JP2009099196A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術では、SRAM回路がデータの誤読み出しを起こす問題があった。
【解決手段】本発明は、伝達トランジスタ、負荷トランジスタ及び駆動トランジスタによって一つのメモリセルが形成される半導体記憶装置であって、ビット線対と平行して配置されている第1のワード線に印加される電位によって導通状態となる第1の伝達トランジスタと、前記ビット線対と直交して配置されている第2のワード線に印加される電位によって導通状態となる第2の伝達トランジスタと、前記第1及び第2の伝達トランジスタを共に導通状態とする場合に、前記第1のトランジスタを前記第2のトランジスタよりも先に導通状態とするよう前記第1のワード線と第2のワード線の電位を制御する制御信号を出力する制御回路とを有する半導体記憶装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特にスタティックRAM(以下、SRAMという)の半導体記憶装置に関する
半導体記憶装置の一つにSRAM(Static Random Access Memory)がある。ここで、従来のSRAM回路の一例を図5に示す。図5に示すSRAM100は、ビット線DT1、DB1からビット線DTn、DBnを有する。ビット線DT1、DB1からビット線DTn、DBnのそれぞれにメモリセルF1からFnが接続されている。
メモリセルF1からFnは、それぞれ駆動トランジスタTr10、Tr11、負荷トランジスタTr20、Tr21、伝達トランジスタTr30、Tr31を有している。そして、駆動トランジスタと負荷トランジスタとが接続される接点に形成される記憶ノードA、Bに記憶されたデータを伝達トランジスタを介して、それぞれビット線DT1、DB1からビット線DTn、DBnに伝達することで、データを読み出す。
ここで、SRAMの動作は、ビット線のプリチャージ期間とディスチャージ期間を繰り返してデータの書き込み及び読み出しを行っている。
例えば、メモリセルF1を選択して「0」のデータを書き込む場合を考える。まず、ビット線DT1、DB1をハイレベルにプリチャージしているプリチャージ回路がオフし、ビット線DT1、DB1はハイインピーダンスの状態になる。ここで、ワード線WLXをハイレベルにするとトランジスタTr30、Tr31がオンになり、記憶ノードA、Bとビット線DT1、DB1が接続される。メモリセルF1に「0」を書き込むことからビット線DT1をロウレベル、ビット線DB1をハイレベルにする。このとき、ビット線DT1はディスチャージされる。よって、記憶ノードAはロウレベル、記憶ノードBはハイレベルとなりデータの書き込みが行われる。最後にワード線WLXをロウレベルにして、トランジスタTr30、Tr31をオフにすることでデータの書き込みが完了する。その後はプリチャージ回路がオンになり、ビット線DT1、DB1をプリチャージする。よって、ビット線DT1がハイレベルに再びチャージされる。
次にメモリセルF1を選択して保持されている「0」のデータを読み出す場合を考える。まず、ビット線DT1、DB1をハイレベルにプリチャージしているプリチャージ回路がオフし、ビット線DT1、DB1はハイインピーダンスの状態になる。ここで、ワード線WLXをハイレベルにするとトランジスタTr30、Tr31がオンになり、記憶ノードA、Bとビット線DT1、DB1が接続される。ここで、記憶ノードAは、トランジスタTr10とTr20で構成されるインバータの出力端子であり、トランジスタTr11とTr21で構成されるインバータの入力端子である。また、記憶ノードBは、トランジスタTr10とTr20で構成されるインバータの入力端子であり、トランジスタTr11とTr21で構成されるインバータの出力端子である。よって、メモリセルF1が「0」のデータが保持されていることから記憶ノードAにはロウレベル、ノードBにはハイレベルの電位が保持されている。よって、ビット線DTと記憶ノードAが接続され、ビット線DTはディスチャージされる。このことにより、ビット線DTの電位が下がり、ビット線DTとの電位差をセンスアンプ(不図示)が増幅して読み取り、データの読み出しが行われる。最後にワード線WLXをロウレベルにして、トランジスタTr30、Tr31をオフにすることでデータの読み出しが完了する。その後はプリチャージ回路がオンになり、ビット線をプリチャージする。よって、ビット線DT1がハイレベルに再びチャージされる。
しかしここで、データの書き込み、読み出しが行われないメモリセル、即ち非選択のメモリセルF2からFnもF1と同じワード線WLXで接続されている。このことから、非選択のメモリセルであるF2からFnも接続されているそれぞれのビット線DT2、DB2からDTn、DBnに対し不必要なディスチャージ、プリチャージを行っている。このことがSRAMの消費電力の増大を招き、問題となっている。
そこで、SRAMの消費電力の増大が起こる問題を回避するための技術が、特許文献1と特許文献2に開示されている。特許文献1と特許文献2では、図6に示すように図5のメモリセルF1の伝達トランジスタTr30とビット線DT間にトランジスタTr40を、伝達トランジスタTr31とビット線DB間にトランジスタTr41を付加したSRAM110が記載されている。トランジスタTr40、Tr41のゲートに接続されるワード線WLY1からWLYnの電位レベルをYデコーダ601で制御し、各メモリセルのトランジスタTr40、Tr41のオン、オフを行う。
ここで、図6のSRAMの回路のタイミングチャートを図7に示す。同図は、メモリセルF1に対する「0」のデータを書き込む動作と、メモリセルF1が保持する「0」のデータを読み込む動作のタイミングチャートである。同図からわかるように、ワード線WLX1の電位をハイレベルに立ち上げ、更に同時にワード線WLY1の電位もハイレベルに立ち上げ、選択メモリセルであるF1のトランジスタTr30、Tr40、Tr31、Tr41をオンにしている。よって、記録ノードA、Bがビット線DT、DBへ接続されデータの書き込み、読み出しが行われる。
しかし、ワード線WLY2からWLYnの電位はロウレベルのままなので、非選択メモリセルであるF2からFnのトランジスタTr40、Tr41はオフのままである。よって、ビット線DT1のみにディスチャージおよびプリチャージが行われる。このことは、非選択メモリセルF2からFnに接続されているビット線のディスチャージがなくなり、プリチャージ回路がオン状態を保ち続けることを意味する。よって、非選択メモリセルに接続されているビット線に対する不必要なディスチャージ、チャージがなくなるため、SRAMの消費電力の増大を防ぐことができる。
しかし、図6のようなSRAMの回路では、ビット線DT1、DB1からDTn、DBnとワード線WLY1からWLYnが平行して半導体チップ上に形成される。このため、例えば、ワード線WLY1の電位の変化によりビット線DT1、DB1へクロストークが生じ、データ出力のためのビット線の電位の変化に悪影響を与える問題がある。
SRAM回路では、ワード線WLY1からWLYnが接続されているYデコーダ601とワード線WLXが接続されているXデコーダ602の動作が同時に開始する。この場合、ワード線WLY1に接続されている伝達トランジスタTr40、Tr41は、読み出し時ワード線WLY1の電位がロウレベルからハイレベルに立ち上がるとすぐに、選択メモリセルの記憶データに応じてビット線DT1、DB1の一方をディスチャージし、電位を引き下げる。
ここで例えば、上述したメモリセルF1が保持する「0」のデータを読み出す場合を考える。ワード線WLXの電位がハイレベルに立ち上がり、同時にワード線WLY1の電位がハイレベルに立ち上がると、そのタイミングに合わせ直ぐにビット線DT1の電位がロウレベルへ立ち下がる。このとき前述したように、電位がハイレベルに立ち上がるワード線WLY1からのクロストークにより、ビット線DT1の電位が立ち下がりにくくなる。また反対に、ビット線DT1のロウレベルへ立ち下がろうとする電位が、ワード線WLY1へクロストークするため、ワード線WLY1の電位がハイレベルへの立ち上がりにくくなる。
また、メモリセルF1に「0」データの書き込む場合、Yデコーダ601内のバッファがビット線DT1の電位をロウレベルに引き下げる。このとき、ビット線DT1の電位の立ち下がりによるクロストークにより、ワード線WLY1の電位が立ち上がりにくくなる。このように、ビット線DT1、DB1からDTn、DBnと平行して配置されるワード線WLY1からWLYnに、お互いの電位の変動によるクロストークが生じ、電位レベルの立ち上がり、立ち下がりが遅れてしまう問題が生じる。
特開平8−7574号公報 特開2006−209877号公報
上述したように、従来技術では、ビット線に平行して配置されるワード線WLY1の電位レベルの立ち上がりや、ビット線の電位レベルの立ち下がりが遅れてしまう。よって、読み出し期間の限られた時間内で、ビット線DT、DBの電位差を増幅するセンスアンプ回路が必要とする差電位が得られなくなり、SRAM回路がデータの誤読み出しを起こす問題があった。
本発明は、伝達トランジスタ、負荷トランジスタ及び駆動トランジスタによって一つのメモリセルが形成される半導体記憶装置であって、ビット線と平行に形成されている第1のワード線に印加される電位によって導通状態となる第1の伝達トランジスタと、前記ビット線と直交して形成されている第2のワード線に印加される電位によって導通状態となる第2の伝達トランジスタと、前記第1及び第2の伝達トランジスタを共に導通状態とする場合に、前記第1のトランジスタを前記第2のトランジスタよりも早く導通状態とするよう前記第1のワード線と第2のワード線の電位を制御する制御信号を出力する制御回路とを有する半導記憶装置である。
本発明の半導体記憶装置によれば、ビット線と平行に形成されている第1のワード線に先に電位が印加され第1の伝達トランジスタが導通状態となり、その後前記ビット線と直交して形成されている第2のワード線に電位が印加され第2の伝達トランジスタが導通状態となる。これによって、第2の伝達トランジスタが導通状態となり、選択メモリセルの保持データによって、前記ビット線の電位の変化が始まっても、先に電位が印加された第1のワード線は既に電位の変化が終了しているため、クロストークによるビット線からの影響を受けない。このため、第1のワード線とビット線とのクロストークによるビット線の電位の変化に対する遅れが生じず、読み出し期間内で、ビット線の電位差を増幅するセンスアンプ回路が必要とする差電位が得られる。
本発明にかかる半導体記憶装置は、SRAM回路がデータの誤読み出しを起こす問題を防止することが可能である。
<発明の実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態では、半導体記憶装置の一例としてSRAMについて説明する。図1にSRAM1の回路図を示す。図1に示すようにSRAM1は、ビット線DT、DBによって構成されるビット線対に複数のメモリセルが接続される。
本実施の形態では、一つのビット線対に対してメモリセルE1からEmが接続される。SRAM1は、ビット線対に直交して配置された第2のワード線(以後、ワード線WLX1からWLXmとする)と、ワード線WLX1からWLXmを駆動するXデコーダ10を有する。また、ビット線に平行して配置された第1のワード線(以後、ワード線WLYとする)と、ワード線WLYを駆動するYデコーダ20を有する。ワード線WLX1からWLXmは、それぞれメモリセルE1からEmに対応して接続され、ワード線WLYはメモリセルE1からEmの全てに接続されている。
本実施の形態では、Xデコーダによりワード線WLX1からWLXmの1つがロウレベルからハイレベルに、Yデコーダによりワード線WLYがロウレベルからハイレベルに駆動され、E1からEmの任意のメモリセルが選択され、データの書き込み、読み出しが行われる。
また、SRAM1は、ワード線WLYに接続されビット線DT、DBを定電位にプリチャージするプリチャージ回路40を有する。プリチャージ回路40はPMOSトランジスタTr401、Tr402、Tr403と、インバータ405と、NAND回路404とを有する。NAND回路404は、一方の入力端子が制御線PCに接続され、他方の入力端子がワード線WLYに接続される。インバータ405は、入力端子がNAND回路404の出力端子と接続される。トランジスタTr401、Tr402、Tr403のゲートはインバータ405の出力端子に接続される。トランジスタTr401、Tr402のドレインがそれぞれビット線DT、DBに、ソースは共に電源ノードVDDに接続される。トランジスタTr403のソース及びドレインは電源ノードVDDに接続される。
よって、本実施の形態のプリチャージ回路40は、ワード線WLYと制御線PCのどちらかがロウレベルのときは、ビット線DT、DBを定電位として電源電圧VDDにプリチャージする。このため、電源ノードが定電位ノードとなる。ここで、前記定電位はビット線DTもしくはDBの論理値がハイレベルであるときの電圧値と同じであればよく、電源電圧VDDに限らない。
また、SRAM1は、制御回路30を有する。制御回路30は、前述したXデコーダ10がワード線WLX1からWLXmのいずれか1つにロウレベルからハイレベルの電位を印加するタイミング、Yデコーダ20がワード線WLYにロウレベルからハイレベルの電位を印加するタイミングを制御する制御信号1、制御信号2をXデコーダ10、Yデコーダ20へ出力する。これら制御信号1、制御信号2によって、ワード線WLX1からWLXmのいずれか1つの電位がロウレベルからハイレベルになるタイミングを、ワード線WLYの電位がロウレベルからハイレベルになるタイミングよりも所定の時間Tだけ遅延させる。この遅延時間Tの長さは、少なくともWLYがロウレベル(例えば、接地電圧VSSと同じ電圧である)からハイレベル(例えば、電源電圧VDDと同じ電圧である)に立ち上がるのに要する期間が必要である。
例えば、この遅延時間Tは、制御信号2がYデコーダへ20入力されるタイミングと制御信号1がXデコーダ10へ入力されるタイミングの時間差によって作り出すことができる。その一例として制御回路30が、制御信号1の出力を制御信号2の出力よりインバータ遅延や配線容量遅延を用いて遅延させるような方法がある。
また、SRAM1は、選択メモリセルが記憶するデータに応じてビット線DT、DBに生じる電位差をセンスアンプ(不図示)で検出することで選択メモリセルに記憶されたデータを読み出す。
メモリセルE1からEmは同じ構成であるため、ここではメモリセルE1を例にメモリセルについて説明する。メモリセルE1は、駆動トランジスタTr10、Tr11、負荷トランジスタTr20、Tr21、第1の伝達トランジスタTr50、Tr51、第2の伝達トランジスタTr30、Tr31を有する。本実施の形態では、駆動トランジスタTr10、Tr11、第1の伝達トランジスタTr50、Tr51、第2の伝達トランジスタTr30、Tr31をNMOSトランジスタで形成し、負荷トランジスタTr20、Tr21をPMOSトランジスタで形成する。
駆動トランジスタTr10と負荷トランジスタTr20は、電源電圧を供給する電源ノードVDDと接地電圧を供給する接地ノードVSSとの間に直列に接続される。また、駆動トランジスタTr10のゲートと負荷トランジスタTr20のゲートは、共通に接続される。駆動トランジスタTr10のドレインと負荷トランジスタTr20のドレインとの接続点は、記憶ノードAとなる。
駆動トランジスタTr11と負荷トランジスタTr21は、電源ノードVDDと接地ノードVSSとの間に直列に接続される。また、駆動トランジスタTr11のゲートと負荷トランジスタTr21のゲートは、共通に接続される。駆動トランジスタTr11のドレインと負荷トランジスタTr21のドレインとの接続点は、記憶ノードBとなる。
また、記憶ノードAは、駆動トランジスタTr11及び負荷トランジスタTr21のゲートに接続される。第2の記憶ノードBは、駆動トランジスタTr10及び負荷トランジスタTr20のゲートに接続される。
第1の伝達トランジスタTr50は記憶ノードAに接続される。第2の伝達トランジスタTr30は、第1の伝達トランジスタTr50とビット線DTとの間に接続される。つまり、第1の伝達トランジスタTr50と第2の伝達トランジスタTr30とは記憶ノードAとビット線DTとの間に直列に接続される。第1の伝達トランジスタTr50と第2の伝達トランジスタTr30との接続点を以下では伝達ノードCと称す。
第1の伝達トランジスタTr51は記憶ノードBに接続される。第2の伝達トランジスタTr31は、第1の伝達トランジスタTr51とビット線DBとの間に接続される。つまり、第1の伝達トランジスタTr51と第2の伝達トランジスタTr31とは記憶ノードBとビット線DBとの間に直列に接続される。第1の伝達トランジスタTr51と第2の伝達トランジスタTr31との接続点を以下では伝達ノードDと称す。
第1の伝達トランジスタTr50、Tr51のゲートはともにビット線DT、DBに平行して配置されるワード線WLYに接続される。ワード線WLYは、前述したようにYデコーダ20により駆動されており、ハイレベル又はロウレベルの電位が印加され、第1の伝達トランジスタTr50、Tr51の導通又は遮断状態を制御する。
第2の伝達トランジスタTr30、Tr31のゲートはともにビット線DT、DBに直交して配置されるワード線WLX1に接続される。ワード線WLX1は、前述したようにXデコーダ10により駆動されており、ハイレベル又はロウレベルの電位が印加され、第2の伝達トランジスタTr30、Tr31の導通又は遮断状態を制御する。
よって、メモリセルE1は、ワード線WLYがハイレベルかつワード線WLX1がハイレベルであるときに、第1の伝達トランジスタTr50、Tr51と第2の伝達トランジスタTr30、Tr31が導通状態となる。ワード線WLY、ワード線WLX1がハイレベルのときは、ビット線DT、DBと記録ノードA、Bが接続され、SRAM1はメモリセルE1に対してデータの書き込み及び読み出しを行なうことができる。
次に、本実施の形態にかかるSRAM1におけるデータの書き込み、読み出し動作について説明する。ここでは、メモリセルE1に「0」のデータを書き込み、さらにメモリセルE1の記憶する「0」のデータを読み出す場合について説明する。ここで、メモリセルE1が「0」のデータを記憶するとは、記憶ノードAにロウレベル(例えば、接地電圧と同じ電圧である)、記憶ノードBにハイレベル(例えば、電源電圧と同じ電圧値である)を保持する状態をいう。
図2にSRAM1におけるメモリセルE1に対する書き込み及び読み出し動作のタイミングチャートを示す。メモリセルE1に対するデータの書き込みは、ワード線WLX1とWLYが共にハイレベルとなるタイミングt2からt3の期間に行なわれる。また、読み出し動作は、ワード線WLX1とWLYが共にハイレベルとなるタイミングt5からt6の期間に行なわれる。なお、SRAM1は、メモリセルへのアクセスが行なわれない期間にプリチャージ回路40によりビット線DT、DBをプリチャージする。つまり、書き込み期間のタイミングt2からt3、読み出し期間のタイミングt5からt6以外の期間はワード線WLYと制御線PCのどちらかの電位がロウレベルであり、プリチャージ回路40によりビット線対がプリチャージされる。本実施の形態におけるプリチャージ電圧は、電源電圧VDDと同じ電圧値とする。
タイミングt1において、ワード線WLYがロウレベルからハイレベルに立ち上がる。このとき、メモリセルE1の第1の伝達トランジスタTr50、Tr51は導通した状態となる。一方、ワード線WLX1がロウレベルのため第2の伝達トランジスタTr30、Tr31は遮断したままの状態となる。よって、ビット線DT、DBと記憶ノードA、Bが電気的に遮断されており、メモリセルE1に対してデータの書き込みは行われない。また、制御線PCもロウレベルのため、プリチャージ回路40によりビット線DT、DBはプリチャージされる。
次に、タイミングt1から期間T後のタイミングt2、即ちワード線WLYがロウレベルからハイレベルになるのに十分な時間後において、ワード線WLX1がロウレベルからハイレベルに立ち上がる。このとき、メモリセルE1の第2の伝達トランジスタTr30、Tr31は導通した状態となる。よって、メモリセルE1の第1の伝達トランジスタTr50、Tr51と第2の伝達トランジスタTr30、Tr31は共に導通した状態となる。同時に制御線PCもハイレベルに立ち上がり、プリチャージ回路40の動作が停止する。また、データの書き込みのためビット線DTにロウレベル、ビット線DBにハイレベルの電位が印加される。よって、ビット線DT、DBと記憶ノードA、Bが電気的に接続され、ビット線DTのロウレベル、ビット線DBのハイレベルがメモリセルE1の記憶ノードA、Bに伝達される。このため、記憶ノードAの電位が立ち下がり、記憶ノードBの電位が立ち上がり、メモリセルE1にデータが書き込まれる。
次に、タイミングt3において、ワード線WLY、WLX1が共にハイレベルからロウレベルに立ち下がる。このとき、メモリセルE1の第1の伝達トランジスタTr50、Tr51と第2の伝達トランジスタTr30、Tr31は共に遮断した状態となる。よって、ビット線DT、DBと記憶ノードA、Bが電気的に遮断される。同時に制御線PCもロウレベルに立ち下がり、プリチャージ回路40が動作を開始し、ビット線DT、DBはプリチャージされる。以上が書き込み動作である。
次に読み出し動作を説明する。タイミングt4において、ワード線WLYがロウレベルからハイレベルに立ち上がる。このとき、メモリセルE1の第1の伝達トランジスタTr50、Tr51は導通した状態となる。一方、ワード線WLX1がロウレベルのため第2の伝達トランジスタTr30、Tr31は遮断したままの状態となる。よって、ビット線DT、DBと記憶ノードA、Bが電気的に遮断されており、メモリセルE1に対するデータの読み出しは行われない。また、制御線PCもロウレベルのため、プリチャージ回路40によりビット線DT、DBはプリチャージされる。
次に、タイミングt4から期間T後のタイミングt5において、即ちワード線WLYがロウレベルからハイレベルになるのに十分な時間後において、ワード線WLX1がロウレベルからハイレベルに立ち上がる。このとき、メモリセルE1の第2の伝達トランジスタTr30、Tr31は導通した状態となる。よって、メモリセルE1の第1の伝達トランジスタTr50、Tr51と第2の伝達トランジスタTr30、Tr31は共に導通した状態となる。よって、ビット線DT、DBと記憶ノードA、Bが電気的に接続される。同時に制御線PCもハイレベルに立ち上がり、プリチャージ回路40の動作が停止する。ここで、記憶ノードAがロウレベルのため、ビット線DTがディスチャージされ電位が下がる。一方、記憶ノードBとビット線DBが共にハイレベルであるためビット線DBの電位は変化しない。
次に、タイミングt6において、ワード線WLY、WLX1が共にハイレベルからロウレベルに立ち下がる。このとき、メモリセルE1の第1の伝達トランジスタTr50、Tr51と第2の伝達トランジスタTr30、Tr31は共に遮断した状態となる。よって、ビット線DT、DBと記憶ノードA、Bが電気的に遮断される。同時に制御線PCもロウレベルに立ち下がり、プリチャージ回路40の動作が動作を開始し、ビット線DT、DBはプリチャージされる。以上が読み出し動作である。
ここで、タイミングt1からt2の期間T(以下、Tbとする)と、タイミングt4からt5の期間T(以下、Taとする)は同じ長さでなくてもよい。期間Ta、Tbの長さは、ワード線WLYに接続されるメモリセルE1からEmの数、さらに詳しく述べると各メモリセルの第1のトランジスタTr50、Tr51のゲート容量と、ワード線WLYの配線の寄生容量と配線抵抗と、Yデコーダ20が有するドライバの電流供給能力等に依存する。このため、前述したが、期間Ta、Tbに必要な時間の長さは、少なくともWLYがロウレベルからハイレベルに立ち上がるのに必要な時間の長さであればよい。
本実施の形態のSRAM1では、1つの列にm個のメモリセルを有している。しかし、列方向にn個のビット線対DT1、DB1からDTn、DBn及びワード線WLY1からWLYnとそれに接続されるm個のメモリセルを有し、n×mのマトリクス状にメモリセルを配置してもかまわない。この場合、各ビット線DT1、DB1からDTn、DBnに対応するプリチャージ回路40はYデコーダ20に接続されるワード線WLY1からWLYnにより駆動される。しかし、この構成に限らず、SRAM1が、Yデコーダ20と同期をとる信号により、前記n列における選択列のビット線対のみプリチャージをオフにし、それ以外の非選択列のビット線対のプリチャージをオンに保つような回路構成であってもよい。
以上の説明により、本実施の形態にかかるSRAM1は、選択メモリセルの書き込み、読み出しのときにビット線DT、DBに平行に配置されるワード線WLYの電位を、ビット線DT、DBに直交して配置されるワード線WLX1からWLXmのいずれか1つより先に、ロウレベルからハイレベルに立ち上げるよう制御する。つまり、ワード線WLX1からWLXmのいずれか1つの電位がロウレベルからハイレベルに立ち上がり、ビット線DT、DBのどちらか一方がディスチャージされ電位が下がり始めても、その時には既にワード線WLYはハイレベル、即ち電源電圧VDD(もしくは限りなく電源電圧VDDに近い電位)になっている。この電源電圧VDDは、安定した電圧を生成する電圧源から電源ノードを経て供給される。よって、ビット線DT、DBのどちらか一方の電位が下がっても、ワード線WLYは安定した電源電圧VDDに保たれる。このため、従来技術で問題となっていたビット線の立ち下がりにおいて、ビット線DT、DBと平行に配置されるワード線WLYに対するクロストークの問題が生じない。よって、ワード線WLYの電位レベルの立ち上がりや、それに伴うビット線DTもしくはDBの電位レベルの立ち下がりが遅れてしまう従来技術の問題も起きない。このことは、読み出し期間の限られた時間内で、ビット線DT、DBの電位差を増幅するセンスアンプ回路が必要な差電位を得ることができ、SRAM1がデータの誤読み出しを起こす可能性を減らすことができる。
また、データの書き込み時では、Yデコーダ20内のバッファがビット線DT、DBの一方の電位をロウに引き下げる。このとき、従来技術では、ビット線DT、DBの一方の電位の立ち下がりによるクロストークにより、ワード線WLYの電位が立ち上がりにくくなる問題があった。しかし、本実施の形態にかかるSRAM1では、読み出しと同様、ビット線DT、DBの一方の電位の立ち下がり時には、既にワード線WLYはハイレベル、即ち電源電圧VDDになっており、上記クロストークの問題が生じない。
またここで、図3(a)(b)に本実施の形態のSRAM1におけるワード線WLYとビット線DT、DBの配置関係の模式図を示す。図3(a)は上面図(もしくは下面図)である。図3(b)は断面図である。同図は、同一層においてワード線WLYがビット線DT、DBとの間に配置されている場合である。ここで、ワード線WLYは図3(a)(b)のようにビット線DT、DBに対して同一層で等距離に配置される必要はなく、ワード線WLX1からWLXmの延在する方向に対して、ビット線DTとビット線DBの間に配置されていればよい。ワード線WLYと、ビット線DTまたはビット線DBとの間にはC10で示す寄生容量が存在する。この寄生容量C10により、ビット線の立ち下がりとWLYの立ち上がりにおいて従来技術ではクロストークの問題が生じていた。
ここで、上述したようにワード線WLXがハイレベルに立ち上がりビット線DT、DBのどちらか一方の電位がロウレベルに変動する前に、既にワード線WLYはハイレベルつまり電源電圧VDDに達している。よって、ワード線WLYは安定した電源電圧VDDと同電位となっており、ノイズの影響を受けにくい。ワード線WLXがハイレベルに立ち上がると、ビット線DT、DBのどちらか一方の電位がロウレベルとなることからビット線DT、DB間にクロストークが生じる。しかし、ビット線DT、DB間には、安定した電源電圧VDDと同電位となっているワード線WLYが存在するため、このワード線WLYがビット線DTとビット線DB間のシールド(以下、VDDシールドとする)として作用する。よって、このVDDシールドにより、ビット線DTとビット線DB間のクロストークによるセンスアンプ回路に対する不必要な電位の変動を削減することができ、SRAM1のデータの誤読み出し可能性を低下させる。
また、図4(a)(b)にワード線WLYがビット線DT、DBとの間に配置されていない場合の模式図を示す。図3と同様に図4(a)は上面図(もしくは下面図)である。図4(b)は断面図である。同図のように、ワード線WLYビット線DT、DBとの間に配置されていない場合、ワード線WLYをVDDシールドとして使用することはできないが、ワード線WLYはビット線電位が変化を開始するよりも時間Tだけ早いため、ビット線とワード線WLYのクロストークは無視することができる。
またここで、例えばメモリセルE1が選択メモリセルであり「0」のデータを保持している場合を考える。まず、ワード線WLX1、WLY共にロウレベルのとき、第1の伝達トランジスタTr50と第2の伝達トランジスタTr30間のノードである伝達ノードCの電位は浮遊電位である。ここで期間Tだけワード線WLX1より早くワード線WLYがロウレベルからハイレベルに立ち上がることから、メモリセルの第1の伝達トランジスタTr50、Tr51が第2の伝達トランジスタTr30、Tr31より先に導通する。よって、伝達ノードCの電位は、ワード線WLX1がハイレベルに立ち上がる前に接地電位VSSとなる。その後、ワード線WLX1がハイレベルに立ち上がり、伝達トランジスタTr30がビット線DTと電気的に接続される。よって、仮にワード線WLYより先にワード線WLX1がハイレベルに立ち上がる場合と比較して、第1の伝達トランジスタTr50と第2の伝達トランジスタTr30間の寄生容量分だけビット線DTの電位の引きを速くことができる。このことは、上述したビット線間のクロストークの影響を削減するVDDシールドの効果以外にもワード線WLX1より早くワード線WLYがハイレベルに立ち上がることによる有効性が存在することを意味する。
ここで、上述したクロストークの影響を削減するVDDシールドの効果に関しては、必ずしも図1に示した回路構成でなくてもよい。即ち、ワード線WLYがゲートに接続される第1のトランジスタTr50、Tr51がそれぞれ記憶ノードAと伝達ノードB間に配置されるのではなく、第1のトランジスタTr50、Tr51がビット線DT、DBに接続されるよう配置してもよい。
ここで、仮にビット線DT、DBに接続される複数のメモリセルの回路構成が、図6の従来技術のメモリセルのように各メモリセルの第1の伝達トランジスタTr50、Tr51がビット線DT、DB側に接続され、第2の伝達トランジスタTr30、Tr31が記憶ノードA、B側に接続されている場合を考える。
非選択状態のメモリセルの第1の伝達トランジスタTr50、Tr51と第2の伝達トランジスタTr30、Tr31間の電位である伝達ノードC、Dの電位は浮遊電位である。その電位のレベルはメモリセルの記憶データと、第1、第2の伝達トランジスタTr50、Tr51、Tr30、Tr31のリーク電流より決まる。
伝達ノードC、Dが浮遊電位状態のままで、ワード線WLYがワード線WLX1からWLXmのいずれか1つより先にハイレベルに立ち上がると、ビット線DT、DBに接続されている全てのメモリセルのトランジスタTr30、Tr31が導通する。このことにより、第1の伝達トランジスタTr50、Tr51と第2の伝達トランジスタTr30、Tr31間の寄生容量分の電荷が、ハイインピーダンス状態でハイレベルを維持するビット線から引かれてしまい、ビット線DT、DBの電位が不安定となる。よって、その後遅れてハイレベルに立ち上がったワード線WLXのいずれか1つにより、メモリセルの読み出し動作を開始してもセンスアンプ回路が必要とする電位差に目減りが生じる。
よって、上述したことから、図6のメモリセルのように、各メモリセルの第1の伝達トランジスタTr50、Tr51がビット線DT、DB側に、第2の伝達トランジスタTr30、Tr31が記憶ノードA、B側に配置されている回路構成ではなく、図1のように第2の伝達トランジスタTr30、Tr31をビット線DT、DB側に、第1の伝達トランジスタTr50、Tr51を記憶ノードA、B側に配置される回路構成の方がより好ましいことがわかる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
実施の形態にかかるSRAMの回路図である。 実施の形態にかかるSRAMにおける書き込み及び読み出し動作のタイミングチャートである。 実施の形態にかかるワード線とビット線の配置関係の模式図である。 実施の形態にかかるワード線とビット線の配置関係の他の模式図である。 一般的なSRAMの回路図である。 従来技術のSRAMの回路図である。 従来技術のSRAMの書き込み及び読み出し動作のタイミングチャートである。
符号の説明
10 Xデコーダ
20 Yデコーダ
30 制御回路
40 プリチャージ回路
E1からEm メモリセル
Tr10、Tr11、Tr30、Tr31、Tr50、Tr51 NMOSトランジスタ
Tr20、Tr21、Tr401、Tr402、Tr403 PMOSトランジスタ
WLX1からWLXm ワード線
WLY ワード線
DT、DB ビット線

Claims (6)

  1. 伝達トランジスタ、負荷トランジスタ及び駆動トランジスタによって一つのメモリセルが形成される半導体記憶装置であって、
    ビット線対と平行して配置されている第1のワード線に印加される電位によって導通状態となる第1の伝達トランジスタと、
    前記ビット線対と直交して配置されている第2のワード線に印加される電位によって導通状態となる第2の伝達トランジスタと、
    前記第1及び第2の伝達トランジスタを共に導通状態とする場合に、前記第1のトランジスタを前記第2のトランジスタよりも先に導通状態とするよう前記第1のワード線と第2のワード線の電位を制御する制御信号を出力する制御回路と
    を有する半導体記憶装置。
  2. 前記第1の伝達トランジスタは前記負荷トランジスタと前記駆動トランジスタの接続点に接続され、
    前記第2の伝達トランジスタは前記第1の伝達トランジスタとビット線との間に接続される請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1のワード線は、前記第2のワード線の延在する方向に対して、前記ビット線対の間に配置される請求項1又は請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1のワード線は、前記ビット線対と同一層に配置される請求項1又は請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1の伝達トランジスタは、前記第2の伝達トランジスタよりも、少なくとも前記第1のワード線の電位レベルがハイレベルに立ち上がるのに必要な期間先に導通状態となる請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記半導体記憶装置は、前記第1、第2の伝達トランジスタを有する前記メモリセルが一つの前記ビット線対に対して複数接続される請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
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