JP2001205826A - 印刷ヘッドの駆動素子を駆動させるための駆動波形の生成 - Google Patents

印刷ヘッドの駆動素子を駆動させるための駆動波形の生成

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JP2001205826A
JP2001205826A JP2000019932A JP2000019932A JP2001205826A JP 2001205826 A JP2001205826 A JP 2001205826A JP 2000019932 A JP2000019932 A JP 2000019932A JP 2000019932 A JP2000019932 A JP 2000019932A JP 2001205826 A JP2001205826 A JP 2001205826A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷のために利用可能なドットの種類を増加
させる 【解決手段】 駆動波形を生成するために使用する複数
の駆動波形データを、それぞれ所定のタイミングで1つ
ずつ順次選択し、選択された駆動波形データを所定の累
算タイミングで順次累算し、累算によって得られた累算
結果をデジタル/アナログ変換することによって駆動波
形信号を生成する。なお、駆動波形を生成するために使
用する複数の駆動波形データは、1画素区間に相当する
駆動波形の1周期毎に更新可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷ヘッドの駆動
素子を駆動させるための駆動波形を生成する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの出力装置として、
数色のインクを印刷ヘッドから吐出するタイプのカラー
プリンタが普及している。そして、多階調の印刷を実現
するために、印刷ヘッドのノズルから吐出されるインク
滴の重量を制御し、印刷媒体上に形成されるインクドッ
トの大きさを制御することが行われている。
【0003】従来、インクジェット式プリンタにおいて
は、インクドットを形成するか否かの2値化を行い、一
定面積中のいくつの画素にインクドットを形成するかに
より印刷画像の中間調を表現するのが一般的であった。
しかし、最近では、濃淡のインクを用いて1画素に複数
の異なる大きさのインクドットを形成することにより、
印刷画像の中間調をより多階調で表現することが可能と
なっている。
【0004】例えば、ピエゾ素子を用いたインクジェッ
トプリンタでは、大きさの異なるインクドットを形成す
るためには、印刷ヘッドのノズル開口部におけるメニス
カス(ノズル開口部におけるインクの表面形状)の制御
やインク滴の吐出のタイミングの制御が重要である。し
たがって、所望のインクドットを形成するために、印刷
ヘッドのピエゾ素子を動作させる駆動波形を、形成する
インクドットの大きさに応じて変化させることが行われ
ている。
【0005】図13は、大きさの異なる複数種類のドッ
トを形成するための駆動波形の一例を示す説明図であ
る。この駆動波形は、1画素区間に相当する周期Tの中
に2つの異なる波形部分W1,W2を有している。この
駆動波形を用いる場合には、第1の波形部分W1のみを
用いて小ドットを、第2の波形部分W2のみを用いて中
ドットを、第1と第2の波形部分W1,W2の両方を用
いて大ドットを、それぞれ形成することができる。この
ように、駆動波形を工夫することによって、各インク毎
に大きさの異なる複数種類のドットを利用して印刷を行
うことが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、駆動波形の1
周期の長さには種々の制約があるので、利用できるドッ
トの種類も、これに応じてある程度の数以下に制限され
る。しかし、印刷画質の向上のために、より多くの種類
の大きさの異なるドットを利用したいという要望があっ
た。
【0007】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであり、印刷のために利用可能なドットの種
類を増加させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明は、
互いに形状の異なる複数種類の駆動波形を、1画素区間
に相当する駆動波形の1周期毎に所定の順序で順次発生
させる。
【0009】詳しくは、駆動波形を生成するために使用
する複数の駆動波形データを、それぞれ所定のタイミン
グで1つずつ順次選択し、選択された駆動波形データを
所定の累算タイミングで順次累算し、累算によって得ら
れた累算結果をデジタル/アナログ変換することによっ
て駆動波形信号を生成する。なお、駆動波形を生成する
ために使用する複数の駆動波形データは、1画素区間に
相当する駆動波形の1周期毎に更新可能である。
【0010】こうすることにより、1画素区間に相当す
る駆動波形の1周期毎に生成する駆動波形を更新し、印
刷のために利用成可能なドットの種類を増加させること
ができる。この結果、より多階調の印刷が可能となる。
【0011】なお、環境温度と環境湿度のうちの少なく
とも1つに応じて補正された駆動波形データを必要に応
じてメモリに供給することが可能とすることが好まし
い。
【0012】こうすることにより、環境温度や環境湿度
などの影響によってインクの吐出特性が変化するときに
適切な駆動波形を生成することができる。また、環境温
度や環境湿度などの経時変化にも適切に対応することが
できる。
【0013】なお、本発明は、駆動波形生成方法、駆動
波形生成装置、印刷装置等の種々の形態で実現すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例に基づき以下の順で説明する。 A.印刷装置の全体構成: B.駆動波形生成装置: C:駆動波形: D.駆動波形の切換え例: E.印刷装置の変形例: F.変形例:
【0015】A.印刷装置の全体構成:図1は、本発明
の印刷装置の全体構成を示すブロック図である。図1に
示すように、印刷装置は、コンピュータ90と、プリン
タ99とによって構成されている。プリンタ99は、制
御回路40と、紙送りモータ23と、主走査を行うキャ
リッジモータ24と、印刷ヘッド50と、を備えてい
る。
【0016】コンピュータ90では、所定のオペレーテ
ィングシステムの下で、アプリケーションプログラムが
動作している。オペレーティングシステムには、ビデオ
ドライバやプリンタドライバが組み込まれており、ディ
スプレイに画像を表示したり、種々の画像処理が行われ
る。
【0017】制御回路40は、コンピュータ90からの
印刷信号等を受け取るインタフェース41と、各種デー
タの記憶を行うRAM42と、各種データ処理のための
ルーチン等を記憶したROM43と、発振回路44と、
CPU等からなる制御部45と、駆動波形生成回路46
と、紙送りモータ23やキャリッジモータ24や印刷ヘ
ッド50に印刷信号や駆動信号を送るためのインタフェ
ース47と、を備えている。
【0018】RAM42は、受信バッファ42Aや中間
バッファ42Bあるいは出力バッファ42Cとして利用
される。コンピュータ90からの印刷信号は、インタフ
ェース41を介して受信バッファ42Aに蓄えられる。
このデータは、中間コードに変換されて中間バッファ4
2Bに蓄えられる。そして、ROM43内のフォントデ
ータやグラフィック関数等を参照して制御部45により
必要な処理が行われ、ドットパターンデータが展開さ
れ、出力バッファ42Cに記憶される。ドットパターン
データは、インタフェース47を介して印刷ヘッド50
に送られる。
【0019】なお、ROM43には、駆動波形生成回路
46を制御するための各種データ(複数組の駆動波形デ
ータ群、クロック信号の発生タイミングデータなど)も
格納されている。
【0020】図2は、印刷ヘッド50の電気的な構成を
示すブロック図である。印刷ヘッド50は、ノズルの数
に対応した複数のシフトレジスタ51A〜51Nと、複
数のラッチ回路52A〜52Nと、複数のレベルシフタ
53A〜53Nと、複数のスイッチ回路54A〜54N
と、複数のピエゾ素子55A〜55Nと、を備えてい
る。印刷信号SIは、発振回路44からのクロック信号
CLKに同期してシフトレジスタ51A〜51Nに入力
される。そして、ラッチ信号LATに同期してラッチ回
路52A〜52Nにラッチされる。ラッチされた印刷信
号SIは、レベルシフタ53A〜53Nによりスイッチ
回路54A〜54Nを駆動できる電圧まで増幅され、ス
イッチ回路54A〜54Nに供給される。スイッチ回路
54A〜54Nの入力側には、駆動波形生成回路46か
らの駆動信号COMが入力され、出力側にはピエゾ素子
55A〜55Nが接続されている。
【0021】スイッチ回路54A〜54Nは、例えば、
印刷信号SIが「1」の場合は駆動信号COMをピエゾ
素子55A〜55Nに供給して動作させ、「0」の場合
は遮断して動作させない。ピエゾ素子は、周知のよう
に、電圧の印加により結晶構造が歪み、電気−機械エネ
ルギの変換を極めて高速に行う素子である。図示しない
が、駆動信号COMがピエゾ素子55A〜55Nに供給
されると、それに応じてピエゾ素子55A〜55Nは変
形し、インク室の壁も変形する。これによりノズルから
のインク滴の吐出を制御する。吐出されたインク滴が印
刷媒体に付着することにより印刷が行われる。
【0022】B.駆動波形生成装置:図3は、駆動波形
生成回路46の内部構成を示すブロック図である。駆動
波形生成回路46は、制御部45から与えられる駆動波
形データを記憶するメモリ60と、メモリ60から読み
出された駆動波形データを一時的に保持する第1ラッチ
62と、第1ラッチ62の出力と後述する第2ラッチ6
6の出力とを加算する加算器64と、第2ラッチ66
と、第2ラッチ66の出力をアナログ信号に変換するデ
ジタル/アナログ変換器70と、を備えている。また変
換されたアナログ信号をピエゾ素子が動作する電圧まで
増幅する電圧増幅部72と、増幅された電圧信号に対応
した電流供給を行うための電流増幅部74も備えてい
る。加算器64と第2ラッチ66とは、駆動波形データ
を累算する累算部68を構成する。駆動波形生成回路4
6には、制御部45から種々の信号が供給される。即
ち、メモリ60には、第1のクロック信号CLK1と、
駆動波形データを表すデータ信号と、アドレス信号A0
〜A4と、イネーブル信号と、が供給されている。ま
た、第1ラッチ62には、第2のクロック信号CLK2
と、リセット信号RESETとが供給されている。第2
ラッチ66には、第3のクロック信号CLK3と、リセ
ット信号RESETとが供給されている。第1と第2の
ラッチ62,66に供給されるリセット信号RESET
は、同じものである。なお、この駆動波形生成回路46
は、図1に示した制御部45,RAM42およびROM
43とともに駆動波形生成装置として機能する。
【0023】図4は、メモリ60内に駆動波形データを
書きこむタイミングを示すタイミングチャートである。
駆動波形COMの生成に先立って、駆動波形データを示
すデータ信号と、そのデータ信号のアドレスとが、第1
のクロック信号CLK1に同期して、制御部45からメ
モリ60に供給される。データ信号は1ビットである
が、図4に示したように、第1のクロック信号CLK1
を同期信号とするシリアル転送によって、駆動波形デー
タが1ビットずつ転送される。即ち、制御部45からメ
モリ60へ駆動波形データを転送する場合には、まず、
第1のクロック信号CLK1に同期してデータ信号を複
数ビット分供給する。その後、このデータを格納するた
めの書き込みアドレスを表すアドレス信号A0〜A4
と、イネーブル信号ENとを供給する。メモリ60は、
このイネーブル信号ENが供給されたタイミングでアド
レス信号を読み取り、受け取った駆動波形データをその
アドレスに書きこむ。アドレス信号A0〜A4は5ビッ
トなので、最大32種類の駆動波形データをメモリ60
に記憶しておくことができる。
【0024】図5は、駆動波形生成回路46において駆
動波形を生成していく過程を示す説明図である。メモリ
60内への駆動波形データの書き込みが終了した後、読
出しアドレスBがアドレス信号A0〜A4として出力さ
れると、メモリ60から最初の駆動波形データΔV1が
出力される。その後、第2のクロック信号CLK2のパ
ルスが発生すると、この駆動波形データΔV1が第1ラ
ッチ62に保持される。この状態で、次に第3のクロッ
ク信号CLK3のパルスが発生すると、第2ラッチ66
の18ビットの出力と、第1ラッチ62の16ビットの
出力とが加算器64により加算され、その加算結果が第
2ラッチ66に保持される。即ち、図5に示したよう
に、一旦、アドレス信号に対応した駆動波形データが選
択されると、その後、第3のクロック信号CLK3のパ
ルスを受けるたびに、第2ラッチ66の出力には、その
駆動波形データの値が累算されていく。なお、第3のク
ロック信号CLK3のパルスの発生周期は一定である必
要はなく、所望の累算タイミングが得られるように変化
させてもよい。
【0025】図5に示した例では、アドレスBには、第
3のクロック信号CLK3の1周期t当たりの電圧をΔ
V1だけ上昇させることを示す駆動波形データが格納さ
れている。従って、第2のクロック信号CLK2により
アドレスBが有効になると、ΔV1ずつ電圧が上昇して
いくことになる。また、アドレスAには、駆動波形デー
タとしてΔV2=0、即ち、電圧を保持することを示す
値が格納されている。従って、第2のクロック信号CL
K2によりアドレスAが有効になると、駆動信号の波形
は、増減のないフラットな状態に保たれる。また、アド
レスCには、第3のクロック信号CLK3の1周期t当
たりの電圧をΔV3だけ低下させることを示す駆動波形
データが格納されている。従って、第2のクロック信号
CLK2によりアドレスCが有効になった後は、ΔV3
ずつ電圧が低下していくことになる。なお、増加か減少
かは、各アドレスに格納されたデータの符号により決定
される。
【0026】図3に示したように、加算器64により加
算された18ビットの加算結果のうち、上位10ビット
の電圧レベルデータD0は、デジタル/アナログ変換器
70に入力される。また、18ビットの加算結果全体
は、加算器64に再入力される。この結果、第2ラッチ
66から出力される電圧レベルデータD0は、図5
(a)に示したように段階的に変化する。この電圧レベ
ルデータD0は、デジタル/アナログ変換器70により
変換され、図5(b)に示した駆動波形が形成される。
【0027】C.駆動波形:図6は、本実施例で用いる
第1の駆動波形COM1を示すタイミングチャートであ
る。図6(a)に示すように、この駆動波形COM1で
は、1画素区間T内の3つの区間T1〜T3において、
同一の波形部分W1がそれぞれ発生する。
【0028】図6(b)は、第1の駆動波形COM1を
用いた小ドット用の駆動波形である。第1の駆動波形C
OM1の区間T1においては図2のスイッチ回路54を
オンにして波形部分W1をピエゾ素子55に供給し、区
間T2,T3においてはスイッチ回路54をオフにして
遮断する。こうすると、印刷ヘッド50(図1参照)か
ら13ngのインク滴が吐出され、小ドットが形成され
る。
【0029】図6(c)は、第1の駆動波形COM1を
用いた中ドット用の駆動波形である。第1の駆動波形C
OM1の区間T1,T2において、それぞれスイッチ回
路54をオンにして波形部分W1をピエゾ素子55に供
給し、区間T3においてはスイッチ回路54をオフにし
て遮断する。こうすると、印刷ヘッド50から26ng
のインク滴がピエゾ素子55の2回の駆動によって吐出
され、中ドットが形成される。
【0030】図6(d)は、第1の駆動波形COM1を
用いた大ドット用の駆動波形である。第1の駆動波形C
OM1の全区間T1,T2,T3において、それぞれス
イッチ回路54をオンにして波形部分W1をピエゾ素子
55に供給する。こうすると、印刷ヘッド50から40
ngのインク滴がピエゾ素子55の3回の駆動によって
吐出され、大ドットが形成される。
【0031】なお、図6に示した第1の駆動波形COM
1によって形成される3種類のドットを「マルチショッ
トドット(MS)」と呼ぶ。
【0032】図7は、本実施例で用いる第2の駆動波形
COM2を示すタイミングチャートである。図7(a)
に示すように、この駆動波形COM2は、1画素区間T
内で複数の波形によって構成された波形である。説明の
便宜上、この1画素区間を区間Ta〜Tfに分割する。
【0033】図7(b)は、第2の駆動波形COM2を
用いた小ドット用の駆動波形である。第2の駆動波形C
OM2の区間Ta,Teにおいては図2のスイッチ回路
54をオンにし、その他の区間ではスイッチ回路54を
オフにする。スイッチ回路54がオフの区間では、ピエ
ゾ素子55の性質上、電荷はほぼ保持されるので、概ね
図示した波形がピエゾ素子55に供給されることにな
る。こうすると、印刷ヘッド50から4ngのインク滴
が吐出され、小ドットが形成される。
【0034】図7(c)は、第2の駆動波形COM2を
用いた中ドット用の駆動波形である。第2の駆動波形C
OM2の区間Tcにおいてはスイッチ回路54をオンに
し、その他の区間ではスイッチ回路54をオフにする。
こうすると、印刷ヘッド50から7ngのインク滴が吐
出され、中ドットが形成される。
【0035】図7(d)は、第2の駆動波形COM2を
用いた大ドット用の駆動波形である。第2の駆動波形C
OM2の区間Tfにおいてはスイッチ回路54をオンに
し、その他の区間ではスイッチ回路54をオフにする。
こうすると、印刷ヘッド50から11ngのインク滴が
吐出され、大ドットが形成される。
【0036】なお、図7に示した第2の駆動波形COM
2によって形成される3種類のドットを「バリアブルサ
イズドット(VSD)」と呼ぶ。
【0037】上述したように、本実施例では、マルチシ
ョットドット用の駆動波形COM1とバリアブルサイズ
ドット用の駆動波形COM2を用いることによって、6
種類のドットを形成することが可能である。
【0038】なお、本明細書中において「1画素区間」
という文言は、1画素分のドットを形成するのに要する
期間を意味している。従って、「1画素区間に相当する
駆動波形の1周期」とは、マルチショットドット用の駆
動波形COM1の場合には、1画素区間T内の3つの波
形部分W1の組合せが駆動波形COM1の1周期であ
る。また、バリアブルサイズドット用の駆動波形COM
2の場合には、1画素区間T内の複数の波形部分の組合
せが駆動波形COM2の1周期である。
【0039】駆動波形が複雑な場合には、1回の主走査
において、記録解像度に対応した主走査ライン上の全て
の画素位置にドットを形成できない場合がある。図8
は、このような場合における駆動波形の1周期と画素と
の関係を示す説明図である。図8(a)は、周期Tで繰
り返し発生する駆動波形であり、図8(b)は、これに
対応して印刷媒体上に形成されるドットを示している。
図8(b)に示したように、ピエゾ素子の駆動速度と印
刷ヘッドの主走査速度との関係上、1画素置きにしかド
ットを形成できない。このような場合にも、周期Tは、
1画素分のドットを形成するのに要する期間であるの
で、「1画素区間」に相当する。
【0040】D.駆動波形の切換え例:図9は、駆動波
形COMの切換えタイミングの一例を示す説明図であ
る。図9の例では、上述したマルチショットドット用の
駆動波形COM1とバリアブルサイズドット用の駆動波
形COM2とを1画素区間に相当する駆動波形の1周期
T毎に交互に切換えて用いている。本実施例では、1画
素区間に相当する駆動波形の1周期T毎に駆動波形デー
タを必要に応じて切換え、生成する駆動波形を変更可能
である。こうすることによって、6種類のドットを利用
することができる。その結果、より多階調の印刷が可能
となる。
【0041】駆動波形の切換えは、3組以上の駆動波形
データ群を用いることも可能である。図10は、3種類
の駆動波形COM1,COM2,COM3を用いた場合
の駆動波形COMの切換えタイミングの一例を示す説明
図である。この例では、3種類の駆動波形COM1,C
OM2,COM3を1画素区間に相当する駆動波形の1
周期T毎に駆動波形データを必要に応じて切換え、生成
する駆動波形を変更可能である。こうすることによっ
て、例えば9種類のドットを利用することができる。
【0042】なお、3種類の駆動波形COM1,COM
2,COM3を生成するための駆動波形データは、いず
れもメモリ60内に予め格納されている。この代わり
に、複数のメモリに複数組の駆動波形データ群を記憶し
ておき、駆動波形データを読み出す読み出しメモリを高
速に切換えることによって、図9,10に示すような駆
動波形を得ることも可能である。
【0043】E.印刷装置の変形例:図11は、本発明
の変形例としての印刷装置の全体構成を示すブロック図
である。変形例の印刷装置では、印刷ヘッド50は、温
度センサ48を備えている。この温度センサ48によっ
て印刷ヘッド50付近の温度を監視する。その他は、図
1に示した印刷装置と同じである。なお、駆動波形生成
回路46,制御部45,RAM42,ROM43および
温度センサ48とともに駆動波形生成装置として機能す
る。
【0044】ところで、インクの粘度は、温度によって
異なる。即ち、インクの温度が高いときにはその粘度は
低く、一方、インクの温度が低いときにはその粘度は高
い。従って、印刷ヘッド50から吐出されるインク滴の
吐出量を一定に保つためには、温度に応じて駆動波形C
OMを補正することが有効である。
【0045】図12は、(a)マルチショットドット
(MS)用の駆動波形COM1と(b)バリアブルサイ
ズドット(VSD)用の駆動波形COM2の温度補正に
ついて説明する説明図である。
【0046】図12(a)に示したマルチショットドッ
ト用の駆動波形COM1において、1画素区間Tにおけ
る3つの区間T1〜T3の波形部分W1Mは、印刷ヘッ
ド50の温度が25℃のときに用いられる波形である。
印刷ヘッド50の温度(インクの温度)が高いときには
インクの粘度は低いので、駆動波形COM1の振幅を小
さく補正する(波形部分W1H)。一方、印刷ヘッド5
0の温度が低いときにはインクの粘度が高いので、駆動
波形COM1の振幅を大きく補正する(波形部分W1
L)。
【0047】図12(b)に示したバリアブルサイズド
ット用の駆動波形COM2においてもマルチショットド
ット用の駆動波形COM1と同様の補正が行われる。即
ち、印刷ヘッド50の温度が25℃のときに用いられる
波形WLを基準として、それよりも高いときには駆動波
形COM2の振幅を小さく補正し(波形WH)、低いと
きには駆動波形COM2の振幅を大きく補正する(波形
WL)。
【0048】温度補正した駆動波形データは、予めRO
M43に記憶しておくことができる。あるいは、制御部
45が、基準となる駆動波形データを検出された温度に
応じて補正するようにしてもよい。
【0049】こうすることによって、1画素区間に相当
する駆動波形の1画素区間毎に最適に駆動波形COMの
温度補正を行うことができる。その結果、インク滴の吐
出量を安定化し、印刷画質を向上することができる。
【0050】温度補正された駆動波形データは、図3の
メモリ60に予め全て記憶しておいてもよい。あるい
は、1画素区間に相当する駆動波形COMの1周期毎に
駆動波形COMの温度補正を行ってもよい。但し、温度
補正の周期と、駆動波形の切換え周期とは、それぞれ任
意に設定可能である。例えば、温度補正の周期を1回分
の主走査に相当する期間とし、駆動波形の切換えの周期
を駆動波形の1周期としてもよい。
【0051】なお、温度の変化が小さいときには、必ず
しも温度補正を行わなくてもよい。従って、温度補正
は、温度変化があるしきい値以上に達した場合等のよう
に、温度補正が必要な場合にのみ行えばよい。
【0052】F.変形例:以上、本発明のいくつかの実
施の形態について説明したが、本発明はこのような実施
の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能で
ある。例えば、以下のような変形例が可能である。
【0053】F1.変形例1:上記実施例では、駆動波
形生成装置および駆動波形生成方法を、駆動素子を用い
た印刷装置に適用したが、その他のアクチュエータ等を
駆動する駆動波形生成装置,駆動波形生成方法としても
適用できる。
【0054】F2.変形例2:上記印刷装置の変形例で
は、印刷ヘッド50に温度センサ48を備えているが、
湿度センサを備えるようにして、湿度に応じて駆動波形
COMを最適に補正するようにしてもよい。即ち、温度
センサと湿度センサのうちの少なくとも1つを備えるよ
うにして、その検出結果に応じて補正された駆動波形デ
ータを用いて駆動波形の生成を行えばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置の全体構成を示すブロック図
である。
【図2】印刷ヘッドの電気的な構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の駆動波形生成回路の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図4】メモリ内に駆動波形データを書き込むタイミン
グを示すタイミングチャートである。
【図5】駆動波形を生成していく過程を説明する説明図
である。
【図6】マルチショットドット(MS)用の駆動波形を
示すタイミングチャートである。
【図7】バリアブルサイズドット(VSD)用の駆動波
形を示すタイミングチャートである。
【図8】駆動波形の1周期と画素との関係を示す説明図
である。
【図9】2種類の駆動波形を用いた場合の駆動波形の切
換えタイミングの一例を示す説明図である。
【図10】3種類の駆動波形を用いた場合の駆動波形の
切換えタイミングの一例を示す説明図である。
【図11】本発明の変形例としての印刷装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図12】駆動波形の温度補正について説明する説明図
である。
【図13】大きさの異なる複数種類のドットを形成する
ための駆動波形の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
23…紙送りモータ 24…キャリッジモータ 40…制御回路 41…インタフェース 42…RAM 42A…受信バッファ 42B…中間バッファ 42C…出力バッファ 43…ROM 44…発振回路 45…制御部 46…駆動波形生成回路 48…温度センサ 50…印刷ヘッド 51A〜51N…シフトレジスタ 52A〜52N…ラッチ回路 53A〜53N…レベルシフタ 54A〜54N…スイッチ回路 55A〜55N…ピエゾ素子 60…メモリ 62…第1ラッチ 64…加算器 66…第2ラッチ 68…累算部 68a…累算部 70…D/A変換器 72…電圧増幅部 74…電流増幅部 90…コンピュータ 99…プリンタ 100…駆動波形生成回路 102…メモリ 104…累算部 106…D/A変換器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ヘッドの駆動素子を駆動させるため
    の駆動波形を生成する駆動波形生成方法であって、 互いに形状の異なる複数種類の駆動波形を、1画素区間
    に相当する前記駆動波形の1周期毎に所定の順序で順次
    発生させることを特徴とする駆動波形生成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の駆動波形生成方法であっ
    て、 (a)メモリ内の前記駆動波形を生成するために使用す
    る複数の駆動波形データを1画素区間に相当する前記駆
    動波形の1周期毎に更新する工程と、 (b)前記メモリから前記駆動波形データを、それぞれ
    所定のタイミングで1つずつ順次選択する工程と、 (c)前記選択された駆動波形データを、所定の累算タ
    イミングで順次累算する工程と、 (d)前記累算によって得られた累算結果をデジタル/
    アナログ変換することによって駆動波形信号を生成する
    工程と、 を備える、 駆動波形生成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の駆動波形生成方法であっ
    て、 前記工程(a)は、必要に応じて環境温度と環境湿度の
    うちの少なくとも1つに応じて補正された駆動波形デー
    タを前記メモリに供給する工程を含む、 駆動波形生成方法。
  4. 【請求項4】 印刷ヘッドの駆動素子を駆動させるため
    の駆動波形を生成する駆動波形生成装置であって、 前記駆動波形を生成するために使用する複数の駆動波形
    データを記憶するためのメモリと、 前記メモリからそれぞれ所定の読出しタイミングで1つ
    ずつ順次読み出された前記駆動波形データを、所定の累
    算タイミングで順次累算していく累算部と、 前記累算部で得られた複数ビットの累算結果をデジタル
    /アナログ変換して駆動波形信号を生成するデジタル/
    アナログ変換器と、 前記メモリ内の複数の駆動波形データを1画素区間に相
    当する前記駆動波形の1周期毎に所定の順序で順次発生
    させる制御部と、 を備える、駆動波形生成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の駆動波形生成装置であっ
    て、更に、 環境温度を検出する温度センサと、環境湿度を検出する
    湿度センサとのうちの少なくとも1つを備え、 前記制御部は、必要に応じて前記環境温度と前記環境湿
    度のうちの少なくとも1つに応じて補正された駆動波形
    データを前記メモリに供給する、 駆動波形生成装置。
  6. 【請求項6】 印刷すべき画像の印刷データに基づい
    て、印刷媒体上に画像を記録する印刷装置であって、 複数のノズルと前記複数のノズルを駆動してインク滴を
    吐出させるための複数の駆動素子とを有する印刷ヘッド
    と、 請求項4または5記載の駆動波形生成装置と、 を備える、印刷装置。
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