JP2008094527A - ワーク排出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワーク収納孔内のワークが再びワーク収納孔側に戻ることなく、確実に排出パイプ側へ排出される。
【解決手段】ワーク排出装置9は、外周にワーク収納孔3を有するインデックステーブル1に配置されている。このようなワーク排出装置9はワーク収納孔3の外方に配置された排出パイプ15と、ワーク収納孔3内方に設けられ、ワーク収納孔3に連通する吸引、噴出パイプ17とを備えている。排出パイプ15の上方であってワーク収納孔3近傍に、ワーク収納孔3から排出された不良ワーク16を排出パイプ15側へ導くエアー噴射口19,20が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明はチップ型電子部品等のワークを検測しかつ搬送するインデックステーブルに設置され、不良ワークを排出するためのワーク排出装置に関する。
チップ型電子部品等のワークを検査しかつ搬送するためのインデックステーブルが知られている。このようなインデックステーブルは、外周にワークを収納するためのワーク収納孔を有し、ベース上に間欠回転するよう設けられている。
またインデックステーブルの外周には、検測部で不良とされた不良ワークを排出するためのワーク排出装置が設置されている。
またインデックステーブル上には、インテックステーブルを覆うインデックステーブルカバーが設けられている。
上述したようにインデックステーブルの外周には、ワーク収納孔が設けられ、このワーク収納孔内に収納されたワークはインデックステーブルの回転に伴って搬送され、検測部において検測される。
検測部において検測されたワーク収納孔内のワークは、ワーク排出装置に送られ、このワーク排出装置に設けられた吸引モードの吸引、噴出パイプにより吸引される。この場合、ワークが不良と判断されると、吸引、噴出パイプが噴出モードに切り換えられ、吸引、噴出パイプによりワークが噴出されて排出パイプ側へ排出される。
その後、再び吸引、噴出パイプが吸引モードとなり次のワークを吸引する。この場合、排出パイプ側へ排出されたワークが再びワーク収納孔内へ戻り、あるいはワーク収納孔内へ完全に戻りきれないことがある。このような場合は、その後インデックステーブルを回転させた際、ワーク収納孔内のワークが引掛かったりする不都合が生じる。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、不良と判断された不良ワークを確実に外方へ排出することができるワーク排出装置を提供することを目的とする。
本発明は、ベース上に間欠的に回転するよう設けられ、外周にワークを収納するワーク収納孔を有するインデックステーブルに設置されたワーク排出装置において、ワーク収納孔より外方に設けられ、ワーク収納孔に連通してワーク収納孔内のワークを落下させて排出する排出パイプと、ワーク収納孔より内方のベースに設けられ、ワーク収納孔に連通する吸引、噴出パイプと、吸引、噴出パイプに連結された吸引部および噴出部とを備え、排出パイプの上方であってワーク収納孔近傍に、ワーク収納孔から排出されたワークを排出パイプ側へ導くようエアーを噴出するエアー噴射口を設けたことを特徴とするワーク排出装置である。
本発明は、エアー噴射口は、ワーク収納孔から排出パイプへの経路を遮断するようエアーを噴射する第1エアー噴射口を有することを特徴とするワーク排出装置である。
本発明は、エアー噴射口は、ワーク収納孔から出たワークを排出パイプ側へ送出するようエアーを噴射する第2エアー噴射口を有することを特徴とするワーク排出装置である。
本発明は、インデックステーブル上にインデックステーブルカバーが設置され、エアー噴射口は、このインデックステーブルカバーに設けられていることを特徴とするワーク排出装置である。
本発明は、インデックステーブルカバー上に、エアー噴射口へエアーを供給するエアーブロー機構が設置され、このエアーブロー機構は圧縮空気源に接続されていることを特徴とするワーク排出装置である。
本発明によれば、エアー噴射口からエアーを噴射することにより、ワーク収納孔から排出パイプ側へ排出されたワークをスムーズに排出パイプ側へ導くことができる。この場合、ワークは再びワーク収納孔に戻ることはなく、確実に排出パイプ側へ排出することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
近年チップ型電子部品等のワークの小型化が進み、またチップ型電子部品等のワークの検査装置の高速化が進んでいる。
図1乃至図5に、本発明によるワーク排出装置が組込まれたワーク検査装置25の一例を示す。ワーク検査装置25は、ベース1aと、ベース1a上に間欠的に回転するよう設けられ外周にワーク16を収納するワーク収納孔3を有するインデックステーブル1と、インデックステーブル1上方を覆うインデックステーブルカバー14とを備えている。
またインデックステーブル1には、ワーク16を分離しながら供給する分離供給部5を介してリニアフィーダー4が連結されている。
このうちインデックステーブル1はベース1a上に水平に設置され、図示されない駆動源により、鉛直方向の中心軸2を中心として矢印Aの方向に間欠回転する。インデックステーブル1の周囲には、外側向きに開孔した多数のワーク収納孔3が設けられている。またリニアフィーダー4は、検査されるワーク16を一列状態で搬送する機能を有し、分離供給部5は、リニアフィーダー4により搬送されたワーク16をワーク収納孔3に個別に収容する機能を有する。またインデックステーブル1の間欠回転経路に沿って、上流側から下流側に向かって順次、第1検測部6、第1排出部7、第2検測部8、第2排出部9、第3検測部10、第3排出部11が設置されている。第1検測部6、第2検測部8、第3検測部10は、ワーク収納孔3に収容されたワーク16に対して、それぞれ固有の検測を実施する機能を有する。また、第1排出部7、第2排出部9、第3排出部11は、それぞれ第1検測部6、第2検測部8、第3検測部10の検測結果により不良と判定されたワークを、インデックステーブル1のワーク収納孔3から排出する機能を有する。
このワーク検査装置25は、検測項目が3種類であるため、検測部6,8,10と排出部7,9,11がそれぞれ3個ずつ設置されている。またインデックステーブル1の第3排出部11の下流側に挿入部12が設けられている。この挿入部12は、すべての検査を終了して良品と判定されたワーク16を、キャリアテープ13の図示されないキャビティに挿入するものである。
次に図2乃至図5により本発明によるワーク排出装置について説明する。ワーク排出装置はワーク検出装置25のうち第1排出部7、第2排出部9、第3排出部11に対応している。
ここでは第2排出部9を例にとって、ワーク排出装置について説明する。なお図2は図1のX−X’線断面図である。
図2乃至図5に示すように、ワーク排出装置9は、ベース1aのワーク収納孔3より外方に設けられワーク収納孔3に連通してワーク収納孔3内のワーク16を落下させて排出する排出パイプ15と、ベース1aのうちワーク収納孔3より内方に設けられ、インデックステーブル1とベース1aとの間に設けられたエアー通路21を介してワーク収納孔3に連通する吸引、噴出パイプ17とを備え、吸引、噴出パイプ17に、真空発生部(吸引部)17aおよびコンプレッサ(噴出部)17bが各々切換弁17cを介して連結されている。また吸引部17aおよび噴出部17bの圧力は、図示しない精密レギュレータにより調整される。
またインデックステーブルカバー14には、ワーク収納孔3近傍に、第1エアー噴射口19と第2エアー噴射口20とが設けられている。このうち第1エアー噴射口19は第2エアー噴射口20よりワーク収納孔3近傍に位置しており、ワーク収納孔3から排出パイプ15への経路を遮断するようエアーを噴射する。また第2エアー噴射口20は第1エアー噴射口19の外方であって排出パイプ15上に位置しており、ワーク収納孔3から出たワーク16を排出パイプ15側へ送出するようエアーを噴射する。これら第1エアー噴射口19と第2エアー噴射口20とによりエアー噴射口が構成される。
またインデックステーブルカバー14上には、第1エアー噴射口19および第2エアー噴射口20に対してエアーを供給するエアーブロー機構18が設けられている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。まず図1において、ワーク検査装置25の作用について説明する。リニアフィーダー4により一列状態で搬送されたワーク16は、分離供給部5の作用により、インデックステーブル1のワーク収納孔3に個別に収容される。
インデックステーブル1が中心軸2を中心として矢印Aの方向に間欠回転すると、ワーク収納孔3に収容されたワーク16は第1検測部6に到達して所定の検測が実施され、その結果により良品あるいは不良の判定が行われる。第1検測部6における検測後、前記ワーク16はインデックステーブル1の間欠回転により第1排出部7に到達し、第1検測部6による検測で良品と判定されたワーク16は第1排出部7を通過し、不良と判定された不良ワーク16は第1排出部7においてワーク収納孔3から外方へ排出される。
第1検測部6による検測で良品と判定されて第1排出部7を通過したワーク16は、同様にインデックステーブル1の間欠回転により第2検測部8、第2排出部9、第3検測部10、および第3排出部11を通過し、ワークの検測と不良ワークの排出が行われる。
すべての検査を終了して良品と判定されたワーク16は挿入部12に到達し、キャリアテープ13のキャビティに挿入される。ワークは挿入部12を通過したワーク収納孔3はすべて空となり、インデックステーブル1の間欠回転により再び分離供給部5に到達し、リニアフィーダー4により搬送されたワーク16が空のワーク収納孔3に収容される。
次にワーク排出装置(第2排出部)9におけるワーク16の排出動作について更に詳述する。図2は、ワーク16が第2検測部8において検測を行い不良と判定され、インデックステーブル1の間欠回転によりワーク排出装置9に到達した状態を示す。ワーク排出装置9に設置された吸引、噴出パイプ17は、電磁弁からなる切換弁17cの作用により吸引部17aに連通し、当該吸引部17aからの吸引により、吸引、噴出パイプ17内の空気は矢印Cの方向に吸引されている(吸引モード)。このとき、ワーク収納孔3からエアー通路21を経由して、吸引、噴出パイプ17にエアーが流れる。これにより、ワーク収納孔3内のワーク16が遠心力によりワーク収納孔3から飛び出すのを防止している。ワーク排出装置9以外においては、インデックステーブル1の外側に沿って、ワーク16がワーク収納孔3から飛び出すのを防止するフェンスが設けられている。
この間、エアーブロー機構18内には、圧縮空気源18aから矢印Hの向きにエアーが噴射され、エアーブロー機構18内のエアーは第1エアー噴射口19からワーク収納孔3付近に導かれ、第1エアー噴射口19からのエアーの一部は排出パイプ15内に入る。吸引、噴出パイプ17内の空気が矢印Cの方向に吸引されているため、第1エアー噴射口19からのエアーの大部分は、ワーク収納孔3及びエアー通路21を経由して吸引、噴出パイプ17に入る。この様子を矢印Iで示す。
また、前記矢印Hの向きにエアーブロー機構18内に噴射されたエアーの一部は、第2エアー噴射口20から矢印Jの向きに噴射され、排出パイプ15内に不良ワーク16が排出される方向に向かう。
インデックステーブル1の間欠回転が止まると、ワーク16が不良と判定されているため、吸引、噴出パイプ17は切換弁17cの作用により切換えられて噴出部17bに連通する(噴出モード)。この場合、図3に示すように、当該噴出部17bから吸引、噴出パイプ17内に矢印Dの向きにエアーの噴出を行う。噴出されたエアーはエアー通路21を経由してワーク収納孔3に入り、ワーク収納孔3内のワーク16を排出パイプ15に向けて吹き飛ばして排出する。このとき、第1エアー噴射口19から矢印Kの向きに、また第2エアー噴射口20から矢印Jの向きにエアーが噴射され、第1エアー噴射口19および第2エアー噴射口20からエアーが噴出されるので、ワーク収納孔3から排出されたワーク16は排出パイプ15内をスムーズに落下する。すなわち、ワーク収納孔3から排出されたワーク16は、矢印Lの向きにスムーズに排出パイプ15内を落下する。
ワーク16が排出されてワーク収納孔3が空になると、図示されないセンサーがそれを検知し、吸引、噴出パイプ17は切換弁17cの作用により吸引部17aに連通し、吸引部17aからの吸引により、図4に示すように吸引、噴出パイプ17内の空気は再び矢印Cの方向に吸引される。このとき、第1エアー噴射口19から噴射されたエアーの一部は排出パイプ15内に入り、吸引、噴出パイプ17内の空気が矢印Cの方向に吸引されているため、第1のエアー噴射口19からのエアーの大部分はワーク収納孔3及びエアー通路21を経由して吸引、噴出パイプ17に入る。この様子を矢印Iで示す。
このように第1エアー噴射口19からのエアーはワーク収納孔3から排出パイプ15へのワーク16の経路を遮断するので、排出されたワーク16が通過している排出パイプ15内の空気がワーク収納孔3の方向に引き寄せられることはなく、ワーク16は排出パイプ15内を矢印Mの方向に落下を続ける。さらに、第2エアー噴射口20から矢印Jの向きにエアーが噴射されているため、ワーク16はこのエアーに押されて、図5の矢印Nの方向にさらに落下を続け、確実に排出パイプ15を経由して外方へ排出される。
次に本発明の比較例として第1エアー噴射口および第2エアー噴射口を有さないワーク排出装置9について、図6乃至図9により説明する。
図6乃至図9に示すようにワーク収納孔3の下部には吸引、噴出パイプ17が設置されている。ワーク16をワーク収納孔3内に保持する場合は、吸引部17aの吸引作用により吸引、噴出パイプ17内において下向きに吸引を行う。ワーク16をワーク収納孔3から排出する場合は、噴出部17bの噴出作用により吸引、噴出パイプ17内において上向きにエアーの噴射を行う。吸引部17aと噴出部17bとの切換えは切換弁17cにより行われる。また、ワーク排出装置9においてインデックステーブルカバー14の下部には排出パイプ15が設置され、ワーク収納孔3内のワーク16が不良の場合に当該ワーク16を排出する経路を構成する。
次に、図6乃至図9に示す比較例としてのワーク排出装置9の作用について説明する。図6は、ワーク16が検測部において検測をされ不良と判定され、インデックステーブル1の間欠回転によりワーク排出部9に到達した状態を示す。ワーク排出部9に設置された吸引、噴出パイプ17は、切換弁17cの作用により吸引部17aに連通し、当該吸引部17aからの吸引により、吸引、噴出パイプ17内の空気は矢印Cの方向に吸引されている。ワーク収納孔3に収容されたワーク16は、インデックステーブル1の間欠回転により遠心力を受ける。このため、インデックステーブル1の外側にワーク排出パイプ15が開いているワーク排出装置9においては、不良ワーク排出時以外は吸引、噴出パイプ17でエアー通路21を経由してワーク収納孔3内のワーク16を吸引し、ワーク16が遠心力によりワーク収納孔3から飛び出すのを防止している。ワーク排出装置9以外においては、インデックステーブル1の外側に沿って、ワーク16がワーク収納孔3から飛び出すのを防止するフェンスが設けられている。インデックステーブル1の間欠回転が止まると、ワーク16が不良と判定されているため、吸引、噴出パイプ17は切換弁17cにより噴出部17bに連通する。
この場合、図7に示すように噴出部17bから吸引、噴出パイプ17内に矢印Dの向きにエアーの噴射を行う。噴射されたエアーはエアー通路21を経由してワーク収納孔3内のワーク16を排出パイプ15に向けて吹き飛ばして排出する。ワーク16が排出されてワーク収納孔3が空になると、図示されないセンサーがそれを検知し、吸引、噴出パイプ17は切換弁17cにより吸引部17aに連通し、図8に示すように吸引、噴出パイプ17内の空気は再び矢印Cの方向に吸引される。これにより、インデックステーブル1が間欠回転して次のワーク収納孔3がワーク排出装置9に到達する際に、ワーク収納孔3に収納されたワーク16が遠心力により当該ワーク収納孔3から飛び出すのを防止することができる。
ところで、このようなワーク排出装置9においては、不良ワーク16を排出パイプ15に排出した後で吸引、噴出パイプ17内の空気が吸引部17aによって吸引されるため、一度排出されて排出パイプ15内を落下する不良ワーク16が、空のワーク収納孔3に再度吸引されて収納されるという不具合が発生することがある。この様子を図8と図9に示す。
図8において、ワーク収納孔3は不良ワーク16を排出して空になり、吸引、噴出パイプ17内の空気は再び矢印Cの方向に吸引されている。一方、ワーク収納孔3から排出された不良ワーク16は、排出パイプ15内を落下しているが、近年のチップ型電子部品は小型化・軽量化の傾向にあるため、排出パイプ15内を十分に落下しないうちに吸引、噴出パイプ17内の空気が矢印Cの方向に吸引されると、ワーク収納孔3近傍の空気がエアー通路21を経由して矢印Cの吸引の影響でワーク収納孔3の方向に引き寄せられ、当該ワーク16も矢印Fの方向に移動する。
そして、図9に示すように、ワーク収納孔3に引き寄せられたワーク16は矢印Gのように再度ワーク収納孔3に保持される。この際、ワーク16がワーク収納孔3内に十分入らない状態で保持され、その後にインデックステーブル1が間欠回転すると、ワーク16やインデックステーブル1を破損して、装置の動作に支障を来たす場合がある。
上記の例は、一度ワーク収納孔3から排出された不良ワーク16が、再度同一のワーク収納孔3に吸引・保持されるものであるが、他の例として、第1排出部7において不良ワーク16を排出して空になったワーク収納孔3が、インデックステーブル1の間欠回転により第2排出部9に到達した際に、第2排出部9の排出パイプ15内を落下中の不良ワーク16を吸引して保持する場合もある。このような不具合は、近年のワーク検査装置25において、インデックステーブル1の間欠回転が高速化していることにより、より発生しやすくなっている。
これに対して本発明によれば、第1エアー噴射口19からのエアーによりワーク収納孔3から排出パイプ15への経路を遮断し、かつ第2のエアー噴射口20からのエアーによりワーク収納孔3から出たワーク16を排出パイプ15側へ送出することができる。このためワーク収納孔3から排出されたワーク16は、再びワーク収納孔3内に戻ることはなく、確実に排出パイプ15側へ排出することができる。
本発明によるワーク排出装置が組込まれたワーク検査装置を示す平面図。 本発明によるワーク排出装置の作用を示す図1のX−X’断面図。 本発明によるワーク排出装置の作用を示す図1のX−X’断面図。 本発明によるワーク排出装置の作用を示す図1のX−X’断面図。 本発明によるワーク排出装置の作用を示す図1のX−X’断面図。 比較例としてのワーク排出装置の作用を示す断面図。 比較例としてのワーク排出装置の作用を示す断面図。 比較例としてのワーク排出装置の作用を示す断面図。 比較例としてのワーク排出装置の作用を示す断面図。
符号の説明
1 インデックステーブル
1a ベース
3 ワーク収納孔
4 リニアフィーダー
5 分離供給部
6 第1検測部
7 第1排出部
8 第2検測部
9 第2排出部
10 第3検測部
11 第3排出部
12 挿入部
13 キャリアテープ
14 インデックステーブルカバー
15 排出パイプ
16 ワーク
17 吸引、噴出パイプ
18 エアーブロー機構
18a 圧縮空気源
19 第1エアー噴射口
20 第2エアー噴射口
21 エアー通路
25 ワーク検査装置

Claims (5)

  1. ベース上に間欠的に回転するよう設けられ、外周にワークを収納するワーク収納孔を有するインデックステーブルに設置されたワーク排出装置において、
    ワーク収納孔より外方に設けられ、ワーク収納孔に連通してワーク収納孔内のワークを落下させて排出する排出パイプと、
    ワーク収納孔より内方のベースに設けられ、ワーク収納孔に連通する吸引、噴出パイプと、
    吸引、噴出パイプに連結された吸引部および噴出部とを備え、
    排出パイプの上方であってワーク収納孔近傍に、ワーク収納孔から排出されたワークを排出パイプ側へ導くようエアーを噴出するエアー噴射口を設けたことを特徴とするワーク排出装置。
  2. エアー噴射口は、ワーク収納孔から排出パイプへの経路を遮断するようエアーを噴射する第1エアー噴射口を有することを特徴とする請求項1記載のワーク排出装置。
  3. エアー噴射口は、ワーク収納孔から出たワークを排出パイプ側へ送出するようエアーを噴射する第2エアー噴射口を有することを特徴とする請求項1または2のいずれか記載のワーク排出装置。
  4. インデックステーブル上にインデックステーブルカバーが設置され、
    エアー噴射口は、このインデックステーブルカバーに設けられていることを特徴とする請求項1記載のワーク排出装置。
  5. インデックステーブルカバー上に、エアー噴射口へエアーを供給するエアーブロー機構が設置され、このエアーブロー機構は圧縮空気源に接続されていることを特徴とする請求項4記載のワーク排出装置。
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