JP2008093688A - 円形基板の打抜き方法,円形基板の打抜きプレス用金型及び磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造装置 - Google Patents

円形基板の打抜き方法,円形基板の打抜きプレス用金型及び磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】端面ダレをより小さくすることができ、かつ、生産性に優れた円形基板の打抜き方法を提供する。
【解決手段】円形基板の打抜き方法は、ダイスとパンチにより金属素条から円形基板を打抜く過程において、ダイスとパンチの刃先により打抜かれる円形基板の切断位置を、当該円形基板の直径方向の一方から他方へ順次移動させることを特徴とする。円形基板の打抜きプレス用金型は、金属素条から円形基板を打抜くためのダイスとパンチとを備え、打抜き時におけるダイスの刃先の内側に対するパンチの刃先の突入位置が、前記各刃先の直径方向の一方から他方へ順次移動する状態に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、円形基板の打抜き方法、円形基板の打抜きプレス用金型及び当該金型を用いた磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造装置に関するものである。
磁気ディスク用基板その他の円形基板(ブランク材)の打抜きプレス用金型(プッシュバック方式)は、金属素条を円形(ドーナツ状)に打抜くために上下に対向配置された下型と上型とから構成されている。
下型はダイスとホールパンチ及びノックアウトとを備え、上型はダイスとホールパンチとの間に下降するように配置されたパンチと、その外周へダイスと相対するように配置されたストリッパとを備えている。
基板は以下のように製造される。
下型と上型の間にアルミニウム合金からなる金属素条を一定方向から供給し、ダイスとストリッパにより素条を挟んで保持し、パンチを所定の圧力でダイスとホールパンチの間に先端部が突入するように下降させることにより、ダイスとパンチとにより外縁が規定され、ホールパンチとパンチとにより内縁が規定されたドーナツ状の基板を打抜く。
製品基板よりやや大きな寸法に打抜かれた基板は、打抜きによる歪みを除くため加圧焼鈍を行った後、サブストレート加工(内外周部の研削、表面研削)⇒メッキ加工⇒研磨加工による仕上げの工程をへて製品基板とされる。
パンチの外径とダイスの内径との差及びパンチの内径とホールパンチの外径との差(打抜き上必要なクリアランス)により、図5で示すように、円形基板10には打抜き加工時に上面外縁部(破断面側)にバリ10bが形成され、下面外縁部(線断面側)にダレ(端面ダレ)10aが形成される。バリ及び端面ダレは内縁部にも形成される。基板10における半径方向のダレ10aの大きさwはダレ幅であり、厚み方向の大きさhはダレ深さである。
打抜き時の外径側のクリアランスは、内径側のクリアランスより設計上大きくする必要があり、外縁部の端面ダレの方が内縁部のそれよりも大きくなるので、加工上外縁部の端面ダレが問題となる。
すなわち、一定寸法下で製品基板の記憶密度の向上と記憶領域の拡大を図るには、基板10は製品基板の寸法に見合うサブストレート11(図5)を加工するのに許容されるダレ深さhの限度で、ダレ幅wの部分を研削により除去する必要がある。したがって、基板の端面ダレ(特にダレ深さh)が大きければ大きいほど、サブストレート加工時の研削代を大きく設計する必要があり、研削時間の長時間化と研削量の増大により製造コストが上昇する。近時は記憶密度の向上によって基板の厚肉化(例えば厚み1.3mm前後から1.8mm強に)が要請されており、素条が厚いほど端面ダレが大きくなる傾向がある。
このような端面ダレを小さくするために、基板の外縁を打抜くためのダイスの打抜き面に、刃先に連続して外周方向へ下り傾斜する傾斜部(傾斜角度0.1〜15°)を形成することが提案されている(後記特許文献1を参照)。
しかしながら、ダイスの刃先に連続して外周方向に下り傾斜する傾斜部を形成すると、基板外縁部のダレ幅をある程度小さくすることはできるが、ダレ深さの改善にはあまり効果がなく、しかも金型寿命を低下させる。
また、クリアランスを小さくして端面ダレを改善することはできるが、金型の寿命に悪影響を与えるので量産性に適しない。
特開2003−22371号公報
本発明が解決しようとする課題は、端面ダレの改善(ダレの大きさを抑制する)にあり、その目的は、端面ダレをより小さくすることができ、かつ、生産性に優れた円形基板の打抜き方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記目的を達成するための打抜き方法を円滑に、かつ確実に実施することができる円形基板の打抜きプレス用金型を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、端面ダレを抑制してサブストレート加工時の研削代をより小さくすることができる磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造装置を提供することにある。
本発明に係る円形基板の打抜き方法は、前記課題を解決するため、ダイスとパンチにより金属素条から円形基板を打抜く過程において、ダイスとパンチの刃先により打抜かれる円形基板の切断位置を、当該円形基板の直径方向の一方から他方へ順次移動させることを最も主要な特徴としている。
本発明に係る円形基板の打抜きプレス用金型は、前記課題を解決するため、金属素条から円形基板を打抜くためのダイスとパンチとを備え、打抜き時におけるダイスの刃先の内側に対するパンチの刃先の突入位置が、前記各刃先の直径方向の一方から他方へ順次移動する状態に構成されていることを最も主要な特徴としている。
本発明に係る磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造装置は、前記課題を解決するため、前記本発明に係る円形基板の打抜きプレス用金型を含むこと特徴としている。
本発明に係る円形基板の打抜き方法によれば、円形基板を打抜く過程において、ダイスとパンチの刃先により打抜かれる円形基板の切断位置が、当該円形基板の直径方向の一方から他方へ順次移動するので、パンチにおける刃先のダイス刃先の内側への突入位置も同様に移動する。
すなわち、打抜き時のパンチの打抜き圧力は、従来の方法のようにパンチ刃先の全周へ分散して作用するのではなく、打抜き開始時はパンチ刃先の直径方向の一箇所に集中して作用し、その後はパンチの刃先が形成する円周の二ヶ所へ順次集中して作用し、打抜き終了時はパンチ刃先の直径方向における反対側の一箇所に集中して作用する。
このように、パンチの打抜き圧力が金属素条に対して、打抜かれる円形基板の輪郭に沿ってその直径方向の一方から他方へ順次集中して作用するから、パンチの刃先とダイスの刃先による切れ味が向上し、その結果端面ダレがダレ幅,ダレ深さともに顕著に小さくなる。
したがって、本発明方法により磁気ディスク用アルミニウム合金基板を打抜けば、サブストレート加工時の研削代をより小さくすることができ、基板のコストダウンを達成することができる。
本発明に係る円形基板の打抜きプレス用金型によれば、円形基板の打抜き時におけるダイスの刃先の内側に対するパンチの刃先の突入位置が、前記各刃の直径方向の一方から他方へ順次移動する状態に構成されているから、打抜かれる円形基板の切断部は、当該基板の直径方向の一方から他方へ順次移動する。
したがって、前記本発明に係る円形基板の打抜き方法を円滑かつ確実に実施することができる。
本発明に係る磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造装置によれば、前記本発明に係る打抜きプレス用金型を用いているので、打抜かれた基板は端面ダレがより小さくなり、サブストレート加工時の研削代をより少なくすることができる。
以下図面を参照しながら、本発明に係る円形基板の打抜き方法及び打抜きプレス用金型の最良実施形態を説明する。
第1実施形態
図1は本発明に係る打抜きプレス用金型を、磁気ディスク用アルミニウム合金基板の打抜きプレス用金型(プッシュバック方式)に応用した第1実施形態を示す概断面略図である。
打抜きプレス用金型は、ダイス20,ホールパンチ21及びノックアウト(図示しない)からなる下型2と、パンチ30及びストリッパ31からなる上型3とを具備し、下型2と上型3は対向配置されている。
下型2と上型3の間へ間歇的に供給される金属(アルミニウム合金)素条1の間歇供給に同調して、金属素条1をダイス20とストリッパ31で挟み、パンチ30を所定の圧力でダイス20内へ下降させて、ドーナツ状の円形基板10を打抜く。打抜かれた基板10は、ノックアウトにより金型の外部へノックアウトされる。
パンチ30が所定の圧力でダイス20内へ下降するとき、ダイス20の刃先20aの内側に対してパンチ30の刃先30aが突入するが、当該突入位置は、ダイス20とパンチ30の各刃先20a,30aの直径方向の一方(図1の左側)から他方(同右側)へ、すなわち図1の矢印aに沿って順次移動する状態に構成されている(請求項4)。
この実施形態では、パンチ30が垂直方向に沿って作動する状態において、ダイス20の刃先20a全周が形成する面が、パンチ30の刃先30aの全周が形成する面(この場合は水平面)に対して所定角度θを有するように形成する(請求項5の一形態)ことにより、打抜き時にダイス20の刃先20aの内側に対するパンチ30の刃先30aの突入位置が、前記各刃20a,30aの直径方向の一方から他方へ順次移動するようになっている。
この構成により、金属素条1から円形基板10を打抜く過程において、ダイス20とパンチ30の刃先20a,30aにより打抜かれる円形基板10の切断位置が、当該円形基板10の直径方向の一方から他方へ図1及び図4の矢印aのように順次移動する(請求項1)。
第1実施形態の打抜きプレス用金型によれば、円形基板10の打抜き時のパンチ30の打抜き圧力は、パンチ刃先30aの全周へ分散して作用するのではなく、打抜き開始時はパンチ刃先30aの直径方向の一箇所(図1の矢印aの左端)に集中して作用し、その後はパンチ刃先30aが形成する円周の二ヶ所へ順次集中して作用し、打抜き終了時はパンチ刃先30aの直径方向における他方の一箇所(図1の矢印の右端)に集中して作用する。
このように、パンチ30の打抜き圧力が、金属素条1に対して打抜かれる円形基板10の輪郭に沿ってその直径方向の一方から他方へ順次集中して作用するから、パンチ30の刃先30aとダイス20の刃先20aによる切れ味が向上し、その結果図5に示す基板1の端面ダレ10aがダレ幅w,ダレ深さhともに顕著に小さくなる。
したがって、第1実施形態の打抜きプレス用金型により磁気ディスク用アルミニウム合金基板を打抜けば、サブストレート加工時の研削代をより小さくすることができ、基板のコストダウンを達成することができる。
なお、第1実施形態の打抜きプレス用金型では、ホールパンチ21の外周の刃先(図示しない)の全周が形成する面も同様に傾斜しているので、ドーナツ状の円形基板における内縁部のダレも小さくなる。
円形基板1が通常の3.5インチ磁気ディスク用アルミニウム合金ブランク材(外径96.0mm、板厚1.84mm又は1.3mm)である場合、前記ダイス20の刃先20a全周が形成する面と、パンチ30の刃先30aの全周が形成する面との角度θは、0.3〜10゜であるのが好ましい(請求項6)。
前記傾斜角度θが0.3゜未満ではその効果が小さく(傾斜させない場合に比べて端面ダレがさほど小さくならない)、他方当該傾斜角度θが10゜を超えると板落ちし易くなる(プッシュバックし難くなる)。
第2実施形態
図2は本発明に係る打抜きプレス用金型を、磁気ディスク用アルミニウム合金基板の打抜きプレス用金型に応用した第2実施形態を示す概断面略図である。
この実施形態では、パンチ30が垂直方向に沿って作動する状態において、パンチ30の刃先30a全周が形成する面が、ダイス20の刃先20aの全周が形成する面(この場合も水平面)と所定角度θを有するするように形成する(請求項5の他の形態)ことにより、打抜き時にダイス20の刃先20aの内側に対するパンチ30の刃先30aの突入位置が、前記各刃20a,30aの直径方向の一方から他方(図の左側から右方向)へ順次移動するように構成されている。
この実施形態における他の構成や作用効果、及び円形基板1が通常の3.5インチ磁気ディスク用アルミニウム合金ブランク材である場合における、好ましい前記傾斜角度θ等は、第1実施形態の金型と同様であるのでそれらの説明は省略する。
第3実施形態
図3は本発明に係る打抜きプレス用金型を、磁気ディスク用アルミニウム合金基板の打抜きプレス用金型に応用した第3実施形態を示す概断面略図である。
この実施形態では、パンチ30が垂直方向に沿って作動する状態において、ダイス20の刃先20aの全周が形成する面、及びパンチ30の刃先30a全周が形成する面を、水平面に対して所定角度θ1,θ2ずつ傾斜するように形成することにより、打抜き時にダイス20の刃先20aの内側に対するパンチ30の刃先30aの突入位置が、前記各刃20a,30aの直径方向の一方から他方(図の左側から右方向)へ順次移動するように構成されている。
この実施形態において、ダイス20の刃先20a全周が形成する面とパンチ30の刃先30a全周が形成する面との角度θは、前記角度θ1とθ2を加えた角度である(請求項5のさらに他の実施形態)。したがって、前記角度θも0.3〜10゜であるのが好ましい。
この実施形態における他の構成や作用効果、及び円形基板1が通常の3.5インチ磁気ディスク用アルミニウム合金ブランク材である場合における、好ましい前記傾斜角度θ等は、第1実施形態の金型と同様であるのでそれらの説明は省略する。
基本的には第1実施形態の構成の打抜きプレス用金型であって、傾斜角度θが種々異なる金型を用いて、本発明に係る打抜き方法により打抜いた表1の各実施例の円形基板と、ダイス及びパンチともに刃先全周が形成する面に傾斜がない金型を用いて、従来方法により打抜いた表1の比較例の円形基板とを試作した。
それらの各基板の端面ダレ(ダレ幅w及びダレ深さh)サイズを測定した。その測定結果を表1に示した。
金型寸法,素条,打抜条件やダレの測定方法等の条件は次のとおりである。
金型寸法
ダイス内径: 96.0mm
パンチ外径: 95.8mm
ノックアウト外径:95.8mm
アルミニウム合金素条
材質:JIS5086
板厚t:1.84mm、1.3mm
打抜条件
プッシュバック方式による連続打抜
200tonプレス
ダレ測定方法
測定器:輪郭形状測定器(フォームコーダ EF−12),株式会社小坂研究所
触針先端の曲率半径:25μm
印加荷重:30mN
走査速度:0.05mm/s
ダレ幅w及びダレ深さh:図5のように、水平姿勢の基板裏面にダレ幅の二倍以上の距離間隔で基準点A,Bを設定し、基準点A,Bを結んだ外周方向への延長線を水平基準線とし、基板外周縁の突端であるダレ深さ開始点から下方ヘの垂直な延長線を垂直基準線とする。基板下面の水平基準線から離れ始めるダレ幅開始点から両基準線の交点までをダレ幅wとし、ダレ深さ開始点から両基準線の交点までをダレ深さhとした。表1におけるダレ幅w及びダレ深さhの数値は、基板50枚につき各1箇所(基板周方向でダレが最大の箇所)でそれぞれダレ幅とダレ深さとを測定した測定値の平均値である。
表1の結果によれば、本発明方法により打抜いた各実施例の基板は、いずれも基板外縁部のダレ深さ及びダレ幅が抑制された(小さくなる方向へ改善された)。
例えば、Aグループ(板厚1.84mm)では、ダレ幅が比較例1(傾斜なし)に対して最大約19.5%(実施例4)、ダレ深さが比較例1に対して最大約35.5%(実施例2)それぞれ減少した。また、Bグループ(板厚1.3mm)では、ダレ幅が比較例2(傾斜なし)に対して最大約17.6%(実施例11)、ダレ深さが比較例2に対して最大約29.2%(実施例10)それぞれ減少した。
特に、端面ダレの影響が大きいダレ深さについての抑制効果が顕著である。
前記実施例の中、請求項6の傾斜角度θが下限値(0.3゜)を下回るAグループの実施例1及びBグループの実施例8では、ダレ幅,ダレ深さともに減少はしたがその減少率は小さい。また、表1には記載されていないが、角度θが10゜を超える場合にはいくつかのケースにおいて板落ちした(プッシュバックが困難であった)。ただし、これらの傾斜角度θの上限及び下限は、円形基板の外径や板厚の変更により変動することが明らかで、基板の外径や板厚を超えて妥当する値とは言えないので本発明の実施例とした。
前記各実施形態では、磁気ディスク用のアルミニウム合金基板を打抜く場合について説明したが、本発明は、基板の外縁部におけるダレを抑制すべきその他の円形基板の打抜きにも適用される。
また、本発明はプッシュバック方式の金型のほか、ダイスとパンチを使用する他の方式の打抜きプレス用金型にも実施することができる。
本発明に係る第1実施形態の打抜きプレス用金型の概略断面図である。 本発明に係る第2実施形態の打抜きプレス用金型の概略断面図である。 本発明に係る第3実施形態の打抜きプレス用金型の概略断面図である。 第1実施形態の打抜きプレス用金型打抜かれるときの金属素条と円形基板との関係を模式的に示した概略平面図である。 円形基板の外縁部の部分拡大断面図である。
符号の説明
1 金属素条
10 基板
10a ダレ
10b バリ
11 サブストレート
2 下型
20 ダイス
20a,30a 刃先
21 ホールパンチ
3 上型
30 パンチ
31 ストリッパ

Claims (7)

  1. ダイスとパンチにより金属素条から円形基板を打抜く過程において、ダイスとパンチの刃先により打抜かれる円形基板の切断位置を、当該円形基板の直径方向の一方から他方へ順次移動させることを特徴とする円形基板の打抜き方法。
  2. 前記金属素条がアルミニウム合金板であることを特徴とする、請求項1に記載の円形基板の打抜き方法。
  3. 前記円形基板が磁気ディスク用アルミニウム合金基板であることを特徴とする、請求項2に記載の円形基板の打抜き方法。
  4. 金属素条から円形基板を打抜くためのダイスとパンチとを備え、打抜き時におけるダイスの刃先の内側に対するパンチの刃先の突入位置が、前記各刃先の直径方向の一方から他方へ順次移動する状態に構成されていることを特徴とする円形基板の打抜きプレス用金型。
  5. 前記ダイスの刃先全周が形成する面と前記パンチの刃先全周が形成する面とが所定の角度θを有する状態に形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の円形基板の打抜きプレス用金型。
  6. 前記ダイスの刃先全周が形成する面と前記パンチの刃先全周が形成する面との角度θが0.3〜10゜であることを特徴とする、請求項5に記載の円形基板の打抜きプレス用金型。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載の円形基板の打抜きプレス用金型を含むこと特徴とする、磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造装置。
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