JP2006048817A - 磁気ディスク用アルミニウム合金基板,その製造方法及び磁気ディスク用アルミニウム合金基板の打抜きプレス用金型 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外縁部のダレ深さが小さい磁気ディスク用アルミニウム合金基板、その製造方法及び基板の打抜きプレス用金型を提供することにある。
【解決手段】
外縁部の平均ダレ深さが150μm以下の磁気ディスク用アルミニウム合金基板。アルミニウム合金素条をドーナツ状に打抜くためのダイス,パンチ及びストリッパを備えたプレス用金型であって、ダイスの打抜き面に内縁が刃先を構成する所定幅aの平坦部を有する凸条部を形成したことを特徴とする打抜きプレス用金型。ダイス,パンチ及びストリッパを備えたプレス用金型によりアルミニウム合金素条をドーナツ状に打抜く過程において、スケルトンのダイスとの接触面の内縁部にストリッパ方向に所定量窪んだ所定幅a1の平坦部を形成することを特徴とする、磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造方法。
【選択図】 図2
【解決手段】
外縁部の平均ダレ深さが150μm以下の磁気ディスク用アルミニウム合金基板。アルミニウム合金素条をドーナツ状に打抜くためのダイス,パンチ及びストリッパを備えたプレス用金型であって、ダイスの打抜き面に内縁が刃先を構成する所定幅aの平坦部を有する凸条部を形成したことを特徴とする打抜きプレス用金型。ダイス,パンチ及びストリッパを備えたプレス用金型によりアルミニウム合金素条をドーナツ状に打抜く過程において、スケルトンのダイスとの接触面の内縁部にストリッパ方向に所定量窪んだ所定幅a1の平坦部を形成することを特徴とする、磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造方法。
【選択図】 図2
Description
本発明は、磁気ディスク用アルミニウム合金基板(以下この明細書では「ブランク材」の意味で使用する。)、その製造方法及び磁気ディスク用アルミニウム合金基板の打抜きプレス用金型に関するものである。
磁気ディスク用基板(以下単に「基板」と言う。)の打抜きプレス用金型(プッシュバック方式)は、図1でその概略を示すように、アルミニウム合金素条1をドーナツ状に打抜くために上下に対向配置された下型2と上型3とから構成されている。
下型2は外周のダイス20と中央のホールパンチ21とを備え、上型3はダイス20とホールパンチ21との間に下降するように配置されたパンチ30と、その外周へダイス20と相対するように配置されたストリッパ31とを備えている。なお、図1ではパンチ4と相対する下型2のノックアウトは省略されている。
下型2は外周のダイス20と中央のホールパンチ21とを備え、上型3はダイス20とホールパンチ21との間に下降するように配置されたパンチ30と、その外周へダイス20と相対するように配置されたストリッパ31とを備えている。なお、図1ではパンチ4と相対する下型2のノックアウトは省略されている。
基板は以下のように製造される。
下型2と上型3の間にアルミニウム合金素条1を矢印方向に供給し、ダイス20とストリッパ31により素条1を挟んで保持し、パンチ30を所定の圧力でダイス20とホールパンチ21の間に先端部が突入するように下降させ、ダイス20とパンチ30により外縁が規定され、ホールパンチ21とパンチ30により内縁が規定されたドーナツ状の基板を打抜く。
製品基板よりやや大きな寸法に打抜かれた基板は、打抜きによる歪みを除くため加圧焼鈍を行った後、サブストレート加工(内外周部の研削、表面研削)⇒メッキ加工⇒研磨加工による仕上げの工程をへて製品基板とされる。
下型2と上型3の間にアルミニウム合金素条1を矢印方向に供給し、ダイス20とストリッパ31により素条1を挟んで保持し、パンチ30を所定の圧力でダイス20とホールパンチ21の間に先端部が突入するように下降させ、ダイス20とパンチ30により外縁が規定され、ホールパンチ21とパンチ30により内縁が規定されたドーナツ状の基板を打抜く。
製品基板よりやや大きな寸法に打抜かれた基板は、打抜きによる歪みを除くため加圧焼鈍を行った後、サブストレート加工(内外周部の研削、表面研削)⇒メッキ加工⇒研磨加工による仕上げの工程をへて製品基板とされる。
パンチ30の外径とダイス20の内径との差及びパンチ30の内径とホールパンチ21の外径との差(打抜き上必要なクリアランス)により、図9で示すように、基板10には打抜き加工時に上面外縁部にバリ10bが形成され、下面外縁部にダレ(端面ダレ)10aが形成される。バリ及び端面ダレは内縁部にも形成される。基板10の半径方向のダレ10aの大きさwはダレ幅であり、厚み方向の大きさhはダレ深さである。打抜き時の外径側のクリアランスは、内径側のクリアランスより設計上大きくする必要があり、外縁部の端面ダレの方が内縁部のそれよりも大きくなるので、加工上外縁部の端面ダレが問題となる。
すなわち、一定寸法下で製品基板の記憶密度の向上と記憶領域の拡大を図るには、基板10は製品基板の寸法に見合うサブストレート11(図9)を加工するのに許容されるダレ深さhの限度で、ダレ幅wの部分を研削により除去する必要がある。したがって、基板の端面ダレ(特にダレ深さh)が大きければ大きいほど、サブストレート加工時の研削代を大きく設計する必要があり、研削時間の長時間化と研削量の増大により製造コストが上昇する。近時は記憶密度の向上によって基板の厚肉化(例えば厚み1.3mm前後から1.8mm強に)が要請されており、素条が厚いほど端面ダレが大きくなる傾向がある。
このような端面ダレを小さくするために、基板の外縁を打抜くためのダイスの打抜き面に、刃先に連続して外周方向に下り傾斜する傾斜部(傾斜角度0.1〜15°)を形成することが提案されている(後記特許文献1を参照)。
しかしながら、ダイスの刃先に連続して外周方向に下り傾斜する傾斜部を形成すると、基板外縁部のダレ幅をある程度小さくすることはできるが、ダレ深さの改善にはあまり効果がなく、しかも金型寿命を低下させる。
また、クリアランスを小さくして端面ダレを改善することはできるが、金型の寿命に悪影響を与えるので量産性に適しない。
特開2003−22371号公報
このような端面ダレを小さくするために、基板の外縁を打抜くためのダイスの打抜き面に、刃先に連続して外周方向に下り傾斜する傾斜部(傾斜角度0.1〜15°)を形成することが提案されている(後記特許文献1を参照)。
しかしながら、ダイスの刃先に連続して外周方向に下り傾斜する傾斜部を形成すると、基板外縁部のダレ幅をある程度小さくすることはできるが、ダレ深さの改善にはあまり効果がなく、しかも金型寿命を低下させる。
また、クリアランスを小さくして端面ダレを改善することはできるが、金型の寿命に悪影響を与えるので量産性に適しない。
本発明が解決しようとする課題は、まず端面ダレが小さく、サブストレート加工時の研削代が少なく、生産性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金基板を提供することにあり、そのために、打抜き時に基板外縁部の端面ダレ(特にダレ深さ)を一層小さくすることができる磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造方法、及び当該製造方法を円滑かつ確実に実施することができる打抜きプレス用金型を提供することにある。
本発明に係る磁気ディスク用アルミニウム合金基板は、ダイス,パンチ及びストリッパを備えたプレス用金型によりドーナツ状に打抜かれた磁気ディスク用アルミニウム合金基板において、先端の曲率半径が25μmの触針を用い、印加荷重30mN,走査速度0.05mm/sの条件で測定した外周端面の平均ダレ深さが150μm以下であることを特徴としている。
なお、前記の平均ダレ深さとは、多数の基板につき各1箇所(基板周方向でダレが最大の箇所)で測定したダレ深さの平均値である。
なお、前記の平均ダレ深さとは、多数の基板につき各1箇所(基板周方向でダレが最大の箇所)で測定したダレ深さの平均値である。
本発明に係る磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造方法は、前記課題を解決するため、ダイス,パンチ及びストリッパを備えたプレス用金型によりアルミニウム合金素条をドーナツ状に打抜く過程において、スケルトンのダイスとの接触面の内縁部にストリッパ方向に所定量窪んだ所定幅a1の平坦部を形成することを特徴としている。
本発明に係る磁気ディスク用アルミニウム合金基板の打抜きプレス用金型は、前記課題を解決するため、アルミニウム合金素条をドーナツ状に打抜くためのダイス,パンチ及びストリッパを備えたプレス用金型であって、ダイスの打抜き面に内縁が刃先を構成する所定幅aの平坦部を有する凸条部を形成したことを最も主要な特徴としている。
本発明に係る磁気ディスク用アルミニウム合金基板は、平均ダレ深さが小さいので、サブストレート加工時の研削代がより小さくなる。
本発明に係る磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造方法によれば、アルミニウム合金素条をドーナツ状に打抜く過程において、スケルトンのダイスとの接触面の内縁部にストリッパの方向に所定量窪んだ所定幅a1の平坦部を形成する(前記ダイスの刃先凸条部の平坦部により形成される)ことにより、打抜き時に前記平坦部に隣接する基板外縁部の端面ダレの形成が抑制され、特にダレ深さが小さくなる。
本発明に係る磁気ディスク用アルミニウム合金基板の打抜きプレス用金型によれば、ダイスの打抜き面に内縁が刃先を構成する所定幅aの平坦部を有する凸条部が形成してあるので、アルミニウム合金素条をドーナツ状に打抜く時に、スケルトンのダイスとの接触面には、内縁部に連続してダイスの平坦部と対応するようにストリッパ方向に窪んだ所定幅の平坦部が形成され、スケルトンの前記平坦部形成部分は他の部分より肉厚方向に圧縮される。この圧縮により当該圧縮部分の素条の材料は、その一部が打抜かれつつある基板の方向(図3の矢印dの方向)に流れて、形成されつつある基板外縁部が内縁方向に圧迫されるため、基板の端面ダレの形成が抑制され、これにより特にダレ深さが小さくなる。したがって、前記本発明に係る製造方法を円滑かつ確実に実施することができる。
以下図面を参照しながら、本発明に係る製造方法と打抜きプレス用金型の最良実施形態を説明する。
第1実施形態
図1は本発明に係る打抜きプレス用金型の第1実施形態を示す概断面略図、図2は図1の金型のC部の拡大断面図、図3は図2の金型を用いて素条を打抜く時の部分拡大断面図である。
第1実施形態
図1は本発明に係る打抜きプレス用金型の第1実施形態を示す概断面略図、図2は図1の金型のC部の拡大断面図、図3は図2の金型を用いて素条を打抜く時の部分拡大断面図である。
金型の基本構造は前述したので、特徴を有するダイスの具体的形態について以下説明する。
上型3と相対配置される下型2のダイス20には、その打抜き面(ストリッパ31と相対する面)の内縁側に内縁が刃先部20aを構成する所定幅aの平坦部を有する高さcの凸条部20bが形成されている。この凸条部20bの外周部(外周壁)は垂直であり、凸条部20bの外周方向の打抜き面は凸条部20bの高さcだけ窪んだ逃げ部20dとなっている。
下型2と上型3の材質には、冷間金型用の合金工具鋼(SKD)、高速度工具鋼(SKH)その他の通常使用される金型材料が使用される。
上型3と相対配置される下型2のダイス20には、その打抜き面(ストリッパ31と相対する面)の内縁側に内縁が刃先部20aを構成する所定幅aの平坦部を有する高さcの凸条部20bが形成されている。この凸条部20bの外周部(外周壁)は垂直であり、凸条部20bの外周方向の打抜き面は凸条部20bの高さcだけ窪んだ逃げ部20dとなっている。
下型2と上型3の材質には、冷間金型用の合金工具鋼(SKD)、高速度工具鋼(SKH)その他の通常使用される金型材料が使用される。
図3を参照しながら、第1実施形態の金型の作用とアルミニウム合金基板の製造方法の実施形態について説明する。
下型2と上型3の間にはアルミニウム合金素条1が間欠的に供給される。供給された素条1をダイス20とストリッパ31で挟んで固定し、パンチ30を所定の圧力で下降させて打抜いた後元のレベルに上昇させ、打抜かれた基板10をノックアウト22等により金型外にノックアウトする。
下型2と上型3の間にはアルミニウム合金素条1が間欠的に供給される。供給された素条1をダイス20とストリッパ31で挟んで固定し、パンチ30を所定の圧力で下降させて打抜いた後元のレベルに上昇させ、打抜かれた基板10をノックアウト22等により金型外にノックアウトする。
図3で示す上記打抜きの過程においては、素条1のスケルトン12のダイス20との接触面の内縁部に、ダイス20の前記凸条部20bが打抜き圧力によりストリッパ31の方向にめり込み、スケルトン12の当該部分に窪んだ平坦部12aが形成される。
この平坦部12aが形成されるとき素条1の当該部分は板厚方向に圧縮され、当該部分の材料の一部が同図矢印dのように打抜かれつつある基板10の方向に流れる。このとき、基板10の外縁部はその内縁部の方向に強く圧迫されるので、基板10の下面外縁部における端面ダレ10aの形成が抑制され、形成される端面ダレ10aはダレ幅及びダレ深さともに小さくなる。実験によれば、素条1が厚肉であるほどダレ深さが抑制される傾向を示した。
このように基板10の端面ダレ(特にダレ深さ)が小さくなるため、サブストレート加工時の半径方向の必要研削量が小さくなり、研削時間も短くなるので製品基板をより低コストで製造することができる。
なお、スケルトン12の下面内縁部に窪んだ平坦部12aが形成されるとき、素条1の当該部分の材料の他の一部は逃げ部20dの方向に流れる。
この平坦部12aが形成されるとき素条1の当該部分は板厚方向に圧縮され、当該部分の材料の一部が同図矢印dのように打抜かれつつある基板10の方向に流れる。このとき、基板10の外縁部はその内縁部の方向に強く圧迫されるので、基板10の下面外縁部における端面ダレ10aの形成が抑制され、形成される端面ダレ10aはダレ幅及びダレ深さともに小さくなる。実験によれば、素条1が厚肉であるほどダレ深さが抑制される傾向を示した。
このように基板10の端面ダレ(特にダレ深さ)が小さくなるため、サブストレート加工時の半径方向の必要研削量が小さくなり、研削時間も短くなるので製品基板をより低コストで製造することができる。
なお、スケルトン12の下面内縁部に窪んだ平坦部12aが形成されるとき、素条1の当該部分の材料の他の一部は逃げ部20dの方向に流れる。
図4はダイス20の打抜き面全面が平坦である金型を使用した打抜き状態を比較例的に示した拡大断面図であるが、ダイス20の打抜き面が平坦であると、同図で示すように打抜き時に基板10側の外縁部が内縁方向に圧迫されないか、あるいは圧迫されてもその力が小さいため、端面ダレ10aの形成は抑制されず、端面ダレ10aはダレ幅及びダレ深さともに大きくなる。
凸条部20bの頂部である平坦部の幅aが小さ過ぎると、凸条部20bの破損や急速な磨耗等により金型寿命が低下し(短くなり)、その幅aが10mmを超えると素条1の次に打抜かれる部分(次ワーク)に変形や損傷等を生じ易くなる。したがって、凸条部20bの上面の幅aは0.01mm〜10mmであるのが好ましい。
凸条部20bの高さ(逃げ部20dの深さ)cが小さ過ぎると前記のような端面ダレ抑制の効果が小さくなり、その高さcが素条1の板厚tの1/2を越えると金型寿命が低下する。したがって、凸条部20bの高さcは0.05mm〜素条1の板厚t×1/2以下であるのが好ましい。
凸条部20bの高さ(逃げ部20dの深さ)cが小さ過ぎると前記のような端面ダレ抑制の効果が小さくなり、その高さcが素条1の板厚tの1/2を越えると金型寿命が低下する。したがって、凸条部20bの高さcは0.05mm〜素条1の板厚t×1/2以下であるのが好ましい。
第2実施形態
図5は本発明に係る打抜きプレス用金型の第2実施形態を示す部分拡大断面図であり、ダイス20における凸条部20bの外周部(外周壁)は外周方向へ先下がり状の傾斜部20cに形成されている。このように、凸条部20bの外周部を傾斜部20cとすることにより、打抜き時にスケルトン側の内縁部分の材料の逃げ部20d方向への流れが円滑になり、金型寿命に好影響を与える(寿命が長くなる)。
凸条部20bの傾斜部20cを含む幅bは、当該傾斜部20cの傾斜角度θ(平面の幅a)の大きさにもよるが、概ね10mm以下であるのが好ましく、10mmを超えると直後の後続ワークに悪影響(変形や破損)を与える可能性が大きくなる。
傾斜部20cの傾斜角度θは特に限定されない。
この実施形態の金型の他の構成や作用効果は、第1実施形態の金型と同様であるのでそれらの説明は省略する。
図5は本発明に係る打抜きプレス用金型の第2実施形態を示す部分拡大断面図であり、ダイス20における凸条部20bの外周部(外周壁)は外周方向へ先下がり状の傾斜部20cに形成されている。このように、凸条部20bの外周部を傾斜部20cとすることにより、打抜き時にスケルトン側の内縁部分の材料の逃げ部20d方向への流れが円滑になり、金型寿命に好影響を与える(寿命が長くなる)。
凸条部20bの傾斜部20cを含む幅bは、当該傾斜部20cの傾斜角度θ(平面の幅a)の大きさにもよるが、概ね10mm以下であるのが好ましく、10mmを超えると直後の後続ワークに悪影響(変形や破損)を与える可能性が大きくなる。
傾斜部20cの傾斜角度θは特に限定されない。
この実施形態の金型の他の構成や作用効果は、第1実施形態の金型と同様であるのでそれらの説明は省略する。
第3実施形態
図6は本発明に係る打抜きプレス用金型の第3実施形態を示す部分拡大断面図であり、第2実施形態の金型と同様な目的でダイス20における凸条部20bの外周の傾斜部20cを断面凹円弧状に形成したものである。
この実施形態においても、凸条部20bの傾斜部20cを含む幅bは、概ね10mm以下であるのが第2実施形態と同様な意味で好ましい。
凹円弧状の傾斜部20cの円弧の大きさである半径Rは特に限定されないが、次の式で求められる値の範囲内であるのが好ましい。
式:R={(b−a)2+c2}/(2c)
この実施形態の金型の他の構成や作用効果は、第2実施形態の金型と同様であるのでそれらの説明は省略する。
図6は本発明に係る打抜きプレス用金型の第3実施形態を示す部分拡大断面図であり、第2実施形態の金型と同様な目的でダイス20における凸条部20bの外周の傾斜部20cを断面凹円弧状に形成したものである。
この実施形態においても、凸条部20bの傾斜部20cを含む幅bは、概ね10mm以下であるのが第2実施形態と同様な意味で好ましい。
凹円弧状の傾斜部20cの円弧の大きさである半径Rは特に限定されないが、次の式で求められる値の範囲内であるのが好ましい。
式:R={(b−a)2+c2}/(2c)
この実施形態の金型の他の構成や作用効果は、第2実施形態の金型と同様であるのでそれらの説明は省略する。
第4実施形態
図7は本発明に係る打抜きプレス用金型の第4実施形態を示す概断面略図であり、ホールパンチ21の打抜き面に以下の特徴を有する。
ホールパンチ21の打抜き面には、刃先21aを構成する外縁側に所定幅a’の平坦部を有する高さc’の凸条部21bが形成されている。この凸条部21bの内周部(内周壁)は垂直であり、凸条部21bよりも内周方向の打抜き面は凸条部21bの高さc’だけ窪んだ逃げ部21dとなっている。
図7は本発明に係る打抜きプレス用金型の第4実施形態を示す概断面略図であり、ホールパンチ21の打抜き面に以下の特徴を有する。
ホールパンチ21の打抜き面には、刃先21aを構成する外縁側に所定幅a’の平坦部を有する高さc’の凸条部21bが形成されている。この凸条部21bの内周部(内周壁)は垂直であり、凸条部21bよりも内周方向の打抜き面は凸条部21bの高さc’だけ窪んだ逃げ部21dとなっている。
ホールパンチ21の打抜き面の外縁側に前記のような凸条部21bを形成すると、パンチ30が下降して素条(図示しない)を打抜くとき、素条の当該部分の材料の一部が打ち抜かれつつある基板の方向(外周方向)に流れ、当該基板の内縁部はその外縁方向に強く圧迫されるので、基板の下面内縁部における端面ダレの形成が抑制され、形成される端面ダレはダレ幅及びダレ深さともに小さくなる。特にダレ深さが小さくなり、その傾向は素条の肉厚が厚いほど顕著にあらわれる。
前記凸条部21bの内周部は、同図の二点鎖線で示されているように先下がり状の傾斜部21cに形成するのが、金型寿命に好影響を与えるので好ましい。
幅a’,傾斜部21cを含めた凸条部21bの幅b’、及び凸条部21bの高さc’の好ましい値は、同様な理由でダイスにおける凸条部20bにおける幅a,b及び高さcの好ましい値とほぼ同様である。
幅a’,傾斜部21cを含めた凸条部21bの幅b’、及び凸条部21bの高さc’の好ましい値は、同様な理由でダイスにおける凸条部20bにおける幅a,b及び高さcの好ましい値とほぼ同様である。
第1実施形態〜第3実施形態の金型(ダイス)であって、ダイス20における凸条部20bの平坦部の幅a,傾斜部20cを含む凸条部20bの幅b,高さcを種々変化させた各実施例のダイス、及び図4(凸形状なし)並びに図8(刃先の傾斜部の角度θ=14°、平坦部幅a=0)の形態の各比較例のダイスを試作し、3.5インチサイズ用のアルミニウム合金基板を打抜き、それらの基板の端面ダレ(ダレ幅w及びダレ深さh)のサイズを測定した。それらの測定結果を表1に示した。
なお、実施例8と実施例16のダイスは、凸条部20bにおける傾斜部20cが先下がり状でなく、その傾斜角度θが90°を超えている例である。
また、各ダイスについて金型寿命の評価を行うとともに次のワークへの影響を調べた。金型寿命の評価は、図4の形態のダイスを使用した金型の通常の打抜き回数(500万回)を基準として基準以上を○、基準未満を×と表示し、次のワークへの影響は、変形や損傷が発生しなかった場合を○、発生した場合を×と表示した。
なお、実施例8と実施例16のダイスは、凸条部20bにおける傾斜部20cが先下がり状でなく、その傾斜角度θが90°を超えている例である。
また、各ダイスについて金型寿命の評価を行うとともに次のワークへの影響を調べた。金型寿命の評価は、図4の形態のダイスを使用した金型の通常の打抜き回数(500万回)を基準として基準以上を○、基準未満を×と表示し、次のワークへの影響は、変形や損傷が発生しなかった場合を○、発生した場合を×と表示した。
金型寸法,素条,打抜条件やダレの測定方法等の条件は次のとおりである。
金型寸法
ダイス内径: 96.0mm
パンチ外径: 95.8mm
ノックアウト外径:95.8mm
ストリッパ内径: 96.4mm
アルミニウム合金素条
材質:JIS5086
板厚t:1.84mm、1.292mm
打抜条件
プッシュバック方式による連続打抜
200tonプレス
ダレ測定方法
測定器:輪郭形状測定器(フォームコーダ EF−12),株式会社小坂研究所
触針先端の曲率半径:25μm
印加荷重:30mN
走査速度:0.05mm/s
ダレ幅w及びダレ深さh:図9のように、水平姿勢の基板裏面にダレ幅の二倍以上の距離間隔で基準点A,Bを設定し、基準点A,Bを結んだ外周方向への延長線を水平基準線とし、基板外周縁の突端であるダレ深さ開始点から下方ヘの垂直な延長線を垂直基準線とする。基板下面の水平基準線から離れ始めるダレ幅開始点から両基準線の交点までをダレ幅wとし、ダレ深さ開始点から両基準線の交点までをダレ深さhとした。表1におけるダレ幅w及びダレ深さhの数値は、基板50枚につき各1箇所(基板周方向でダレが最大の箇所)でそれぞれダレ幅とダレ深さとを測定した測定値の平均値である。
なお、表1には素条板厚tに対する平均ダレ幅w及び平均ダレ深さhの比(w/t,h/t)を併せて示した。
金型寸法
ダイス内径: 96.0mm
パンチ外径: 95.8mm
ノックアウト外径:95.8mm
ストリッパ内径: 96.4mm
アルミニウム合金素条
材質:JIS5086
板厚t:1.84mm、1.292mm
打抜条件
プッシュバック方式による連続打抜
200tonプレス
ダレ測定方法
測定器:輪郭形状測定器(フォームコーダ EF−12),株式会社小坂研究所
触針先端の曲率半径:25μm
印加荷重:30mN
走査速度:0.05mm/s
ダレ幅w及びダレ深さh:図9のように、水平姿勢の基板裏面にダレ幅の二倍以上の距離間隔で基準点A,Bを設定し、基準点A,Bを結んだ外周方向への延長線を水平基準線とし、基板外周縁の突端であるダレ深さ開始点から下方ヘの垂直な延長線を垂直基準線とする。基板下面の水平基準線から離れ始めるダレ幅開始点から両基準線の交点までをダレ幅wとし、ダレ深さ開始点から両基準線の交点までをダレ深さhとした。表1におけるダレ幅w及びダレ深さhの数値は、基板50枚につき各1箇所(基板周方向でダレが最大の箇所)でそれぞれダレ幅とダレ深さとを測定した測定値の平均値である。
なお、表1には素条板厚tに対する平均ダレ幅w及び平均ダレ深さhの比(w/t,h/t)を併せて示した。
表1で示された結果によれば、素条板厚1.84mmのケースにおける実施例1〜8は、比較例1,2に対して平均ダレ幅w平均ダレ深さhともに小さく、十分な有意差を示した。
板厚1.292mmのケースにおける実施例9〜16は、比較例3,4に対して平均ダレ幅w及び平均ダレ深さhともに実施例12,15のダレ幅(比較例4の550.7μmに対してそれぞれ551.2μm,556.4μm)を除いていずれも小さく、特にダレ深さについて有意差を示した。
以上のように、ダイスの刃先部に連続して所定幅aの平坦部を有する凸条部20bを形成した効果は、特にダレ深さの抑制について顕著である。さらに、素条板厚が厚いほどダレ深さ改善の効果は一層顕著である。
なお、基板の端面ダレのサイズは素条板厚に比例して小さくなるので、ダイスの打抜き面に前述のような凸条部20bを形成した場合のダレ深さhを抑制する効果は、製品板厚が50ミル(1.27mm。1ミル=1インチ/1000≒0.0254mm。通常、板厚1.292mmの基板を板厚50ミルの製品に仕上げる。)以上の場合には顕著であるが、製品板厚が50ミル未満と小さくなればなるほど有意差はなくなる。すなわち、例えば31.5ミルや40ミルのように薄い板厚の製品基板を製造する場合は、素条板厚も薄いので、本発明に係る打抜きプレス用金型の効果はほとんどなくなる。
板厚1.292mmのケースにおける実施例9〜16は、比較例3,4に対して平均ダレ幅w及び平均ダレ深さhともに実施例12,15のダレ幅(比較例4の550.7μmに対してそれぞれ551.2μm,556.4μm)を除いていずれも小さく、特にダレ深さについて有意差を示した。
以上のように、ダイスの刃先部に連続して所定幅aの平坦部を有する凸条部20bを形成した効果は、特にダレ深さの抑制について顕著である。さらに、素条板厚が厚いほどダレ深さ改善の効果は一層顕著である。
なお、基板の端面ダレのサイズは素条板厚に比例して小さくなるので、ダイスの打抜き面に前述のような凸条部20bを形成した場合のダレ深さhを抑制する効果は、製品板厚が50ミル(1.27mm。1ミル=1インチ/1000≒0.0254mm。通常、板厚1.292mmの基板を板厚50ミルの製品に仕上げる。)以上の場合には顕著であるが、製品板厚が50ミル未満と小さくなればなるほど有意差はなくなる。すなわち、例えば31.5ミルや40ミルのように薄い板厚の製品基板を製造する場合は、素条板厚も薄いので、本発明に係る打抜きプレス用金型の効果はほとんどなくなる。
また、実施例1〜5と実施例6〜8との比較、及び実施例9〜13と実施例14〜16との比較によれば、凸条部20bの平面の幅aは10mm以下、凸条部20bの高さcは0.05〜素条1の板厚の1/2、凸条部20bの傾斜部20cを含む幅bは概ね10mm以下であるのが、それぞれ好ましいことが判る。
さらに、凸条部20bの傾斜部20cが先下がり状でなくその傾斜角度θが90°を5.7°上回っており、かつ平坦部の幅aが10mmを超えている実施例8,16の例では、金型寿命及び次ワークに対して悪影響を与えている。したがって、傾斜部20cは先下がり状であるのが好ましい。
さらに、凸条部20bの傾斜部20cが先下がり状でなくその傾斜角度θが90°を5.7°上回っており、かつ平坦部の幅aが10mmを超えている実施例8,16の例では、金型寿命及び次ワークに対して悪影響を与えている。したがって、傾斜部20cは先下がり状であるのが好ましい。
本発明はプッシュバック方式の金型のほか、ダイスを使用する他の方式の打抜きプレス用金型のダイスにも実施することができる。
1 アルミニウム合金素条
10 基板
11 サブストレート
12 スケルトン
2 下型
20 ダイス
20a,21a 刃先部
20b,21b 凸条部
20c,21c 傾斜部
20d,21d 逃げ部
21 ホールパンチ
22 ノックアウト
3 上型
30 パンチ
31 ストリッパ
a,a’ 凸条部の平坦部の幅
b,b’ 傾斜部を含む凸条部の幅
c,c’ 凸条部の高さ
10 基板
11 サブストレート
12 スケルトン
2 下型
20 ダイス
20a,21a 刃先部
20b,21b 凸条部
20c,21c 傾斜部
20d,21d 逃げ部
21 ホールパンチ
22 ノックアウト
3 上型
30 パンチ
31 ストリッパ
a,a’ 凸条部の平坦部の幅
b,b’ 傾斜部を含む凸条部の幅
c,c’ 凸条部の高さ
Claims (8)
- ダイス、パンチ及びストリッパを備えたプレス用金型によりアルミニウム合金素条をドーナツ状に打ち抜いた磁気ディスク用アルミニウム合金基板において、先端の曲率半径が25μmの触針を用い、印加荷重30mN,走査速度0.05mm/sの条件で測定した外周端面の平均ダレ深さが150μm以下であることを特徴とする、磁気ディスク用アルミニウム合金基板。
- 打抜き面に内縁が刃先を構成する所定幅aの平坦部を有する凸条部を形成したダイスを用いて外縁が打抜かれたものである、請求項1に記載の磁気ディスク用アルミニウム合金基板。
- ダイス,パンチ及びストリッパを備えたプレス用金型によりアルミニウム合金素条をドーナツ状に打抜く過程において、スケルトンのダイスとの接触面の内縁部にストリッパ方向に所定量窪んだ所定幅a1の平坦部を形成することを特徴とする、磁気ディスク用アルミニウム合金基板の製造方法。
- アルミニウム合金素条をドーナツ状に打抜くためのダイス,パンチ及びストリッパを備えたプレス用金型であって、ダイスの打抜き面に内縁が刃先を構成する所定幅aの平坦部を有する凸条部を形成したことを特徴とする、磁気ディスク用アルミニウム合金基板の打抜きプレス用金型。
- 前記凸条部の外周部は先下がり傾斜した傾斜部である、請求項4に記載の磁気ディスク用アルミニウム合金基板の打抜きプレス用金型。
- 前記平坦部の幅aは0よりも大きく10mm以下である、請求項4に記載の磁気ディスク用アルミニウム合金基板の打抜きプレス用金型。
- 前記傾斜部を含む凸条部の幅bは0よりも大きく10mm以下である、請求項5に記載の磁気ディスク用アルミニウム合金基板の打抜きプレス用金型。
- 前記凸条部の高さcは0よりも大きくアルミニウム合金素条の厚みtの1/2以下である、請求項4〜7のいずれかに記載の磁気ディスク用アルミニウム合金基板の打抜きプレス用金型。
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JP2008093684A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 円形基板,円形基板の加工方法及び加工装置 |
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- 2004-08-03 JP JP2004227304A patent/JP2006048817A/ja active Pending
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2005
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