JP2004255789A - 描画装置及びインク吐出ヘッドの駆動方法 - Google Patents

描画装置及びインク吐出ヘッドの駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インク吐出ヘッドに供給する駆動波形の生成処理時間を短縮して描画スループットの低下を抑える。
【解決手段】描画信号aに基づいて生成した駆動波形fをインク吐出ヘッドHに供給することにより、当該インク吐出ヘッドHからインク滴を対象物に適宜吹き付けて所定の描画を施す描画装置であって、複数種類の駆動波形に各々対応する複数の波形データを予め記憶する波形メモリ5を備え、描画信号aに基づいて何れかの波形データを波形メモリ5から順次読み出して、アナログ信号の駆動波形fに変換してインク吐出ヘッドHに供給する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット式のインク吐出ヘッドを用いた描画装置及びインク吐出ヘッドの駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
例えば、インクジェット式のインク吐出ヘッド(インクジェットヘッド)を用いた描画装置では、インクジェットヘッド内の圧電素子に駆動波形を印加し、この駆動波形に応じた圧電素子の機械的な変形によってインク滴を対象物に吹き付けることにより文字や図形あるいは画像を描画する。上記インクジェットヘッドは、通常、複数のインク吐出ノズルが複数の列(ノズル列)を成して設けられており、各インク吐出ノズルに対応して圧電素子が各々設けられている。
【0003】
特開2002−144567号公報には、このような描画装置において、プリントヘッドに印加する各種の駆動波形を一時記憶するための波形バッファを2つ備え、これら各波形バッファを任意に選択して駆動波形を読み出すことにより、様々な駆動波形を所望の期間内に圧電素子に印加する技術が開示されている。すなわち、この従来技術では、一方の波形バッファから駆動波形を読み出して圧電素子に印加する間に、他方の波形バッファに駆動波形を書き込み、続いて当該他の波形バッファから駆動波形を読み出して圧電素子に印加する間に、一方の波形バッファに駆動波形を書き込むことを繰り返すことにより、様々な駆動波形を所望の期間内に圧電素子に印加する。
【0004】
しかしながら、上記従来の描画装置には、以下のような問題点がある。すなわち、各ノズル列毎に異なる駆動波形を各々印加する必要がある場合には、ノズル列の個数分だけ駆動波形を波形バッファに書き込む必要が生じるので、駆動波形の転送時間が長時間化し、この転送時間がインクジェットヘッドのキャリッジ走査時間をオーバーすると、キャリッジ待機時間が発生して印刷のスループットが低下する。
【0005】
また、有機ELやカラーフィルター、金属配線等の製造等、すなわち描画装置の工業応用では、種々の駆動波形を用いてインク滴を吐出することにより膜厚や色ムラ等を評価する必要があるが、従来の技術では1回の描画工程が終了する度に駆動波形を変更するので、膜厚や色ムラ等の評価時間が長時間化する。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−144567号公報
【0007】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、以下の点を目的とするものである。
(1)駆動波形の生成処理時間を短縮して描画スループットの低下を抑える。
(2)1回の描画工程の途中で駆動波形を変更する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、描画装置に係わる第1の手段として、描画信号に基づいて生成した駆動波形をインク吐出ヘッドに供給することにより、当該インク吐出ヘッドからインク滴を対象物に適宜吹き付けて所定の描画を施す描画装置であって、複数種類の駆動波形に各々対応する複数の波形データを予め記憶する記憶手段を備え、描画信号に基づいて何れかの波形データを記憶手段から順次読み出して、アナログ信号の駆動波形に変換してインク吐出ヘッドに供給するという構成を採用する。
【0009】
また、描画装置に係わる第2の手段として、描画信号に基づいて生成された印字データによってスイッチのON/OFFを制御すると共に当該スイッチを介して圧電素子に駆動波形を印加することにより、インク滴を対象物に適宜吹き付けて所定の描画を施す描画装置であって、複数種類の各駆動波形に各々対応する複数の波形データを記憶する記憶手段と、描画信号に基づいて前記波形データの何れかを指定する波形選択データを生成する選択データ生成手段と、前記波形選択データに基づいて記憶手段から読み出された波形データをアナログ信号の駆動波形に変換してインク吐出ヘッドに供給する信号変換手段とを具備するという構成を採用する。
【0010】
描画装置に係わる第3の手段として、上記第2の手段において、印字データと波形選択データとから成る所定データ長の制御データを生成する制御データ生成手段を備え、記憶手段は、制御データの波形選択データに該当するビット列をアドレスデータとして波形データを読み出すという構成を採用する。
【0011】
一方、本発明では、インク吐出ヘッドの駆動方法に係わる第1の手段として、描画信号に基づいて生成された駆動波形によってインク滴を対象物に適宜吹き付けるインク吐出ヘッドの駆動方法であって、複数種類の駆動波形に各々対応した複数の波形データを予め記憶し、当該複数の波形データの何れかを描画信号に基づいて生成された波形選択データを用いて選択し、当該選択された波形データをアナログ信号の駆動波形に変換してインク吐出ヘッドに供給するという構成を採用する。
【0012】
また、インク吐出ヘッドの駆動方法に係わる第2の手段として、描画信号に基づいて生成された印字データによってスイッチのON/OFFを制御すると共に当該スイッチを介して圧電素子に駆動波形を印加することにより、インク滴を対象物に適宜吹き付けるインク吐出ヘッドの駆動方法であって、複数種類の各駆動波形に各々対応する複数の波形データを記憶手段に予め記憶し、描画信号に基づいて前記波形データの何れかを指定する波形選択データを生成し、前記複数の波形データの何れかを前記波形選択データに基づいて読み出し、当該読み出された波形データをアナログ信号の駆動波形に変換してインク吐出ヘッドに供給するという構成を採用する。
【0013】
インク吐出ヘッドの駆動方法に係わる第3の手段として、上記第2の手段において、印字データと波形選択データとから成る所定データ長の制御データを生成し、当該制御データの波形選択データに該当するビット列をアドレスデータとして記憶手段に与えることによって波形データを読み出すという構成を採用する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係わる描画装置及びインク吐出ヘッドの駆動方法の一実施形態について説明する。なお、本実施形態は、インクジェット式のインク吐出ヘッド(以下、インクジェットヘッドという。)を用いた描画装置及びインクジェットヘッドの駆動方法に関するものである。
【0015】
図1は、本実施形態に係わる描画装置の要部機能構成を示すブロック図である。インクジェットヘッドを用いた描画装置の一般的構成は、上述した特開2002−144567号公報の他、多数の先行技術文献に記載されており周知である。したがって、以下の説明では、描画装置の構成のうち、本発明に関係する要部のみを詳しく説明する。
【0016】
さて、図1に示した各構成要件のうち、符号1はI/F部、2は印字データ生成部、3は選択データ生成部(選択データ生成手段)、4はデータ合成部、5は波形メモリ(記憶手段)、6はシフトレジスタ、7はD/Aコンバータ(信号変換手段)、ha1〜ha180は電子スイッチ、hb1〜hb180は圧電素子である。このような各構成要件において、電子スイッチha1〜ha180及び圧電素子hb1〜hb180はインクジェットヘッドHの構成し、波形メモリ5、シフトレジスタ6及びD/Aコンバータ7は上記インクジェットヘッドHを駆動するための駆動部Kを構成し、また印字データ生成部2、選択データ生成部3及びデータ合成部4は、駆動部Kを制御するための制御データを生成する制御データ生成部Sを構成している。
【0017】
最初にインクジェットヘッドHの構成から説明する。
この図に示すように、本描画装置のインクジェットヘッドHは、合計180個の圧電素子hb1〜hb180と、これら各圧電素子hb1〜hb180毎に設けられた180個の電子スイッチha1〜ha180から構成されている。各圧電素子hb1〜hb180は、1対の接続端子のうち、一方が接地され、他方が各々の電子スイッチha1〜ha180の一端に接続されている。また、各電子スイッチha1〜ha180は、他端がD/Aコンバータ7の出力端に共通接続されている。この各圧電素子hb1〜hb180は1つのノズル列を構成する合計180個のインク吐出ノズルに各々対応して設けられている。
【0018】
続いてI/F部1について説明すると、当該I/F部1は、外部コンピュータ等から本描画装置で描画すべき文字、図形あるいは画像を示す既定形式の描画データaを受信し、この描画データaを印字データ生成部2及び選択データ生成部3に出力する。
【0019】
印字データ生成部2は、このような描画データaに所定の展開処理を施すことにより、2次元描画平面上における各位置にインク滴を吐出するか否かを示す印字データb(すなわちドットパターンデータ)を生成してデータ合成部4に出力する。この印字データbは、上記各電子スイッチha1〜ha180に対応して180ビットのビット長を有したシリアルデータであり、各ビットの値(0あるいは1)に応じて各電子スイッチha1〜ha180のON/OFFを規定するものである。
【0020】
選択データ生成部3は、上記描画データaに印字データ生成部2とは異なる展開処理を施すことにより波形選択データcを生成してデータ合成部4に出力する。この波形選択データcは、3ビットのビット長を有するシリアルデータであり、波形メモリ5に記憶された各種波形データの選択を規定するものである。
【0021】
データ合成部4は、印字データ生成部2から入力される印字データb及び選択データ生成部3から入力される波形選択データcを合成することにより制御データdを生成して波形メモリ5及びシフトレジスタ6に出力する。図2は、制御データdのデータ構造を示す模式図である。この図に示すように、制御データdは、180ビットのビット長を有する印字データbの後に3ビットのビット長を有する波形選択データcを付加した基本構造を有している。
【0022】
駆動部Kを構成する波形メモリ5とシフトレジスタ6とには上記制御データdが入力されるようになっており、このうち波形メモリ5は、波形番号0〜nが付与された複数(n+1個)の波形データを記憶すると共に、上記制御データdの後部3ビット、つまり波形選択データcに該当するビット列をアドレスデータとして取り込み、当該アドレスデータ(=波形選択データc)に該当する波形データの何れかを読み出してD/Aコンバータ7に出力する。上記各波形データは、上記駆動波形fを構成する各種基本単位波形の形状を規定するものであり、駆動波形fは、複数の各種基本単位波形を連接合成することにより構成される。
【0023】
図3は、このような各種基本単位波形のうち、代表的な3つの波形を示す模式図である。これら3波形のうち、図3(a)の吐出波形は、通常の描画を行う時にインク滴を吐出するための波形である。図3(b)の立上波形は、上記吐出波形及び図3(c)に示すフラッシング波形のバイアスレベルを規定するための波形である。また、上記フラッシング波形は、通常の描画の間に行うフラッシング工程時の波形である。上記波形メモリ5は、このような吐出波形、立上波形及びフラッシング波形の他に、様々な基本単位波形を規定する波形データを予め記憶している。
【0024】
一方、シフトレジスタ6は、制御データdの前部180ビット、つまり印字データbに該当するビット列を入力信号として取り込み、基準クロック(図示略)に応じてビットシフトさせることによりパラレルデータに変換し、当該パラレルデータの各ビットを切替信号e1〜e180として各電子スイッチha1〜ha180に出力する。すなわち、各電子スイッチha1〜ha180は、切替信号e1〜e180の値(0あるいは1)に応じて開閉する。
【0025】
また、D/Aコンバータ7は、上記波形メモリ5から供給される波形データをアナログ信号である駆動波形gに変換して各各電子スイッチha1〜ha180に供給する。すなわち、本描画装置は、D/Aコンバータ7から供給される駆動波形gを各電子スイッチha1〜ha180を介して各圧電素子hb1〜hb180に共通に印加すると共に、当該駆動波形fの印加を規制する電子スイッチha1〜ha180の開閉をシフトレジスタ6から供給される切替信号e1〜e180で制御するように構成されている。
【0026】
本描画装置の要部機能は以上のように構成されているが、上記各圧電素子hb1〜hb180は1つのノズル列を構成する合計180個のインク吐出ノズルに各々対応して設けられており、図示していないが、本インクジェットヘッドHは、各々に180個のインク吐出ノズルから成る複数のノズル列を備えている。通常、各ノズル列には異なる駆動波形を印加する必要があるために、本描画装置は、実際にはインクジェットヘッドHを構成する各ノズル列毎に制御データ生成部S及び駆動部Kを備えている。
【0027】
次に、このように構成された本描画装置の時系列的な動作について、図4をも参照して詳しく説明する。
【0028】
図4は、本描画装置における各種信号の変化を時系列的に示すタイミングチャートである。この図において、TRG信号は、制御データdの後部3ビットつまり波形選択データcをアドレスデータとして波形メモリ5に取り込むタイミングを示す読出制御信号、クロック信号CLKは波形メモリ5の動作を規定する基準クロックである。
【0029】
印字データ生成部2は、I/F部1から順次入力される描画データaに基づいて印字データbを順次生成する一方、選択データ生成部3も描画データaに基づいて波形選択データcを順次生成する。そしてこのように生成された印字データbと波形選択データcとは、データ合成部4によって図2に示す形式のシリアルデータに合成され、制御データdとして波形メモリ5及びシフトレジスタ6に共通に供給される。
【0030】
波形メモリ5は、上記TRG信号が入力されると、制御データdの下位3ビット、つまり制御データdの波形選択データcに該当するビット列をアドレスデータとして取り込み、当該アドレスデータで指定されたアドレス、例えば波形番号0の波形データ(立上波形の波形データ)をクロック信号CLKに同期して1ワードずつ順次読み出してD/Aコンバータ7に出力する。D/Aコンバータ7は、このようにして波形メモリ5から順次入力される波形データを1ワードずつ変換処理することにより、波形番号0の波形データに対応する立上波形を駆動波形fとして(正確には駆動波形fの一部位分として)各電子スイッチha1〜ha180に出力する。
【0031】
このような立上波形の生成と各電子スイッチha1〜ha180への出力の一方、シフトレジスタ6は、制御データdの上位180ビット、つまり制御データdの印字データbに該当するビット列(シリアルデータ)をパラレルデータに変換して各電子スイッチha1〜ha180に切替信号e1〜e180として出力する。この結果、切替信号e1〜e180によって閉状態とされた電子スイッチのみが立上波形を圧電素子に印加される。なお、立上波形は、通常、インクジェットヘッドHの走査毎に先行して全圧電素子hb1〜hb180に印加される。
【0032】
以下同様にして、波形番号1の波形データ(フラッシング波形の波形データ)の選択を示す波形選択データcが波形メモリ5に入力されると、当該波形メモリ5は、フラッシング波形の波形データを読み出してD/Aコンバータ7に供給するので、この結果、各電子スイッチha1〜ha180にはフラッシング波形が駆動波形fとして供給される。そして、このフラッシング波形は、切替信号e1〜e180によって閉状態とされた電子スイッチのみから圧電素子に印加される。なお、このフラッシング波形も、インク吐出ノズルの目詰まり等を回避するために、通常、インクジェットヘッドHの走査毎に先行して全圧電素子hb1〜hb180に印加される。
【0033】
図4に示すように、このようなフラッシング波形の印加に続いて吐出波形がD/Aコンバータ7から出力されるが、この吐出波形の場合も上記立上波形やフラッシング波形の場合と同様に、波形メモリ5に入力される波形選択データcによって選択された波形データ、つまり波形番号2の波形データに基づいて生成されて各電子スイッチha1〜ha180に供給される。なお、この吐出波形の場合には、通常、描画データaに応じてインク滴を吐出するインク吐出ノズルと吐出しないインク吐出ノズルとが生じるので、吐出波形は、切替信号e1〜e180によって閉状態とされた電子スイッチに各々接続された圧電素子のみに印加されて、当該圧電素子に対応するインク吐出ノズルのみからインク滴が描画対象物に吹き付けられる。
【0034】
そして、1つのノズル列を構成する上記各圧電素子hb1〜hb180の他に、他のノズル列を構成する各圧電素子についても、上記駆動部K及び制御データ生成部Sと同様に構成された駆動部及び制御データ生成部から駆動波形が印加される。
【0035】
このような本実施形態によれば、波形メモリ5に予め複数記憶されると共に波形選択データcによって選択された波形データに基づいて各ノズル列用の駆動波形fが生成されるので、各駆動波形fを極めて高速に生成することができる。したがって、駆動波形fの生成処理が原因となってキャリッジ待機時間が発生するような事態が起きないので、描画のスループットを低下させることがなく、よって生産性が向上する。
【0036】
また、本本実施形態によれば、波形メモリ5に予め記憶され波形データ単位で、つまり基本単位波形毎に駆動波形fを生成するので、1回の描画工程の中で容易に駆動波形fを変更することができる。したがって、描画装置の工業応用において、膜厚や色ムラ等の評価時間を短縮することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、描画信号に基づいて生成した駆動波形をインク吐出ヘッドに供給することにより、当該インク吐出ヘッドからインク滴を対象物に適宜吹き付けて所定の描画を施す描画装置であって、複数種類の駆動波形に各々対応する複数の波形データを予め記憶する記憶手段を備え、描画信号に基づいて何れかの波形データを記憶手段から順次読み出して、アナログ信号の駆動波形に変換してインク吐出ヘッドに供給するので、各駆動波形fを極めて高速に生成することが可能である。したがって、駆動波形の生成処理が原因となってキャリッジ待機時間が発生するような事態が起きないので、描画のスループットを低下させることがなく、よって生産性が向上する。
【0038】
また、波形データ単位で駆動波形を生成するので、1回の描画工程の中で容易に駆動波形を変更することが可能となり、したがって、描画装置の工業応用において膜厚や色ムラ等の評価時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる描画装置の要部機能構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態における制御データdのデータ構造を示す模式図である。
【図3】本発明の一実施形態における基本単位波形の代表例を示す模式図である。
【図4】本発明の一実施形態における各種信号の変化を時系列的に示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1……I/F部
2……印字データ生成部
3……選択データ生成部(選択データ生成手段)
4……データ合成部
5……波形メモリ(記憶手段)
6……シフトレジスタ
7……D/Aコンバータ(信号変換手段)
ha1〜ha180……電子スイッチ
hb1〜hb180……圧電素子
H……インクジェットヘッド
K……駆動部
S……制御データ生成部

Claims (6)

  1. 描画信号に基づいて生成した駆動波形をインク吐出ヘッドに供給することにより、当該インク吐出ヘッドからインク滴を対象物に適宜吹き付けて所定の描画を施す描画装置であって、
    複数種類の駆動波形に各々対応する複数の波形データを予め記憶する記憶手段を備え、
    描画信号に基づいて何れかの波形データを記憶手段から順次読み出して、アナログ信号の駆動波形に変換してインク吐出ヘッドに供給する
    ことを特徴とする描画装置。
  2. 描画信号に基づいて生成された印字データによってスイッチのON/OFFを制御すると共に当該スイッチを介して圧電素子に駆動波形を印加することにより、インク滴を対象物に適宜吹き付けて所定の描画を施す描画装置であって、
    複数種類の各駆動波形に各々対応する複数の波形データを記憶する記憶手段と、
    描画信号に基づいて前記波形データの何れかを指定する波形選択データを生成する選択データ生成手段と、
    前記波形選択データに基づいて記憶手段から読み出された波形データをアナログ信号の駆動波形に変換してインク吐出ヘッドに供給する信号変換手段と
    を具備することを特徴とする描画装置。
  3. 印字データと波形選択データとから成る所定データ長の制御データを生成する制御データ生成手段を備え、
    記憶手段は、制御データの波形選択データに該当するビット列をアドレスデータとして波形データを読み出すことを特徴とする請求項2記載の描画装置。
  4. 描画信号に基づいて生成された駆動波形によってインク滴を対象物に適宜吹き付けるインク吐出ヘッドの駆動方法であって、
    複数種類の駆動波形に各々対応した複数の波形データを予め記憶し、
    当該複数の波形データの何れかを描画信号に基づいて生成された波形選択データを用いて選択し、
    当該選択された波形データをアナログ信号の駆動波形に変換してインク吐出ヘッドに供給する
    ことを特徴とするインク吐出ヘッドの駆動方法。
  5. 描画信号に基づいて生成された印字データによってスイッチのON/OFFを制御すると共に当該スイッチを介して圧電素子に駆動波形を印加することにより、インク滴を対象物に適宜吹き付けるインク吐出ヘッドの駆動方法であって、
    複数種類の各駆動波形に各々対応する複数の波形データを記憶手段に予め記憶し、
    描画信号に基づいて前記波形データの何れかを指定する波形選択データを生成し、
    前記複数の波形データの何れかを前記波形選択データに基づいて読み出し、
    当該読み出された波形データをアナログ信号の駆動波形に変換してインク吐出ヘッドに供給する
    ことを特徴とするインク吐出ヘッドの駆動方法。
  6. 印字データと波形選択データとから成る所定データ長の制御データを生成し、
    当該制御データの波形選択データに該当するビット列をアドレスデータとして記憶手段に与えることによって波形データを読み出すことを特徴とする請求項5記載のインク吐出ヘッドの駆動方法。
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