JP2008098610A - 半導体製造装置における地震被害拡散低減方法及び地震被害拡散低減システム - Google Patents

半導体製造装置における地震被害拡散低減方法及び地震被害拡散低減システム Download PDF

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Abstract

【課題】地震の発生を予知してボートの倒壊を防止し、被害を最小限に抑える半導体製造装置における地震被害拡散低減方法及び地震被害拡散低減システムを提供する。
【解決手段】通信回線26を介して配信される初期微動に基く緊急地震情報を受信する受信部28又は初期微動を直接検知する初期微動検知部と、受信した緊急地震情報又は検知した初期微動に基いて半導体製造装置1の運転を停止する第1工程、及び、被処理体を多段に搭載するボート4の倒壊を防止すべく、ボート4を接触又は非接触で保持する第2工程を実行する制御部29と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造装置における地震被害拡散低減方法及び地震被害拡散低減システムに関する。
半導体装置の製造においては、被処理体である半導体ウエハに例えば酸化処理、成膜処理等の各種の処理を施す工程があり、このような処理を行う装置として例えば多数枚のウエハをバッチ式に処理可能な半導体製造装置(縦型熱処理装置ともいう)が用いられている(例えば、特許文献1参照)。この半導体製造装置は、下部に炉口を有する縦型の熱処理炉の下方にローディングエリア(移載領域)を有し、このローディングエリアには、前記炉口を開閉する蓋体の上部に大口径例えば直径300mmの多数枚(100〜150枚程度)のウエハを搭載したボートを保温筒を介して載置し、蓋体を昇降させてボートを熱処理炉内に搬入・搬出する昇降機構や、複数枚のウエハを収納したキャリア(収納容器)と前記ボートとの間でウエハの移載を行う移載機構等が設けられている。
なお、半導体製造装置としては、前記ボートを2個使用し、蓋体上に一方のボートを載置し、このボートを熱処理炉内に搬入して熱処理を行っている間に、他方のボートに対する半導体ウエハの移替えを行うようにした、いわゆるツーボートシステムを採用したものも提案されている。
ところで、前記ボートは、石英製で、非常に高価のものである。また、前記ウエハも、高価であり、処理工程が進むに連れ、製造コストが増大する。従って、これらの取扱いは慎重に行われる。
特開2000−150400号公報
しかしながら、前述したバッチ式の半導体製造装置においては、装置の構成上、ハード及びソフトの面で様々な制約があり、耐震構造ないし耐震機能を持たせることが難しく、充分な耐震対策がなされていないのが現状である。このため、地震が発生して、装置が大きな揺れを受けると、ボートの倒壊、ボートからのウエハの脱落・破損、ガスの漏洩等々の被害が発生するおそれがある。また、被害が発生した場合には、操業再開までの装置復旧にも長時間を要する。そのため、地震が発生した場合には、被害が甚大となるおそれがある。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、地震の発生を予知してボートの倒壊を未然に防止し、被害を最小限に抑え且つ復旧時間を短縮させることができる半導体製造装置における地震被害拡散低減方法及び地震被害拡散低減システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成する達成するために、本発明のうち、請求項1に係る発明は、通信回線を介して配信される初期微動に基く緊急地震情報を受信するか又は初期微動を直接検知する工程と、受信した緊急地震情報又は検知した初期微動に基いて半導体製造装置の運転を停止する第1工程と、該第1工程と並行して、被処理体を多段に搭載するボートの倒壊を防止すべく、ボートを接触又は非接触で保持する第2工程と、を備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、通信回線を介して配信される初期微動に基く緊急地震情報を受信するか又は初期微動を直接検知する工程と、受信した緊急地震情報又は検知した初期微動に基いて半導体製造装置の運転を停止する第1工程と、該第1工程と並行して、被処理体を多段に搭載するボートの倒壊を防止すべく、ボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持する第2工程と、を備えていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、上記第2工程の後に又は第2工程の後であって主要動の終了後に、上記ボートを昇降機構による熱処理炉からの搬出位置であるホームポジションに復帰させる第3工程を有していることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、通信回線を介して配信される初期微動に基く緊急地震情報を受信する受信部又は初期微動を直接検知する初期微動検知部と、受信した緊急地震情報又は検知した初期微動に基いて半導体製造装置の運転を停止する第1工程、及び、被処理体を多段に搭載するボートの倒壊を防止すべく、ボートを接触又は非接触で保持する第2工程を実行する制御部と、を備えていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、通信回線を介して配信される初期微動に基く緊急地震情報を受信する受信部又は初期微動を直接検知する初期微動検知部と、受信した緊急地震情報又は検知した初期微動に基いて半導体製造装置の運転を停止する第1工程、及び、被処理体を多段に搭載するボートの倒壊を防止すべく、ボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持する第2工程を実行する制御部と、を備えていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、前記第2工程は、熱処理炉の炉口を開閉する蓋体の上部にボートを載置して熱処理炉への搬入・搬出を行う昇降機構によりボートを搬出位置から上昇移動させ、蓋体開放中に前記炉口を遮蔽しているシャッターの下面部にボートの上端部を近接又は当接させることにより、ボートをシャッターと蓋体との間で上下から接触又は非接触で挟んで保持することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、前記第2工程を実行するためのボート倒壊防止機構を備え、該ボート倒壊防止機構は、熱処理炉の炉口を開閉する蓋体の上部に載置されて炉口より搬出された搬出位置にあるボートの直上の作動位置に側方の退避位置から付勢手段により旋回移動可能に軸受部に軸支されたアームと、該アームを退避位置に係止し、前記制御部により係止状態が解除されるロック機構と、アームが作動位置に旋回移動された時に、アームと蓋体との間でボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持すべく前記アームを下降させるために前記軸受部に設けられたガイド溝部とを有していることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、前記半導体製造装置は、移載領域内に蓋体上のボートと交互に使用されるもう一つのボートを載置するボート載置台と、該ボート載置台と蓋体との間でボートの搬送を行うボート搬送機構とを備え、前記制御部からの制御により該ボート搬送機構がボート載置台上のボートを持ち上げて移載領域内の天井部にボートの上端部を近接又は当接させ、ボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持して倒壊を防止するように構成されていることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、前記半導体製造装置は、移載領域内に蓋体上のボートと交互に使用されるもう一つのボートを載置するボート載置台と、該ボート載置台と蓋体との間でボートの搬送を行うボート搬送機構と、ボート載置台上のボートと複数の被処理体を収納した収納容器との間で被処理体の移載を行う移載機構とを備え、前記制御部からの制御により該移載機構がボート載置台上のボートの上端部に接近又は当接し、ボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持して倒壊を防止するように構成されていることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、前記半導体製造装置は、蓋体上のボートを回転する回転機構と、移載領域内において前記熱処理炉から搬出されたボートに不活性ガスを吹付けて冷却するボートに対して進退移動可能な縦長のシャワーヘッドを有するボートシャワー機構とを備え、前記制御部からの制御により蓋体上のボートを回転させてシャワーヘッド側に向けると共に、該ボートに対してシャワーヘッドを接近移動させ、ボートからの被処理体の飛び出しを規制するように構成されていることを特徴とする。
請求項11に係る発明は、前記半導体製造装置は、移載領域内に蓋体上のボートと交互に使用されるもう一つのボートを載置する回転可能な載置部を有するボート載置台と、該ボート載置台上のボートに対して側方から清浄空気を噴出す空気清浄機と、前記ボートが空気清浄機とは反対側に向くように前記載置部を係止する係止機構と、該係止機構による係止状態を解除した時にボートが空気清浄機側に向くように載置部を回転付勢する付勢手段とを備え、前記制御部からの制御により前記係止機構を解除して、前記載置部の回転によりボートを空気清浄機側に対向させ、ボートからの被処理体の飛び出しを規制するように構成されていることを特徴とする。
請求項12に係る発明は、前記制御部が、上記第2工程の後に又は第2工程の後であって主要動の終了後に、上記ボートを昇降機構による熱処理炉からの搬出位置であるホームポジションに復帰させる第3工程を実行することを特徴とする。
本発明によれば、主要動(S波)の10数秒前に検知されて通信回線を介して配信される初期微動(P波)の緊急地震情報を利用して又は初期微動を直接検出して半導体製造装置の運転を停止する一方、これと並行して、ボートを接触又は非接触で保持するため、地震によるボートの倒壊を未然に防止することができ、被害を最小限に抑え且つ復旧時間を短縮させることができる。
この場合、熱処理炉の炉口を開閉する蓋体の上部にボートを載置して熱処理炉への搬入・搬出を行う昇降機構によりボートを搬出位置から上昇移動させ、蓋体開放中に前記炉口を遮蔽しているシャッターの下面部にボートの上端部を近接又は当接させることにより、ボートをシャッターと蓋体との間で接触又は非接触で保持するようにすれば、移載領域内に新たな機構を増設することなく、既存の装置構成を利用してボートの倒壊を防止することができる。
熱処理炉の炉口を開閉する蓋体の上部に載置されて炉口より搬出された搬出位置にあるボートの直上の作動位置に側方の退避位置から付勢手段により旋回移動可能に軸受部に軸支されたアームと、該アームを退避位置に係止し、前記制御部により係止状態が解除されるロック機構と、アームが作動位置に旋回移動された時に、アームと蓋体との間でボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持すべく前記アームを下降させるために前記軸受部に設けられたガイド溝部とを有する構成にすれば、昇降機構を昇降制御することなく、ボートの倒壊を防止することができる。
移載領域内に蓋体上のボートと交互に使用されるもう一つのボートを載置するボート載置台と、該ボート載置台と蓋体との間でボートの搬送を行うボート搬送機構とを備え、前記制御部からの制御により該ボート搬送機構がボート載置台上のボートを持ち上げて移載領域内の天井部にボートの上端部を近接又は当接させ、ボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持して倒壊を防止するように構成すれば、いわゆるツーボートシステムにおけるボート載置台上のボートの倒壊を、移載領域内の既存の装置構成を利用して防止することができる。
移載領域内に蓋体上のボートと交互に使用されるもう一つのボートを載置するボート載置台と、該ボート載置台と蓋体との間でボートの搬送を行うボート搬送機構と、ボート載置台上のボートと複数の被処理体を収納した収納容器との間で被処理体の移載を行う移載機構とを備え、前記制御部からの制御により該移載機構がボート載置台上のボートの上端部に近接又は当接し、ボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持して倒壊を防止するように構成すれば、いわゆるツーボートシステムにおけるボート載置台上のボートの倒壊を、移載領域内の既存の装置構成を利用して防止することができる。
蓋体上のボートを回転する回転機構と、移載領域内において前記熱処理炉から搬出されたボートに不活性ガスを吹付けて冷却するボートに対して進退移動可能な縦長のシャワーヘッドを有するボートシャワー機構とを備え、前記制御部からの制御により蓋体上のボートを回転させてシャワーヘッド側に向けると共に、該ボートに対してシャワーヘッドを接近移動させ、ボートからの被処理体の飛び出しを規制するように構成すれば、既存のシャワーヘッドを利用してボートからの被処理体の飛出しや脱落による破損を防止することができる。
移載領域内に蓋体上のボートと交互に使用されるもう一つのボートを載置する回転可能な載置部を有するボート載置台と、該ボート載置台上のボートに対して側方から清浄空気を噴出す空気清浄機と、前記ボートが空気清浄機とは反対側に向くように前記載置部を係止する係止機構と、該係止機構による係止状態を解除した時にボートが空気清浄機側に向くように載置部を回転付勢する付勢手段とを備え、前記制御部からの制御により前記係止機構を解除して、前記載置部の回転によりボートを空気清浄機側に対向させ、ボートからの被処理体の飛び出しを規制するように構成すれば、いわゆるツーボートシステムにおけるボート載置台上のボートからの被処理体の飛出しや脱落による破損を防止することができる。
上記第2工程の後に又は第2工程の後であって主要動の終了後に、上記ボートを昇降機構による熱処理炉からの搬出位置であるホームポジションに復帰させるため、半導体製造装置を迅速に復帰させることが可能となる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を基に詳述する。図1は本発明の実施の形態である半導体製造装置における地震被害拡散低減システムを概略的に示す図、図2は図1の半導体製造装置の横断面図、図3はボートの倒壊を防止する工程を説明する斜視図である。
これらの図において、1はクリーンルーム内に設置される半導体製造装置例えば縦型熱処理装置であり、この熱処理装置1は装置の外郭を形成する筐体2を備えている。この筐体2内には、被処理体例えば半導体ウエハwを複数枚収納した収納容器であるキャリア3の搬送・保管を行うための搬送保管領域Saと、多数例えば100〜150枚程度のウエハを上下方向に所定ピッチで多段に搭載するボート4と前記キャリア3との間でウエハの移載作業や、熱処理炉5へのボート4の搬入・搬出作業を行うための作業領域(移載領域)であるローディングエリアSbとが設けられている。前記搬送保管領域SaとローディングエリアSbとは隔壁6によって仕切られている。
前記キャリア3は、所定口径例えば直径300mmのウエハを水平状態で上下方向に所定間隔で多段に複数枚例えば13〜25枚程度収容可能で持ち運び可能なプラスチック製の容器からなり、その前面部に開口形成されたウエハ取出口にこれを気密に塞ぐための蓋を着脱可能に備えている(図示省略)。
前記筐体2の前面部には、オペレータあるいは搬送ロボットによりキャリア3を搬入搬出するための搬入出口7が設けられ、この搬入出口7には上下にスライド開閉するドア8が設けられている。搬送保管領域Saには、搬入出口7近傍にキャリア3を載置するための載置台9が設けられ、この載置台9の後部にはキャリア3の蓋を開けてウエハWの位置および枚数を検出するセンサ機構10が設けられている。また、載置台9の上方および隔壁6側の上方には、複数のキャリア3を保管しておくための保管棚11が設けられている。
搬送保管領域Sa内の前記隔壁6側には、ウエハの移載を行うために、キャリア3を載置するための移載ステージ12が設けられている。搬送保管領域Saには、前記載置台9、保管棚11および移載ステージ12の間でキャリア3の搬送を行うための搬送機構13が設けられている。この搬送機構13は、搬送保管領域Saの一側部に設けられた昇降機構13aにより昇降移動される昇降アーム13bと、この昇降アーム13bに設けられ、キャリア3の底部を支持して水平方向に搬送する搬送アーム13cとから主に構成されている。
キャリア搬送領域Saは、図示しない空気清浄機(ファン・フィルタユニット)により清浄化された大気雰囲気とされている。ローディングエリアSbも、その一側に設けた空気清浄機(ファン・フィルタユニット)14により清浄化されており、陽圧の大気雰囲気又は不活性ガス(例えばNガス)雰囲気とされている。前記隔壁6には、移載ステージ12に載置されたキャリア3の前面部を搬送保管領域Sa側から当接させてキャリア3内とローディングエリアSb内を連通するための図示しない開口部が設けられていると共に、該開口部をローディングエリアSb側から閉鎖する扉15が開閉可能に設けられている。開口部は、キャリア3の取出口とほぼ同口径に形成されており、開口部からキャリア3内のウエハの出し入れが可能になっている。
前記扉15には、キャリア3の蓋を開閉する図示しない蓋開閉機構および扉15をローディングエリアSb側から開閉する図示しない扉開閉機構が設けられ、この扉開閉機構により扉15および蓋がローディングエリアSb側に開放移動され、更にウエハの移載の邪魔にならないように上方または下方へ移動(退避)されるようになっている。前記移載ステージ12の下方には、結晶方向を揃えるためにウエハの周縁部に設けられているノッチ(切欠部)を一方向に整列させるためのノッチ整列機構16が設けられている。このノッチ整列機構16は、ローディングエリアSb側に臨んで開放されており、後述する移載機構24により移載ステージ12上のキャリア3から移載されるウエハのノッチを整列させるように構成されている。
一方、ローディングエリアSbの奥部上方には、下部に炉口5aを有する縦型の熱処理炉5が設置されており、ローディングエリアSbには、多数例えば100〜150枚程度のウエハwを上下方向に所定間隔で多段に搭載した例えば石英製のボート4を蓋体17の上部に載置して熱処理炉5内への搬入・搬出及び炉口5aを開閉する蓋体17の昇降を行う昇降機構18が設けられている。蓋体17の上部にはその閉塞時に炉口5a部分からの放熱を抑制する保温筒(遮熱体)19が載置され、この保温筒19の上部にボート4が載置されている。前記蓋体17には保温筒19を介してボート4を回転する回転機構20が設けられている。炉口5aの近傍には、蓋体17が開放されて熱処理後のボート4が搬出された際に炉口5aを遮蔽するためのシャッター21が水平方向に開閉移動可能(旋回可能)に設けられている。このシャッター21は、これを水平方向に旋回移動させて開閉させる図示しないシャッター駆動機構を有している。
ローディングエリアSbの一側すなわち空気清浄機側には、ウエハwの移載等のためにボート4を載置しておくためのボート載置台(ボートステージともいう)22が設けられている。このボート載置台22は、1つでもよいが、図2に示すように空気清浄機14に沿って前後に配置された第1載置台(チャージステージ)22aと第2載置台(スタンバイステージ)22bの2つからなっていることが好ましい。
ローディングエリアSb内の下方であって、移載ステージ12と熱処理炉5との間には、ボート載置台22と蓋体17との間、具体的にはボート載置台22の第1載置台22a若しくは第2載置台22bと降下された蓋体17との間、及び第1載置台22aと第2載置台22bとの間でボート4の搬送を行うボート搬送機構23が設けられている。また、このボート搬送機構23の上方には、移載ステージ12上のキャリア3とボート載置台22上のボート4との間、具体的には移載ステージ12上のキャリア3とノッチ整列機構16との間、ノッチ整列機構16とボート載置台22の第1載置台22a上のボート4との間、および第1載置台22a上の熱処理後のボート4と移載ステージ12上の空のキャリア3との間でウエハwの移替えを行うための移載機構24が設けられている。
ボート4は、図3に示すように天板4aと底板4bの間に複数例えば4本の支柱4cを介設してなり、底板4bの下部には底板4bよりも径の小さい縮径部4dが設けられている。前記支柱4cにはウエハを多段に保持するための図示しない溝部が所定ピッチで形成されている。正面側の左右の支柱4c間は、ウエハを出し入れするために拡開されている。
ボート搬送機構23は、一つのボート4を垂直に支持して水平に伸縮可能なアームを有している。ボート搬送機構23は、水平旋回および昇降可能な第1アーム23aと、この第1アーム23aの先端部に水平旋回可能に軸支されボート4の下部の縮径部4dに水平方向から係合して支持可能な平面略C字状の第2アーム23bと、第1アーム23a及び第2アーム23bを駆動する駆動部23cとを備え、この第2アーム23bの係合部の中心が第1アーム23aの旋回中心を通るように設計し、第1アーム21aと第2アーム21bの水平旋回動作を同期させることにより、水平直線方向の搬送が可能に構成されている。このようにしてアームを伸縮させることによりボート4を搬送するエリアを必要最小限にすることが可能で、装置幅と奥行き寸法を減少できる。
前記移載機構24は、水平回動可能な基台24a上に半導体ウエハを載置する複数枚例えば5枚の薄板状の移載アーム24bを進退可能に設けてなり、搬送時のボート4との干渉を避けるために、図2に仮想線で示す作業位置Aから実線で示す退避位置Bに旋回アーム25を介して横方向に退避可能に構成されている。前記移載アーム24bとしては、5枚のうちの中央の枚葉移載用の1枚の移載アームと、他の4枚の移載アームとが基台24a上に独立して進退可能に設けられていると共に、他の4枚の移載アームが中央の移載アームを基準として上下方向にピッチ変換可能に構成されていることが好ましい。旋回アーム25の基部側は、ローディングエリアSbの他側に設けられた図示しない昇降機構に連結されており、これにより移載機構24が昇降可能とされている。
このように構成された縦型熱処理装置1を地震から守るために、縦型熱処理装置1における地震被害拡散低減方法は、通信回線26を介して配信される初期微動(P波)に基く緊急地震情報を受信する工程と、該緊急地震情報に基いて前記縦型熱処理装置1の運転を停止する第1工程と、該第1工程と並行して、前記ボート4の倒壊を防止すべく、ボート4を上下から接触又は非接触で挟んで保持する第2工程と、を備えている。また、この方法を実行する地震被害拡散低減システム27は、通信回線26を介して配信される初期微動(P波)に基く緊急地震情報を受信する受信部28と、該受信部28により得られた緊急地震情報に基いて縦型熱処理装置1の運転を停止させる第1工程、及び、ウエハを多段に搭載するボート4の倒壊を防止すべく、ボート4を上下から接触又は非接触で挟んで保持する第2工程を実行する制御部29と、を備えている。
前記緊急地震情報としては、気象庁が提供する緊急地震速報や、第三者機関が提供する緊急地震検知システムなどが利用可能である。地震は、縦波で速度の速い(毎秒7k〜8km)P波(Primary)からなる小さな揺れの初期微動と、横波で速度の遅い(毎秒3k〜4km)S波(Secondary)からなる大きな揺れの主要動とから構成されている。全国各地に設置された多数の地震計30により収集したP波のデータを処理して震源、震度及びS波の到着時間を算出し、この地震情報が配信部31から有線回線や衛星回線を介して配信され、この地震情報が前記受信部28で受信されるようになっている。これにより、大きく揺れる本震の数秒から10数秒前に予想される震度を知り、予め本震に備えることができる。制御部29は、所定のしきい値(例えば予想震度5)が設定され、そのしきい値を超えた時に地震被害拡散低減方法を実行するように構成されている。
前記第1工程では、前記熱処理装置1の電源(主電源)、ガスラインを遮断する。なお、主電源は、本震(S波)の直前まで生かしておくようにしてもよい。第1工程(P波)で主電源を切る場合、ボート4の倒壊を防止すべくボート4を上下から挟んで保持する際に駆動する例えば昇降機構18やボート搬送機構23或いは移載機構24には補助電源が確保されている必要がある。本実施の形態では、前記第2工程は、図3に示すように、昇降機構18によりボート4を搬出位置(下降位置)から上昇移動させ、蓋体17の開放中に前記炉口5aを遮蔽しているシャッター21の下面部にボート4の上端部(天板4a)を近接又は当接させることにより、ボート4をシャッター21と蓋体17との間で上下から挟んで保持するように構成されている。なお、シャッター21の下面部には、横揺れによるボート4の横ずれを防止するために、ボート4の上端部(天板4a)を係合保持する凹部が形成されていることが好ましい。
前記制御部29は、上記第2工程の後に又は第2工程の後であって主要動の終了後に、上記ボート4を昇降機構18による熱処理炉5からの搬出位置であるホームポジションHPに復帰させる第3工程を実行するように構成されていることが好ましい。
以上の構成からなる地震被害拡散低減方法ないし地震被害拡散低減システム27によれば、主要動(S波)の数秒から10数秒前に検知されて通信回線を介して配信される初期微動(P波)に基く緊急地震情報を使用し、縦型熱処理装置1の運転を停止する一方、これと並行して、ボート4を上下から接触又は非接触で挟んで保持するため、地震によるボート4の倒壊等の物的被害及び装置復旧の時間的損失の拡大を未然に防止することができる。この場合、熱処理炉5の炉口5aを開閉する蓋体17の上部にボート4を載置して熱処理炉5への搬入・搬出を行う昇降機構18によりボート4をローディングエリアSb内下方の搬出位置から上昇移動させ、蓋体17の開放中に前記炉口5aを遮蔽しているシャッター21の下面部にボート4の上端部を近接又は当接させることにより、ボート4をシャッター21と蓋体17との間で上下から接触又は非接触で挟んで保持するようにしたので、ローディングエリアSb内に新たな機構を増設することなく、既存の装置構成を利用してボート4の倒壊を未然に防止することができる。なお、ボート4を上下から挟んで保持する場合、接触でもよいが、非接触の方がパーティクルの発生を抑制できて好ましい。また、上記第2工程の後に又は第2工程の後であって主要動の終了後に、上記ボート4を昇降機構18による熱処理炉5からの搬出位置であるホームポジションHPに復帰させるため、半導体製造装置1を迅速に復帰させることができる。
図4は本発明の他の実施の形態であるボート倒壊防止機構を示す斜視図、図5は同ボート倒壊防止機構を示す図で、(a)は非作動時の平面図、(b)は作動時の平面図である。図4ないし図5の実施の形態では、前記第2工程を実行するためのボート倒壊防止機構32を備えている。このボート倒壊防止機構32は、熱処理炉5の炉口5aを開閉する蓋体17の上部に載置されて炉口5aより搬出された搬出位置にあるボート4の直上の作動位置に側方の退避位置から付勢手段例えばバネ(図示省略)により旋回移動可能に軸受部33に軸支されたアーム34と、該アーム34を退避位置に係止し、前記制御部29により係止状態が解除されるロック機構35と、アーム34が作動位置に旋回移動された時に、アーム34と蓋体17との間でボート4を上下から接触又は非接触で挟んで保持すべく前記アーム34を下降させるために前記軸受部33に設けられたガイド溝部36とを有している。
アーム34の基端部には上向きに支軸37が突設され、この支軸37が軸受部33に回動可能に支持されている。軸受部33は所定の位置に固定されている。支軸37の上端部には軸受部33の上端面に係止されて支軸37の脱落を防止する係止ピン37aが取付けられ、係止ピン37aはアーム34の回動すなわち支軸37の回動に伴って軸受部33の上端面を摺動する。軸受部33の上端面にはアーム34が退避位置から作動位置に回動した時に前記係止ピン37aが落ち込んでアーム34を下降させるための前記ガイド溝部36が形成されている。前記ロック機構35は、退避位置のアーム34の先端部に係合してこれを退避位置に保持する平面L字状の係止部材35aと、この係止部材35aを退避位置のアーム34の先端部に対して進退させる駆動部例えばエアシリンダ35bとにより構成されている。
前記アーム34は、退避位置から作動位置に来た時に自重で下降するようにしてもよいが、付勢手段例えばバネにより強制的に下降するようにしてもよい。また、アーム34の先端側には、アーム34が退避位置にあるときに収縮し、作動位置に来た時にバネ力で拡開してボート4の上端部(天板部)を押えることが可能な一対の補助部材38が設けられていることが好ましい。また、アーム34の先端部及び補助部材38の先端部には、ボート4の上端部(天板部)の半径方向への移動を規制する爪部39が設けられていることが好ましい。
図4ないし図5の実施の形態によれば、ローディングエリア内に昇降機構18とは別に前記構成のボート倒壊防止機構32を備えているため、昇降機構18を昇降制御することなく、ボート4の倒壊を防止することができる。また、前記ボート倒壊防止機構32のアーム34は、非作動時には側方の退避位置にあるため、熱処理炉5内へのボート4の搬入・搬出作業の邪魔になることはない。
図6はボートスタンド上のボートの倒壊を防止する方法を説明する斜視図である。図6の実施の形態では、ツーボートシステムを有する縦型熱処理装置における地震被害拡散低減システムにおいて、制御部29からの制御によりボート搬送機構23がボート載置台22上のボート4を持ち上げてローディングエリアSb内の天井部40にボートの上端部を近接又は当接させ、ボート4を上下から接触又は非接触で挟んで保持して倒壊を防止するように構成されている。図6の実施の形態によれば、いわゆるツーボートシステムにおいて予想される地震によるボート載置台22上のボートの倒壊を、ローディングエリア内の既存の装置構成(ボート搬送機構23と天井部40)を利用して防止することができる。
図7はボートスタンド上のボートの倒壊を防止する他の方法を説明する斜視図である。図7の実施の形態では、ツーボートシステムを有する縦型熱処理装置における地震被害拡散低減システムにおいて、制御部29からの制御により移載機構24がボート載置台22上のボート4の上端部に近接又は当接してこれを規制し、ボート4を上下から接触又は非接触で挟んで保持して倒壊を防止するように構成されている。この場合、移載機構24は、基台24aの先端部から移載アーム24bを突出させ、移載アーム24bの下面部でボート4の上端面部を押えるようにすることが好ましい。従って、図7の実施の形態によっても、いわゆるツーボートシステムにおけるボート載置台22上のボート4の倒壊を、ローディングエリアSb内の既存の装置構成(ボート載置台22と移載機構24)を利用して防止することができる。
図8はウエハ飛出し防止機構を示す図で、(a)は非作動時の平面図、(b)はボートをウエハ飛出し防止機構側に旋回させる平面図である。図9はウエハ飛出し防止機構の作動を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。図8ないし図9の実施の形態では、蓋体17上のボート4を回転する回転機構20と、ローディングエリアSb内において前記熱処理炉5から搬出されたボート4に不活性ガスを側方(空気清浄機14と同じ側)から吹付けて冷却するボート4に対して進退移動可能な縦長のシャワーヘッド41を有するボートシャワー機構42とを備え、前記制御部29からの制御により前記回転機構20で蓋体17上のボート4を回転させてシャワーヘッド41側に向ける〔図8(b)参照〕と共に、該ボート4に対してシャワーヘッド41を接近移動させ〔図9(a),(b)参照〕、ボート4からのウエハwの飛び出しを規制するように構成されている。
前記シャワーヘッド41は、例えば上下端部が閉塞された左右一対のパイプからなり、各パイプには不活性ガス例えばNガスを供給する供給ホースが接続されており、各パイプの前面部にはボートに向って不活性ガスを噴出す図示しない吹出し孔が所定ピッチで形成されている。シャワーヘッド41を構成する左右一対のパイプは上下に配した連結部材43により連結されている。ボートシャワー機構42は、シャワーヘッド41を蓋体17上のボート4に対して進退させる進退移動手段である例えばテレスコピック型のエアシリンダ44を備えている。上部と下部に配した連結部材43にエアシリンダ44の先端部がそれぞれ連結され、エアシリンダ44の基端部は、例えば空気清浄機(ファンフィルタユニット)14の前面部又その近傍に設置されている。
この場合、地震の揺れによるボート4の転倒ないし倒壊を防止するために、前述したようにボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持することが前提となる。ボートの転倒ないし倒壊を防止する方法としては、図9に示すように移載機構24の基台24aの端部をボート4の側面部に近接又は当接させ、基台24aとシャワーヘッド41との間でボート4を挟むようにしてもよい。もしくは図3、図4等のボート倒壊防止機構を適用してもよい。図8ないし図9の実施の形態によれば、蓋体17上のボート4を回転機構20により回転させてシャワーヘッド41側に向け、ボート4に対してシャワーヘッド41をボートシャワー機構42のエアシリンダ44により前進接近させるようにしたので、既存のシャワーヘッド41を利用してボート4からのウエハwの飛び出しないし脱落を防止することができると共にボート4からのウエハwの脱落による破損を防止することができる。
図10はウエハ飛出し防止機構の他の例を示す図で、(a)は非作動時の平面図、(b)は作動時の平面図である。図10の実施の形態では、図8ないし図9の実施の形態におけるボートシャワー機構42のエアシリンダ(進退移動手段)の代わりに、シャワーヘッド41を蓋体17の昇降と干渉しないようボート4より離反させる退避位置からボート4に接近させる作動位置に付勢する付勢手段例えばバネ45と、シャワーヘッド41を該バネ45の付勢力に抗して退避位置に係止し、前記制御部29からの制御により係止状態が解除されるロック機構46とを備えている。図10の実施の形態によれば、地震情報に基いて制御部29によりロック機構46によるシャワーヘッド41の退避位置での係止状態が解除されると、バネ45の付勢力によりシャワーヘッド41が自動的にボート4の正面に接近するため、図8ないし図9の実施の形態と同様、ボート4からのウエハwの飛び出しないし脱落を防止できると共にボート4からのウエハwの脱落による破損を防止することができる。
図11はボートステージ上におけるウエハ飛出し防止機構を示す図で、(a)は非作動時の平面図、(b)は作動開始時の平面図、(c)は作動途中の平面図、(d)は作動終了時の平面図である。図11の実施の形態では、ローディングエリアSb内に蓋体17上のボート4と交互に使用されるもう一つのボート4を載置する回転可能な載置部47を有するボート載置台22(22a、22b)と、該ボート載置台22上のボート4に対して側方から清浄空気を噴出す空気清浄機14と、前記ボート4が空気清浄機14とは反対側に向くように前記載置部47を係止する係止機構48と、該係止機構48による係止状態を解除した時にボート4が空気清浄機14側に向くように載置部47を回転付勢する付勢手段例えばバネ49とを備え、前記制御部29からの制御により前記係止機構48による係止状態を解除して、前記バネ49の付勢力による前記載置部47の回転によりボート4を空気清浄機14側に対向させ、ボート4からのウエハwの飛び出しを規制するように構成されている。
図示例の載置部47は、空気清浄機14に沿って近接して配置された回転可能な一対の載置部により構成されている。前記係止機構48は、両載置部47に跨って係止される二又状の係止ピン48aと、該係止ピン48aを両載置部47に係止させた状態から引っ張って両載置部47から離脱させるアクチュエータ例えばエアシリンダ48bとから構成されている。前記バネ49は例えばコイルバネからなり、その両端にはひも状部材50がそれぞれ連結され、各ひも状部材50の先端が各載置部47の外周に巻き掛けられて固定されている。
図11の実施の形態によれば、前記制御部29からの制御により前記係止機構48の係止状態が解除されると、前記載置部47がバネ49の付勢力で回転され、載置部47に載置されたボート4が空気清浄機14側に向き、ボート4からのウエハwの飛び出しを防止することができ、いわゆるツーボートシステムにおけるボート載置台20上のボート4からのウエハwの飛出しや脱落によるウエハの破損を防止することができる。なお、図11の実施の形態においても、載置部47上のボート4の転倒ないし倒壊を防止するために、例えば図7の実施の形態のように移載機構24又は他の保持手段によってボート4を保持することが前提となる。図11では、各載置部47にボートが載置されている状態が模式的に示され、4本の支柱4cの向きでボート4の向きを表している。
図12は本発明の他の実施の形態である半導体製造装置における地震被害拡散低減システムを概略的に示す図である。図12の実施の形態において、図1の実施の形態と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態の縦型熱処理装置1は、初期微動を直接検知する初期微動検知部である地震計60と、検知した初期微動に基いて縦型熱処理装置1の運転を停止する第1工程、及び、ボート4の倒壊を防止すべく、ボート4を接触又は非接触で保持するか或いは上下から接触又は非接触で挟んで保持する第2工程を実行する制御部29とを備えている。上記地震計60は、筐体2内に設置されていることが好ましいが、工場の敷地内に設置されていてもよい。本実施形態によれば、緊急地震情報を受信することなく自ら初期微動を検知することができ、地震の発生を予知してボートの倒壊を未然に防止することができ、被害を最小限に抑えることが可能となる。
前記制御部29は、上記第2工程の後に又は第2工程の後であって主要動の終了後に、上記ボート4を昇降機構18による熱処理炉5からの搬出位置であるホームポジションHPに復帰させる第3工程を実行するように構成されていることが好ましく、これにより、半導体製造装置を迅速に復帰させることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更が可能である。例えば、前記実施形態では、移載領域内に新たな機構を増設することなく、既存の装置構成を利用してボートの倒壊を防止するようにしているが、本発明は、既存の装置構成(既存軸)を利用しないで新たな機構(新機軸、専用の機構)を用いてボートの倒壊を防止するようにしてもよい。また、本発明に係る半導体製造装置における地震被害拡散低減システムは、通信回線を介して配信される初期微動に基く緊急地震情報を受信する受信部と、初期微動を直接検知する初期微動検知部とを共に備え、これらを選択的に切換えて使用するように構成されていてもよい。
本発明の実施の形態である半導体製造装置における地震被害拡散低減システムを概略的に示す図である。 図1の半導体製造装置の横断面図である。 ボートの倒壊を防止する工程を説明する斜視図である。 ボート倒壊防止機構を示す斜視図である。 同ボート倒壊防止機構を示す図で、(a)は非作動時の平面図、(b)は作動時の平面図である。 ボートスタンド上のボートの倒壊を防止する方法を説明する斜視図である。 ボートスタンド上のボートの倒壊を防止する他の方法を説明する斜視図である。 ウエハ飛出し防止機構を示す図で、(a)は非作動時の平面図、(b)はボートをウエハ飛出し防止機構側に旋回させる平面図である。 ウエハ飛出し防止機構の作動を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 ウエハ飛出し防止機構の他の例を示す図で、(a)は非作動時の平面図、(b)は作動時の平面図である。 ボートステージ上におけるウエハ飛出し防止機構を示す図で、(a)は非作動時の平面図、(b)は作動開始時の平面図、(c)は作動途中の平面図、(d)は作動終了時の平面図である。 本発明の他の実施の形態である半導体製造装置における地震被害拡散低減システムを概略的に示す図である。
符号の説明
1 縦型熱処理装置(半導体製造装置)
w 半導体ウエハ(被処理体)
4 ボート
5 熱処理炉
Sb ローディングエリア(移載領域)
14 空気清浄機
18 昇降機構
20 回転機構
21 シャッター
22 ボート載置台
23 ボート搬送機構
24 移載機構
26 通信回線
27 地震被害拡散低減システム
28 受信部
29 制御部
32 ボート転倒防止機構
33 軸受部
34 アーム
35 ロック機構
36 ガイド溝部
41 シャワーヘッド
42 ボートシャワー機構
47 載置部
48 係止機構
49 バネ(付勢手段)
60 地震計(初期微動検知部)

Claims (12)

  1. 通信回線を介して配信される初期微動に基く緊急地震情報を受信するか又は初期微動を直接検知する工程と、受信した緊急地震情報又は検知した初期微動に基いて半導体製造装置の運転を停止する第1工程と、該第1工程と並行して、被処理体を多段に搭載するボートの倒壊を防止すべく、ボートを接触又は非接触で保持する第2工程と、を備えていることを特徴とする半導体製造装置における地震被害拡散低減方法。
  2. 通信回線を介して配信される初期微動に基く緊急地震情報を受信するか又は初期微動を直接検知する工程と、受信した緊急地震情報又は検知した初期微動に基いて半導体製造装置の運転を停止する第1工程と、該第1工程と並行して、被処理体を多段に搭載するボートの倒壊を防止すべく、ボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持する第2工程と、を備えていることを特徴とする半導体製造装置における地震被害拡散低減方法。
  3. 上記第2工程の後に又は第2工程の後であって主要動の終了後に、上記ボートを昇降機構による熱処理炉からの搬出位置であるホームポジションに復帰させる第3工程を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の地震被害拡散低減方法。
  4. 通信回線を介して配信される初期微動に基く緊急地震情報を受信する受信部又は初期微動を直接検知する初期微動検知部と、受信した緊急地震情報又は検知した初期微動に基いて半導体製造装置の運転を停止する第1工程、及び、被処理体を多段に搭載するボートの倒壊を防止すべく、ボートを接触又は非接触で保持する第2工程を実行する制御部と、を備えていることを特徴とする半導体製造装置における地震被害拡散低減システム。
  5. 通信回線を介して配信される初期微動に基く緊急地震情報を受信する受信部又は初期微動を直接検知する初期微動検知部と、受信した緊急地震情報又は検知した初期微動に基いて半導体製造装置の運転を停止する第1工程、及び、被処理体を多段に搭載するボートの倒壊を防止すべく、ボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持する第2工程を実行する制御部と、を備えていることを特徴とする半導体製造装置における地震被害拡散低減システム。
  6. 前記第2工程は、熱処理炉の炉口を開閉する蓋体の上部にボートを載置して熱処理炉への搬入・搬出を行う昇降機構によりボートを搬出位置から上昇移動させ、蓋体開放中に前記炉口を遮蔽しているシャッターの下面部にボートの上端部を近接又は当接させることにより、ボートをシャッターと蓋体との間で上下から接触又は非接触で挟んで保持することを特徴とする請求項4又は5記載の半導体製造装置における地震被害拡散低減システム。
  7. 前記第2工程を実行するためのボート倒壊防止機構を備え、該ボート倒壊防止機構は、熱処理炉の炉口を開閉する蓋体の上部に載置されて炉口より搬出された搬出位置にあるボートの直上の作動位置に側方の退避位置から付勢手段により旋回移動可能に軸受部に軸支されたアームと、該アームを退避位置に係止し、前記制御部により係止状態が解除されるロック機構と、アームが作動位置に旋回移動された時に、アームと蓋体との間でボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持すべく前記アームを下降させるために前記軸受部に設けられたガイド溝部とを有していることを特徴とする請求項4又は5記載の半導体製造装置における地震被害拡散低減システム。
  8. 前記半導体製造装置は、移載領域内に蓋体上のボートと交互に使用されるもう一つのボートを載置するボート載置台と、該ボート載置台と蓋体との間でボートの搬送を行うボート搬送機構とを備え、前記制御部からの制御により該ボート搬送機構がボート載置台上のボートを持ち上げて移載領域内の天井部にボートの上端部を近接又は当接させ、ボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持して倒壊を防止するように構成されていることを特徴とする請求項4又は5記載の半導体製造装置における地震被害拡散低減システム。
  9. 前記半導体製造装置は、移載領域内に蓋体上のボートと交互に使用されるもう一つのボートを載置するボート載置台と、該ボート載置台と蓋体との間でボートの搬送を行うボート搬送機構と、ボート載置台上のボートと複数の被処理体を収納した収納容器との間で被処理体の移載を行う移載機構とを備え、前記制御部からの制御により該移載機構がボート載置台上のボートの上端部に接近又は当接し、ボートを上下から接触又は非接触で挟んで保持して倒壊を防止するように構成されていることを特徴とする請求項4又は5記載の半導体製造装置における地震被害拡散低減システム。
  10. 前記半導体製造装置は、蓋体上のボートを回転する回転機構と、移載領域内において前記熱処理炉から搬出されたボートに不活性ガスを吹付けて冷却するボートに対して進退移動可能な縦長のシャワーヘッドを有するボートシャワー機構とを備え、前記制御部からの制御により蓋体上のボートを回転させてシャワーヘッド側に向けると共に、該ボートに対してシャワーヘッドを接近移動させ、ボートからの被処理体の飛び出しを規制するように構成されていることを特徴とする請求項4又は5記載の半導体製造装置における地震被害拡散低減システム。
  11. 前記半導体製造装置は、移載領域内に蓋体上のボートと交互に使用されるもう一つのボートを載置する回転可能な載置部を有するボート載置台と、該ボート載置台上のボートに対して側方から清浄空気を噴出す空気清浄機と、前記ボートが空気清浄機とは反対側に向くように前記載置部を係止する係止機構と、該係止機構による係止状態を解除した時にボートが空気清浄機側に向くように載置部を回転付勢する付勢手段とを備え、前記制御部からの制御により前記係止機構を解除して、前記載置部の回転によりボートを空気清浄機側に対向させ、ボートからの被処理体の飛び出しを規制するように構成されていることを特徴とする請求項4又は5記載の半導体製造装置における地震被害拡散低減システム。
  12. 前記制御部が、上記第2工程の後に又は第2工程の後であって主要動の終了後に、上記ボートを昇降機構による熱処理炉からの搬出位置であるホームポジションに復帰させる第3工程を実行することを特徴とする請求項4又は5記載の半導体製造装置における地震被害拡散低減システム。
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