JP5783203B2 - 液体噴射装置および印刷装置、液体噴射装置の駆動方法 - Google Patents
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Description
このような液体噴射型印刷装置のうち、液体噴射ノズルの形成された液体噴射ヘッドをキャリッジと呼ばれる移動体に載せて印刷媒体の搬送方向と交差する方向に移動させるものを一般に「マルチパス型印刷装置」と呼んでいる。これに対し、印刷媒体の搬送方向と交差する方向に長尺な液体噴射ヘッドを配置して、所謂1パスでの印刷が可能なものを一般に「ラインヘッド型印刷装置」と呼んでいる。このような液体噴射装置では、液体を噴射するためのノズルを液体噴射ヘッドに複数形成すると共に各ノズルに圧電素子などのノズルアクチュエータを配設し、液体噴射ヘッドの各ノズルアクチュエータを駆動信号で駆動することにより該当するノズルから印刷媒体に向けて液体を噴射するものがある。
本発明は、これらの諸問題に着目して開発されたものであり、駆動信号をノズルアクチュエータに出力するための電線やFFCに関わる問題を一掃し、特に駆動信号の波形歪みを防止及び回路規模の縮小が可能な液体噴射装置を提供することを目的とするものである。
本発明の液体噴射装置によれば、ノズルアクチュエータの駆動信号上流側に当該ノズルアクチュエータのオンオフを行う選択スイッチを配設する必要がなく、その分だけ、回路規模を縮小することができる。
本発明の液体噴射装置によれば、ノズル列毎やノズル毎の液体噴射特性に適合する駆動波形データをメモリに貯えることが可能となり、その駆動波形データに応じた駆動波形信号、或いは駆動信号をノズルアクチュエータに印加することで、ノズル列毎やノズル毎の液体噴射特性を一定のものとすることが可能となる。
本発明の液体噴射装置によれば、製造上の都合から発生しやすいノズル列毎の液体噴射特性に適合する駆動波形データを貯えることにより、ノズル列毎の液体噴射特性を一定のものとすることができる。
本発明の液体噴射装置によれば、ノズル毎の液体噴射特性に適合する駆動波形データを貯えることにより、ノズル毎の液体噴射特性を一定のものとすることができる。
また、本発明の液体噴射装置は、前記変調回路は、パルス幅変調又はパルス密度変調を行うことを特徴とするものである。
本発明の液体噴射装置によれば、発明を実施化し易い。
また、本発明の液体噴射装置は、前記制御回路を装置本体部に設けたことを特徴とするものである。
本発明の液体噴射装置によれば、液体噴射ヘッドに制御回路を設けた場合に比べて、液体噴射ヘッドを小型化することが可能となる。
図1は、本実施形態の印刷装置の概略構成図であり、図において、印刷媒体1は、図の左から右に向けて矢印方向に搬送され、その搬送途中の印字領域で印字される、ラインヘッド型印刷装置である。
図1中の符号2は、印刷媒体1の搬送ライン上方に設けられた6つの液体噴射ヘッドであり、印刷媒体搬送方向に2列になるように且つ印刷媒体搬送方向と交差する方向に並べて配設されて、夫々、ヘッド固定プレート11に固定されている。図2は、液体噴射ヘッド2付近の平面図である。これらの液体噴射ヘッド2は、例えば図に示すように、千鳥配列されている。各液体噴射ヘッド2の最下面を示す図の内側の四角形の内側部分には、多数のノズルが形成されており、この面がノズル面と呼ばれている。従って、千鳥配列された全ての液体噴射ヘッド2によって、印刷媒体1の搬送方向と交差する方向の幅全長に及ぶラインヘッドが形成されている。印刷媒体1は、これらの液体噴射ヘッド2のノズル面の下方を通過するときに、ノズル面に形成されている多数のノズルから液体が噴射され、印刷が行われる。図3には、液体噴射ヘッド2のノズル面に形成されているノズルの更なる詳細を示す。本実施形態の液体噴射ヘッド2では、ノズル面にノズルが千鳥状に開設されている。このようにノズルを千鳥状に開設することにより、直近のノズル間の印刷媒体搬送方向と交差する方向の距離、所謂画素間隔を短縮することができる。
なお、前記実施形態では、本発明の液体噴射装置をラインヘッド型印刷装置に用いた場合についてのみ詳述したが、本発明の液体噴射装置は、マルチパス型印刷装置にも同様に適用可能である。
Claims (10)
- 液体を噴射する複数のノズルと、
ノズル毎に各々備えられ、駆動信号で駆動される容量性負荷と、
駆動波形信号を生成する駆動波形信号発生回路と、
前記駆動波形信号発生回路で生成された前記駆動波形信号をパルス変調する変調回路と、
第一のスイッチング素子と第二のスイッチング素子とを備え、前記変調回路から出力された変調信号を電力増幅するデジタル電力増幅器と、
前記デジタル電力増幅器で電力増幅された電力増幅変調信号を平滑化して、前記駆動信号として前記容量性負荷に供給する平滑フィルタと、を具備し、
前記デジタル電力増幅器は、前記容量性負荷毎に備えられ、
前記第一のスイッチング素子および前記第二のスイッチング素子のうちいずれか一方をON状態とすること、並びに前記第一のスイッチング素子および前記第二のスイッチング素子の双方をOFF状態とすること、を実行可能である、液体噴射装置。 - 前記デジタル電力増幅器は、前記第一のスイッチング素子及び前記第二のスイッチング素子のON状態及びOFF状態を制御可能なゲート駆動回路を備える、請求項1に記載の液体噴射装置。
- 前記第一のスイッチング素子および前記第二のスイッチング素子のいずれか一方のスイッチング素子をON状態とした場合、前記容量性負荷への前記駆動信号が出力され、
前記第一のスイッチング素子および前記第二のスイッチング素子の双方をOFF状態とした場合、前記容量性負荷への前記駆動信号の出力が停止される、請求項1または2に記載の液体噴射装置。 - 前記デジタル電力増幅器にノズル選択信号を出力するノズル選択回路をさらに備え、
前記ノズル選択回路は、
前記第一のスイッチング素子及び前記第二のスイッチング素子のうちいずれか一方をON状態とし、他方をOFF状態とする第1のノズル選択信号と、
前記第一のスイッチング素子及び前記第二のスイッチング素子の両方をOFF状態とする第2のノズル選択信号と、を出力可能である、請求項1乃至3のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。 - 前記駆動波形信号の駆動波形データを貯えるメモリをさらに備え、
前記駆動波形信号は前記メモリから読出した駆動波形データから生成されることを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。 - 複数の前記ノズルを有する複数のノズル列を有し、
前記メモリは、前記ノズル列毎の駆動波形データを貯え、
前記駆動波形信号発生回路は、前記ノズル列毎の前記駆動波形信号を生成することを特徴とする請求項5に記載の液体噴射装置。 - 前記メモリは、前記ノズル毎の駆動波形データを貯え、
前記駆動波形信号発生回路は、前記ノズル毎の駆動波形信号を生成することを特徴とする請求項5に記載の液体噴射装置。 - 前記変調回路は、
パルス幅変調又はパルス密度変調を行うことを特徴とする請求項1乃至7のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。 - 印刷媒体に向けて液体を噴射可能な請求項1から請求項8のうち何れか一項に記載の液体噴射装置を備える印刷装置。
- 液体を噴射する複数のノズル毎に各々備えられ、駆動信号で駆動される容量性負荷と、
駆動波形信号を生成する駆動波形信号発生回路と、
前記駆動波形信号発生回路で生成された前記駆動波形信号をパルス変調する変調回路と、
前記容量性負荷毎に備えられ、第一のスイッチング素子と第二のスイッチング素子を備え、前記変調回路から出力された変調信号を電力増幅するデジタル電力増幅器と、
前記デジタル電力増幅器で電力増幅された電力増幅変調信号を平滑化して、前記駆動信号として前記容量性負荷に供給する平滑フィルタと、を具備する液体噴射装置の駆動方法であって、
前記第一のスイッチング素子および前記第二のスイッチング素子のいずれか一方のスイッチング素子をON状態とすることと、
前記第一のスイッチング素子および前記第二のスイッチング素子をOFF状態とすることと、を含む、液体噴射装置の駆動方法。
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