信システムでは、他の利用者が、作成楽曲を視聴することができず、特許文献2に記載されたカラオケ装置では、作成楽曲を作成した利用者自身が、その作成楽曲をカラオケ装置を用いて歌唱することができないという問題があった。
つまり、特許文献1に記載された音楽配信システムや、特許文献2に記載された通信カラオケシステムでは、作成楽曲を配信することができず、その作成楽曲の作曲に用いた端末とは異なる他の端末(即ち、情報端末やカラオケ装置)にて、作成楽曲を楽しむことができないという問題があった。
そこで、本発明は、利用者によって新たに作曲された楽曲であっても、他の端末にて再生することを可能とするデータ集配システム、及びそのデータ集配システムを用いた通信カラオケシステムの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明のデータ集配システムは、クライアント装置と、クライアント装置とは別個に形成されるデータ集配装置とを備えている。
前記クライアント装置は、時間の進行に沿って順次入力される音声の音高を推定して、その推定結果である音高推定結果に基づき、時間の進行に沿った演奏音の推移の一部分を表す部分楽曲データを生成する部分作曲手段を備えている。
前記データ集配装置は、前記部分作曲手段で生成された部分楽曲データに対応する部分以外の前記演奏音の推移を表すデータとして予め生成されたものを付加楽曲データとし、前記部分作曲手段にて生成された部分楽曲データに前記付加楽曲データを追加することで、時間の進行に沿った演奏音の推移を表す楽曲データを生成するデータ追加手段と、前記データ追加手段で生成された楽曲データを少なくとも含む音楽データを、記憶装置に記憶する記憶制御手段と、前記音楽データに含まれる楽曲データに従って前記演奏音を再生する外部装置に、前記記憶装置に記憶されている音楽データのうち、外部から入力された指令によって選択された音楽データを配信するデータ配信手段とを備えている。
さらに、前記クライアント装置は、前記部分作曲手段で生成された部分楽曲データに対する文字列の入力を受け付けると共に、その入力された文字列を前記データ配信装置に出力する文字列出力手段を備えている。
前記データ配信装置は、前記文字列出力手段からの文字列を形態素解析し、その形態素解析の結果である入力語句について類語を、予め記憶されている複数の語句の中から検索する類語検索手段と、前記類語検索手段での検索結果としての類語を、前記クライアント装置に出力する類語出力手段とを備えている。
前記クライアント装置は、前記類語出力手段からの類語の中から選択された語句をテロップデータとして、前記データ配信装置に出力する歌詞出力手段を備えている。
前記データ配信装置は、前記歌詞出力手段からのテロップデータを構成する文字それぞれを、前記楽曲データを構成する前記演奏音それぞれに割り当てることで歌詞データを生成する歌詞データ生成手段を備え、前記記憶制御手段は、前記歌詞データ生成手段で生成された歌詞データを前記音楽データに含める。
また、データ集配システムは、前記データ追加手段で生成された楽曲データを新楽曲データとし、前記歌詞データ生成手段で生成された歌詞データを新歌詞データとし、前記新楽曲データ及び前記新歌詞データと、前記記憶装置に記憶されている前記楽曲データ及び前記歌詞データそれぞれとの類似度を導出し、その導出されたそれぞれの類似度が共に予め規定された基準値未満であれば、警告を発しない警告手段を備えている。
このように構成されたデータ集配システムによれば、当該データ集配システムの利用者が生成した楽曲データ、即ち、利用者が作曲した楽曲であっても、外部装置に配信することができる。そして、外部装置の利用者は、配信された楽曲データを外部装置にて再生すれば、その当該データ集配システムの利用者が作曲した楽曲を楽しむことができる。
特に、本発明のデータ集配システムによれば、順次入力される音声の音高を推定した結果に基づいて楽曲データを生成するため、当該データ集配システムの利用者は、音声を入力するだけで楽曲データを作成することができる。このため、作曲についての知識を有していない人物であっても、楽曲データを容易に作成(即ち、容易に作曲)することができる。
だし、ここで言う演奏音の推移の一部分とは、楽曲を構成する全時間長のうちの一部の時間帯(例えば、Aメロやサビなど)であっても良いし、楽曲を構成する複数の旋律のうちの特定の旋律(例えば、主旋律やコーラスの旋律など)であっても良い。
このように構成された楽曲データ生成手段によれば、当該データ集配システムの利用者は、楽曲の一部分についての音声を入力するだけで、楽曲データを作成することができ、利用者に、実際に作曲した気分を体験させることができる。このため、利用者に、より気楽な気持ちで当該データ集配システムを使用させることができる。
このように構成されたデータ集配システムであれば、音楽データを配信する配信先をカラオケ装置とすることで、そのカラオケ装置の利用者は、データ集配システムの利用者によって作曲された楽曲をカラオケ装置にて再生することができる。このため、カラオケ装置の利用者は、利用者自身が作曲した楽曲や他の利用者が作曲した楽曲を、カラオケ装置を用いて歌唱することができ、よりカラオケを楽しむことができる。
なお、本発明は、データ集配システムに加えて、データ集配システムのデータ配信手段によって配信された音楽データに含まれる楽曲データに従って演奏音を再生するカラオケ装置を備えた通信カラオケシステムとしてなされていても良い。
このような通信カラオケシステムによれば、データ集配システムの利用者によって作曲された楽曲をカラオケ装置にて再生することができる。このため、本発明の通信カラオケシステムによれば、当該通信カラオケシステムの利用者自身が作曲した楽曲や、他の利用者が作曲した楽曲を、カラオケ装置を用いて歌唱することができる。よって、カラオケ装置の利用者は、カラオケをより楽しむことができる。
実施形態における通信カラオケシステムの概略構成を示したブロック図である。 クライアント装置にて実行されるカラオケ楽曲データ作成処理の処理手順を示したフローチャートである。 表示部に表示される類語選択画像を例示した図面である。 サーバ装置にて実行されるカラオケ楽曲集配処理の処理手順を示したフローチャートである。 実施形態における通信カラオケシステムの動作の推移を示した図面である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
ここで、図1は、本発明が適用された通信カラオケシステムの概略構成を示したブロック図である。
〈システム全体について〉
図1に示すように、通信カラオケシステム1は、楽曲の演奏音の推移を表す楽曲データを含むカラオケ楽曲データを収集するカラオケ楽曲データ集配システム5と、そのカラオケ楽曲データ集配システム5からカラオケ楽曲データを取得して、その取得したカラオケ楽曲データに対応する楽曲を再生演奏するカラオケシステム40とを備えている。なお、カラオケ楽曲データ集配システム5と、カラオケシステム40とは、ネットワーク(例えば、専用回線や、WAN等)を介して接続されている。
ここで、カラオケ楽曲データについて説明する。
このカラオケ楽曲データは、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)フォーマットにて記述されたカラオケ再生用データであり、本発明の音楽データに相当するものである。
そのカラオケ楽曲データには、楽曲データと、その楽曲データを識別するためのデータである楽曲情報と、その楽曲データに対応する楽曲1曲を再生演奏するために要する時間を示す時間情報と、その楽曲データに対応する楽曲の歌詞を表す歌詞データとが少なくとも含まれている。
そして、楽曲情報には、楽曲を特定するための曲番号データと、曲名を示す曲名データとが少なくとも含まれている。
また、楽曲データは、楽曲の旋律を形成する各演奏音について、それぞれの音高及び音長が表されたものである。具体的に、本実施形態における各演奏音の音長は、楽音出力開始時間及び楽音出力終了時間によって表されている。ただし、ここで言う楽音出力開始時間とは、対応する演奏音(例えば、楽曲の演奏開始からn番目(nは任意の整数)に出力される演奏音)の出力が開始されるまでの楽曲の演奏開始時からの経過時間である。また、ここで言う楽音出力終了時間とは、その演奏音の出力が終了されるまでの楽曲の演奏開始時からの経過時間である。
なお、歌詞データは、楽曲の歌詞を形成する語句(文字)が、その楽曲の演奏に沿って出力される演奏音それぞれと対応付けられたものである。
〈カラオケシステム〉
次に、カラオケシステム40について説明する。
このカラオケシステム40は、使用者によって指定された楽曲を再生するカラオケ端末48と、楽曲の再生に必要なカラオケ楽曲データをカラオケ端末48に配信するカラオケサーバ45とを備え、それらカラオケ端末48とカラオケサーバ45とはネットワーク(例えば、専用回線や、WAN等)を介して接続されている。
そして、カラオケサーバ45は、楽曲の演奏に必要な処理プログラム(以下、カラオケ処理プログラムと称す)及びカラオケ楽曲データを格納する記憶機構46と、ROM,RAM,CPUを少なくとも有した周知のマイクロコンピュータ47とを備えた情報処理装置を中心に構成された周知のカラオケサービス用サーバ装置である。
また、カラオケ端末48は、使用者からの指令を受け付ける指令受付部51と、指令受付部51にて受け付けた指令に対応するカラオケ楽曲データをカラオケサーバ45から取得すると共に、カラオケ端末48を構成する各部51,52,54,55,56を制御する制御機構53とを備えている。さらに、カラオケ端末48は、指令受付部51にて受け付けた指令に対応する(即ち、カラオケサーバ45から取得した)カラオケ楽曲データ中の楽曲データに対応する楽曲を再生演奏する音源発生部52と、音源発生部52にて再生演奏された演奏音を出力するスピーカ54と、カラオケ楽曲データ中の歌詞データに従って再生演奏中の楽曲の歌詞を表示する表示機構56と、音声を入力するためのマイクロホン55とを備えている。
つまり、カラオケシステム40は、カラオケサーバ45の記憶機構46に記憶されているカラオケ楽曲データの中から、指令受付部51を介して受け付けた使用者からの指令に対応するカラオケ楽曲データ、即ち、使用者によって選曲された楽曲についてのカラオケ楽曲データを、カラオケ端末48が取得する。そして、カラオケ端末48が、その取得したカラオケ楽曲データ中の楽曲データを再生演奏する。このとき、スピーカ54からは、楽曲データに対応する楽曲の演奏音を放音し、表示機構56は、その楽曲に対応する歌詞を表示する。さらに、カラオケ端末48は、演奏音をスピーカ54から出力している際に、マイクロホン55を介して音声が入力されると(すなわち、使用者が歌唱すると)、その入力された音声(つまり、歌声)を再生演奏中の演奏音にミキシングして出力する。
〈カラオケ楽曲データ集配システム〉
次に、カラオケ楽曲データ集配システム5について説明する。
このカラオケ楽曲データ集配システム5は、外部からの入力に従ってカラオケ楽曲データを構成する一部のデータ(以下、生成データと称す)を作成するクライアント装置10と、予め用意されたカラオケ楽曲データが格納されていると共に、クライアント装置10にて作成された生成データに基づいてカラオケ楽曲データを生成して格納し、その格納されたカラオケ楽曲データを外部からの指令に従って出力するサーバ装置30とを備えている。なお、クライアント装置10と、サーバ装置30とは、ネットワーク(例えば、専用回線や、WAN等)を介して接続されている。さらに、図1においては、1台のサーバ装置30に接続されるクライアント装置10は、1台だけ図示したが、クライアント装置10は、1台のサーバ装置30に対して複数台接続されていても良い。さらには、サーバ装置30も複数備えられていても良い。
〈クライアント装置の構成〉
次に、クライアント装置10について説明する。
このクライアント装置10は、サーバ装置30との間でデータ通信を実行するための通信部11と、通信部11を介してサーバ装置30から取得したデータや、クライアント装置10にて生成した各種データを記憶する記憶部12と、各種画像を表示するための表示部13と、外部からの入力を受け付ける操作受付部14とを備えている。さらに、クライアント装置10は、音声を入力するためのマイクロホン17と、マイクロホン17を介した音声の入力を制御する音声入力部15と、音声を出力するためのスピーカ18と、スピーカ18からの音声の出力を制御する音声出力部16と、クライアント装置10を構成する各部11,12,13,14,15(17),16(18)を制御する制御部20とを備えている。すなわち、このクライアント装置10は、周知のパーソナルコンピュータとして構成されたものである。
このうち、表示部13は、周知の表示装置(例えば、液晶ディスプレイやCRT等)であり、操作受付部14は、周知の入力装置(例えば、キーボードやポインティングデバイス)からなる。
また、音声入力部15は、マイクロホン17を介して入力された音声(アナログ信号)をサンプリングし、そのサンプリング値(標本値)を制御部20に入力するAD変換器として構成されている。なお、以下では、音声入力部15にてサンプリング値へと変換された音声を音声データと称す。
そして、音声出力部16は、制御部20からの制御指令に基づいて、スピーカ18を鳴動させるように構成されている。
さらに、記憶部12は、電源が切断されても記憶内容を保持すると共に記憶内容を読み書き可能に構成された記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ装置やフラッシュメモリ)である。
次に、制御部20は、電源が切断されても記憶内容を保持する必要のあるプログラムやデータを格納するROM23と、プログラムやデータを一時的に格納するRAM22と、ROM23やRAM22に記憶されたプログラムやデータに従って、クライアント装置10を構成する各部11,12,13,14,15,16に対する制御及び各種演算を実行するCPU21とを少なくとも有した周知のマイクロコンピュータを中心に構成されている。
その制御部20は、クライアント装置10の利用者に選択された伴奏楽曲の放音中にマイクロホン17を介して入力された音声、及び操作受付部14を介してクライアント装置10の利用者によって入力された情報に従って生成データを生成するカラオケ楽曲データ作成処理を実行する。
〈クライアント装置での処理〉
次に、制御部20(より正確にはCPU21)が実行するカラオケ楽曲データ作成処理の処理手順について説明する。
ここで、図2は、カラオケ楽曲データ作成処理の処理手順を示したフローチャートである。
このカラオケ楽曲データ作成処理は、操作受付部14を介してカラオケ楽曲データ作成処理の起動指令が入力されると、起動されるものである。
そして、図2に示すように、カラオケ楽曲データ作成処理は、起動されると、まず、S110にて、予め用意された複数の伴奏楽曲の中から、操作受付部14を介して伴奏楽曲の選択を受け付けたか否かを判断し、伴奏楽曲の選択を受け付けていなければ、受け付けるまで待機する。
そして、伴奏楽曲の選択を受け付けると、その選択を受け付けた伴奏楽曲を再生演奏する(S120)。これにより、スピーカ18から伴奏楽曲を形成する構成音を放音する。なお、本実施形態における伴奏楽曲は、楽曲1曲中の特定の期間(ここではサビ)に対応する期間における演奏音の推移を表すものである。
さらに、音声入力部15から音声データを取得する(S130)。このとき、利用者が伴奏楽曲に合わせて歌唱していれば、その利用者が発声した音声が、音声データに変換された上で取得される。
続いて、S130にて取得された音声データを周波数解析し、その周波数解析の結果(例えば、周波数スペクトル)と、予め用意された櫛歯構造モデルとを照合する周知の手法により、予め設定された単位期間毎の基本周波数f0、即ち、マイクロホン17を介して入力された音声の音高を推定する。これと共に、周知の手法を用いて、推定された各音高の継続時間(以下、音長と称す)を推定する(S140)。
さらに、S140にて推定された音高、及び音長の両方に基づいて、伴奏楽曲の演奏中にマイクロホン17を介して入力された音声を音符化、即ち、採譜する(S150)。これにより、利用者が伴奏楽曲に合わせて歌唱していれば、その利用者が発声した音声が、順次、譜面にて表される。
続いて、S130からS150までのサイクル(即ち、ハミング作曲)を終了する旨を表す終了指令が、操作受付部14を介して入力されたか否かを判定する(S160)。その判定の結果、終了指令が入力されていなければ、S130へと戻り、終了指令が入力されると、S170へと進む。
そのS170では、S150にて採譜した結果を、1つの楽曲データの全期間のうちの一部の期間を表す部分楽曲データへと変換する。すなわち、S170では、1つの楽曲データの元となる部分楽曲データを生成する。なお、採譜した結果を楽曲データへと変換する処理は周知であるため、ここでの詳しい説明は省略する。
続いて、文字の入力を受け付けるためのグラフィカルユーザインターフェース画像(以下、歌詞入力画像と称す)を表示部13に表示する(S180)。この歌詞入力画像における予め設定された入力可能位置に操作受付部14を介して文章(即ち、文字)が入力されると、その入力された文章(即ち、文字)を受け付ける(S190)。
さらに、歌詞入力画像を介した文字入力(即ち、歌詞の入力)を完了する旨を表す入力完了指令を取得したか否かを判定する(S200)。その判定の結果、入力完了指令が入力されていなければ、S180へと戻り、操作受付部14を介した文章の入力受け付けを継続する。一方、入力完了指令が入力されると、入力完了指令が入力されたことを表す入力完了信号、及びS190にて受け付けた文章(即ち、文字、以下、入力文章と称す)をサーバ装置30に送信する。
続いて、詳しくは後述するが、サーバ装置30にて、S190にて受け付けた入力文章中の語句(以下、入力語句と称す)それぞれに分割した上で、それぞれの入力語句に対する類語を検索した結果であり、かつサーバ装置30から返送されたものを示した類語選択画像SI(図3参照)を表示部13に表示する(S210)。この類語選択画像SIは、グラフィカルユーザインターフェースであり、図3に示すように、S190にて入力された入力文章を表示する文字列表示欄101と、サーバ装置30から返送された複数の類語または入力語句の中から1つを、いわゆるプルダウンメニュー方式にて選択するための語句選択表示102と、複数の類語または入力語句の中から歌詞として用いる語句を確定させるための確定完了指令を入力するための完了指令入力表示103とを有している。なお、語句選択表示102(図中,102A〜102D)は、入力語句それぞれについて用意される。したがって、類語選択画像SIには、入力語句それぞれについての類語が表示される。
そして、操作受付部14を介した類語選択画像SIに対する入力を受け付ける。(S220)。続くS230では、先のS220にて、操作受付部14を介して確定完了指令が入力されたか否かを判定する。その判定の結果、確定完了指令が入力されていなければ、S210へと戻り、類語選択画像SIに対する入力の受け付けを継続する。一方、確定完了指令が入力されると、その確定完了指令が入力された時点で、語句選択表示102にて選択されている語句を、歌詞に用いる語句として確定する。
そして、S240では、先のS230にて確定した語句に従って、歌詞データの元となる楽曲1曲分の歌詞を表すテロップデータを生成する。続く、S250では、先のS170にて生成した部分楽曲データ、及び先のS240にて生成したテロップデータの2つのデータを生成データとしてサーバ装置30に送信する。
〈サーバ装置の構成〉
ここで図1へと戻り、サーバ装置30について説明する。
このサーバ装置30は、ネットワーク網を介して接続されたクライアント装置10との間で、データ通信を行うためのインターフェース(以下、I/Fとする)部31と、I/F部31を介して取得したデータを記憶する記憶装置32と、サーバ装置30を構成する各部を制御する制御装置35とを備えている。このサーバ装置30は、周知のいわゆるウェブサーバとして構成されたものであり、本発明のデータ集配装置に相当するものである。
このうち、記憶装置32は、高容量ディスクと読取装置とが一体に構成された周知のハードディスクドライブ(HDD)である。この記憶装置32には、少なくとも、音楽の作成や音楽の演奏を生業とするアーティストによって作成された楽曲それぞれについて予め用意されたカラオケ楽曲データ(以下、既存楽曲データと称す)が格納されている。
また、制御装置35は、電源を切断しても記憶内容を保持する必要のあるプログラムやデータを記憶するROM38と、転送されたデータ(プログラム)や処理途中で一時的に生じたデータを格納するRAM37と、ROM38やRAM37に記憶されたプログラムに従って処理を実行するCPU36とを備えている。
〈サーバ装置での処理〉
次に、制御装置35(より正確にはCPU36)が実行するカラオケ楽曲集配処理の処理手順について説明する。
ここで、図4は、カラオケ楽曲集配処理の処理手順を示したフローチャートである。
このカラオケ楽曲集配処理は、サーバ装置30が起動されると、実行が開始されるものである。
そして、カラオケ楽曲集配処理は、実行が開始されると、図4に示すように、まず、S310にて、クライアント装置10から入力完了信号(及び入力文章)を受信(即ち、取得)したか否かを判定する。その判定の結果、入力完了信号(及び入力文章)を受信していれば、S320へと進む。
そのS320では、クライアント装置10から受信した入力文章に対して形態素解析を実行して、入力文章を入力語句毎に分解する。続くS330では、周知の検索方法を用いて、S320にて分解された入力語句それぞれについて意味が類似する語句(即ち、類語)を、記憶装置32に予め記憶されている複数の語句の中から検索して抽出する。さらに、S340では、それらの入力語句毎に抽出された全ての類語を、クライアント装置10に出力して、S350へと進む。
なお、S310での判定の結果、入力完了信号を受信していない場合にも、S350へと進む。
そのS350では、クライアント装置10から生成データを取得したか否かを判定し、判定の結果、生成データを取得していれば、S360へと進む。
そのS360では、生成データ中の部分楽曲データに対して、その部分楽曲データによって表された期間の前後に、予め用意された付加楽曲データを接続する。これにより、楽曲全体についての演奏音の推移を表すデータが生成され、楽曲データとして完成する。
ただし、ここで言う付加楽曲データとは、1つの楽曲データの全期間のうち、部分楽曲データに対応する期間とは異なる期間を表す楽曲データであり、例えば、部分楽曲データが、いわゆるサビに対応する期間における演奏音の推移を表す場合、付加楽曲データは、いわゆるAメロや、Bメロ、前奏、間奏に対応する期間における演奏音の推移を表すものである。したがって、本実施形態においては、クライアント装置10にて生成された部分楽曲データに接続される付加楽曲データは、それぞれに対応する期間(即ち、Aメロや、Bメロ、前奏、間奏)毎に複数用意されており、それらの用意されたものの中から伴奏演奏に応じてランダムに選択される。そして、それらの選択された各付加楽曲データを、部分楽曲データに追加することで、楽曲データが生成される。
続くS370では、生成データ中のテロップデータに基づいて、歌詞データを生成する。具体的には、S360にて生成した楽曲データを形成する演奏音毎に、テロップデータを構成する各文字を、入力文章の先頭の語句から割り当てることで歌詞データを生成する。
そして、S380では、S360にて生成された楽曲データ、及びS370にて生成された歌詞データに加えて、その生成された楽曲データを予め規定されたテンポで再生演奏する際に要する時間を時間情報とし、その生成された楽曲データを識別するために新たに割り当てた文字列(識別コード)を曲番号データとし、クライアント装置10にて入力された曲名を曲名データとした、カラオケ楽曲データを生成する。さらにS380では、その生成したカラオケ楽曲データ(以下、新たに作成されたカラオケ楽曲データを作成楽曲データと称す)を記憶装置32に格納する。その後、S390へと進む。
なお、S350での判定の結果、クライアント装置10から生成データを取得していない場合にも、S390へと進む。
そのS390では、記憶装置32に記憶されている全ての作成楽曲データの中から、クライアント装置10の利用者が指定した作成楽曲データをカラオケシステム40に配信するための公開指令を、クライアント装置10から取得したか否かを判定し、判定の結果、公開指令を取得していれば、S400へと進む。
そのS400では、S390にて取得された公開指令に対応する作成楽曲データ中の楽曲データ、及び作成楽曲データ中の歌詞データに対し、フィルタ処理を実行する。
このフィルタ処理では、処理を実行する対象が楽曲データであれば、記憶装置32に予め記憶されているカラオケ楽曲データ(以下、既存楽曲データと称す)中の楽曲データと、作成楽曲データ中の楽曲データとの類似度(ここでは、類似の度合いが高いほど大きな値となる)を周知の手法によって導出する。そして、その導出された類似度が予め規定された規定値以上であれば、作成楽曲データに対応する楽曲が既存楽曲データに対応する楽曲を盗作した可能性が高いものと判断して、警告を発する。ただし、フィルタ処理にて警告を発した後は、S410へと進む。
また、フィルタ処理を実行する対象が歌詞データであれば、既存楽曲データ中の歌詞データと、作成楽曲データ中の歌詞データとの類似度(ここでは、類似の度合いが高いほど大きな値となる)を周知の手法によって導出する。そして、その導出された類似度が予め規定された規定値以上であれば、作成楽曲データに対応する楽曲の歌詞が、既存楽曲データに対応する楽曲の歌詞を盗作した可能性が高いものと判断して、警告を発する。なお、フィルタ処理にて警告を発した後は、S410へと進む。
一方、楽曲データに対する類似度、及び歌詞データについての類似度が共に規定値未満であれば、作成された楽曲及び歌詞それぞれが盗作された可能性が低いものと判断して、S410へと進む。
そのS410では、S400にてフィルタ処理が施された作成楽曲データを、カラオケサーバ45に配信して、そのカラオケサーバ45の記憶機構46に格納する。そして、その後、S310へと戻る。
なお、S390での判定の結果、公開指令を取得していない場合にも、S310へと戻る。
そのS310では、新たな入力完了信号(及び入力文章)が受信されるまで待機する。
〈動作例〉
次に、本実施形態の通信カラオケシステム1の動作例について説明する。
ここで、図5は、使用者が、クライアント装置10にて作曲して、その作曲した楽曲をカラオケ端末48を利用して歌唱する場合における通信カラオケシステム1の動作順序を示した説明図である。
この図5に示す例では、使用者は、まず、クライアント装置10にて伴奏演奏を選択して、その伴奏演奏の再生に応じてスピーカ18から放音される音にあわせて、歌唱(ここでは、ハミングなども含む)する。すると、クライアント装置10は、使用者が歌唱することで入力された音声を採譜して、部分楽曲データを生成する(即ち、ハミング作曲する、図5中:S1)。
続いて、ハミング作曲された楽曲に対して歌詞(即ち、文字列)の入力が完了すると、使用者は、操作受付部14を介してクライアント装置10に入力完了指令を入力する。すると、クライアント装置10は、サーバ装置30に対して入力完了指令、及び入力文章を出力する(図5中:S2)。このとき、サーバ装置30は、入力文章を形態素解析した上で、その形態素解析の結果である入力語句について類語を検索する(図5中:S3)。さらに、クライアント装置10へと、入力語句それぞれについて検索された結果としての類語を出力する(図5中:S4)。
その類語を取得したクライアント装置10では、表示された類語の中から使用者が選択した語句をテロップデータとして生成し、その生成されたテロップデータと先に生成した部分楽曲データとをサーバ装置30に出力する(図5中:S5)。このテロップデータと、部分楽曲データとを取得したサーバ装置30は、部分楽曲データに付加楽曲データを追加して楽曲データを完成させた後、歌詞データを生成して、カラオケ楽曲データを完成させ、記憶装置32に格納する(図5中:S6)。
そして、使用者がクライアント装置10を通じてサーバ装置30に公開指令を入力すると(図5中:S7)、サーバ装置30では、記憶装置32に記憶されている作成楽曲データの中から、公開指令にて指定されたものをカラオケサーバ45に出力する(図5中:S8)。これにより、使用者の入力に従って生成されたカラオケ楽曲データが、カラオケサーバ45の記憶機構46に格納される。
さらに、カラオケ端末48の指令受付部51を介して、使用者が、作成楽曲データ中の楽曲データに対応する楽曲の演奏開始を指定すると(図5中:S9)、その作成楽曲データがカラオケサーバ45からカラオケ端末48に配信される(図5中:S10)。そして、カラオケ端末48では、作成楽曲データ中の楽曲データに対応する楽曲の再生演奏が開始され、その再生演奏中にマイクロホン55を介して音声が入力されると、その入力された音声と、再生演奏中の演奏音とがスピーカ54から出力される。
[実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態の通信カラオケシステム1によれば、クライアント装置10の使用者によって作成された作成楽曲データ中の楽曲データに対応する楽曲(即ち、作曲された楽曲)を、カラオケ端末48にて再生することができる。このため、カラオケシステム40の使用者は、使用者自身が作曲した楽曲や他の使用者が作曲した楽曲を、カラオケ端末48を用いて歌唱することができる。
これにより、カラオケシステム40の使用者は、カラオケをより楽しむことができる。
特に、本実施形態のカラオケ楽曲データ集配システム5によれば、クライアント装置10の使用者は、音声を入力するだけで部分楽曲データを作成することができる。そして、サーバ装置30が、クライアント装置10にて生成された部分楽曲データに付加楽曲データを追加することで、楽曲データを生成するため、作曲についての知識を有していない人物であっても、楽曲データを容易に作成(即ち、容易に作曲)することができる。
したがって、カラオケ楽曲データ集配システム5の使用者は、楽曲の一部分についての音声を入力するだけで、楽曲データを作成することができ、使用者に、実際に作曲した気分を体験させることができる。このため、使用者に、より気楽な気持ちでカラオケ楽曲データ集配システム5、ひいては通信カラオケシステム1を使用させることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、サーバ装置30に公開指令が入力されると、作成楽曲データに対してフィルタ処理を実行していたが、このフィルタ処理は、実行されなくとも良い。すなわち、カラオケ楽曲集配処理のS400は、省略されていても良い。
また、上記実施形態では、サーバ装置30に公開指令が入力されると、サーバ装置30は、作成楽曲データをカラオケサーバ45に出力していたが、公開指令の内容は、これに限るものではない。例えば、作成楽曲データをクライアント装置10に出力しても良いし、サーバ装置30に格納された作成楽曲データに対してアクセス可能とすることでも良い。なお、作成楽曲データがクライアント装置10に出力された後で、クライアント装置10にて作成楽曲データに対して実行される処理や、サーバ装置30に格納された作成楽曲データに対してアクセスされる際にサーバ装置30にて実行される処理としては、作成楽曲データ中の楽曲データに対応する楽曲を視聴することでも良いし、その他の内容でも良い。
また、上記実施形態における付加楽曲データは、1つの楽曲データの全期間のうち、一部の期間における演奏音の推移を表すものであったが、付加楽曲データの構成は、これに限るものではなく、例えば、主旋律とは異なる旋律を表すものであっても良いし、楽器音を付加するものであっても良い。なお、付加楽曲データが前者のように構成されている場合、部分楽曲データは、主旋律を構成する演奏音の推移を表すように形成されることが望ましい。
さらに、上記実施形態のカラオケ楽曲集配処理におけるS370では、楽曲データを形成する演奏音毎に、テロップデータを構成する各文字を文字列の先頭から割り当てることで歌詞データを生成していたが、歌詞データ生成方法は、これに限るものではない。例えば、当該システム1の使用者が、テロップデータを構成する各文字を演奏音に手動で割り当てても良いし、音声認識の手法を用いて自動で割り当てても良い。
特に、上記実施形態のカラオケ楽曲集配処理において、カラオケ楽曲データを生成する際は(即ち、S380では)、楽曲データ、歌詞データ、時間情報、曲番号データ、及び曲名データに、背景動画を加えたデータをカラオケ楽曲データとして生成しても良い。
さらには、上記実施形態におけるカラオケ楽曲データ作成処理、及びカラオケ楽曲集配処理では、カラオケ楽曲データを生成して記憶装置32に格納していたが、これらの処理にて生成されるデータは、カラオケ楽曲データに限るものではない。例えば、楽曲データのみを生成して記憶装置32に格納しても良い。
なお、上記実施形態におけるクライアント装置10は、パーソナルコンピュータとして構成されたものであったが、クライアント装置10は、これに限るものではなく、例えば、家庭用テレビゲーム機器として構成されたものでも良いし、携帯電話装置として構成されたものでも良い。
[実施形態と特許請求の範囲との対応関係]
最後に、上記実施形態の記載と、特許請求の範囲の記載との関係を説明する。
上記実施形態におけるカラオケ楽曲データ生成処理のS130〜S170をクライアント装置10の制御部20が実行することで得られる機能が、本発明の部分作曲手段に相当し、カラオケ楽曲集配処理のS360をサーバ装置30の制御装置35が実行することで得られる機能が、本発明のデータ追加手段に相当する。
また、上記実施形態におけるカラオケ楽曲集配処理のS380をサーバ装置30の制御装置35が実行することで得られる機能が、本発明の記憶制御手段に相当し、カラオケ楽曲集配処理のS390及びS410をサーバ装置30の制御装置35が実行することで得られる機能が、本発明のデータ配信手段に相当する。
なお、上記実施形態のカラオケ楽曲データ生成処理のS180〜S250をクライアント装置10の制御部20が実行することで得られる機能が、特許請求の範囲に記載された文字列出力手段及び歌詞出力手段に相当する。さらに、カラオケ楽曲集配処理のS310〜S340をサーバ装置30の制御装置35が実行することで得られる機能が、特許請求の範囲に記載された類語検索手段及び類語出力手段に相当し、S370をサーバ装置30の制御装置35が実行することで得られる機能が、本発明の歌詞データ生成手段に相当する。
1…通信カラオケシステム 5…カラオケ楽曲データ集配システム 10…クライアント装置 11…通信部 12…記憶部 13…表示部 14…操作受付部 15…音声入力部 16…音声出力部 17…マイクロホン 18…スピーカ 20…制御部 21,36…CPU 22,37…RAM 23,38…ROM 30…サーバ装置 31…I/F部 32…記憶装置 35…制御装置 40…カラオケシステム 45…カラオケサーバ 46…記憶機構 47…マイクロコンピュータ 48…カラオケ端末 51…指令受付部 52…音源発生部 53…制御機構 54…スピーカ 55…マイクロホン 56…表示機構

Claims (2)

  1. クライアント装置と、前記クライアント装置とは別個に形成されるデータ集配装置とを備えたデータ集配システムであって、
    前記クライアント装置は、
    時間の進行に沿って順次入力される音声の音高を推定して、その推定結果である音高推定結果に基づき、時間の進行に沿った演奏音の推移の一部分を表す部分楽曲データを生成する部分作曲手段を備え、
    前記データ集配装置は、
    前記部分作曲手段で生成された部分楽曲データに対応する部分以外の前記演奏音の推移を表すデータとして予め生成されたものを付加楽曲データとし、前記部分作曲手段にて生成された部分楽曲データに前記付加楽曲データを追加することで、時間の進行に沿った演奏音の推移を表す楽曲データを生成するデータ追加手段と、
    前記データ追加手段で生成された楽曲データを少なくとも含む音楽データを、記憶装置に記憶する記憶制御手段と、
    前記音楽データに含まれる楽曲データに従って前記演奏音を再生する外部装置に、前記記憶装置に記憶されている音楽データのうち、外部から入力された指令によって選択された音楽データを配信するデータ配信手段と
    を備え、
    前記クライアント装置は、
    前記部分作曲手段で生成された部分楽曲データに対する文字列の入力を受け付けると共に、その入力された文字列を前記データ配信装置に出力する文字列出力手段を備え、
    前記データ配信装置は、
    前記文字列出力手段からの文字列を形態素解析し、その形態素解析の結果である入力語句について類語を、予め記憶されている複数の語句の中から検索する類語検索手段と、
    前記類語検索手段での検索結果としての類語を、前記クライアント装置に出力する類語出力手段と
    を備え、
    前記クライアント装置は、
    前記類語出力手段からの類語の中から選択された語句をテロップデータとして、前記データ配信装置に出力する歌詞出力手段を備え、
    前記データ配信装置は、
    前記歌詞出力手段からのテロップデータを構成する文字それぞれを、前記楽曲データを構成する前記演奏音それぞれに割り当てることで歌詞データを生成する歌詞データ生成手段を備え、
    前記記憶制御手段は、
    前記歌詞データ生成手段で生成された歌詞データを前記音楽データに含め、
    前記データ追加手段で生成された楽曲データを新楽曲データとし、前記歌詞データ生成手段で生成された歌詞データを新歌詞データとし、
    前記新楽曲データ及び前記新歌詞データと、前記記憶装置に記憶されている前記楽曲データ及び前記歌詞データそれぞれとの類似度を導出し、その導出されたそれぞれの類似度が共に予め規定された基準値未満であれば、警告を発しない警告手段
    を備えることを特徴とするデータ集配システム。
  2. 請求項1に記載のデータ集配システムと、
    前記データ集配システムの前記データ配信手段によって配信された音楽データに含まれる楽曲データに従って前記演奏音を再生する、前記外部装置としてのカラオケ装置と
    を備えることを特徴とする通信カラオケシステム。
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