JP2007089896A - 音楽再生装置および音楽再生プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザの達成感が高く、演出効果の高い音楽再生装置を提供する。
【解決手段】 本発明の音楽再生装置は、周辺ブロックを制御するゲームコントロール部(CPU)1と、CDから音楽ファイルを読み出す音楽ファイル読み取り部2と、楽譜データを保存するGファイル記憶部3と、ユーザの指示入力を受け付ける操作子4と、ディスプレイ5と、読み出された音楽ファイルのデジタルデータに様々なエフェクトをかけるエフェクト部6と、D/A変換部7と、スピーカ8とで構成される。ユーザが音楽の再生を開始すると、その音楽に対応したGファイルの楽譜がディスプレイ5に表示され、ユーザは表示された楽譜に沿って適切なタイミングでボタンを押す。ユーザがボタンを適切なタイミングで押したか否かで得点の加点または減点処理が行われ、その得点に応じてエフェクト部6でエフェクトがかけられた音楽が再生される。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の音楽再生装置は、周辺ブロックを制御するゲームコントロール部(CPU)1と、CDから音楽ファイルを読み出す音楽ファイル読み取り部2と、楽譜データを保存するGファイル記憶部3と、ユーザの指示入力を受け付ける操作子4と、ディスプレイ5と、読み出された音楽ファイルのデジタルデータに様々なエフェクトをかけるエフェクト部6と、D/A変換部7と、スピーカ8とで構成される。ユーザが音楽の再生を開始すると、その音楽に対応したGファイルの楽譜がディスプレイ5に表示され、ユーザは表示された楽譜に沿って適切なタイミングでボタンを押す。ユーザがボタンを適切なタイミングで押したか否かで得点の加点または減点処理が行われ、その得点に応じてエフェクト部6でエフェクトがかけられた音楽が再生される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、音楽ファイルを再生する音楽再生装置および音楽再生プログラムに関する。
従来、CD(Compact Disc)プレイヤーや携帯電話機等の音楽ファイルを再生可能な装置は、ユーザが音楽を聴くために必要な機能、例えば音楽の再生、停止、早送り、巻き戻し等の機能を備えている。
しかし、これらはユーザが音楽に合わせて演奏する手段を備えているものではない。また、ユーザが音楽に合わせて操作を行い、その操作タイミングを評価するゲーム装置として、例えば特許文献1に開示されているゲーム装置が知られている。
特開2001−232058号公報
しかし、これらのゲーム装置においては、ユーザが演奏の達成感を得るためのさらに効果的な演出が求められていた。本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、ユーザの達成感が高く、演出効果の高い音楽再生装置を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、ユーザが操作を行う操作部と、音楽ファイルを記憶する音楽ファイル記憶部と、前記音楽ファイルに記録された音楽に対応する楽譜の一部を表す楽譜データを記憶する楽譜データ記憶部と、前記楽譜データの内容を表示する表示部と、前記音楽ファイルのデータから音楽を再生する音楽再生部と、前記音楽再生部により再生される音楽の特性を変更する音楽変更手段と、前記音楽再生部により再生された音楽を発音するスピーカと、制御部とを具備し、前記制御部は、前記音楽ファイルのデータと同期して前記楽譜データの現在の再生位置を前記表示部に表示する再生位置表示手段と、ユーザが前記操作部の操作を行った時刻と前記楽譜データの音符が再生される時刻との時間差を検出する時間差検出手段と、前記検出した時間差に基づいて前記音楽変更手段で前記音楽の変更を行うか否かを判定する判定手段と、を有することを特徴とする音楽再生装置である。
また、請求項2に記載の発明は、ユーザが操作を行う操作部と、音楽ファイルを記憶した媒体から前記音楽ファイルを読み取る音楽ファイル読み取り部と、前記音楽ファイルに記録された音楽に対応する楽譜の一部を表す楽譜データを記憶する楽譜データ記憶部と、前記楽譜データの内容を表示する表示部と、前記音楽ファイルのデータから音楽を再生する音楽再生部と、前記音楽再生部により再生される音楽の特性を変更する音楽変更手段と、前記音楽再生部により再生された音楽を発音するスピーカと、制御部とを具備し、前記制御部は、前記音楽ファイルのデータと同期して前記楽譜データの現在の再生位置を前記表示部に表示する再生位置表示手段と、ユーザが前記操作部の操作を行った時刻と前記楽譜データの音符が再生される時刻との時間差を検出する時間差検出手段と、前記検出した時間差に基づいて前記音楽変更手段で前記音楽の変更を行うか否かを判定する判定手段と、を有することを特徴とする音楽再生装置である。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記音楽変更手段は、前記音楽再生部により再生される音楽の周波数帯域を制限することを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記音楽変更手段は、前記音楽再生部により再生される音楽の音量を変更することを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記音楽変更手段は、前記音楽再生部により再生される音楽を歪ませることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の発明において、前記制御部の前記判定手段は、前記検出した時間差に基づいて適合か不適合かを判定し、不適合であると判定する毎に前記音楽変更手段で段階的に複数の方法で前記音楽の変更を行うことを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の発明において、前記判定手段は、さらに、適合であると判定する毎に前記音楽変更手段での前記音楽に対する変更を段階的に解除することを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、コンピュータに、音楽ファイルから音楽を再生する手順と、前記音楽ファイルに記録された音楽に対応する楽譜の一部を表す楽譜データの内容を画面に表示する手順と、前記音楽ファイルのデータと同期して前記楽譜データの現在の再生位置を表示する手順と、ユーザの操作を入力する手順と、前記ユーザの操作を入力した時刻と前記楽譜データの音符が再生される時刻との時間差を算出する手順と、前記時間差に基づいて前記音楽の特性に変更を加える手順と、を実行させるための音楽再生プログラムである。
本発明によれば、ユーザは音楽を聴くだけでなく、演奏に参加するという楽しみを得ることができる。また、ユーザが音楽を最後まで演奏した場合は、音楽を演奏したという達成感を得ることができる。さらにまた、ユーザが自分の好きなアーティストの曲の演奏に参加したという喜びを味わうことができる。
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかるCDプレイヤー(音楽再生装置)の構成を示した構成図である。図1において、ゲームコントロール部1(制御部)は、装置の各部を制御するCPUである。音楽ファイル読み取り部2は、CDプレイヤーに挿入されたCDから音楽ファイルを読み取るものである。
Gファイル記憶部3(楽譜データ記憶部)は、音楽ファイルと同期して再生することが可能なMIDI形式の楽譜データ(以下では、Gファイルと呼ぶ)を記憶するメモリである。図2は、Gファイルの一例を示した図である。
図2において、Gファイルにはドラム、ベース、メロディ、ギター、キーボード等のパート毎の楽譜データが記されている。各パートには、初級用、中級用、上級用の難易度が異なる3種類が用意されており、難易度が高くなるに従ってユーザによる操作の対象となる楽譜データの量が増える。
ドラムパートを例に挙げると、初級用はバスドラの楽譜データのみがユーザの操作対象に指定され、中級用になるとスネアの楽譜データが操作対象に追加され、上級用になると更にハイハットの楽譜データが操作対象に追加される。
図1に戻って、操作子4(操作部)は、ユーザからの指示入力を受け付け、ゲームコントロール部1へと出力するものである。ディスプレイ5(表示部)は、ゲームコントロール部1からデータを入力し、画面に表示するディスプレイである。
エフェクト部6(音楽変更手段)は音楽ファイル読み取り部2で読み出した音楽ファイルに記録されたデジタルデータに対して、ゲームコントロール部1から指定されたエフェクトを加えるものである。D/A変換部7(音楽再生部)は、エフェクト部6から入力したデジタルデータをアナログ信号に変換するものである。スピーカ8は、D/A変換部7から入力するアナログ信号を音として発音するものである。
次に、上述した第1の実施形態の動作を図3および図4を参照して説明する。図3は、CDプレイヤーでCDの再生が開始され、ユーザが音楽を聴きながら演奏するときに、図1のゲームコントロール部1で行われる処理を示したフローチャートである。
図3において、ユーザがCDプレイヤーにCDを入れてオーディオデータの再生を開始すると、ゲームコントロール部1は初期化作業を行う(ステップS301)。初期化作業では、まず得点を10点に設定する。続いて、再生する音楽ファイルに対応するGファイルをGファイル記憶部3から取得し、ディスプレイ5に図4に示したような画面を表示する。
図4は、ユーザがドラムパートを演奏する時の画面であり、丸印がバスドラの楽譜、ひし形の印がスネアの楽譜、Xの印がハイハットの楽譜である。左側の星印は現在の演奏位置を示し、演奏開始時には図4に示した位置に表示される。
図4の画面では、初めに2小節分の楽譜を表示し、音楽の進行に合わせて星印が1拍単位で移動する。音楽が2小節目に到達すると、1小節目の楽譜を表示していた場所に3小節目の楽譜を表示する。さらに音楽が進行し2小節目を終了すると、星印がスタート地点(現時点では3小節目最初の楽譜が表示されている)に戻り、2小節目の楽譜を表示していた場所に4小節目の楽譜を表示する。
以後、同様の手順で、ディスプレイ5に表示する楽譜を順次変更しながら音楽に合わせて星印を移動させる。ユーザは、ディスプレイ5に表示される星印が図4に示した丸印、ひし形の印あるいはXの印の位置に来たタイミングでボタンを押す。
ユーザが難易度を初級に設定している場合は、バスドラの音符である丸印の位置に星印が来たタイミングでユーザはボタンを押す。難易度が中級の場合は、バスドラの音符である丸印およびスネアの音符であるひし形の印の位置に星印が来たタイミングでユーザはボタンを押す。同様に、難易度が上級の場合は、図4の全ての音符の印の位置に星印が来たタイミングでユーザはボタンを押す。
ユーザがボタンを押すと、その操作が操作子4から操作子イベントとしてゲームコントロール部1へと伝えられる(ステップS302)。続いて、ゲームコントロール部1は、Gファイルのドラムパートの楽譜データを参照し、操作子イベントが発生した時刻(ユーザがボタンを押した時刻)に時間軸上で最も近い音符を選択する。
ゲームコントロール部1は、操作子イベントの発生時刻と上記選択した音符の時刻との時間差を算出し、時間差が所定時間内であるか否かを判定する(ステップS303)。所定時間内でなかった場合は(ステップS303:No)、得点を1点減点する(ステップS304)。
このとき、ユーザに得点が減点されたことを報知する為に、ゲームコントロール部1はスピーカ8から減点音を発音させる(ステップS305)。この減点音は、減点後の点数に応じて音色や音量等を変更させてもよい。
減点処理が終了すると、ゲームコントロール部1は減点後の点数に応じて、再生する音楽にエフェクト部6でエフェクトをかける(ステップS306)。図5に、本実施形態における得点とエフェクトの対応関係を示す。
図5において、得点が10点のときは、エフェクト部6ではエフェクトをかけず、音楽をオリジナルの音で再生する。得点が9点のときは、エフェクト部6でカットオフ周波数10kHzのローパスフィルタを通す。ローパスフィルタにより高音域が減衰され、帯域の狭い音が再生される。
得点が8点のときは、エフェクト部6でカットオフ周波数5kHzのローパスフィルタを通す。カットオフ周波数が低いため、9点のときよりさらに帯域の狭い音が再生される。
得点が7点のときは、エフェクト部6でカットオフ周波数5kHzのローパスフィルタとカットオフ周波数1kHzのハイパスフィルタを通す。ハイパスフィルタを加えたことで低音域が減衰され、迫力のない音が再生される。同時に、低周波成分を多く含むリズム楽器等の音も減衰される。
得点が6点のときは、得点7のエフェクトに加え、さらに中心に定位する音(モノラル成分の音)をカットするボーカルキャンセルのエフェクトを加える。得点が5点のときは、得点が6点のエフェクトに加え、さらに中程度のディストーションを加える。
得点が4点のときは、得点が6点のエフェクトに加え、さらに強いディストーションを加える。得点が3点のときは、得点が4点のエフェクトに加え、さらに音量を通常の半分程度に小さくする。
得点が2点の場合は、得点が3点のエフェクトに加え、さらにエコーのエフェクトを加える。得点が1点の場合、得点が2点のエフェクトに加え、さらに音量を小さくする。得点が0点の場合は、音量を0にし、ゲームオーバーとなる。
このように、得点が減点されるにつれて、エフェクト部6で加えられるエフェクトの効果が大きくなり、オリジナルの音楽とは印象の異なる音楽となる。エフェクト部6で加えるエフェクトの種類としては、図5に挙げた以外に、バンドエリミネートフィルタによる帯域制限や、オーバードライブ等の歪み系のエフェクトが考えられる。
図3に戻って、ステップS303における判定で所定時間内であった場合は(ステップS303:Yes)、ゲームコントロール部1は得点を1点加算する(ステップS307)。なお、得点は10点が上限であり、11点以上にはならない。
得点の加算処理が終了すると、ステップS306と同様に、ゲームコントロール部1は加算後の点数に応じて、再生する音楽にエフェクト部6でエフェクトをかける(ステップS308)。
音楽の演奏が終了していない場合は(ステップS309:No)、再びステップS302に戻り、ユーザがボタンを押すたびにステップS302〜ステップS309を繰り返し実行する。
以上述べたように、本実施形態のCDプレイヤーを用いると、ユーザは音楽を聴くだけでなく、演奏に参加するという楽しみを得ることができる。また、得点が常に10点の状態でユーザが音楽を最後まで演奏した場合は、音楽を演奏したという達成感を得ることができる。さらにまた、ユーザが自分の好きなアーティストの曲の演奏に参加したという喜びを味わうことができる。
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。図6は本発明の第2の実施形態にかかる携帯電話機(音楽再生装置)の構成を示した構成図である。図6において、第1の実施形態における構成図(図1)と同様の機能を持つものは、図1と同じ符号を付与し、重複した説明を省略する。
図6において、音楽ファイル記憶部21は、携帯電話機で再生する音楽ファイルを記憶するメモリである。携帯電話機で再生する音楽ファイルは、ネットワーク上から図示なき無線通信部によりダウンロードすることにより入手することが多く、MP3形式やAAC形式の圧縮ファイルである。デコード部22は、ゲームコントロール部1が読み取った圧縮ファイルに記録されたデータをデコード(伸張)するものである。エフェクト部6は、デコード部22によりデコードされたデータに対して、ゲームコントロール部1から指定されたエフェクトを加えるものである。
音楽ファイルに対応するGファイルは、音楽ファイルとは別にダウンロードする形態を取ることも、あるいは予め音楽ファイルの一部として組み込み、音楽ファイルと同時にダウンロードする形態を取ることも可能である。
なお、音楽ファイルとGファイルとは同期して再生する必要があり、ユーザからの再生スタート指示で両ファイルに同時にスタートトリガがかかると、その後同期して再生されるようにスタートポイントを揃える必要がある。
図7は、ユーザがドラムパートを演奏する時の携帯電話機の画面であり、丸印がバスドラの楽譜、ひし形の印がスネアの楽譜、Xの印がハイアットの楽譜である。下側の星印は現在の演奏位置を示し、演奏開始時には図7に示した位置に表示される。
図7は星印が横向きに動くようになっているが、図4に示したのと同様の画面でも良い。本実施形態において、音楽ファイル再生時の動作は図3に示したフローチャートと同様である。
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。図8は、本発明の第3の実施形態にかかる携帯電話機(音楽再生装置)の構成を示した構成図である。図8において、第2の実施形態における構成図(図6)と同様の機能を持つものは、図6と同じ符号を付与し、重複した説明を省略する。
図8において、Gファイル用音源部31は、Gファイルの楽譜データにしたがって楽音を生成する音源である。エフェクト部61(音楽変更手段)は、デコード部22から出力されるデータおよびGファイル用音源31で生成された楽音データに対して個々に所定のエフェクトを加えるものである。
次に、上述した第3の実施形態の動作を説明する。第3の実施形態についても、演奏方法は第1、第2の実施形態と同様であるが、第3の実施形態にかかる携帯電話機は練習モードを備えている点で第1、第2の実施形態と異なる。
練習モードとは、Gファイルの楽譜がスピーカ8から再生されるモードのことであり、ユーザはスピーカ8から再生される音とディスプレイ5に表示される楽譜の画面を参照しながら、楽譜に合わせてボタンを押す練習を行うことができる。
以下では、練習モードにおける動作について詳細に説明する。ユーザが携帯電話機を操作して練習モードを指示し、練習を行う楽曲を選択すると、ゲームコントロール部1は当該楽曲に対応するGファイルをGファイル記憶部3から取得する。一方、ユーザの指定した楽曲に対応する音楽ファイルの再生は行わない。
ゲームコントロール部1は、取得したGファイルの楽譜データをディスプレイ5に表示する。ここでディスプレイ5に表示される画面は、図4または図7と同様の画面である。本実施形態では、図4・図7と同様にドラムパートの練習を例に挙げて説明する。
この後、ユーザが練習開始を指示すると、ゲームコントロール部1はGファイル用音源部31にドラムパートを含む楽譜データを出力する。Gファイル用音源部31は、入力した楽譜データから楽音データを生成し、エフェクト部61を介してスピーカ8で楽音を再生する。
ユーザは、スピーカ8から生成される音を聴くことでリズムを把握し、ディスプレイ5に表示される星印の移動に合わせてボタンを押す。ユーザがボタンを押すと、その動作が操作子4から操作子イベントとしてゲームコントロール部1へと伝えられる。
ゲームコントロール部1が操作子イベントを認識すると、図3のステップS303と同様の方法で時間差が所定時間内であるかの判定を行い、判定結果にしたがって加点または減点の処理を行う。
ユーザが練習モードでの演奏を終了すると、ゲームコントロール部1は練習モードでの得点の遷移の履歴を保存する。ここで、ユーザが演奏に失敗し、点数が下がった箇所があった場合には、その部分だけを繰り返し再生する形態を取ることができる。
本実施形態では音楽ファイルの再生は行わないとしたが、Gファイルの再生と同期させて音楽ファイルを再生することも可能である。このとき、Gファイルと音楽ファイルとをそのまま重ねて再生するとGファイルの音がユーザに聞こえにくくなるが、これは音楽ファイルに対してエフェクト部61でハイパスフィルタ等の処理を施すことにより低音を減衰させることで解決できる。
また、音楽ファイルをGファイルと同期して再生する場合には、図3のステップS304〜ステップS308と同様の手順で、再生する音楽に対して得点に応じてエフェクトをかけることもできる。
本実施形態では、ユーザは音楽を演奏するだけではなく、演奏の練習を行うことでリズムのトレーニングを行うことができる。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、CDプレイヤーや携帯電話機等の音楽ファイルを再生する音楽再生装置に用いて好適である。
1…ゲームコントロール部(CPU、制御部)、2…音楽ファイル読み取り部、3…Gファイル記憶部(楽譜データ記憶部)、4…操作子(操作部)、5…ディスプレイ(表示部)、6…エフェクト部(音楽変更手段)、7…D/A変換部(音楽再生部)、8…スピーカ、21…音楽ファイル記憶部、22、デコード部、31…Gファイル用音源部、61…エフェクト部(音楽変更手段)
Claims (8)
- ユーザが操作を行う操作部と、
音楽ファイルを記憶する音楽ファイル記憶部と、
前記音楽ファイルに記録された音楽に対応する楽譜の一部を表す楽譜データを記憶する楽譜データ記憶部と、
前記楽譜データの内容を表示する表示部と、
前記音楽ファイルのデータから音楽を再生する音楽再生部と、
前記音楽再生部により再生される音楽の特性を変更する音楽変更手段と、
前記音楽再生部により再生された音楽を発音するスピーカと、
制御部とを具備し、
前記制御部は、
前記音楽ファイルのデータと同期して前記楽譜データの現在の再生位置を前記表示部に表示する再生位置表示手段と、
ユーザが前記操作部の操作を行った時刻と前記楽譜データの音符が再生される時刻との時間差を検出する時間差検出手段と、
前記検出した時間差に基づいて前記音楽変更手段で前記音楽の変更を行うか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする音楽再生装置。 - ユーザが操作を行う操作部と、
音楽ファイルを記憶した媒体から前記音楽ファイルを読み取る音楽ファイル読み取り部と、
前記音楽ファイルに記録された音楽に対応する楽譜の一部を表す楽譜データを記憶する楽譜データ記憶部と、
前記楽譜データの内容を表示する表示部と、
前記音楽ファイルのデータから音楽を再生する音楽再生部と、
前記音楽再生部により再生される音楽の特性を変更する音楽変更手段と、
前記音楽再生部により再生された音楽を発音するスピーカと、
制御部とを具備し、
前記制御部は、
前記音楽ファイルのデータと同期して前記楽譜データの現在の再生位置を前記表示部に表示する再生位置表示手段と、
ユーザが前記操作部の操作を行った時刻と前記楽譜データの音符が再生される時刻との時間差を検出する時間差検出手段と、
前記検出した時間差に基づいて前記音楽変更手段で前記音楽の変更を行うか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする音楽再生装置。 - 前記音楽変更手段は、前記音楽再生部により再生される音楽の周波数帯域を制限することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音楽再生装置。
- 前記音楽変更手段は、前記音楽再生部により再生される音楽の音量を変更することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の音楽再生装置。
- 前記音楽変更手段は、前記音楽再生部により再生される音楽を歪ませることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の音楽再生装置。
- 前記制御部の前記判定手段は、前記検出した時間差に基づいて適合か不適合かを判定し、不適合であると判定する毎に前記音楽変更手段で段階的に複数の方法で前記音楽の変更を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の音楽再生装置。
- 前記判定手段は、さらに、適合であると判定する毎に前記音楽変更手段での前記音楽に対する変更を段階的に解除することを特徴とする請求項6に記載の音楽再生装置。
- コンピュータに、
音楽ファイルから音楽を再生する手順と、
前記音楽ファイルに記録された音楽に対応する楽譜の一部を表す楽譜データの内容を画面に表示する手順と、
前記音楽ファイルのデータと同期して前記楽譜データの現在の再生位置を表示する手順と、
ユーザの操作を入力する手順と、
前記ユーザの操作を入力した時刻と前記楽譜データの音符が再生される時刻との時間差を算出する手順と、
前記時間差に基づいて前記音楽の特性に変更を加える手順と、
を実行させるための音楽再生プログラム。
Priority Applications (1)
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2005
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