JP2008103047A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特性バラツキを抑制し、動作安定性を向上出来る半導体集積回路装置を提供すること。
【解決手段】 外部電源回路3から与えられる電圧VDDを電源電圧として用いて動作する半導体集積回路装置2であって、前記半導体集積回路装置2は、同一の半導体基板上に形成された第1半導体回路6及び第2半導体回路5と、前記半導体基板上に形成され、前記半導体集積回路装置2の動作性能に応じて、前記外部電源回路3の発生する前記電圧VDDを制御する制御情報CNTを保持する電圧制御回路4とを具備し、前記第1半導体回路6は、前記電圧制御回路4の保持する前記制御情報CNTに応じて、該第1半導体回路6の動作特性を変化させる特性制御回路14を備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、半導体集積回路装置に関する。例えば、製造バラツキによる特性変動に応じて、外部電源回路によって与えられる電源電圧を制御する半導体集積回路装置に関する。
近年の半導体装置の微細化にはめざましいものがある。この微細化に伴って、半導体装置の製造バラツキに起因する問題が顕在化していきている。すなわち、製造バラツキによって、半導体チップ毎に例えば動作スピードやスタンバイ時の消費電力にバラツキが生じる。
そこで、半導体チップ全体としての特性に応じて電源電圧の値を変えることによって、上記動作スピードや消費電力を、製品として適した値に設定する手法が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。つまり本手法は、半導体装置の特性は電源電圧によっても変化するので、電源電圧を変化させることによって、製造バラツキによる特性変動を相殺しようとするものである。
しかしながら、上記手法は半導体チップ全体としての特性に基づいて電源電圧の値を変える。そのため、この電源電圧の変化は、半導体チップ内に含まれる個々の半導体回路全てにとっても適しているとは限らず、ある半導体回路にとっては悪影響を及ぼす場合もあり得るという問題があった。
特開2006−120686号公報 特開2004−363374号公報
この発明は、特性バラツキを抑制し、動作安定性を向上出来る半導体集積回路装置を提供する。
この発明の一態様に係る半導体集積回路装置は、外部電源回路から与えられる電圧を電源電圧として用いて動作する半導体集積回路装置であって、前記半導体集積回路装置は、同一の半導体基板上に形成された第1半導体回路及び第2半導体回路と、前記半導体基板上に形成され、前記半導体集積回路装置の動作性能に応じて、前記外部電源回路の発生する前記電圧を制御する制御情報を保持する電圧制御回路とを具備し、前記第1半導体回路は、前記電圧制御回路の保持する前記制御情報に応じて、該第1半導体回路の動作特性を変化させる特性制御回路を備える。
本発明によれば、特性バラツキを抑制し、動作安定性を向上出来る半導体集積回路装置を提供出来る。
以下、この発明の実施形態につき図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[第1の実施形態]
この発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路装置について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る半導体装置システムのブロック図である。
図示するようにシステム1は、半導体集積回路(LSI)2と電圧発生回路3とを備えている。電圧発生回路3は、電圧VDDを発生してLSI2へ供給する。LSI2は、電圧発生回路3により与えられる電圧VDDを電源電圧として用いて動作する。
LSI2は、同一の半導体基板上に形成された電圧制御回路4、ロジック回路5、及びSRAM(Static Random Access Memory)6を備えている。電圧制御回路4は、制御情報CNTを保持する。制御情報CNTは電圧発生回路3の制御用に用いられる。制御情報CNTと、電圧発生回路3の発生する電圧VDDとの関係を、図2に示す。
図示するように制御情報CNTは、例えば2進数2桁のデータであり、“01”、“10”、“11”の3種類が用意されており、いずれかを電圧制御回路4が保持する。そしてCNT=“01”の場合には、電圧制御回路4はVDD=0.9Vを発生し、CNT=“10”の場合には、電圧制御回路4はVDD=1.0Vを発生し、CNT=“11”の場合には、電圧制御回路4はVDD=1.1Vを発生する。また制御情報CNTは、ロジック回路5及びSRAM6にも与えられ、それぞれにおいて利用される。電圧制御回路4は、例えばフューズ素子などの不揮発性の記憶素子を有し、この記憶素子に制御情報CNTが製造時等に書き込まれる。
次にSRAM6について説明する。図3はSRAM6の構成を示すブロック図である。図示するようにSRAM6は、メモリセルアレイ10、ロウデコーダ11、カラムセレクタ12、センスアンプ13、及びバックバイアス発生回路14を備えている。メモリセルアレイ10は、マトリクス状に配置された複数のメモリセルMCを有している。メモリセルMCの構成について、図4を用いて説明する。図4はメモリセルMCの回路図である。
図示するようにメモリセルMCは、2つのnチャネルMOSトランジスタ20、21及び2つのインバータ22、23を備えている。インバータ22の入力ノードはインバータ23の出力ノードに接続され、出力ノードはインバータ23の入力ノードに接続されている。MOSトランジスタ20の電流経路一端は、インバータ22の入力ノードとインバータ23の出力ノードとに接続され、他端はビット線BLに接続されている。MOSトランジスタ21の電流経路一端は、インバータ22の出力ノードとインバータ23の入力ノードとに接続され、他端はビット線/BLに接続されている。そしてMOSトランジスタ20、21のゲートは、同一のワード線WLに接続されている。
メモリセルアレイ10内には、上記構成のメモリセルMCがマトリクス配置される。そして、同一列にあるメモリセルMCは同一のビット線対BL、/BLに接続され、同一行にあるメモリセルMCは同一のワード線WLに接続される。
次に、図3に戻ってSRAM3の構成について引き続き説明する。ロウデコーダ11は、データの読み出し時及び書き込み時に、いずれかのワード線WLを選択する。そして選択したワード線WLに電圧を印加し、メモリセルMCのMOSトランジスタ20、21をオン状態とする。
カラムセレクタ12は、データの読み出し時にいずれかのビット線対BL、/BLを選択する。そして選択したビット線対BL、/BLをセンスアンプ13に接続する。
センスアンプ13は、データの読み出し時に、カラムセレクタ12によって選択されたビット線BLに読み出されたデータを、ビット線/BLの電位を基準にしてセンス、増幅する。
バックバイアス発生回路14はバックバイアス電圧Vbbを発生する。そして、メモリセルMCに含まれるMOSトランジスタのバックゲートに、バックバイアス電圧Vbbを印加する。バックバイアス発生回路14は、電圧制御回路4によって与えられる制御情報CNTに基づいて、バックバイアス電圧Vbbの大きさを決定する。制御情報CNTとバックバイアス電圧Vbbの大きさとの関係を図5に示す。図5は制御情報CNTと、nチャネルMOSトランジスタに印加されるバックバイアス電圧Vbbの大きさとの関係を示すテーブルの一例であり、本テーブルをバックバイアス発生回路14が保持する。図示するように、CNT=“01”の際には、バックバイアス発生回路14はVbb=0.2Vを発生し、CNT=“10”の際にはVbb=0.1Vを発生し、CNT=“11”の際にはVbb=0Vを発生する。すなわち、制御情報CNTによってVDDが低下すると共に、バックバイアス発生回路14は、MOSトランジスタの閾値電圧Vthを上昇させるようにバックバイアス電圧Vbbを発生する。図6は、nチャネルMOSトランジスタの断面図である。
図示するように、n型半導体基板30の表面領域内にはp型ウェル領域31が形成される。p型ウェル領域31の表面領域内には、それぞれがソースS及びドレインDとして機能するn型不純物拡散層32が、互いに離隔して形成される。そして、ソースとドレインとの間のp型ウェル領域31上には、図示せぬゲート絶縁膜を介在してゲート電極33が形成されている。なお、ゲート電極33のソース、チャネル、及びドレインに沿った方向における長さを、以下ゲート長Lgと呼ぶことにする。またp型ウェル領域31の表面領域内には、p型不純物拡散層34が形成される。そして、拡散層34を介して、バックバイアス電圧Vbbがp型ウェル領域31に与えられる。
なお、上記図5及び図6ではnチャネルMOSトランジスタの場合を例に説明したが、pチャネルMOSトランジスタの場合であっても同様である。すなわちバックバイアス発生回路14は、pチャネルMOSトランジスタに対しても、VDDの低下と共に閾値電圧Vthを上昇させるようにバックバイアス電圧Vbbを発生する。
上記構成のLSI2であると、下記(1)の効果が得られる。
(1)半導体素子の特性バラツキを抑制し、LSIの動作安定性を向上出来る(その1)。
本実施形態に係るLSI2であると、LSI2の動作性能に応じて電圧発生回路3の発生する電源電圧VDDを制御する制御情報CNTを保持する電圧制御回路4を備えている。そして、この制御情報CNTに応じて、LSI2内のSRAM3はメモリセルMCの閾値電圧Vthを制御する。従って、LSI2の動作安定性を向上出来る。以下、本効果について詳細に説明する。
図7はLSI2内におけるMOSトランジスタの、ゲート長Lg及び閾値電圧Vthの分布と動作マージンとの関係を示すグラフである。図示するように、MOSトランジスタのゲート長Lg及び閾値電圧Vthは、製造プロセスのバラツキによって、ターゲットである値からある範囲を持って分布する。その結果、LSI2全体としての動作速度やスタンバイ時の消費電力にもバラツキが発生する。そしてターゲットからずれるにつれて、動作マージンは小さくなる。
図8は、LSI2の動作速度及びスタンバイ時の消費電力の分布と、動作マージンとの関係を示すグラフである。図示するように、動作速度及びスタンバイ時の消費電力は、MOSトランジスタのゲート長Lg及び閾値電圧Vthのバラツキを原因として、ターゲットである値からある範囲を持って分布する。そしてターゲットからずれるにつれて、動作マージンは小さくなる。通常、ゲート長Lgが小さくなり、または閾値電圧Vthが低くなると、LSI2の動作速度及びスタンバイ時の消費電力は上昇する。逆に、ゲート長Lgが大きくなり、または閾値電圧Vthが高くなると、LSI2の動作速度及びスタンバイ時の消費電力は低下する。
つまり、動作速度が高くなる条件は消費電力が高くなる条件でもあり、逆に消費電力を下げる条件は同時に動作速度が低下する条件でもある。すなわち、動作速度と消費電力とはトレードオフの関係にある。スタンバイ時の消費電力と動作速度との関係を図9に示す。図9は、スタンバイ時の消費電力、と動作速度との関係を示すグラフである。
図示するように、動作速度は消費電力が増えるにつれて上昇する。当然ながら、LSI2の性能としては、消費電力が低いほど好ましく、また動作速度が高いほど好ましい。そして製品としては、スタンバイ時の消費電力がある一定値Pth以下であり、且つ動作速度がある一定値Sth以上であることが求められる。すなわち、図9において斜線で示した領域内の性能を満たすことが、製品には求められる。しかしながら、図9に示すような当該性能を満たすことは、前述した製造プロセスのバラツキから、非常に困難な場合がある。
そこで本実施形態では、電圧制御回路4が制御情報CNTによって、電圧発生回路3の発生する電圧VDDを制御している。この制御情報CNTは、例えばVoltage IDとして知られている。例えば、製造時の段階において、動作速度の条件は満たしているが、消費電力の条件を満たしていない場合(CASE1)について図10を用いて説明する。図10は、スタンバイ時の消費電力、と動作速度との関係を示すグラフである。
図示するように、LSI2の性能が、図中の斜線で示した領域内にあったとする。すなわち、動作速度は、一定値Sth以上であるが、消費電力が一定値Pthを超えている。これは、例えばゲート長Lgが小さくなり、または閾値電圧Vthが低い場合に相当する。このような場合、LSI2の製造時に、消費電力及び動作速度を検査した上で、電圧制御回路4には制御情報CNTとして“01”が書き込まれる。すると、電圧発生回路3は、図2で示した表に従って、電源電圧VDDを低めに設定する。電源電圧VDDが低くなると、当然ながらLSI2の消費電力は低下する。その結果、図10の矢印で示したように、動作速度を一定値Sth以上に維持しつつ、消費電力を一定値Pth以下とすることが出来る。すなわち、製造時においては、動作速度と消費電力とのいずれか一方についてのみ条件を満たすように製造し、その後、電源電圧VDDによって他方の条件を満足させる。
逆の場合も同様である。図11は、製造時の段階において消費電力の条件は満たしているが、動作速度の条件を満たしていない場合(CASE2)についての、スタンバイ時の消費電力、と動作速度との関係を示すグラフである。図示するように、LSI2の性能が、図中の斜線で示した領域内にあったとする。すなわち、消費電力は、一定値Pthより以下であるが、動作速度が一定値Sthよりも低い。これは、例えばゲート長Lgが大きく、または閾値電圧Vthが高い場合に相当する。このような場合、電圧制御回路4には制御情報CNTとして“11”が書き込まれる。すると、電圧発生回路3は、図2で示した表に従って、電源電圧VDDを高めに設定する。電源電圧VDDが高くなることで、LSI2の動作速度は向上する。その結果、図11の矢印で示したように、消費電力を一定値Pth以下に維持しつつ、動作速度を一定値Sth以上とすることが出来る。
しかしながら上記手法であると、電圧VDDはLSI2全体としての性能に応じて制御される。すなわち、電圧VDDを変化させることは、LSI2全体の傾向としては性能向上に寄与するが、それがLSI2内の個々の回路についても適しているとは限らない。例えばSRAM6のメモリセルMCに着目すれば、電圧VDDを低下させることはメモリセルMCの閾値電圧Vthを低下させることにつながる。そして閾値電圧Vthが低下しすぎると、メモリセルMCのデータ保持特性が悪化する。
そこで本実施形態では、SRAM6がバックバイアス発生回路14を備えている。そしてバックバイアス発生回路14は、電圧制御回路4の保持する制御情報CNTに応じて、メモリセルMCに対してバックバイアス電圧Vbbを印加して、メモリセルMCの閾値電圧Vthを制御している。より具体的には、VDDが低下した際(CNT=“11”→“01”または“10”)には、バックバイアス発生回路14はVbb=0.2Vまたは0.1Vを発生し、メモリセルMCを形成するMOSトランジスタのバックゲートバイアスとして印加する。このことは、メモリセルMCの閾値電圧Vthを上昇させる方向に寄与する。従って、VDDの低下による影響を、Vbbによって軽減できる。本効果を図12のフローチャートに示す。
図示するように、まずゲート長Lgが小さかったとする(ステップS10)。このことは、LSI2全体としては、動作速度は速いが、消費電力は大きいことにつながる(ステップS11)。そこで、電圧制御回路4は電圧発生回路3の発生する電源電圧VDDを低下させる(ステップS12)。その結果、LSI2全体としての消費電力が低下し、LSI2の最適な性能が得られる(ステップS13)。他方、ゲート長Lgが小さいことは(ステップS10)、メモリセルMCにとってはリーク電流が大きく、メモリセルMCの安定性の悪化につながる(ステップS14)。そこで更にVDDが低下されると(ステップS12)、メモリセルMCの閾値電圧Vthが低下し、更に安定性が悪化する(ステップS15)。そこでバックバイアス発生回路14が、メモリセルMCを形成するMOSトランジスタにバックバイアス電圧Vbbを印加する(ステップS16)。その結果、メモリセルMCの閾値電圧Vthが上昇し、メモリセルMCの安定性が向上する(ステップS17)。すなわち、ステップS12によってメモリセルMCが受けるステップS15の影響を、ステップS16により相殺している。
このことを、図13の制御情報と各電圧とのグラフを用いて説明する。図示するように、制御情報CNTが“11”→“10”→“01”と変化するにつれて、電源電圧VDDは1.1V→1.0V→0.9Vと低下していく。それに伴い、バックバイアス電圧Vbbは0.0V→0.1V→0.2Vと上昇していく。従って、メモリセルMCの閾値電圧Vthはほぼ一定値となる。図中のVthに関する破線は、バックバイアス発生回路14を使用しない場合について示しており、この場合には、VDDの低下と共に、Vthを低下していく。
以上のように本実施形態に係る構成では、製造バラツキによるLSI2の特性バラツキを、LSI2全体としては電圧制御回路4による電圧VDDの制御によって抑制し、またそれによってSRAM6が受ける悪影響をバックバイアス発生回路14によって補整している。そのため、LSI2の動作安定性を向上できる。
[第2の実施形態]
次に、この発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路装置について説明する。本実施形態は上記第1の実施形態において、メモリセルMCの代わりにセンスアンプの活性化タイミングを、制御情報CNTによって制御するものである。以下では、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。図14は、本実施形態に係るLSI2の備えるSRAM6のブロック図である。
図示するようにSRAM6は、上記第1の実施形態で説明した図3の構成において、バックバイアス発生回路14を廃して、新たにセンスアンプ制御回路15を備えた構成を有している。センスアンプ制御回路15は、センスアンプ活性化信号SAEを発生して、センスアンプ13へ供給する。図15はセンスアンプ制御回路15の回路図である。
図示するようにセンスアンプ制御回路15は、内部信号発生回路40、タイミング制御回路41、及びタイミング決定回路42を備えている。内部信号発生回路40は、メモリセルMCからデータを読み出した際に、センスアンプ13を活性化するための内部センスアンプ活性化信号SAEintを発生する。タイミング決定回路42は、内部センスアンプ活性化信号SAEintの出力タイミングを決定し、それをセンスアンプ活性化信号SAEとしてセンスアンプ13へ出力する。タイミング制御回路41は、タイミング決定回路42における出力タイミングを決定するための信号SLOW、FASTを発生し、これをタイミング決定回路42へ出力する。タイミング制御回路41は、電圧制御回路4に保持される制御情報CNTに基づいて、信号SLOW、FASTを発生する。制御情報CNTと信号SLOW、FASTとの関係を図16に示す。図16は制御情報CNTと、信号SLOW、FASTとの関係を示すテーブルの一例であり、本テーブルをタイミング制御回路41が保持する。なお本実施形態では、制御情報CNTは“01”、“10”の2種類であるものとする。制御情報CNTとVDDとの関係は、第1の実施形態と同様である。図示するように、制御情報CNT=“01”の際には、タイミング制御回路41はSLOW=“1”、FAST=“0”を出力し、CNT=“10”の際にはSLOW=“0”、FAST=“1”を出力する。
タイミング決定回路42は、NANDゲート43〜46及びインバータ47を備えている。NANDゲート43は、信号SAEintと信号SLOWとのNAND演算を行う。NANDゲート44は、信号SAEintと信号FASTとのNAND演算を行う。NANDゲート45は、NANDゲート43の出力と、“1”データ(VDD)とのNAND演算を行う。インバータ47は、NANDゲート45の出力を反転する。NANDゲート46は、NANDゲート44の出力とインバータ47の出力とのNAND演算を行う。すなわち、制御情報CNT=“01”の際にはSLOW=“1”、FAST=“0”とされると、インバータ47の出力が“H”レベルに反転してから、NANDゲート46の出力が“H”レベルとなる。すなわち、インバータ47における遅延時間分だけ、センスアンプ活性化信号SAEが“H”レベルとなる時間が遅れる。図17は、センスアンプ活性化信号SAEのタイミングチャートである。図示するように、制御情報CNT=“10”の際には、センスアンプ活性化信号SAEは時刻t1で“H”レベルとなる。これに対して制御情報CNT=“01”の際には、時刻t1からインバータ47での遅延時間分だけ遅れた時刻t2で“H”レベルとなる。
上記構成のLSI2であると、下記(2)の効果が得られる。
(2)半導体素子の特性バラツキを抑制し、LSIの動作安定性を向上出来る(その2)。
本実施形態に係るLSI2であると、第1の実施形態と同様、制御情報CNTを保持する電圧制御回路4を備えている。更に、この制御情報CNTに応じてセンスアンプ活性化信号SAEを制御するセンスアンプ制御回路15を備えている。従って、LSI2の動作安定性を向上出来る。以下、本効果について詳細に説明する。
上記第1の実施形態で説明したように、電圧VDDを変化させることは、LSI2全体の傾向としては性能向上に寄与するが、それがLSI2内の個々の回路についても適しているとは限らない。例えばSRAM6の読み出し動作に着目すれば、電圧VDDの変動は、データの読み出し速度の変化をもたらし、場合によっては誤読み出しの原因となる。つまり、電圧VDDが低下すると、データの読み出し速度、すなわちビット線BLの電位変化速度も低下する。この際、センスアンプ13の活性化タイミングが早すぎると、センスアンプ13はビット線BLが“H”レベルであると誤認識し、読み出しデータを誤って判別してしまう。
そこで本実施形態では、SRAM6がセンスアンプ制御回路15を備えている。そしてセンスアンプ制御回路15は、VDDが低い際(CNT=“01”)には、センスアンプ13の活性化タイミングを高い場合(CNT=“10”)に比べて遅くする。この様子につき図18を用いて説明する。図18は、ワード線WL及びビット線対BL、/BLの電位、並びにセンスアンプ活性化信号SAEのタイミングチャートである。
図示するように、データの読み出しの際には、ビット線対BL、/BLはあるプリチャージ電位でフローティングとされる。その状態で、ロウデコーダ11によって選択されたワード線WLに電圧が与えられ、選択メモリセルMCからビット線BLにデータが読み出される。これにより、ビット線BLの電荷が放電され、ビット線BLの電位が低下する。センスアンプ13は、センスアンプ活性化信号SAEによって活性化されることにより、ビット線BLと/BLとの間の電位差に基づいてデータを判別し、増幅する。この判別のための電位差の閾値がΔVであったとする。ここで、電源電圧VDDが高い場合(CASE1)、ビット線BLの電位は速やかに低下し、時刻t1の時点で/BLに対してΔVだけ電位が低下する。これに対して電圧VDDが低い場合(CASE2)、ビット線の電位変化は緩やかであり、時刻t1より遅れた時刻t2でΔVだけ低下する。そこで本実施形態では、CASE1、すなわち制御情報CNT=“10”の場合には、センスアンプ活性化タイミングを早めて時刻t1に設定する。これにより、データの読み出し速度を向上できる。また、CASE2、すなわちCNT=“01”の場合には、センスアンプ活性化タイミングを遅くして時刻t2に設定する。これにより、データの誤読み出しを防止できる。
但し、電源電圧VDDの低下は、ビット線BLの放電時間が長くなるだけでなく、それだけでセンスアンプ活性化信号SAEの立ち上がりタイミングの遅れの原因となる。従って、タイミング制御回路41及びタイミング決定回路42によってタイミングを遅らせるまでもない場合や、逆にVDDの低下によりセンスアンプ活性化信号SAEの立ち上がりタイミングが遅れすぎる場合もありうる。このような場合には、逆にVDDの低下と共に、立ち上がりタイミングを早くしても良い。この点も併せて、上記の効果を図19のフローチャートに示す。
図示するように、電源電圧VDDが低下すると(ステップS20)、メモリセルMCのセル電流が低下すると同時に、センスアンプ活性化信号SAEの立ち上がりタイミングが遅れる(ステップS21)。立ち上がりタイミングが遅れすぎている場合(ステップS22、YES)には、センスアンプ制御回路15は、内部センスアンプ活性化信号SAEintの遅延時間を短くし(SLOW=“0”、FAST=“1”)、立ち上がりタイミングを早めに設定する(ステップS23)。逆に立ち上がりタイミングが早い場合(ステップS22、NO)には、センスアンプ制御回路15は、内部センスアンプ活性化信号SAEintの遅延時間を長くし(SLOW=“1”、FAST=“0”)、立ち上がりタイミングを遅く設定する(ステップS24)。
以上のように本実施形態に係る構成では、製造バラツキによるLSI2の特性バラツキを、LSI2全体としては電圧制御回路4による電圧VDDの制御によって抑制し、またそれによってSRAM6が受ける悪影響をセンスアンプ制御回路15によって補整している。そのため、LSI2の動作安定性を向上できる。
なお上記実施形態ではセンスアンプ活性化信号の立ち上がりタイミングがCASE1とCASE2の2つの場合だけである場合について説明したが、3つ以上あっても良い。例えば図18のCASE3に示すように、時刻t1とt2との間の時刻t10で立ち上がるタイミングがあっても良い。
[第3の実施形態]
次に、この発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路装置について説明する。本実施形態は上記第1の実施形態において、メモリセルMCの代わりに出力バッファの駆動力を制御情報CNTによって制御するものである。以下では、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。図20は、本実施形態に係るLSI2の備えるSRAM6のブロック図である。
図示するようにSRAM6は、上記第1の実施形態で説明した図3の構成において更に出力バッファ16を備え、バックバイアス発生回路14を廃して新たに出力バッファ制御回路17を備えた構成を有している。出力バッファ16は、センスアンプで増幅されたデータをSRAM6の外部へ出力する。出力バッファ制御回路17は、制御情報CNTに基づいて出力バッファ16の駆動力を制御する。図21は、出力バッファ16及び出力バッファ制御回路17の回路図である。
図示するように、出力バッファ制御回路17は、制御情報CNTに基づいて信号N0、P0、N1、P0を発生して、出力バッファ16へ供給する。制御情報CNTと信号N0、P0、N1、P1との関係を図22に示す。図22は制御情報CNTと、信号P0、N0、P1、N1との関係を示すテーブルの一例であり、本テーブルを出力バッファ制御回路17が保持する。なお本実施形態では、制御情報CNTは“01”、“10”の2種類であるものとする。制御情報CNTとVDDとの関係は、第1の実施形態と同様である。図示するように、制御情報CNT=“01”の際には、出力バッファ制御回路17はP0=“1”、N0=“0”、P1=“1”、N1=“0”を出力し、CNT=“10”の際にはP0=“0”、N0=“1”、P1=“1”、N1=“0”を出力する。
次に出力バッファ16の構成について図21を用いて説明する。図示するように出力バッファ16は、NANDゲート50、51、NORゲート52、53、pチャネルMOSトランジスタ54、55、及びnチャネルMOSトランジスタ56、57を備えている。NANDゲート50は、センスアンプ13から出力される読み出しデータと信号P0とのNAND演算を行う。NANDゲート51は、読み出しデータと信号P1とのNAND演算を行う。NORゲート52は、読み出しデータと信号N0とのNOR演算を行う。NORゲート53は、読み出しデータと信号N1とのNOR演算を行う。MOSトランジスタ54は、ソースがVDDに接続され、ドレインがMOSトランジスタ56のドレインに接続され、ゲートにNANDゲート50の演算結果が入力される。MOSトランジスタ56は、ソースが接地され、ゲートにNORゲート52の演算結果が入力される。MOSトランジスタ55は、ソースがVDDに接続され、ドレインがMOSトランジスタ57のドレインに接続され、ゲートにNANDゲート51の演算結果が入力される。MOSトランジスタ57は、ソースが接地され、ゲートにNORゲート53の演算結果が入力される。そして、MOSトランジスタ54のドレインとMOSトランジスタ56のドレインとの接続ノードと、MOSトランジスタ55のドレインとMOSトランジスタ57のドレインとの接続ノードとが共通接続され、このノードが出力バッファ16の出力ノードとなる。
次に出力バッファ16と出力バッファ制御回路17の動作について説明する。まず制御情報CNT=“01”の場合、すなわち電源電圧VDDが0.9Vと低く設定された場合である。この場合、出力バッファ制御回路17は制御情報CNTに基づいて、信号P0=“1”、N0=“0”、P1=“1”、N1=“0”とする。すると出力バッファ16において、NANDゲート50、51は読み出しデータが“1”の場合には“0”を出力し、読み出しデータが“0”の場合には“1”を出力する。またNORゲート52、53は、読み出しデータが“1”の場合には“0”を出力し、読み出しデータが“0”の場合には“1”を出力する。すなわち、読み出しデータ“1”の場合にはMOSトランジスタ54、55がオン状態となり、出力ノードには“1”が出力される。逆に読み出しデータ“0”の場合にはMOSトランジスタ56、57がオン状態となり、出力ノードには“0”が出力される。従って、CNT=“01”の場合には、出力バッファ16の電流駆動力はMOSトランジスタ54〜57によって決定する。
次に制御情報CNT=“10”の場合、すなわち電源電圧VDDが1.0Vと高く設定された場合である。この場合、出力バッファ制御回路17は制御情報CNTに基づいて、信号P0=“0”、N0=“1”、P1=“1”、N1=“0”とする。すると出力バッファ16において、NANDゲート51は読み出しデータが“1”の場合には“0”を出力し、読み出しデータが“0”の場合には“1”を出力する。またNORゲート53は、読み出しデータが“1”の場合には“0”を出力し、読み出しデータが“0”の場合には“1”を出力する。これに対してNANDゲート50及びNORゲート52は、読み出しデータに関わらず、それぞれ“1”、“0”を出力する。すなわち、読み出しデータ“1”の場合にはMOSトランジスタ55がオン状態となり、出力ノードには“1”が出力される。逆に読み出しデータ“0”の場合にはMOSトランジスタ57がオン状態となり、出力ノードには“0”が出力される。従って、CNT=“10”の場合には、出力バッファ16の電流駆動力はMOSトランジスタ55、57によって決定され、MOSトランジスタ54、56は非動作状態となる。
上記構成のLSI2であると、下記(3)の効果が得られる。
(3)半導体素子の特性バラツキを抑制し、LSIの動作安定性を向上出来る(その3)。
本実施形態に係るLSI2であると、第1の実施形態と同様、制御情報CNTを保持する電圧制御回路4を備えている。更に、この制御情報CNTに応じて出力バッファ16の駆動力、すなわち電流駆動力を制御する出力バッファ制御回路17を備えている。従って、LSI2の動作安定性を向上出来る。なお出力バッファ16の電流駆動力とは、出力バッファ16の、その出力ノードOUTへの電流供給能力のことである。つまり、出力バッファ16内におけるMOSトランジスタ54〜57のうちで、オン状態となるMOSトランジスタの数が多いほど、出力ノードOUTに流れる電流も大きくなり、出力バッファ16の電流駆動力が大きくなる。そして出力バッファ16は、その電流駆動力が上昇するほど、そのインピーダンスZ1は低下する。以下、本効果について詳細に説明する。
上記第1の実施形態で説明したように、電圧VDDを変化させることは、LSI2全体の傾向としては性能向上に寄与するが、それがLSI2内の個々の回路についても適しているとは限らない。この点について、図23を用いて説明する。図23は出力バッファ16と、それに接続される負荷とを示す回路図である。図示するように、出力バッファ16のインピーダンスがZ1、出力バッファ16に接続される負荷(伝送路)58のインピーダンスがZ2であったとする。この際、インピーダンスZ1とZ2との差が大きいと、出力バッファ16から出力されるデータは反射によって効率的に伝送できない。従って、出力バッファ16のインピーダンスZ1は、負荷58のインピーダンスZ2に合わせて最適化されるのが通常である。しかし、出力バッファ16のインピーダンスZ1は電源電圧VDDに依存する。従って、電圧制御回路4によって電圧VDDが変化した場合、出力バッファ16のインピーダンスZ1が変化して負荷58のインピーダンスZ2との差が大きくなり、その結果、反射の影響が大きくなる場合がある。これにより、効率的なデータの伝送が困難となる。そこで本実施形態では、電圧VDDの変化にあわせて出力バッファ16の駆動力を変化させている。これはつまり、出力バッファ16のインピーダンスZ1を変化させることに等しい。その結果、電圧VDDが変化した場合であっても、反射の影響を最小限に抑えることが出来る。本効果につき、図24のフローチャートを用いて説明する。
図示するように、まず電圧制御回路4によって電源電圧VDDが上昇したとする(ステップS30、YES)。つまり、制御情報CNT=“10”の場合である。すると、電圧VDDの上昇に伴って出力バッファ16のインピーダンスZ1が低下する(ステップS31)。他方、出力バッファ制御回路17は出力バッファ16のMOSトランジスタ54、56をオフ状態とさせて、出力バッファ16の駆動力を低下させる(ステップS32)。その結果、電圧VDDの上昇に伴う出力バッファ16のインピーダンスZ1の上昇を、駆動力低下に伴うインピーダンスZ1の低下によって抑制できる(ステップS33)。逆に、電圧制御回路4によって電源電圧VDDが低下したとする(ステップS30、NO)。つまり、制御情報CNT=“01”の場合である。すると、電圧VDDの低下に伴って出力バッファ16のインピーダンスZ1が上昇する(ステップS34)。他方、出力バッファ制御回路17は出力バッファ16のMOSトランジスタ54〜57を動作状態とさせて、出力バッファ16の駆動力を上昇させる(ステップS35)。その結果、電圧VDDの低下に伴う出力バッファ16のインピーダンスZ1の低下を、駆動力上昇に伴うインピーダンスZ1の上昇によって抑制できる(ステップS36)。
以上のように本実施形態に係る構成では、製造バラツキによるLSI2の特性バラツキを、LSI2全体としては電圧制御回路4による電圧VDDの制御によって抑制し、またそれによって出力バッファ16が受ける悪影響を出力バッファ制御回路16によって補整している。そのため、LSI2の動作安定性を向上できる。
[第4の実施形態]
次に、この発明の第4の実施形態に係る半導体集積回路装置について説明する。本実施形態は上記第1の実施形態において、制御情報CNTによってロジック回路5の動作特性を変化させるものである。以下では、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。図25は、本実施形態に係るLSI2の備えるロジック回路5のブロック図である。
図示するようにロジック回路5は、フリップフロップ60、61、組み合わせ回路62、及び内部クロック発生回路63を備えている。内部クロック発生回路63は、LSI2内部に設けられたクロック発生回路7の生成するクロックCLKに基づいて、内部クロックICLKを生成する。フリップフロップ60、61は、内部クロック発生回路63の発生する内部クロックICLKに基づき動作し、内部クロックICLKに同期してデータの取り込み、出力する。組み合わせ回路62は、フリップフロップ60から与えられるデータを用いて演算を行い、演算結果をフリップフロップ61へ出力する。
図26は、内部クロック発生回路63の回路図である。図示するように内部クロック発生回路63は、タイミング制御回路70及びタイミング決定回路71を備えている。
タイミング制御回路70は、信号SLOW、FASTを発生し、これをタイミング決定回路71へ出力する。タイミング制御回路70は、電圧制御回路4に保持される制御情報CNTに基づいて、信号SLOW、FASTを発生する。制御情報CNTと信号SLOW、FASTとの関係は、上記第2の実施形態で説明した図16と同一である。すなわち、タイミング制御回路70は図16に示すテーブルを保持し、制御情報CNT=“01”の際には、タイミング制御回路70はSLOW=“1”、FAST=“0”を出力し、CNT=“10”の際にはSLOW=“0”、FAST=“1”を出力する。
タイミング決定回路71は、クロックCLKと、タイミング制御回路70から与えられる信号SLOW、FASTとを用いて、内部クロックICLKを発生する。タイミング決定回路71は、NANDゲート72〜75及びインバータ76を備えている。NANDゲート72は、クロックCLKと信号SLOWとのNAND演算を行う。NANDゲート73は、クロックCLKと信号FASTとのNAND演算を行う。NANDゲート74は、NANDゲート72の出力と、“1”データ(VDD)とのNAND演算を行う。インバータ76は、NANDゲート74の出力を反転する。NANDゲート75は、NANDゲート73の出力とインバータ76の出力とのNAND演算を行う。すなわち、タイミング決定回路71は、第2の実施形態で説明したタイミング決定回路42と同様の構成を有している。従って、CNT=“10”の場合には、クロックCLKがほぼ遅延なくそのまま内部クロックICLKとして出力され、CNT=“01”の場合には、インバータ76で遅延されたクロックCLKが内部クロックICLKとして出力される。
(4)半導体素子の特性バラツキを抑制し、LSIの動作安定性を向上出来る(その4)。
本実施形態に係るLSI2であると、第1の実施形態と同様、制御情報CNTを保持する電圧制御回路4を備えている。更に、この制御情報CNTに応じて内部クロックICLKを発生する内部クロック発生回路63を備えている。従って、LSI2の動作安定性を向上出来る。以下、本効果について詳細に説明する。
上記第1の実施形態で説明したように、電圧VDDを変化させることは、LSI2全体の傾向としては性能向上に寄与するが、それがLSI2内の個々の回路についても適しているとは限らない。例えば、クロックに同期してデータを取り込むロジック回路5の動作安定性が悪化する場合がある。この点について、図27を用いて説明する。図27は、制御情報CNTが“01”の場合と“10”の場合における内部クロックICLKとデータのタイミングチャートである。
まず制御情報CNT=“01”の場合について説明する。図示するように、データが内部クロックICLKの立ち上がりのタイミングで内部に取り込まれる場合、データは当該タイミングよりも一定時間だけ早い時刻から入力されなければならない。この期間はセットアップタイムと呼ばれる。また入力されたデータは、内部クロックICLKの立ち上がりのタイミングから、一定時間だけ入力され続けなければならない。この期間はホールドタイムと呼ばれる。セットアップタイムは、当該内部クロックICLKの1サイクル前の立ち上がりのタイミングから、データを新たに受け付けるための処理にかかる時間によって決まる。またホールドタイムは、当該クロックの立ち上がりのタイミングにおいてデータを受け付けてからの処理にかかる時間によって決まる。
制御情報CNTが“01”から“10”となって電源電圧VDDが上昇すると、当然ながら上記処理にかかる時間は短くなる。すると、図27においてCNT=“01”時の内部クロックICLKとCNT=“10”時のデータとを比較して明らかなように、セットアップタイムが長くなり、ホールドタイムが短くなる。この際、ホールドタイムが短くなりすぎると、ロジック回路5の動作マージンが小さくなり、安定した動作が困難となる。
この点本実施形態では、制御情報CNTが“10”になると、タイミング制御回路70は信号FAST=“1”とする。これにより、図27に示すように内部クロックICLKは、制御情報CNTが“01”である場合に比べて位相がずれて、立ち上がりタイミングが早くなる。その結果、データのホールドタイムを長くすることが出来る。
以上のように本実施形態に係る構成では、製造バラツキによるLSI2の特性バラツキを、LSI2全体としては電圧制御回路4による電圧VDDの制御によって抑制し、またそれによってロジック回路5が受ける悪影響を内部クロック発生回路63によって補整している。そのため、LSI2の動作安定性を向上できる。
[第5の実施形態]
次に、この発明の第5の実施形態に係る半導体集積回路装置について説明する。本実施形態は、電圧制御回路4の保持する制御情報に基づいて、LSI2内に含まれる個々の回路全体の全体的な特性を回路毎に最適化する手法に関するものである。図28は、本実施形態に係る半導体装置システムのブロック図である。
図示するように LSI2は、同一の半導体基板上に形成された電圧制御回路4、ロジック回路5、及びSRAM(Static Random Access Memory)6を備えている。電圧制御回路4は、制御情報CNTを保持する。制御情報CNTは電圧発生回路3の制御用に用いられる。制御情報CNTと、電圧発生回路3の発生する電圧VDDとの関係を、図2に示す。
図示するようにシステム1は、半導体集積回路(LSI)2と電圧発生回路3とを備えている。電圧発生回路3は、電源電圧VDDを発生してLSI2へ供給する。LSI2は、電圧発生回路3により与えられる電圧VDDを用いて動作する。
LSI2は、第1の実施形態と同様に、同一の半導体基板上に形成された電圧制御回路4、ロジック回路5、及びSRAM6を備えている。電圧制御回路4は第1の実施形態と同様であり、図2に示す関係によって電圧発生回路3の発生する電圧VDDを制御する。SRAM6及びロジック回路5の少なくともいずれか一方は、内部にバックバイアス発生回路8を有している。バックバイアス発生回路8は、電圧制御回路4の保持する制御情報CNTに応じてバックバイアス電圧Vbbを発生する。バックバイアス発生回路8がSRAM6内に設けられている場合には、バックバイアス発生回路8はSRAM6内の一部または全てのMOSトランジスタのバックゲートに対してバックバイアス電圧Vbbを印加する。またバックバイアス発生回路8がロジック回路5内に設けられている場合には、バックバイアス発生回路8はロジック回路5内の一部または全てのMOSトランジスタのバックゲートに対してバックバイアス電圧Vbbを印加する。
図29は、制御情報CNTとバックバイアス電圧Vbbの大きさとの関係を示すテーブルの一例である。バックバイアス発生回路8は図29に示すテーブルを内部に保持する。図示するように、CNT=“01”の際には、バックバイアス発生回路14はVbb=0.1Vを発生し、CNT=“10”の際にはVbb=0.2Vを発生し、CNT=“11”の際にはVbb=0.0Vを発生する。すなわちバックバイアス発生回路14は、制御情報CNTに応じてMOSトランジスタの閾値電圧Vthを変化させるように、バックバイアス電圧Vbbを発生する。
上記構成のLSI2であると、下記(5)の効果が得られる。
(5)半導体素子の特性バラツキを抑制し、LSIの動作安定性を向上出来る(その5)。
本実施形態によって得られる効果について図30を用いて説明する。図30は、LSI2の消費電力と動作速度との関係を示すグラフである。図示するように、例えば制御情報CNTが“11”とされることにより電源電圧VDDが1.1Vの際の消費電力と動作速度が、グラフ中のA点であったとする。A点では、動作速度はSth以上であるが消費電力はPthより大きい。従って電圧制御回路4は、動作点が図中の斜線の領域内となるよう、電源電圧VDDを低下させる。電源電圧VDDを変化させることで可能な動作点を結んだものが、図中の破線矢印である。破線矢印で示されるように、本LSI2であると、電源電圧VDDの変化だけでは、動作速度及び消費電力の条件を満足させることが出来ない。
そこで本実施形態では、ロジック回路5または/及びSRAM6内にバックバイアス発生回路8を設け、これによりロジック回路5または/及びSRAM6内のMOSトランジスタの閾値電圧を変化させている。例えば図29のようにバックバイアス電圧Vbbを印加することで、MOSトランジスタの閾値電圧は上昇する。MOSトランジスタの閾値電圧の上昇は、LSI2全体として見ると動作速度の低下と消費電力の低下につながる。従って図30に示すように、例えば制御情報CNTが“10”で電源電圧VDDが1.0Vの場合には、バックバイアス電圧Vbb=0.2Vを印加することでMOSトランジスタの閾値電圧を上昇させる。その結果、LSI2の動作点はB点から実線矢印で示したように斜線の領域に移動する。例えば制御情報CNTが“01”で電源電圧VDDが0.9Vの場合も同様である。この場合には、B点に比べて消費電力が低いので、バックバイアス電圧VbbはCNT=“10”の場合よりも低い0.1Vを印加することでMOSトランジスタの閾値電圧を上昇させる。その結果、LSI2の動作点はC点から実線矢印で示したように斜線の領域に移動する。
以上のように本実施形態に係る構成であると、電源電圧VDDだけでなく、LSI2内の各回路に設けたバックバイアス発生回路8によって、各回路内のMOSトランジスタの閾値電圧を変化させ、これにより消費電力と動作速度を変化させている。その結果、半導体素子の特性バラツキを抑制し、LSIの動作安定性が向上出来る。
上記のように、この発明の第1乃至第5の実施形態であると、LSI2全体の消費電力や動作速度等の性能を基準にして電源電圧の大きさを決定している。そして、LSI2内の個々の回路が、電圧制御回路4内の制御情報を参照することによって、個々の回路の動作特性を変化させる。これにより、電源電圧の変動に伴って発生する個々の回路への悪影響を相殺出来る。従って、LSI2の動作安定性を向上出来る。
なお、上記第1乃至第5の実施形態では、LSI2がロジック回路5とSRAM6との組み合わせである場合を例に説明したが、LSI2の内部構成は特に限定されない。勿論、例えば単体の半導体メモリチップであっても良い。またLSI2内において制御情報CNTにより特性を制御される対象は、上記実施形態のような複数の半導体素子を含む回路ブロックに限定されず、例えば半導体素子1個であっても良い。なお、制御情報によって変化される個々の回路の動作特性は、上記第1乃至第4の実施形態で説明したものに限定されるものではない。
更に、上記第1乃至第4の実施形態を組み合わせても良い。図31は、第1乃至第4の実施形態を組み合わせたSRAM6の回路ブロックである。図示するように本構成は、第1の実施形態で説明した図3の構成において、第2の実施形態で説明したセンスアンプ制御回路15、第3の実施形態で説明した出力バッファ16及び出力バッファ制御回路17、第4の実施形態で説明した内部クロック発生回路63、及び制御回路18を備えており、内部クロックICLKに同期してデータの入出力を行う同期式SRAMである。制御回路18は、内部クロックICLに同期して動作し、各回路の動作を制御する。勿論、本構成に対して第5の実施形態を適用しても良い。
また上記実施形態では、同一基板上に形成されたロジック回路5とSRAM6とが同一半導体基板上に設けられた1つのLSI2が、電圧発生回路3によって制御される場合を例に挙げて説明した。しかし、図32に示すように、複数のLSI(半導体チップ)2−1、2−2を備え、そのうちのいずれか一方(図32であるとLSI2−1)のみが電圧制御回路4を備えていても良い。この場合には、LSI2−2は、LSI2−1内の電圧制御回路4が保持する制御情報を用いて、自身の動作特性を制御する。また図33に示すように、電圧制御回路4がLSI2−1の外部にあっても良い。すなわち、1つの電圧制御回路4によって複数のLSIが制御される場合であっても良い。
また上記第2、第5の実施形態においては、バックバイアス電圧Vbbとして正電圧だけでなく負電圧を用いても良い。更に第5の実施形態においては、図30において閾値電圧を上げる場合を例に説明した。しかし消費電力は条件を満たしているが動作速度が満たされていない場合には、閾値電圧を方向で変化させても良い。更に、上記制御情報CNTは、2進数2桁の3種類に限られるものでは無く、4種類以上であっても良い。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
この発明の第1の実施形態に係るLSIのブロック図。 この発明の第1の実施形態に係るLSIの備える電圧制御回路が保持する制御情報と、電圧発生回路が発生する電源電圧との関係を示す表。 この発明の第1の実施形態に係るLSIの備えるSRAMのブロック図。 この発明の第1の実施形態に係るSRAMの備えるメモリセルの回路図。 この発明の第1の実施形態に係るSRAMの備えるバックバイアス発生回路が保持する表。 この発明の第1の実施形態に係るSRAMの備えるメモリセルに含まれるMOSトランジスタの断面図。 この発明の第1の実施形態に係るLSIの有するMOSトランジスタのバラツキの様子を示すグラフ。 この発明の第1の実施形態に係るLSIの動作速度及び消費電力のバラツキの様子を示すグラフ。 LSIの消費電力と動作速度との関係を示すグラフ。 この発明の第1の実施形態に係るLSIの、消費電力と動作速度との関係を示すグラフであり、VDDを下げることで消費電力を抑制している様子を示す図。 この発明の第1の実施形態に係るLSIの、消費電力と動作速度との関係を示すグラフであり、VDDを上げることで動作速度を向上させている様子を示す図。 この発明の第1の実施形態に係るLSIにおける、電圧制御回路及びバックバイアス発生回路の動作を示すフローチャート。 この発明の第1の実施形態に係るLSIにおいて、制御情報に対する電源電圧、バックバイアス電圧、及びMOSトランジスタの閾値電圧の変化を示すグラフ。 この発明の第2の実施形態に係るLSIの備えるSRAMのブロック図。 この発明の第2の実施形態に係るLSIの備えるセンスアンプ制御回路の回路図。 この発明の第2の実施形態に係るSRAMの備えるタイミング制御回路が保持する表。 この発明の第2の実施形態に係るSRAMの備えるセンスアンプ制御回路が出力するセンスアンプ活性化信号のタイミングチャート。 この発明の第2の実施形態に係るSRAMにおける、ワード線、ビット線対、及びセンスアンプ活性化信号のタイミングチャート。 この発明の第2の実施形態に係るSRAMにおける、電圧制御回路及びセンスアンプ制御回路の動作を示すフローチャート。 この発明の第2の実施形態に係るLSIの備えるSRAMのブロック図。 この発明の第3の実施形態に係るSRAMの備える出力バッファ及び出力バッファ制御回路の回路図。 この発明の第3の実施形態に係るSRAMの備える出力バッファ制御回路が保持する表。 出力バッファと、該出力バッファに接続される負荷の回路図。 この発明の第3の実施形態に係るSRAMにおける、電圧制御回路及び出力バッファ制御回路の動作を示すフローチャート。 この発明の第4の実施形態に係るLSIの備えるロジック回路のブロック図。 この発明の第4の実施形態に係るロジック回路の備える内部クロック発生回路の回路図。 この発明の第4の実施形態に係るロジック回路における、内部クロックとデータのタイミングチャート。 この発明の第5の実施形態に係るLSIのブロック図。 この発明の第5の実施形態に係るバックバイアス発生回路の保持する表。 この発明の第5の実施形態に係るLSIにおける、消費電力と動作速度との関係を示すグラフであり、VDDを下げることで消費電力を抑制している様子を示す図。 この発明の第1乃至第4の実施形態の変形例に係るSRAMのブロック図。 この発明の第1乃至第5の実施形態の第1変形例に係る半導体装置のブロック図。 この発明の第1乃至第5の実施形態の第2変形例に係る半導体装置のブロック図。
符号の説明
1…半導体回路システム、2…LSI、3…電圧発生回路、4…電圧制御回路、5…ロジック回路、6…SRAM、7…クロック発生回路、8、14…バックバイアス発生回路、10…メモリセルアレイ、11…ロウデコーダ、12…カラムセレクタ、13…センスアンプ、15…センスアンプ制御回路、16…出力バッファ、17…出力バッファ制御回路、18…制御回路、20、21、54〜57…MOSトランジスタ、22、23、47、76…インバータ、40…内部信号発生回路、41、70…タイミング制御回路、42、71…タイミング決定回路、43〜46、50、51、72〜75…NANDゲート、52、53…NORゲート、60、61…フリップフロップ、62…組み合わせ回路、63…内部クロック発生回路

Claims (5)

  1. 外部電源回路から与えられる電圧を電源電圧として用いて動作する半導体集積回路装置であって、前記半導体集積回路装置は、
    同一の半導体基板上に形成された第1半導体回路及び第2半導体回路と、
    前記半導体基板上に形成され、前記半導体集積回路装置の動作性能に応じて、前記外部電源回路の発生する前記電圧を制御する制御情報を保持する電圧制御回路と
    を具備し、前記第1半導体回路は、前記電圧制御回路の保持する前記制御情報に応じて、該第1半導体回路の動作特性を変化させる特性制御回路を備える
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記第1半導体回路は、MOSトランジスタを含むメモリセルを備えた半導体記憶装置であり、
    前記特性制御回路は、前記制御情報に応じて、前記メモリセルに含まれる前記MOSトランジスタに対してバックゲートバイアスを印加する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記第1半導体回路は、複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、前記メモリセルから読み出されたデータを増幅するセンスアンプとを含む半導体記憶装置であり、
    前記特性制御回路は、前記制御情報に応じて、前記センスアンプを活性化するタイミングを変化させる
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記第1半導体回路は出力バッファ回路を含み、
    前記特性制御回路は、前記制御情報に応じて、前記出力バッファ回路の電流駆動能力を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記第1半導体回路はクロックに同期してデータを内部に取り込み、
    前記特性制御回路は、前記制御情報に応じて、前記第1半導体回路のセットアップタイム及びホールドタイムを制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
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