JP2003153526A - スイッチングレギュレータ回路 - Google Patents

スイッチングレギュレータ回路

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JP2003153526A
JP2003153526A JP2001340806A JP2001340806A JP2003153526A JP 2003153526 A JP2003153526 A JP 2003153526A JP 2001340806 A JP2001340806 A JP 2001340806A JP 2001340806 A JP2001340806 A JP 2001340806A JP 2003153526 A JP2003153526 A JP 2003153526A
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Haruo Kobayashi
春夫 小林
Takao Nano
隆夫 名野
Takayuki Daimon
孝幸 大門
Hiroshi Sadamura
宏 定村
Takayuki Shindo
崇之 進藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スイッチ・ノイズによる電磁輻射ノイズの影響
を減少させたスイッチング・レギュレータ電源回路を提
供する。 【解決手段】スイッチング・レギュレータ電源回路のス
イッチ・クロックの周波数を擬似ランダム変調する擬似
ランダム変調回路を導入することにより、スイッチ・ク
ロックに意図的に揺らぎ(ジッタ)を与えるようにし
た。擬似ランダム変調回路は、第1のクロックCLK1
を遅延するクロック遅延回路3と、第1のクロックCL
K1に応じて3ビットの擬似ランダム信号SEL0〜SE
L2を発生する擬似ランダム信号発生回路5と、擬似ラ
ンダム信号SEL0〜SEL2に応じて遅延クロックIn
0〜In7の中、何れかの遅延クロックを選択出力するマ
ルチプレクサ4とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチングレギ
ュレータ回路に関し、特にスイッチ・ノイズによる電磁
輻射ノイズの影響を減少させたスイッチングレギュレー
タ電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチング・レギュレータ電源回路
は、スイッチ(パワーMOSトランジスタ)、コイル、
コンデンサ、ダイオード及びスイッチのオン・オフを制
御する制御回路から構成され、高効率で入力電源より高
い電源電圧を出力するために(昇圧型)または低い電源
電圧を出力するため(降圧型)に広く用いられている。
【0003】図10に降圧型スイッチング・レギュレー
タ電源回路の原理・概念図を示す。図中、左側の入力端
子Inputから10Vのパルス高を有するクロックが入力
され、低域通過フィルタ10(Low Pass Filter)で平
均化されて出力端子Outputに出力させる。入力クロック
のデューティ(duty)が50%のときは出力は10Vの
半分の5Vに、デューティが25%のときは出力は10
Vの4分の1の2.5Vに、デューティが75%のとき
は出力は10Vの4分の3の7.5Vになる。ここで、
デューティ(duty)とは、クロック周期に対するクロッ
クが高レベル(high level)の時間の割合である。
【0004】図11に実際の降圧型スイッチング・レギ
ュレータ電源回路の回路図を示す。入力電源1によって
発生される入力電圧Vddは、スイッチ用MOSトランジ
スタ2を通して低域通過フィルタ10に供給される。ス
イッチ用MOSトランジスタ2は、ゲートに入力される
クロックClkによって、オン・オフが制御される。ま
た、低域通過フィルタ10は、インダクタンス11とコ
ンデンサ12によって構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スイッチング・レギュレータ電源回路は、スイッチング
・ノイズ発生時のノイズが大きく、しかもそのノイズ・
パワーが、スイッチ・クロック周波数(上記スイッチ用
MOSトランジスタ2に供給されるクロックClkの周波
数)及びその整数倍の周波数に集中していた。
【0006】そのため、電磁輻射ノイズ(EMI: Electro
magnetic Interference)が周辺回路へ影響し、誤動作
を引き起こすという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、スイ
ッチング・レギュレータ電源回路のスイッチ・クロック
の周波数を擬似ランダム変調する擬似ランダム変調回路
を導入することにより、スイッチ・クロックに意図的に
揺らぎ(ジッタ)を与えるようにした。すなわち、クロ
ック周期(周波数)とデューティにわずかだけ変動を加
え、スイッチ・ノイズの周波数成分が特定の周波数成分
(スイッチ・周波数及びその整数倍の周波数)に集中す
ることなく、広いスペクトラムに拡散させる。これによ
り、スイッチ・ノイズによる電磁輻射ノイズの影響を減
少させることが可能となる。
【0008】また、係る擬似ランダム変調回路は、第1
のクロックを遅延して複数の遅延クロックを出力するク
ロック遅延回路と、第1のクロックに応じて複数ビット
の擬似ランダム信号を発生する擬似ランダム信号発生回
路と、複数ビットの擬似ランダム信号に応じて複数の遅
延クロックの中、何れかの遅延クロックを選択出力する
選択回路と、から構成することができ、スイッチング・
レギュレータ電源回路の大幅な設計変更を伴うことなく
導入可能なものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の方式、
すなわち「クロック周波数の擬似ランダム変調(PRM: P
seudo RandomDigital Modulation)」を説明する概念図
である。例えば、入力電圧Vddから出力電圧Vout=5
Vを得る場合、従来、スイッチング・レギュレータ電源
回路の入力クロック(すなわち、スイッチ・クロック)
のデューティは50%で固定されていたのに対して、本
発明のPRM方式によれば、例えば、第1周期目は49
%、第2周期目は51%、第3周期目は47%、第4周
期目は53%・・・というように、平均すれば周期は一
定で、且つデューティは50%であるが、毎周期それか
らランダムに少しずつ、ずらすというものである。これ
により、スイッチ・ノイズの周波数成分が特定の周波数
成分に集中することなく、広いスペクトラムに拡散させ
る。これにより、スイッチ・ノイズによる電磁輻射ノイ
ズの影響を減少させることが可能となる。
【0010】図2は、本発明の第1の実施形態に係るス
イッチング・レギュレータ電源回路の具体的な構成を示
す回路図である。上述したように、本発明は擬似ランダ
ム変調されたクロックを発生し、そのクロックをスイッ
チング・レギュレータ電源回路のスイッチ用MOSトラ
ンジスタ2に供給したものである。
【0011】擬似ランダム変調されたクロックを発生す
る擬似ランダム変調回路(以下、PRM回路という)
は、クロック遅延回路3、マルチプレクサ4及びM系列
信号発生回路5から構成されている。
【0012】クロック遅延回路3は、第1のクロックC
LK1を遅延して7個の遅延信号を発生する回路であっ
て、具体的には、7段構成のD型フリップフロップFF
1b,FF2b,FF3b,FF4b,FF5b,FF6b,FF7b
を直列接続するとともに、各クロック入力端子にシフト
クロック(遅延クロック)として第2のクロックCLK
2を印加して成るシフトレジスタである。第2のクロッ
クCLK2は周期Tdが一定の固定クロックであり、第1
のクロックCLK1の周期に比べて十分短いものとす
る。
【0013】第1のクロックCLK1は、そのまま入力
信号In0としてマルチプレクサ4(選択回路)に入力
される。そして、FF1bの出力はCLK1よりTdだけ遅
延され、入力信号In1としてマルチプレクサ4に入力
される。同様に、FF2bの出力は信号In1よりTdだけ
遅延され、入力信号In2としてマルチプレクサ4に入
力される。入力信号In3〜In7についても同様であ
る。こうして作成された信号In0,In2,In3,I
n4,In5,In6,In7がマルチプレクサ4に入力さ
れる。
【0014】一方、M系列信号発生回路(最長符号系列
発生回路)5は、3ビットの擬似ランダム信号SEL
0,SEL1,SEL2を発生する回路であり、3段構成
のD型フリップフロップFF1a,FF2a,FF3aから成
るシフトレジスタ、排他的論理和回路EXORから構成され
ている。
【0015】すなわち、D型フリップフロップFF1a,
FF2a,FF3aのクロック入力端子には上記第1のクロ
ックCLK1が印加されている。また、FF1a及びFF3
aの出力は排他的論理和回路EXORの各入力端子に入力さ
れ、排他的論理和回路EXORの出力は、FF1aの入力端子
に帰還されている。これにより、M系列信号発生回路5
は、第1のクロックCLK1の各周期毎に擬似ランダム
信号(2値信号)SEL0,SEL1,SEL2を発生す
る。
【0016】そして、これらの擬似ランダム信号SEL
0,SEL1,SEL2は、マルチプレクサ4に入力され
る。そこで、マルチプレクサ4は、これらの擬似ランダ
ム信号SEL0,SEL1,SEL2に基づいて、上記の
信号In0,In2,In3,In4,In5,In6,In
7のいずれか1つを選択し、擬似ランダム変調クロック
CLK’として、スイッチング・レギュレータ回路のス
イッチ用MOSトランジスタ2のゲートに出力される。
【0017】図3は、上記のマルチプレクサ4の真理値
表である。例えば、SEL0,SEL1,SEL2=0,
0,0の場合は、信号In0が選択され、SEL0,SE
L1,SEL2=1,0,0の場合は信号In1が選択さ
れる。すなわち、マルチプレクサ4はの出力は第1のク
ロックCLK1をr×Tdだけ遅延させたものであり、こ
こで、rは0から7の整数で毎周期、擬似ランダム的に
値が異なる。このようにして、第1のCLK1を擬似ラ
ンダム変調することが可能になる。
【0018】図4は、上述した構成のPRM回路の動作
を示すタイミング図である。PRM入力(第1のクロッ
クCLK1)に同期して、SEL0,SEL1,SEL2が
発生される。PRM入力の最初の周期では、SEL信号
は「1」(SEL0=1,SEL1=0,SEL2=0)
であるので、図2の真理値表に従い、マルチプレクサ4
により、信号In1が選択出力される。次の周期では、
SEL信号は「2」(SEL0=0,SEL1=1,SE
L2=0)であるので、マルチプレクサ4により、信号
In2が選択出力される。その次の周期では、SEL信
号は「5」(SEL0=1,SEL1=0,SEL2=
1)であるので、マルチプレクサ4により、信号In5
が選択出力される。
【0019】このように、PRM入力の周期毎に、信号
In1,In2,In5,In3,In7,In6,In4,
・・・が信号列として選択出力される。
【0020】図5は、本発明の第2の実施形態に係るス
イッチング・レギュレータ電源回路の具体的な構成を示
す回路図である。本実施形態のスイッチング・レギュレ
ータ電源回路は、本発明者が実際に試作及び評価した回
路である。M系列信号発生回路5bは5ビットで構成さ
れている。
【0021】クロック遅延回路3からマルチプレクサ4
bに入力される信号は、In0〜In30の31入力であ
る。マルチプレクサ4bは、M系列信号発生回路5bに
よって発生される5ビットの擬似ランダム信号SEL0
〜SEL4に基づいて、上記31入力の中から、いずれ
か1つの信号を、スイッチング・レギュレータ電源回路
のスイッチ用MOSトランジスタ2のゲートに選択出力
する。
【0022】さらに、スイッチング・レギュレータ電源
回路の出力Voutは、パルス幅変調器7に供給されてい
る。パルス幅変調器7は、パルス発生回路51からのパ
ルス出力(例えば200kHz)に基づいて、パルス幅
が変調されたクロック(第1の実施形態の第1のクロッ
クCLK1に相当するクロック)を発生し、クロック遅
延回路3bにそのクロックは供給されている。
【0023】また、遅延生成クロック発生回路8は、例
えば6MHzのクロック(第1の実施形態の第2のクロ
ックCLK2に相当するクロック)を発生し、そのクロ
ックはクロック遅延回路3bの各フリップフロップFF
0〜FF30bのクロック入力端子に供給されている。ま
た、マルチプレクサ4bの出力OUTには、測定評価用
のオシロスコープ52が接続されている。
【0024】図6は上述したような試作・評価環境にお
いて、クロック出力のパワースペクトラムの実測データ
を示す図である。従来のスイッチング・レギュレータ電
源回路では、通常の固定クロックでスイッチ用MOSト
ランジスタ2のオン・オフの切り替えており、その切り
替わりの瞬間にスイッチング・ノイズを発生するので、
このノイズのパワースペクトラムの周波数成分は図6
(A)に示すように、クロック周波数(とその整数倍周
波数)に集中する。
【0025】これに対して、本発明によれば、クロック
周期にわずかなランダム揺らぎを与えているので、クロ
ック周波数が一定でなくなり、スイッチング・ノイズの
パワースペクトラムは、図6(B)に示すように特定周
波数に集中せず周波数軸上で拡散する。
【0026】すなわち、本発明によれば、スイッチング
・ノイズのパワーは従来のものと比較すると、基本波で
18.1dBm、1次高調波で12dBm、2次高調波
で10.4dBmというように大幅な減少を示した。
【0027】図7は、スイッチング・レギュレータ電源
回路出力のパワースペクトラムのSPICEシミレーシ
ョン結果を示す図である。通常の固定クロックを用いた
パワースペクトラム(図7(A)に示す)に比して、本
発明の5ビットM系列PRM回路によるパワースペクト
ラム(図7(B)に示す)は、同様に大幅に減少してい
ることがわかった。
【0028】なお、上述した第1、第2の本実施形態に
おいて、M系列信号発生回路5は、3ビットと5ビット
の場合を示したが、本発明はこれに限定されることな
く、例えばさらに多ビット化してもよい。これに伴い、
マルチプレクサ4の入力信号数も適宜変更しても良い。
また、擬似ランダム信号発生回路として、M系列信号発
生回路5を一例として示したが、本発明はこれに限定さ
れることなく、これ以外の回路で同様の信号を発生する
回路、例えばGold符号発生回路等を用いてもよい。
【0029】さらに、クロック遅延回路3は、シフトレ
ジスタにより構成したが、これに限定されることなく、
例えばアナログ回路的に遅延を発生させてもよい。ま
た、本実施形態では降圧型スイッチング・レギュレータ
電源回路の例を示したが、本発明は、図8に示すような
昇圧型スイッチング・レギュレータ電源回路や、図9に
示すようなマイナス電源発生型のスイッチング・レギュ
レータ電源回路にも広く適用することができ、同様な効
果を得ることができる。
【0030】すなわち、図8及び図9におけるスイッチ
用MOSトランジスタ2にのゲートに対して上述した実
施形態で示した擬似ランダム変調クロックCLK’を供
給すればよい。なお、両図において、1は入力電源、1
1はインダクタンス、12はコンデンサ、13はダイオ
ード、14は負荷抵抗である。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、スイッチング・レギュ
レータ電源回路のスイッチ・クロックの周波数を擬似ラ
ンダム変調する擬似ランダム変調回路を導入することに
より、スイッチ・クロックに意図的に揺らぎ(ジッタ)
を与えるようにしたので、スイッチ・ノイズによる電磁
輻射ノイズの影響を減少させることが可能となる。
【0032】また、上記の擬似ランダム変調回路は、ク
ロック遅延回路3、マルチプレクサ4及びM系列信号発
生回路5だけで構成できるので、従来のスイッチング・
レギュレータ電源回路の大幅な設計変更は不要であり、
また、ほとんどのタイプのスイッチング・レギュレータ
電源回路、例えば降圧型スイッチング・レギュレータ電
源回路、昇圧型スイッチング・レギュレータ電源回路、
マイナス電源発生型のスイッチング・レギュレータ電源
回路等に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る「クロック周波数の擬
似ランダム変調」を説明する概念図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るスイッチング・
レギュレータ電源回路の具体的な構成を示す回路図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るマルチプレクサ
の真理値表である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るPRM回路の動
作を示すタイミング図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るスイッチング・
レギュレータ電源回路の具体的な構成を示す回路図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るクロック出力の
パワースペクトラムの実測データを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るスイッチング・
レギュレータ電源回路出力のパワースペクトラムのSP
ICEシュミュレーション結果を示す図である。
【図8】本発明が適用される昇圧型スイッチング・レギ
ュレータ電源回路の回路図である。
【図9】本発明が適用されるマイナス電源発生型のスイ
ッチング・レギュレータ電源回路の回路図である。
【図10】従来例に係る降圧型スイッチング・レギュレ
ータ電源回路の原理・概念図である。
【図11】従来例に係る降圧型スイッチング・レギュレ
ータ電源回路の回路図である。
【符号の説明】
1 入力電源 2 スイッチ用MOSトランジスタ 3 クロック遅延回路 4 マルチプレクサ 5 M系列信号発生回路 7 パルス幅変調器 8 遅延生成クロック発生回路 10 低域通過フィルタ 11 インダクタンス 12 コンデンサ 51 パルス発生回路 52 オシロスコープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名野 隆夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 大門 孝幸 群馬県館林市足次町238 (72)発明者 定村 宏 群馬県新田郡新田町大字市7−5 (72)発明者 進藤 崇之 栃木県足利市新宿町1125−1 Fターム(参考) 5H730 AA02 BB13 BB57 DD04 FG01 FG05 FG07 5J049 AA18 AA21 CB01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のクロックが供給された低域通過フ
    ィルタを有し、該低域通過フィルタから出力を得るスイ
    ッチングレギュレータ回路において、前記クロックの周
    波数を擬似的にランダム変調する擬似ランダム変調回路
    を設けたことを特徴とするスイッチングレギュレータ回
    路。
  2. 【請求項2】 所定の電圧と前記低域通過フィルタとの
    間にスイッチ用トランジスタを接続し、該スイッチ用ト
    ランジスタのゲートに前記クロック変調回路からの擬似
    ランダム変調されたクロックを供給することを特徴とす
    るスイッチングレギュレータ回路。
  3. 【請求項3】 前記擬似ランダム変調回路は、第1のク
    ロックを遅延して複数の遅延クロックを出力するクロッ
    ク遅延回路と、前記第1のクロックに応じて複数ビット
    の擬似ランダム信号を発生する擬似ランダム信号発生回
    路と、前記複数ビットの擬似ランダム信号に応じて前記
    複数の遅延クロックの中、何れかの遅延クロックを選択
    出力する選択回路と、から成り、前記選択回路によって
    選択出力された遅延クロックを前記低域通過フィルタに
    供給することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のスイッチングレギュレータ回路。
  4. 【請求項4】 前記クロック遅延回路は、前記第1のク
    ロックより周期の短い第2のクロックをシフトクロック
    とするシフトレジスタから成ることを特徴とする請求項
    3記載のスイッチングレギュレータ回路。
  5. 【請求項5】 前記擬似ランダム信号回路は、最長符号
    系列発生回路であることを特徴とする請求項3記載のス
    イッチングレギュレータ回路。
  6. 【請求項6】 前記最長符号系列発生回路は、前記第1
    のクロックをシフトクロックとするシフトレジスタと、
    該シフトレジスタの出力を帰還する排他的論理和回路か
    ら成ることを特徴とする請求項5記載のスイッチングレ
    ギュレータ回路。
  7. 【請求項7】 前記低域通過フィルタの出力を電源電圧
    として動作し、前記第1のクロックを発生するパルス幅
    変調回路を設けたことを特徴とする請求項3、4、6記
    載のスイッチングレギュレータ回路。
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