JP2013236395A - 駆動回路、および液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】互いに位相の異なる複数のクロック信号CLK1〜CLK4の夫々から、各クロック信号CLK1〜CLK4毎に増加又は減少する複数の基準信号CNT1〜CNT4を生成し、各基準信号CNT1〜CNT4と入力信号INとの大小関係を夫々比較した結果を比較信号PWM1〜PWM4として夫々出力し、出力される複数の比較信号PWM1〜PWM4を、論理演算により一つ以上の2値信号からなるパルス幅変調信号PWMとして出力することにより、抵抗やスイッチング素子は1つでよく、これにより回路規模を抑制することができる。
【選択図】図9
Description
本発明は、これらの諸問題に着目して開発されたものであり、回路規模を抑制しながら、高分解能且つ高速応答を可能とするパルス幅変調回路、及び液体噴射装置を提供することを目的とするものである。
このパルス幅変調回路によれば、高分解能なパルス幅変調信号を出力することが可能で、かつ高速応答も実現することができる。それでいながら各基準信号を生成する元となる各クロック信号の周波数は高くしなくてもよいので、単純な回路で安定的に動作させることが可能になる。
また、前記カウンタは、所定の周期で、増加と減少を切り替えることを特徴とするものである。
このパルス幅変調回路によれば、基準信号として三角波信号を得ることができ、これにより上記の効果に加え、更にパルス幅変調信号の出力歪みを抑制することができる。
このパルス幅変調回路によれば、上記の効果に加え、更に各クロック信号間の位相差が一定でない場合にも線形性の高いパルス幅変調信号を得ることが可能となる。
このパルス幅変調回路によれば、時間軸方向に高分解能なパルス幅変調信号を出力することが可能になると共に、必要に応じてパルス幅変調信号のデューティ比を調整することが可能となる。
このパルス幅変調回路によれば、基準信号の波形が三角波であるような場合に、基準信号増加時の比較結果に含まれる比較誤差と減少時の比較結果に含まれる比較誤差とがキャンセルされるように合成されるので、高分解能で高精度なパルス幅変調信号を出力することが可能となる。
このパルス幅変調回路によれば、カウンタのリセット時のパルス幅変調信号を安定させることができ、これによりパルス幅変調信号の分解能を確保することができる。さらに、本発明の液体噴射装置は、上記パルス幅変調回路の何れかを用いたことを特徴とする。
図1は、本実施形態の印刷装置の概略構成図であり、図において、印刷媒体1は、図の左から右に向けて矢印方向に搬送され、その搬送途中の印刷領域で印刷される、ラインヘッド型印刷装置である。
この実施形態では、クロック信号のカウンタが1つだけである。前記図7と同等の機能を有するクロック信号生成回路31は、クロック信号CLKの整数倍のクロック信号を出力するPLL(Phase Locked Loop)回路311と、その整数倍のクロック信号から、位相が90°ずつずれた、即ち互いに位相の異なる4つの第1〜第4クロック信号CLK1〜CLK4を出力するマルチフェイズクロック回路312が備えられている。なお、PLL回路に代えて、DLL(Delay Locked Loop)回路を用いてもよい。
同図において、クロック信号生成回路31は、前記第1実施形態及び第2実施形態と同様の機能を有し、前記クロック信号CLKから互いに位相の異なる、具体的には位相が90°ずつずれた第1〜第4クロック信号CLK1〜CLK4を生成する。入力信号IN、この場合は駆動波形信号WCOMを読込む第1〜第4レジスタ42a〜42dのうち、第1レジスタ42aは第4クロック信号CLK4の立上がりで入力信号INを読込み、第2レジスタ42bは第1クロック信号CLK1の立上がりで入力信号INを読込み、第3レジスタ42cは第2クロック信号CLK2の立上がりで入力信号INを読込み、第4レジスタ42dは第3クロック信号CLK3の立上がりで入力信号INを読込む。これは、後述する変調器43a〜43d内での基準信号CNT1〜CNT4と入力信号INとの比較のタイミングに先んじて、入力信号INを読込んでいるのである。
第1〜第4パルス変調信号PWM1〜PWM4は、全てAND回路44及びOR回路45に並列に入力され、それらの出力は、切換え信号Switchにより選択スイッチ46で切換えられる。
また、複数の比較信号PWM1〜PWM4の論理和を出力すると共に、複数の比較信号PWM1〜PWM4の論理積を出力し、論理和又は論理積の何れかを選択してパルス幅変調信号PWMとして出力することにより、時間軸方向に高分解能なパルス幅変調信号を出力することが可能になると共に、必要に応じてパルス幅変調信号PWMのデューティ比を調整することが可能となる。
また、カウンタ351のリセット時に、パルス幅変調信号PWMが変化しないようにマスクすることにより、カウンタ351のリセット時のパルス幅変調信号PWMを安定させることができ、これによりパルス幅変調信号PWMの分解能を確保することができる。
また、前記実施形態では、本発明のパルス幅変調回路をラインヘッド型の液体噴射型印刷装置に用いた場合についてのみ詳述したが、本発明のパルス幅変調回路は、マルチパス型の液体噴射型印刷装置にも同様に適用可能である。
更には、本発明のパルス幅変調回路は、噴射装置に限らず、通信などのインタフェースやモータ駆動など、パルス幅変調を利用するあらゆるアプリケーションに適用可能であり、種々の駆動回路として有効に利用することができる。
Claims (10)
- 互いに位相の異なる複数のクロック信号の夫々に対応して、クロック信号毎に増加又は減少し且つ増加開始又は減少開始の初期値が夫々異なる複数のカウンタを有し、互いに位相の異なる複数の基準信号を生成する基準信号生成部と、前記各基準信号と入力信号との大小関係を夫々比較した比較信号を出力する比較部と、前記比較部から出力される複数の比較信号から一つ以上の2値信号からなるパルス幅変調信号を出力する合成部と、を備えたことを特徴とするパルス幅変調回路。
- 前記カウンタは、所定の周期で増加と減少を切り替えたことを特徴とする請求項1に記載のパルス幅変調回路。
- 前記合成部は、前記複数の比較信号の論理和を出力する論理和部と、前記複数の比較信号の論理積を出力する論理積部と、前記論理和部の論理和又は前記論理積部の論理積の何れかを選択してパルス幅変調信号として出力する選択部とを備えたことを特徴とする請求項1乃至2の何れか1項に記載のパルス幅変調回路。
- 前記選択部は、前記カウンタの増加時には、前記論理和部の論理和及び論理積部の論理積の何れか一方を選択し、前記カウンタの減少時又はリセット時には、前記論理和部の論理和及び論理積部の論理積の何れか他方を選択することを特徴とする請求項3に記載のパルス幅変調回路。
- 前記合成部は、前記カウンタのリセット時に、パルス幅変調信号が変化しないようにマスクするマスク部を備えたことを特徴とする請求項1乃至4に記載のパルス幅変調回路。
- 互いに位相の異なる複数のクロック信号の夫々に対応して、クロック信号毎に増加又は減少し且つ増加開始又は減少開始の初期値が夫々異なる複数のカウンタを有し、互いに位相の異なる複数の基準信号を生成する基準信号生成部と、前記各基準信号と入力信号との大小関係を夫々比較し、前記比較の結果を互いに位相の異なる複数の比較信号として夫々出力する比較部と、前記比較部から出力された複数の比較信号を、論理演算により一つ以上の2値信号からなるパルス幅変調信号として出力する合成部とを備え、前記カウンタの増加又は減少の単位dが、前記互いに位相の異なるクロック信号の数Nの整数倍であり、最も位相の早いクロック信号CLK1に対するi番目のクロック信号CLKiの位相差がpi°である場合に、当該i番目のクロック信号CLKiに対応した増加開始又は減少開始の初期値offsetiが、aを定数とする、offseti=d×pi/360+aであることを特徴とするパルス幅変調回路。
- 互いに異なる複数の基準信号を生成する基準信号生成部と、前記各基準信号と入力信号との大小関係を夫々比較し、前記比較の結果を互いに位相の異なる複数の比較信号として夫々出力する比較部と、前記比較部から出力される複数の比較信号を論理演算により一つ以上の2値信号からなるパルス幅変調信号として出力する合成部とを備え、前記合成部は、前記複数の比較信号の論理和を出力する論理和部と、前記複数の比較信号の論理積を出力する論理積部と、前記論理和部の論理和又は前記論理積部の論理積の何れかを選択してパルス幅変調信号として出力する選択部とを備えたことを特徴とするパルス幅変調回路。
- 前記選択部は、前記カウンタの増加時には、前記論理和部の論理和及び論理積部の論理積の何れか一方を選択し、前記カウンタの減少時又はリセット時には、前記論理和部の論理和及び論理積部の論理積の何れか他方を選択することを特徴とする請求項7に記載のパルス幅変調回路。
- 前記合成部は、前記カウンタのリセット時に、パルス幅変調信号が変化しないようにマスクするマスク部を備えたことを特徴とする請求項7乃至8に記載のパルス幅変調回路。
- 請求項1乃至9の何れか1項に記載のパルス幅変調回路を用いた液体噴射装置。
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