JP7400056B1 - 半導体素子搭載用基板 - Google Patents
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Abstract
Description
一対の主面と、それらの間をつなぐ複数の側面と、を備える多面体として構成された金属プレス加工品であって、
前記複数の側面のうち少なくともいずれかの面は、せん断面を有し、
前記一対の主面のうち少なくともいずれか一方の面は、前記主面の面積に対して、平面度が10μm以下となる平坦面積の割合が90%以上である、金属プレス加工品が提供される。
金属板の最終打ち抜き予定ラインに沿って、傾斜角が非対称に構成された非対称V溝を、少なくとも1本形成する、非対称V溝加工工程と、
前記非対称V溝が形成された面と対向する面から、前記金属板を打ち抜く、最終打ち抜き工程と、
を有する、金属プレス加工品の製造方法が提供される。
<発明者の得た知見>
まず、発明者等が得た知見について説明する。
次に、本発明の一実施形態を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(1)金属プレス加工品10の構成
まず、本実施形態の金属プレス加工品10の構成について説明する。
次に、本実施形態の金属プレス加工品10の製造方法について説明する。
図3(a)は、第1打ち抜き工程S101を行った後の金属板50を示す平面図であり、図3(b)は、第1打ち抜き工程S101を示す、図3(a)の矢印方向から見た概略断面図である。図3(a)に示すように、金属板50には、金属プレス加工品10の形状に基づいた最終打ち抜き予定ライン53が設定されており。第1打ち抜き工程S101は、例えば、金属板50の表面51側から、金属板50の最終打ち抜き予定ライン53の短辺近傍を打ち抜く工程である。
図4(a)は、第1シェービング加工工程S102を行った後の金属板50を示す平面図であり、図4(b)は、第1シェービング加工工程S102を示す、図4(a)の矢印方向から見た概略断面図である。第1シェービング加工工程S102は、例えば、金属板50の表面51側から、表面51のダレ部分を打ち抜く工程である。
図5(a)は、レ溝加工工程S103を行った後の金属板50を示す平面図であり、図5(b)は、レ溝加工工程S103を示す、図5(a)の矢印方向から見た概略断面図である。レ溝加工工程S103は、例えば、金属板50の最終打ち抜き予定ライン53に沿って、傾斜角が非対称に構成された非対称V溝(レ溝60)を、少なくとも1本(本実施形態では一対)形成する工程である。
図6(a)は、平打ち工程S104を行った後の金属板50を示す平面図であり、図6(b)は、平打ち工程S104を示す、図6(a)の矢印方向から見た概略断面図である。平打ち工程S104は、例えば、レ溝60が形成された面(裏面52)を平坦にする工程である。裏面52において、レ溝60の周辺が隆起している可能性がある。平打ち工程S104を行うことで、金属プレス加工品10の主面の平坦面積S2をより大きくすることができる。
図7(a)は、第2シェービング加工工程S105を行った後の金属板50を示す平面図であり、図7(b)は、第2シェービング加工工程S105を示す、図7(a)の矢印方向から見た概略断面図である。第2シェービング加工工程S105は、例えば、金属板50の表面51側から、表面51のダレ部分を打ち抜く工程である。
図8(a)は、最終打ち抜き工程S106を行った後の金属板50を示す平面図であり、図8(b)は、最終打ち抜き工程S106を示す、図8(a)の矢印方向から見た概略断面図である。最終打ち抜き工程S106は、例えば、レ溝60が形成された面と対向する面(表面51)から、金属板50を打ち抜く工程である。
本実施形態によれば、以下に示す1つまたは複数の効果を奏する。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
以下、本発明の好ましい態様を付記する。
本発明の一態様によれば、
一対の主面と、それらの間をつなぐ複数の側面と、を備える多面体として構成された金属プレス加工品であって、
前記複数の側面のうち少なくともいずれかの面は、せん断面を有し、
前記一対の主面のうち少なくともいずれか一方の面は、前記主面の面積に対して、平面度が10μm以下となる平坦面積の割合が90%以上である、金属プレス加工品が提供される。
付記1に記載の金属プレス加工品であって、
前記複数の側面のうち少なくともいずれかの面は、破断面と、第1せん断面と、第2せん断面と、を有し、
前記第2せん断面は、前記第1せん断面のせん断傷とは、長さ、ピッチ、深さのうち少なくともいずれかが異なるせん断傷を有する。
付記2に記載の金属プレス加工品であって、
前記一対の主面のうち、一方はバリを有する面、他方はダレを有する面であり、
前記第2せん断面は、前記ダレを有する面側に設けられている。
付記2または付記3に記載の金属プレス加工品であって、
前記第2せん断面の幅は、前記側面の厚みの10%以上20%以下である。
付記2から付記4のいずれか1つに記載の金属プレス加工品であって、
前記多面体は直方体であり、
4つの側面のうち向かい合う一対の側面にのみ、前記第2せん断面が設けられている。
付記5に記載の金属プレス加工品であって、
前記第2せん断面が設けられていない側面においては、破断面が前記ダレを有する面側に設けられている。
付記5または付記6に記載の金属プレス加工品であって、
長辺側の側面にのみ、前記第2せん断面が設けられている。
本発明の他の態様によれば、
金属板の最終打ち抜き予定ラインに沿って、傾斜角が非対称に構成された非対称V溝を、少なくとも1本形成する、非対称V溝加工工程と、
前記非対称V溝が形成された面と対向する面から、前記金属板を打ち抜く、最終打ち抜き工程と、
を有する、金属プレス加工品の製造方法が提供される。
付記8に記載の金属プレス加工品の製造方法であって、
前記金属板の一方の面から、前記一方の面のダレ部分を打ち抜く、シェービング加工工程をさらに有する。
付記8または付記9に記載の金属プレス加工品の製造方法であって、
前記非対称V溝加工工程では、深さが、前記金属板の厚みの10%以上20%以下である前記非対称V溝を形成する。
付記8から付記10のいずれか1つに記載の金属プレス加工品の製造方法であって、
前記非対称V溝加工工程では、外側傾斜角αが内側傾斜角βよりも大きく、かつ、前記外側傾斜角αと前記内側傾斜角βとの和(α+β)が45度以上70度以下である前記非対称V溝を形成する。
付記8から付記11のいずれか1つに記載の金属プレス加工品の製造方法であって、
前記非対称V溝加工工程では、前記最終打ち抜き予定ラインの長辺に沿って、前記非対称V溝を形成する。
20 バリ面
21 ダレ面
30 第1側面
31 第2側面
40 破断面
41 第1せん断面
42 第2せん断面
43 せん断面
50 金属板
51 表面
52 裏面
53 最終打ち抜き予定ライン
54 ダイ
55 パンチ
56 ストリッパー
57 スクラップ
58 レ溝駒
59 平駒
60 レ溝
101 破断面
102 せん断面
103 バリ面
104 ダレ面
S101 第1打ち抜き工程
S102 第1シェービング加工工程
S103 レ溝加工工程
S104 平打ち工程
S105 第2シェービング加工工程
S106 最終打ち抜き工程
Claims (5)
- 半導体素子が搭載される基板であって、
一対の主面と、それらの間をつなぐ複数の側面と、を備える直方体として構成された金属プレス加工品からなり、
前記一対の主面のうち少なくともいずれか一方の面は、前記半導体素子を搭載する面として構成されており、前記主面の面積に対して、平面度が10μm以下となる平坦面積の割合が90%以上であり、
前記複数の側面のうち少なくともいずれかの面は、破断面と、第1せん断面と、第2せん断面と、を有し、
前記第2せん断面は、前記第1せん断面のせん断傷とは、長さ、ピッチ、深さのうち少なくともいずれかが異なるせん断傷を有し、
4つの側面のうち向かい合う一対の側面にのみ、前記第2せん断面が設けられている、半導体素子搭載用基板。 - 前記一対の主面のうち、一方はバリを有する面、他方はダレを有する面であり、
前記第2せん断面は、前記ダレを有する面側に設けられている、請求項1に記載の半導体素子搭載用基板。 - 前記第2せん断面の幅は、前記側面の厚みの10%以上20%以下である、請求項1に記載の半導体素子搭載用基板。
- 前記第2せん断面が設けられていない側面においては、破断面が前記ダレを有する面側に設けられている、請求項2に記載の半導体素子搭載用基板。
- 長辺側の側面にのみ、前記第2せん断面が設けられている、請求項1に記載の半導体素子搭載用基板。
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