JP2008097894A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた出力性能および充放電サイクル性能を示す非水電解質二次電池を提供する。
【解決手段】リチウムを含む遷移金属複合酸化物を正極活物質とする正極と、炭素材料を負極活物質とする負極と、非水電解質とを備えた非水電解質二次電池において、前記炭素材料が難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素とを含み、前記難黒鉛化性炭素と前記易黒鉛化性炭素に占める前記易黒鉛化性炭素の割合が4〜40重量%であり、前記易黒鉛化性炭素の平均粒径が難黒鉛化性炭素の平均粒径の0.3〜1倍であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、負極活物質に難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素とを含む非水二次電解質電池に関する。
リチウムイオン二次電池をはじめとする非水電解質二次電池は、高エネルギー密度、高出力などの優れた特徴をもっているため、携帯電話、ビデオカメラ、パソコンなどの携帯機器の電源として、広く普及している。また、非水電解質二次電池を電気自動車の電源に利用するため、大型で大容量の非水電解質二次電池の開発も盛んにおこなわれている。
特に、電気自動車においては非水二次電解質電池の長寿命化と高出力化とが重要な開発課題となっている。この背景には自動車の装置寿命と同等の寿命性能が電池にも求められること、また、自動車の発進時に急速放電性能が必要であることなどがあげられる。
リチウムイオン二次電池の正極活物質には、リチウム含有層状コバルト酸化物(以下「Co系化合物」とする)、リチウム含有層状ニッケル酸化物(以下「Ni系化合物」とする)又はスピネル型リチウムマンガン複合酸化物(以下「Mn系化合物」とする)を用い、負極活物質にはリチウムを吸蔵・放出可能な炭素材料などを用いた長寿命な非水電解質二次電池が実用化されている。
この炭素材料としてフェノールホルムアルデヒド樹脂炭、フルフリールアルコール樹脂炭、カーボンブラック、塩化ビニリデン炭、セルローズ炭のような難黒鉛化性炭素や、ピッチコークス、メソカーボンマイクロビーズ、ニードルコークス、バルクメソフェーズコークス、フリュードコークス、ギルソナイトコークスのような易黒鉛化性炭素などを用いた非水電解質二次電池は、充放電深度の変化にともなって充放電電圧がなだらかに変化し、電池の充放電状態を容易に把握することができる。
このため、難黒鉛化性炭素や易黒鉛化性炭素を負極活物質として用いた非水電解質二次電池は電気自動車やハイブリッド電気自動車の高性能電源として使用されていおり、さらなる需要拡大が見込まれている。
難黒鉛化性炭素は六角網面構造が発達しておらず、充放電に伴う活物質粒子の膨張収縮が小さい。このため、充放電サイクル時に導電パスが切断されにくく、良好な充放電サイクル性能を示す。また、電解液の還元分解を伴う不導体皮膜の成長が起こりにくいため、長期保存性能も良好である。
しかしながら、難黒鉛化性炭素には結晶構造の歪みや空隙が多いため電子導電性が小さく、良好な出力性能を示す非水電解質二次電池を作製することは困難であった。
一方、易黒鉛化性炭素は比較的結晶構造が発達しているため、難黒鉛化性炭素に比べて電子導電性が大きく、良好な出力性能を示す非水電解質二次電池を作製することが可能である。また、易黒鉛化性炭素は難黒鉛化性炭素に比べて真密度が大きいため電極密度の向上が容易であり、高容量の電池を得ることができるという利点も有している。
しかしながら、易黒鉛化性炭素は、充放電に伴うC軸方向への膨張収縮が大きいため、導電パスの切断がおこりやすく、良好の充放電サイクル性能を得ることが困難であるという問題があった。
このような問題を解決する方法として、特許文献1には難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素を含有するする負極において、難黒鉛化性炭素の含有量を1〜30重量%あるいは0.5から20重量%とする技術が開示されている。
また、特許文献2には負極に難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素との混合物の焼成物を用いる技術が開示されている。さらに、特許文献3には易黒鉛化性炭素を難黒鉛化性炭素で被覆する、あるいは難黒鉛化性炭素を易黒鉛化性炭素で被覆する技術、および、核となる黒鉛化炭素と殻となる黒鉛化炭素との重量比の範囲は1:1から1:0.1であることが開示されている。
特開平06−333564号公報 特開平11−265718号公報 特開平08−069819号公報
非水電解質二次電池の充放電サイクル性能を向上するためには、上記の特許文献に記されるように、負極活物質として難黒鉛化性炭素および易黒鉛化性炭素をある所定量で含有する負極を用いる方法が提案されている。しかし、特許文献1に記載される難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素の含有率では、易黒鉛化性炭素の充放電にともな膨張収縮を抑制することができず、充放電サイクル性能の向上において十分な効果を得ることができない。また、特許文献2および3に記載の方法は、製造工程が複雑になる、コストがかかりすぎるなどの問題が避けられず、より簡便で効果の高い方法の開発が必要とされていた。
本発明の目的は、リチウムを吸蔵放出可能なリチウム複合酸化物を活物質とする正極と、リチウムを吸蔵放出可能な炭素材料を活物質とする負極と、非水電解質を含む電池において、優れた出力性能および充放電サイクル性能を示す非水電解質二次電池を提供することにある。
請求項1の発明は、リチウムを含む遷移金属複合酸化物を正極活物質とする正極と、炭素材料を負極活物質とする負極と、非水電解液とを備えた非水電解質二次電池において、前記炭素材料が難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素とを含み、前記難黒鉛化性炭素と前記易黒鉛化性炭素に占める前記易黒鉛化性炭素の割合が4〜40重量%であり、前記易黒鉛化性炭素の平均粒径が前記難黒鉛化性炭素の平均粒径の0.3〜1倍であることを特徴とする。
本発明によれば、負極活物質である難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素に占める易黒鉛化性炭素の割合を4〜40重量%とし、易黒鉛化性炭素の平均粒径を難黒鉛化性炭素の平均粒径の0.3〜1倍とすることによって、難黒鉛化性炭素および易黒鉛化性炭素の出力性能の混合比率から計算される平均値よりも良好な出力性能が得られ、かつ良好な充放電サイクル性能を有する非水電解質二次電池を提供することができる。
すなわち、難黒鉛化性炭素および易黒鉛化性炭素を含有する負極において、充放電サイクル性能および出力性能を向上するためには、それぞれの平均粒径の比が非常に重要なパラメータとなる。充放電に伴う易黒鉛化性炭素の膨張収縮率は難黒鉛化性炭素の膨張収縮率よりも大きい。このため、難黒鉛化性炭素よりも平均粒径の小さい易黒鉛化性炭素を選択することによって易黒鉛化性炭素の膨張収縮による導電パスの切断が緩和され、かつ良好な電子導電性を確保することができ、良好な充放電サイクル性能および出力性能を得ることができるのである。
以下、本発明を詳細に説明するが、本発明が以下の実施の形態に限定されないことはいうまでもない。
本発明の非水電解質二次電池は、リチウムを吸蔵放出可能なリチウム複合酸化物を活物質とする正極と、リチウムを吸蔵・放出可能な難黒鉛化性炭素および易黒鉛化性炭素を活物質とする負極と、非水電解液、およびセパレータからなる発電要素が電池ケースに収納された非水電解質二次電池において、難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素に占める易黒鉛化性炭素の割合が4〜40重量%であり、易黒鉛化性炭素の平均粒径が難黒鉛化性炭素の平均粒径の0.3〜1倍であることを特徴とする。
本発明において「難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素に占める易黒鉛化性炭素の割合」とは、黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素の合計重量に対する易黒鉛化性炭素の重量の割合(重量%)を意味するものとする。
また、「平均粒径」とは、島津社製のレーザー回折式粒度分布測定装置SALD−2000J(0.03〜700μレンジ)を使用し、カスケード使用の条件で乾式分散させ測定した粒子径のうち、累積値が50%のときの粒子径を意味するものとする。
本発明において「難黒鉛化性炭素」とは、常圧下あるいは減圧下で3300K付近の超高温まで加熱しても黒鉛に変換し得ない非晶質炭素を意味する。
なお、難黒鉛化性炭素においては、充放電に伴う格子体積の変化が小さいことが望ましく、X線広角回折法から測定される(002)面の面間隔が3.70オングストローム以上であり、結晶子の大きさがc軸方向(Lc)で1.5nm以下であることが好ましい。
また、本発明において「易黒鉛化性炭素」とは、3300K前後の高温処理により黒鉛に変換しうる非晶質炭素を意味する。
なお、易黒鉛化性炭素は、ある程度の結晶構造が成長させることで電子導電性を大きくする効果が期待できるが、結晶構造が発達しすぎると充放電に伴う格子体積の変化が大きくなりすぎ、良好な充放電サイクル性能を得ることができない。このため、易黒鉛化性炭素のX線広角回折法から測定される(002)面の面間隔は、3.45〜3.55オングストロームであることが好ましい。
易黒鉛化性炭素と難黒鉛化性炭素に占める易黒鉛化性炭素の割合が4重量%より少ない場合、難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素の混合物の電子導電性が難黒鉛化性炭素とほぼ同じになるため、良好な出力性能を得ることはできない。一方、難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素に占める易黒鉛化性炭素の割合が40重量%を越える場合、充放電に伴う易黒鉛化性炭素の膨張収縮に起因した導電パスの切断を抑制することができないため、充放電サイクル性能が低下する。
また、難黒鉛化性炭素または易黒鉛化性炭素の平均粒径が小さいほど活物質内におけるリチウムイオンの拡散経路が短くなるため良好な出力性能を得ることができるが、平均粒径が小さすぎると電解液との反応に伴う不導体皮膜の成長が促進されるため、難黒鉛化性炭素の平均粒径は5〜25μmであることが好ましく、易黒鉛化性炭素の平均粒径は難黒鉛化性炭素の0.3〜1倍とする必要がある。
また、易黒鉛化性炭素の平均粒径が難黒鉛化性炭素の平均粒径の0.3倍より小さい場合、平均粒径の大きな難黒鉛化性炭素で構成される空隙に易黒鉛化性炭素が詰まりすぎてしまうため、リチウムイオンの拡散経路が狭くなり、出力性能の低下を引き起こす。一方、易黒鉛化性炭素の平均粒径が難黒鉛化性炭素の平均粒径の1倍より大きい場合、上述したような易黒鉛化性炭素の膨張収縮の緩和効果が十分に得られず、充放電サイクル性能が低下する。
なお、本発明の非水電解質二次電池の負極活物質としては、難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素以外に、黒鉛、カーボンブラック、気相成長炭素繊維などの炭素を含んでもよい。
本発明の非水電解質二次電池の外観を図1に、電池の電極群を図2に示す。図1および図2において、1は非水電解質二次電池、2は電極群、2aは正極、2bは負極、2cはセパレータ、3は電池ケース、3aは電池ケースのケース部、3bは電池ケースの蓋部、4は正極端子、5は負極端子、6は安全弁、7は電解液注液口である。
本発明の非水電解質二次電池は、正極2aと負極2bとがセパレータ2cを介して長円形状に巻回されてなる電極群2を電池ケースのケース部3aに収納し、電池ケースのケース部3aと電池ケースの蓋部3bとをレーザー溶接で封口し、非水電解液(図示せず)を注液口7から注液し、その後、注液口7を封口して構成されている。
本発明の非水電解質二次電池に用いられる正極、セパレータおよび電解液などは、特に従来用いられてきたものと異なるところはなく、通常用いられているものが使用できる。なお、図2では、電極群の形状としては長円形状を示したが、円形状でもよい。また、電極群の形状は巻回型に限らず、平板状極板を積層した形状でもよい。
本発明の非水電解質二次電池に用いる正極活物質としては、リチウムを吸蔵・放出可能なマンガン酸リチウム(LiMn)、コバルト酸リチウム(LiCoO)、ニッケル酸リチウム(LiNiO)などのリチウムを吸蔵放出可能なリチウム複合酸化物、性能改善のために各複合酸化物の遷移金属部分が他の遷移金属や軽金属、後遷移金属で置換されたリチウム複合酸化物、などが挙げられる。
また、本発明の非水電解質二次電池に用いるセパレータとしては、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂からなる微多孔膜が用いられ、材料、重量平均分子量や空孔率の異なる複数の微多孔膜が積層してなるものや、これらの微多孔膜に各種の可塑剤、酸化防止剤、難燃剤などの添加剤を適量含有しているものであってもよい。
本発明の非水電解質二次電池で用いられる非水電解質としては、非水電解液であっても、ポリマー電解質、室温溶融塩またはイオン液体、固体電解質であっても構わない。
本発明の非水電解質二次電池に用いる電解液の有機溶媒には、特に制限はなく、例えば、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネートなどの低粘度の鎖状炭酸エステルと、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネートなどの高誘電率の環状炭酸エステル、γ−ブチロラクトン、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1−3ジオキソラン、メチルアセテート、メチルプロピオネート、ビニレンカーボネート、ジメチルホルムアミド、スルホランおよびこれらの混合溶媒等を挙げることができる。
また、本発明の非水電解質二次電池に用いることのできるポリマー電解質にも、特に制限はなく、例えば、ビニリデンフルオライド・ヘキサフルオロプロピレンコポリマー(P(VDF/HFP))、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、ポリ塩化ビニリデン、ポリメチルメタクリレート、ポリメチルアクリレート、ポリ40ビニルアルコール、ポリメタクリロニトリル、ポリビニルアセテート、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ポリブタジエン、ポリスチレン、ポリイソプレン、もしくはこれらの誘導体を、単独で、あるいは混合したものからなるリチウムイオン伝導性ポリマーを用いることができる。
また、本発明の非水電解質二次電池に用いる電解質塩としては、特に制限はなく、LiClO、LiBF、LiAsF、LiPF、LiCFSO、LiN(CFSO、LiN(CSO、LiI、LiAlCl等およびそれらの混合物が挙げられる。好ましくは、LiBF、LiPFのうちの1種または2種以上を混合したリチウム塩がよい。
本発明の非水電解質二次電池においては、これらの有機溶媒と電解質とを組み合わせて、電解液として使用する。なお、これらの電解液の中では、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネートを混合して使用すると、リチウムイオンの伝導度が極大となるために好ましい。
その他の電池の構成要素として、集電体、端子、絶縁板、電池ケース等があるが、これらの部品についても従来用いられてきたものをそのまま用いることができる。
以下に、本発明の実施例を、比較例とあわせて説明する。
[実施例1〜4および比較例1〜4]
[実施例1]
負極活物質としては、難黒鉛化性炭素(以下では「HC」とする)と易黒鉛化性炭素との重量比96:4の混合物を用いた。HCとしては、X線広角回折法から測定される(002)面の面間隔が3.80オングストローム、結晶子の大きさがc軸方向(Lc)で1.1nm、平均粒径が10μmのものを用いた。易黒鉛化性炭素としては、X線広角回折法から測定される(002)面の面間隔が3.48オングストローム、結晶子の大きさがc軸方向(Lc)で2.0nm、平均粒径が6μmのコークス(以下では「Cs」とする)を用いた。したがって、Csの平均粒径はHCの平均粒径の0.6倍である。
負極は、上記負極活物質94重量%と結着剤であるポリフッ化ビニリデン(以下「PVdF」とする)6重量%とを混合し、これに含水量50ppm以下のN−メチル−2−ピロリドン(以下「NMP」とする)を加えてペースト状としたスラリーを、銅箔上に塗布、乾燥して作製した。負極の乾燥は、0.01torr以下の真空下150℃で12時間以上おこなった。
正極は、正極活物質としてのLiMn(以下「Mn系」とする)の粉体87重量%と導電助剤であるアセチレンブラック5重量%と結着剤であるPVdF8重量%とを混合し、これにNMPを加えてペースト状としたスラリーを、アルミニウム箔上に塗布、乾燥して作製した。正極の乾燥条件は、負極に場合と同じとした。
ロールプレスをおこなった正極および負極を、図2に示すようにセパレーターを介して長円形状に捲回して電極群を構成した後、この電極群を長円筒形の有底アルミニウム容器に挿入し、さらに、電極群の巻芯部に充填物をつめた後に電解液を注入し、レーザー溶接にて容器と蓋とを封口溶接し、実施例1の非水電解質二次電池Aを作製した。なお、スラリー作製から電極加工、電池組立に至る全ての工程は、露点−50℃以下のドライルーム中でおこなった。作製した電池の設計容量は550mAhとした。
[実施例2]
負極活物質としてHCとCsの重量比80:20の混合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例2の非水電解質二次電池Bを作製した。
[実施例3]
負極活物質としてHCとCsの重量比70:30の混合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例3の非水電解質二次電池Cを作製した。
[実施例4]
負極活物質としてHCとCsの重量比60:40の混合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例4の非水電解質二次電池Dを作製した。
[比較例1]
負極活物質としてHCのみを用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較例1の非水電解質二次電池Eを作製した。
[比較例2]
負極活物質としてHCとCsの重量比98:2の混合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較例2の非水電解質二次電池Fを作製した。
[比較例3]
負極活物質としてHCとCsの重量比40:60の混合物を用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較例3の非水電解質二次電池Gを作製した。
[比較例4]
負極活物質としてCsのみを用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較例4の非水電解質二次電池Hを作製した。
[特性測定]
実施例1〜4および比較例1〜4の非水電解質二次電池A〜Hについて、次の条件で初期放電容量測定、出力測定および充放電サイクル試験をおこなった。
1.初期放電容量測定
試験電池を25℃環境下で、550mA定電流で4.2Vまで充電した後、さらに4.2V定電圧で、充電時間の合計が3時間となるように定電圧充電をおこなった。その後、550mA定電流で2.5Vまで放電した。この充放電を3回繰り返し、3回目の放電容量を初期放電容量と定めた。
2.出力測定
この初期放電容量に対する放電深度(DOD)50%において、55mA、110mA、550mAでの放電を10秒間おこなった。各電流値で放電した際の10秒目の電圧と電流との関係から、下限電圧を2.5Vとした際の電流値を外挿し、得られた電流値および下限電圧から出力を算出した。
3.充放電サイクル試験
試験電池を、初期放電容量測定と同じ条件で500回充放電し、500サイクル目の放電容量を求めた。そして、初期放電容量に対する500サイクル目の放電容量の比を「容量保持率(%)」とした。
実施例1〜4および比較例1〜4の非水電解質二次電池A〜Hの、負極活物質であるHCとCsに対するCsの割合(Cs/(HC+Cs)、重量%)および特性測定結果を表1にまとめた。また、負極中のHCとCsに対するCsの割合と出力との関係を図3に示した。
Figure 2008097894
表1から、容量保持率はCsの割合が大きくなるにしたがって減少し、Csの割合が60%以上の比較例3の電池Gおよび比較例4の電池Hでは、容量保持率が著しく低下した。また、図3に示したCsの割合と出力の関係から、出力はCsの割合が小さくなるにしたがって減少することがわかった。
なお、図3より、易黒鉛化性炭素の含有量が4〜40重量%であった場合、難黒鉛化性炭素および易黒鉛化性炭素の出力性能の混合比率から計算される平均値よりも良好な出力性能が得られることがわかった。
例えば、難黒鉛化性炭素および易黒鉛化性炭素の出力性能の混合比率を40:60とした場合、比較例1および比較例4の出力から算出される平均値は37.6Wであり、比較例3の出力が難黒鉛化性炭素および易黒鉛化性炭素の出力性能の混合比率から計算される平均値とほぼ同等であることがわかった。
一方、難黒鉛化性炭素および易黒鉛化性炭素の出力性能の混合比率を80:20とした場合、比較例1および比較例4の出力から算出される平均値は33.2Wであり、実施例2の出力が難黒鉛化性炭素および易黒鉛化性炭素の出力性能の混合比率から計算される平均値よりも良好であることがわかった。
また、実施例1〜4の電池A〜Dでは、容量維持率は80%以上で、出力も33W以上で、良好な充放電サイクル性能と高出力特性を示すことがわかった。
[実施例5〜7および比較例5、6]
[実施例5]
負極活物質として、HCとCsとの重量比75:25の混合物を用い、平均粒径が3μmのCsを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例5の非水電解質二次電池Iを作製した。電池Iでは、Csの平均粒径はHCの平均粒径の0.3倍である。
[実施例6]
平均粒径が7.5μmのCsを用いたこと以外は実施例5と同様にして、実施例6の非水電解質二次電池Jを作製した。電池Jでは、Csの平均粒径はHCの平均粒径の0.75倍である。
[実施例7]
平均粒径が10μmのCsを用いたこと以外は実施例5と同様にして、実施例7の非水電解質二次電池Kを作製した。電池Kでは、Csの平均粒径はHCの平均粒径の1.0倍である。
[比較例5]
平均粒径が1μmのCsを用いたこと以外は実施例5と同様にして、比較例5の非水電解質二次電池Lを作製した。電池Lでは、Csの平均粒径はHCの平均粒径の0.1倍である。
[比較例6]
平均粒径が15μmのCsを用いたこと以外は実施例5と同様にして、比較例6の非水電解質二次電池Mを作製した。電池Mでは、Csの平均粒径はHCの平均粒径の1.5倍である。
実施例5〜7および比較例5、6の非水電解質二次電池I〜Mについても、実施例1の場合と同じ条件で、初期放電容量測定、出力測定および充放電サイクル試験をおこなった。測定結果を表2にまとめた。
Figure 2008097894
表2に示すように、HCの平均粒径に対するCsの平均粒径の比を0.4〜1の範囲とすることによって、良好な充放電サイクル性能および出力性能を得られることがわかった。
[実施例8〜10]
[実施例8]
負極活物質として、HCとCsとの重量比75:25の混合物を用い、HCとしては、X線広角回折法から測定される(002)面の面間隔が3.80オングストローム、結晶子の大きさがc軸方向(Lc)で1.1nm、平均粒径が20μmのものを用い、易黒鉛化性炭素としては、X線広角回折法から測定される(002)面の面間隔が3.48オングストローム、結晶子の大きさがc軸方向(Lc)で2.0nm、平均粒径が15μmのCsを用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例8の非水電解質二次電池Nを作製した。電池Nでは、負極中のHCとCsに対するCsの割合は25重量%であり、Csの平均粒径はHCの平均粒径の0.75倍である。
[実施例9]
HCとしては、X線広角回折法から測定される(002)面の面間隔が3.70オングストローム、結晶子の大きさがc軸方向(Lc)で1.5nm、平均粒径が10μmのものを用い、易黒鉛化性炭素としては、X線広角回折法から測定される(002)面の面間隔が3.46オングストローム、結晶子の大きさがc軸方向(Lc)で1.7nm、平均粒径が7.5μmのCsを用いたこと以外は実施例8と同様にして、実施例9の非水電解質二次電池Oを作製した。
[実施例10]
HCとしては、X線広角回折法から測定される(002)面の面間隔が3.77オングストローム、結晶子の大きさがc軸方向(Lc)で1.3nm、平均粒径が15μmのものを用い、易黒鉛化性炭素としては、X線広角回折法から測定される(002)面の面間隔が3.44オングストローム、結晶子の大きさがc軸方向(Lc)で2.1nm、平均粒径が11.25μmのCsを用いたこと以外は実施例8と同様にして、実施例10の非水電解質二次電池Pを作製した。
実施例8〜10の非水電解質二次電池N〜Pについても、実施例1の場合と同じ条件で、初期放電容量測定、出力測定および充放電サイクル試験をおこなった。測定結果を表3にまとめた。
Figure 2008097894
表3に示すように、HCやCsの種類を変えた場合でも、良好な充放電サイクル性能および出力性能を得られることがわかった。
[実施例11、12および比較例7〜10]
[実施例11]
正極活物質としてLiNiOを用いたこと以外は実施例6と同様にして、実施例11の非水電解液電池Qを作製した。電池Qでは、負極中のHCとCsに対するCsの割合は25重量%であり、Csの平均粒径はHCの平均粒径の0.75倍である。
[実施例12]
正極活物質としてLiCoOを用いたこと以外は実施例6と同様にして、実施例12の非水電解液電池Rを作製した。電池Rでは、負極中のHCとCsに対するCsの割合は25重量%であり、Csの平均粒径はHCの平均粒径の0.75倍である。
[比較例7]
正極活物質としてLiNiOを用いたこと以外は比較例1と同様にして、比較例7の非水電解液電池Sを作製した。電池Sでは、負極活物質はHCのみである。
[比較例8]
正極活物質としてLiNiOを用いたこと以外は比較例4と同様にして、比較例8の非水電解液電池Tを作製した。電池Tでは、負極活物質はCsのみである。
[比較例9]
正極活物質としてLiCoOを用いたこと以外は比較例1と同様にして、比較例9の非水電解液電池Uを作製した。電池Uでは、負極活物質はHCのみである。
[比較例10]
正極活物質としてLiCoOを用いたこと以外は比較例4と同様にして、比較例10の非水電解液電池Vを作製した。電池Vでは、負極活物質はCsのみである。
実施例11、12および比較例7〜10の非水電解質二次電池Q〜Vの内容を表4にまとめた。なお、表4には、比較のため、実施例6、比較例1および比較例4の結果も示した。
Figure 2008097894
実施例11、12および比較例7〜10の非水電解質二次電池Q〜Vについても、実施例1の場合と同じ条件で、初期放電容量測定、出力測定および充放電サイクル試験をおこなった。測定結果を表5にまとめた。なお、表5には、比較のため、実施例6、比較例1および比較例4の結果も示した。
Figure 2008097894
表5に示す結果より、正極に各種リチウム複合酸化物を用いた非水電解質二次電池においても、負極中のCsの割合と、HCとCsの平均粒径の比を制御することにより、HCおよびCsの出力性能の混合比率から計算される平均値よりも良好な出力性能が得られ、かつ良好な充放電サイクル性能を有する非水電解質二次電池を提供することができることがわかった。
本発明の非水電解質二次電池の外観を示す図。 電池の電極群を示す図。 負極中のHCとCsに対するCsの割合と出力との関係を示す図。
符号の説明
1 非水電解質二次電池
2 電極群
2a 正極
2b 負極
2c セパレータ
3 電池ケース

Claims (1)

  1. リチウムを含む遷移金属複合酸化物を正極活物質とする正極と、炭素材料を負極活物質とする負極と、非水電解質とを備えた非水電解質二次電池において、前記炭素材料が難黒鉛化性炭素と易黒鉛化性炭素とを含み、前記難黒鉛化性炭素と前記易黒鉛化性炭素に占める前記易黒鉛化性炭素の割合が4〜40重量%であり、前記易黒鉛化性炭素の平均粒径が前記難黒鉛化性炭素の平均粒径の0.3〜1倍であることを特徴とする非水電解質二次電池。
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