JP2008092670A - Pwm信号生成回路およびそれを備えた電源装置 - Google Patents

Pwm信号生成回路およびそれを備えた電源装置 Download PDF

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Abstract

【課題】出力電力の制御分解能が高い電源装置を提供する。
【解決手段】PWM信号生成回路は、非反転素子31と、反転素子32とを備え、クロック信号の立上りでカウントするカウンタ11と、クロック信号の立下りでカウントするカウンタ12と、比較回路21、22と、マルチプレクサ20とを備え、これらはPWM制御手段10によって制御される。その他の回路要素として、論理和素子33とを備える。PWM信号生成回路は、出力するPWM信号の、周期と論理“H”時間の両方を、クロック周期の1/2の時間間隔で任意に変化させ、PWM信号の分解能を広いデューティ範囲において向上し、広い出力電力範囲において出力電力を細かく制御した電源装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、PWM(パルス幅変調)信号生成回路およびそれを備えた電源装置に関する。
従来から電源装置の制御には、出力電力の調整にPWM(パルス幅変調)信号が用いられている。近年、装置の小型化、高性能化、高機能化の要望から、古くから用いられてきたアナログ制御方式に替わり、電源装置のデジタル制御化が進められている。
デジタル制御電源装置では、従来からカウンタと比較回路とを用いてPWM信号を生成する方法が用いられている。具体的には、例えばクロック信号をカウンタに入力してカウントアップし、このカウント値としきい値とを比較回路に入力して比較することでPWM信号を生成する。カウンタはしきい値よりも大きく設定されたリセット値に達するとリセットされる。しきい値を変えることでPWM信号のデューティ(論理“H”時間比率)を変化させ、リセット値を変えることでPWM信号の周期を変化させるようにする。
ところが、この方法ではデューティを微小に変化させるためにしきい値を1だけ変えても、PWM信号の論理“H”時間が1クロック周期変化するだけである。したがって、デューティの変化が大きくなるため電源装置の出力電力を細かく制御することができず、高性能の電源装置を作ることができない。一方、高周波数のクロック信号を利用すればデューティを微小に変化させることはできるが、高周波数のクロック信号の利用は、電源装置のコストアップや消費電力増加を招く原因になる。
このような問題を解決するために、例えば特許文献1は、クロック周波数を上げずにデューティの変化を小さくするPWM信号のデューティ制御方法を提供している。この制御方法は、PWM信号の周期を変えることによりデューティを変化させるため、従来よりもデューティを微小に変化させる(PWM信号の分解能を向上させる)ことを実現する制御方法である。
また、特許文献2は、クロックの立下り信号を利用することでクロック周期の1/2の期間だけ遅延させる遅延回路を用いることで、PWM信号の論理“H”時間を1/2クロック周期だけ変化させることを実現し、PWM信号の分解能を向上させたPWM制御回路を開示している。
特開2005−354854号公報 特開2004−32732号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来のPWM信号生成回路では、変化させることができるPWM信号の周期は、基本的にはクロック周期分だけである。このため、クロック周期よりも短い時間間隔でPWM信号の周期を変化させるためには、クロック信号によらないクロック非同期の遅延回路を用いなければならない。クロック非同期の遅延回路は、遅延時間の製造上のバラツキがあることや、温度変化によって遅延時間が変動するなどの問題があるので、特許文献1によるPWM信号生成回路を用いたとしてもデューティの精度が低下する場合がある。
また、特許文献2に開示された従来のPWM信号生成回路では、変化させることができるPWM信号の論理“H”時間は、基本的にはクロック周期の1/2だけである。クロック周期の1/2よりも短い時間間隔でPWM信号の論理“H”時間を変化させるためには、特許文献1と同様、クロック信号によらないクロック非同期の遅延回路を用いなければならないので、特許文献2に記載のPWM信号生成回路を用いたとしてもデューティの精度の低下を回避することは困難である。
したがって、これら特許文献1や2に開示された技術を用いても、デューティ50%付近において変化させることができるデューティの最小変化幅は、1/2程度にしか狭めることができない。つまり、デューティの分解能は2倍程度しか向上せず、2進数で表現すれば1ビット程度しか分解能は向上しない。また、クロック周波数を上げずに1ビット程度よりもさらに分解能を向上するためにはクロック非同期の遅延回路を用いなければならず、デューティの精度が低下する場合がある。
このように、従来のPWM信号生成回路には、クロック周波数を上げずに、かつクロック非同期の遅延回路を用いずにPWM信号の分解能を向上するためには、デューティ50%付近において1ビット程度しか分解能を向上できない欠点があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、PWM信号生成のためのクロック信号の周波数を上げずに、生成されるPWM信号の分解能を向上させることのできるPWM信号生成回路、及びそれを備えた電源装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明のPWM信号生成回路はしきい値に基づいてPWM信号を生成するPWM信号生成回路であって、クロック信号に基づいてカウントアップ及び/又はカウントダウンするカウンタと、カウンタのカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させる比較回路とを備え、PWM信号の周期としきい値とを変化させて、PWM信号のデューティを変化させるようにしている。そして、カウンタは、クロック信号の立上りをカウントする第1のカウンタと、クロック信号の立下りをカウントする第2のカウンタとを備え、両カウンタを0.5クロック周期ずらしてリセットすることができるようにしている。また、上述のしきい値に関し、しきい値よりカウンタ値が小さいときにPWM信号の論理“H”時間とし、大きいときに論理“L”時間とする。また、このしきい値やカウンタをリセットするためのリセット信号は、所望のPWM信号によって決まるものである。所望のPWM信号の条件は、デューティ設定信号としてPWM制御手段に与えられ、それに基づいてしきい値(論理“H”時間設定に関連)、リセット信号(PWM信号の周期に関連)、PWM信号出力選択信号の内容が決定される。
より特定的には、本発明によるPWM信号生成回路は、PWM信号のデューティを制御して所望のPWM信号を生成するPWM信号生成回路であって、クロック信号に基づいてクロック数をカウントするカウンタ手段と、カウンタ手段のカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させ、所望のPWM信号を出力するPWM信号出力手段と、生成すべき所望のPWM信号から定まるデューティ設定信号に基づいてPWM信号の周期としきい値とを変化させて、PWM信号出力手段が出力するPWM信号のデューティを制御するPWM制御手段と、を備えることを特徴とする。このカウンタ手段は、クロック信号の立上りに基づいてカウントする第1のカウンタと、クロック信号の立下りに基づいてカウントする第2のカウンタとを備える。
PWM制御手段は、PWM信号の周期及び/又はしきい値(PWM信号の論理“H”時間)を、クロック信号の論理“H”時間及び/又はクロック信号の論理“L”時間分ずつ変化させる。
また、PWM信号出力手段は、第1のカウンタのカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させる第1の比較回路と、第2のカウンタのカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させる第2の比較回路を備える。
PWM制御手段は、デューティ設定信号から決定されるカウンタリセット信号に応答して、第1及び第2のカウンタをリセットし、初期値に設定する、或いは、PWM制御手段は、第1及び第2のカウンタの動作期間を交互に変更してリセットする。
また、PWM制御手段は、第1のカウンタをクロック信号の立ち上がりでリセットした直後のクロック信号の立下りで第2のカウンタをリセットする。或いは、PWM制御手段は、第2のカウンタをクロック信号の立下りでリセットした直後のクロック信号の立上りで第1のカウンタをリセットするようにしてもよい。
より詳しくは、所望のPWM信号の周期がN+(1/2)クロック周期の場合(Nは自然数)、PWM制御手段は、第1及び第2のカウンタの動作期間をNと(N−1)クロック周期で交互に繰り返してリセットする。なお、PWM信号出力手段は、第1のカウンタのカウント値と前記しきい値とを比較して出力レベルを変化させる第1の比較回路と、第2のカウンタのカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させる第2の比較回路と、第1の比較回路の出力信号と第2の比較回路の出力信号との論理和信号及び/又は論理積信号を生成する論理和素子及び/又は論理積素子と、デューティ設定信号から決定される出力選択信号に応答して、第1の比較回路の出力信号と第2の比較回路の出力信号と論理和信号及び/又は論理積信号のいずれかを選択して出力する選択手段と、を備える。このとき所望のPWM信号の論理“H”時間がM+(1/2)クロック周期の場合(Mは自然数)、PWM制御手段は、しきい値をMに設定し、出力選択信号として論理和信号及び/又は論理積信号を選択する信号を設定する。また、所望のPWM信号の論理“H”時間がMクロック周期の場合(Mは自然数)、PWM制御手段は、しきい値をMに設定し、出力選択信号として第1の比較回路の出力信号と前記第2の出力信号を交互に選択する信号を設定する。
さらに、所望のPWM信号の周期がNクロック周期の場合(Nは自然数)、PWM制御手段は、第1及び第2のカウンタの動作期間を共に(N−1)クロック周期としてリセットする。このとき、所望のPWM信号の論理“H”時間がM+(1/2)クロック周期の場合(Mは自然数)には、PWM制御手段は、しきい値をMに設定し、出力選択信号として論理和信号及び/又は前記論理積信号を選択する信号を設定する。また、所望のPWM信号の論理“H”時間がMクロック周期の場合(Mは自然数)には、PWM制御手段は、しきい値をMに設定し、出力選択信号として第1の比較回路の出力信号と第2の出力信号の一方を選択する信号を設定する。
さらに、本発明は、上述のPWM信号生成回路を備えた電源装置をも提供する。即ち、本発明による電源装置は、電源ライン間で電力を変換する電源装置であって、複数の電源ラインに接続され、センサとスイッチング素子とを備えた電源回路と、クロック信号を発生するクロック信号発生手段と、センサに接続され、スイッチング素子のデューティを決定する制御手段と、制御手段とスイッチング素子とに接続されたPWM生成回路と、を備え、PWM信号生成回路は、PWM信号のデューティを制御して所望のPWM信号を生成するPWM信号生成回路であって、クロック信号に基づいてクロック数をカウントするカウンタ手段と、カウンタ手段のカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させ、所望のPWM信号を出力するPWM信号出力手段と、生成すべき所望のPWM信号から定まるデューティ設定信号に基づいてPWM信号の周期としきい値とを変化させて、PWM信号出力手段が出力するPWM信号のデューティを制御するPWM制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、別の態様の電源装置は、電源ライン間で電力を変換する電源装置であって、複数の電源ラインに接続され、センサとスイッチング素子とを備えた電源回路と、クロック信号を発生するクロック信号発生手段と、センサとスイッチング素子とに接続され、スイッチング素子のデューティを決定する制御手段と、を備え、制御手段は、PWM信号のデューティを制御して所望のPWM信号を生成するPWM信号生成回路を有し、PWM信号生成回路は、クロック信号に基づいてクロック数をカウントするカウンタ手段と、カウンタ手段のカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させ、所望のPWM信号を出力するPWM信号出力手段と、生成すべき所望のPWM信号から定まるデューティ設定信号に基づいてPWM信号の周期としきい値とを変化させて、PWM信号出力手段が出力するPWM信号のデューティを制御するPWM制御手段と、を備えることを特徴とする。なお、制御手段は、PWM信号生成回路を備えたマイクロプロセッサまたはプログラマブルロジックデバイスで構成することも可能である。
さらなる本発明の特徴は、以下本発明を実施するための最良の形態および添付図面によって明らかになるものである。
本発明のPWM信号生成回路によれば、PWM信号の分解能を向上させつつクロック周波数を低下させることができる。また、そのPWM信号生成回路を電源装置に用いれば、コストや消費電力を低減した電源装置を提供することができる。
本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則として繰り返さない。また、クロック信号のデューティは50%として説明する。
<PWM信号生成回路の構成>
図1は、本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1の構成を示す図である。このPWM信号生成回路1は、カウンタ11、12と、比較回路21、22と、マルチプレクサ20とを備え、これらはPWM制御手段10によって制御される。その他の回路要素として、非反転素子31と、反転素子32と、論理和素子33とを備えている。
このPWM信号生成回路1は、クロック信号とデューティ設定信号に基づいて、PWM信号を生成する。
非反転素子31と反転素子32にはそれぞれクロック信号が入力され、それぞれ非反転クロック信号と反転クロック信号とを出力する。非反転クロック信号と反転クロック信号は、それぞれカウンタ11とカウンタ12に入力され、それぞれ立上り回数をカウントされる。したがって、カウンタ11はクロック信号の立上り回数をカウントし、カウンタ12はクロック信号の立下り回数をカウントする。これらのカウンタ11、12には、それぞれPWM制御手段10が出力するリセット1、2信号が供給されており、PWM制御手段10はカウンタ11、12のカウント値を個別にリセットすることができる。
カウンタ11、12のカウント値は、それぞれ比較回路21、22に入力される。比較回路21、22にはPWM制御手段10が出力したしきい値が入力されており、比較回路21はカウンタ11のカウント値としきい値とを比較してPWM1信号を出力し、比較回路22はカウンタ12のカウント値としきい値とを比較してPWM2信号を出力する。論理和素子33は、PWM1信号とPWM2信号を入力として受け取り、PWM1信号とPWM2信号の論理和であるPWM3信号を出力する。
マルチプレクサ20には、PWM1、2、3信号と、PWM制御手段10が出力した出力選択信号が入力される。マルチプレクサ20は、出力選択信号に基づいてPWM1、2、3信号から1つの信号を選択して出力する。このマルチプレクサ20の出力信号が、PWM信号生成回路1の出力するPWM信号となる。
PWM制御手段10には、デューティ設定信号と、非反転クロック信号と、反転クロック信号と、カウンタ11のカウント値と、カウンタ12のカウント値とが入力される。PWM制御手段10は、これらの入力信号に基づいて、カウンタ11、12をリセットするリセット1、2信号と、比較回路21、22に入力されるしきい値と、マルチプレクサ20に入力される出力選択信号を出力する。
<PWM信号生成回路の動作>
図3および図4は、本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1の動作例を説明する波形図である。以下の説明からも分かるように、例えば図3及び4に示される方法を採用すれば、PWM信号におけるON時間も周期も0.5クロック周期ずつ操作することができる。これにより、図5に示すようなPWM信号のデューティを細かく変化させることができるので、PWM信号の分解能を向上させることができるのである。
(回路動作例1)
図3を参照しながら本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1の動作例1を詳細に説明する。
図3では、カウンタ11、12をアップカウンタとし、比較回路21、22はそれぞれカウンタ11、12のカウント値よりもしきい値の方が大きいときに論理“H”を出力するものとする。なお、ここでしきい値は2としている。しきい値、リセット信号1及び2、出力選択信号は、デューティ設定信号によって決まるが、決定方法については後述する。また、カウンタ11はクロック信号の立上りで、カウンタ12はクロック信号の立下りで、どちらも1ずつカウントアップしていくカウンタである。
カウンタ11は、そのカウント値が4に達するとPWM制御手段10から入力したリセット1信号により、次のクロック信号の立上りでカウント値が0にリセットされる。次のクロック信号の立上りからは再び1ずつカウントアップしていくが、次はカウント値が3に達するとPWM制御手段10はリセット1信号を送り、次のクロック信号の立上りでカウント値が0にリセットされる。次のクロック信号の立上りからは再び1ずつカウントアップしていく。カウンタ11は、この動作を繰り返す。すなわち、4までカウントしてリセットされる動作と、3までカウントしてリセットされる動作とを交互に繰り返す。
カウンタ12の動作は、カウンタ11と同様に、4までカウントしてリセットされる動作と、3までカウントしてリセットされる動作とを交互に繰り返す。ただし、カウンタ12のカウントアップ動作やリセット動作は、クロック信号の立下りに基づく。
また、カウンタ11とカウンタ12がリセットされるタイミングには、次のような規則がある。カウンタ11が3までカウントしてリセットされた直後のクロック信号の立下りで、カウンタ12のカウント値が4の状態でリセットされる。同様に、カウンタ12が3までカウントしてリセットされた直後のクロック信号の立上りで、カウンタ11のカウント値が4の状態でリセットされる。また、カウンタ11はクロック信号の立ち上がりでリセットし、カウンタ12はクロック信号の立ち下りでリセットしているので、たとえ両者のリセット周期が同じであってもリセットのタイミングは0.5クロック周期分ずれることになるのである。従って、PWM信号の論理“H”時間や論理“L”時間、PWM信号の周期を2.5クロック周期や4.5クロック周期等のように少数で実現することができる。
比較回路21は、カウンタ11のカウント値としきい値とを比較し、カウンタ11のカウント値よりもしきい値の方が大きいときに論理“H”を出力し、カウンタ11のカウント値よりもしきい値の方が小さいか同じときに論理“L”を出力する。比較回路21の出力信号をPWM1信号とする。
比較回路22は、比較回路21と同様に、カウンタ12のカウント値としきい値とを比較し、カウンタ12のカウント値よりもしきい値の方が大きいときに論理“H”を出力し、カウンタ12のカウント値よりもしきい値の方が小さいか同じときに論理“L”を出力する。そして、比較回路22の出力信号をPWM2信号とする。
論理和素子33は、PWM1信号とPWM2信号を入力し、PWM1信号とPWM2信号の論理和であるPWM3信号を出力する。
マルチプレクサ20には、PWM1、2、3信号と、PWM制御手段10が出力した出力選択信号が入力される。マルチプレクサ20は、出力選択信号に基づいてPWM1、2、3信号から1つの信号を選択して出力する。このマルチプレクサ20の出力信号が、PWM信号生成回路1の出力するPWM信号となる。
ここで、PWM3信号を選択すれば、PWM信号生成回路1の出力するPWM信号の論理“H”時間は2.5クロック周期となる。また、PWM1信号のパルスとPWM2信号のパルスを交互に選択すれば、図3にPWM4と表記した波形のようになり、PWM信号生成回路1の出力するPWM信号の論理“H”時間は2クロック周期となる。なお、PWM3信号とPWM4信号の周期は、どちらも4.5クロック周期であり、PWM信号生成回路1の出力するPWM信号の周期は4.5クロック周期となる。このように、PWM3信号又はPWM4信号を選択すればクロック周波数はそのままでPWM信号の分解能を向上させることができる。
(回路動作例2)
以下、図4を参照しながら本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1の動作例2を詳細に説明する。
図4では、カウンタ11、12をアップカウンタとし、また、比較回路21、22はそれぞれカウンタ11、12のカウント値よりもしきい値の方が大きいときに論理“H”を出力する。なお、動作例2でも動作例1と同様、しきい値は2である。また、動作例1同様、カウンタ11はクロック信号の立上りで、カウンタ12はクロック信号の立下りで、どちらも1ずつカウントアップしていく。
カウンタ11は、そのカウント値が4に達するとPWM制御手段10から入力したリセット1信号により、次のクロック信号の立上りでカウント値が0にリセットされ、次のクロック信号の立上りからは再び1ずつカウントアップしていく。カウンタ11は、この動作を繰り返す。すなわち、4までカウントしてリセットされる動作を繰り返す。
カウンタ12の動作は、カウンタ11と同様に、4までカウントしてリセットされる動作を繰り返す。ただし、カウンタ12のカウントアップ動作やリセット動作は、クロック信号の立下りに基づいている。
また、カウンタ11とカウンタ12がリセットされるタイミングには、カウンタ11がリセットされた直後のクロック信号の立下りでカウンタ12がリセットされるという規則性がある。
比較回路21、22と、論理和素子33と、マルチプレクサ20の動作は、前述のPWM信号生成回路1の動作1と同様であり、詳細な説明の記述は省略する。
マルチプレクサ20の出力信号としてPWM3信号を選択すれば、PWM信号生成回路1の出力するPWM信号の論理“H”時間は2.5クロック周期となる。また、PWM1信号またはPWM2信号を選択すれば、PWM信号生成回路1の出力するPWM信号の論理“H”時間は2クロック周期となる。なお、PWM1、2、3信号のいずれを選択しても、PWM信号生成回路1の出力するPWM信号の周期は5クロック周期となる。
次に、動作例1と動作例2とに共通する動作について説明する。PWM制御手段10は、入力されたデューティ設定信号と、非反転クロック信号と、反転クロック信号と、カウンタ11のカウント値と、カウンタ12のカウント値に基づいて、カウンタ11、12をリセットするリセット1、2信号と、比較回路21、22に入力されるしきい値と、マルチプレクサ20に入力される出力選択信号とを適切に出力することで、PWM信号生成回路1が出力するPWM信号のデューティと周期とを制御する。具体的には、しきい値と、カウンタをリセットするときのカウント値とを変え、動作例1と動作例2とを切り替えることで、PWM信号生成回路1が出力するPWM信号のデューティと周期とを変化させることができる。
なお、しきい値と、カウンタをリセットするときのカウント値とが、図3および図4と異なる場合の動作については、前述の動作説明から類推できるため、説明の記述は省略する。
このように、本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1は、出力するPWM信号の、周期と論理“H”時間の両方を、クロック周期の1/2の時間間隔で任意に変化させることができる。ただし、クロック周期の1/2の時間間隔で変化させるための前提として、クロック信号の論理“H”時間と論理“L”時間が等しい、言い換えればクロック信号のデューティが50%である必要があることに注意されたい。
なお、前述の動作例の説明では、カウンタ11とカウンタ12のリセットタイミングを規定したが、前述の動作例と異なったリセットタイミングでも動作させることはできる。
また、前述の動作例の説明において、カウンタ11とカウンタ12のリセットについて説明したが、前述の説明におけるリセット動作は、任意の初期値を設定する動作としてもよい。
論理和素子33を論理積素子に変更しても前述の動作例の説明と同様の効果を得ることができる。また、マルチプレクサ20の出力が論理“H”の期間に、出力選択信号をPWM1信号の選択とPWM2信号の選択とを切り替えることで、論理和素子33を省略し、PWM3信号を省略することもできる。
なお、図1に示した本発明のPWM信号生成回路1を簡易化し、図2に示す構成とすることもできる。図2において、マルチプレクサ30は、比較回路にてしきい値と比較するカウント値として、カウンタ11のカウント値とカウンタ12のカウント値とを切り替える。PWM制御手段10が、マルチプレクサ30の出力選択信号を適切なタイミングで出力することで、図1に示したPWM信号生成回路1と同様に、図2に示すPWM信号生成回路1が出力するPWM信号の、周期と論理“H”時間の両方を、クロック周期の1/2の時間間隔で任意に変化させることができ(クロック信号の前提条件としては前述の通り)、図1における比較回路21、22のいずれか一方と、論理和素子33とを省略することができる。
<PWM制御手段10の動作>
上述したように、PWM制御手段10には、デューティ設定信号と、非反転クロック信号と、反転クロック信号と、カウンタ11のカウント値と、カウンタ12のカウント値とが入力される。PWM制御手段10は、これらの入力信号に基づいて、カウンタ11、12をリセットするリセット1、2信号と、比較回路21、22に入力されるしきい値と、マルチプレクサ20に入力される出力選択信号を出力する。以下、このPWM制御手段10の動作について詳細に説明する。
デューティ設定信号は、本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1が出力するPWM信号のデューティを決定するために必要な情報を含む。以下、デューティ設定信号は、PWM信号生成回路1が出力するPWM信号の周期および論理“H”時間の情報を含み、その分解能を1/2クロック周期として説明する。
PWM制御手段10は、入力したPWM信号の周期および論理“H”時間(所望のPWM信号の条件)から、次のようにしてリセット1、2信号と、しきい値と、出力選択信号を以下のように決定する。ただし、NおよびMは自然数とする。また、リセット1、2信号を出力するときのカウンタ11、12のカウント値、すなわちカウンタ11、12がリセットされる直前のカウント値を、それぞれカウンタ11、12のリセット値と呼ぶ。
(1)まず、PWM周期=N+(1/2)クロック周期(回路動作例1)の場合、カウンタ11、12のリセット値は、Nと(N−1)とが交互に繰り返すように設定される。
(i)PWM論理“H”時間=M+(1/2)クロック周期の場合
しきい値はMとされる。そして、出力選択信号としては、PWM3信号を選択する信号がPWM制御手段10から出力される。
(ii)PWM論理“H”時間=Mクロック周期の場合
しきい値はMとされる。出力選択信号としては、PWM1信号とPWM2信号とを交互に選択する信号がPWM制御手段10から出力される。
(2)また、PWM周期=Nクロック周期(回路動作例2)の場合、カウンタ11、12のリセット値は、共に(N−1)となるように設定される。
(i)PWM論理“H”時間=M+(1/2)クロック周期の場合
しきい値はMとされる。出力選択信号としては、PWM3信号を選択する信号がPWM制御手段10から出力される。
(ii)PWM論理“H”時間=Mクロック周期の場合
しきい値はMとされる。出力選択信号としては、PWM1信号とPWM2信号との一方を選択する信号がPWM制御手段10から出力される。
以上のように、所望のPWM信号の周期と論理“H”時間を決定することにより、上記(1)(i)&(ii)及び(2)(i)&(ii)のどの場合かが決定される。そして、それに基づいてPWM制御手段10が(1)(i)&(ii)及び(2)(i)&(ii)の対応する動作を実行することにより、PWM信号生成回路1は、出力するPWM信号の周期と論理“H”時間の両方を、クロック周期の1/2の時間間隔で任意に変化させることができるのである(クロック信号の前提条件としては前述の通り)。
<PWM信号生成回路1の効果:技術的意義>
次に、本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1が出力するPWM信号の、周期と論理“H”時間の両方を、適切に制御した場合の効果(技術的意義)を図5乃至図8を用いて説明する。
(1)図5は本実施形態によるPWM信号生成回路1が、図6は従来から用いられているPWM信号生成回路が、それぞれ出力するPWM信号のデューティを50%から53%へ徐々に変化させた場合の、PWM信号の、周期と、論理“H”時間と、論理“L”時間と、デューティと、デューティ変化量とを示している。
図6から明らかなように、従来のPWM信号生成回路が出力するPWM信号のデューティ変化量は、単位を[クロック周期]としたPWM信号の周期の逆数で与えられることが分かる。一方、図5から明らかなように、本実施形態によるPWM信号生成回路1が出力するPWM信号のデューティ変化量は、単位を[クロック周期]としたPWM信号の周期の逆数よりも小さい。
したがって、図5と図6とを比較することで明らかなように、本実施形態によるPWM信号生成回路1は、出力するPWM信号のデューティを、従来のPWM信号生成回路よりも細かく制御することができることが分かる。
また、図5および図6から、PWM信号生成回路が出力するPWM信号の単位を[クロック周期]とした周期を長くすれば、PWM信号のデューティを細かく制御することができることが分かる。しかし、単位を例えば[秒]とした実際のPWM信号の周期は、用途による制限を受け、あまり長くできない場合が多い。例えば、PWM信号をスイッチング指令とした電源装置では、PWM信号の周期を長くすると、PWM信号の周波数が低下するため、電源装置のスイッチング周波数が低下し、電圧や電流を平滑するためのコイルやコンデンサを大きくする必要があり、電源装置が大きくなってしまう。したがって、従来のPWM信号生成回路が出力するPWM信号のデューティを細かく制御するためには、クロック信号の周期を短くする、すなわちクロック信号の周波数を上げる必要があり、消費電力増加やコストアップの要因になっていた。
しかし、図5からも明らかなように、本実施形態によるPWM信号生成回路1によれば、クロック信号の周波数を上げずに、かつ出力するPWM信号の周期を長くすること無く、出力するPWM信号のデューティを、従来のPWM信号生成回路よりも細かく制御することができる。
(2)図7および図8は、本実施形態によるPWM信号生成回路1が出力するPWM信号のデューティを0%から100%へ徐々に変化させた場合の、PWM信号の周期、論理“H”時間、論理“L”時間、デューティ、及びデューティ変化量を抜粋して示している。
本実施形態によるPWM信号生成回路1は、上述したように、出力するPWM信号の周期と論理“H”時間の両方をクロック周期の1/2の時間間隔で任意に変化させることができる(クロック信号の前提条件としては前述の通り)。図7および図8から明らかなように、出力するPWM信号の周期と論理“H”時間の両方を適切に制御すれば、広いデューティ範囲において、デューティを高い分解能で制御することができ、また、デューティが0%や100%に近いほど、さらに高い分解能で制御することができる。
既に説明したとおり、図6に示した従来のPWM信号生成回路が出力するPWM信号のデューティ変化量は、単位を[クロック周期]としたPWM信号の周期の逆数で与えられる。これに対し、図5、図7及び図8に示した本実施形態によるPWM信号生成回路1が出力するPWM信号のデューティ変化量は、単位を[クロック周期]としたPWM信号の周期の逆数と比較して、半分よりもさらに小さくすることができる。例えば、図7を見ると、従来のPWM信号生成回路(図6参照)に比べて、PWM信号に1/20(0.05/1)の分解能を持たせることができると理解される。
したがって、本実施形態のPWM信号生成回路1は、出力するPWM信号のデューティの分解能を、広いデューティ範囲で、1ビットよりもさらに向上することができる。特に、デューティが20%程度以下の場合や80%程度以上の場合のデューティ変化量は、単位を[クロック周期]としたPWM信号の周期の逆数と比較して、1/8(=1/2)よりもさらに小さくすることができる。よって、本実施形態のPWM信号生成回路1は、出力するPWM信号のデューティの分解能を、デューティが20%程度以下または80%程度以上のデューティ範囲では、3ビットよりもさらに向上することができる。
<PWM信号生成回路1の適用例>
続いて、以上で説明したPWM信号生成回路を備えた電源装置について説明する。
図9および図10は、本発明によるPWM信号生成回路を備えた電源装置の概略構成を示す図である。
図9において、複数の電源ライン間に接続され、電源ライン間で電力を変換する電源回路52は、電圧や電流を計測するセンサ55、56と、電力を変換するためにオンとオフとを繰り返すスイッチング素子54とを有する。クロック信号発生手段53が発生したクロック信号は、制御手段51および本発明によるPWM信号生成回路50に供給される。
制御手段51は、センサ55、56が出力したセンサ信号を受け取り、本発明による電源装置が適切に電力を変換するために、適切なデューティ設定信号をPWM信号生成回路50に供給する。PWM信号生成回路50は、入力したデューティ設定信号およびクロック信号に基づいて生成したPWM信号をスイッチング素子54へ供給する。スイッチング素子54は、PWM信号に基づいてオンとオフとを繰り返し、電源回路52は複数の電源ライン間で電力を変換する。
なお、PWM信号生成回路50を、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)などのPLD(プログラマブル・ロジック・デバイス)を用いて構成することもできる。
図10において、図9と同様に複数の電源ライン間に接続され、電源ライン間で電力を変換する電源回路62は、電圧や電流を計測するセンサ65、66と、電力を変換するためにオンとオフとを繰り返すスイッチング素子64とを有する。クロック信号発生手段63が発生したクロック信号は、DSP61に供給される。ここで、DSPとは、デジタル・シグナル・プロセッサの略称である。DSP61は、本発明によるPWM信号生成回路60を搭載している。
DSP61は、センサ65、66が出力したセンサ信号を受け取り、本発明による電源装置が適切に電力を変換するために、PWM信号生成回路60を用いて、適切なデューティのPWM信号をスイッチング素子64へ供給する。スイッチング素子64は、PWM信号に基づいてオンとオフとを繰り返し、電源回路62は複数の電源ライン間で電力を変換する。
なお、DSP61は、DSP以外のマイクロプロセッサや、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)などのPLD(プログラマブル・ロジック・デバイス)を用いることもできる。
図9および図10に示した電源装置は、本実施形態によるPWM信号生成回路1(図9では“50”、図10では“60”で表されている)を有することで、クロック信号の周波数を上げることなく、かつスイッチング周波数を低下させることなく、広い出力電力範囲において出力電力を細かく制御することができる。
なお、図1および図2に示した本実施形態によるPWM信号生成回路1は、クロック非同期の遅延回路と併用することにより、出力するPWM信号のデューティを、さらに細かく制御することもできる。例えば、非反転素子31及び/又は反転素子32を、遅延時間を制御できるクロック非同期の遅延回路で構成し、非反転クロック信号と反転クロック信号との位相差を制御すれば、PWM信号生成回路が出力するPWM信号の論理“H”時間を1/2クロック周期よりもさらに細かく制御することができることは、図3および図4に示した波形図から明らかである。
<まとめ>
本実施形態によるPWM信号生成回路は、PWM信号のデューティを制御して所望のPWM信号を生成する回路であり、クロック信号に基づいてクロック数をカウントするカウンタ手段と、カウンタ手段のカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させ、所望のPWM信号を出力するPWM信号出力手段と、生成すべき所望のPWM信号から定まるデューティ設定信号に基づいてPWM信号の周期としきい値とを変化させて、PWM信号出力手段が出力するPWM信号のデューティを制御するPWM制御手段と、を備える。上記カウンタ手段は、クロック信号の立上りに基づいてカウントする第1のカウンタと、クロック信号の立下りに基づいてカウントする第2のカウンタとで構成される。また、デューティ設定信号は、所望のPWM信号の周期及び論理“H”時間から定められる。このようにすることにより、クロック周波数を上げず、かつクロック非同期の遅延回路を用いずに、PWM信号の分解能をデューティ50%付近において1ビット程度よりもさらに向上させることができる。
また、PWM制御手段は、PWM信号の周期及び/又はしきい値(PWM信号の論理“H”時間)を、クロック信号の論理“H”時間及び/又はクロック信号の論理“L”時間分ずつ変化させる。これにより生成されるPWM信号の分解能が細かく設定することができる。
PWM信号出力手段の実現態様として、デューティ設定信号から決定される出力選択信号に応答して第1のカウンタのカウント値と第2のカウンタのカウント値のいずれかを選択する選択手段と、しきい値と選択されたカウント値とを比較する比較回路とを備えるようにする。或いは、第1のカウンタのカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させる第1の比較回路と、第2のカウンタのカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させる第2の比較回路と、を備えるようにしてもよい。このように、PWM信号を出力する手段の態様としては少なくとも2つ考えられる。従って、PWM信号出力手段の構成は特定の1つに限定されるものではないが、実施形態で示した図1及び2の構成を用いれば、簡単な構成でPWM信号出力手段を実現することができる。
実施形態で述べたように、PWM制御手段は、デューティ設定信号から決定されるカウンタリセット信号に応答して、第1及び第2のカウンタをリセットし、初期値に設定する。これによってPWM信号の論理“H”時間を設定することができる。リセットの態様として、本実施形態では、第1及び第2のカウンタの動作期間を交互に変更してリセットしたり、第1のカウンタをクロック信号の立ち上がりでリセットした直後のクロック信号の立下りで第2のカウンタをリセットするようにしたり、第2のカウンタをクロック信号の立下りでリセットした直後のクロック信号の立上りで第1のカウンタをリセットするようにしたりすることができる。また、第1のカウンタをクロック信号の立上りでリセットした直後のクロック信号の立下りで第2のカウンタをリセットし、第2のカウンタのリセット直後のクロック信号の立上りで第1のカウンタをリセットする動作を繰り返すようにしてもよい。これにより様々なPWM信号の論理“H”時間の設定に対応することができるようになる。
より詳しく、かつ一般的に表現すると、所望のPWM信号の周期がN+(1/2)クロック周期の場合(Nは自然数)、PWM制御手段は、第1及び第2のカウンタの動作期間(ここでは、カウンタの初期値“0”を示さない期間を動作期間と定義する)をNと(N−1)クロック周期で交互に繰り返してリセットする。そして、所望のPWM信号の論理“H”時間がM+(1/2)クロック周期の場合(Mは自然数)、PWM制御手段は、しきい値をMに設定し、出力選択信号として論理和信号及び/又は論理積信号(PWM信号3)を選択する信号を設定する。また、所望のPWM信号の論理“H”時間がMクロック周期の場合(Mは自然数)、PWM制御手段は、しきい値をMに設定し、出力選択信号として第1の比較回路の出力信号(PWM信号1)と第2の比較回路の出力信号(PWM信号2)を交互に選択する信号を設定する。
また、所望のPWM信号の周期がNクロック周期の場合(Nは自然数)、PWM制御手段は、第1及び第2のカウンタの動作期間(ここでは、カウンタの初期値“0”を示さない期間を動作期間と定義する)を共に(N−1)クロック周期としてリセットする。そして、所望のPWM信号の論理“H”時間がM+(1/2)クロック周期の場合(Mは自然数)、PWM制御手段は、しきい値をMに設定し、出力選択信号として論理和信号及び/又は論理積信号(PWM信号3)を選択する信号を設定する。所望のPWM信号の論理“H”時間がMクロック周期の場合(Mは自然数)、PWM制御手段は、しきい値をMに設定し、出力選択信号として第1の比較回路の出力信号(PWM信号1)と前記第2の比較回路の出力信号(PWM信号2)の一方を選択する信号を設定する。
以上のように構成することにより、本実施形態のPWM生成回路によれば、クロック周波数を上げずに、かつクロック非同期の遅延回路を用いずに、PWM信号の分解能をデューティ50%付近において1ビット程度よりもさらに向上させることができる。また、PWM信号の分解能を広いデューティ範囲において向上させることできる。
また、以上のようなPWM信号生成回路を備えた電源装置を実現することにより、広い出力電力範囲において出力電力を細かく制御した電源装置を提供することができる。また、PWM信号の分解能を向上させつつクロック周波数を低下させることができるので、コストや消費電力を低減した電源装置を提供することができる。
本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1の構成を示す図である。 本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1を簡易化した構成を示した図である。 本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1の動作例1を説明するための波形図である。 本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1の動作例2を説明するための波形図である。 本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1が出力するPWM信号のデューティを50%〜53%の範囲で変化させたときに得られるデューティの値を示す図である。 従来のPWM信号生成回路が出力するPWM信号のデューティを50%〜53%の範囲で変化させたときに得られるデューティの値を示す図である。 本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1が出力するPWM信号のデューティを0%〜100%の範囲で変化させたときに得られるデューティの値の抜粋を示す図である。 本発明の実施形態によるPWM信号生成回路1が出力するPWM信号のデューティを0%〜100%の範囲で変化させたときに得られる別のデューティの値の抜粋を示す図である。 本発明による電源装置の概略構成を示す図である。 本発明による別の電源装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
1…PWM信号生成回路、20、30…マルチプレクサ、10…PWM制御手段、11、12…カウンタ、21、22…比較回路、31…非反転素子、32…反転素子、33…論理和素子、50、60…PWM信号生成回路、51…制御手段、61…DSP、52、62…電源回路、53、63…クロック信号発生手段、54、64…スイッチング素子、55、56、65、66…センサ。

Claims (22)

  1. PWM信号のデューティを制御して所望のPWM信号を生成するPWM信号生成回路であって、
    クロック信号に基づいてクロック数をカウントするカウンタ手段と、
    前記カウンタ手段のカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させ、前記所望のPWM信号を出力するPWM信号出力手段と、
    前記生成すべき所望のPWM信号から定まるデューティ設定信号に基づいて前記PWM信号の周期と前記しきい値とを変化させて、前記PWM信号出力手段が出力するPWM信号のデューティを制御するPWM制御手段と、
    を備えることを特徴とするPWM信号生成回路。
  2. 前記デューティ設定信号は、前記所望のPWM信号の周期及び論理“H”時間から定められることを特徴とする請求項1に記載のPWM信号生成回路。
  3. 前記PWM制御手段は、前記PWM信号の周期及び/又は論理“H”時間を、前記クロック信号の論理“H”時間及び/又はクロック信号の論理“L”時間分ずつ変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載のPWM信号生成回路。
  4. 前記カウンタ手段は、前記クロック信号の立上りに基づいてカウントする第1のカウンタと、前記クロック信号の立下りに基づいてカウントする第2のカウンタとを備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のPWM信号生成回路。
  5. 前記PWM信号出力手段は、前記デューティ設定信号から決定される出力選択信号に応答して前記第1のカウンタのカウント値と前記第2のカウンタのカウント値のいずれかを選択する選択手段と、前記しきい値と前記選択されたカウント値とを比較する比較回路とを備えることを特徴とする請求項4に記載のPWM信号生成回路。
  6. 前記PWM信号出力手段は、前記第1のカウンタのカウント値と前記しきい値とを比較して出力レベルを変化させる第1の比較回路と、前記第2のカウンタのカウント値と前記しきい値とを比較して出力レベルを変化させる第2の比較回路と、を備えることを特徴とする請求項4に記載のPWM信号生成回路。
  7. 前記PWM信号出力手段は、さらに、前記デューティ設定信号から決定される出力選択信号に応答して前記第1の比較回路の出力信号と前記第2の比較回路の出力信号のいずれかを選択して出力する選択手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載のPWM信号生成回路。
  8. 前記PWM信号出力手段は、
    さらに、前記第1の比較回路の出力信号と前記第2の比較回路の出力信号との論理和信号及び/又は論理積信号を生成する論理和素子及び/又は論理積素子と、
    前記デューティ設定信号から決定される出力選択信号に応答して、前記第1の比較回路の出力信号と前記第2の比較回路の出力信号と前記論理和信号及び/又は前記論理積信号のいずれかを選択して出力する選択手段を備えることを特徴とする請求項6に記載のPWM信号生成回路。
  9. 前記PWM制御手段は、前記デューティ設定信号から決定されるカウンタリセット信号に応答して、前記第1及び第2のカウンタをリセットし、初期値に設定することを特徴とする請求項4に記載のPWM信号生成回路。
  10. 前記PWM制御手段は、前記第1及び第2のカウンタの初期値を示さない期間である動作期間を交互に変更してリセットすることを特徴とする請求項9に記載のPWM信号生成回路。
  11. 前記PWM制御手段は、前記第1のカウンタを前記クロック信号の立上りでリセットした直後の前記クロック信号の立下りで前記第2のカウンタをリセットするようにしたことを特徴とする請求項9に記載のPWM信号生成回路。
  12. 前記PWM制御手段は、前記第2のカウンタを前記クロック信号の立下りでリセットした直後の前記クロック信号の立上りで前記第1のカウンタをリセットするようにしたことを特徴とする請求項9に記載のPWM信号生成回路。
  13. 前記PWM制御手段は、前記第1のカウンタを前記クロック信号の立上りでリセットした直後の前記クロック信号の立下りで前記第2のカウンタをリセットし、前記第2のカウンタのリセット直後の前記クロック信号の立上りで前記第1のカウンタをリセットする動作を繰り返すことを特徴とする請求項9に記載のPWM信号生成回路。
  14. 前記所望のPWM信号の周期がN+(1/2)クロック周期の場合(Nは自然数)、前記PWM制御手段は、前記第1及び第2のカウンタの動作期間をNと(N−1)クロック周期で交互に繰り返してリセットすることを特徴とする請求項10に記載のPWM信号生成回路。
  15. 前記PWM信号出力手段は、
    前記第1のカウンタのカウント値と前記しきい値とを比較して出力レベルを変化させる第1の比較回路と、
    前記第2のカウンタのカウント値と前記しきい値とを比較して出力レベルを変化させる第2の比較回路と、
    前記第1の比較回路の出力信号と前記第2の比較回路の出力信号との論理和信号及び/又は論理積信号を生成する論理和素子及び/又は論理積素子と、
    前記デューティ設定信号から決定される出力選択信号に応答して、前記第1の比較回路の出力信号と前記第2の比較回路の出力信号と前記論理和信号及び/又は前記論理積信号のいずれかを選択して出力する選択手段と、を備え、
    前記所望のPWM信号の論理“H”時間がM+(1/2)クロック周期の場合(Mは自然数)、前記PWM制御手段は、前記しきい値をMに設定し、前記出力選択信号として前記論理和信号及び/又は前記論理積信号を選択する信号を設定することを特徴とする請求項14に記載のPWM信号生成回路。
  16. 前記PWM信号出力手段は、
    前記第1のカウンタのカウント値と前記しきい値とを比較して出力レベルを変化させる第1の比較回路と、
    前記第2のカウンタのカウント値と前記しきい値とを比較して出力レベルを変化させる第2の比較回路と、
    前記デューティ設定信号から決定される出力選択信号に応答して前記第1の比較回路の出力信号と前記第2の比較回路の出力信号のいずれかを選択して出力する選択手段と、を備え、
    前記所望のPWM信号の論理“H”時間がMクロック周期の場合(Mは自然数)、前記PWM制御手段は、前記しきい値をMに設定し、出力選択信号として前記第1の比較回路の出力信号と前記第2の比較回路の出力信号を交互に選択する信号を設定することを特徴とする請求項14に記載のPWM生成回路。
  17. 前記所望のPWM信号の周期がNクロック周期の場合(Nは自然数)、前記PWM制御手段は、前記第1及び第2のカウンタの初期値を示さない期間である動作期間を共に(N−1)クロック周期としてリセットすることを特徴とする請求項9に記載のPWM信号生成回路。
  18. 前記PWM信号出力手段は、
    前記第1のカウンタのカウント値と前記しきい値とを比較して出力レベルを変化させる第1の比較回路と、
    前記第2のカウンタのカウント値と前記しきい値とを比較して出力レベルを変化させる第2の比較回路と、
    前記第1の比較回路の出力信号と前記第2の比較回路の出力信号との論理和信号及び/又は論理積信号を生成する論理和素子及び/又は論理積素子と、
    前記デューティ設定信号から決定される出力選択信号に応答して、前記第1の比較回路の出力信号と前記第2の比較回路の出力信号と前記論理和信号及び/又は前記論理積信号のいずれかを選択して出力する選択手段と、を備え、
    前記所望のPWM信号の論理“H”時間がM+(1/2)クロック周期の場合(Mは自然数)、前記PWM制御手段は、前記しきい値をMに設定し、前記出力選択信号として前記論理和信号及び/又は前記論理積信号を選択する信号を設定することを特徴とする請求項17に記載のPWM信号生成回路。
  19. 前記PWM信号出力手段は、
    前記第1のカウンタのカウント値と前記しきい値とを比較して出力レベルを変化させる第1の比較回路と、
    前記第2のカウンタのカウント値と前記しきい値とを比較して出力レベルを変化させる第2の比較回路と、
    前記デューティ設定信号から決定される出力選択信号に応答して前記第1の比較回路の出力信号と前記第2の比較回路の出力信号のいずれかを選択して出力する選択手段と、を備え、
    前記所望のPWM信号の論理“H”時間がMクロック周期の場合(Mは自然数)、前記PWM制御手段は、前記しきい値をMに設定し、出力選択信号として前記第1の比較回路の出力信号と前記第2の出力信号の一方を選択する信号を設定することを特徴とする請求項17に記載のPWM生成回路。
  20. 電源ライン間で電力を変換する電源装置であって、
    複数の電源ラインに接続され、センサとスイッチング素子とを備えた電源回路と、
    クロック信号を発生するクロック信号発生手段と、
    前記センサに接続され、前記スイッチング素子のデューティを決定する制御手段と、
    前記制御手段と前記スイッチング素子とに接続されたPWM信号生成回路と、を備え、
    前記PWM信号生成回路は、PWM信号のデューティを制御して所望のPWM信号を生成するPWM信号生成回路であって、
    クロック信号に基づいてクロック数をカウントするカウンタ手段と、
    前記カウンタ手段のカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させ、前記所望のPWM信号を出力するPWM信号出力手段と、
    前記生成すべき所望のPWM信号から定まるデューティ設定信号に基づいて前記PWM信号の周期と前記しきい値とを変化させて、前記PWM信号出力手段が出力するPWM信号のデューティを制御するPWM制御手段と、を備えることを特徴とする電源装置。
  21. 電源ライン間で電力を変換する電源装置であって、
    複数の電源ラインに接続され、センサとスイッチング素子とを備えた電源回路と、
    クロック信号を発生するクロック信号発生手段と、
    前記センサと前記スイッチング素子とに接続され、前記スイッチング素子のデューティを決定する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、PWM信号のデューティを制御して所望のPWM信号を生成するPWM信号生成回路を有し、
    前記PWM信号生成回路は、
    クロック信号に基づいてクロック数をカウントするカウンタ手段と、
    前記カウンタ手段のカウント値としきい値とを比較して出力レベルを変化させ、前記所望のPWM信号を出力するPWM信号出力手段と、
    前記生成すべき所望のPWM信号から定まるデューティ設定信号に基づいて前記PWM信号の周期と前記しきい値とを変化させて、前記PWM信号出力手段が出力するPWM信号のデューティを制御するPWM制御手段と、を備えることを特徴とする電源装置。
  22. 前記制御手段は、前記PWM信号生成回路を備えたマイクロプロセッサまたはプログラマブルロジックデバイスで構成したことを特徴とする請求項21に記載の電源装置。
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