JPH07227627A - プレス抜き加工方法 - Google Patents
プレス抜き加工方法Info
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- JPH07227627A JPH07227627A JP4774094A JP4774094A JPH07227627A JP H07227627 A JPH07227627 A JP H07227627A JP 4774094 A JP4774094 A JP 4774094A JP 4774094 A JP4774094 A JP 4774094A JP H07227627 A JPH07227627 A JP H07227627A
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- shearing
- scrap
- punch
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 板材のプレス抜き加工において、切断部の延
性の低下および小さなスクラップの発生を防止する。 【構成】 第1工程では、(a)ダイス17上の板材16に
ポンチ18を所定位置まで打ち下し、製品部分16a の輪郭
に沿ったトリムライン21に対してリトリム代Bを残して
板材16をハーフシヤリングする。このとき、クラック22
および加工硬化層24が生じる。第2工程では、(b)板
材16をダイス19上に載置してポンチ20を打ち下し、
(c)トリムライン21に沿って板材16をシヤリングしス
クラップ23と共にクラック22および加工硬化層24を切除
する。これにより、シヤリング時にクラックおよび加工
硬化層が生じにくくなり、切断部の延性の低下を防止で
きる。クラック22および加工硬化層24をスクラップ23と
共に切除するので、小さなスクラップが発生することが
なく、微細スクラップの残留による金型の不具合を防止
できる。
性の低下および小さなスクラップの発生を防止する。 【構成】 第1工程では、(a)ダイス17上の板材16に
ポンチ18を所定位置まで打ち下し、製品部分16a の輪郭
に沿ったトリムライン21に対してリトリム代Bを残して
板材16をハーフシヤリングする。このとき、クラック22
および加工硬化層24が生じる。第2工程では、(b)板
材16をダイス19上に載置してポンチ20を打ち下し、
(c)トリムライン21に沿って板材16をシヤリングしス
クラップ23と共にクラック22および加工硬化層24を切除
する。これにより、シヤリング時にクラックおよび加工
硬化層が生じにくくなり、切断部の延性の低下を防止で
きる。クラック22および加工硬化層24をスクラップ23と
共に切除するので、小さなスクラップが発生することが
なく、微細スクラップの残留による金型の不具合を防止
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンチとダイスとを用
いて板材を所定形状に裁断するプレス抜き加工方法に関
するものである。
いて板材を所定形状に裁断するプレス抜き加工方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図4に示すように、フランジ部1
を有するサスペンションメンバ2をプレス加工によって
製造する場合、一般に、ポンチとダイスとを用いて板材
をトリムラインに沿って所定形状に抜き加工した後、そ
の周囲を曲げ加工してフランジ部1を形成するようにし
ている。
を有するサスペンションメンバ2をプレス加工によって
製造する場合、一般に、ポンチとダイスとを用いて板材
をトリムラインに沿って所定形状に抜き加工した後、そ
の周囲を曲げ加工してフランジ部1を形成するようにし
ている。
【0003】この場合、フランジ部1の斜線で示す円弧
状部分1aは、抜き加工後の板材の破線で示す扇形部分1b
を伸びフランジ加工することにより形成されるが、この
とき、板材の外縁部(扇形部分1bの内周部)が著しく伸
ばされることになるので、延性の低い材料を用いるとフ
ランジ部に破断が生じることがある。
状部分1aは、抜き加工後の板材の破線で示す扇形部分1b
を伸びフランジ加工することにより形成されるが、この
とき、板材の外縁部(扇形部分1bの内周部)が著しく伸
ばされることになるので、延性の低い材料を用いるとフ
ランジ部に破断が生じることがある。
【0004】また、このようにポンチとダイスとを用い
て板材を抜き加工(剪断加工)した後、伸びフランジ加
工する場合、剪断加工時に切断部に発生するクラックお
よび加工硬化層によって破断が生じやすくなる。このた
め、伸びフランジ成形による伸び変形の大きなプレス加
工を行う場合には、冷延鋼板、高伸びフランジ材等の延
性の高い高価な材料を使用する必要があった。
て板材を抜き加工(剪断加工)した後、伸びフランジ加
工する場合、剪断加工時に切断部に発生するクラックお
よび加工硬化層によって破断が生じやすくなる。このた
め、伸びフランジ成形による伸び変形の大きなプレス加
工を行う場合には、冷延鋼板、高伸びフランジ材等の延
性の高い高価な材料を使用する必要があった。
【0005】そこで、従来、抜き加工後の切断部の延性
の低下を防止するため、次のような2工程によるプレス
抜き加工方法が採られている。図5に示すように、板材
3を穴抜き加工する場合、先ず、第1工程では、(a)
に示すように、製品部分3aの輪郭に沿ったトリムライン
4に対してリトリム代Aを残して抜き加工を行いスクラ
ップ5を分離し、次に、第2工程では、(b)に示すよ
うに、トリムライン4に沿って抜き加工(リトリム)し
てリトリム代Aを切落しスクラップ6を分離することに
より、板材3から所定形状の製品を得るようにしてい
る。このように2工程穴抜き加工を行うことにより、第
1工程で生じた切断部のクラック(図示せず)および加
工硬化層7が第2工程でリトリム代Aとともに切除さ
れ、このとき、第2工程では切断部にクラックおよび加
工硬化層が生じにくくなるので、切断部の延性の低下が
防止され、伸びフランジ加工時に破断が生じにくくな
る。
の低下を防止するため、次のような2工程によるプレス
抜き加工方法が採られている。図5に示すように、板材
3を穴抜き加工する場合、先ず、第1工程では、(a)
に示すように、製品部分3aの輪郭に沿ったトリムライン
4に対してリトリム代Aを残して抜き加工を行いスクラ
ップ5を分離し、次に、第2工程では、(b)に示すよ
うに、トリムライン4に沿って抜き加工(リトリム)し
てリトリム代Aを切落しスクラップ6を分離することに
より、板材3から所定形状の製品を得るようにしてい
る。このように2工程穴抜き加工を行うことにより、第
1工程で生じた切断部のクラック(図示せず)および加
工硬化層7が第2工程でリトリム代Aとともに切除さ
れ、このとき、第2工程では切断部にクラックおよび加
工硬化層が生じにくくなるので、切断部の延性の低下が
防止され、伸びフランジ加工時に破断が生じにくくな
る。
【0006】通常の1工程抜き加工を行った場合と上記
2工程抜き加工を行った場合の板材の切断部の硬度(ビ
ッカース硬さHV:荷重0.05N)を図6に示す。図6にお
いて、実線は冷延材を1工程抜きした場合、破線は熱延
材を1工程抜きした場合、一点鎖線は熱延材を2工程抜
きした場合をそれぞれ示している。図6に示すように、
熱延材の切断面(端面からの距離0)では、1工程抜き
に対して2工程抜きした場合には、硬度が50(HV)程度
低下しており、冷延材を1工程抜きした場合とほぼ同様
の値となっている。したがって、2工程抜き加工するこ
とにより、安価な熱延材を用いて冷延材と同様の伸びフ
ランジ加工を行うことができ、材料コストを大幅に低減
することができる。
2工程抜き加工を行った場合の板材の切断部の硬度(ビ
ッカース硬さHV:荷重0.05N)を図6に示す。図6にお
いて、実線は冷延材を1工程抜きした場合、破線は熱延
材を1工程抜きした場合、一点鎖線は熱延材を2工程抜
きした場合をそれぞれ示している。図6に示すように、
熱延材の切断面(端面からの距離0)では、1工程抜き
に対して2工程抜きした場合には、硬度が50(HV)程度
低下しており、冷延材を1工程抜きした場合とほぼ同様
の値となっている。したがって、2工程抜き加工するこ
とにより、安価な熱延材を用いて冷延材と同様の伸びフ
ランジ加工を行うことができ、材料コストを大幅に低減
することができる。
【0007】次に、上記2工程抜き加工を行った後、伸
びフランジ成形する場合において、抜き加工時のリトリ
ム代の大きさと伸びフランジ成形時の加工難易度につい
て図7および図8を用いて説明する。ここでは、図7
(a)に示すように、板厚t(t=2mm)の板材8(溶
融アルミめっき熱間圧延鋼板 C:0.08 Si:0.07 M
g:1.06 P:1.016 S:0.004 重量%)に2工程抜き
加工によって直径dの下穴9を形成した後、図7(b)
に示すように、下穴9の縁部を伸びフランジ加工する場
合に破断を生じることなく成形可能なフランジ部10の直
径Dとし、フランジ部10の直径Dと下穴9の直径dとの
差の下穴9の直径dに対する比である最大穴拡げ率R
(R=100 ・(D−d)/d)を算出する。そして、最
大穴拡げ率Rを加工難易度とし、板厚tの比で表わした
リトリム代Aとの関係を図8に示す。
びフランジ成形する場合において、抜き加工時のリトリ
ム代の大きさと伸びフランジ成形時の加工難易度につい
て図7および図8を用いて説明する。ここでは、図7
(a)に示すように、板厚t(t=2mm)の板材8(溶
融アルミめっき熱間圧延鋼板 C:0.08 Si:0.07 M
g:1.06 P:1.016 S:0.004 重量%)に2工程抜き
加工によって直径dの下穴9を形成した後、図7(b)
に示すように、下穴9の縁部を伸びフランジ加工する場
合に破断を生じることなく成形可能なフランジ部10の直
径Dとし、フランジ部10の直径Dと下穴9の直径dとの
差の下穴9の直径dに対する比である最大穴拡げ率R
(R=100 ・(D−d)/d)を算出する。そして、最
大穴拡げ率Rを加工難易度とし、板厚tの比で表わした
リトリム代Aとの関係を図8に示す。
【0008】図8に示すように、リトリム代Aを板厚t
の20〜30%としたとき最大穴拡げ率Rが最も大きくな
る。すなわち、リトリム代Aを板厚tの20〜30%程度に
設定して2工程抜き加工を行うことにより、伸びフラン
ジ加工時の材料の破断を効果的に防止することができ
る。なお、図4に示すサスペンションメンバ2の円弧状
部分1aの加工難易度については、図7(b)のフランジ
部10の4分の1円弧状部分10a を対応させることによっ
て同様に評価することができる。
の20〜30%としたとき最大穴拡げ率Rが最も大きくな
る。すなわち、リトリム代Aを板厚tの20〜30%程度に
設定して2工程抜き加工を行うことにより、伸びフラン
ジ加工時の材料の破断を効果的に防止することができ
る。なお、図4に示すサスペンションメンバ2の円弧状
部分1aの加工難易度については、図7(b)のフランジ
部10の4分の1円弧状部分10a を対応させることによっ
て同様に評価することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の2工程プレス抜き加工方法では、次のような問題が
ある。すなわち、抜き加工後の伸びフランジ加工時の材
料の破断を効果的に防止するためには、リトリム代Aを
最大穴拡げ率Rが最も大きくなる板厚tの20〜30%に設
定する必要があるが、このように設定した場合、第2工
程で切落すスクラップが非常に小さくなる。この小さな
スクラップは、取り除くことが非常に困難であり、金型
に残留しやすい。
来の2工程プレス抜き加工方法では、次のような問題が
ある。すなわち、抜き加工後の伸びフランジ加工時の材
料の破断を効果的に防止するためには、リトリム代Aを
最大穴拡げ率Rが最も大きくなる板厚tの20〜30%に設
定する必要があるが、このように設定した場合、第2工
程で切落すスクラップが非常に小さくなる。この小さな
スクラップは、取り除くことが非常に困難であり、金型
に残留しやすい。
【0010】このため、図9に示すように、金型に残留
したスクラップ11がパッド12とポンチ13との間にはさま
ってパッド12の移動に支障をきたし、板材15の払いが正
常に機能しなくなる虞がある。あるいは、図10に示すよ
うに、スクラップ11が投入された板材15の上に落下した
場合、その上からパッド12で押圧して板材15の表面を損
傷させる虞がある。
したスクラップ11がパッド12とポンチ13との間にはさま
ってパッド12の移動に支障をきたし、板材15の払いが正
常に機能しなくなる虞がある。あるいは、図10に示すよ
うに、スクラップ11が投入された板材15の上に落下した
場合、その上からパッド12で押圧して板材15の表面を損
傷させる虞がある。
【0011】このほか、プレス抜きされたスクラップが
小さく軽量であるため、自重では落下せずスクラップシ
ュート上に滞留しやすいので、スクラップのかき出しや
エアブローによる吹き飛ばし作業を頻繁に行う必要があ
る。また、細長いスクラップの発生により、ダイスおよ
びポンチの切刃が摩耗しやすくなる。さらに、上記不具
合のためプレス停止を余儀なくされ、生産性が低下する
という問題を生じる。
小さく軽量であるため、自重では落下せずスクラップシ
ュート上に滞留しやすいので、スクラップのかき出しや
エアブローによる吹き飛ばし作業を頻繁に行う必要があ
る。また、細長いスクラップの発生により、ダイスおよ
びポンチの切刃が摩耗しやすくなる。さらに、上記不具
合のためプレス停止を余儀なくされ、生産性が低下する
という問題を生じる。
【0012】特に、板材の外周部を打抜いて図4に示す
ような製品に加工(ブランキングまたはトリミング)す
る場合には、細長いスクラップが生じて上記の不具合が
問題となるので、このような打抜き加工においては、上
記2行程抜き加工は実施されていない。
ような製品に加工(ブランキングまたはトリミング)す
る場合には、細長いスクラップが生じて上記の不具合が
問題となるので、このような打抜き加工においては、上
記2行程抜き加工は実施されていない。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、切断部の延性の低下および小さなスクラップの
発生を防止するようにしたプレス抜き加工方法を提供す
ることを目的とする。
であり、切断部の延性の低下および小さなスクラップの
発生を防止するようにしたプレス抜き加工方法を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、ポンチとダイスとを用いて板材をトリ
ムラインに沿ってシヤリングして製品を得るプレス抜き
加工方法において、前記板材を前記トリムラインに対し
てリトリム代を残してハーフシヤリングした後、前記ト
リムラインに沿ってシヤリングすることを特徴とする。
解決するために、ポンチとダイスとを用いて板材をトリ
ムラインに沿ってシヤリングして製品を得るプレス抜き
加工方法において、前記板材を前記トリムラインに対し
てリトリム代を残してハーフシヤリングした後、前記ト
リムラインに沿ってシヤリングすることを特徴とする。
【0015】また、上記プレス抜き加工方法において、
先端側にハーフシヤリングを行うためのハーフシヤ部を
有し、基端側にシヤリングを行うためのシヤ部を有する
2段ポンチを用いてハーフシヤリングおよびシヤリング
を行うことを特徴とする。
先端側にハーフシヤリングを行うためのハーフシヤ部を
有し、基端側にシヤリングを行うためのシヤ部を有する
2段ポンチを用いてハーフシヤリングおよびシヤリング
を行うことを特徴とする。
【0016】
【作用】この構成により、ハーフシヤリング時に生じた
加工硬化層およびクラックをシヤリング時にスクラップ
とともに切除することによって、切断部に加工硬化層お
よびクラックが生じにくくなるので、小さなスクラップ
の発生を防止するとともに切断部の延性の低下を防止す
ることができる。
加工硬化層およびクラックをシヤリング時にスクラップ
とともに切除することによって、切断部に加工硬化層お
よびクラックが生じにくくなるので、小さなスクラップ
の発生を防止するとともに切断部の延性の低下を防止す
ることができる。
【0017】また、ハーフシヤ部およびシヤ部を有する
2段ポンチを用いることにより、1工程でハーフシヤリ
ングおよびシヤリングを行うことができる。
2段ポンチを用いることにより、1工程でハーフシヤリ
ングおよびシヤリングを行うことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、本実施例では、図7に示すものと同
様の熱間圧延鋼板をプレス抜き加工する場合について説
明する。
に説明する。なお、本実施例では、図7に示すものと同
様の熱間圧延鋼板をプレス抜き加工する場合について説
明する。
【0019】第1実施例について図1を用いて説明す
る。図1に示すように、本実施例のプレス抜き加工方法
は、板材16をダイス17およびポンチ18を用いてハーフシ
ヤリングする第1工程(a)と、ハーフシヤリングした
板材16をダイス19およびポンチ20を用いてシヤリングす
る第2工程(b)(c)とから構成されている。
る。図1に示すように、本実施例のプレス抜き加工方法
は、板材16をダイス17およびポンチ18を用いてハーフシ
ヤリングする第1工程(a)と、ハーフシヤリングした
板材16をダイス19およびポンチ20を用いてシヤリングす
る第2工程(b)(c)とから構成されている。
【0020】第1工程では、(a)に示すように、ダイ
ス17上に板材16を載置してポンチ18を所定位置まで打ち
下ろすことにより、製品部分16a の輪郭に沿ったトリム
ライン21に対してリトリム代Bを残して板材16をハーフ
シヤリングする。ここで、ハーフシヤリングとは、ポン
チ18とダイス17とによる剪断によって板材16をクラック
22が生じる程度に変形させることである。よって、ハー
フシヤリングではスクラップ23は分離されない。また、
板材16は、ハーフシヤリングにより変形部分に加工硬化
層24が生じる。上記の場合において、リトリム代Bは、
板厚tの20〜30%(B=0.2 〜0.3t)とし、また、ハー
フシヤ量H((b)参照))、すなわちポンチ18の板材
16への食い込み量は、板厚tの半分以上とし好ましくは
50〜80%(H=0.5 〜0.8t)程度とするとよい。なお、
リトリム代Bが0.2t未満では加工硬化層を充分除去でき
ない場合があり、0.3tを越えると再びクラックが発生す
ることがある。また、ハーフシヤ量Hが0.5t未満ではシ
ヤリング後クラックが発生する場合があり、0.8tを越え
ると板材16が破断してしまう可能性がある。
ス17上に板材16を載置してポンチ18を所定位置まで打ち
下ろすことにより、製品部分16a の輪郭に沿ったトリム
ライン21に対してリトリム代Bを残して板材16をハーフ
シヤリングする。ここで、ハーフシヤリングとは、ポン
チ18とダイス17とによる剪断によって板材16をクラック
22が生じる程度に変形させることである。よって、ハー
フシヤリングではスクラップ23は分離されない。また、
板材16は、ハーフシヤリングにより変形部分に加工硬化
層24が生じる。上記の場合において、リトリム代Bは、
板厚tの20〜30%(B=0.2 〜0.3t)とし、また、ハー
フシヤ量H((b)参照))、すなわちポンチ18の板材
16への食い込み量は、板厚tの半分以上とし好ましくは
50〜80%(H=0.5 〜0.8t)程度とするとよい。なお、
リトリム代Bが0.2t未満では加工硬化層を充分除去でき
ない場合があり、0.3tを越えると再びクラックが発生す
ることがある。また、ハーフシヤ量Hが0.5t未満ではシ
ヤリング後クラックが発生する場合があり、0.8tを越え
ると板材16が破断してしまう可能性がある。
【0021】その後、第2工程では、(b)に示すよう
に、第1工程でハーフシヤリングした板材16をダイス19
上に載置してポンチ20を打ち下ろすことにより、(c)
に示すように、トリムライン21に沿って板材16をシヤリ
ングしてスクラップ23を切落す。これにより、第1工程
で生じたクラック22および加工硬化層24をスクラップ23
ととも切除する。
に、第1工程でハーフシヤリングした板材16をダイス19
上に載置してポンチ20を打ち下ろすことにより、(c)
に示すように、トリムライン21に沿って板材16をシヤリ
ングしてスクラップ23を切落す。これにより、第1工程
で生じたクラック22および加工硬化層24をスクラップ23
ととも切除する。
【0022】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。
いて次に説明する。
【0023】第1工程のハーフシヤリングによって生じ
たクラック22および加工硬化層24を第2工程のシヤリン
グによってスクラップとともに切除することにより、第
2工程のシヤリングによる切断部は、従来の2回抜き加
工の第2工程の場合と同様に、クラックおよび加工硬化
層が生じにくくなるので、切断部の延性の低下が防止さ
れる。よって、抜き加工後、伸びフランジ加工時に破断
が生じにくくなる。その結果、安価な熱延材を用いて冷
延材と同様の伸びフランジ加工を行うことができ、材料
コストを大幅に低減することができる。
たクラック22および加工硬化層24を第2工程のシヤリン
グによってスクラップとともに切除することにより、第
2工程のシヤリングによる切断部は、従来の2回抜き加
工の第2工程の場合と同様に、クラックおよび加工硬化
層が生じにくくなるので、切断部の延性の低下が防止さ
れる。よって、抜き加工後、伸びフランジ加工時に破断
が生じにくくなる。その結果、安価な熱延材を用いて冷
延材と同様の伸びフランジ加工を行うことができ、材料
コストを大幅に低減することができる。
【0024】また、このとき、第2工程の終了時に前記
従来の2工程抜きの第1工程で生じるスクラップよりも
やや大きなスクラップ23が1回発生するだけで小さなス
クラップが発生することがないので、小さなスクラップ
の発生による金型の不具合および板材の表面の傷の発生
が防止され、円滑なプレス抜き加工を行うことができ
る。さらに、細長いスクラップが発生しないのでダイス
およびポンチの切刃の早期摩耗を防止することができ
る。
従来の2工程抜きの第1工程で生じるスクラップよりも
やや大きなスクラップ23が1回発生するだけで小さなス
クラップが発生することがないので、小さなスクラップ
の発生による金型の不具合および板材の表面の傷の発生
が防止され、円滑なプレス抜き加工を行うことができ
る。さらに、細長いスクラップが発生しないのでダイス
およびポンチの切刃の早期摩耗を防止することができ
る。
【0025】なお、本実施例のプレス抜き加工方法は、
小さなスクラップを発生させないので、従来、2工程抜
きが行われていなかった板材の外周部を打抜くブランキ
ングまたはトリミングによるプレス抜き加工にも適用す
ることができる。
小さなスクラップを発生させないので、従来、2工程抜
きが行われていなかった板材の外周部を打抜くブランキ
ングまたはトリミングによるプレス抜き加工にも適用す
ることができる。
【0026】次に、本発明の第2実施例について図2お
よび図3を用いて説明する。第2実施例は、上記第1実
施例と同様のハーフシヤリングおよびシヤリングによる
プレス抜き加工を2段ポンチの一回の打ち下ろしによっ
て行うようにしたものである。
よび図3を用いて説明する。第2実施例は、上記第1実
施例と同様のハーフシヤリングおよびシヤリングによる
プレス抜き加工を2段ポンチの一回の打ち下ろしによっ
て行うようにしたものである。
【0027】本実施例のプレス抜き加工は、図2および
図3に示すように、2段ポンチ25とダイス26とを用いて
行われる。2段ポンチ25には、ダイス26に対向する先端
側にハーフシヤ部27が形成され、基端側にシヤ部28が形
成されている。ハーフシヤ部27は、板材29の製品部分29
a に対してトリムライン30の外側に設けられるリトリム
代Cに沿って形成されている。また、シヤ部28は、トリ
ムライン30に沿って形成されている。
図3に示すように、2段ポンチ25とダイス26とを用いて
行われる。2段ポンチ25には、ダイス26に対向する先端
側にハーフシヤ部27が形成され、基端側にシヤ部28が形
成されている。ハーフシヤ部27は、板材29の製品部分29
a に対してトリムライン30の外側に設けられるリトリム
代Cに沿って形成されている。また、シヤ部28は、トリ
ムライン30に沿って形成されている。
【0028】そして、板材29のリトリム代Cに合わせ
て、図3に示すように、ハーフシヤ部27とシヤ部28との
間のリトリム代寸法aが設定され、ハーフシヤ量H(図
2(c)参照)、すなわちハーフシヤ部27の板材29への
食い込み深さに合わせてハーフシヤ部27とシヤ部28との
段差寸法bが設定されている。また、シヤ部28とダイス
26との間には所定のクリアランスcが設定されている。
て、図3に示すように、ハーフシヤ部27とシヤ部28との
間のリトリム代寸法aが設定され、ハーフシヤ量H(図
2(c)参照)、すなわちハーフシヤ部27の板材29への
食い込み深さに合わせてハーフシヤ部27とシヤ部28との
段差寸法bが設定されている。また、シヤ部28とダイス
26との間には所定のクリアランスcが設定されている。
【0029】ここで、2段ポンチ25およびダイス26の各
部の寸法は、板材29の板厚tに対してリトリム代寸法a
が40〜50%(a= 0.4〜 0.5t)、段差寸法bが50〜80
%(b=0.5 t〜0.8 t)、クリアランスcが10〜15%
(c= 0.1〜 0.15 t)となるように設定するとよい。
このように設定することにより、第1実施例と同様に、
加工硬化層を確実に除去するとともにクラックの発生を
防止することができ、また、ハーフシヤ時の板材29の破
断を防止することができる。なお、第2実施例では、2
段ポンチ25のリトリム代寸法aを大きくしてリトリム代
C(板厚tの40〜50%)が第1実施例の場合(板厚tの
20〜30%)よりも大きくなるようにしているが、これ
は、1つのダイス26および2段ポンチ25によってハーフ
シヤリングおよびシヤリングを行うため、ハーフシヤリ
ング時のハーフシヤ部27とダイス26とのクリアランスが
大きくなる分、剪断による変形範囲が大きくなるので、
シヤリングによって切除が必要な加工硬化層も大きくな
ることによる。
部の寸法は、板材29の板厚tに対してリトリム代寸法a
が40〜50%(a= 0.4〜 0.5t)、段差寸法bが50〜80
%(b=0.5 t〜0.8 t)、クリアランスcが10〜15%
(c= 0.1〜 0.15 t)となるように設定するとよい。
このように設定することにより、第1実施例と同様に、
加工硬化層を確実に除去するとともにクラックの発生を
防止することができ、また、ハーフシヤ時の板材29の破
断を防止することができる。なお、第2実施例では、2
段ポンチ25のリトリム代寸法aを大きくしてリトリム代
C(板厚tの40〜50%)が第1実施例の場合(板厚tの
20〜30%)よりも大きくなるようにしているが、これ
は、1つのダイス26および2段ポンチ25によってハーフ
シヤリングおよびシヤリングを行うため、ハーフシヤリ
ング時のハーフシヤ部27とダイス26とのクリアランスが
大きくなる分、剪断による変形範囲が大きくなるので、
シヤリングによって切除が必要な加工硬化層も大きくな
ることによる。
【0030】そして、ダイス26上に板材29を載置し、2
段ポンチ25を打ち下ろし、ハーフシヤ部27でハーフシヤ
リングを行い、続いてシヤ部28でシヤリングを行うこと
により、板材29をトリムライン30に沿って所定形状に裁
断する。
段ポンチ25を打ち下ろし、ハーフシヤ部27でハーフシヤ
リングを行い、続いてシヤ部28でシヤリングを行うこと
により、板材29をトリムライン30に沿って所定形状に裁
断する。
【0031】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。
いて次に説明する。
【0032】本実施例のプレス抜き加工による工程につ
いて図2(a)〜(e)を参照して説明する。(a)ダ
イス26上に載置された板材29に2段ポンチ25を打ち下ろ
すと、(b)先ず、ハーフシヤ部27が板材29に当接しダ
イス26とハーフシヤ部27との剪断により、板材29の製品
部分29a に対してトリムライン30の外側がリトリム代C
を残して変形されてハーフシヤリングされる。(c)次
に、ハーフシヤリングの完了とともに2段ポンチ25のシ
ヤ部28が板材29に当接し、(d)さらに、2段ポンチ25
が下降すると、ダイス26とシヤ部28との剪断によるシヤ
リングが開始され、(e)ハーフシヤリングによって生
じた加工硬化層およびクラックがスクラップ31とともに
トリムライン30に沿って切落される。
いて図2(a)〜(e)を参照して説明する。(a)ダ
イス26上に載置された板材29に2段ポンチ25を打ち下ろ
すと、(b)先ず、ハーフシヤ部27が板材29に当接しダ
イス26とハーフシヤ部27との剪断により、板材29の製品
部分29a に対してトリムライン30の外側がリトリム代C
を残して変形されてハーフシヤリングされる。(c)次
に、ハーフシヤリングの完了とともに2段ポンチ25のシ
ヤ部28が板材29に当接し、(d)さらに、2段ポンチ25
が下降すると、ダイス26とシヤ部28との剪断によるシヤ
リングが開始され、(e)ハーフシヤリングによって生
じた加工硬化層およびクラックがスクラップ31とともに
トリムライン30に沿って切落される。
【0033】このようにして、プレス抜き加工された製
品の切断面は、第1実施例によるものと同様、加工硬化
層およびクラックが生じにくくなり、延性の低下が防止
される。また、ハーフシヤリング時に生じるクラックお
よび加工硬化層は、シヤリング時のスクラップと共に切
除されるので、小さなスクラップが生じることがない。
さらに、2段ポンチ25を用いることにより、1回の打ち
下ろし、すなわち1工程でハーフシヤリングおよびシヤ
リングを行うことができるので、加工工数を大幅に低減
することができる。
品の切断面は、第1実施例によるものと同様、加工硬化
層およびクラックが生じにくくなり、延性の低下が防止
される。また、ハーフシヤリング時に生じるクラックお
よび加工硬化層は、シヤリング時のスクラップと共に切
除されるので、小さなスクラップが生じることがない。
さらに、2段ポンチ25を用いることにより、1回の打ち
下ろし、すなわち1工程でハーフシヤリングおよびシヤ
リングを行うことができるので、加工工数を大幅に低減
することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のプレス抜
き加工方法によれば、ハーフシヤリング時に生じた加工
硬化層およびクラックをシヤリング時にスクラップとと
もに切除することによって、切断部に加工硬化層および
クラックが生じにくくなるので、小さなスクラップの発
生を防止するとともに切断部の延性の低下を防止するこ
とができる。その結果、プレス抜き加工後、伸びフラン
ジ加工時に材料の破断を防止することができ、また、小
さなスクラップの発生による、金型の不具合および板材
の表面の損傷を防止することができるという優れた効果
を奏する。さらに、2段ポンチを用いてハーフシヤリン
グおよびシヤリングを行うことにより、加工工数を低減
することができる。
き加工方法によれば、ハーフシヤリング時に生じた加工
硬化層およびクラックをシヤリング時にスクラップとと
もに切除することによって、切断部に加工硬化層および
クラックが生じにくくなるので、小さなスクラップの発
生を防止するとともに切断部の延性の低下を防止するこ
とができる。その結果、プレス抜き加工後、伸びフラン
ジ加工時に材料の破断を防止することができ、また、小
さなスクラップの発生による、金型の不具合および板材
の表面の損傷を防止することができるという優れた効果
を奏する。さらに、2段ポンチを用いてハーフシヤリン
グおよびシヤリングを行うことにより、加工工数を低減
することができる。
【図1】本発明の第1実施例のプレス抜き加工の工程図
である。
である。
【図2】本発明の第2実施例のプレス抜き加工の工程図
である。
である。
【図3】図2に示すプレス抜き加工に用いるポンチおよ
びダイスの各部の寸法を示す図である。
びダイスの各部の寸法を示す図である。
【図4】プレス抜き加工後、伸びフランジ加工して成形
されるサスペンションメンバの斜視図である。
されるサスペンションメンバの斜視図である。
【図5】従来の2工程プレス抜き加工の工程図である。
【図6】プレス抜き加工による切断部の硬度を示す図で
ある。
ある。
【図7】板材に下穴をプレス抜き加工した後、下穴の縁
部を伸びフランジ加工する場合の成形品形状を示す図で
ある。
部を伸びフランジ加工する場合の成形品形状を示す図で
ある。
【図8】図7に示すプレス加工を行う場合において、プ
レス抜き加工後の伸びフランジ成形のリトリム代に対す
る最大穴拡げ率を示す図である。
レス抜き加工後の伸びフランジ成形のリトリム代に対す
る最大穴拡げ率を示す図である。
【図9】従来の2工程プレス抜き加工において、金型に
残留した小さなスクラップがパッドとポンチとの間には
さまった状態を示す図である。
残留した小さなスクラップがパッドとポンチとの間には
さまった状態を示す図である。
【図10】従来の2工程プレス抜き加工において、金型
に残留した小さなスクラップが板材の上に落下してポン
チによって押圧された状態を示す図である。
に残留した小さなスクラップが板材の上に落下してポン
チによって押圧された状態を示す図である。
16,29 板材 17,19,26 ダイス 18,20 ポンチ 21,30 トリムライン 25 2段ポンチ 27 ハーフシヤ部 28 シヤ部 B,C リトリム代
Claims (2)
- 【請求項1】 ポンチとダイスとを用いて板材をトリム
ラインに沿ってシヤリングして製品を得るプレス抜き加
工方法において、前記板材を前記トリムラインに対して
リトリム代を残してハーフシヤリングした後、前記トリ
ムラインに沿ってシヤリングすることを特徴とするプレ
ス抜き加工方法。 - 【請求項2】 先端側にハーフシヤリングを行うための
ハーフシヤ部を有し、基端側にシヤリングを行うための
シヤ部を有する2段ポンチを用いてハーフシヤリングお
よびシヤリングを行うことを特徴とする請求項1に記載
のプレス抜き加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4774094A JPH07227627A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | プレス抜き加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4774094A JPH07227627A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | プレス抜き加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07227627A true JPH07227627A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12783755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4774094A Pending JPH07227627A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | プレス抜き加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07227627A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006116590A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Nippon Steel Corp | 耐割れ特性に優れた高強度鋼板の加工方法 |
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US7107808B2 (en) * | 2002-11-20 | 2006-09-19 | Nakamura Seisakusho Kabushikigaisha | Shearing method for thin plate |
JP2008062274A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 雌ネジ加工方法 |
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JP2009255167A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-11-05 | Nippon Steel Corp | 面取りダイを用いた打ち抜き加工方法及び装置 |
WO2014092273A1 (ko) * | 2012-12-13 | 2014-06-19 | 부산대학교 산학협력단 | 고강도 소재의 프레스 절단금형 손상 방지용 2단계 전단가공방법 |
CN110799280A (zh) * | 2017-06-28 | 2020-02-14 | 饭塚贵嗣 | 金属板的切断方法、金属成形体的制造方法以及金属成形体 |
WO2020145063A1 (ja) * | 2019-01-09 | 2020-07-16 | Jfeスチール株式会社 | 金属板のせん断加工方法及びプレス部品の製造方法 |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP4774094A patent/JPH07227627A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR101454793B1 (ko) * | 2012-12-13 | 2014-10-27 | 부산대학교 산학협력단 | 핫스탬핑된 초고강도 소재의 프레스 절단금형 손상 방지용 2단계 전단가공방법 |
CN110799280A (zh) * | 2017-06-28 | 2020-02-14 | 饭塚贵嗣 | 金属板的切断方法、金属成形体的制造方法以及金属成形体 |
US11247256B2 (en) | 2017-06-28 | 2022-02-15 | Takashi Iiduka | Method for cutting metal plate, method for manufacturing metal product, and metal product |
WO2020145063A1 (ja) * | 2019-01-09 | 2020-07-16 | Jfeスチール株式会社 | 金属板のせん断加工方法及びプレス部品の製造方法 |
JPWO2020145063A1 (ja) * | 2019-01-09 | 2021-11-04 | Jfeスチール株式会社 | 金属板のせん断加工方法及びプレス部品の製造方法 |
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