JP5125642B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ノズルにより噴射すべき液体のドットに関する階調情報からなる第1データ
及び階調情報に対応して駆動信号の複数の要素波形のそれぞれを駆動素子に供給するか否
かを示す第2データに基づいて、駆動信号の中から供給すべき要素波形を決定して、駆動
素子に供給する駆動回路を有する液体噴射装置に関し、特に、複数のノズル列の一部のノ
ズル列のみから液体を噴射させる技術に関する。
従来、液体を液体噴射対象に噴射させる液体噴射装置として、インクジェットプリンタ
が知られている。このようなインクジェットプリンタにおいては、ヘッドに設けられたノ
ズルから複数のサイズのインク滴を吐出して液体噴射対象である用紙等に印刷を行うよう
になっている。
このインクジェットプリンタにおいては、例えば、複数の駆動パルスから成る駆動信号
を出力し、ドットの階調値を含む印刷データ(SIデータ)と、印刷データの階調値に応
じて選択する駆動パルスを規定するパターンデータ(SPデータ)とに基づいて、駆動信
号の駆動パルスを選択してヘッドに供給することにより、吐出するインク滴のサイズを変
えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、メモリに格納する印刷データを、ノズル列毎に、主走査方向の一部の範囲の階調
を示すデータを32bit単位でノズル番号順に連続して並べ、以降の範囲の階調を示す
データを同様に並べて配置することが知られている(例えば、特許文献2参照)。また、
メモリに格納された印字データを各色毎に設けられたバッファに転送し、そこからヘッド
へデータ出力する技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−1824号公報 特開2006−218765号公報 特開2006−281457号公報
近年、プリンタにおいては、例えば、複数のノズル列の一部のノズル列のみからインク
を噴射させて、ノズル列のノズルが詰まっていないかを検査するノズル抜け検査処理を行
うことが考えられている。
このノズル抜け検査処理を行う場合には、上記した特許文献1に記載された技術による
と、各ノズル列毎に、SIデータを作成する必要がある。このため、SIデータの生成を
行うために長時間を要するという問題がある。また、各ノズル列毎のSIデータを生成し
、記憶するための作業領域をメモリに確保しておかなければならず、多くの記憶領域が使
用されるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、一部のノズル列のみによ
る液体噴射処理時における処理時間を短縮することのできる技術を提供することにある。
また、他の目的は、一部のノズル列のみによる液体噴射時における処理に必要な記憶容量
を抑えることのできる技術を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の一実施形態に係る液体噴射装置は、複数の要素波形から
なる駆動信号を繰り返し発生する波形生成手段と、液体を吐出可能な複数のノズル列のそ
れぞれのノズルに対応して設けられ、要素波形に応じて駆動する複数の駆動素子と、ノズ
ルにより噴射すべき液体のドットに関する階調情報からなる第1データ及び階調情報に対
応して複数の要素波形のそれぞれを駆動素子に供給するか否かを示す第2データに基づい
て、駆動信号の中から供給すべき要素波形を決定して、駆動素子に供給する駆動回路とを
有する液体噴射装置において、第1データを記憶する第1データ記憶手段と、複数のノズ
ル列の一部のノズル列である対象ノズル列のみから液体噴射させる処理時に、対象ノズル
列の前記ノズルに対応する第1データのみを生成し、第1データ記憶手段に格納する第1
データ生成手段と、ノズル列のそれぞれに対応する第2データを記憶する第2データ記憶
手段とを有し、第2データ記憶手段の前記対象ノズル列以外のノズル列に対応する第2デ
ータは、複数の要素波形の内の液体を噴射するためのすべての要素波形を供給しないよう
に設定されており、駆動回路は、対象ノズル列のノズルに対応する駆動素子に対しては、
生成された第1データ及び第2データに基づいて、駆動素子に供給する要素波形を決定し
、対象ノズル列以外のノズル列に対応する駆動素子に対しては、第2データに基づいて複
数の要素波形内の液体を噴射するための全ての要素波形を供給しないように決定する。係
る装置によると、第1データについては、対象ノズル列に対応する第1データのみを作成
すればよく、他のノズル列に対応する第1データを生成する必要がないので、処理を迅速
に行うことができる。
上記液体噴射装置において、複数のノズル列に対応する第1データを駆動回路に供給す
るために格納可能な記憶領域を有するバッファ部と、対象ノズル列のみから液体を噴射さ
せる処理時に、第1データ記憶手段から生成された対象ノズル列の前記ノズルに対応する
第1データのみをバッファ部に転送する転送手段と、バッファ部の複数のノズル列に対応
する第1データを格納する記憶領域に記憶されたデータを駆動回路に供給する供給手段と
を備え、駆動回路は、供給手段から供給されたデータと、第2データ記憶手段の第2デー
タとに基づいて、駆動信号の中から供給すべき要素波形を決定して、駆動素子に供給する
ようにしてもよい。係る装置によると、対象ノズル列に対応する第1データのみをバッフ
ァ部へ転送すればよいので、転送時間を短縮して、処理時間を短縮することができる。ま
た、バッファ部の全てのノズル列に対応する第1データを格納するための記憶領域から第
1データを駆動回路に供給すればよいので、全ノズル列を用いて液体を噴射させる処理(
通常印刷時の処理)の機能をそのまま利用できる。
また、上記液体噴射装置において、対象ノズル列のみから液体噴射させる処理時に、第
1データ記憶手段は、対象ノズル列以外のノズル列に対応する第1データを記憶しないよ
うにしてもよい。係る装置によると、第1データ記憶手段に必要な記憶容量を低減するこ
とができ、記憶領域を有効に利用できるようになる。
また、上記液体噴射装置において、対象ノズル列のみから液体噴射させる処理時に、対
象ノズル列に対応する第2データとして、階調情報に応じて前記液体を噴射するための要
素波形を供給するための第2データを生成し、対象ノズル列以外のノズル列に対応する第
2データとして、複数の要素波形の内の液体を噴射するためのすべての要素波形を供給し
ないための第2データを生成し、第2データ記憶手段に格納する第2データ生成手段を更
に有するようにしてもよい。係る装置によると、対象ノズル列のみから液体噴射させる処
理時に、全ノズル列に対応する第2データを適切に生成することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態
は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されて
いる諸要素及びその組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、本発明の一実施形態に係る液体噴射装置の一例としてのプリンタを説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るプリンタの構成図である。プリンタは、プリンタコ
ントローラ1と、ヘッド駆動回路(駆動回路)2と、ヘッド3とを有する。プリンタコン
トローラ1と、ヘッド駆動回路2とは、例えば、フレキシブルフラットケーブル(FFC
)15を介して接続されている。
ヘッド3は、図示しないキャリッジにより所定の方向(主走査方向)に走査されるよう
になっている。ヘッド3には、複数のインク噴射用のノズルが主走査方向と垂直の方向(
副走査方向)に並べられたノズル列が、主走査方向に複数設けられている。本実施形態で
は、複数の色(例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K
))のそれぞれに対応するノズル列が1列ずつ設けられている。ヘッド3において、各ノ
ズルに対応するように、圧電振動子(駆動素子)31が設けられており、圧電振動子31
に駆動パルスを供給することにより圧電振動子31の伸縮を制御し、ノズルからのインク
の噴射を制御できるようになっている。
プリンタコントローラ1は、第1データ記憶手段及び第2データ記憶手段の一例である
メモリ4と、メモリ制御部5と、CPU(Central Processing Unit)6と、駆動波形生
成部7と、I/F(インターフェース)8と、ヘッドデータ転送部9と、バッファ部10
と、DMA制御部11と、バス12と、発信回路13とを有する。メモリ制御部5と、C
PU6と、駆動波形生成部7と、I/F8と、ヘッドデータ転送部9と、バッファ部10
と、DMA制御部11とは、バス12を介して接続されている。
メモリ4は、プログラムやデータを記憶する領域として、或いは、CPU6による処理
に使用しているデータを格納する作業領域として利用される。本実施形態では、メモリ4
は、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色インクによる印刷を行う場合
には、基本的には、シアン用のSIデータ4SICと、マゼンタ用のSIデータ4SIM
と、イエロー用のSIデータ4SIYと、ブラック用のSIデータ4SIKと、シアン用
のSPデータ4SPCと、マゼンタ用のSPデータ4SPMと、イエロー用のSPデータ
4SPYと、ブラック用のSPデータ4SPKとが格納される。各SIデータは、印刷す
る画像における各画素の階調値に対応するデータである。本実施形態では、各画素を階調
値1〜4で表しており、画素毎に2bit(ビット)のデータとしている。SPデータは
、各階調値に対応して選択すべき後述する駆動信号COMの駆動パルスを示すデータであ
る。なお、SIデータ及びSPデータの詳細については、後述する。
メモリ制御部5は、メモリ4に対する入出力を制御する。駆動波形生成部7は、各種信
号を生成してヘッド駆動回路2に供給する。本実施形態では、駆動波形生成部7は、駆動
信号COM、ラッチ信号LAT、チャンネル信号CH、データ転送信号DTSを生成して
送信する。
図2は、本発明の一実施形態に係るプリンタの駆動信号、SIデータ及びSPデータを
説明する図であり、図2Aは、駆動信号を説明する図であり、図2Bは、SIデータと駆
動信号との関係の一例を示す図であり、図2Cは、送信されるSIデータ及びSPデータ
の構成を説明する図である。また、図3は、本発明の一実施形態に係るプリンタの各種信
号を説明する図である。
駆動波形生成部7は、所定の周期(印刷周期TA)毎に、複数の駆動パルス(要素波形
)を有する駆動信号COMを生成する。本実施形態では、駆動波形生成部7は、印刷周期
TA毎に、図2Aに示すように、第1駆動パルスP1と、第2駆動パルスP2と、第3駆
動パルスP3と、第4駆動パルスP4とを含む駆動信号COMを生成する。本実施形態で
は、第1駆動パルスP1と、第3駆動パルスP3とは、同様の波形となっている。
第1駆動パルスP1が圧電振動子31に供給されると、ノズルからは、例えば、13p
lのインクが噴出され、印刷対象の用紙には、中ドットが形成される。また、第2駆動パ
ルスP2が圧電振動子31に供給されると、ノズルからは、例えば、6plのインクが噴
出され、小ドットが形成される。また、第3駆動パルスP3が圧電振動子31に供給され
ると、ノズルからは、例えば、13plのインクが噴出され、中ドットが形成される。第
4駆動パルスP4が圧電振動子31に供給されると、圧電振動子31は微振動をするがノ
ズルからは、インクが噴出されず、用紙にはドットが形成されない。
1画素分のSIデータと、選択される駆動パルスとの対応関係は、図2Bに示すように
なっている。すなわち、インクドット無しに対応する階調値1(SIデータでは、00)
の場合には、第4駆動パルスP4だけが選択される。また、インクドット小に対応する階
調値2(SIデータでは、01)の場合には、第2駆動パルスP2だけが選択される。こ
れにより、小ドットが形成される。また、インクドット中に対応する階調値3(SIデー
タでは、10)の場合には、第1駆動パルスP1だけが選択される。これにより、中ドッ
トが形成される。また、インクドット大に対応する階調値4(SIデータでは、11)の
場合には、第1駆動パルスP1及び第3駆動パルスP3が選択される。これにより、中ド
ットが2回噴出され、大ドットが形成される。
本実施形態では、図2Bに示す、SIデータの各階調値と、各階調値において選択され
る駆動パルスとの対応関係を、選択される駆動パルスは”1”とし、選択されない駆動パ
ルスは”0”として、図面矢印の順番に従って、第4駆動パルスP4の最大の階調値に対
応する位置(TOP)から、第1駆動パルスP1の最初の階調値に対応する位置(BOT
TOM)までを順番に並べたデータ(SPデータ)で示している。図2Bに示す対応関係
がある場合には、図2Cに示すように、SPデータは、”00011000001011
00”の16bitのデータとなる。
ラッチ信号LATは、図3に示すように、駆動信号COMの第1駆動パルスP1の供給
開始タイミングに併せて立ち上がるように生成される。また、チャンネル信号CHは、図
3に示すように、駆動信号COMの第2駆動パルスP2、第3駆動パルスP3、第4駆動
パルスP4の供給開始タイミングに併せて立ち上がるように生成される。したがって、ラ
ッチ信号LATとチャンネル信号CHにより、各駆動パルスの供給開始タイミングを適切
に把握することができる。また、データ転送信号DTSは、図3に示すように、後述する
SI(H)データの開始タイミングと、SI(L)データの開始タイミングと、SPデー
タの開始タイミングに併せて立ち上がるように生成される。したがって、データ転送信号
DTSにより、SI(H)データ、SI(L)データ、SPデータの開始タイミングを適
切に把握することができる。
図1の説明に戻り、IF8は、プリンタコントローラ1からヘッド駆動回路2へのデー
タ、信号の送信を仲介する。バッファ部10は、各色毎のSIデータを一時的に格納する
記憶領域であるバッファ10C、10M、10Y、10Kを有する。本実施形態では、バ
ッファ部10は、各色毎(各ノズル列毎)に、同一サイズ(例えば、32bit×ノズル
列のノズル数(例えば、180))の記憶領域を有するバッファを2面有しており、一方
のバッファによる読出し時に、他方のバッファへ書き込みを行えるようになっている。D
MA制御部11は、CPU6による指示に基づいて、メモリ4からバッファ部10へのD
MA(Direct Memory Access)転送を行う。本実施形態では、例えば、メモリ4から所定
のデータ量毎にSIデータを読み出して、対応する色(ノズル列)用のバッファ10C、
10M、10Y、又は10Kに格納する。
CPU6は、各部5、7〜11の動作を制御する。また、CPU6は、図示しないRO
M(Read Only Memory)からプログラムをメモリ4に読み出して実行することにより、第
1データ生成手段、第2データ生成手段を構成する。CPU6は、複数のノズル列の一部
のノズル列(対象ノズル列)のみからインクを噴射させる処理時に、対象ノズル列のノズ
ルに対応するSIデータのみを生成し、メモリ4に格納する。例えば、シアン(C)のノ
ズル列のみからインクを噴射させる処理時には、CPU6は、シアン用のSIデータ4S
ICのみを生成し、メモリ4に格納する。
また、CPU6は、対象ノズル列のみからインクを噴射させる処理時に、対象ノズル列
に対応するSPデータとして、階調値(階調情報)に応じてインクを噴射するための駆動
パルスを供給するようなSPデータを生成し、対象ノズル列以外のノズル列に対応するS
Pデータとして、複数の駆動パルスの内のインクを噴射するためのすべての駆動パルスを
供給しないようなSPデータを生成し、メモリ4に格納する。例えば、CPU6は、シア
ンのノズル列のみからインクを噴射させる処理時には、シアンのノズル列に対応するSP
データ4SPCとして、階調値に応じてインクを噴射するための駆動パルスを供給するよ
うなSPデータを生成し、マゼンタ、イエロー、及びブラックのノズル列に対応するSP
データとして、複数の駆動パルスの内のインクを噴射するためのすべての駆動パルス(本
例では、第1駆動パルスP1、第2駆動パルスP2、及び第3駆動パルスP3)を供給し
ないようなSPデータ(常に、第4駆動パルスのみを供給するSPデータ、例えば、図2
に示す例では、”1111000000000000”)を生成し、メモリ4に格納する
。なお、対象ノズル列のSPデータ、又は対象ノズル列以外のノズル列のSPデータの少
なくとも一方については、その都度生成せずに、図示しないROMから読み出してメモリ
4に格納するようにしてもよい。
また、CPU6は、対象ノズル列のみからインクを噴射させる処理時に、メモリ4から
バッファ部10へ対象ノズル列のノズルに対応するSIデータのみをDMA転送させる指
示をDMA制御部11に送信する。また、CPU6は、ヘッドデータ転送部9から次のS
Iデータをバッファ部10に格納させる要求を受け付けて、対応するSIデータをメモリ
4からバッファ部10へDMA転送させる指示をDMA制御部11に送信する。また、C
PU6は、例えば、図示しないホスト装置から受信した印刷データに基づいて、ヘッド3
の走査毎のデータに分割することにより、各ノズル毎(各ラスタ毎)に主走査方向の階調
値を並べたSIデータを生成する。また、CPU6は、SIデータに対してバッファ部1
0への転送に適した並び替えを行う。
図4は、本発明の一実施形態に係るSIデータの並び替えを説明する図である。図4A
は、並び替え前の1つのノズル列に対応するSIデータのメモリにおける格納状態を示し
、図4Bは、並び替え後のSIデータのメモリにおける格納状態を示す。
CPU6は、ヘッド3に副走査方向にm個のノズルが並んでいる場合には、印刷データ
を、図4Aに示すように、m個のノズルのそれぞれに対応する主走査方向の位置に対応す
る階調値が、メモリ4のアドレス方向(図面左→右)に並ぶようにメモリ4に格納する。
本実施形態では、各ノズルに対応する階調値のデータが2bitで構成されており、同図
においては、主走査方向に並ぶ32bit単位の階調値のデータをブロック(例えば、1
−1、1−2・・・と表示)として示している。
また、CPU6は、図4Aに示すSIデータを、図4Bに示すように、バッファ部10
への転送に適した並び替えを行う。すなわち、CPU6は、各ヘッド3の主走査方向にお
ける同一範囲(例えば、第1範囲、第2範囲、・・第n範囲)の階調値のデータのブロッ
クを、図4Bに示すように、アドレス方向(図面左→右)に並ぶように並び替えを行う。
例えば、第1範囲のブロック群が1−1、2−1、3−1、・・・m−1の順に並び、そ
の後、第2範囲のブロック群、・・・、第n範囲のブロック群が並ぶようにする。
ヘッドデータ転送部9は、バッファ部10の各色のバッファから各色の各ノズルに対応
するSIデータを取得し、対応する色のSPデータとともに、ヘッド駆動回路2に送信す
る。本実施形態では、ヘッドデータ転送部9は、各色毎に、図2Cに示すように、SIデ
ータとSPデータとをまとめてヘッド駆動回路2に送信する。この際、SIデータは、各
ノズルの1つの画素に対応するSIデータの上位ビットをまとめたSI(H)データと、
下位ビットをまとめたSI(L)データとの構成となっている。SIデータ及びSPデー
タは、図3に示すように、これらデータを使用して印刷が行われる前の印刷周期TAにお
いて、送信される。なお、SPデータについては、SIデータを送信する前に、メモリ4
から取得して自身の内部メモリに記憶しておき、その値を利用するようにしてもよい。
発信回路13は、クロック信号CKを発生して、ヘッド駆動回路2に送信する。クロッ
ク信号CKは、図3に示すように、SIデータ及びSPデータの各ビットと対応するタイ
ミングを示している。
図1の説明に戻り、ヘッド駆動回路2は、第1シフトレジスタ(第1SR)22と、第
2シフトレジスタ(第2SR)23と、第3シフトレジスタ(第3SR)21と、制御ロ
ジック24と、第1ラッチ25と、第2ラッチ26と、デコーダ27と、レベルシフタ2
8と、スイッチ回路29とを有する。なお、第1SR22、第2SR23、第3SR21
、第1ラッチ25、第2ラッチ26、デコーダ27、レベルシフタ28、及びスイッチ回
路29は、各ノズルに対応した数だけ設けられている。
IF8を介して送信されるSIデータ及びSPデータ、クロック信号CK、データ転送
信号DTSは、それぞれ第1SR22、第2SR23、及び第3SR21に入力される。
第3SR21は、データ転送信号DTSに基づいて、SPデータの開始タイミングから
、クロック信号CKに従って、SPデータを入力する。第1SR22は、データ転送信号
DTSに基づいて、SI(H)データの開始タイミングから、クロック信号CKに従って
、SI(H)データを入力する。第2SR23は、データ転送信号DTSに基づいて、S
I(L)データの開始タイミングから、クロック信号CKに従って、SI(L)データを
入力する。
第1SR22には、第1ラッチ25が接続されており、第2SR23には、第2ラッチ
26が接続されている。ラッチ信号LATが第1ラッチ25及び第2ラッチ26に入力さ
れており、ラッチ信号LATの立ち上がり時に、第1ラッチ25は、SI(H)データ中
の対応するノズル用の階調値の上位ビットをラッチし、第2ラッチ26は、SI(L)デ
ータ中の対応するノズル用の階調値の下位ビットをラッチする。第3SR21は、制御ロ
ジック24に接続されており、制御ロジック24には、第3SR21により取得されたS
Pデータが入力される。
制御ロジック24は、チャンネル信号CH、ラッチ信号LATに基づいて、SPデータ
中の各階調値に対応する次の駆動パルスについての選択可否を示すデータをデコーダ27
に出力する。デコーダ27は、第1ラッチ25及び第2ラッチ26にラッチされた対応す
るノズルのSIデータ(2ビット)を入力し、当該SIデータと、制御ロジック24から
の次の駆動パルスについての選択可否を示すデータとに基づいて、対応する駆動パルスを
選択するか否かを示す信号を生成してレベルシフタ28に出力する。
レベルシフタ28は、駆動パルスを選択することを示す信号が入力された場合には、ス
イッチ回路29を駆動できる電圧、例えば、数十ボルト程度の電圧に昇圧された電気信号
を出力する。スイッチ回路29には、制御信号COMが入力されており、レベルシフタ2
8から駆動できる電圧の電気信号が供給されている場合には、制御信号COMの対応する
駆動パルスが圧電振動子31に供給される一方、十分な電圧の電気信号が供給されていな
い場合には、駆動パルスを圧電振動子31に供給しない。
次に、本発明の一実施形態に係る一部のノズル列のみを噴射させるインク噴射処理につ
いて説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る一部のノズル列のみを噴射させるインク噴射処理の
フローチャートである。このインク噴射処理は、複数のノズル列の一部のみ(例えば、一
列)のノズル列によるインクの噴射を検査等する際に実行させる処理であり、例えば、ユ
ーザの指示が発生した場合に実行される。
インク噴射処理が開始されると、まず、CPU6が検査対象のノズル列(検査ノズル列
)のSIデータを生成し、メモリ4に書き込む(ステップS1)。本実施形態では、検査
ノズル列のSIデータのみを作成するので、全色のノズル列のSIデータを作成する必要
がない。このため、処理が迅速に行える。また、他のノズル列のSIデータを記憶する領
域をメモリ4に用意する必要がないので、メモリ4の利用効率を向上することができる。
なお、他のノズル列のSIデータ用の領域をメモリ4上に確保していてもよい。
次いで、CPU6は、検査ノズル列のSPデータをメモリ4に書き込む(ステップS2
)。検査ノズル列のSPデータは、SIデータの階調値に基づいてインクが噴射されるよ
うに駆動パルスが選択されて圧電振動子3に供給されるようになっている。次いで、CP
U6は、検査ノズル列以外のノズル列(非検査ノズル列)のSPデータをメモリ4に書き
込む(ステップS3)。非検査ノズル列のSPデータは、SIデータの階調値に応じてイ
ンクを噴射するすべての駆動パルスが圧電振動子31に供給されないようになっている。
具体的には、例えば、階調値がいずれの値であっても、インクが噴出されない図2Aに示
す第4駆動パルスのみが供給されるSPデータとなっている。
次いで、CPU6は、DMA制御部11により、検査ノズル列のSIデータをすべてバ
ッファ部10に転送済みか否かを判定し(ステップS4)、転送済みの場合(ステップS
4:YES)には、処理を終了する。一方、転送済みでない場合(ステップS4:NO)
には、CPU6は、DMA制御部11に、メモリ4からバッファ部10へ検査ノズル列の
SIデータのみをDMA転送させる指示を送り、DMA転送部11は、メモリ4からバッ
ファ部10の対応するバッファに検査ノズル列のSIデータの内の各ノズルに対応する所
定量(例えば、1ノズルあたり32bit)のデータをDMA転送する(ステップS5)
次いで、ヘッドデータ転送部9は、ヘッド駆動回路2へ各ノズル分のSIデータ(1ノ
ズルあたり2bit)及び対応するノズル列のSPデータを出力する(ステップS6)。
なお、ヘッドデータ転送部9は、検査ノズル列については、新たにバッファ部10に格納
されたSIデータと、メモリ4に格納されているSPデータを出力し、非検査ノズル列に
ついては、バッファ部10の非検査ノズル列のバッファに格納されている不定値或いは直
前に利用されていたSIデータと、メモリ4に格納されているSPデータとを出力する。
次いで、ヘッド駆動回路2は、ヘッドデータ転送部9から入力されたSIデータ及びS
Pデータと、駆動波形生成部7から入力されたラッチ信号LAT、チャンネル信号CH、
データ転送信号DTS、及びクロック信号CKとに基づいて、スイッチ回路29を制御し
、駆動信号COMの中から所定の駆動パルスを選択して圧電振動子31に出力する(ステ
ップS7)。ここで、本実施形態では、検査ノズル列のノズルについては、SIデータ及
びSPデータに基づいてインクを噴射させる駆動信号が選択されて圧電振動子31に供給
され、対応するノズルから階調値に応じたインクが噴射される。一方、非検査ノズル列の
ノズルについては、不定値又は以前のSIデータが供給されるが、SPデータが階調値に
関わらずインクを噴射させない駆動パルスを選択するようになっているので、非検査ノズ
ル列のノズルに対応する圧電振動子31には、インクを噴射させない駆動パルスが供給さ
れることとなり、ノズルからインクが噴射されることはない。
次いで、ヘッドデータ転送部9は、バッファ部10に格納されたSIデータ(1ノズル
あたり32bit)の出力が全部済んだか否かを判定し(ステップS8)、すべて済んで
いない場合(ステップS8:NO)には、ステップS6からの処理を繰り返す一方、すべ
て済んでいる場合(ステップS8:YES)には、その旨をCPU6に通知し、ステップ
S4の処理に戻る。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限られ
ず、他の様々な態様に適用可能である。例えば、上記実施形態では、DMA制御部11は
、検査ノズル列のSIデータのみをバッファ部10に転送するようにしていたが、本発明
はこれに限られず、例えば、非検査ノズル列のSIデータを格納するための記憶領域から
不定値或いは直前のSIデータを読み出してバッファ部10に転送するようにしてもよい
。このようにすると、一部のノズル列のみによるインク噴射を行う処理時と、全部のノズ
ル列によるインク噴射を行う処理時とで、CPU6によるDMA制御部11の指示を変え
る必要がない。このため、DMA制御部11の制御について、一部のノズル列のみによる
インク噴射用にプログラムを作成する必要がない。
また、上記実施形態では、液体噴射装置としてプリンタを例に説明していたが、本発明
はこれに限定されず、インク以外の液体、例えば、所定の特性を有する材料を含む液体(
液状体)を噴射する液体噴射装置にも適用できる。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エ
レクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる
電極材や色材等の材料が分散または溶解された液体(液状体)を噴射する液体噴射装置に
適用できる。
本発明の一実施形態に係るプリンタの構成図である。 本発明の一実施形態に係るプリンタの駆動信号、SIデータ及びSPデータを説明する図である。 本発明の一実施形態に係るプリンタの各種信号を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るSIデータの並び替えを説明する図である。 本発明の一実施形態に係る一部のノズル列のみを噴射させるインク噴射処理のフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタコントローラ、2 ヘッド駆動回路、3 ヘッド、4 メモリ、5 メモリ
制御部、6 CPU、7 駆動波形生成部、8 I/F、9 ヘッドデータ転送部、10
バッファ部、11 DMA制御部、12 バス、13 発信回路、15 FFC、21
第3SR、22 第1SR、23 第2SR、24 制御ロジック、25 第1ラッチ
、26 第2ラッチ、27 デコーダ、28 レベルシフタ、29 スイッチ回路、31
圧電振動子。

Claims (4)

  1. 複数の要素波形からなる駆動信号を繰り返し発生する波形生成手段と、液体を吐出可能
    な複数のノズル列のそれぞれのノズルに対応して設けられ、前記要素波形に応じて駆動す
    る複数の駆動素子と、前記ノズルにより噴射すべき液体のドットに関する階調情報からな
    る第1データ及び前記階調情報に対応して複数の前記要素波形のそれぞれを前記駆動素子
    に供給するか否かを示す第2データに基づいて、前記駆動信号の中から供給すべき要素波
    形を決定して、前記駆動素子に供給する駆動回路とを有する液体噴射装置において、
    前記第1データを記憶する第1データ記憶手段と、
    前記複数のノズル列の一部のノズル列である対象ノズル列のみから液体噴射させる処理
    時に、前記対象ノズル列の前記ノズルに対応する前記第1データのみを生成し、前記第1
    データ記憶手段に格納する第1データ生成手段と、
    前記ノズル列のそれぞれに対応する前記第2データを記憶する第2データ記憶手段とを
    有し、
    前記第2データ記憶手段の前記対象ノズル列以外のノズル列に対応する第2データは、
    前記複数の要素波形の内の前記液体を噴射するためのすべての要素波形を供給しないよう
    に設定されており、
    前記駆動回路は、前記対象ノズル列のノズルに対応する前記駆動素子に対しては、生成
    された前記第1データ及び前記第2データに基づいて、前記駆動素子に供給する要素波形
    を決定し、前記対象ノズル列以外のノズル列に対応する前記駆動素子に対しては、前記第
    2データに基づいて前記複数の要素波形内の前記液体を噴射するための全ての要素波形を
    供給しないように決定する
    液体噴射装置。
  2. 前記複数のノズル列に対応する前記第1データを前記駆動回路に供給するために格納可
    能な記憶領域を有するバッファ部と、
    前記対象ノズル列のみから液体を噴射させる処理時に、前記第1データ記憶手段から前
    記生成された前記対象ノズル列の前記ノズルに対応する前記第1データのみを前記バッフ
    ァ部に転送する転送手段と、
    前記バッファ部の前記複数のノズル列に対応する第1データを格納する前記記憶領域に
    記憶されたデータを前記駆動回路に供給する供給手段とを備え、
    前記駆動回路は、前記供給手段から供給された前記データと、前記第2データ記憶手段
    の前記第2データとに基づいて、前記駆動信号の中から供給すべき要素波形を決定して、
    前記駆動素子に供給する
    請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記対象ノズル列のみから液体噴射させる処理時に、前記第1データ記憶手段は、前記
    対象ノズル列以外のノズル列に対応する前記第1データを記憶しない
    請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記対象ノズル列のみから液体噴射させる処理時に、前記対象ノズル列に対応する第2
    データとして、前記階調情報に応じて前記液体を噴射するための要素波形を供給するため
    の第2データを生成し、前記対象ノズル列以外のノズル列に対応する第2データとして、
    前記複数の要素波形の内の前記液体を噴射するためのすべての要素波形を供給しないため
    の第2データを生成し、前記第2データ記憶手段に格納する第2データ生成手段を更に有
    する
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
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